JP2001156384A - 半導体レーザ - Google Patents

半導体レーザ

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JP2001156384A JP33810399A JP33810399A JP2001156384A JP 2001156384 A JP2001156384 A JP 2001156384A JP 33810399 A JP33810399 A JP 33810399A JP 33810399 A JP33810399 A JP 33810399A JP 2001156384 A JP2001156384 A JP 2001156384A
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Yoshihiro Sasaki
善浩 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共振器長の長い半導体レーザでも、組立スト
レスを緩和し、信頼性の高いマウントを可能とする。 【解決手段】 半導体レーザのヒートシンクに融着する
電極面110にハニカム構造のPHS(プレーテッドヒ
ートシンク)電極111を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体レーザに関
し、特にPHS電極を備えた半導体レーザに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザのマウント時の機械的、熱
的ストレスを軽減することと、放熱特性の向上のため
に、プレーテッドヒートシンク(Plated Hea
t Sink(以下、PHSと称す)電極を半導体レー
ザのマウント側電極に形成する技術は古くから知られて
いる。例えば、特開昭57−27090号公報、特開昭
57−27092号公報、特開昭59−165474号
公報、特開昭57−199286号公報、特開平6−1
52074号公報等には、PHS電極として、高熱伝導
性の金属である金や銀のメッキ層を厚膜電極として形成
することが開示されている。
【0003】最近では、半導体レーザの活性層に歪多重
量子井戸構造を用いることで半導体レーザの特性は飛躍
的に向上している。薄い量子井戸層でも大きな利得が得
られるため、量子井戸層への閉じこめ係数を小さくする
ことで量子井戸層でのロスを低減しつつ高利得を保ち低
閾値、高効率の半導体レーザが実現できるようになって
きている。
【0004】実動作においては電流注入によって発生し
た熱を活性層から逃がすために、熱伝導率の良いPHS
電極とする必要がある。熱的には半導体レーザの活性層
に近い電極側をヒートシンクに融着することが好ましい
ことはいうまでもない。
【0005】このとき半導体レーザには大きな熱的なス
トレスがかかる。この組立時のストレスは半導体基板
(InP、GaAs等)、ヒートシンク(ダイヤモン
ド、BN、AlN、Si等)、融着剤(SnやPbの合
金)、電極金属(Au等)の熱膨張係数の差によって発
生する。特に融着剤と半導体基板との熱膨張係数の違い
は4〜5倍に及ぶので、PHS電極の形成は有効であ
る。
【0006】また、エルビウムがドープされたファイバ
アンプ(EDFA:Erbiumdoped fibe
r amplifier)の励起光源に用いられる1.
48μmの発振波長の高出力光源や、光ファイバの破断
点検知に用いられる破断点検出器(OTDR:Opti
cal time domain reflectom
etor)の光源である1.31μm、1.55μmや
1.65μmの発振波長を有する高出力半導体レーザ光
源では量子井戸活性層を用いたことでロスを小さくでき
る為、より長い共振器を用いることが可能になってきて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
レーザの共振器長が900μmを越える程長い場合は熱
膨張係数の差の与える影響が無視できないほどになって
くる。最悪の場合は組み立てただけで半導体レーザチッ
プにクラックが入ってしまうという不具合があった。融
着剤と半導体基板の中間の熱膨張係数を有する金メッキ
のPHSを備えることで組立のストレスはある程度低減
できるものの十分ではないため、融着後に徐冷の時間が
必要で十分な組立スループットを確保できなかった。
