JP2001158757A - ポリプレノール類の製造方法 - Google Patents

ポリプレノール類の製造方法

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JP2001158757A
JP2001158757A JP34207099A JP34207099A JP2001158757A JP 2001158757 A JP2001158757 A JP 2001158757A JP 34207099 A JP34207099 A JP 34207099A JP 34207099 A JP34207099 A JP 34207099A JP 2001158757 A JP2001158757 A JP 2001158757A
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Toshihide Tanimoto
寿英 谷本
Shigeki Kikuyama
茂樹 菊山
Koichi Kanehira
浩一 金平
Hironobu Tamai
洋進 玉井
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Kuraray Co Ltd
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ポリプレノール類を温和な条件で生産性良
く、高収率、高選択率で工業的に有利に製造する方法の
提供。 【解決手段】 一般式(I) で示されるアリルハライド化合物に、一般式(III) M1AHpL1 4-p (III) で示されるアルミニウム化合物または一般式(IV) M2BHqL2 4-q (IV) で示されるホウ素化合物を接触させることを特徴とする
一般式(II) 具体的には、例えば1−ベンジルオキシ−3,7,1
1,15,19,23,27−ヘプタメチル−6,1
0,14,18,22,26−オクタコサヘキサエンで
示されるポリプレノール類の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリプレノール類
の製造方法に関する。本発明により製造されるポリプレ
ノール類は、医薬またはその合成中間体として有用であ
り、例えば3,7,11,15,19,23,27−ヘ
プタメチル−6,10,14,18,22,26−オク
タコサヘキサエン−1−オールは、ヒトまたは動物の免
疫機能不全による疾患の予防薬または治療薬として有用
である(特開昭62−169724号参照)。
【0002】
【従来の技術】アリル位末端の還元法としては、ジメ
チルスルホキシドを溶媒とし、ハイドロボレーション阻
害剤として1,5−ヘキサジインの共存下に、NaBH
4を作用させる方法[ジャーナル・オブ・ジ・アメリカ
ン・ケミカル・ソサエティー(J.Am.Chem.S
oc.)、92巻、4463頁(1970年)参照]、
LiAlH4を作用させる方法[ジャーナル・オブ・
ジ・アメリカン・ケミカル・ソサエティー(J.Am.
Chem.Soc.)、95巻、553頁(1973
年)参照]、パラジウム触媒の存在下、ぎ酸ナトリウ
ムを水素源として用いる方法[ケミストリー・レターズ
(Chem Lett.)、1463頁(1986年)
参照]、パラジウム触媒の存在下、水素化ジイソブチ
ルアルミニウムを水素源として用いる方法[ジャーナル
・オブ・ジ・オーガニック・ケミストリー(J.Or
g.Chem.)、56巻、2918頁(1991年)
参照]などが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】末端アリルハライドよ
りポリプレノール類を合成しようとする場合、単に脱ハ
ロゲン化するだけでなく、位置選択的に炭素−炭素二重
結合を構築すること、また工業的に有利に実施し得るこ
とが必要となる。末端アリルハライドの脱ハロゲン化に
際し、上記の方法は、ハイドロボレーション阻害剤と
して用いる1,5−ヘキサジインが高価であるという問
題点がある。上記の方法はハロゲン化アルキルに適用
した例であるが、収率が低い。上記の方法では、炭素
−炭素二重結合の位置異性体が多く存在するため、選択
性の面で問題がある。また上記の方法では、炭素−炭
素二重結合の位置選択性は高いものの、反応温度として
−78℃の極低温が必要であり、さらにパラジウム触媒
が高価であるという問題点がある。さらに、これらの方
法を適用して末端アリルハライドよりポリプレノール類
を製造した例はこれまでに知られていない。以上の状況
を鑑み、本発明者らは一般式(V)
【0004】
【化15】
【0005】(式中、V’、W’およびX’は、V’が
ハロゲン原子を表し、かつW’およびX’が一緒になっ
て炭素−炭素結合を表すか、またはX’がハロゲン原子
を表し、かつV’およびW’が一緒になって炭素−炭素
結合を表し;Y’およびZ’はそれぞれ水素原子を表す
か、または一緒になって炭素−炭素結合を表し;Aは水
酸基の保護基を表し;n’は0または1以上の整数を表
す。)で示される化合物に、アルカリ金属の有機錯体を
接触させることを特徴とするポリプレノール類の製造方
法を開発し、先に出願した(特開平11−5759号公
報参照)。
【0006】この方法によれば、ポリプレノール類を選
択的に有利に製造し得る。しかしながら、本発明者らが
さらに検討したところ、かかる方法では反応温度が−2
0℃程度より高温である場合には脱ハロゲン化の選択性
が低下する傾向が認められた。すなわち、高選択的にポ
リプレノール類を製造するためには、反応時に、反応系
を−40〜−30℃付近に保つための冷却設備が必要と
なる。また、生産性の向上の観点から、高い原料濃度に
おける反応を詳細に検討したところ、比較例1に示すよ
うに、原料濃度が15%程度を越えるような反応条件で
は反応収率が低下する傾向も認められた。さらに、本方
法では局所的な発熱が激しく反応系の温度制御が困難で
反応選択性が安定しないこと、アルカリ金属の有機錯体
を調製する際に扱う必要のあるアルカリ金属は常温で固
体である上、少量の水の存在下で発火するなどの危険が
あること、調製したアルカリ金属の有機錯体も粘性が高
いため取り扱いにくく、寿命が短いことなどの問題点を
有しており、これらさまざまな点でなお改良の余地があ
る。しかして、本発明の目的は、ポリプレノール類を温
