JP2001152601A - 建築用景観ブロックおよびその建築用景観ブロックを用いた建築物の壁体構造 - Google Patents

建築用景観ブロックおよびその建築用景観ブロックを用いた建築物の壁体構造

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JP2001152601A
JP2001152601A JP34075899A JP34075899A JP2001152601A JP 2001152601 A JP2001152601 A JP 2001152601A JP 34075899 A JP34075899 A JP 34075899A JP 34075899 A JP34075899 A JP 34075899A JP 2001152601 A JP2001152601 A JP 2001152601A
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Yosuke Kobayashi
洋介 小林
Yukio Oka
幸男 岡
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RAIZU KK
Rozai Kogyo Kaisha Ltd
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RAIZU KK
Rozai Kogyo Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 照明具からの明かりを取り入れることがで
き、夜間でも壁体および壁体の外側面が明るくなると共
に、装飾物でアート感覚な照明空間を形成できる。 【解決手段】 縦横に積み重ね可能な適宜形状の建築用
景観ブロックであって、背面側から正面側に光を通す貫
通孔3を穿設し、該貫通孔3に光透過性物4を嵌着す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンガブロック、
コンクリートブロック、石ブロックなどの建築用景観ブ
ロックおよびその建築用景観ブロックを用いた建築物、
建造物などの壁体構造に関するもので、さらに詳しく
は、建築用景観ブロックに貫通孔を穿設し、その貫通孔
から光を通すようにした建築用景観ブロックおよびその
建築用景観ブロックを用いた建築物の壁体構造に関する
ものである。
【0002】ここで言う建築用景観ブロックとは、レン
ガブロックあるいは表面を着色したり、凹凸加工を施し
たコンクリートブロック、表面に人造石や天然石を接着
した化粧石ブロックなどであって、美感を有し、周辺環
境との調和のとれた景観性に優れた機能を持つブロック
を指しており、主として、建築物、建造物の内外壁面、
間仕切り、住宅の外構や門柱あるいは公園などの遊歩道
に沿って構築される壁体に用いられるブロックを言う。
【0003】
【従来の技術】従来から、建築物などの壁体を構築する
代表的なものとしては、図11に示すようなコンクリー
トブロックがある。このコンクリートブロック21は、
正面部21aおよび背面部21bが平面に形成されてお
り、上下面21c、21dに複数の貫通孔22が穿設さ
れていると共に、左右両側面21e、21fには、その
中央部分に上下方向に窪んだ凹溝部23が形成された直
方体の形状のものである。このコンクリートブロック2
1を、図12に示すように、横方向に連設すると共に、
縦方向に積み上げて貫通孔22と凹溝部23に鉄筋24
とモルタル25を詰めて壁体wを構築している。
【0004】また、別のものとして、図13に示すよう
な長方形状の赤レンガ31を用いて、図14に示すよう
な破り目地(縦目地を通さない)を備えた壁体wを構築
する場合があり、その時はモルタル32を結合材とした
湿式工法により、レンガ31を1つ1つ位置決めしなが
ら組積むことで壁体wが構築されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前者のコンクリートブ
ロック21の場合は、積み上げる時に貫通孔22または
側面の凹溝部23に鉄筋24を通して補強し、モルタル
25を詰めて固定するから、強度があって耐火、耐久性
に富み、断熱保温の効果もあるが、何よりも灰白色の無
彩色で意匠製に乏しく、美感性にも劣り周囲の環境と調
和しないことがあった。
【0006】また、後者の赤レンガ31の場合は、焼成
