JP2001152599A - 換気用防火ダンパー - Google Patents
換気用防火ダンパーInfo
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Abstract
ンパーであって、特に換気部分に配置された不燃性の邪
魔板を落下させることによって換気部分を簡単かつ確実
に閉鎖することが出来る防火ダンパーを目的としてい
る。 【解決手段】軒天井板3に設けられた換気口4の周りに
A型防火ダンパー5を取付ける。このA型防火ダンパー
5は通気孔9を有する基板8と、この通気孔9に対応す
る上方に配置されると共にその元端10aが基板8に回
動自在に取付けられた邪魔板10と、元端部が基板8に
回動自在に取付けられると共に、その先端部11aで前
記邪魔板10の先端部10bを下方から支持した支持部
材11と、該支持部材11の側方に設けられた不燃性熱
膨張材15とによって構成された構造である。
Description
に設けられた防火用のダンパーに係り、特に換気通路内
に配置された不燃性邪魔板が支持部材を介して支持され
ると共に、この支持部材の周りの所定位置に火災時に作
動することが出来る加熱作動部材を取付けて構成した換
気用防火ダンパーに関するものである。
ば特開平7−119219号公報に示す建物の軒天部に
設ける通気部の防火装置(第1公知技術)、特開平7−
279554号公報に示す防火ダンパー付換気装置(第
2公知技術)、或いは特開平11−159018号公報
に示す軒天井の換気構造(第3公知技術)等が知られて
いる。
した多くの発明の内の例えば特開平6−73828号公
報に示す天井の換気構造(第4公知技術)、特開平9−
60184号公報に示す軒天井の換気構造及びその構成
金具(第5公知技術)、或いは特開平9−105200
号公報に示す防火換気構造(第6公知技術)等が知られ
ている。
知技術乃至第3公知技術に於いては、全体の構造が複雑
であると共に、温度ヒューズ、特殊なスプリング等を使
用しなければならないので、コスト高になると共に、温
度ヒューズやスプリングが一定の高温に達した際に、均
一に作動することが困難であり、従って不良品が発生す
る等の問題があった。
4公知技術乃至第6公知技術に示す技術に於いては、建
築物の換気通路内の所定位置に不燃性熱膨張材を取付
け、火災時等に換気通路内が一定の温度に加熱された際
には、前記不燃性熱膨張材が熱膨張し、換気通路を簡単
かつ確実に閉鎖し、火炎や熱気が屋内に侵入したり、或
いは屋内から建物の外に排出されることを防止し得る作
用効果を有していた。
気通路に設けた技術に於いては、この不燃性熱膨張材が
火災時の火炎、熱気を直接に受けるので、その一部が損
傷し、換気通路の遮断能力が少し下落する心配があっ
た。また、一般的に前記不燃性熱膨張材を換気通路の入
口付近に配置するので、風雨に直接触れる場合があり、
その熱膨張性能が劣化する心配もあった。
の火炎、熱気を確実に遮断するためには、不燃性熱膨張
材の膨張時の膨張密度を一定に保つ必要があり、そのた
めに膨張の高さを10mm程度に抑えなければならなか
った。従って、このような制限があるために、大きな断
面積を有する換気通路に於いては、不燃性熱膨張材を用
いて換気通路を完全に閉鎖することが困難になる問題が
あった。
の従来の問題点に鑑み開発された全く新しい技術であっ
て、特に建築物の換気通路内に配置された不燃性邪魔板
が支持部材を介して支持されており、かつ支持部材の周
りの所定位置に火災時に作動することが出来る加熱作動
部材が取付けられており、該加熱作動部材が作動して支
持部材を移動させた際に、前記不燃性邪魔板が自重で落
下して換気通路を閉鎖することが出来るように構成した
全く新しい防火ダンパーの技術を提供するものである。
ダンパーは、前述の従来の問題点を根本的に改善した発
明であって、その第1発明の要旨は、建築物の換気通路
内に不燃性邪魔板を配置して構成したダンパーに於い
て、前記不燃性邪魔板を支持部材を介して支持し、かつ
該支持部材の周りの所定位置に不燃性熱膨張材、形状記
憶合金、バイメタル等の加熱作動部材を設け、該加熱作
動部材の作動によって前記支持部材が移動して前記不燃
