JP2001156518A - 自動車用サイド窓ガラスアンテナ - Google Patents
自動車用サイド窓ガラスアンテナInfo
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- JP2001156518A JP2001156518A JP33182299A JP33182299A JP2001156518A JP 2001156518 A JP2001156518 A JP 2001156518A JP 33182299 A JP33182299 A JP 33182299A JP 33182299 A JP33182299 A JP 33182299A JP 2001156518 A JP2001156518 A JP 2001156518A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】小面積のサイド窓でも視野、感度良好である。
【解決手段】サイド窓ガラス板10の左縁部23近傍に
給電点4が設けられ、アンテナ線条1は給電点4から略
下方に伸長され接続線条3は給電点4から略下方に伸長
され、アンテナ線条2が右縁部24の下から上に向かっ
て伸長され、接続線条3とアンテナ線条2とは複数本の
略水平線条によって接続される。
給電点4が設けられ、アンテナ線条1は給電点4から略
下方に伸長され接続線条3は給電点4から略下方に伸長
され、アンテナ線条2が右縁部24の下から上に向かっ
て伸長され、接続線条3とアンテナ線条2とは複数本の
略水平線条によって接続される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、日本のラジオFM
放送帯(76〜90MHz)、米国のラジオFM放送帯
(88〜108MHz)及びAM放送帯(530〜16
05kHz)の受信に適する自動車用サイド窓ガラスア
ンテナに関する。
放送帯(76〜90MHz)、米国のラジオFM放送帯
(88〜108MHz)及びAM放送帯(530〜16
05kHz)の受信に適する自動車用サイド窓ガラスア
ンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】AM放送帯及びFM放送帯受信用のサイ
ド窓ガラスアンテナとして、従来、図2に示すような、
自動車の略四角形のサイド窓ガラス板に複数本のアンテ
ナパターンA1〜A37、端部連結パターンB、補助パ
ターンC及び給電点Dが設けられているものが知られて
いる(実用新案登録第2517718号)。
ド窓ガラスアンテナとして、従来、図2に示すような、
自動車の略四角形のサイド窓ガラス板に複数本のアンテ
ナパターンA1〜A37、端部連結パターンB、補助パ
ターンC及び給電点Dが設けられているものが知られて
いる(実用新案登録第2517718号)。
【0003】しかし、この従来例を小面積のサイド窓ガ
ラス板に用いる場合には略垂直方向等間隔に37本のア
ンテナパターンを設けているため、視野が充分に確保で
きない問題があった。特に2000cm2以下の小面積
のサイド窓ガラス板の場合にはこの問題が顕著であっ
た。
ラス板に用いる場合には略垂直方向等間隔に37本のア
ンテナパターンを設けているため、視野が充分に確保で
きない問題があった。特に2000cm2以下の小面積
のサイド窓ガラス板の場合にはこの問題が顕著であっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
有する前述の欠点を解消し、視野が充分に確保でき、小
面積のサイド窓ガラス板であってもAM放送の感度の向
上及びFM放送の感度の向上が充分達成できる自動車用
サイド窓ガラスアンテナの提供を目的とする。
有する前述の欠点を解消し、視野が充分に確保でき、小
面積のサイド窓ガラス板であってもAM放送の感度の向
上及びFM放送の感度の向上が充分達成できる自動車用
サイド窓ガラスアンテナの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、サイド窓ガラ
ス板(10)に第1のアンテナ線条(1)、第2のアン
テナ線条(2)、接続線条(3)、複数本の略水平線条
