JP2001153460A - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

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JP2001153460A
JP2001153460A JP33347799A JP33347799A JP2001153460A JP 2001153460 A JP2001153460 A JP 2001153460A JP 33347799 A JP33347799 A JP 33347799A JP 33347799 A JP33347799 A JP 33347799A JP 2001153460 A JP2001153460 A JP 2001153460A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランプヒータを加熱源とし、取り扱いが簡便
で廉価であり、熱損失を抑制して被加熱媒体に対して加
熱媒体を的確かつ効率的に吹き付ける。 【解決手段】 一端部に設けた口金2aを口金部材5に
装着することによって片持ち状態に支持される片口型ラ
ンプヒータ2と、このランプヒータ2を全長に亘って被
覆するに足る全体略筒状を呈して内部に加熱流路17を
構成するとともに自由端部に吹出し口3bが設けられた
熱交換部材3と、口金部材5と熱交換部材3とを片持ち
状態に支持するホルダ部材4とを備える。熱交換部材3
の固定側から供給された加熱媒体を、加熱流路17内に
おいてランプヒータ2によって加熱し、吹出し口3bを
介して被加熱体に吹き付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱源としてハロ
ゲンランプ、赤外線ランプ、放電灯或いは白熱球等のラ
ンプヒータが用いられ、このランプヒータにより気体や
液体等の加熱媒体を加熱して被加熱体に吹き付けるよう
にした加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、半導体の製造装置等には、素子
を封装した樹脂を乾燥したり、純水やエッチング液等を
所定の温度に加熱保持するために気体や流体を加熱する
加熱装置が工程中に設置されている。また、加熱装置
は、例えば部品等を接着剤によって接合する工程中に設
置されて、塗布された接着剤を素早く乾燥、硬化させる
ために用いられている。かかる加熱装置には、その熱源
として、一般に温度制御が容易であるとともに比較的構
造が簡易でありかつクリーン度も高い電気熱源が備えら
れている。
【0003】電気熱源には、特にニクロム線ヒータと比
較して、熱効率が良好であるとともに長寿命でありかつ
ランニングコストも廉価であるといった特性からハロゲ
ンランプや赤外線ランプ或いは放電灯等のランプヒータ
が多く用いられている。ハロゲンランプを加熱源とした
加熱装置としては、例えば特開平5−231712号
「流体加熱器」公報、特開平8−35724号「気体加
熱装置」公報或いは特開平10−122656号「液体
加熱装置」公報等に開示されている。
【0004】かかる先願加熱装置においては、長軸の両
口型ハロゲンランプが用いられるとともに、このハロゲ
ンランプをハウジングによって全長に亘って被覆してな
る。ハウジングは、ハロゲンランプの両端部を支架しか
つこの両端部に設けられた口金を電気的に接続するとと
もに、その内部に加熱媒体となる気体や液体等の流路が
構成されている。先願加熱装置においては、ハウジング
の一端部に加熱媒体の供給口が設けられるとともに、他
端部に送出口が設けられている。先願加熱装置において
は、供給口から供給された加熱媒体をハウジングの内部
を流れる途中でハロゲンランプによって加熱し、送出口
を介して被加熱体に吹き付けてこれを加熱する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の加熱
装置においては、上述したように両口型ハロゲンランプ
がその両端部をハウジング内に支架されるとともに電気
的接続が行われる構造であるために、このハロゲンラン
プの支持部と内部空間とのシールド構造が複雑となると
ともにその交換操作が面倒であるといった問題があっ
た。また、従来の加熱装置においては、ハロゲンランプ
の交換に際して、位置決めされた状態からハウジングを
移動してその操作を行う必要があるために再設定操作が
