JP2001155678A - 質量分析計 - Google Patents

質量分析計

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JP2001155678A
JP2001155678A JP33683199A JP33683199A JP2001155678A JP 2001155678 A JP2001155678 A JP 2001155678A JP 33683199 A JP33683199 A JP 33683199A JP 33683199 A JP33683199 A JP 33683199A JP 2001155678 A JP2001155678 A JP 2001155678A
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switching valve
mass spectrometer
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sample gas
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JP33683199A
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Yoshihiko Arita
佳彦 有田
Kyoji Hirano
恭司 平野
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Horiba Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンジを用いる必要がなく、サンプルガス
の採取・捕集から分析計への導入までを自動的かつ連続
的に行うことができる質量分析計を提供する。 【解決手段】 一端に試料Sを採取するための採取部
1’を有する採取管1と、この採取管1に切換弁2を介
して接続される環状流路3とを有しており、前記環状流
路3中に、サンプリングポンプ4と、サンプル採取容器
5とが設けられるとともに、環状流路3に切換弁6を介
して排出流路7が接続され、また、前記環状流路3が一
つのバイパス流路8を有しており、このバイパス流路8
と環状流路3との二つの接続点9,10の内、少なくと
も上流側の接続点9に切換弁11が設けられ、さらに、
前記バイパス流路8に質量分析部12が接続されている
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば現場での
分析などに用いる質量分析計に関する。
【0002】
【従来の技術】地下などから採取したサンプルガスの分
析は、現場から一度研究室などに持ちかえって行うより
も、現場で採取した直後に行うほうが、精度の高い結果
を得ることができる。そのため、現場で採取したサンプ
ルガスを、その現場で質量分析計を用いて分析する場
合、従来、ガスを漏らさないガスタイトシリンジやテド
ラバッグで前記サンプルガスの捕集を行った後、気密性
の高いガスタイトシリンジを用いて質量分析計に人為的
にシリンジ注入していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
方法では、シリンジ注入が不可能な分析計に適用するこ
とができず、また、ガスタイトシリンジやテドラバッグ
による捕集は、人為的に行う必要があり、手間がかかる
という問題があった。
【0004】本発明は上述の事柄に留意してなされたも
ので、その目的は、シリンジを用いる必要がなく、サン
プルガスの採取・捕集から分析計への導入までを自動的
かつ連続的に行うことができる質量分析計を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の質量分析計は、一端に試料を採取するため
の採取部を有する採取管と、この採取管に切換弁を介し
て接続される環状流路とを有しており、前記環状流路中
に、サンプリングポンプと、サンプル採取容器とが設け
られるとともに、環状流路に切換弁を介して排出流路が
接続され、また、前記環状流路が一つのバイパス流路を
有しており、このバイパス流路と環状流路との二つの接
続点の内、少なくとも上流側の接続点に切換弁が設けら
れ、さらに、前記バイパス流路に質量分析部が接続され
ているとした(請求項1)。
【0006】上記の構成により、シリンジを用いる必要
がなく、サンプルガスの採取・捕集から分析計への導入
までを自動的かつ連続的に行うことができる質量分析計
を提供することが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図を参
照しながら説明する。図1は、本発明の一実施例に係る
質量分析計Dの構成を概略的に示す説明図である。質量
分析計Dは、一端に試料を採取するための採取部1’を
有する採取管1と、この採取管1に第一切換弁2を介し
て接続される環状流路3とを有しており、前記環状流路
3中に、サンプリングポンプ4と、サンプル採取容器5
とが設けられるとともに、環状流路3に第二切換弁6を
介して排出流路7が接続され、また、前記環状流路3が