及び給電点(4)が設けられている自動車用サイド窓ガ
ラスアンテナであって、車内側又は車外側から見て、給
電点(4)は自動車のサイド窓ガラス板(10)の左縁
部(23)近傍に配設されており、第1のアンテナ線条
(1)は給電点(4)を起点として略下方に伸長されて
おり、接続線条(3)は給電点(4)を起点として第1
のアンテナ線条(1)より右側に配設され、かつ、略下
方に伸長されており、第2のアンテナ線条(2)はサイ
ド窓ガラス板(10)の右縁部(24)の下方から上方
に向かって伸長されており、さらに第2のアンテナ線条
(2)はサイド窓ガラス板(10)の右上縁部近傍で略
左方に曲がって伸長されており、接続線条(3)と第2
のアンテナ線条(2)とは上下方向の所定間隔ごとに設
けられる複数本の略水平線条によって接続されているこ
とを特徴とする自動車用サイド窓ガラスアンテナを提供
する。
ス板(10)に第1のアンテナ線条(1)、第2のアン
テナ線条(2)、接続線条(3)、複数本の略水平線条
及び給電点(4)が設けられている自動車用サイド窓ガ
ラスアンテナであって、車内側又は車外側から見て、給
電点(4)は自動車のサイド窓ガラス板(10)の左縁
部(23)近傍に配設されており、第1のアンテナ線条
(1)は給電点(4)を起点として略下方に伸長されて
おり、接続線条(3)は給電点(4)を起点として第1
のアンテナ線条(1)より右側に配設され、かつ、略下
方に伸長されており、第2のアンテナ線条(2)はサイ
ド窓ガラス板(10)の右縁部(24)の下方から上方
に向かって伸長されており、さらに第2のアンテナ線条
(2)はサイド窓ガラス板(10)の右上縁部近傍で略
左方に曲がって伸長されており、接続線条(3)と第2
のアンテナ線条(2)とは上下方向の所定間隔ごとに設
けられる複数本の略水平線条によって接続されているこ
とを特徴とする自動車用サイド窓ガラスアンテナを提供
する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に従って詳細
に説明する。図1は本発明の自動車用サイド窓ガラスア
ンテナの一実施例の構成図である。図3は、図1の自動
車用サイド窓ガラスアンテナとは別の実施例の構成図で
ある。図1、図3の自動車用サイド窓ガラスアンテナ
は、ともに、FM放送帯及びAM放送帯を受信すること
を想定している。また、以下の説明において、方向は図
面上での方向をいう。
に説明する。図1は本発明の自動車用サイド窓ガラスア
ンテナの一実施例の構成図である。図3は、図1の自動
車用サイド窓ガラスアンテナとは別の実施例の構成図で
ある。図1、図3の自動車用サイド窓ガラスアンテナ
は、ともに、FM放送帯及びAM放送帯を受信すること
を想定している。また、以下の説明において、方向は図
面上での方向をいう。
【0007】図1において、1は第1のアンテナ線条、
2は第2のアンテナ線条、3は接続線条、4は給電点、
5(点線)は必要に応じて設けられる第1の補助線条、
6(点線)は必要に応じて設けられる第2の補助線条、
7(点線)は必要に応じて設けられる第3の補助線条、
10はサイド窓ガラス板、11、12、13、14、1
5、16は略水平線条、21はサイド窓ガラス板10の
上縁部、22はサイド窓ガラス板10の下縁部、23は
サイド窓ガラス板10の左縁部、24はサイド窓ガラス
板10の右縁部である。
2は第2のアンテナ線条、3は接続線条、4は給電点、
5(点線)は必要に応じて設けられる第1の補助線条、
6(点線)は必要に応じて設けられる第2の補助線条、
7(点線)は必要に応じて設けられる第3の補助線条、
10はサイド窓ガラス板、11、12、13、14、1
5、16は略水平線条、21はサイド窓ガラス板10の
上縁部、22はサイド窓ガラス板10の下縁部、23は
サイド窓ガラス板10の左縁部、24はサイド窓ガラス
板10の右縁部である。
【0008】また、a、b、c、d、e、f、g、j、
kはサイド窓ガラス板10の箇所であり、箇所aは第2
のアンテナ線条2の先端の位置、箇所bは第1の補助線
条5の先端の位置、箇所cは第3の補助線条7の先端の
位置、箇所dは第2の補助線条6の先端の位置、箇所e
