JP2001158260A - シートバーチカル装置 - Google Patents

シートバーチカル装置

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JP2001158260A
JP2001158260A JP34119699A JP34119699A JP2001158260A JP 2001158260 A JP2001158260 A JP 2001158260A JP 34119699 A JP34119699 A JP 34119699A JP 34119699 A JP34119699 A JP 34119699A JP 2001158260 A JP2001158260 A JP 2001158260A
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JP
Japan
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seat
bracket
vertical device
side bracket
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JP34119699A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Koga
義孝 古賀
Naoyuki Uryu
直幸 瓜生
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートバーチカル装置に通常作動時の係止容
量以上の荷重が作用した際、バーチカル装置に部材に大
きな荷重が発生することを無くし、安価な係止機構の実
現。 【解決手段】 ロアアーム11にある設定以上の荷重が
作用すると、シートバーチカル装置3のリヤリンク41
の枢軸のピン44は第一の長穴51内を移動し、リンク
41に固定されたピン55がブラケット42の窪み部5
3に係止し、シートバーチカル装置に大きな荷重が発生
することを無くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用のシートバ
ーチカル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシートバーチカル装置と
しては、ドイツ公開特許公報DE4408219A1号
に示されるものが知られている。これは、シートバーチ
カル装置の調整の最上位置で、シートバーチカル装置の
上限の調整位置を規制するため、リンクまたはワイヤ等
を用い、その一方側をシート側部材に、他の側をフロア
側部材であるシートスライドのアッパレール側に係止す
るように構成した係止機構を提示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】シートの前後の調整位
置に関らずシートベルトの拘束性を最適に保つため、シ
ートベルトがシート側部材に固定される構造が増加しつ
つある。この様なシート構造に対して、上記した従来技
術の構成では、シートベルトからシート側部材を介し
て、シートバーチカル装置に通常作動時の係止容量以上
の荷重が作用した際、シートバーチカル装置の係止機構
は最上部の位置でしかシート側部材の移動を停止できな
い。例えばシートバーチカル装置の最下部の調整位置で
使用していた場合は、バーチカルの係止機構が作用する
最上位置までの全行程分移動することになり、係止位置
に到達したときシートバーチカル装置には大きな荷重が
発生することになる。そのため、シートバーチカル装置
はその荷重に耐える高強度部材を使用する必要があっ
た。
【0004】故に本発明は、シートバーチカル装置に大
きな荷重を発生させることを無くし、安価で且つ軽量な
シートバーチカル装置を実現できる係止機構を提案する
ことをその技術的課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記技術課題を解決する
ために、本発明において講じた技術的手段は、シート側
部材に保持されるシート側ブラケットと、フロア側部材
上に固定されたフロア側ブラケットと、前記シート側ブ
ラケットを上下動可能に前記フロア側ブラケットに支持
するリンクと、前記シート側ブラケットを上下動させる
べく前記リンクを駆動する駆動部材とを備えたシートバ
ーチカル装置において、前記駆動部材に固設されたロッ
クピンと、前記シート側ブラケットに形成されて前記駆
動部材による前記シート側ブラケットの上下動を許容す
るように前記ロックピンが挿通されると共に前記シート
側ブラケットに所定以上の上方向の荷重が作用したとき
に前記シート側ブラケットの上方向への移動を規制する
ように前記ロックピンが係合する複数の窪み部を有する
スリットからなる係止機構を設けたことを特徴とするも
のである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従ったシートシー
トバーチカル装置の一実施形態を図面に基ずき、説明す
る。
【0007】図1に示されるように、車両のフロア9上
にシート1の前後位置を調整するためのシートスライド
装置2が取り付けられ、シート1側にはシートバック1
5の角度を調整するシートリクライニング装置10が取
り付けられている。シートリクライニング装置10はシ
ートクッション14を支持するロアアーム11とシート
バック15を支えるアッパアーム12を有している。一
方、シートスライド装置2は前後に移動できるアッパレ
ール22を具え、アッパレール22とシートリクライニ
ング装置10のロアアーム11の間にはシートの上下位
置を調整するのためのシートバーチカル装置3が取り付
けられている。
【0008】シートベルト7は、シート1の前後の調整
位置に関らずその拘束性を最適に保つため、その取付け
点71はシート側部材であるロアアーム11に設けられ
ている。シートスライド2のアッパレール22の上面の
前方端近傍にはフロントブラケット32が固定され、後
方端近傍にはリヤブラケット42が固定されている。更
にバーチカル装置3のフロントリンク31がピン34に
よって一方端をフロントブラケット32に、他端をロア
ア―ム11にピン33によって枢軸支持され、またリヤ
リンク41が下端をピン44でリアブラケット42に、
またピン43によってロアアーム11に枢軸支持されて
いる。更に、シートバーチカル装置3の高さ調整を行う
ため、リアリンク41に回転力を及ぼすためのコネクテ
ィングリンク36が枢軸ピン45によってリヤリンク4
1に連結されている。枢軸ピン45の位置はピン43の
上方に配置され、シート1に乗員が着座した状態ではコ
ネクティングリンク36に、常に引っ張り荷重が加わる
ように構成されている。さらにコネクティングリンク3
6はシート1の前方に延在し、前方端はピン46で、ス
クリュロッド47に連結されている。スクリュロッド4