和な条件で生産性良く、高収率、高選択率で工業的に有
利に製造し得る方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記の
目的は、(1)一般式(I)
【0008】
【化16】
【0009】(式中、V、WおよびXは、Vがハロゲン
原子を表し、かつWおよびXが一緒になって炭素−炭素
結合を表すか、またはXがハロゲン原子を表し、かつV
およびWが一緒になって炭素−炭素結合を表し;Yおよ
びZはそれぞれ水素原子を表すか、または一緒になって
炭素−炭素結合を表し;R1は水素原子または水酸基の
保護基を表し;nは0または1以上の整数を表す。)で
示されるアリルハライド化合物(以下、アリルハライド
(I)と略称する)に、一般式(III)
【0010】
【化17】
【0011】(式中、M1はアルカリ金属を表し、L1
アルキル基またはアルコキシル基を表し、pは1〜4の
整数を表す。)で示されるアルミニウム化合物(以下、
アルミニウム化合物(III)と略称する)または一般
式(IV)
【0012】
【化18】
【0013】(式中、M2はアルカリ金属を表し、L2
アルキル基、アルコキシル基、アシルオキシ基またはシ
アノ基を表し、qは1〜3の整数を表す。)で示される
ホウ素化合物(以下、ホウ素化合物(IV)と略称す
る)を接触させることを特徴とする一般式(II)
【0014】
【化19】
【0015】(式中、Y、Zおよびnは前記定義のとお
りであり、R2は水素原子または水酸基の保護基を表
す。)で示されるポリプレノール類(以下、ポリプレノ
ール(II)と略称する)の製造方法、(2)一般式
(I−1)
【0016】
【化20】
【0017】(式中、V、W、X、Y、Zおよびnは前
記定義のとおりであり、R11は水酸基の保護基を表
す。)で示されるアリルハライド化合物(以下、アリル
ハライド(I−1)と略称する)に、アルミニウム化合
物(III)またはホウ素化合物(IV)を接触させ一
般式(II−1)
【0018】
【化21】
【0019】(式中、Y、Z、R11およびnは前記定義
のとおりである。)で示される化合物(以下、化合物
(II−1)と略称する)を得、次いで得られた化合物
(II−1)の水酸基の保護基を脱保護することを特徴
とする一般式(II−2)
【0020】
【化22】
【0021】(式中、Y、Zおよびnは前記定義のとお
りである。)で示されるポリプレノール類(以下、ポリ
プレノール(II−2)と略称する)の製造方法、およ
び(3)アリルハライド(I−1)の水酸基の保護基を
脱保護して一般式(I−2)
【0022】
【化23】
【0023】(式中、V、W、X、Y、Zおよびnは前
記定義のとおりである。)で示される化合物(以下、ア
リルハライド(I−2)と略称する)を得、次いで得ら
れたアリルハライド(I−2)にアルミニウム化合物
(III)またはホウ素化合物(IV)を接触させるこ
とを特徴とするポリプレノール(II−2)の製造方法
を提供することにより達成される。
【0024】
【発明の実施の形態】上記一般式中、R1およびR11
表す水酸基の保護基としては、水酸基の保護基として通
常知られている保護基であれば特に制限はなく、例えば
ホルミル基、アセチル基、トリクロロアセチル基、フェ
ノキシアセチル基、ブチリル基、イソブチリル基、ピバ
ロイル基、ベンゾイル基、p−メトキシベンゾイル基、
2,4,6−トリメチルベンゾイル基、アリルカルボニ
ル基、ベンジルカルボニル基、p−ニトロベンジルカル
ボニル基、アダマンチルカルボニル基などのアシル基;
メトキシメチル基、2−メトキシエトキシメチル基、1
−エトキシエチル基、テトラヒドロピラニル基などの1
−アルコキシアルキル基;ベンジル基、p−メトキシベ
ンジル基、o−ニトロベンジル基などのアラルキル基;
アリル基;t−ブチル基などのアルキル基;t−ブチル
ジメチルシリル基、トリメチルシリル基、t−ブチルジ
フェニルシリル基、トリイソプロピルシリル基、トリベ
ンジルシリル基などの三置換シリル基などが挙げられ
る。
【0025】VまたはXが表すハロゲン原子としては、
塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子などが挙げられる。M
1およびM2が表すアルカリ金属としては、例えばリチウ
ム、ナトリウムなどが挙げられる。
【0026】L1およびL2が表すアルキル基としては、
例えばメチル基、エチル基、n−ブチル基、イソブチル
基、s−ブチル基、1,2−ジメチルプロピル基などが
挙げられる。
【0027】L1およびL2が表すアルコキシル基として
は、例えばメトキシ基、2−メトキシエトキシ基、t−
ブトキシ基、トリエチルメトキシ基などが挙げられる。
【0028】L2が表すアシルオキシ基としては、例え
ばホルミルオキシ基、アセチルオキシ基、トリフルオロ
アセチルオキシ基などが挙げられる。
【0029】nは0または1以上の整数を表し、好まし
くは1〜7の整数を表す。
【0030】アルミニウム化合物(III)としては、
例えば水素化アルミニウムリチウム、水素化ビス(2−
メトキシエトキシ)アルミニウムナトリウム、水素化ト
リメトキシアルミニウムリチウム、水素化トリエトキシ
アルミニウムリチウム、水素化トリt−ブトキシアルミ
ニウムリチウムなどが挙げられる。これらの化合物は1
種類を単独で使用しても、2種類以上を混合して使用し
てもよい。また、これらの化合物に水素化アルミニウ
ム、水素化ジイソブチルアルミニウムなどの他の水素化
アルミニウム錯化合物をさらに併用しても差し支えな
い。本発明の方法では、アルミニウム化合物(III)
として、価格および入手の容易性の観点から、水素化ア
ルミニウムリチウムまたは水素化ビス(2−メトキシエ
トキシ)アルミニウムナトリウムを使用することが特に
好ましい。例えば水素化アルミニウムリチウムは、ペレ
ット状、溶液状または溶媒に可溶性なポリスチレン性バ
ッグに分包されたもの[ケメタル社(Chemetal
l G.m.b.H、 Frankfurt、Germ
any)60271参照]などのいずれの形態のものも
使用することができる。
【0031】ホウ素化合物(IV)としては、例えば水
素化トリエチルホウ素リチウム、水素化トリエチルホウ
素カリウム、水素化トリs−ブチルホウ素カリウム、水
素化トリs−ブチルホウ素リチウム、水素化トリ(1,
2−ジメチルプロピル)ホウ素リチウム、水素化トリ
