JP2001157399A - 扁平型モータ - Google Patents

扁平型モータ

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JP2001157399A
JP2001157399A JP32979599A JP32979599A JP2001157399A JP 2001157399 A JP2001157399 A JP 2001157399A JP 32979599 A JP32979599 A JP 32979599A JP 32979599 A JP32979599 A JP 32979599A JP 2001157399 A JP2001157399 A JP 2001157399A
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JP
Japan
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rotor
fixed shaft
housing
bracket
shaft
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Pending
Application number
JP32979599A
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English (en)
Inventor
Naohisa Koyanagi
尚久 小柳
Katsuhito Sohara
勝仁 蘇原
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Tokyo Parts Ind Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Parts Ind Co Ltd
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Publication date
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  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ロータの軸受距離を伸ばすことが
でき、ロータが回転しても、ロータの先端とケースおよ
びマグネットとの接触をすくなくした扁平型モータを得
る。 【解決手段】 ハウジングHと同一材料でプレス加工に
より一体に立ち上げた固定軸2と、前記固定軸2に解放
端から回転自在に装着されたロータ3と、前記ロータ3
に空隙を介して前記ハウジングHの一部に配したマグネ
ット6と、前記ハウジングHの一部に植設させ前記ロー
タ3の整流子部に摺設させたブラシ7とで構成したの
で、固定軸2とロータ3との軸受距離は長くとれ、ロー
タ3が回転してもロータ3の先端の垂直方向の振れが抑
えられ、ロータ3の先端とケース8およびマグネット6
との垂直方向の接触を少なくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は,移動体通信機器のサイ
レントコール手段やミニディスク等のピック送りなどに
用いられる扁平型モータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より図9に示すように携帯用無線通
信装置のサイレントコール手段として用いられる扁平型
のモータは、ケース8とブラケット1とからなるハウジ
ング内にロータ3を配置しており、この偏心させたロー
タ3はシャフトホルダ1aに圧入されたシャフト2cに
回転自在に支承されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなハウジン
グに圧入されているシャフトは、圧入してシャフトを固
定するために、あるいはブラケットとシャフトとの垂直
度を保つために、シャフトホルダを必要としていた。そ
のためロータはシャフトホルダの長さだけ垂直方向にロ
ータの軸受距離を伸ばすことができなかった。またシャ
フトとロータとの軸受距離を伸ばせないことにより、ロ
ータが回転すると、ロータの先端で垂直方向に振れが発
生し、ロータの先端がケースおよびマグネットに接触す
る問題があった。本発明は以上のような従来の欠点に鑑
み、ロータの軸受距離を伸ばすことができ、ロータが回
転しても、ロータの先端とケースおよびマグネットとの
接触を少なくした扁平型モータを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、請求項1に示すように、ハウジングと同
一材料でプレス加工により一体に立ち上げた固定軸と、
前記固定軸に開放端から回転自在に装着されたロータ
と、前記ロータに空隙を介して前記ハウジングの一部に
配したマグネットと、前記ハウジングの一部に植設させ
前記ロータの整流子部に摺接させたブラシとで構成した
ので、シャフトとロータとの軸受距離は長くとれ、ロー
タが回転してもロータの先端の垂直方向の振れが抑えら
れ、ロータの先端とケースおよびマグネットとの接触を
少なくすることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り、本発明を詳細に説明する。図1ないし図2の本発明
の第1の実施の形態において、ブラケット1は磁性金属
体からなるハウジングHの一部を構成している。ブラケ
ット1の中央には、ブラケット1と同一材料でプレス加
工で立上げた固定軸2が設けられている。このようにす
れば固定軸2とブラケット1とを別々に製造せずにす