性邪魔板が自動的に落下するように構成したことを特徴
とした換気用防火ダンパーである。
通路内に不燃性邪魔板を配置し、この不燃性邪魔板を支
持部材で支持すると共に、該支持部材の周りに不燃性熱
膨張材等の加熱作動部材を設けたので、換気通路内に火
炎等が侵入して温度が一定の高温度に達した場合には、
該加熱作動部材が作動して支持部材を移動させるので、
支持部材による支持が無くなった前記不燃性邪魔板を自
重によって自動的に落下させ、該不燃性邪魔板で換気通
路を遮断し、これによって火炎等が換気通路を通過する
ことを防止出来る。
明の要旨は、前記換気通路内に配置された不燃性邪魔板
の元端を回動自在に取付、かつ下端が回動自在に取付け
られた支持部材の上端で該不燃性邪魔板の先端を支持
し、更に該支持部材の周りの所定位置に加熱作動部材を
設けて構成したことを特徴とした第1発明の換気用防火
ダンパーである。
配置された不燃性邪魔板の元端を回動自在に取付、かつ
下端が回動自在に取付けられた支持部材の上端で該不燃
性邪魔板の先端を支持し、更に該支持部材の周りの所定
位置に加熱作動部材を設けて構成したので、加熱作動部
材が火災等によって一定の高温度に達して作動した場合
には、支持部材が押されてその下端を中心にして回動す
るので、今迄支持していた前記不燃性邪魔板の先端を解
放し、これによって不燃性邪魔板を自重でその元端を中
心にして回動させて、この不燃性邪魔板によって換気通
路を遮断し、火炎等が換気通路を通過することを防止出
来る。
明の要旨は、前記換気通路内に配置された不燃性邪魔板
の元端を回動自在に取付け、かつ昇降自在に取付けられ
た支持部材の側部で該不燃性邪魔板の先端を支持し、更
に該支持部材の下部の周りの所定位置に加熱作動部材を
設けて構成したことを特徴とした第1発明の換気用防火
ダンパーである。
内に配置された不燃性邪魔板の元端を回動自在に取付
け、かつ昇降自在に取付けられた支持部材の側部で該不
燃性邪魔板の先端を支持し、更に該支持部材の下部の周
りの所定位置に加熱作動部材を設けて構成したので、前
記加熱作動部材が火災等によって一定の高温度に達して
作動した場合には、支持部材が押上げられて上昇し、こ
れによって前記不燃性邪魔板の先端の支持を解放するの
で、不燃性邪魔板は自重でその元端を中心にして回動
し、この不燃性邪魔板で換気通路を遮断し、火炎等が換
気通路を通過することを防止出来る。
明の要旨は、前記換気通路内に配置された不燃性邪魔板
の先端及び元端を夫々昇降自在に取付けられた支持部材
の側部及び下部で支持し、かつ該支持部材の下部の周り
の所定位置に加熱作動部材を設けて構成したことを特徴
とした第1発明の換気用防火ダンパーである。
内に配置された不燃性邪魔板の先端及び元端を夫々昇降
自在に取付けられた支持部材の側部及び下部で支持し、
かつ該支持部材の下部の周りの所定位置に加熱作動部材
を設けて構成したので、該加熱作動部材が火災等によっ
て一定の高温度に達した場合には、支持部材が押し上げ
られて上昇し、不燃性邪魔板の先端と元端とを夫々開放
するので、この不燃性邪魔板は自重で落下して換気通路
を遮断し、火炎等が換気通路内を通過することを防止出
来る。
的に説明すると、図1(a),(b)は本発明の第1実
施例のA型防火ダンパーを軒天井のほぼ中央部に取付け
た状態の縦断面説明図、図2(a),(b)は本発明の
第2実施例のB型防火ダンパーを軒天井の元部に取付け
た状態の縦断面説明図、図3(a),(b)は第2実施
例のB型防火ダンパーを軒天井の先端部に取付けた状態
の縦断面説明図である。
パーを屋根の棟に取付けた状態の縦断面説明図、図5は
図4のB型防火ダンパーが作動した状態の縦断面説明
図、図6(a),(b)は本発明の第3実施例のC型防
火ダンパーを軒先に取付けた状態の縦断面説明図、図7
(a),(b)は第3実施例のC型防火ダンパーを軒天
井の元部に取付けた状態の縦断面説明図である。
パーを換気用ガラリに取付けた状態の縦断面説明図、図
9は図8のD型防火ダンパーが作動した状態の縦断面説
明図である。
て、1は建物の屋根、2は鼻隠し板、3は軒天井板であ
り、この軒天井板3のほぼ中央部には換気口4が設けら
れている。5は第1実施例のA型防火ダンパーであっ