(1,2−ジメチルプロピル)ホウ素カリウム、トリメ
トキシ水素化ホウ素ナトリウム、シアン化水素化ホウ素
ナトリウム、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウムな
どが挙げられる。これらの化合物は1種類を単独で使用
しても、2種類以上を混合して使用してもよい。これら
の中でも、入手および取り扱いの容易性、反応の選択性
の観点から、水素化トリエチルホウ素リチウムを使用す
ることが特に好ましい。
【0032】次に、本発明の製造方法を説明する。
【0033】工程(A):アリルハライド(I)にアル
ミニウム化合物(III)またはホウ素化合物(IV)
を接触させてポリプレノール(II)を得る工程
【0034】アルミニウム化合物(III)の使用量
は、アリルハライド(I)に対して0.2〜20モル倍
の範囲が好ましく、0.5〜12モル倍の範囲がより好
ましい。また、ホウ素化合物(IV)の使用量は、アリ
ルハライド(I)に対して0.3〜50モル倍の範囲が
好ましく、0.8〜30モル倍の範囲がより好ましい。
【0035】反応は、溶媒の存在下に行うことが好まし
い。溶媒としては、ジエチルエーテル、テトラヒドロフ
ラン、ジメトキシエタン、ジイソプロピルエーテル、ジ
n−ブチルエーテル、ジグライム、ジオキサンなどのエ
ーテル;トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素;ヘ
キサン、ヘプタンなどの脂肪族炭化水素が好ましく、テ
トラヒドロフランが特に好ましい。溶媒の使用量に特に
制限はないが、通常アリルハライド化合物(I)に対し
て、1〜20重量倍の範囲であるのが好ましく、生産性
の観点からは1〜6重量倍の範囲がより好ましい。
【0036】反応温度は、−20〜120℃の範囲が好
ましく、0〜50℃の範囲がより好ましい。
【0037】反応は、例えばアリルハライド(I)を溶
媒に溶解し、この溶液にアルミニウム化合物(III)
またはホウ素化合物(IV)を所定量添加して行う。ア
ルミニウム化合物(III)またはホウ素化合物(I
V)の添加方法に特に制限はなく、所定量を一括で添加
しても、また少量ずつ添加してもよい。
【0038】反応終了後、反応混合物からのポリプレノ
ール(II)の単離・精製は、通常の有機反応において
行われる単離・精製法と同様にして行うことができる。
例えば、反応混合物を硫酸水溶液などの酸水溶液に投入
し、n−ヘキサン、トルエンなどの炭化水素、ジイソプ
ロピルエーテルなどのエーテルなどの溶媒で抽出し、得
られた抽出液を濃縮して得られる粗生成物を必要に応じ
てさらに蒸留、カラムクロマトグラフィーなどにより精
製する。
【0039】なお、アリルハライド(I−1)にアルミ
ニウム化合物(III)またはホウ素化合物(IV)を
接触させて化合物(II−1)を得る工程、および化合
物(I−2)にアルミニウム化合物(III)またはホ
ウ素化合物(IV)を接触させてポリプレノール(II
−2)を得る工程についても、上記した工程と同様にし
て実施できる。
【0040】特に、アリルハライド(I−1)の水酸基
の保護基が、ホルミル基、アセチル基、トリクロロアセ
チル基、フェノキシアセチル基、ブチリル基、イソブチ
リル基、ピバロイル基、ベンゾイル基、p−メトキシベ
ンゾイル基、2,4,6−トリメチルベンゾイル基、ア
リルカルボニル基、ベンジルカルボニル基、p−ニトロ
ベンジルカルボニル基、アダマンチルカルボニル基など
のアシル基のようにアルミニウム化合物(III)また
はホウ素化合物(IV)により脱保護できる水酸基の保
護基である場合には、工程(A)の反応において、アル
ミニウム化合物(III)をアリルハライド(I−1)
に対して好ましくは1.5〜12モル倍の範囲で、また
はホウ素化合物(IV)をアリルハライド(I−1)に
対して好ましくは10〜30モル倍の範囲で用い、かつ
反応温度を20℃以上として反応させることにより、末
端アリルハライドを還元するだけでなく、次に述べる工
程(B)の水酸基の保護基を脱保護する反応を同時に行
い、ポリプレノール(II−2)に一段階で変換するこ
とも可能である。
【0041】工程(B):化合物(II−1)の水酸基
の保護基を脱保護してポリプレノール(II−2)を得
る工程
【0042】化合物(II−1)の水酸基の脱保護は、
通常水酸基の保護基を脱保護するに際して行われる方法
と同様の方法で行うことができる。例えば、水酸基の保
護基がベンジル基などのアラルキル基の場合には、塩化
アルミニウム、四塩化スズ、三弗化ホウ素エーテル錯体
などのルイス酸性化合物の存在下、N,N−ジメチルア
ニリン、パラ−メトキシ−N,N−ジメチルアニリン、
メタ−メトキシ−N,N−ジメチルアニリン、フェニル
スルフィド、フェノールなどに接触させることにより脱
保護する方法;ナトリウム−ナフタレン、リチウム−ナ
フタレン、ナトリウム−ビフェニル、リチウム−ビフェ
ニル、ナトリウム−アントラセン、リチウム−アントラ
センなどのアルカリ金属の有機錯体を接触させる方法;
ヨウ化トリメチルシランに接触させる方法などが挙げら
れる。また、水酸基の保護基がアセチル基などのアシル
基の場合には、水素化アルミニウムリチウム、水素化ビ
ス(2−メトキシエトキシ)アルミニウムナトリウム、
水素化トリメトキシアルミニウムリチウム、水素化トリ
エトキシアルミニウムリチウム、水素化トリt−ブトキ
シアルミニウムリチウム、水素化ジイソブチルアルミニ
ウムなどの水素化アルミニウム錯化合物または水素化ト
リエチルホウ素カリウムなどの水素化ホウ素錯化合物を
接触させる方法などが挙げられ、水酸基の保護基がメト
キシメチル基などの1−アルコキシアルキル基の場合に
は塩酸などの酸に接触させる方法などが挙げられ、水酸
基の保護基がt−ブチルジメチルシリル基、トリメチル
シリル基などの三置換シリル基の場合にはフッ化テトラ
ブチルアンモニウムに接触させる方法などが挙げられ
る。
【0043】得られたポリプレノール(II−2)は、
蒸留、カラムクロマトグラフィーなどの通常の精製手段
により、さらに純度を高めることができる。
【0044】なお、アリルハライド(I−1)の水酸基
の保護基を脱保護してアリルハライド(I−2)を得る
工程についても、上記した通常水酸基の保護基を脱保護
するに際して行われる方法と同様の方法で行うことがで
きる。