面倒であるといった問題があった。
【0006】また、従来の加熱装置においては、加熱媒
体を被加熱体に効率的に吹き付けるようにするために送
出口と被加熱体との間に適宜のガイド部材を設ける必要
があり、さらにこのガイド部材を設けた場合にはその内
部を通過する際に加熱媒体の温度が低下して特性が変化
するといった問題があった。さらに、従来の加熱装置に
おいては、被加熱体に対して加熱媒体をスポット的に吹
き付ける等に用いる場合には、送出口やガイド部材と被
加熱体との位置決めが面倒であるといった問題があっ
た。
【0007】さらにまた、従来の加熱装置においては、
比較的大型であるとともに上述したガイド部材等が付設
される構成から工程中に専用に設置され、品種の切替等
に伴う工程変更等に簡易に対応し得ないとともに手持ち
状態で簡易に使用することも困難であるといった問題が
あった。また、従来の加熱装置は、比較的高価な長軸の
両口型ハロゲンランプを用いるとともに、その構造も複
雑であるために全体として高価となっていた。
【0008】したがって、本発明は、取扱いが簡便で廉
価であり、熱損失を抑制して被加熱媒体に対して加熱媒
体を的確かつ効率的に吹き付け得るようにしたランプヒ
ータを加熱源とする加熱装置を提供することを目的に提
案されたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
本発明にかかる加熱装置は、一端部に設けた口金を口金
部材に装着することによって片持ち状態に支持される片
口型ランプヒータと、このランプヒータを全長に亘って
被覆するに足る全体略筒状を呈して形成され内部に加熱
流路を構成するとともに自由端部に加熱媒体の吹出し部
が設けられた熱交換部材と、ランプヒータが装着された
口金部材と熱交換部材とを同心状態で片持ち保持すると
ともに加熱媒体の供給部が設けられたホルダ部材とを備
えて構成される。
【0010】以上のように構成された本発明にかかる加
熱装置によれば、ホルダ部材の供給部から加熱流路内に
供給された加熱媒体がその内部を通過する際に、ランプ
ヒータによって所定の温度に加熱され、自由端部の吹出
し部を介して被加熱体に直接吹き付けられるようにす
る。したがって、加熱装置によれば、加熱媒体を被加熱
体に対して直接吹き付けることで熱損失の抑制が図られ
て、被加熱体を効率的に加熱する。また、加熱装置は、
片口型ランプヒータを用いることで、その交換操作が設
置状態でも片側から可能とされ操作性の向上が図られ
る。さらに、加熱装置は、被加熱体に対する加熱媒体の
吹付け位置が自由端部の吹出し部を介して漏出するラン
プヒータの光によって照明されることで吹付け位置の設
定が容易かつ正確に行われ、被加熱体をより効率的に加
熱するとともにスポット加熱も可能となる。加熱装置
は、小型簡易であるとともに取扱いや操作が簡便である
ことから工程変更等の対応も簡易に図られ、さらに手持
ちでの使用も可能であり汎用性が極めて高い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。実施の形態として
示す加熱装置1は、図1及び図2に示すように、加熱源
のハロゲンランプ2と、熱交換部材3と、ホルダ部材4
と、口金部材5と、断熱部材6等の部材によって本体部
が構成される。加熱装置1は、この本体部がベース部材
7に対して2個のディスタンスロッド8及び通しボルト
9とを介して片持ち状態で支持される。加熱装置1に
は、ホルダ部材4に供給パイプ10が接続されて供給源
から空気やガス或いは水等の加熱媒体が取り入れられる
とともに、ベース部材7から引き出された電源コード1
1が図示しない電源スイッチやスライダック等の電圧調
整器に接続される。なお、加熱装置1は、加熱源がハロ
ゲンランプ2に限定されるものではなく、例えば片口型
の赤外線ランプや適宜の放電灯或いは白熱球等のその他
のランプヒータを用いてもよいことは勿論である。
【0012】ハロゲンランプ2には、棒状の発光部の一
端側に口金2aが設けられたいわゆる片口型ハロゲンラ
ンプが用いられる。ハロゲンランプ2は、詳細を省略す
るが石英ガラス管の内部にハロゲン元素と不活性ガスと
が封入されるとともに、タングステンフィラメントが封
装されてなる。ハロゲンランプ2は、口金2aを口金部
材5に装着することによって片持ち状態で支持される。
片口型ハロゲンランプ2は、両口型ハロゲンランプと比