て、軒天井板3の換気口4の周りにビス、ボルト6及び
木片7を介して取付固定されている。
記換気口4に対応する部分には通気孔9が穿設されてい
る。10は不燃性の邪魔板であって、その元端10aは
図示しない軸棒等を介して前記基板8に回動自在に取付
られている。
aはカギ状に折れ曲がっており、かつその支持部材11
の元端部は支柱12に取付けられた軸棒13によって回
動し得る如く取付けられている。そしてこの支持部材1
1は通常の状態では垂直に起立されており、かつ垂直に
起立されている時には、その先端部11aで前記邪魔板
10の先端部10bを下方から支持することが出来るよ
うに構成されている。
沿っては、起立板14が起立突設され、かつその支持部
材11側の側面には不燃性熱膨張材15が取付けられて
いる。この不燃性熱膨張材15は火炎等によって一定の
温度、例えば150℃以上に加熱された場合には膨張し
て、前記支持部材11を押圧して、この支持部材11を
点線で示す方向に倒すことが出来るように構成されてい
る。
パー5の周りが一定の高温度に達した場合には、不燃性
熱膨張材15が熱膨張して支持部材11を横方向に倒す
ので、その先端部11aは邪魔板10の先端10bから
外れ、邪魔板10を自重で落下させることが出来る。こ
れによって邪魔板10で基板8に設けられた通気口9を
閉鎖し、火炎等が換気口4を通過することを防止出来
る。
板3の元端と外壁16との間に形成された換気口4内
に、第2実施例のB型防火ダンパー17を嵌め込んで構
成した構造を示すものであって、ビス、ボルト19等を
介して前記B型防火ダンパー17は外壁16に取付けら
れている。
0とその内部に回動自在に枢着された不燃性の邪魔板2
1と該邪魔板21の先端部21aを支持することが出来
ると共に、外筒ケース20内で昇降し得る支持部材22
とより構成されている。
aが設けられ、かつその上面には通気孔20bが穿設さ
れ、両者は外筒ケース20内に設けられた換気通路Sで
連通されている。前記不燃性の邪魔板21の元部21b
は円弧状に湾曲されており、前記外筒ケース20の湾曲
端部の周りに回動自在に取付けられている。前記支持部
材22は断面がほぼU字型に形成されており、前記邪魔
板21の先端部21aに対応する側面の下部は内側に折
れ曲がって段部22aを形成している。
0の内底面との間には不燃性熱膨張材23が介在されて
いる。前記邪魔板21の先端部21aは支持部材22の
側面によって支持されており、不燃性熱膨張材23が熱
膨張して支持部材22を押し上げた際には、邪魔板21
の先端部21aが段部22aにさしかかって支持部材2
2の支持から外れ、そのために邪魔板21が自重で落下
し、邪魔板21で外筒ケース20の通気口20aを閉鎖
し得るように構成されている。
のB型防火ダンパー17を軒天井板3の先端と鼻隠し板
2との間に設けられた換気口4内に嵌め込んで構成した
構造を示すものであって、その構成、作動及び作用効果
は前記図2(a),(b)の構成、作動及び作用効果と
ほぼ同じであるので省略する。
た換気口25に前述のB型防火ダンパー17を夫々嵌め
込んで構成した状態の図を示すものである。この棟部2
4にB型防火ダンパー17を取付けた場合の構成、作動
及び作用効果は前記図2(a),(b)の構成、作動及
び作用効果とほぼ同じであるので詳細な説明は省略す
る。
に於いて、B型防火ダンパー17内の不燃性熱膨張材2
3が一定の高温度で加熱膨張して支持部材22を押し上
げ、支持部材22より外れた邪魔板21が自重で落下
し、邪魔板21で外ケース20の通気口20aを閉鎖し
た状態を示す説明図である。
の軒先部の換気口26に第3実施例のC型防火ダンパー
27を取付けた構造を示す説明図である。図中28は鼻
隠し板、29は軒天井板である。
0と、この外筒ケース30内に昇降自在に収納された支
持部材31と、該支持部材31によって元端と先端とが
夫々支持された不燃性の邪魔板32とによって構成され
ている。
が設けられ、かつ外筒ケース30の上面には通気孔34
が穿設され、これ等の通気口33と通気孔34との間に
は矢印で示すような換気通路Sが設けられている。この
外筒ケース30はボルト35を介して鼻隠し板28の裏
側に取付けられている。
支持部材31の元端部31aを昇降自在に支持し得る小