【0045】特に、アリルハライド(I−1)の水酸基
の保護基が、ホルミル基、アセチル基、トリクロロアセ
チル基、フェノキシアセチル基、ブチリル基、イソブチ
リル基、ピバロイル基、ベンゾイル基、p−メトキシベ
ンゾイル基、2,4,6−トリメチルベンゾイル基、ア
リルカルボニル基、ベンジルカルボニル基、p−ニトロ
ベンジルカルボニル基、アダマンチルカルボニル基など
のアシル基のようにアルミニウム化合物(III)また
はホウ素化合物(IV)により脱保護できる水酸基の保
護基である場合には、工程(B)の反応において、アル
ミニウム化合物(III)をアリルハライド(I−1)
に対して好ましくは1.5〜12モル倍の範囲で用い、
またはホウ素化合物(IV)をアリルハライド(I−
1)に対して好ましくは10〜30モル倍の範囲で用
い、かつ反応温度を20℃以上として反応させることに
より、水酸基の保護基を脱保護してアリルハライド(I
−2)を得るにとどまらず、工程(A)で述べた末端ア
リルハライドを還元する反応を同時に行い、ポリプレノ
ール(II−2)に一段階で変換することも可能であ
る。
【0046】なお、アリルハライド(I)は一般式(V
I)
【0047】
【化24】
【0048】(式中、Y、Z、R1およびnは前記定義
のとおりである。)で示されるアリルアルコールを、例
えばジイソプロピルエーテルなどのエーテル中で塩化チ
オニル、三塩化リン、三臭化リンなどでハロゲン化する
ことにより容易に製造することができる(特開平9−1
24525号公報参照)。
【0049】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例により何ら限定されるも
のではない。
【0050】参考例1 窒素置換した100mlの反応容器に、1−ベンジルオ
キシ−3,7,11,15,19,23,27−ヘプタ
メチル−6,10,14,18,22,27−オクタコ
サヘキサエン−26−オール8.77g(14.5ミリ
モル;一般式(V)で示される化合物; Y=Z=水素
原子、R1=ベンジル基、n=5)およびジメチルホルム
アミド0.0106g(0.145ミリモル)を入れ、
ジイソプロピルエーテル40mlを加えて溶解させ、−
5〜0℃に冷却した。この溶液に、ジイソプロピルエー
テル8mlに溶解させたチオニルクロライド2.76g
(23.2ミリモル)を−5〜0℃の範囲の温度で滴下
し、さらに同温度で1時間反応させたのち、反応温度を
25℃まで昇温し、25℃で3時間反応させた。反応混
合物を10%炭酸水素ナトリウム水溶液132g中に、
発泡に注意しながらゆっくり加え、ジイソプロピルエー
テルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、溶媒を
留去した。得られた残留物12.64gを高速液体クロ
マトグラフィー(HPLC)により分析したところ、1
−ベンジルオキシ−28−クロロ−3,7,11,1
5,19,23,27−ヘプタメチル−6,10,1
4,18,22,26−オクタコサヘキサエンおよび1
−ベンジルオキシ−26−クロロ−3,7,11,1
5,19,23,27−ヘプタメチル−6,10,1
4,18,22,27−オクタコサヘキサエンの混合物
8.38gを含んでいた(クロライド化合物の含有量6
6.3%、混合比;1級クロライド:2級クロライド=
95:5、1−ベンジルオキシ−3,7,11,15,
19,23,27−ヘプタメチル−6,10,14,1
8,22,27−オクタコサヘキサエン−26−オール
からの収率:93%)。
【0051】参考例2 アルゴン置換した500mlの反応容器にテトラヒドロ
フラン30.0gを入れ、1−ベンジルオキシ−3,
7,11,15,19,23,27−ヘプタメチル−
6,10,14,18,22,27−オクタコサヘキサ
エン−26−オール9.00g(含有量95.0重量
%、14.2ミリモル;一般式(V)で示される化合
物;Y=Z=水素原子、R11=ベンジル基、n=5)を
加えて溶解させ、−30℃に冷却した。この溶液に2.
10gのジエチルアミン(28.7ミリモル)を加え、
次いでナトリウム−ナフタレン21.3g(141ミリ
モル)を含むテトラヒドロフラン溶液124.0gを−
25〜−20℃の範囲の温度で20分かけて滴下し、滴
下終了後−20℃にて1時間反応させた。反応混合物を
飽和塩化アンモニウム水溶液500ml中へあけ、ジイ
ソプロピルエーテルで抽出し、抽出液を5%塩酸水20
gで洗浄し、溶媒などの低沸成分を留去した。得られた
残留物をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製し、
3,7,11,15,19,23,27−ヘプタメチル
−6,10,14,18,22,27−オクタコサヘキ
サエン−1,26−ジオールを含む粗生成物5.64g
を得た。
【0052】次に、窒素置換した50mlの反応容器に
ピリジン60.0gを入れ、上記で得られた3,7,1
1,15,19,23,27−ヘプタメチル−6,1
0,14,18,22,27−オクタコサヘキサエン−
1,26−ジオールを含む粗生成物5.64gを加えて
溶解させ、ピバロイルクロライド1.82g(15.0
ミリモル)を−5〜0℃の範囲の温度で滴下し、さらに
同温度で1時間反応させたのち、反応温度を25℃まで
昇温し、25℃で1時間反応させた。反応混合物に水1
0gを加えジイソプロピルエーテル10mlで抽出し
た。抽出液を飽和食塩水、2%炭酸水素ナトリウム水溶
液および10%食塩水で洗浄した後、溶媒を留去した。
得られた残留物8.67gをシリカゲルクロマトグラフ
ィーにより精製し、1−ピバロイルオキシ−3,7,1
1,15,19,23,27−ヘプタメチル−6,1
0,14,18,22,27−オクタコサヘキサエン−
26−オールを含む粗生成物5.88gを得た。
【0053】続いて、窒素置換した100mlの反応容
器に、上記で得られた1−ピバロイルオキシ−3,7,
11,15,19,23,27−ヘプタメチル−6,1
0,14,18,22,27−オクタコサヘキサエン−
26−オールを含む粗生成物5.88gおよびジメチル
ホルムアミド0.0073g(0.10ミリモル)を入
れ、ジイソプロピルエーテル10mlを加えて溶解さ
せ、−5〜0℃に冷却した。この溶液に、ジイソプロピ
ルエーテル8mlに溶解させたチオニルクロライド1.