一つのバイパス流路8を有しており、このバイパス流路
8と環状流路3との二つの接続点9、10の内、上流側
の接続点9に第三切換弁11が設けられ、さらに、前記
バイパス流路8に質量分析部12が接続されている。
【0008】前記採取管1は、たとえばボーリング機械
(図示せず)により地表から地中にかけて掘られた穴H
内に挿入され、その底部のガスを前記採取部1’を用い
て採取するためのものである。なお、採取管1の使用場
所は、土壌に限るものではない。
【0009】前記環状流路3には、第一切換弁2、第三
切換弁11、サンプリングポンプ4、第二切換弁6、サ
ンプル採取容器5がこの順に設けられている。
【0010】前記第一切換弁2は、たとえば三方電磁弁
であり、前記サンプル採取容器5から第三切換弁11へ
の流路が開状態となるとともに、前記採取管1から環状
流路3への流路が閉状態となる場合(以下、循環状態と
いう)と、前記採取管1から第三切換弁11への流路が
開状態となるとともに、前記サンプル採取容器5から第
三切換弁11への流路が閉状態となる場合(以下、サン
プル導入状態という)とに切り換えることが可能であ
る。
【0011】前記第二切換弁6は、たとえば三方電磁弁
であり、前記サンプリングポンプ4からサンプル採取容
器5への流路が開状態となるとともに、前記サンプリン
グポンプ4から排出流路7への流路が閉状態となる場合
(以下、循環状態という)と、前記サンプリングポンプ
4から排出流路7への流路が開状態となるとともに、前
記サンプリングポンプ4からサンプル採取容器5への流
路が閉状態となる場合(以下、サンプル排出状態とい
う)とに切り換えることが可能である。
【0012】前記排出流路7は、試料ガスSを質量分析
計D内から外へ排出するための流路である。
【0013】前記バイパス流路8は、前記接続点9およ
び質量分析部12の入口部22をつなぐ導入路8aと、
前記入口部22と、入口部22および前記接続点10を
つなぐ導出路8bとからなる。
【0014】前記第三切換弁11は、たとえば三方電磁
弁であり、前記第一切換弁2からバイパス流路8を通ら
ずに接続点10へと至る流路が開状態となるとともに、
前記第一切換弁2から導入路8aへの流路が閉状態とな
る場合(以下、循環状態という)と、前記第一切換弁2
から導入路8aへの流路が開状態となるとともに、前記
第一切換弁2からバイパス流路8を通らずに接続点10
へと至る流路が閉状態となる場合(以下、測定状態とい
う)とに切り換えることが可能である。
【0015】前記第一切換弁2、第二切換弁6、第三切
換弁11を、それぞれ二つの二方電磁弁を用いて構成し
てもよい。前記第一切換弁2を二つの二方電磁弁で構成
する場合、一方の二方電磁弁を採取管1に、他方の二方
電磁弁を環状流路3中のサンプル採取容器5と、採取管
1および環状流路3の接続点との間に位置する配管に設
ければよい。また、前記第二切換弁6を二つの二方電磁
弁で構成する場合、一方の二方電磁弁を排出流路7に、
他方の二方電磁弁を環状流路3中のサンプル採取容器5
と、排出流路7および環状流路3の接続点との間に位置
する配管に設ければよい。また、前記第三切換弁11を
二つの二方電磁弁で構成する場合、一方の二方電磁弁を
バイパス流路8の導入路8aに、他方の二方電磁弁を環
状流路3中の接続点9と、接続点10との間に位置する
配管に設ければよい。
【0016】前記質量分析部12は、たとえば飛行時間
型のものであり、試料ガスS(および校正ガス)をイオ
ン化するイオン源13と、飛行部14とからなる。な
お、前記イオン源13および飛行部14は、真空ポンプ
13P、14Pによって、それぞれ高真空状態にされて
いる。
【0017】15および16は、それぞれイオン源13
内で電子ビーム17を発生するためのフィラメントおよ
びエレクトロンコレクタであり、イオン源13内に供給
された試料ガスSの原子や分子に電子ビーム17が当た
ることによってこれがイオン化するように形成されてい
る。
【0018】18および19は、それぞれイオン化した
試料ガスSを移動させる電界を形成するイオン加速電極
および電極である。前記イオン加速電極18は電子ビー
ム17の透過窓18a、18bを有しており、図示しな
い絶縁物を介して電極19に固定されている。また、前
記電極19は、その中心位置にピンホール孔19aを有
している。
【0019】すなわち、イオン加速電極18および電極
19は、透過窓18a、18b、ピンホール孔19aを
除いて閉ざされた空間Aを作ることができ、その内圧を
高くすることができる。また、イオン加速電極18は凹
部を形成するように湾曲した3次曲面を形成するので、
両電極18、19間に電圧をかけることにより、前記空
間A内に、湾曲した等電位面を有する電界を形成するこ
とができる。そして、この電界は各部で発生したイオン
を前記ピンホール孔19aに収束させるような形状であ
る。
【0020】20は、前記ピンホール孔19aから出射
されたイオンに作用する電界を加えるイオンビーム収束
用の電極であり、この電極20に電圧をかけることによ
り、飛行部14内のイオンビームを検出器(電子倍増
管)21に収束させることができる。