較して廉価であり、部品費の低減が図られるようにな
る。
【0013】熱交換部材3は、耐熱性、熱伝導率が良好
な金属材、例えば真鍮や銅、アルミニウム等によってハ
ロゲンランプ2を全長に亘って被覆するに足る全体略筒
状に形成されてなる。熱交換部材3は、その内径がハロ
ゲンランプ2の外径よりも大径とされるとともに、一端
部に外周ネジ3aが形成されかつ他端部が細径に絞られ
て加熱媒体の吹出し口3bを構成している。熱交換部材
3は、後述するように外周ネジ3aをねじ込むことによ
ってホルダ部材4に対して片持ち状態で着脱自在に組み
付けられる。なお、熱交換部材3は、上述した金属材ば
かりでなく、熱伝導率がやや小さなステンレス材やその
他の金属材によって形成してもよいことは勿論である。
また、熱交換部材3は、基端部をホルダ部材4に対し
て、圧入或いは溶接等の方法によって固定するようにし
てもよい。
【0014】ホルダ部材4は、ステンレス材等の金属材
によって全体矩形盤状を呈して形成され、後述するよう
にその一方主面4a側にハロゲンランプ2や熱交換部材
3が組み付けられるとともに他方主面4b側に口金部材
5が組み付けられる。ホルダ部材4には、その略中央部
に段付きの口金部材取付け孔12が貫通して形成されて
いる。ホルダ部材4には、その一方主面4aに、口金部
材取付け孔12と同心の熱交換部材取付け溝13と断熱
部材取付け溝14とが形成されている。
【0015】熱交換部材取付け溝13及び断熱部材取付
け溝14は、それぞれ円形溝からなり、詳細を省略する
がその内壁に内周ネジが形成されている。これら熱交換
部材取付け溝13及び断熱部材取付け溝14には、熱交
換部材3や断熱部材6がその一端部に形成した外周ネジ
3a、6aがねじ込まれる。勿論、熱交換部材取付け溝
13及び断熱部材取付け溝14は、熱交換部材3や断熱
部材6が圧入や溶接等によってホルダ部材4に取り付け
られる場合には、内周ネジを不要とされる。
【0016】ホルダ部材4には、その内部に一端が外周
面に開口されるとともに他端が口金部材取付け孔12に
開口されて加熱媒体流路15が形成されている。ホルダ
部材4には、他方主面4bに、図示しないがそれぞれ通
しボルト9の先端部がねじ込まれるネジ孔が形成されて
いる。また、ホルダ部材4には、その加熱媒体流路15
の一端部に供給パイプ10の一端部が接続される。供給
パイプ10は、他端部が図示しない加熱媒体の供給源と
接続されている。
【0017】口金部材5は、詳細を省略するがハロゲン
ランプ2の口金2aが装着される開口部を有するソケッ
トが内蔵されるとともに、他端側から電源コード11が
引き出されてなる。口金部材5は、その基部を図示しな
い取付けねじによってベース部材7に固定されている。
口金部材5は、シーリング部材16を介してそのソケッ
ト側の先端部が口金部材取付け孔12に嵌合されること
によってホルダ部材4に組み付けられる。口金部材5
は、後述するようにホルダ部材4に対してベース部材7
を組み付けることによってシーリング部材16を口金部
材取付け孔12に圧着することで、加熱媒体流路15を
主面4b側において封止している。
【0018】断熱部材6は、熱伝導率が比較的小さな合
成樹脂材料やステンレス材等によって熱交換部材3を全
長に亘って被覆するに足る全体略筒状に形成されてな
る。断熱部材6は、一端部に外周ネジ6aが形成され、
この外周ネジ6aを断熱部材取付け溝14にねじ込むこ
とによってホルダ部材4に対して片持ち状態で着脱自在
に組み付けられる。なお、断熱部材6は、基端部をホル
ダ部材4に対して圧入等の方法によって固定するように
してもよく、またステンレス材の場合には溶接によって
固定してもよい。
【0019】ベース部材7は、金属材や合成樹脂等によ
ってホルダ部材4とほぼ等しい外形の矩形板として形成
され、図示しないがその中央部に口金部材5から引き出
された電源コード11の引出し孔が形成されている。ベ
ース部材7には、ホルダ部材4のネジ孔にそれぞれ対応
して貫通孔が形成されている。各貫通孔は、詳細を省略
するが、ディスタンスロッド8の外径よりも小径とされ
ている。
【0020】ベース部材7は、ホルダ部材4との対向主
面7aに口金部材5を取り付けた状態で、ディスタンス
ロッド8及び通しボルト9を介してその対向間隔を保持
されてホルダ部材4に組み付けられる。すなわち、ベー
ス部材7は、貫通孔から差し込んだ通しボルト9をディ
スタンスロッド8に貫通させ、その先端部をねじ孔にね
