JP2001148676A - 地上デジタル放送受信装置 - Google Patents

地上デジタル放送受信装置

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JP2001148676A
JP2001148676A JP32851099A JP32851099A JP2001148676A JP 2001148676 A JP2001148676 A JP 2001148676A JP 32851099 A JP32851099 A JP 32851099A JP 32851099 A JP32851099 A JP 32851099A JP 2001148676 A JP2001148676 A JP 2001148676A
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terrestrial digital
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Michihiro Uehara
道宏 上原
Hiroshi Fujisawa
寛 藤沢
Shigeki Moriyama
繁樹 森山
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Japan Broadcasting Corp
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Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 OFDMセグメント構成で伝送されてきた地
上デジタル放送を受信し、短時間でそのOFDMセグメ
ントの伝送形式を判定するとともに、高い信頼性で受信
デジタル信号の復調をおこなう受信装置を提供する。 【解決手段】 受信信号をFFT(11)し、各キャリアご
とに遅延検波出力(12)された後の2乗したデータ(13)を
用い、キャリアがパイロットキャリアかデータキャリア
かを判別(15)し、OFDMセグメントに含まれるパイロ
ットキャリア数が、同期変調部と差動変調部とで異なる
ことを利用して前記セグメントの伝送形式を識別(17)
し、毎シンボルの信号を前記識別に用いるよう構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、OFDMセグメ
ント構成の地上デジタル放送受信装置に係わり、特に、
パイロットキャリアの数の違いを利用してセグメント形
式の識別を行う受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】わが国の地上デジタル放送の規格では、
表1に示す諸元を持つ1つ以上のOFDMセグメントを
組み合わせて伝送信号を構成する。図2の地上デジタル
放送の伝送信号構成例に示すように、地上デジタルテレ
ビジョン放送(a)は例えば13セグメント、地上デジ
タル音声放送(b)は例えば1または3セグメントで構
成されている。変調方式などの伝送パラメータはこのセ
グメント単位に設定され、伝送パラメータは、TMCC
(Transmission and Multiplexing ConfigurationContro
l) キャリアを用いて受信機に伝送される。TMCCキ
ャリアはDBPSK(Differential Binary Phase Shift
keying)で変調されており、204シンボルを1フレー
ムとし、表2に示す204ビットの信号を繰り返し伝送
している。
【0003】
【表1】
【0004】
【表2】
【0005】OFDMセグメントの構成例には、図3に
示すようなデータ信号の変調方式がDQPSKであるセ
グメント形式(以下差動変調部という)(a)、または
データ信号の変調方式がQPSK,16QAM,64Q
AMであるセグメント形式(以下同期変調部という)
(b)の2つの形式がある。TMCCキャリアは同期変
調部のOFDMセグメントに比べ、差動変調部のOFD
Mセグメントには5倍多く含まれている(表1参照)。
このため、OFDMセグメントが差動変調部の場合、よ
り多くのTMCCキャリアをTMCCの復号に使用でき
受信特性を改善できる。
【0006】図4の従来の受信装置構成例では、同期変
調部と差動変調部に共通のTMCCキャリアから、同期
信号を検出しフレームを抽出43した後、セグメント形
式識別ビットを用いてセグメントの形成を判定44す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の技術にお
いては、OFDMセグメントで同期変調部を有する形式
か差動変調部を有する形式かの識別を1フレームの3ビ
ットセグメント形式識別ビット(表2のOFDMフレー
ム中のB17〜B19参照)で行うため、移動受信などの受
信環境が悪い場合、誤判定が発生し易い問題がある。ま
た、複数フレーム分のセグメント形式識別ビットを利用
して受信特性を改善することが可能ではあるが、その場
合判定までの所要時間が長くなる問題がある。そこで本
発明の目的は前述の問題を排除し、毎シンボルの信号を
前記形式判定に用いることができるよう構成することに
より、短時間で各OFDMセグメントの形式が判定で
き、複数シンボルの信号を使用することで形式判定の高
い信頼性の得られる地上デジタル放送受信装置を提供せ
んとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、地上デジタル放送受信装置に係る第1の発明は、少
なくとも1個のOFDMセグメント構成で伝送されてき
た地上デジタル放送を受信しこれを復調する地上デジタ
ル放送受信装置において、当該装置が、地上デジタル放
送の前記OFDMセグメントを構成する各キャリアを遅
延検波する遅延検波手段と、該手段により遅延検波され
た判定すべきセグメントの各キャリアの2乗を求める2
乗回路と、該2乗回路の出力に含まれるキャリアに関わ
るデータを各キャリア毎にNシンボル分加算平均または