88g(15.8ミリモル)を−5〜0℃の範囲の温度
で滴下し、さらに同温度で1時間反応させたのち、反応
温度を25℃まで昇温し、25℃で3時間反応させた。
反応混合物を10%炭酸水素ナトリウム水溶液100g
中に、発泡に注意しながらゆっくり加え、ジイソプロピ
ルエーテルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、
溶媒を留去した。得られた残留物7.43gをHPLC
により分析したところ、28−クロロ−3,7,11,
15,19,23,27−ヘプタメチル−6,10,1
4,18,22,26−オクタコサヘキサエニル ピバ
ロエートおよび26−クロロ−3,7,11,15,1
9,23,27−ヘプタメチル−6,10,14,1
8,22,27−オクタコサヘキサエニル ピバロエー
トの混合物4.16g(クロライド化合物の含有量5
6.0重量%)を含んでいた(混合比;1級クロライ
ド:2級クロライド=95:5、1−ベンジルオキシ−
3,7,11,15,19,23,27−ヘプタメチル
−6,10,14,18,22,27−オクタコサヘキ
サエン−26−オールからの収率47%)。
【0054】実施例1 1−ベンジルオキシ−3,7,11,15,19,2
3,27−ヘプタメチル−6,10,14,18,2
2,26−オクタコサヘキサエン(化合物(II−
1);Y=Z=水素原子、R11=ベンジル基、n=5)
の合成 アルゴン置換した100mlの反応容器に、テトラヒド
ロフラン10.0gおよび水素化アルミニウムリチウム
0.22g(5.8ミリモル)を入れて溶解させ、0〜
10℃に冷却した。この溶液に、参考例1の方法で得ら
れた1−ベンジルオキシ−28−クロロ−3,7,1
1,15,19,23,27−ヘプタメチル−6,1
0,14,18,22,26−オクタコサヘキサエンお
よび1−ベンジルオキシ−26−クロロ−3,7,1
1,15,19,23,27−ヘプタメチル−6,1
0,14,18,22,27−オクタコサヘキサエンの
混合物6.00g(混合比;1級クロライド:2級クロ
ライド=95:5、含有量66.3重量%、6.4ミリ
モル)を0〜10℃の範囲の温度で滴下し、さらに同温
度で0.5時間反応させた後25℃まで昇温し、6時間
反応させた(反応液中のクロライド化合物の含有量:2
4.5重量%)。反応混合物に、アセトン2gを発熱に
注意しながらゆっくり加え、その後10%硫酸水溶液1
0gを加え攪拌し、分液した。有機層を2%炭酸水素ナ
トリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄し、溶媒などの
低沸成分を留去した。得られた残留物4.30gをHP
LCにより分析したところ、1−ベンジルオキシ−3,
7,11,15,19,23,27−ヘプタメチル−
6,10,14,18,22,26−オクタコサヘキサ
エン3.12gを含んでいた。(1−ベンジルオキシ−
28−クロロ−3,7,11,15,19,23,27
−ヘプタメチル−6,10,14,18,22,26−
オクタコサヘキサエンおよび1−ベンジルオキシ−26
−クロロ−3,7,11,15,19,23,27−ヘ
プタメチル−6,10,14,18,22,27−オク
タコサヘキサエンの混合物からの収率:83%)。
【0055】比較例1 1−ベンジルオキシ−3,7,11,15,19,2
3,27−ヘプタメチル−6,10,14,18,2
2,26−オクタコサヘキサエン(化合物(II−
1); Z=水素原子、R11=ベンジル基、n=5)の
合成 アルゴン置換した100mlの反応容器に、テトラヒド
ロフラン5.0gを入れ、参考例1の方法で得られた1
−ベンジルオキシ−28−クロロ−3,7,11,1
5,19,23,27−ヘプタメチル−6,10,1
4,18,22,26−オクタコサヘキサエンおよび1
−ベンジルオキシ−26−クロロ−3,7,11,1
5,19,23,27−ヘプタメチル−6,10,1
4,18,22,27−オクタコサヘキサエンの混合物
6.00g(混合比;1級クロライド:2級クロライド
=95:5、含有量66.3重量%、6.4ミリモル)
を加えて溶解させ、−30℃に冷却した。この溶液に
0.94gのジエチルアミン(12.9ミリモル)を加
え、次いでナトリウム−ナフタレン2.13g(14.