じ込むことによりホルダ部材4に組み付けられる。ディ
スタンスロッド8は、上述したシーリング部材16が口
金部材取付け孔12内において圧縮状態とされるよう
に、ホルダ部材4とベース部材7との対向間隔を保持す
るに足る軸長を以って形成されている。
【0021】なお、ホルダ部材4とベース部材7とは、
ディスタンスロッド8と通しボルト9とによって所定の
対向間隔を以って組み付けられるが、かかる構成に限定
されるものでは無いことは勿論である。ホルダ部材4と
ベース部材7とは、例えばホルダ部材4側にスタッドボ
ルトを立設し、このスタッドボルトをベース部材7の貫
通孔に貫通させた状態でナットを締め付ける構造であっ
てもよい。また、シーリング部材16は、例えばOリン
グやゴムパッキン等によって構成される。
【0022】ホルダ部材4には、その外周部にねじ孔が
形成されており、このネジ孔に取付部のねじをねじ込む
ことによって図2に示すようにハンドル18が取り付け
られる。ハンドル18は、これを把持することによっ
て、加熱装置1を手持ちで使用することを可能とする。
ハンドル18は、加熱装置1をスタンド部材等に支持し
て固定して使用する場合、或いは持運び時や保管時にホ
ルダ部材4から取り外される。
【0023】加熱装置1においては、ホルダ部材4の一
方主面4b側から、ベース部材7に取り付けられた口金
部材5がその外周部にシーリング部材16を装着した状
態で口金部材取付け孔12に嵌合される。加熱装置1に
おいては、通しボルト9を締め付けることによってホル
ダ部材4に対してベース部材7が強固に固定されるとと
もに、口金部材5が口金部材取付け孔12内に押し込ま
れてシーリング部材16によりこの口金部材取付け孔1
2と加熱媒体流路15との間が封止される。
【0024】加熱装置1においては、ソケットに口金2
aが嵌合されることによって口金部材5に対してハロゲ
ンランプ2が片持ち状態で装着されており、このハロゲ
ンランプ2が口金部材取付け孔12を介してホルダ部材
4の一方主面4a側に突出されている。加熱装置1にお
いては、熱交換部材取付け溝13に外周ネジ3aがねじ
込まれることによって、ホルダ部材4に対して熱交換部
材3が片持ち状態で組み付けられる。
【0025】加熱装置1においては、ハロゲンランプ2
と熱交換部材3との間に、加熱媒体を加熱する加熱流路
17が構成されている。加熱流路17は、その一端部が
ホルダ部材4の加熱媒体流路15に連通するとともに、
他端部が上述した吹出し口3bとして構成される。加熱
装置1においては、断熱部材取付け溝14に外周ネジ6
aがねじ込まれることによって、ホルダ部材4に対して
断熱部材6が片持ち状態で組み付けられる。断熱部材6
は、熱交換部材3を全長に亘って被覆することで、危険
防止を図るとともに、熱交換部材3の放熱を抑制して加
熱媒体の加熱がより有効に行われるようにする。
【0026】以上のように構成された加熱装置1は、図
示しないスタンド部材等に支持して工程中に設置され
る。加熱装置1は、電源スイッチが閉成されるとともに
所定の電圧に調整操作されることでハロゲンランプ2が
点灯し、またポンプ等が起動されて供給パイプ10から
加熱媒体流路15内に加熱媒体が供給される。加熱装置
1は、ハロゲンランプ2が発熱して、短時間でかつ安定
した状態で加熱流路17内を加熱雰囲気にするとともに
熱交換部材3も加熱状態とする。加熱装置1は、電圧調
整によってハロゲンランプ2の発熱、発光状態が適宜調
整され、加熱媒体の温度、吹出し量の管理が確実かつ容
易に行われる。
【0027】加熱装置1においては、加熱媒体流路15
から加熱流路17内へと流れ込んだ加熱媒体を、ハロゲ
ンランプ2による加熱、加熱状態の熱交換部材3からの
熱交換或いは加熱流路17の加熱雰囲気によって効率的
に加熱する。加熱装置1は、熱交換部材3の先端部に細
径の吹出し口3bを形成したことにより、加熱媒体を加
速かつ収束した状態で外部へと吹き出して被加熱体に吹
き付けてこれを加熱する。
【0028】加熱装置1においては、点灯されたハロゲ
ンランプ2の光が、吹出し口3bを介して加熱媒体の吹
出し側へと放射されて被加熱体をスポット照射する。し
たがって、加熱装置1においては、加熱媒体の吹出し位
置がスポット光によって確認されることで、面倒な位置
合わせ操作等を不要として被加熱体に対して加熱媒体を
効率的かつ正確に吹き付け得ることが可能となる。
【0029】加熱装置1においては、ハロゲンランプ2