温度により異なった色彩や独特の模様や風合いなどが出
せるため、変化に富み、アート感覚にあふれる仕上げが
でき、モルタルの壁体やコンクリートブロックの壁体で
は得られない独特の雰囲気を持つ外観になり、高級感を
漂わせると共に、耐久性や耐火性にも優れているので古
くから使用されているが、コンクリートブロックのよう
に鉄筋を通して組積むことができないため、耐震性に劣
ると言う致命的な問題点があった。
【0007】さらに、そのコンクリートブロツク21や
レンガブロック31は明かりを取り込めなく遮断するこ
とから、壁体wとして構築した時に、装飾性や美感性に
欠けると共に、夜間になると暗くて壁体wの存在確認が
し難いばかりでなく、壁体wの外側面に明かりが届か
ず、暗闇となり防犯上および安全歩行においても問題が
あった。
【0008】本発明は、上記の課題を解決することを課
題として開発されたもので、光を通す孔を穿設した美麗
な建築用景観ブロックであり、且つこの建築用景観ブロ
ックで壁体を構築した時に、壁体の内面側に照明具を配
置して、その照明具からの明かりを取り入れることで
き、夜間でも壁体および壁体の外側面が明るくなって防
犯ならびに歩行の安全性に寄与すると共に、装飾物を内
在させてアート感覚な照明空間を形成できる建築用景観
ブロックを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、そ
の目的を達成する手段として、本発明では、縦横に積み
重ね可能な適宜形状の建築用景観ブロックであって、背
面側から正面側に光を通す貫通孔を穿設し、該貫通孔に
光透過性物を嵌着したことを特徴とする建築用景観ブロ
ックを開発し、採用した。
【0010】また、本発明では上記のように構成した建
築用景観ブロックにおいて、貫通孔は背面側から正面側
に行くにしたがって拡大するテーパ孔に形成されている
建築用景観ブロック、および光透過性物が間隔を存して
前後に嵌着してある建築用景観ブロック、および光透過
性物の間に装飾物が介在されている建築用景観ブロック
を開発し、採用した。
【0011】さらに、本発明では、前後方向に穿設され
た貫通孔に光透過性物を嵌着した縦横に積み重ね可能な
適宜形状の景観ブロックを縦横に数段積み上げ、上下及
び両側面に形成した凹溝部に鉄筋、モルタルを入れて壁
体を構築し、この構築された壁体の内面側に照明具を配
置し、その照明具からの光を貫通孔に通し、光透過性物
を介して壁体の外面側に出射するように構成してなる建
築用景観ブロックを用いた建築物の壁体構造を開発し、
採用した。
【0012】また、本発明では、前後方向に穿設された
貫通孔に光透過性物を嵌着した縦横に積み重ね可能な適
宜形状の景観ブロックと、前後方向に穿設された貫通孔
に嵌着した光透過性物の間に装飾物が介在されている縦
横に積み重ね可能な適宜形状の景観ブロックとを数段積
み上げ、上下及び両側面に形成した凹溝部に鉄筋、モル
タルを入れて壁体を構築し、装飾物の介在されているブ
ロックを所々に配置し、この構築された壁体の内面側に
照明具を配置し、その照明具からの光を貫通孔に通し、
光透過性物を介して壁体の外面側に出射するように構成
してなる建築用景観ブロックを用いた建築物の壁体構造
を開発し、採用した。
【0013】また、本発明では上記のように構成した建
築用景観ブロックを用いた建築物の壁体構造において、
照明具は数種類の色を出射する照明具で構成され、時間
により自動的に出射光色を変えるように構成された建築
用景観ブロックを用いた建築物の壁体構造を用いた建築
物の壁体構造を開発し、採用した。
【0014】本発明において使用する建築用景観ブロッ
クとしては、赤レンガ、耐火レンガ鉱さいレンガなどが
使用され、色彩も赤色、やや黄色みをおびた色、やや紫
色をおびた色など焼成温度により異なったもの、スラグ
などの含有による黒斑点や焼成時の蒸変による焼きムラ
模様などの装飾されたレンガを用いることができる。ま
た、コンクリートブロックを用いる場合は、美感を付与
するため表面に色彩を付けたり、凹凸加工により模様を
施したり、人造石や天然石を接着剤で取り付けた装飾ブ
ロックなどを用いることができる。
【0015】形状としては、角柱(直方体、立方体)、
円柱、錐体、異形体など上下方向および左右方向に積重
ね可能な形状であればどのような形状でも良いが、上下
左右の接合具合の安定性を考慮すると直方体、立方体が