は最上の略水平線条(図1では略水平線条11)と第2
のアンテナ線条2との交点の位置、箇所fは最下の略水
平線条(図1では略水平線条16)と第2のアンテナ線
条2との交点の位置、箇所gは第1のアンテナ線条1の
先端の位置、箇所jは最下の略水平線条と接続線条3と
の交点の位置、箇所kは第2のアンテナ線条2と第1の
補助線条5との交点の位置である。
kはサイド窓ガラス板10の箇所であり、箇所aは第2
のアンテナ線条2の先端の位置、箇所bは第1の補助線
条5の先端の位置、箇所cは第3の補助線条7の先端の
位置、箇所dは第2の補助線条6の先端の位置、箇所e
は最上の略水平線条(図1では略水平線条11)と第2
のアンテナ線条2との交点の位置、箇所fは最下の略水
平線条(図1では略水平線条16)と第2のアンテナ線
条2との交点の位置、箇所gは第1のアンテナ線条1の
先端の位置、箇所jは最下の略水平線条と接続線条3と
の交点の位置、箇所kは第2のアンテナ線条2と第1の
補助線条5との交点の位置である。
【0009】図1の例では、略台形状のサイド窓ガラス
板10の左上縁部近傍に給電点4が配設されているが、
これに限定されず、給電点4はサイド窓ガラス板10の
左縁部23近傍であれば、上下中央近傍に配設されてい
てもよい。
板10の左上縁部近傍に給電点4が配設されているが、
これに限定されず、給電点4はサイド窓ガラス板10の
左縁部23近傍であれば、上下中央近傍に配設されてい
てもよい。
【0010】第1のアンテナ線条1は給電点4を起点と
して左縁部23に沿って略下方に伸長されており、さら
に第1のアンテナ線条1はサイド窓ガラス板10の左下
縁部近傍で略右方に曲がって伸長されている。接続線条
3は給電点4を起点として第1のアンテナ線条1より右
側に配設され、かつ、略下方に伸長されており、第1の
アンテナ線条1と略平行に設けられている。
して左縁部23に沿って略下方に伸長されており、さら
に第1のアンテナ線条1はサイド窓ガラス板10の左下
縁部近傍で略右方に曲がって伸長されている。接続線条
3は給電点4を起点として第1のアンテナ線条1より右
側に配設され、かつ、略下方に伸長されており、第1の
アンテナ線条1と略平行に設けられている。
【0011】第2のアンテナ線条2が右縁部24の下方
から上方に向かって右縁部24に沿って伸長されてお
り、さらに第2のアンテナ線条2はサイド窓ガラス板1
0の右上縁部近傍で略左方に曲がって伸長されている。
なお、図1は車外から見たパターンであるが、車内から
見て図1のパターンとなるものであってもよい。
から上方に向かって右縁部24に沿って伸長されてお
り、さらに第2のアンテナ線条2はサイド窓ガラス板1
0の右上縁部近傍で略左方に曲がって伸長されている。
なお、図1は車外から見たパターンであるが、車内から
見て図1のパターンとなるものであってもよい。
【0012】接続線条3と第2のアンテナ線条2とは上
下方向の所定間隔ごとに設けられる6本の略水平線条1
1〜16によって接続されている。略水平線条の本数は
図1では6本であるが、これに限定されず、適宜定めら
れる。略水平線条の本数が多いほどAM放送帯の感度が
向上するが多いほど視野を妨げるため、通常、4〜8本
が好ましく、隣接する各略水平線条11〜16の間隔は
30〜60mmが好ましい。
下方向の所定間隔ごとに設けられる6本の略水平線条1
1〜16によって接続されている。略水平線条の本数は
図1では6本であるが、これに限定されず、適宜定めら
れる。略水平線条の本数が多いほどAM放送帯の感度が
向上するが多いほど視野を妨げるため、通常、4〜8本
が好ましく、隣接する各略水平線条11〜16の間隔は
30〜60mmが好ましい。
【0013】第1のアンテナ線条1の長さ(給電点4〜
箇所g、給電点4を含まない)は、FM放送帯の中心周
波数の波長をλMとするとき、(λM/4)×0.3×K
〜(λM/4)×1.3×KとすることがFM放送帯の
感度向上の点で好ましい。なお、Kはガラス短縮率であ
り、通常0.64である。第2のアンテナ線条2のうち
箇所e〜箇所aの長さは、(λM/4)×0.1×K〜
(λM/4)×1.0×KとすることがFM放送帯の感