部屋30aと、この小部屋30aと連続して前記邪魔板
32の元端部32aを支持し得る突片30bが設けられ
ている。かつ、その下部内の右側には、支持部材31の
先端部31bと、落下して来た邪魔板32の先端部32
bとを夫々支持することが出来る棚部30cとが夫々設
けられている。
ケース30の小部屋30a内に昇降自在に収納し得る如
き折曲下部形状を有しており、かつこの元端部31aに
は前記邪魔板32の元端部32aを上方から支持し得る
アーム31cが側方に向かって突設されている。また、
支持部材31の先端部31bの垂直面には外側に折り曲
がった段部31dが設けられている。
持部材31のアーム31cと外筒ケース30の突片30
bとによって上下方向から挟持され、かつこの邪魔板3
2の先端部32bは支持部材31の先端部31bの垂直
面に当接されて支持されている。
で上昇した場合には、そのアーム31cが邪魔板32の
元端部32aを解放し、かつ邪魔板32の先端部32b
が段部31dの所に来て垂直面より外れるので、邪魔板
32は自重によって落下し、邪魔板32によって外筒ケ
ース30に設けられた通気口33を閉鎖することが出来
るように構成されている。
外筒ケース30の小部屋30aの内底面と支持部材31
の元端部31aとの間に取付けられている。従って、こ
の不燃性熱膨張材36が高温度で熱膨張した際には、前
述のように支持部材31を押し上げ、邪魔板32の元端
部32aと先端部32bとを夫々開放することが出来る
ように構成されている。
を有するC型防火ダンパー27を軒天井板3の元端部と
外壁16との間に形成された換気口4に嵌め込んで構成
した構造である。従って、この部分の構成及び作用効果
等はほぼ同一であるので、詳細な説明は省略する。
壁面に取付けられた換気用ガラリであって、枠体37内
に所定の間隔を持って複数の折曲羽根38を並列するこ
とによって構成されている。
ンパーであって、前記換気用ガラリ36の裏側に取付け
られている。このD型防火ダンパー39は2枚の不燃性
の邪魔板40、41とこれ等2枚の邪魔板40,41の
上部40a,41aを支持するガイド部42と、邪魔板
40,41の下部40b,41bを夫々支持する断面L
状のチャンネル材43と、該チャンネル材43の起立内
面に取付けられた不燃性熱膨張材44とより構成されて
いる。
温度に加熱されて、図9に示す如く、熱膨張した場合に
は、邪魔板40、41の下部40b,41bが夫々押圧
されて移動し、邪魔板41の下部がチャンネル材43よ
り外れて、その自重で落下し、枠体37の裏側を邪魔板
40,41によって全面的に閉鎖し、換気用ガラリ36
の通気を遮断することが出来るように構成されている。
予めガイド部42に固定しておき、邪魔板40は落下し
ないように構成することが可能である。また、邪魔板4
0が落下する際には、その両側縁を図示しない溝レール
等で安定してガイドすることも可能である。
は、例えば、オーストリアケミー・リンツ社製の「イン
ツメックス」や、特公昭63−132968号公報或い
は同平3−235号公報等に示す製品や技術を用いるこ
とが出来る。また、この不燃性熱膨張材44の代わりに
例えば150〜170℃で作動することが出来るバイメ
タル或いは形状記憶合金等も使用することが出来る。更
に、不燃性の邪魔板としては、金属板或いは不燃性樹脂
板等が使用可能である。
は、建築物の換気通路内に不燃性邪魔板を配置し、この
不燃性邪魔板を支持部材で支持すると共に、該支持部材
の周りに不燃性熱膨張材等の加熱作動部材を設けたの
で、換気通路内に火炎等が侵入して温度が一定の高温度
に達した場合には、該加熱作動部材が作動して支持部材
を移動させるので、支持部材による支持が無くなった前
記不燃性邪魔板を自重によって自動的に落下させ、該不
燃性邪魔板で換気通路を遮断し、これによって火炎等が
換気通路を通過することを防止出来る。
不燃性の邪魔板を使用し、火災が発生した際にはこの邪
魔板を加熱作動部材で作動して建物の換気部分、即ち換
気口、換気通路等を閉鎖し、換気部分に火炎や熱気等が
侵入することを防止するので、作動が容易であると共
に、閉鎖或いは通路の遮断が確実である特徴を有してい
る。更に、従来の不燃性熱膨張材のみで換気部分を閉鎖