1ミリモル)を含むテトラヒドロフラン溶液12.4g
を20分かけて滴下し、滴下終了後−30℃にて1時間
反応させた(反応液中のクロライド化合物の含有量:1
6.3重量%)。反応液はかなり粘調になり攪拌が困難
であった。反応混合物を飽和塩化アンモニウム水溶液1
00ml中へあけ、ジイソプロピルエーテルで抽出し抽
出液を飽和食塩水で洗浄し、得られた有機層を高速液体
クロマトグラフィー(HPLC)により分析したとこ
ろ、1−ベンジルオキシ−3,7,11,15,19,
23,27−ヘプタメチル−6,10,14,18,2
2,26−オクタコサヘキサエン2.56gを含んでい
た(1−ベンジルオキシ−28−クロロ−3,7,1
1,15,19,23,27−ヘプタメチル−6,1
0,14,18,22,26−オクタコサヘキサエンお
よび1−ベンジルオキシ−26−クロロ−3,7,1
1,15,19,23,27−ヘプタメチル−6,1
0,14,18,22,27−オクタコサヘキサエンの
混合物からの収率:68%)。なお、脱ベンジル化した
ものは生成しておらず、原料であるアリルクロライドは
完全に消失していた。
【0056】実施例2 3,7,11,15,19,23,27−ヘプタメチル
−6,10,14,18,22,26−オクタコサヘキ
サエン−1−オール(ポリプレノール(II−2);Y
=Z=水素原子、n=5)の合成 アルゴン置換した200mlの反応容器にトルエン1
0.5gおよび塩化アルミニウム4.94gを入れて溶
解させ、次いでN,N−ジメチルアニリン5.39gを
加えて0〜10℃に冷却した。この溶液に、実施例1で
得られた1−ベンジルオキシ−3,7,11,15,1
9,23,27−ヘプタメチル−6,10,14,1
8,22,26−オクタコサヘキサエン3.16gを含
む粗生成物4.21gを0〜10℃の範囲の温度で滴下
し、さらに同温度で0.5時間反応させた後、25℃ま
で昇温し、3時間反応させた。反応混合物に10%硫酸
水溶液60gを加え攪拌し、分液した。有機層を2%炭
酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄し、得
られた有機層をHPLCにより分析したところ、3,
7,11,15,19,23,27−ヘプタメチル−
6,10,14,18,22,26−オクタコサヘキサ
エン−1−オール2.31gを得た(1−ベンジルオキ
シ−3,7,11,15,19,23,27−ヘプタメ
チル−6,10,14,18,22,27−オクタコサ
ヘキサエン−26−オールからの収率:86%)。
【0057】実施例3 28−クロロ−3,7,11,15,19,23,27
−ヘプタメチル−6,10,14,18,22,26−
オクタコサヘキサエン−1−オールおよび26−クロロ
−3,7,11,15,19,23,27−ヘプタメチ
ル−6,10,14,18,22,27−オクタコサヘ
キサエン−1−オール(ポリプレノール(I−2);V
=塩素原子、WおよびX=炭素−炭素結合またはX=塩
素原子、VおよびW=炭素−炭素結合、Y=Z=水素原
子、n=5)の合成 アルゴン置換した10mlの反応容器に、テトラヒドロ
フラン2.5gおよび水素化アルミニウムリチウム0.
08g(2.1ミリモル)を入れて溶解させ、−15〜
−10℃に冷却した。この溶液に、参考例2の方法で得
られた28−クロロ−3,7,11,15,19,2
3,27−ヘプタメチル−6,10,14,18,2
2,26−オクタコサヘキサエニル ピバロエートおよ
び26−クロロ−3,7,11,15,19,23,2
7−ヘプタメチル−6,10,14,18,22,27
−オクタコサヘキサエニル ピバロエートの混合物1.
08g(混合比;1級クロライド:2級クロライド=9
5:5、含有量56.0重量%、0.98ミリモル)を
−15〜−10℃の範囲の温度で滴下し、さらに同温度
で0.5時間反応させた。反応混合物にアセトン0.5
gを発熱に注意しながらゆっくり加え、その後10%硫
酸水溶液3.5gを加え攪拌し、分液した。有機層を2
%炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄
し、溶媒などの低沸成分を留去した。得られた残留物
0.68gをHPLCで分析したところ、28−クロロ
−3,7,11,15,19,23,27−ヘプタメチ
ル−6,10,14,18,22,26−オクタコサヘ
キサエン−1−オールおよび26−クロロ−3,7,1
1,15,19,23,27−ヘプタメチル−6,1
0,14,18,22,27−オクタコサヘキサエン−
1−オールを0.52g含んでいた(含有量76.6重
量%、28−クロロ−3,7,11,15,19,2
3,27−ヘプタメチル−6,10,14,18,2
2,26−オクタコサヘキサエニル ピバロエートおよ
び26−クロロ−3,7,11,15,19,23,2
7−ヘプタメチル−6,10,14,18,22,27
−オクタコサヘキサエニル ピバロエートの混合物から
の収率:91%)。
【0058】実施例4 3,7,11,15,19,23,27−ヘプタメチル
−6,10,14,18,22,26−オクタコサヘキ
サエン−1−オール(ポリプレノール(II−2);Y
=Z=水素原子、n=5)の合成 アルゴン置換した10mlの反応容器に、テトラヒドロ
フラン2.0gおよび水素化アルミニウムリチウム0.
08g(2.1ミリモル)を入れて溶解させ、0〜10
℃に冷却した。この溶液に、実施例3で得られた28−
クロロ−3,7,11,15,19,23,27−ヘプ
タメチル−6,10,14,18,22,26−オクタ
コサヘキサエン−1−オールおよび26−クロロ−3,
7,11,15,19,23,27−ヘプタメチル−
6,10,14,18,22,27−オクタコサヘキサ
エン−1−オールの混合物0.68g(混合比;1級ク
ロライド:2級クロライド=95:5、含有量76.6
重量%)を0〜10℃の範囲の温度で滴下し、さらに同
温度で0.5時間反応させた後、反応温度を室温まで昇
温し、25℃で6時間反応させた。反応混合物に、アセ
トン0.5gを発熱に注意しながらゆっくり加え、その
後10%硫酸水溶液3.5gを加え攪拌し、分液した。
有機層を2%炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩
水で洗浄し、溶媒などの低沸成分を留去した。得られた
残留物0.51gをHPLCにより分析したところ、
3,7,11,15,19,23,27−ヘプタメチル
−6,10,14,18,22,26−オクタコサヘキ
サエン−1−オール0.35gを含んでいた(28−ク
ロロ−3,7,11,15,19,23,27−ヘプタ
メチル−6,10,14,18,22,26−オクタコ
サヘキサエニル ピバロエートおよび26−クロロ−
3,7,11,15,19,23,27−ヘプタメチル
−6,10,14,18,22,27−オクタコサヘキ
サエニル ピバロエートの混合物からの収率:72
%)。
【0059】実施例5 3,7,11,15,19,23,27−ヘプタメチル
−6,10,14,18,22,26−オクタコサヘキ
サエン−1−オール(ポリプレノール(II−2);Y
=Z=水素原子、n=5)の合成 アルゴン置換した50mlの反応容器に、テトラヒドロ
フラン4.0gおよび水素化アルミニウムリチウム0.