より好ましい。
【0016】貫通孔は前後方向、すなわち背面側中央部
から正面側中央部に貫通された、正面側に向かうほど拡
大するテーパ孔、その反対の正面側に向かうほど小径と
なる逆テーパ孔、または背面側中央部から正面側中央部
に同一径で貫通されたストレート孔、あるいは背面側か
ら正面側に向って上向きや下向きに貫通されたテーパ孔
およびストレート孔など、どのような貫通孔でもよい
が、背面側から光を入射して正面側に明かりを出射拡散
する場合はテーパ孔が適しており、スポット光とする場
合は逆テーパ孔やストレート孔が適している。
【0017】貫通孔の断面形状は円形、長円形、楕円
形、四角形、方形、三角形など、どのような形でも良い
が、強度性、成形の容易さから円形が適している。ま
た、孔径は光を通して出射面側を明るくすることから、
あまり小さい径では適さず、比較的大きめの孔がよい。
【0018】貫通孔に嵌着する光透過性物としては、ガ
ラス類とプラスチック類が主であるが、紙、布なども用
いることができる。この紙や布からなる光透過性物は、
光源の強い輝きを和らげる作用をする。ガラス類とプラ
スチック類の場合は、透明体、半透明体、不完全透明体
などで、無色や着色体のものを使うことができ、着色体
を使えば、カラーの装飾灯にもなる。ガラスとしては、
板ガラスから貫通孔の形状に合うように加工したものの
他に、ガラスカレットから成形したもの、包装用びんの
底部ガラスをそのまま切断加工したものを用いることが
できる。
【0019】光透過性物の嵌着位置は、貫通孔の入射部
と出射部の2箇所に設けたり、あるいはどちらか一方
か、中央部など適宜位置に設けることができるが、入射
部と出射部の2箇所に設けると、光の反射が2回行われ
ることになり、その分だけ光量を減衰させて輝きを和ら
げるので、穏やかな照明をする時に適している。また、
光透過性物の存在により、チリやゴミ、雨水の侵入を防
げる効果もある。
【0020】前後の光透過性物間には装飾品を介在させ
ることもあり、装飾品としては、例えばガラス細工で作
られた動物、植物、人形などの小物装飾品あるいは造花
などを介在させることにより一層の装飾効果が発揮でき
る。
【0021】
【発明の実施の形態】(実施例1)以下に、本発明の具
体的実施例を述べると、長さが150mm、幅が150m
m、高さが150mmの立方体形状で、上下及び両側面
に、積重ね時に鉄筋やモルタルを縦横に入れるための7
5Rの円弧状凹溝部2、2、2、2が縦方向及び横方向
に形成された耐火レンガからなる建築用景観ブロック本
体1を形成し、該本体1の背面側の中央部に孔径が70
φ、正面側の中央部に孔径が90φのテーパ貫通孔3を
前後方向に穿設して、その貫通孔3の入射部3aと出射
部3bの近傍に、厚さが20mmの薄い水色の透明ガラス
4、4の外周縁に接着材を塗着して嵌着した。
【0022】このように構成した本発明の建築用景観ブ
ロックを用いて壁体Wを構築する例を説明する。まず、
壁体Wを構築する場所の地中にコンクリートを打ち込ん
で基礎台Cを造る。その基礎台C上に適宜間隔毎に梁
D、D………Dを設ける。そして最下段の建築用景観ブ
ロック本体1a、1a………1aを横方向にそれぞれ目
地6を存して並列する。つぎに、その1段目の建築用景
観ブロック本体1a、1a………1a上に2段目の建築
用景観ブロック本体1b、1b………1bを上下及び両
側面の凹溝部2が合致するように目地6を存して積み上
げていく。さらに同様にして3段目、4段目、………N
段目として積み上げていき、縦方向及び横方向の各凹溝
部2に縦鉄筋7、横鉄筋8、モルタル9を入れて接合す
ることにより壁体Wを構築する。構築された壁体Wには
壁面と直交する方向に多数の貫通孔3が形成される。
【0023】そして、壁体Wの内面側に角度調整自在の
照明具10を設置して、光を放射すれば貫通孔3に光が
入射し、壁体W自体に明かりを取り込めると共に、外面
側に出射して照らすことになり、装飾効果が図れると共
に、明るくなって防犯、歩行の安全性に役立つ。特に照
明の出射光色を時間的に変えれば一層雰囲気のある照明
になる。なお、梁D、D………Dは隣接する建築用景観
ブロック本体1と建築用景観ブロック本体1の目地6の
中央部に位置するので、貫通孔3を塞ぐことはなく、灯
りを遮ることはない。
【0024】(実施例2)つぎに、図8、9は本発明の
第2実施例を示しており、上記第1の実施例で述べた建