した場合に比較して、小量の加熱作動部材で効率良く、
しかも加熱作動部材自体を火炎等で損傷することなく実
施することが出来る。
配置された不燃性邪魔板の元端を回動自在に取付、かつ
下端が回動自在に取付けられた支持部材の上端で該不燃
性邪魔板の先端を支持し、更に該支持部材の周りの所定
位置に加熱作動部材を設けて構成した場合には、加熱作
動部材が火災等によって一定の高温度に達して作動した
際に、支持部材が押されてその下端を中心にして回動す
るので、今迄支持していた前記不燃性邪魔板の先端を解
放し、これによって不燃性邪魔板を自重でその元端を中
心にして回動させて、この不燃性邪魔板によって換気通
路を遮断し、火炎等が換気通路を通過することを防止出
来る。
邪魔板の元端を回動自在に取付け、かつ昇降自在に取付
けられた支持部材の側部で該不燃性邪魔板の先端を支持
し、更に該支持部材の下部の周りの所定位置に加熱作動
部材を設けて構成した場合には、前記加熱作動部材が火
災等によって一定の高温度に達して作動した際には、支
持部材が押し上げられて上昇し、これによって前記不燃
性邪魔板の先端の支持を解放するので、不燃性邪魔板は
自重でその元端を中心にして回動し、この不燃性邪魔板
で換気通路を遮断し、火炎等が換気通路を通過すること
を防止出来る。
邪魔板の先端及び元端を夫々昇降自在に取付けられた支
持部材の側部及び下部で支持し、かつ該支持部材の下部
の周りの所定位置に加熱作動部材を設けて構成した場合
には、該加熱作動部材が火災等によって一定の高温度に
達した際に、支持部材が押し上げられて上昇し、不燃性
邪魔板の先端と元端とを夫々開放するので、この不燃性
邪魔板は自重で落下して換気通路を遮断し、火炎等が換
気通路内を通過することを防止出来る。
型防火ダンパーを軒天井のほぼ中央部に取付けた状態の
縦断面説明図である。
型防火ダンパーを軒天井の元部に取付けた状態の縦断面
説明図である。
ンパーを軒天井の先端部に取付けた状態の縦断面説明図
である。
の棟に取付けた状態の縦断面説明図である。
面説明図である。
型防火ダンパーを軒天井の先端部に取付けた状態の縦断
面説明図である。
ンパーを軒天井の元部に取付けた状態の縦断面説明図で
ある。
ガラリに取付けた状態の縦断面説明図である。
面説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】建築物の換気通路内に不燃性邪魔板を配置
して構成したダンパーに於いて、前記不燃性邪魔板を支
持部材を介して支持し、かつ該支持部材の周りの所定位
置に不燃性熱膨張材、形状記憶合金、バイメタル等の加
熱作動部材を設け、該加熱作動部材の作動によって前記
支持部材が移動して前記不燃性邪魔板が自動的に落下す
るように構成したことを特徴とした換気用防火ダンパ
ー。 - 【請求項2】前記換気通路内に配置された不燃性邪魔板
の元端を回動自在に取付、かつ下端が回動自在に取付け
られた支持部材の上端で該不燃性邪魔板の先端を支持
し、更に該支持部材の周りの所定位置に加熱作動部材を
設けて構成したことを特徴とした請求項1の換気用防火
ダンパー。 - 【請求項3】前記換気通路内に配置された不燃性邪魔板
の元端を回動自在に取付け、かつ昇降自在に取付けられ
た支持部材の側部で該不燃性邪魔板の先端を支持し、更
に該支持部材の下部の周りの所定位置に加熱作動部材を
設けて構成したことを特徴とした請求項1の換気用防火
ダンパー。 - 【請求項4】前記換気通路内に配置された不燃性邪魔板
の先端及び元端を夫々昇降自在に取付けられた支持部材
の側部及び下部で支持し、かつ該支持部材の下部の周り
の所定位置に加熱作動部材を設けて構成したことを特徴
とした請求項1の換気用防火ダンパー。
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---|---|---|---|
JP33949999A JP4490530B2 (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | 換気用防火ダンパー |
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