15g(3.95ミリモル)を溶解させ、0〜10℃に
冷却した。この溶液に、参考例1の方法で得られた28
−クロロ−3,7,11,15,19,23,27−ヘ
プタメチル−6,10,14,18,22,26−オク
タコサヘキサエニル ピバロエートおよび26−クロロ
−3,7,11,15,19,23,27−ヘプタメチ
ル−6,10,14,18,22,27−オクタコサヘ
キサエニル ピバロエートの混合物1.60g(混合
比;1級クロライド:2級クロライド=95:5、含有
量56.0重量%、1.5ミリモル)を0〜10℃の範
囲の温度で滴下し、さらに同温度で0.5時間反応させ
た後25℃まで昇温し、6時間反応させた。反応混合物
に、アセトン1.0gを発熱に注意しながらゆっくり加
え、その後10%硫酸水溶液6gを加え攪拌し、分液し
た。有機層を2%炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和
食塩水で洗浄し、溶媒などの低沸成分を留去した。得ら
れた残留物1.07gをHPLCにより分析したとこ
ろ、3,7,11,15,19,23,27−ヘプタメ
チル−6,10,14,18,22,26−オクタコサ
ヘキサエン−1−オール0.57gを含んでいた(28
−クロロ−3,7,11,15,19,23,27−ヘ
プタメチル−6,10,14,18,22,26−オク
タコサヘキサエニル ピバロエートおよび26−クロロ
−3,7,11,15,19,23,27−ヘプタメチ
ル−6,10,14,18,22,27−オクタコサヘ
キサエニル ピバロエートの混合物からの収率:77
%)。
【0060】実施例6 1−ベンジルオキシ−3,7,11,15,19,2
3,27−ヘプタメチル−6,10,14,18,2
2,26−オクタコサヘキサエン(化合物(II−
1); Y=Z=水素原子、R11=ベンジル基、n=
5)の合成 アルゴン置換した100mlの反応容器に、テトラヒド
ロフラン15.0gおよび水素化アルミニウムリチウム
0.22g(5.8ミリモル)を入れて溶解させ、0〜
10℃に冷却した。この溶液に、参考例1の方法で得ら
れた1−ベンジルオキシ−28−クロロ−3,7,1
1,15,19,23,27−ヘプタメチル−6,1
0,14,18,22,26−オクタコサヘキサエンお
よび1−ベンジルオキシ−26−クロロ−3,7,1
1,15,19,23,27−ヘプタメチル−6,1
0,14,18,22,27−オクタコサヘキサエンの
混合物6.00g(混合比;1級クロライド:2級クロ
ライド=95:5、含有量66.3重量%、6.4ミリ
モル)を0〜10℃の範囲の温度で滴下し、さらに同温
度で0.5時間反応させた後、反応温度を室温まで昇温
し、25℃で6時間反応させた(反応液中のクロライド
化合物の含有量:18.7重量%)。反応混合物に、ア
セトン2gを発熱に注意しながらゆっくり加え、その後
10%硫酸水溶液10gを加え攪拌し、分液した。有機
層を2%炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で
洗浄し、溶媒などの低沸成分を留去した。得られた残留
物4.21gをHPLCにより分析したところ、1−ベ
ンジルオキシ−3,7,11,15,19,23,27
−ヘプタメチル−6,10,14,18,22,26−
オクタコサヘキサエン3.16gを含んでいた(1−ベ
ンジルオキシ−28−クロル−3,7,11,15,1
9,23,27−ヘプタメチル−6,10,14,1
8,22,26−オクタコサヘキサエンおよび1−ベン
ジルオキシ−26−クロル−3,7,11,15,1
9,23,27−ヘプタメチル−6,10,14,1
8,22,27−オクタコサヘキサエンの混合物からの
収率:84%)。
【0061】実施例7 1−ベンジルオキシ−3,7,11,15,19,2
3,27−ヘプタメチル−6,10,14,18,2
2,26−オクタコサヘキサエン(化合物(II−
1); Y=Z=水素原子、R11=ベンジル基、n=
5)の合成 アルゴン置換した100mlの反応容器に、テトラヒド
ロフラン10.0gを入れ、参考例1の方法で得られた
1−ベンジルオキシ−28−クロロ−3,7,11,1
5,19,23,27−ヘプタメチル−6,10,1
4,18,22,26−オクタコサヘキサエンおよび1
−ベンジルオキシ−26−クロロ−3,7,11,1
5,19,23,27−ヘプタメチル−6,10,1
4,18,22,27−オクタコサヘキサエンの混合物
6.00g(混合比;1級クロライド:2級クロライド
=95:5、含有量66.3重量%、6.4ミリモル)
を入れて溶解させ、0〜10℃に冷却した。この溶液
に、水素化トリエチルホウ素リチウムの1.0Mテトラ
ヒドロフラン溶液38.4ml(38.4ミリモル)を
0〜10℃の範囲の温度で滴下し、滴下終了後、25℃
まで昇温し、1時間反応させた。反応混合物に、アセト
ン10gを発熱に注意しながらゆっくり加え、その後1
0%硫酸水溶液50gを加え攪拌し、分液した。有機層
を2%炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗
浄し、溶媒などの低沸成分を留去した。得られた残留物
5.10gをHPLCにより分析したところ、1−ベン
ジルオキシ−3,7,11,15,19,23,27−
ヘプタメチル−6,10,14,18,22,26−オ
クタコサヘキサエン2.86gを含んでいた(1−ベン
ジルオキシ−28−クロロ−3,7,11,15,1
9,23,27−ヘプタメチル−6,10,14,1
8,22,26−オクタコサヘキサエンおよび1−ベン
ジルオキシ−26−クロロ−3,7,11,15,1
9,23,27−ヘプタメチル−6,10,14,1
8,22,27−オクタコサヘキサエンの混合物からの
収率:76%)。
【0062】実施例8 1−ベンジルオキシ−3,7,11,15,19,2
3,27−ヘプタメチル−6,10,14,18,2
2,26−オクタコサヘキサエン(化合物(II−
1); Y=Z=水素原子、R11=ベンジル基、n=
5)の合成 アルゴン置換した100mlの反応容器に、テトラヒド
ロフラン10.0gを入れ、参考例1の方法で得られた
1−ベンジルオキシ−28−クロロ−3,7,11,1
5,19,23,27−ヘプタメチル−6,10,1
4,18,22,26−オクタコサヘキサエンおよび1
−ベンジルオキシ−26−クロロ−3,7,11,1
5,19,23,27−ヘプタメチル−6,10,1
4,18,22,27−オクタコサヘキサエンの混合物