が切れる等の事態が発生した場合には、ホルダ部材4か
らベース部材7を取り外すことによってその交換処理が
行われる。加熱装置1においては、通しボルト9を取り
外した状態でベース部材7を引き出すことにより、口金
部材5とハロゲンランプ2とが口金部材取付け孔12か
ら引き出される。加熱装置1においては、これによって
ハロゲンランプ2の交換を行い、逆の操作によって各部
材の組み付けが行われる。
【0030】加熱装置1においては、上述したハロゲン
ランプ2の交換に際して、ホルダ部材4と熱交換部材3
とがスタンド部材等に位置決めされた状態のままに保持
することが可能であることから、加熱媒体の吹出し位置
を再調整する操作が不要である。したがって、加熱装置
1においては、上述したハロゲンランプ2を用いること
による加熱媒体の温度や吹出し量の管理或いはその交換
処理を含めて、取り扱いが極めて簡便である。
【0031】本発明は、上述した加熱装置1に限定され
るものでは無く、構成各部材や各部が種々変更される。
第2の実施の形態として図3乃至図5に示した加熱装置
20は、上述した加熱装置1と基本的な構成を同様とす
るが、被加熱体に対して加熱媒体をより効率的に吹き付
けるノズル部材21と、加熱媒体の供給量を調整する流
量調整機構22とが付設された構成に特徴がある。加熱
装置20も、加熱源として片口型ハロゲンランプ2が用
いられ、熱交換部材23と、ホルダ部材24と、口金部
材25と、断熱部材26等の部材によって本体部が構成
される。
【0032】熱交換部材23は、上述した熱交換部材3
とその構成をほぼ同等とされ、一端部に外周ネジ23a
が形成されたハロゲンランプ2の全長を被覆するにたる
全体略筒状を呈してなる。熱交換部材23は、先端部2
3bが細径に絞られるとともに、その外周部に外周ネジ
23cが形成されている。熱交換部材23には、外周ネ
ジ23cを介してノズル部材21が着脱自在に組み付け
られる。
【0033】ノズル部材21は、金属材によって形成さ
れ、図3に示すように熱交換部材23の外周ネジ23c
にねじ込まれる内周ネジが形成されたやや太径の基部2
1aと、この基部21aから一体に突設されノズル孔2
1cが形成されたノズル部21bとからなる。ノズル部
材21は、加熱媒体をより加速かつ収束した状態で被加
熱体に吹き付けるようにすることによって、加熱効率を
大幅に向上させる。
【0034】なお、ノズル部材21は、被加熱体の加熱
条件等によってノズル孔21cの口径を異にしたものが
適宜選択されて熱交換部材23の先端部23bに取り付
けられる。また、ノズル部材21は、加熱装置20が比
較的低温の加熱媒体を吹き出すようにする場合には、例
えば軽量かつ廉価な合成樹脂によって成形してもよいこ
とは勿論である。
【0035】ホルダ部材24は、図4に示すように金属
材や合成樹脂材によって全体略有底筒状に形成されてお
り、側面部24aに筒状のコード引出し部27が一体に
突設されている。ホルダ部材24には、外周部24bの
開口縁の内周部に熱交換部材23の外周ネジ23aがね
じ込まれる内周ネジ24cが形成されている。ホルダ部
材24には、外周部24bに、内部に連通する加熱媒体
流路が形成された筒状の加熱媒体供給管28がシーリン
グされた状態で取り付けられている。加熱媒体供給管2
8は、熱交換部材23の内部に構成された加熱流路31
に連通されて、図示しない加熱媒体供給部から加熱媒体
を供給する。
【0036】ホルダ部材24には、その内部に口金部材
25が組み付けられている。口金部材25は、そのソケ
ット部を開口部に向けて基部がホルダ部材24の側面部
24aの内面に接着剤29によって固定されている。口
金部材25は、基部から電源コード11が引き出され、
この電源コード11がコード引出し部27の内部を導通
されて外方へと引き出される。ホルダ部材24は、パッ
キン30がコード引出し部27に嵌合されることよっ
て、このコード引出し部27が封止されている。
【0037】断熱部材26も、熱伝導率が比較的小さな
合成樹脂材料やステンレス材等によって熱交換部材3及
びホルダ部材24とをほぼ全長に亘って被覆するに足る
全体略筒状に形成されてなる。断熱部材26は、その内
径がホルダ部材24の外径とほぼ等しく形成されてお
り、一端部を圧入することによってホルダ部材24に片
持ち状態で組み付けられている。なお、断熱部材26
は、一端部の内周壁に内周ネジを形成し、ホルダ部材2