【0008】また、半導体レーザ内部に回折格子を備え
る分布帰還型レーザ(Distributed Fee
dback レーザ)や分布反射型レーザ(Distr
ibuted Bragg Reflector レー
ザ)では組立時のストレスの為、単一縦モードの安定性
が崩れることなどから、熱的には不利な活性層に遠い電
極側をヒートシンクに融着することを余儀なくされてい
る。このような組立方法をもってしても従来のPHS電
極を単に採用しただけでは組立時に起因する縦単一軸モ
ードの変化を完全に抑制することは困難であった。
【0009】また、DVD(Digital Vers
atile Disk)用の赤色半導体レーザにおいて
も、組立時のストレスのため、駆動電流が変動したり、
信頼性に影響を与えることがあるため組立条件の最適化
が必要であり、十分な組立スループットを確保できなか
った。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ヒート
シンクに融着する電極面にPHS(プレーテッドヒート
シンク)電極を有する半導体レーザにおいて、前記PH
S電極がメッシュ構造を有していることを特徴とする半
導体レーザが得られる。
【0011】また、前記メッシュ構造の開口部を囲む枠
が互いに直交しないパターンであることを特徴とする。
【0012】もしくは、前記メッシュ構造がハニカム構
造であることを特徴とし、前記ハニカム構造は、厚さが
2〜5μm、内側の正六角形の対角線の長さが5〜20
μm、幅が5〜10μmであることを特徴とする。
【0013】さらに、前記半導体レーザの活性層に歪多
重量子井戸構造を用いていることを特徴とする。
【0014】さらにまた、前記PHS電極における開口
率は9%〜60%であることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の第一の実施の形態による半
導体レーザを模的に示す斜視図である。第一導電型半導
体基板101上に、第一導電型クラッド層、歪多重量子
井戸からなる活性層、第二伝導型クラッド層からなる導
波路層401を有し、その導波路以外の部分が第二導電
型ブロック層105、第一導電型ブロック層106で埋
め込まれ、更に全体が第二導電型クラッド層107、第
二伝導型キャップ層108で埋め込まれ、両側に電極1
09、110を備える半導体レーザにおいて、活性層に
近い電極面にハニカム構造を有するPHS電極111を
備えている。このハニカム構造は、厚さが2〜5μm、
内側の正六角形の対角線の長さが5〜20μm、幅が5
〜10μmである。その場合のPHS電極の開口率(開
口部の面積/PHS電極全体の面積)は9%〜60%に
なる。この開口率がこの範囲を超えて大きすぎると放熱
特性が劣化し、小さすぎるとストレス緩和効果が期待で
きないので、上記範囲に選ぶことが望ましい。
【0017】また、本発明のPHS電極は、半導体レー
ザの共振器長が大きい場合に特に有効であり、例えば9
00μm以上の場合などではストレスの原因となるソル
ダとの接触面積が増大し基板だけではそのストレスを吸
収しきれなくなるので、共振器長が900μm以上の半
導体レーザへ本発明を適用するとその効果が顕著である
と言える。
【0018】次に図2および図3を参照して具体的に説
明する。図2(a)に示すように、(100)面を主面
とするn−InP基板101上に<011>方向に延在
する一対のSiO2 膜によるストライプマスク21を形
成する。このときSiO2 マスクの幅は5μm程度で一
対のSiO2 マスクの間の開口部の幅は3μm程度であ
る。
【0019】次に図2(b)に示すように、有機金属気
相成長法によりn−InPクラッド層(濃度1x1018
cm-3:厚さ200nm)102、及び多重量子井戸か
らなる活性層103、p−InPクラッド層(濃度7x
1017cm-3:厚さ150nm)104で構成される光
導波路層401を選択成長する。
【0020】活性層103は図3に示すようにn−In
GaAsP光閉じ込め(SCH:Separate C
onfinement Heterostructur
e)層(波長組成1.13μm、濃度1x1018
-3、厚さ33nm)1、un−InGaAsPバリア
層(波長組成1.2μm、厚さ7nm)2、un−In
GaAsP歪量子井戸層(波長組成1.47μm、歪量
1%、厚さ4nm)3、un−InGaAsPのSCH