み、部品点数を少なくすることができるためにコストを
下げることができる。また固定軸2は、ブラケット1の
中央に垂直上方向に立ち上げられており、偏心させたロ
ータ3が開放端から回転自在に装着されている。これに
より、固定軸2をブラケット1に圧入する工程が必要な
くなり、ブラケット1と固定軸2との垂直度が向上でき
る。
【0006】ロータ3は、樹脂部3eを設け、垂直下方
向に長く伸ばしている。このようにすればロータ3は、
固定軸2との軸受距離を伸ばせるために、ロータ3が回
転するときに、ロータ3の先端の垂直方向の振れを抑え
ることができ、ケースおよびマグネットとの接触を少な
くすることができる。また図9のシャフトホルダ1aの
垂直方向の長さを考慮せずに扁平型のモータの設計をす
ることにより、扁平型のモータは、垂直方向の厚みを薄
くすることができる。さらにロータ3の先端の垂直方向
の振れを抑えることができるために、マグネット6とブ
ラケット1あるいはケース8との空隙を小さくでき、マ
グネット6の磁力を有効に使うことができる。これによ
り小電力でロータ3を回転させ、振動を発生させること
ができる。
【0007】またロータ3は、3個の空心電機子コイル
3a、3bおよび3cを平板コンミテータ5の裏側に約
60°ピッチで片側に偏心させ配置し、低摩擦係数の樹
脂4で火花消去素子4aを配置した平板コミュテータ5
とともに一体成形されている。すなわち、低摩擦係数の
樹脂自体が軸受けを兼ねている。マグネット6は、ブラ
ケットに接着剤により固着されている。このマグネット
6の内周側には、摺接角度90°で1対のブラシ7、7
を植設して平板コミュテータ5に適切な押接力で摺接さ
せ、フレキシブル給電シートFを介して外方より電力を
受けることになっている。
【0008】一方、ハウジング1の他部を構成するケー
ス8は、中央に固定軸2の他端が装着されるテーパ状の
透孔8aが配されている。この透孔8a周囲には、ポリ
エステルフィルムPが配着され、このポリエステルフィ
ルムPに偏心させたロータ3がロータ3の土手部3dを
介して一対のブラシ7、7の押接力によって摺接されて
いる。そのためロータ3は、常にケース8側にポリエス
テルフィルムPに回転自在に押さえられており、ロータ
3が回転してもケースとの空間は一定であり、安定して
回転できる。
【0009】このように構成すると、予め準備完成して
おいたロータ3をこれも予め準備完成しておいたブラケ
ット1に固定軸2の開放端からはめ込み、ケース8を被
せてその開口縁8bでブラケット1の外周をかしめれば
よく、組み立てが簡単にできる。
【0010】なお、このロータ3は、片側にコイルを偏
心させて振動を起こさせるものだけでなく、偏心させず
に等ピッチで配置したコイルで成形されたロータを用い
てもよい。
【0011】図3ないし図4ないし図5の本発明の第2
の実施の形態において、通常回転型扁平型ロータに採用
した印刷配線コミュテータ55は、平面が円盤形に構成
され、中心に軸受け孔33dを有する樹脂ホルダ33a
が比重1.4程度の高摺動性樹脂で一体成形され、図5
に示すように先端に、ピニオン43を形成してギヤード
モータ用としたものである。
【0012】この樹脂ホルダ33aは、中間部分を厚肉
にすることにより軸受け孔33dの内部には、中逃げc
cが形成されており、外方には3等分に配置された空心
コイル位置決めガイド33bが樹脂通過部55dなどを
介して樹脂ホルダ33aと一体成形される。
【0013】ピニオン43の部分は、ケース88より外
方に突き出されてここに想像線で示すような平ギアGが
組み付けられるようになっている。このピニオン43の
反対側には、凹所33eとなっていて、ここに軸Jを固
定するためにブラケット1から立ち上げられている。こ
こで、空心コイル33は、通常回転型のため3個の等分
に配置されたものとなっている。図5において、mはロ
ータをマグネット側に付勢させておくための磁性板で、
kは空心コイル33の位置決めをかねた隔壁である。
【0014】このようなギヤードモータは、複数個の整
流子パターン54を含めて高摺動性樹脂で印刷配線コミ
ュテータ55を一体成形してなるものである。
【0015】
【発明の異なる実施の形態】次に図6に示す本発明の異
なる実施の形態につき説明する。なお、この本発明の異
なる実施の形態の説明に当って、前記本発明の第1の実
施の形態の同一構成部分には同一符号を付して重複する
説明を省略する。
【0016】図6の本発明の第3の実施の形態におい
て、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、
同一材料で立ち上げられたケース8により固定軸2を形
成する。これにより、ケース8の固定軸2の開放端から
ロータ3をはめ込み、ブラケット1を被せ、ブラケット
の外周をかしめてもよいので組み立てが簡単にできる。
【0017】図7および図8の本発明の第4の実施の形
態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異な
る点は、同一材料でプレス加工されたブラケット1の固
定軸2の開放端は固定軸凸部2bを持ち、また同一材料
でプレス加工されたケース8の固定軸2の開放端は固定
軸凹部2cを形成する。そして、固定軸凸部2bは、固
定軸凹部2cに挿入される。このように構成すると、予
め準備完成しておいたロータ3をこれも予め準備完成し
ておいたブラケット1の固定軸2の開放端からはめ込
み、ブラケット1とケース8とを組み合わせると固着さ
れる。このようにすることによりケース8を被せてその
開口縁8bでブラケット1の外周をかしめる必要はな
く、組み立てが容易にできる。