7は減速機構58に内蔵されるスクリュナット(図示せ
ず)に螺合し、減速機構58を貫通し取り付けられてい
る。さらに減速機構58にはブラケット57が固定さ
れ、ブラケット57は枢軸ピン56によりロアア―ム1
1に回転可能に取り付けられている。減速機構58内蔵
のスクリュナット(図示せず)はモータ59によって回
転し、スクリュロッド47を前後方向に移動させること
ができる。スクリュロッド47の移動はコネクティング
リンク36を介しリヤリンク41を回転させ、その結果
シート1の上下位置の調整を可能にする。
【0009】図4に詳細に示されるように、コネクティ
ングリンク36には、ロックピン55が水平方向に起立
して取り付けられ、ロアア―ム11にシート1の前後方
向に長く形成されたスリット52を貫通して取り付けら
れている。シートバーチカル装置3のシート高さ調整の
作動の際、ロックピン55はスリット52内を側面に干
渉することなく移動できるように、スリット52はロッ
クピン55の移動軌跡に沿う形状に成形されている。更
に、スリット52の上下の内面部分には複数の窪み部5
3が形成されている。窪み部53(図2、図3)のそれ
ぞれはロックピン55の外形よりわずか大きい径の部分
を有し、お互い係合が可能な寸法に形成され、係止機構
5を構成している。
【0010】次に本発明の係止機構5の構造に於いて、
その作動を説明する。シートバーチカル装置3の通常作
動時でのストロークの上限または下限は、スクリュロッ
ド47の両端に取り付けられているストッパ48が、減
速機構58に当接することが規定される。図2に示され
るように、シートバーチカル装置3が最上位置に到達し
たとき、ロックピン55はスリット52の前端部まで移
動する。しかしながら、一旦、シートベルト7の取り付
け点71からロアアーム11に上方向にシート1と乗員
の重量を合計した以上の荷重Fが作用すると、図3にお
いて、ロアア―ム11は持ち上げられ、ピン46を挟ん
でコネクティングリンク36とスクリュロッド47間に
圧縮力が作用する。この圧縮力のため、ピン46の部分
を屈曲点にして、コネクティングリンク36とスクリュ
ロッド47の間に曲げが発生する。この結果、ロックピ
ン55はスリット52内面の上下に形成されている複数
の窪み53の内の1つに係止され、リアリンク41の回
転が直ちに阻止される。そして、ロアアーム11を上方
に移動しようとする荷重はロックピン55、リヤブラケ
ット42を介してアッパレール22に伝達される。これ
により従来技術の場合に生じたバーチカル装置3の最上
部調整位置まで到達して、初めてロアアーム11の上方
への移動が阻止され、その結果バーチカル装置3の部材
に加わる荷重が大きくなる現象が改善される。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、シートベルトがシート
側部材に設定された場合において、シートベルトからシ
ートバーチカル装置に通常作動時の係止容量以上の荷重
が作用した際、シートバーチカル装置をその高さ調整範
囲の数箇所で係止できるようにすることで、大きな荷重
を発生させることを無くし、安価で且つ軽量な構造を実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わる、シートバーチカル装置を含む
シートの側面図である。
【図2】本発明に関わる、シートバーチカル装置のスト
ローク上限位置に作動した時の側面図である。
【図3】本発明に関わる、シートバーチカル装置の係止
機構が作動した時の側面図である。
【図4】本発明に関わる、シートバーチカル装置の図1
におけるA−A個所での断面図である。
【符号の説明】
1・・・シート(シート側部材) 11・・・ロアアーム(シート側ブラケット) 22・・・アッパレール(フロア側部材) 3・・・シートバーチカル装置 32・・・フロントブラケット(フロア側ブラケット) 41・・・リヤリンク(リンク) 42・・・リヤブラケット(フロア側ブラケット) 5・・・係止機構 52・・・スリット 53・・・窪み部 55・・・ロックピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート側部材に保持されるシート側ブラ
    ケットと、フロア側部材上に固定されたフロア側ブラケ
    ットと、前記シート側ブラケットを上下動可能に前記フ
    ロア側ブラケットに支持するリンクと、前記シート側ブ
    ラケットを上下動させるべく前記リンクを駆動する駆動
    部材とを備えたシートバーチカル装置において、前記駆
    動部材に固設されたロックピンと、前記シート側ブラケ
    ットに形成されて前記駆動部材による前記シート側ブラ
    ケットの上下動を許容するように前記ロックピンが挿通
    されると共に前記シート側ブラケットに所定以上の上方
    向の荷重が作用したときに前記シート側ブラケットの上
    方向への移動を規制するように前記ロックピンが係合す
    る複数の窪み部を有するスリットからなる係止機構を設
    けたことを特徴とするシートバーチカル装置。
JP34119699A 1999-11-30 1999-11-30 シートバーチカル装置 Withdrawn JP2001158260A (ja)

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JP34119699A JP2001158260A (ja) 1999-11-30 1999-11-30 シートバーチカル装置
FR0015430A FR2801543B1 (fr) 1999-11-30 2000-11-29 Appareil vertical pour siege de vehicule
DE10059150A DE10059150B4 (de) 1999-11-30 2000-11-29 Höhenverstellbarer Fahrzeugsitz
US09/725,721 US6572065B2 (en) 1999-11-30 2000-11-30 Vertical movement apparatus for vehicle seat
US10/388,529 US6843460B2 (en) 1999-11-30 2003-03-17 Vertical movement apparatus for vehicle seat

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2015008713A1 (ja) * 2013-07-14 2017-03-02 株式会社デルタツーリング リフター機構及び乗物用シート
JP2020203562A (ja) * 2019-06-17 2020-12-24 トヨタ紡織株式会社 昇降装置

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