層(波長組成1.13μm、厚さ33nm)4からなり
歪量子井戸層の層数は3とする。この様な多重量子井戸
構造を採用することで波長1.48μmでレーザ発振す
る。言うまでもないが、上記の「un−」はアンドープ
のことである。
【0021】次に図2(c)に示すように、活性層を含
む導波路層の直上にのみSiO2マスク21を形成した
あと、図2(d)に示すように有機金属気相成長法によ
りp−InPブロック層(濃度7x1017cm-3:厚さ
600nm)105、n−InPブロック層(濃度1x
1018cm-3:厚さ600nm)106を形成し、図2
(e)に示すように、SiO2 マスク21を除去し、全
体をp−InPクラッド層(濃度1x1018cm-3:厚
さ3μm)107、p−InGaAsキャップ層(濃度
5x1018cm-3:厚さ0.2μm)108で埋め込
み、n側およびp側に電極109および110をそれぞ
れ形成する。
【0022】更にフォトリソグラフィによりp側電極上
にハニカム構造を有するPHS電極を金メッキで形成す
る。すなわち、フォトレジストでハニカムパターンにp
側電極109を露出させ、露出部のみに選択電気メッキ
を施すものである。このときハニカム構造を形成する金
メッキの内側の正六角形の対角線の長さは20μm、幅
5μm、厚さ3μmである。劈開及びペレッタイズ用に
半導体レーザチップの周辺から25μmの幅領域には金
メッキを施さないことが望ましい。
【0023】共振器長が1500μmになる寸法で劈開
し、図示していないが、SiNの無反射膜(反射率2
%)、SiO2 とアモルファスSi(a−Si)の多層
膜からなる高反射膜(反射率95%)を両端面に形成し
て半導体レーザとする。
【0024】図4に比較例としての従来形式のPHS電
極を備えた半導体レーザ400の斜視図を示す。PHS
電極の構成を除いて、半導体レーザの寸法や内部構成お
よび作製の方法は本実施形態例と同じである。p側電極
の上に形成されている金メッキによるPHS電極は幅2
50μm、長さ1450μm、厚さ3μmのベタ電極層
である。同図では、半導体レーザの内部構造の図示を省
略している。
【0025】図4に示す比較例では、ヒートシンクにマ
ウントしただけで単一軸モード性が悪化したり、光出力
−駆動電流(L−I)特性曲線にキンクが発生するとい
う不良が10〜15%存在したが、本発明を用いること
で組み立て起因の特性変化による不良発生率は2%以下
に低減することができた。
【0026】次に、本発明の実施の形態の動作について
図面を参照して説明する。
【0027】ダイヤモンド等のヒートシンクへの半導体
レーザ素子の融着時、本発明のハニカム構造を有するP
HS電極では融着剤と半導体基板の熱膨張係数の中間の
熱膨張係数を有する金を用いていることでそのストレス
を緩和するのみならず、ハニカム構造自体が引っ張りや
圧縮のストレスを吸収するため、素子へのストレスの影
響を小さくすることができる。
【0028】図5に示すように熱膨張係数の違いにより
融着後の冷却時にハニカム状の金メッキに加わる共振器
方向の圧縮の応力は3方向から120度で交わる点で分
散され、共振器に垂直方向に加わる圧縮の応力をうち消
す方向に働く。そのため、半導体レーザ素子自身には大
きな応力を与えないですむ。
【0029】AuSnのソルダを融着剤として用いた場
合には、金の合金化が進行するが厚さ2μm以上のPH
S電極の厚みがあれば金の融点は1064℃であり通常
の融着時は溶融していないためハニカム構造でストレス
を吸収することができる。熱的には溶融したソルダがハ
ニカム構造の中に入り込むため十分な熱伝導度を確保す
ることができる。
【0030】次に第二の実施の形態について説明する。
図6は第二の実施形態例を説明するための半導体レーザ
を模式的に示す斜視図である。この例では導波路内部に
回折格子51を有しており、ハニカム構造を有したPH
S電極が基板側の電極109上に形成されていることに
特徴がある。
【0031】以下に図6を参照して1.3μm帯のλ/
4シフト分布帰還型レーザ(Distributed
Feedback lasor)についての具体例を説
明する。
【0032】光導波路層401はn−InGaAsPガ
イド層(波長組成1.13μm、厚さ60nm)、n−
InPスペーサ層(濃度1x1018cm-3、厚さ20n
m)、n−InGaAsPのSCH層(波長組成1.1
