JP2001151297A - 充填バルブの脱着装置 - Google Patents
充填バルブの脱着装置Info
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- JP2001151297A JP2001151297A JP33380099A JP33380099A JP2001151297A JP 2001151297 A JP2001151297 A JP 2001151297A JP 33380099 A JP33380099 A JP 33380099A JP 33380099 A JP33380099 A JP 33380099A JP 2001151297 A JP2001151297 A JP 2001151297A
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Abstract
と、この充填バルブ1に設けたフランジ部3を下方から
係合する取付手段4とを備え、前記取付手段4を前記充
填バルブ1のフランジ部3に係合させて、該充填バルブ
1を充填液タンク2に固定する充填装置において、前記
取付手段4は、充填液タンク2の底面に固定されたシャ
フト11と、シャフト11に摺動自在に設けられ上記フ
ランジ部3と係合可能な取付部材と、取付部材の下方位
置でシャフト11に対して昇降可能に設けられたカムプ
レート16と、カムプレート16を上方へ付勢する付勢
手段19と、カムプレート16の上方位置を規制するス
トッパ13とを備え、カムプレート16は取付部材と当
接可能なカム21を有すると共に、取付部材を付勢する
第1位置と、取付部材を付勢しない第2位置とに移動可
能とした充填バルブの脱着装置。 【効果】 エア源等の設備がなくても工具を必要としな
いで充填バルブの脱着作業が極めて簡易に行うことがで
き、既存の充填機にも改造がすぐに行える。
Description
液タンクに脱着するための充填バルブの脱着装置に関す
るものである。
充填液を貯溜する充填液タンクの底面に設けた充填バル
ブと、この充填バルブに設けたフランジ部にその下方か
ら係合する取付部材と、この取付部材を上記充填液タン
クに固定する締付ボルトとを備え、上記締付ボルトによ
って充填液タンクに取付けた取付部材を上記充填バルブ
のフランジ部に係合させてその充填バルブを充填液タン
クに固定した充填装置において、上記取付部材を実質的
に円板状に形成してその外周全域を上記フランジ部に係
合可能とし、かつ、そのフランジ部に上記取付部材と係
合しない逃部を形成したことを特徴とする充填バルブの
脱着装置(実公平2−31435号公報参照)が存在し
ている。
填液を貯溜する充填液タンクの底面に設けた充填バルブ
と、この充填バルブに設けたフランジ部に下方から係合
する取付部材と、この取付部材を前記充填バルブのフラ
ンジ部に係合させて、充填バルブを充填液タンクに脱着
できるようにした充填装置において、前記取付部材の外
周を前記充填バルブのフランジ部に係合可能とし、この
取付部材には流体圧の供給排出で上下動する流体圧シリ
ンダを備え、かつ、充填バルブのフランジ部に、前記取
付部材と係合しない逃部を形成したことを特徴とする充
填バルブの脱着装置(特開平8−119387号公報参
照)が存在している。
実公平2−31435号公報の従来技術には、充填バル
ブの脱着には締め付けボルトをスパナ等の工具を使用し
て脱着しなければならず、工具が必要であり、作業時間
もかかってしまうという問題点があった。
報の従来技術には、充填バルブの脱着にはエアーが必要
となり、エアー設備のない工場ではエアー源配設のため
の工事を行わなければならずコストアップとなるという
問題点があった。
成で容易にカムプレートを手動で90度回転させて、充
填バルブの脱着を可能にする開放状態にして、簡単に充
填バルブの脱着作業ができるようにした充填バルブの脱
着装置を提供することを目的とするものである。
決するために、請求項1記載の発明においては、充填液
を貯溜する充填液タンクの底面に設けた充填バルブと、
この充填バルブに設けたフランジ部を下方から係合する
取付手段とを備え、前記取付手段を前記充填バルブのフ
ランジ部に係合させて、該充填バルブを充填液タンクに
固定する充填装置において、前記取付手段は、充填液タ
ンク底面に固定されたシャフトと、シャフトに摺動自在
に設けられ上記フランジ部と係合可能な取付部材と、取
付部材の下方位置でシャフトに対して昇降可能に設けら
れたカムプレートと、カムプレートを上方へ付勢する付
勢手段と、カムプレートの上方位置を規制するストッパ
とを備え、カムプレートは取付部材と当接可能なカムを
有すると共に、取付部材を付勢する第1位置と、取付部
材を付勢しない第2位置とに移動可能にするという技術
手段を採用した。
る。先ず、図1に基づいて本発明に係る充填バルブの脱
着装置の全体像を概略説明する。
充填バルブで、充填液タンク2の底面同一円周上で等間
隔位置に複数個配設している。各充填バルブ1は前記充
填液タンク2の底面に形成された孔2a内に上方部分を
挿入して、外周に設けたフランジ部3の上面を充填液タ
ンク2の底面に当接させている。
バルブ1,1間に配設され、そのフランジ部3の下面に
係合する取付手段4によってそれぞれ支持されている。