度向上の点で好ましい。
箇所g、給電点4を含まない)は、FM放送帯の中心周
波数の波長をλMとするとき、(λM/4)×0.3×K
〜(λM/4)×1.3×KとすることがFM放送帯の
感度向上の点で好ましい。なお、Kはガラス短縮率であ
り、通常0.64である。第2のアンテナ線条2のうち
箇所e〜箇所aの長さは、(λM/4)×0.1×K〜
(λM/4)×1.0×KとすることがFM放送帯の感
度向上の点で好ましい。
【0014】第1の補助線条5はFM放送帯の感度の微
調整を行うためのものであり、上縁部21に沿った第2
のアンテナ線条2の部分の略下方に、第2のアンテナ線
条2に沿って設けられている。第1の補助線条5の付設
箇所は、図1ではサイド窓ガラス板10の右上縁部近傍
の第2のアンテナ線条2の部分(箇所k)である。第1
の補助線条5の長さ(箇所k〜箇所b)は、(λM/
4)×0.1×K〜(λM/4)×1.0×Kとするこ
とがFM放送帯の感度向上の点で好ましい。
調整を行うためのものであり、上縁部21に沿った第2
のアンテナ線条2の部分の略下方に、第2のアンテナ線
条2に沿って設けられている。第1の補助線条5の付設
箇所は、図1ではサイド窓ガラス板10の右上縁部近傍
の第2のアンテナ線条2の部分(箇所k)である。第1
の補助線条5の長さ(箇所k〜箇所b)は、(λM/
4)×0.1×K〜(λM/4)×1.0×Kとするこ
とがFM放送帯の感度向上の点で好ましい。
【0015】第2の補助線条6と第3の補助線条7とは
FM放送帯の感度の微調整を行うために設けられるもの
である。第2の補助線条6は箇所jにおいて接続線条3
に付設されている。第3の補助線条7は箇所fにおいて
第2のアンテナ線条2に付設されている。第2の補助線
条6は箇所jを起点として反時計方向回りに伸長され
る。第3の補助線条7は箇所fを起点として第2の補助
線条6の内側に時計方向回りに伸長される。第2の補助
線条6の長さ(箇所j〜箇所d)と第3の補助線条7の
長さ(箇所f〜箇所c)とは、ともに、(λM/4)×
0.1×K〜(λM/4)×1.0×KとすることがF
M放送帯の感度向上の点で好ましい。
FM放送帯の感度の微調整を行うために設けられるもの
である。第2の補助線条6は箇所jにおいて接続線条3
に付設されている。第3の補助線条7は箇所fにおいて
第2のアンテナ線条2に付設されている。第2の補助線
条6は箇所jを起点として反時計方向回りに伸長され
る。第3の補助線条7は箇所fを起点として第2の補助
線条6の内側に時計方向回りに伸長される。第2の補助
線条6の長さ(箇所j〜箇所d)と第3の補助線条7の
長さ(箇所f〜箇所c)とは、ともに、(λM/4)×
0.1×K〜(λM/4)×1.0×KとすることがF
M放送帯の感度向上の点で好ましい。
【0016】図3の例では、AM放送帯の感度向上及び
FM放送帯の感度向上を図るために、第3のアンテナ線
条8と第4のアンテナ線条9とをサイド窓ガラス板10
に設けている。第3のアンテナ線条8は給電点4を起点
として第2のアンテナ線条2の外側に時計回り方向にほ
ぼ1周するように、かつ、略水平線条11〜16、接続
線条3及び第2のアンテナ線条2を囲むように伸長され
る。
FM放送帯の感度向上を図るために、第3のアンテナ線
条8と第4のアンテナ線条9とをサイド窓ガラス板10
に設けている。第3のアンテナ線条8は給電点4を起点
として第2のアンテナ線条2の外側に時計回り方向にほ
ぼ1周するように、かつ、略水平線条11〜16、接続
線条3及び第2のアンテナ線条2を囲むように伸長され
る。
【0017】第4のアンテナ線条9は給電点4を起点と
して第1のアンテナ線条1の内側に反時計回り方向に、
かつ、略水平線条11〜16、接続線条3及び第2のア
ンテナ線条2を囲んでほぼ1周するように伸長される。
また、第3のアンテナ線条8は第2のアンテナ線条2と
第4のアンテナ線条9との間に配設される。
して第1のアンテナ線条1の内側に反時計回り方向に、
かつ、略水平線条11〜16、接続線条3及び第2のア
ンテナ線条2を囲んでほぼ1周するように伸長される。
また、第3のアンテナ線条8は第2のアンテナ線条2と
第4のアンテナ線条9との間に配設される。