4の外周部に形成した外周ネジにねじ込むことによって
組み付けるようにしてもよいことは勿論である。断熱部
材26には、図3に示すようにその基部を加熱媒体供給
管28が貫通してホルダ部材24の内部に臨ませられて
いる。
【0038】加熱装置20においては、ハロゲンランプ
2と熱交換部材23との間に、加熱媒体を加熱する加熱
流路31が構成されている。加熱流路31は、上述した
ようにその一端部がホルダ部材24の加熱媒体供給管2
8に連通するとともに、他端部が熱交換部材23の先端
部23bに取り付けたノズル部材21を吹出し部として
構成されてなる。加熱装置20においては、後述するよ
うに加熱媒体供給管28から供給された加熱媒体が加熱
流路31内においてハロゲンランプ2によって加熱さ
れ、ノズル部材21のノズル孔21cから噴出させる。
【0039】加熱装置20は、流量調整機構22によっ
て、加熱流路31に供給される加熱媒体の供給量が調整
される。流量調整機構22は、内部に接続孔が形成さ
れ、その一端側に加熱媒体供給管28が接続されるとと
もに他端側に供給パイプ10が接続された弁部材32
と、調整つまみ部材33とから構成される。弁部材32
には、図示しないが内部に調整つまみ部材33を回転操
作することによって接続孔の開口径を調整する弁機構が
設けられている。かかる流量調整機構22は、調整つま
み部材33により、使用条件によってノズル部材21の
ノズル孔21cから噴出される加熱媒体の噴出量を調整
する。
【0040】加熱装置20は、図5に示すようにスタン
ド部材34に支持されて工程中に設置される。スタンド
部材34は、スタンド台35と、このスタンド台35に
対して首振り自在かつ高さ調整自在に支持された第1の
調整部材36と、この第1の調整部材36に対して首振
り自在かつスライド自在に支持された第2の調整部材3
7等によって構成される。スタンド部材34は、第2の
調整部材37によって加熱装置20のホルダ部材24を
回転自在に保持する。
【0041】スタンド部材34は、例えば図5に示すよ
うにホルダ部材24の電源コード引出し部27の外周部
を保持する。スタンド部材34は、この状態で第1の調
整部材36と第2の調整部材37との取り付け位置を適
宜調整することによって、工程中に供給される被加熱体
に対する加熱装置20のノズル部材21の位置を調整さ
せる。
【0042】加熱装置20は、電源スイッチが閉成され
るとともに所定電圧の調整操作が行われることでハロゲ
ンランプ2が点灯し、またポンプ等が起動されて供給パ
イプ10から流量調整機構22に加熱媒体が供給され
る。加熱装置20においては、調整つまみ部材33を操
作することによって供給量が適宜調整され、加熱媒体が
流量調整機構22から加熱媒体供給管28を介して加熱
流路31内へと供給される。加熱装置20においては、
ハロゲンランプ2が発熱して、短時間でかつ安定した状
態で加熱流路31内を加熱雰囲気にするとともに熱交換
部材23も加熱状態となる。加熱装置20においては、
電圧調整によってハロゲンランプ2の発熱、発光状態が
適宜調整され、加熱媒体の温度管理が確実かつ容易に行
われる。
【0043】加熱装置20においては、加熱流路31内
へと供給された加熱媒体が、ハロゲンランプ2によって
直接加熱されるとともに、加熱状態の熱交換部材23か
らの熱交換による加熱或いは加熱雰囲気にある加熱流路
31からの加熱によって効率的に加熱される。加熱装置
20は、所定の温度に加熱した加熱媒体を熱交換部材2
3の先端部23bに取り付けたノズル部材21のノズル
孔21cから、加速かつ収束した状態で外部へと吹き出
して被加熱体に吹き付けてこれを加熱する。
【0044】加熱装置20においても、点灯されたハロ
ゲンランプ2の光が、ノズル部材21のノズル孔21c
から放射されて被加熱体をスポット照射する。したがっ
て、加熱装置20においては、加熱媒体の吹出し位置が
スポット光によって確認されることで、面倒な位置合わ
せ操作等を不要として被加熱体に対して加熱媒体を効率
的かつ正確に吹き付け得ることが可能となる。
【0045】加熱装置20においては、ハロゲンランプ
2が切れる等の事態が発生した場合には、ホルダ部材2
4から熱交換部材23が取り外された後に、その交換処
理が行われる。加熱装置20においては、この状態でハ
ロゲンランプ2が口金部材25から取り外されて交換さ
れる。加熱装置20においては、これによってハロゲン