【0021】前記質量分析部12は、イオン源13内で
生成したイオンがピンホール孔19aに収束するので、
電極19に開設された小さなピンホール孔19aを除い
て、イオン源13と飛行部14を完全に分離でき、イオ
ン源13の気密性を高めることができる。すなわち、飛
行部14を高真空にした状態で、イオン源13に多くの
試料ガスSを流入することができる。
【0022】また、イオン源13に多くの試料ガスSを
挿入できるので、イオン源13内において、試料ガスS
の原子または分子に電子ビーム17が衝突する確率を上
げることができ、イオン化効率を引き上げることができ
る。そして、飛行部14が高真空であるので、飛行部1
4に出射したイオンが他の原子や分子に衝突することで
生じる感度低下を抑えることができる。
【0023】なお、前記イオン加速電極18の形状を、
イオン源13内の空間Aで生成したイオンを一点に収束
させるような電界を形成できる3次曲面であるとしてい
るが、このような構成に限るものではなく、イオン加速
電極18の形状を、たとえば2次曲面を有するものであ
り、その電極19にスリット状の孔を形成し、このスリ
ット状の孔にイオンを収束させるようにしてもよい。
【0024】上記のように、イオン加速電極18を2次
曲面とすることにより、その製造時に導電体からなる平
板を湾曲させるだけでよいので容易に形成でき、製造コ
ストを引き下げることができる。
【0025】上記質量分析部12の種類は、飛行時間型
に限るものではなく、磁場型、四重極型など各種のガス
分析用の質量分析部としてもよい。
【0026】また、質量分析部12の入口部22に設け
られたメンブレン23は、たとえばシリコンからなり、
大量の試料ガスSや校正ガス(後述する)が質量分析部
12内に一気に導入されることを防止するためのもので
ある。
【0027】上記の構成からなる質量分析計Dにおい
て、第一切換弁2、第二切換弁6、第三切換弁11、サ
ンプリングポンプ4、質量分析部12を組み合わせたシ
ステムを電気的に制御するようにしてもよい。
【0028】次に、上記の構成からなる質量分析計Dに
おける試料ガスSの捕集方法について説明する。まず、
試料ガスSの捕集の前処理として、質量分析計D内のパ
ージを行う。そのためには、第一切換弁2を循環状態、
第二切換弁6をサンプル排出状態、第三切換弁11を循
環状態とするとともに、サンプリングポンプ4をONに
して、前記環状流路3内のガスを排出流路7から排出す
る。このような操作により、環状流路3内は、ほぼ真空
に近い状態となる。
【0029】上記前処理後、第一切換弁2をサンプル導
入状態、第二切換弁6を循環状態に切り換えることによ
り、穴H内にある試料ガスSを、採取部1’より質量分
析計D内に導入することができる。なお、質量分析計D
内に導入された試料ガスSは、環状流路3内を、前記第
三切換弁11、接続点10、サンプリングポンプ4、第
二切換弁6を順に経て、前記サンプル採取容器5内およ
びサンプル採取容器5から前記第一切換弁2までに設け
られた配管内に貯留される。そして、この試料ガスSの
質量分析計D内への導入は、所定量(たとえば200μ
L)の試料ガスSが質量分析計D内に導入されるまで続
けられる。
【0030】所定量の試料ガスSを質量分析計D内へ導
入した後、前記第一切換弁2を循環状態に切り換えるこ
とで、質量分析計D内への試料ガスSの導入を停止す
る。なお、前記第一切換弁2を循環状態に切り換えたこ
とにより、試料ガスSは環状流路3内を循環することと
なる。
【0031】そして、上記のように環状流路3内を循環
する試料ガスSを質量分析部12に送って分析するに
は、前記第三切換弁11を測定状態に切り換えること
で、試料ガスSが前記バイパス流路8を通るようにすれ
ばよい。このような操作により、試料ガスSは、前記第
三切換弁11(接続点9)から導入路8aを通って質量
分析部12の入口部22に至り、この入口部22から導
出路8bを通って接続点10に至る。
【0032】上記のように入口部22を通る試料ガスS
は、たとえば毎分数μLだけメンブレン23から質量分
析部12内へ導入され、分析されることになる。
【0033】分析後の試料ガスSを質量分析計D内から
排出するには、捕集の前処理として行ったパージを同様
に行えばよい。
【0034】上記の構成からなる質量分析計Dにおい
て、前記接続点10にも切換弁(たとえば一つの三方電
磁弁や二つの二方電磁弁)を設けるようにしてもよい。
【0035】上記の構成からなる質量分析計Dによれ
ば、前記質量分析部12として、シリンジ注入できない
分析部、すなわちガスクロカラムを搭載せずサンプルを
直接導入する質量分析部を用いることが可能である。
【0036】また、上記の構成からなる質量分析計Dに
よれば、試料ガスSを捕集するための前処理から試料ガ
スSの排出まで(つまり、試料ガスSの捕集の前処理お
よび試料ガスSの採取、試料ガスSの質量分析計D内へ
の導入・捕集および質量分析部12における分析、試料
ガスSの質量分析計D外への排出)を、全て自動的、連
続的に行うことが可能である。
【0037】図2は、本発明の第二実施例に係る質量分