6.00g(混合比;1級クロライド:2級クロライド
=95:5、含有量66.3重量%、6.4ミリモル)
を入れて溶解させ、0〜10℃に冷却した。この溶液
に、水素化ジイソブチルアルミニウムの1.0Mテトラ
ヒドロフラン溶液25.6ml(25.6ミリモル)と
水素化ビス(2−メトキシエトキシ)アルミニウムナト
リウムの1.0Mトルエン溶液25.6ml(25.6
ミリモル)の混合液を10〜20℃の範囲の温度で滴下
し、滴下終了後、昇温し、還流下で2時間反応させた。
反応混合物にアセトン10gを発熱に注意しながらゆっ
くり加え、その後10%硫酸水溶液50gを加え攪拌
し、分液した。有機層を2%炭酸水素ナトリウム水溶液
および飽和食塩水で洗浄し、溶媒などの低沸成分を留去
した。得られた残留物4.50gをHPLCにより分析
したところ、1−ベンジルオキシ−3,7,11,1
5,19,23,27−ヘプタメチル−6,10,1
4,18,22,26−オクタコサヘキサエン3.20
gを含んでいた。(1−ベンジルオキシ−28−クロロ
−3,7,11,15,19,23,27−ヘプタメチ
ル−6,10,14,18,22,26−オクタコサヘ
キサエンおよび1−ベンジルオキシ−26−クロロ−
3,7,11,15,19,23,27−ヘプタメチル
−6,10,14,18,22,27−オクタコサヘキ
サエンの混合物からの収率:85%)。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、ポリプレノール類を温
和な条件で生産性良く、高収率、高選択率で工業的に有
利に製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07C 33/025 C07C 33/025 43/17 43/17 43/176 43/176 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 (72)発明者 玉井 洋進 新潟県北蒲原郡中条町倉敷町2番28号 株 式会社クラレ内 Fターム(参考) 4H006 AA02 AC13 AC80 BB11 BB15 BB25 BC10 BC35 BE22 BE23 FC78 GP01 4H039 CA29 CG20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中、V、WおよびXは、Vがハロゲン原子を表し、
    かつWおよびXが一緒になって炭素−炭素結合を表す
    か、またはXがハロゲン原子を表し、かつVおよびWが
    一緒になって炭素−炭素結合を表し;YおよびZはそれ
    ぞれ水素原子を表すか、または一緒になって炭素−炭素
    結合を表し;R1は水素原子または水酸基の保護基を表
    し;nは0または1以上の整数を表す。)で示されるア
    リルハライド化合物に、一般式(III) 【化2】 (式中、M1はアルカリ金属を表し、L1はアルキル基ま
    たはアルコキシル基を表し、pは1〜4の整数を表
    す。)で示されるアルミニウム化合物または一般式(I
    V) 【化3】 (式中、M2はアルカリ金属を表し、L2はアルキル基、
    アルコキシル基、アシルオキシ基またはシアノ基を表
    し、qは1〜3の整数を表す。)で示されるホウ素化合
    物を接触させることを特徴とする一般式(II) 【化4】 (式中、Y、Zおよびnは前記定義のとおりであり、R
    2は水素原子または水酸基の保護基を表す。)で示され
    るポリプレノール類の製造方法。
  2. 【請求項2】 一般式(I−1) 【化5】 (式中、V、WおよびXは、Vがハロゲン原子を表し、
    かつWおよびXが一緒になって炭素−炭素結合を表す
    か、またはXがハロゲン原子を表し、かつVおよびWが
    一緒になって炭素−炭素結合を表し;YおよびZはそれ
    ぞれ水素原子を表すか、または一緒になって炭素−炭素
    結合を表し;R11は水酸基の保護基を表し;nは0また
    は1以上の整数を表す。)で示されるアリルハライド化
    合物に、一般式(III) 【化6】 (式中、M1はアルカリ金属を表し、L1はアルキル基ま
    たはアルコキシル基を表し、pは1〜4の整数を表
    す。)で示されるアルミニウム化合物または一般式(I
    V) 【化7】 (式中、M2はアルカリ金属を表し、L2はアルキル基、
    アルコキシル基、アシルオキシ基またはシアノ基を表
    し、qは1〜3の整数を表す。)で示されるホウ素化合
    物を接触させ一般式(II−1) 【化8】 (式中、Y、Z、R11およびnは前記定義のとおりであ
    る。)で示される化合物を得、次いで得られた化合物の
    水酸基の保護基を脱保護することを特徴とする一般式
    (II−2) 【化9】 (式中、Y、Zおよびnは前記定義のとおりである。)
    で示されるポリプレノール類の製造方法。
  3. 【請求項3】 一般式(I−1) 【化10】 (式中、V、WおよびXは、Vがハロゲン原子を表し、
    かつWおよびXが一緒になって炭素−炭素結合を表す
    か、またはXがハロゲン原子を表し、かつVおよびWが
    一緒になって炭素−炭素結合を表し;YおよびZはそれ
    ぞれ水素原子を表すか、または一緒になって炭素−炭素
    結合を表し;R11は水酸基の保護基を表し;nは0また
    は1以上の整数を表す。)で示されるアリルハライド化
    合物の水酸基の保護基を脱保護して一般式(I−2) 【化11】 (式中、V、W、X、Y、Zおよびnは前記定義のとお
    りである。)で示される化合物を得、次いで得られた化
    合物に一般式(III) 【化12】 (式中、M1はアルカリ金属を表し、L1はアルキル基ま
    たはアルコキシル基を表し、pは1〜4の整数を表
    す。)で示されるアルミニウム化合物または一般式(I
    V) 【化13】 (式中、M2はアルカリ金属を表し、L2はアルキル基、
    アルコキシル基、アシルオキシ基またはシアノ基を表
    し、qは1〜3の整数を表す。)で示されるホウ素化合
    物を接触させることを特徴とする一般式(II−2) 【化14】 (式中、Y、Zおよびnは前記定義のとおりである。)
    で示されるポリプレノール類の製造方法。
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