るもので、充填液を容器内に充填する注液管5と、充填
中の容器内の空気を排出する排気管6を備えている。そ
して容器が図示しない昇降テーブルによって上昇され、
その上端開口部がガイドコーン7によってセンタリング
されて壜口パッキン8に当接すると容器内が密封され、
さらに容器が上昇されると注液管5の下端が弁座9から
離座する。
内に充填されると共に、容器内の空気が排気管6の下端
開口を閉鎖すると、注液管5からの充填液の充填が自動
的に停止する。その後、容器が下降して注液管5の下端
が弁座9に着座し、容器内への充填が完了する。
例について、図1〜図3に基づいて説明する。
ャフト11をねじ止めしている。シャフト11と充填液
タンク2の底面との間にはリング状部材12がシャフト
11に嵌挿されており、シャフト11をねじ止めするこ
とによりリング状部材12を充填液タンク2の底面に圧
接している。なお、リング状部材12の厚さはフランジ
部3の厚さよりやや薄くなっている。
パ)が形成されており、その段部13を境にして大径部
11aと小径部11bとに別れている。大径部11aに
はフランジ部3を充填液タンク2の底面に押し付けるク
ランププレート10(取付部材)が摺動自在に配置され
ており、小径部11bには支軸14を設けたブロック1
5が摺動自在に嵌装され、ブロック15の支軸14には
カムプレート16が回動可能に取り付けられている。
すように、その上面外周部がフランジ部3と係合できる
ように形成してあり、他方フランジ部3の外周にはその
クランププレート10と係合しない一対の逃げ部3aを
形成している。カムプレート16にはカムプレート16
が充填液タンク2の底面に対して起立している状態(図
2の状態)の時にクランププレート10側に位置する第
1カム面17と、カムプレート16が充填液タンク2の
底面に対して横転している状態(図3の状態)の時にク
ランププレート10側に位置する第2カム面18とを設
けている。
1の頭部(図1の下側)との間に配置されたスプリング
19により常時段部13側へ付勢されており、これによ
り支軸14を回動可能に配置したカムプレート16をク
ランププレート10側に付勢している。さらに第1カム
面17から支軸14の中心Oまでの距離aはブロック1
5と段部13とに隙間を有する長さとなっており、カム
プレート16が起立した図2の状態ではクランププレー
ト10にスプリング19の付勢力が働くようになってい
る。
Oまでの距離bは距離aよりも短く、カムプレート16
が横になった図3の状態ではブロック15が段部13に
当接してクランププレート10にスプリング19の付勢
力が働かず、クランププレート10は自重によりシャフ
ト11を下降するようになっている。なお、図2、図3
中の20はクランププレート10の回り止めピンであ
る。
填液タンク2の底面に取り付ける場合には、先ずカムプ
レート16を回動させて図3に示すような横転した状態
にする。次に、充填バルブ1を回転させてそのフランジ
部3の逃げ部3aをクランププレート10に向け、その
状態で充填バルブ1を持ち上げて充填バルブ1の上方部
を充填液タンク2の穴2aに嵌入し、さらにフランジ部
3をクランププレート10を通過させて充填液タンク2
の底面に当接させる。
転させれば、フランジ部3の下面がクランププレート1
0上面外周部と係合するので、そのクランププレート1
0によって充填バルブ1の落下が防止されるようにな
る。この状態になったら、次にカムプレート16を図2
に示すような起立状態へ回動すれば、スプリング19の
付勢力がカムプレート16を介してクランププレート1
0にかかるので、充填バルブ1を充填液タンク2の底面
に固定することができる。
面から取り外す際には、カムプレート16を横転状態に
した後、充填バルブ1全体を90度回転させれば、フラ
ンジ部3とクランププレート10との係合を逃げ部3a
によって外すことができるので、容易に充填バルブ1を
充填液タンク2の底面から取り外すことができる。
例について、図5〜図7に基づいて説明する。図5は第
二実施例における充填バルブ1の取付手段4の要部断面
図、図6は第二実施例における取付状態を示す要部平面
図、図7は第二実施例における取り外し状態を示す要部
平面図である。なお、第一実施例と同一の機能を奏する
部材については同一名、同一符号で示す。
を起立状態と横転状態に垂直方向へ90度回転させるこ
とにより充填バルブ1の脱着を行っていたが、第二実施
例ではカムプレート16を水平方向へ90度回転させる
ことにより充填バルブ1の脱着を行うものである。シャ
フト11に摺動自在に設けられたカムプレート16には
レバー22が取り付けられレバー22を保持して回転さ
せることにより、カムプレート16がシャフト11に対
して水平方向に回転できるようになっている。
ート10に対応する面にはカム21が2個所形成されて
おり、図6、図7に示すようにカムプレート16を水平
方向に90度回転することにより、カム21がクランプ
プレート10と係合する位置と、係合しない位置とに位
置するようになっている。
の板材としており、係合しない位置から係合する位置へ
回転する時に、カム21がスムーズにクランププレート
10へ係合できるようになっている。
る位置(図6の位置)にカムプレート16があるときは
図5からも明らかなようにカムプレート16はシャフト