3μm、濃度1x1018cm -3、厚さ33nm)、un
−InGaAsPバリア層(波長組成1.13μm、厚
さ7nm)、un−InGaAsP歪量子井戸層(波長
組成1.27μm、歪量1%、厚さ5nm)、un−I
nGaAsPのSCH層(波長組成1.13μm、厚さ
33nm)、p−InPクラッド層(濃度1x1018
-3、厚150nm)からなり活性層の歪量子井戸層の
層数は7とする。
【0033】この光導波路層には高さ25nm、ピッチ
202.7nmのλ/4シフト回折格子51が作り込ま
れている。この様な多重量子井戸構造を取ることで波長
1.31μmで単一軸モードレーザ発振する。更にp−
InPブロック層(濃度7x1017cm-3:厚さ600
nm)105、un−InPからなる電流ブロック層
(厚さ200nm)112、n−InPブロック層(濃
度1x1018cm-3:厚さ600nm)106を形成
し、全体をp−InPクラッド層 (濃度1x10 18
-3:厚さ2μm)107、p−InGaAsキャップ
層(濃度5x1018cm-3:厚さ0.2μm)108で
埋め込み、n側およびp側に電極109および110を
それぞれ形成する。
【0034】更にフォトリソグラフィによりn側電極上
にハニカム構造を有するPHS111を金メッキで形成
する。このときハニカム構造を形成する金メッキの内側
の正六角形の対角線の長さは10μm、幅3μm、厚さ
2μmである。
【0035】本例による半導体レーザの作製方法は、ま
ず半導体基板上に干渉露光法もしくは電子ビーム描画法
を用いてλ/4シフト回折格子51を形成する。回折格
子の形成は基板全体に行っても良いし、活性層を含む導
波路層の直下にのみ形成しても良い。
【0036】これ以降の作製方法は第一の実施形態例と
ほぼ同じである。回折格子のλ/4シフト位置が素子の
中央に来るように共振器長450μmに劈開し両端面に
反射率1%以下の無反射(AR)コートを施す。この第
二の実施形態例の場合は基板側(n側)をAlNのヒー
トシンクにAuSnソルダを融着剤として用いてマウン
トする。
【0037】次に第三の実施例について説明する。図7
は第三の実施例を説明するための斜めから見た赤色LD
の模式図である。この第三の実施例の特徴は金メッキで
はなく蒸着で全面に形成した厚めの金層をウェットエッ
チングによってハニカム構造にしたことである。
【0038】半導体レーザの構造は(511)面を主面
とするn−GaAs基板301上にp−GaAsバッフ
ァ層(濃度7x1017cm-3、厚さ1μm)302、n
−AlGaInPクラッド層303、多重量子井戸から
なる活性層304、p−AlGaInPクラッド層30
5、n−GaAsブロック層306、p−GaAs埋め
込み層307を順次積層した構造となっている。活性層
の多重量子井戸はGaInPウェル層、AlGaInP
バリア層からなっており層数は4層である。
【0039】ハニカム構造のPHS電極111はp側電
極110の最終層に厚さ2μmの金を全面に蒸着によっ
て形成した後、フォトリソグラフィ法と金エッチによっ
て形成する。ハニカム構造の内側の正六角形の対角線の
長さは5μm、幅5μmである。
【0040】共振器長500μmに劈開したあと、後方
に70%、前方に30%のコーティングを施し半導体レ
ーザチップとする。本発明の半導体レーザをSiヒート
シンクに融着する場合はPHS電極の構造が融着のスト
レスを吸収するため徐冷が全く不要になり融着に要する
時間は従来の5秒から2秒へと大幅に短縮できた。ま
た、このような大きなスループットを実現しても組立後
の特性の変化及び信頼度への影響は観測されなかった。
【0041】なお、上記した実施の形態では、PHS電
極としてハニカム構造の例を最適例として説明し、その
開口形状も正六角形が最適例としたが、本発明はその一
例に限定されるものではない。例えば、開口形状が円
形、菱形、三角形、八角形等の網目構造電極でも効果は
期待できる。ただし、網目の格子が直交するような、例
えば四角形の開口形状のものは応力の分散が不十分であ
り、本発明のPHS電極としては不適である。
【0042】また、本発明のPHS電極の最適な材料
は、今のところ実施の形態で述べた金が最適であるが、
本発明が金に限定されるべき理由はなく、金と同等な性
質の材料が採用できることは言うまでもない。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、ヒートシンクへの半導