析計D2 の構成を概略的に示す説明図である。なお、上
記第一実施例に示したものと同一構造の部材には、同じ
符号を付し、その説明を省略する。質量分析計D2 の構
成は、第一実施例の構成と比して、環状流路3内に設け
られたサンプリングポンプ4と第二切換弁6の順番が入
れ代わっており、また、前記排出流路7に排出ポンプ
7’が設けられている。なお、質量分析計D2 における
第二切換弁6は、前記質量分析部12からサンプリング
ポンプ4への流路が開状態となるとともに、前記質量分
析部12から排出流路7への流路が閉状態となる場合
(以下、循環状態という)と、前記質量分析部12から
排出流路7への流路が開状態となるとともに、前記質量
分析部12からサンプリングポンプ4への流路が閉状態
となる場合(以下、サンプル排出状態という)とに切り
換えることが可能である。
【0038】次に、上記の構成からなる質量分析計D2
における試料ガスSの捕集方法について説明する。ま
ず、試料ガスSの捕集の前処理として、質量分析計D内
のパージを行う。そのためには、第一切換弁2を循環状
態、第二切換弁6をサンプル排出状態、第三切換弁11
を循環状態とするとともに、サンプリングポンプ4をO
FFにし、かつ排出ポンプ7’をONにして、前記環状
流路3内のガスを排出流路7から排出する。このような
操作により、環状流路3内は、ほぼ真空に近い状態とな
る。
【0039】上記前処理後、第一切換弁2をサンプル導
入状態、第二切換弁6を循環状態に切り換えるととも
に、サンプリングポンプ4をONにし、かつ排出ポンプ
7’をOFFにすることにより、穴H内にある試料ガス
Sを、採取部1’より質量分析計D内に導入することが
できる。なお、質量分析計D内に導入された試料ガスS
は、環状流路3内を、前記第三切換弁11、接続点1
0、第二切換弁6、サンプリングポンプ4を順に経て、
前記サンプル採取容器5内およびサンプル採取容器5か
ら前記第一切換弁2までに設けられた配管内に貯留され
る。そして、この試料ガスSの質量分析計D内への導入
は、所定量(たとえば200μL)の試料ガスSが質量
分析計D内に導入されるまで続けられる。
【0040】所定量の試料ガスSを質量分析計D内へ導
入した後、前記第一切換弁2を循環状態に切り換えるこ
とで、質量分析計D内への試料ガスSの導入を停止す
る。なお、前記第一切換弁2を循環状態に切り換えたこ
とにより、試料ガスSは環状流路3内を循環することと
なる。
【0041】そして、上記のように環状流路3内を循環
する試料ガスSを質量分析部12に送って分析するに
は、前記第三切換弁11を測定状態に切り換えること
で、試料ガスSが前記バイパス流路8を通るようにすれ
ばよい。このような操作により、試料ガスSは、前記第
三切換弁11(接続点9)から導入路8aを通って質量
分析部12の入口部22に至り、この入口部22から導
出路8bを通って接続点10に至る。
【0042】上記のように入口部22を通る試料ガスS
は、たとえば毎分数μLだけメンブレン23から質量分
析部12内へ導入され、分析されることになる。
【0043】分析後の試料ガスSを質量分析計D内から
排出するには、捕集の前処理として行ったパージを同様
に行えばよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、上記の構成からな
る本発明により、シリンジを用いる必要がなく、サンプ
ルガスの採取・捕集から分析計への導入までを自動的か
つ連続的に行うことができる質量分析計を提供すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係る質量分析計の構成を
概略的に示す説明図である。
【図2】本発明の第二実施例に係る質量分析計の構成を
概略的に示す説明図である。
【符号の説明】
1…採取管、1’…採取部、2…切換弁、3…環状流
路、4…サンプリングポンプ、5…サンプル採取容器、
6…切換弁、7…排出流路、8…バイパス流路、9…接
続点、10…接続点、11…切換弁、12…質量分析
部、D…質量分析計、S…試料。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に試料を採取するための採取部を有
    する採取管と、この採取管に切換弁を介して接続される
    環状流路とを有しており、前記環状流路中に、サンプリ
    ングポンプと、サンプル採取容器とが設けられるととも
    に、環状流路に切換弁を介して排出流路が接続され、ま
    た、前記環状流路が一つのバイパス流路を有しており、
    このバイパス流路と環状流路との二つの接続点の内、少
    なくとも上流側の接続点に切換弁が設けられ、さらに、
    前記バイパス流路に質量分析部が接続されていることを
    特徴とする質量分析計。
JP33683199A 1999-11-26 1999-11-26 質量分析計 Pending JP2001155678A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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