築用景観レンガと同様の長さが150mm、幅が150m
m、高さが150mmの立方体形状で、上下及び両側面
に、積重ね時に鉄筋やモルタルを縦横に入れるための7
5Rの円弧状凹溝部12、12、12、12が縦横に形
成された耐火レンガからなる建築用景観ブロック本体1
1を形成し、該本体11の背面側の中央部に孔径が70
φ、正面側の中央部に孔径が90φのテーパ貫通孔13
を前後方向に穿設して、その貫通孔13の入射部13a
と出射部13bの近傍に、厚さが20mmの薄い水色の透
明ガラス14、14を接着材を塗着して嵌着し、該ガラ
ス14、14の間に造花装飾体15を介在させて構成し
てある。
【0025】このように構成した建築用景観ブロックを
用いて壁体Wを構築する例を説明する。実施例1と同様
に、壁体Wを構築する場所の地中にコンクリートを打ち
込んで基礎台Cを造る。その基礎台C上に適宜間隔毎に
梁D、D………Dを設ける。そして最下段の建築用景観
ブロック本体11a、11a………11aを横方向にそ
れぞれ目地6を存して並列する。次に、その1段目のブ
ロック本体11a、11a………11a上に2段目の建
築用景観ブロック本体11b、11b………11bを上
下及び両側面の凹溝部12が合致するように目地6を存
して積み上げていく。さらに同様にして3段目、4段
目、………N段目として積み上げていくが、その所々の
貫通孔13に造花装飾体15の入ったブロック本体11
を配置して積み上げていき、縦方向及び横方向の各凹溝
部12に縦鉄筋7、横鉄筋8、モルタル9を入れて接合
することにより壁体Wを構築する。構築された壁体Wに
は壁面と直交する方向に多数の貫通孔13が形成される
と共に、造花装飾体15が現われる。
【0026】この第2実施例にしたがえば、上記第1実
施例の奏する全ての効果を奏し得ると共に、造花装飾体
15の装飾効果と共に、夜間には背面から照射される明
かりにより造花装飾体15が鮮明に現われることにな
り、従来にない装飾効果に富んだ壁体Wを構築できる。
【0027】以上、本発明の主要な実施の形態について
説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるも
のではなく、発明の目的を達成でき、かつ発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能であることは言
うまでもない。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る請求項1に
記載の建築用景観ブロックは、縦横に積重ね可能な適宜
形状の建築用景観ブロックであって、背面側から正面側
に光を通す貫通孔を穿設し、該貫通孔に光透過性物を設
けてなるものであるから次のような優れた効果を奏す
る。
【0029】建築用景観ブロックに光を通す貫通孔を設
けてあるから、ブロック自体に明かりを取り込むことが
でき、従来にない景観の優れた建築用のブロックとな
り、自然や周囲の環境にマッチしたものとなる。また、
光は光透過性物を介して出射されるので、光源の高い輝
きを和らげ、眩しさのないソフトな証明となる効果があ
る。
【0030】また、請求項2に記載の建築用景観ブロッ
クによれば、請求項1記載の効果に加えて、明かりが拡
散されるので遠くまで明るく照らすことができる。
【0031】さらに、請求項3に記載の建築用景観ブロ
ックによれば、上記請求項1および請求項2記載の効果
に加えて、光を柔らげてほのかな明かりになるととも
に、雨水やゴミ、ホコリなどの侵入を防ぐことができ汚
れることがない。
【0032】また、請求項4に記載の建築用景観ブロッ
クによれば、装飾物が現われるので、装飾効果が一段と
向上するものである。
【0033】さらに、請求項5に記載の建築用景観ブロ
ックを用いた建築物の壁体構造によれば、照明具の明か
りが貫通孔に入射され、光透過性物を介して出射される
ので、壁体自体に明かりを取り入れることができ、壁体
の存在が確認できると共に、壁体の外面側も照らすこと
になり明るくなって、防犯ならびに歩行の安全が確保で
きる。
【0034】また、請求項6に記載の建築用景観ブロッ
クを用いた建築物の壁体構造によれば、美麗な装飾壁体
となると共に、夜間においても背面からの照明で装飾体
が鮮明にクッキリとみえるので、夜間においても装飾壁
の効果を発揮できる。
【0035】さらに、請求項7に記載の建築用景観ブロ