【0018】第3のアンテナ線条8の長さ(給電点4を
含まない)と第4のアンテナ線条9の長さ(給電点4を
含まない)とは、ともに、(λM/2)×0.6×K〜
(λM/2)×1.4×KとすることがFM放送帯の感
度向上の点で好ましい。
含まない)と第4のアンテナ線条9の長さ(給電点4を
含まない)とは、ともに、(λM/2)×0.6×K〜
(λM/2)×1.4×KとすることがFM放送帯の感
度向上の点で好ましい。
【0019】各線条の幅は、特に制限されないが、視野
を良好にする観点から通常0.2〜1mmの範囲である
ことが好ましい。また、各線条の少なくとも1つ又はそ
のすべてを透明導電物質としてもよい。視野を妨げにく
いからである。
を良好にする観点から通常0.2〜1mmの範囲である
ことが好ましい。また、各線条の少なくとも1つ又はそ
のすべてを透明導電物質としてもよい。視野を妨げにく
いからである。
【0020】また、各線条は、通常、銀ペースト等の導
電性金属含有ペーストをサイド窓ガラス板の車内側表面
にプリントし、焼付けて形成する等により製造するが、
この形成方法に限定されず、銅線等の導電性の線状体又
は箔状体をサイド窓ガラス板の車内側又は車外側表面に
形成してもよく、サイド窓ガラス板の内部に設けてもよ
い。
電性金属含有ペーストをサイド窓ガラス板の車内側表面
にプリントし、焼付けて形成する等により製造するが、
この形成方法に限定されず、銅線等の導電性の線状体又
は箔状体をサイド窓ガラス板の車内側又は車外側表面に
形成してもよく、サイド窓ガラス板の内部に設けてもよ
い。
【0021】なお、本発明の自動車用サイド窓ガラスア
ンテナは後部サイド窓ガラス板に適しているが、前部サ
イド窓ガラス板に設けてもよい。また、本発明の自動車
用サイド窓ガラスアンテナを両側のサイド窓ガラス板に
設け、両ガラスアンテナ間でダイバーシティ受信を行う
ことが指向性向上のために好ましい。
ンテナは後部サイド窓ガラス板に適しているが、前部サ
イド窓ガラス板に設けてもよい。また、本発明の自動車
用サイド窓ガラスアンテナを両側のサイド窓ガラス板に
設け、両ガラスアンテナ間でダイバーシティ受信を行う
ことが指向性向上のために好ましい。
【0022】
【実施例】「例1」自動車の後部サイド窓ガラス板を使
用し、図1に示すような自動車用サイド窓ガラスアンテ
ナを製作した。第1の補助線条5、第2の補助線条6及
び第3の補助線条7も設けた。略水平線条11〜16の
間隔については、等間隔とした。すべての線条の線幅も
同一とした。各部の寸法(単位mm)は表1のとおりで
ある。FM放送受信における感度特性を図4に、AM放
送受信における感度特性を図5に示す。なお、図4、5
において、長さ800mmのポールアンテナの感度を、
0dBとし基準とした。
用し、図1に示すような自動車用サイド窓ガラスアンテ
ナを製作した。第1の補助線条5、第2の補助線条6及
び第3の補助線条7も設けた。略水平線条11〜16の
間隔については、等間隔とした。すべての線条の線幅も
同一とした。各部の寸法(単位mm)は表1のとおりで
ある。FM放送受信における感度特性を図4に、AM放
送受信における感度特性を図5に示す。なお、図4、5
において、長さ800mmのポールアンテナの感度を、
0dBとし基準とした。
【0023】
【表1】
【0024】「例2」図3に示すような自動車用サイド
窓ガラスアンテナであって、表2に示した寸法以外につ
いては、例1と同寸法の自動車用サイド窓ガラスアンテ
ナを製作した。FM放送受信における感度特性を図4
に、AM放送受信における感度特性を図5に示す。
窓ガラスアンテナであって、表2に示した寸法以外につ
いては、例1と同寸法の自動車用サイド窓ガラスアンテ
ナを製作した。FM放送受信における感度特性を図4
に、AM放送受信における感度特性を図5に示す。
【0025】
【表2】
【0026】
【発明の効果】本発明のサイド窓ガラスアンテナでは、
水平方向に設けられている線条を少なくできるため、2
000cm2以下の小面積のサイド窓ガラス板を使用す
る場合においても、視野が良好であり、かつ、FM放送
及びAM放送の感度も向上できる。