11の段部13には当接しないので、スプリング19の
付勢力がカム21を介してクランププレート10へ伝わ
り、クランププレート10を押し上げることができる。
係合しない位置(図7の位置)にカムプレート16があ
る時は、カムプレート16がシャフト11の段部13に
当接してしまうので、クランププレート10にはスプリ
ング19の付勢力は伝わらず、クランププレート10は
自重でカムプレート16まで下降する。
も、第一実施例と同様な効果を得ることができる。な
お、第一実施例、第二実施例ともにカムプレート16と
当接する段部(ストッパ)13をシャフト11に形成し
ていたが、これに限られるものではなく、例えば、充填
液タンク2の底面にブラケットを介して直接カムプレー
ト16と係合可能な構成としても良い。
次の効果を得ることができる。 (1)エア源等の設備がなくても工具を必要としないで
充填バルブの脱着作業が極めて簡易に行うことができ、
既存の充填機にも改造がすぐに行える。
置の要部全体を示す断面図である。
態を示す要部拡大断面図である。
し状態を示す要部拡大断面図である。
との関連構成を示す説明図である。
置の要部を示す断面図である。
態を示す要部平面図である。
し状態を示す要部平面図である。
ク 3‥‥フランジ部 4‥‥取付手段 5‥‥注液管 6‥‥排気管 7‥‥ガイドコーン 8‥‥壜口パッキ
ン 9‥‥弁座 10‥‥クランププ
レート(取付部材) 11‥‥シャフト 12‥‥リング状
部材 13‥‥段部(ストッパ) 14‥‥支軸 15‥‥ブロック 16‥‥カムプレ
ート 17‥‥第1カム面 18‥‥第2カム
面 19‥‥スプリング(付勢手段) 20‥‥回り止め
ピン 21‥‥カム 22‥‥レバー
Claims (1)
- 【請求項1】 充填液を貯溜する充填液タンクの底面に
設けた充填バルブと、この充填バルブに設けたフランジ
部を下方から係合する取付手段とを備え、前記取付手段
を前記充填バルブのフランジ部に係合させて、該充填バ
ルブを充填液タンクに固定する充填装置において、前記
取付手段は、充填液タンク底面に固定されたシャフト
と、シャフトに摺動自在に設けられ上記フランジ部と係
合可能な取付部材と、取付部材の下方位置でシャフトに
対して昇降可能に設けられたカムプレートと、カムプレ
ートを上方へ付勢する付勢手段と、カムプレートの上方
位置を規制するストッパとを備え、カムプレートは取付
部材と当接可能なカムを有すると共に、取付部材を付勢
する第1位置と、取付部材を付勢しない第2位置とに移
動可能としたことを特徴とする充填バルブの脱着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33380099A JP2001151297A (ja) | 1999-11-25 | 1999-11-25 | 充填バルブの脱着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33380099A JP2001151297A (ja) | 1999-11-25 | 1999-11-25 | 充填バルブの脱着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001151297A true JP2001151297A (ja) | 2001-06-05 |
Family
ID=18270105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33380099A Pending JP2001151297A (ja) | 1999-11-25 | 1999-11-25 | 充填バルブの脱着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001151297A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102267680A (zh) * | 2011-08-31 | 2011-12-07 | 广州达意隆包装机械股份有限公司 | 一种酱油灌装机的灌装装置 |
-
1999
- 1999-11-25 JP JP33380099A patent/JP2001151297A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102267680A (zh) * | 2011-08-31 | 2011-12-07 | 广州达意隆包装机械股份有限公司 | 一种酱油灌装机的灌装装置 |
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---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
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A977 | Report on retrieval |
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A02 | Decision of refusal |
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