ランプ2の交換を行い、逆の操作によって各部材の組み
付けが行われる。
【0046】加熱装置20においても、上述したハロゲ
ンランプ2の交換に際して、ホルダ部材24がスタンド
部材34に取り付けられて位置決めされた状態に保持さ
れることから、加熱媒体の吹出し位置を再調整する操作
が不要である。したがって、加熱装置20においては、
上述したハロゲンランプ2を用いることによる加熱媒体
の温度や吹出し量の管理或いはその交換処理を含めて、
取り扱いが極めて簡便であり、被加熱体の効率的な加熱
を行う。
【0047】なお、上述したノズル部材21や流量調整
機構22は、第1の実施の形態の加熱装置1に付設して
もよいことは勿論である。
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる加熱装置によれば、片口型ランプヒータを加熱源と
して用いるとともにホルダ部材に片持ち支持した熱交換
部材の基端側から加熱媒体を供給し、この加熱媒体を熱
交換部材の内部に構成された加熱流路内で加熱するとと
もに先端部から吹き出して被加熱体を直接加熱するよう
にしたことから、熱損失の抑制が図られて、被加熱体の
加熱が効率的に行われるようになる。また、加熱装置に
よれば、小型軽量であるとともに、片口型ランプヒータ
の交換操作が設置状態でも片側から可能とされること
で、操作性が極めて高くかつ様々な被加熱体に対しても
その目的に応じて適用が可能であり、また手持ちでの使
用も可能であることから汎用性が極めて高い。さらに、
加熱装置は、被加熱体に対する加熱媒体の吹付け位置が
自由端部の吹出し部を介して漏出するランプヒータの光
によって照明されることで吹付け位置の設定を容易かつ
正確に行うことが可能であり、被加熱体をより効率的に
加熱するとともにスポット加熱も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態として示す加熱装置
の要部縦断面図である。
【図2】同加熱装置の本体部を示す要部縦断面図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施の形態として示す加熱装置
の要部縦断面図である。
【図4】同加熱装置の本体部を示す分解斜視図である。
【図5】同加熱装置をスタンド部材に支持した状態の斜
視図である。
【符号の説明】
1 加熱装置、2 ハロゲンランプ、2a 口金、3
熱交換部材、3a 吹出し部、4 ホルダ部材、5 口
金部材、6 断熱部材、7 ベース部材、17加熱流
路、20 加熱装置、21 ノズル部材、22 流量調
整機構、23熱交換部材、24 ホルダ部材、25 口
金部材、26 断熱部材、31 加熱流路、34 スタ
ンド部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部に設けた口金部を口金部材に装着
    することによって片持ち状態に支持される片口型ランプ
    ヒータと、 上記ランプヒータを全長に亘って被覆するに足る全体略
    筒状を呈して形成されるとともに、内部に加熱流路を構
    成しかつ自由端部に加熱媒体の吹出し部が設けられた熱
    交換部材と、 上記口金部材と熱交換部材とを同心状態でそれぞれ片持
    ち状態で支持するとともに、上記加熱流路内に加熱媒体
    を供給する供給部が設けられたホルダ部材とを備え、 上記供給部から供給された加熱媒体を、上記ランプヒー
    タによって加熱し、上記熱交換部材の吹出し部を介して
    被加熱体に吹き付けることを特徴とする加熱装置。
  2. 【請求項2】 上記ランプヒータは、ハロゲンランプで
    あることを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
  3. 【請求項3】 上記熱交換部材は、筒状の断熱部材によ
    って全長に亘って被覆されることを特徴とする請求項1
    又は請求項2に記載の加熱装置。
  4. 【請求項4】 上記熱交換部材には、自由端部の吹出し
    部に加熱媒体を噴出させるノズル部材が着脱自在に装着
    されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
    か1項に記載の加熱装置。
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