体レーザ素子融着時に発生するストレスを緩和すること
ができ、組立起因の不良の発生を抑制することができ
る。
【0044】また、高出力用途の長共振器半導体レーザ
においては、ヒートシンクへの組立起因の不良(発振閾
値の増大や発振スペクトルのスプリット等)が比較例の
全面ベタ状のPHS電極の場合5〜8%あったが本発明
を適用することで2%以下になった。
【0045】さらに、比較例では熱伝導率は小さいがI
nPと熱膨張係数の近いヒートシンク材(AlNやB
N)を用いなければ融着起因の不良発生率は更に増大し
たが、本発明の場合は熱膨張係数の差は大きいが熱伝導
率の大きなダイアモンドヒートシンクを用いることが可
能になった為、融着後の熱抵抗は下がり大電流注入時の
光出力や飽和光出力が増大した。
【0046】組立作業時間も比較例は徐冷を含めて10
分程度必要だったが本発明の適用により徐冷が不要とな
って1分以下になり組立のスループットを向上させるこ
とができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体レーザを模式的に示す斜視図。
【図2】本発明の第一の実施の形態による作製工程を示
す断面図。
【図3】本発明の第一の実施の形態を説明するためのバ
ンドダイアグラム。
【図4】比較例としての高出力レーザを模式的に示す斜
視図。
【図5】本発明によるハニカム構造の応力低減を説明す
る平面図。
【図6】本発明の第二実施の形態によるλ/4シフトD
FBレーザを模式的に示す斜視図。
【図7】本発明の第三の実施の形態による赤色レーザを
模式的に示す斜視図。
【符号の説明】
21 SiO2 膜 51 λ/4シフト回折格子 101 半導体基板(n−InP基板) 102 n型クラッド層(n−InP) 103 歪多重量子井戸活性層 104 p型クラッド層(p−InP) 105 pブロック層(p−InP) 106 nブロック層(n−InP) 107 p型クラッド層(p−InP) 108 p型キャップ層(p−InGaAs) 109 n側電極 110 p側電極 111 PHS電極 112 電流ブロック層(un−InP) 301 半導体基板(n−GaAs基板) 302 n型バッファ層(n−GaAs) 303 n型クラッド層(n−AlGaInP) 304 歪多重量子井戸活性層 305 p型クラッド層(p−AlGaInP) 306 nブロック層(n−GaAs) 307 p埋め込み層(p−GaAs) 401 光導波路層

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒートシンクに融着する電極面にPHS
    (プレーテッドヒートシンク)電極を有する半導体レー
    ザにおいて、前記PHS電極がメッシュ構造を有してい
    ることを特徴とする半導体レーザ。
  2. 【請求項2】 前記メッシュ構造の開口部を囲む枠が互
    いに直交しないパターンであることを特徴とする請求項
    1記載の半導体レーザ。
  3. 【請求項3】 前記メッシュ構造がハニカム構造である
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ。
  4. 【請求項4】 前記ハニカム構造は、厚さが2〜5μ
    m、内側の正六角形の対角線の長さが5〜20μm、幅
    が5〜10μmであることを特徴とする請求項3記載の
    半導体レーザ。
  5. 【請求項5】 前記PHS電極が金であることを特徴と
    する請求項1記載の半導体レーザ。
  6. 【請求項6】 前記半導体レーザの共振器長が900μ
    m以上であることを特徴とする請求項1記載の半導体レ
    ーザ。
  7. 【請求項7】 前記半導体レーザの活性層に歪多重量子
    井戸構造を用いていることを特徴とする請求項1記載の
    半導体レーザ。
  8. 【請求項8】 前記半導体レーザは内部に回折格子を備
    えることを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ。
  9. 【請求項9】 前記PHS電極における開口率は9%〜
    60%であることを特徴とする請求項1記載の半導体レ
    ーザ。
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