ックを用いた建築物の壁体構造によれば、種々の色の照
明が可能となり、一層美麗な装飾壁体になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の建築用景観ブロックの正
面図である。
【図2】その平面図である。
【図3】その側面図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】第1実施例の建築用景観ブロックを用いて壁体
を構築したときの簡略斜視図である。
【図6】図5の拡大縦断面図である。
【図7】図6の一部拡大縦断面図である。
【図8】第2実施例の建築用景観ブロックの正面図であ
る。
【図9】図8のB−B線断面図である。
【図10】壁体を構築したときの縦断面図である。
【図11】従来のコンクリートブロックの斜視図であ
る。
【図12】コンクリートブロックで構築した壁体の一部
省略図である。
【図13】従来のレンガの斜視図である。
【図14】レンガで構築した壁体の一部省略図である。
【符号の説明】
1 建築用景観ブロック本体 2 凹溝部 3 貫通孔 4 光透過性物 7 縦鉄筋 8 横鉄筋 9 モルタル 10 照明具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04C 1/39 E04C 1/04 A (72)発明者 岡 幸男 大阪市中央区南船場3−6−5 芦池ビル 3階 株式会社RISE内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦横に積み重ね可能な適宜形状の建築用
    景観ブロックであって、背面側から正面側に光を通す貫
    通孔を穿設し、該貫通孔に光透過性物を嵌着1したこと
    を特徴とする建築用景観ブロック。
  2. 【請求項2】 貫通孔は背面側から正面側に行くにした
    がって拡大するテーパ孔に形成されている請求項1に記
    載の建築用景観ブロック。
  3. 【請求項3】 光透過性物が間隔を存して前後に嵌着し
    てある請求項1に記載の建築用景観ブロック。
  4. 【請求項4】 光透過性物の間に装飾物が介在されてい
    る請求項3に記載の建築用景観ブロック。
  5. 【請求項5】 前後方向に穿設された貫通孔に光透過性
    物を嵌着した縦横に積み重ね可能な適宜形状の景観ブロ
    ックを縦横に数段積み上げ、上下及び両側面に形成した
    凹溝部に鉄筋、モルタルを入れて壁体を構築し、この構
    築された壁体の内面側に照明具を配置し、その照明具か
    らの光を貫通孔に通し、光透過性物を介して壁体の外面
    側に出射するように構成してなる建築用景観ブロックを
    用いた建築物の壁体構造。
  6. 【請求項6】 前後方向に穿設された貫通孔に光透過性
    物を嵌着した縦横に積み重ね可能な適宜形状の景観ブロ
    ックと、前後方向に穿設された貫通孔に嵌着した光透過
    性物の間に装飾物が介在されている縦横に積み重ね可能
    な適宜形状の景観ブロックとを数段積み上げ、上下及び
    両側面に形成した凹溝部に鉄筋、モルタルを入れて壁体
    を構築し、装飾物の介在されているブロックを所々に配
    置し、この構築された壁体の内面側に照明具を配置し、
    その照明具からの光を貫通孔に通し、光透過性物を介し
    て壁体の外面側に出射するように構成してなる建築用景
    観ブロックを用いた建築物の壁体構造。
  7. 【請求項7】 照明具は数種類の色を出射する照明具で
    構成され、時間により自動的に出射光色を変えるように
    構成された請求項5または6に記載の建築用景観ブロッ
    クを用いた建築物の壁体構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110616848A (zh) * 2019-09-05 2019-12-27 广东省工业设备安装有限公司 一种管道穿墙预制单元及制作工具

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CN110616848A (zh) * 2019-09-05 2019-12-27 广东省工业设备安装有限公司 一种管道穿墙预制单元及制作工具

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