水平方向に設けられている線条を少なくできるため、2
000cm2以下の小面積のサイド窓ガラス板を使用す
る場合においても、視野が良好であり、かつ、FM放送
及びAM放送の感度も向上できる。
【図1】本発明の一実施例の構成図。
【図2】従来例の構成図。
【図3】図1の自動車用サイド窓ガラスアンテナとは別
の実施例の構成図。
の実施例の構成図。
【図4】例1及び例2の、FM放送受信における感度特
性図。
性図。
【図5】例1及び例2の、AM放送受信における感度特
性図。
性図。
【符号の説明】 1:第1のアンテナ線条 2:第2のアンテナ線条 3:接続線条 4:給電点 5:第1の補助線条 6:第2の補助線条 7:第3の補助線条 10:サイド窓ガラス板 11、12、13、14、15、16:略水平線条 21:サイド窓ガラス板10の上縁部 22:サイド窓ガラス板10の下縁部 23:サイド窓ガラス板10の左縁部 24:サイド窓ガラス板10の右縁部 a、b、c、d、e、f、g、j、k:サイド窓ガラス
板10の箇所
板10の箇所
Claims (1)
- 【請求項1】サイド窓ガラス板(10)に第1のアンテ
ナ線条(1)、第2のアンテナ線条(2)、接続線条
(3)、複数本の略水平線条及び給電点(4)が設けら
れている自動車用サイド窓ガラスアンテナであって、 車内側又は車外側から見て、 給電点(4)は自動車のサイド窓ガラス板(10)の左
縁部(23)近傍に配設されており、 第1のアンテナ線条(1)は給電点(4)を起点として
略下方に伸長されており、 接続線条(3)は給電点(4)を起点として第1のアン
テナ線条(1)より右側に配設され、かつ、略下方に伸
長されており、 第2のアンテナ線条(2)はサイド窓ガラス板(10)
の右縁部(24)の下方から上方に向かって伸長されて
おり、さらに第2のアンテナ線条(2)はサイド窓ガラ
ス板(10)の右上縁部近傍で略左方に曲がって伸長さ
れており、 接続線条(3)と第2のアンテナ線条(2)とは上下方
向の所定間隔ごとに設けられる複数本の略水平線条によ
って接続されていることを特徴とする自動車用サイド窓
ガラスアンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33182299A JP2001156518A (ja) | 1999-11-22 | 1999-11-22 | 自動車用サイド窓ガラスアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33182299A JP2001156518A (ja) | 1999-11-22 | 1999-11-22 | 自動車用サイド窓ガラスアンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001156518A true JP2001156518A (ja) | 2001-06-08 |
Family
ID=18248038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33182299A Pending JP2001156518A (ja) | 1999-11-22 | 1999-11-22 | 自動車用サイド窓ガラスアンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001156518A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101028188B1 (ko) | 2008-03-31 | 2011-04-11 | 기아자동차주식회사 | 글라스 안테나 |
-
1999
- 1999-11-22 JP JP33182299A patent/JP2001156518A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101028188B1 (ko) | 2008-03-31 | 2011-04-11 | 기아자동차주식회사 | 글라스 안테나 |
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