【0018】
【発明の効果】以上の発明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙する効果が得られる。 (1)固定軸とロータとの軸受距離が長くとれるため
に、ロータが回転してもロータの先端の垂直方向の振れ
が抑えられ、ロータとケースおよびロータとマグネット
で発生する接触を少なくすることができる。 (2)シャフトホルダの垂直方向の長さを考慮せずに扁
平型のモータの設計ができるために、扁平型のモータの
厚みをさらに薄くすることができる。 (3)固定軸とブラケットとを同一材料でプレス加工さ
れ一体化されているために、固定軸をブラケットに圧入
する圧入作業行程をなくすことができる。 (4)前記(3)において、固定軸とブラケットとを別
々に製造せずにすみ、部品点数を少なくすることができ
るために安価であり、圧入作業を必要としないために高
価な設備を必要とせずにすむ。 (5)前記(3)において、固定軸とブラケットとの垂
直度の精度を上げることができる。 (6)前記(3)において、モータの組立て時間を短縮
することができるために、作業時間を少なくすることが
できる。 (7)前記(3)において、扁平型モータを移動体通信
機器に両面テープなどで取り付ける際に、シャフトがケ
ースに押されても、シャフトがブラケットに押し出され
てしまうことをなくすことができるために、扁平型モー
タは移動体通信機に容易に取り付けられ、組み立て効率
が向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の形態を示す要部断面図
である。
【図2】同モータのロータの平面図である。
【図3】本発明の第2の実施例の形態を示す通常回転型
扁平コアレスモータに用いる非モールド型扁平ロータを
構成する印刷配線コミュテータの平面図である。
【図4】同印刷配線コミュテータに樹脂を一体成形した
非モールド型扁平ロータの平面図である。
【図5】同ロータを用いた扁平ギアードモータの要部断
面図である。
【図6】同第1の実施例の変形例1の要部断面図であ
る。
【図7】同第1の実施例の変形例2の要部断面図であ
る。
【図8】同第1の実施例の変形例2の要部断面図の固定
軸凹凸部の詳細図である。
【図9】従来の扁平型モータを示す断面図である。
【符号の説明】
H ハウジング 1 ブラケット 1a シャフトホルダ 2 固定軸 2a 固定軸凸部 2b 固定軸凹部 2c シャフト 3 ロータ 3a、3b、3c コイル 33 空芯コイル 3d 土手部 3e 樹脂部 33a 樹脂ホルダ 33b コイル位置決めガイド 33d 軸受け孔 33e 凹所 4 低摩擦係数の樹脂 4a 火花消去素子 43 ピニオン 5 平板コミュテータ 54 整流子パターン 55 印刷配線コミュテータ 55d 樹脂通過部 6 マグネット 7 一対のブラシ 8 ケース 8a 透孔 8b 開縁部 cc 中逃げ J 軸 G 平ギア F フレキシブル給電シート P ポリエステルフィルム
フロントページの続き Fターム(参考) 5D107 AA12 BB08 CC08 DD08 5H605 AA07 AA08 BB05 BB09 CC02 CC04 CC05 FF01 GG12 5H607 AA11 AA12 BB01 BB04 BB13 BB17 CC01 DD05 DD08 EE58 GG09 5H623 AA10 BB04 BB06 GG17 GG24 HH02 HH09 JJ01 JJ05 JJ06 LL14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと同一材料でプレス加工によ
    り一体に立ち上げた固定軸と、 前記固定軸に開放端から回転自在に装着されたロータ
    と、 前記ロータに空隙を介して前記ハウジングの一部に配し
    たマグネットと、 前記ハウジングの一部に植設させ前記ロータの整流子部
    に摺接させたブラシとからなることを特徴とする扁平型
    モータ。
  2. 【請求項2】 前記固定軸は前記ブラケットから立上げ
    たことを特徴とする請求項1に記載の扁平型モータ。
  3. 【請求項3】 前記固定軸は前記ケースから立上げたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の扁平型モータ。
  4. 【請求項4】 前記固定軸の開放端を受ける凹部をハウ
    ジングの一方に設けた請求項1〜3のいずれか1項に記
    載の扁平型モータ。
  5. 【請求項5】 前記ロータは、偏心させて回転時に振動
    を発生させるようにした請求項1〜4のいずれか1項に
    記載の扁平型モータ。
  6. 【請求項6】 前記ロータはピニオンを一体化し通常回
    転型に構成して,前記固定軸は前記ハウジングの外方に
    前記ピニオン部分を突き出してなる請求項1に記載の扁
    平型モータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7692345B2 (en) 2003-02-18 2010-04-06 Sony Corporation Vibration-generating device and electronic apparatus using the same
JP2010279174A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Nidec Copal Corp 振動モータ

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