データ積分するデータ処理部と、該データ処理部で処理
され出力された出力データを用いて各前記キャリアがパ
イロットキャリアかデータキャリアかを判定するキャリ
ア判定部と、該キャリア判定部で判定されたパイロット
キャリアの数をカウントするカウント部と、該カウント
部でカウントされた値から前記OFDMセグメントの形
式が同期変調部か差動変調部かを判定するセグメント判
定部とを具え、毎シンボルのキャリア信号をセグメント
の形式判定に用いるよう構成したことを特徴とするもの
である。
【0009】また第2の発明は、少なくとも1個のOF
DMセグメント構成で伝送されてきた地上デジタル放送
を受信しこれを復調する地上デジタル放送受信装置にお
いて、当該装置が、地上デジタル放送の前記OFDMセ
グメントを構成する各キャリアを遅延検波する遅延検波
手段と、該手段により遅延検波された判定すべきセグメ
ントの各キャリアの2乗を求める2乗回路と、該2乗回
路の出力に含まれるキャリアに関わるデータを各キャリ
ア毎にNシンボル分加算平均またはデータ積分するデー
タ処理部と、該データ処理部で処理され出力された出力
データを全キャリア分について加算する加算部と、該加
算部の出力を用いて前記OFDMセグメントの形式が同
期変調部か差動変調部かを判定するセグメント判定部と
を具え、毎シンボルのキャリア信号をセグメントの形式
判定に用いるよう構成したことを特徴とするものであ
る。
【0010】さらに、前記第1および第2の発明はそれ
ぞれ、前記遅延検波手段に前置して、前記OFDMセグ
メントを構成するキャリアのうちそのセグメント形式が
差動変調部である時のパイロットキャリアの位置に対応
するキャリアを抽出するキャリア抽出手段をさらに具
え、該抽出手段の出力を前記遅延検波手段に入力するよ
う構成してもよいし、前記セグメント判定部における判
定しきい値を、差動変調部と判定する範囲が同期変調部
と判定する範囲より小さくなるよう設定してもよいし、
前記セグメント判定部における判定しきい値を、差動変
調部と判定する場合と同期変調部と判定する場合で異な
る値に設定してもよい。
【0011】またさらに、前記第1の発明は、前記キャ
リア判定部における判定しきい値を、データキャリアと
判定する範囲よりパイロットキャリアと判定する範囲が
小さくなるように設定してもよいし、前記キャリア判定
部における判定しきい値を、データキャリアと判定する
場合とパイロットキャリアと判定する場合とで異なる値
に設定してもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照し実施例によ
り本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1に本発明
に係る受信装置第1の実施例の構成ブロック線図を示
す。受信されたOFDM信号は、FFT11後各キャリ
ア毎に遅延検波12される。一般的に、FFT出力のあ
るキャリアのi番目のシンボルZi を Zi =Xi +jYi …(1) とすると、12の遅延検波出力Di は、 Di =(Xi ×Xi-1 +Yi ×Yi-1 )+ j(Yi ×Xi-1 −Xi ×Yi-1 ) …(2) となる。13の2乗回路の出力Fi は、 Fi =(Xi ×Xi-1 +Yi ×Yi-12 −(Yi ×Xi-1 −Xi ×Yi-12 +j〔2×(Xi ×Xi-1 +Yi ×Yi-1 )×(Yi ×Xi-1 −Xi × Yi-1 )〕 …(3) となる。CP,TMCC,AC1,AC2のパイロット
キャリアの2乗回路の出力信号は図5に示すようにDB
PKSで変調されているため、13で2乗処理されるこ
とで1点に収束する。
【0013】一方、SPを含むデータキャリアは、図6
にQPSKの例に示すように、13の2乗回路の出力は
原点に点対称な複数の点になる。
【0014】判定するセグメントの各キャリアの2乗回
路の出力は、14のデータ処理部に入力される。データ
処理部14では、図7のように、各キャリア毎にNシン
ボル分のデータが加算平均される。CP,TMCC,A
C1,AC2のパイロットキャリアでは、加算平均され
た後の出力Ai は(4/3)4 =256/81となる。
一方SPを含むデータキャリアでは、平均化され出力A
i は0となる。
【0015】15のキャリア判定部では、判定しきい値
thを 0≦th≦256/81 …(4) の範囲に設定し、iキャリアのデータ処理部の出力Ai
により Ai >thの時 キャリアはパイロットキャリア Ai ≦thの時 キャリアはデータキャリア …(5) と判定できる。なお、データ処理部14は、図8に示す
積分回路を用いることで、少ないメモリで同等の機能を
実現できる。(0<K<1)16のカウンタ部では、パ
イロットキャリアの数をカウントする。表3に示すよう
に、セグメントの形式によりパイロットキャリアの数が
異なる。17のセグメント判定部のしきい値THを 3<TH≦12(Mode 1の場合) 6<TH≦24(Mode 2の場合) …(6) 12<TH≦48(Mode 3の場合) の範囲に設定し、カウンタ部16の値Bにより B>THの時 差動変調部 B≦THの時 同期変調部 …(7) と判定できる。
【0016】
【表3】
【0017】前記受信装置において、14のデータ処理
部の出力Ai を判定するセグメントの全キャリア分につ
いて直接加算した値を用いることで、15のキャリア判
定部と16のカウンタ部を省略することが可能となる。
図9にその受信装置第2の実施例構成のブロック線図を
示す。加算部95では判定するセグメントの全キャリア
分についてAi を加算する。94のデータ処理部の出力
i はパイロットキャリアでは256/81、データ キャリアでは0となるので、加算部の出力Cは C=(256/81)×np …(8) となる。こでnpはパイロットキャリアの数とする。9
6のセグメント判定部のしきい値THを 3×256/81<TH≦12×256/81(Mode 1の場合) 6×256/81<TH≦24×256/81(Mode 2の場合) …(9) 12×256/81<TH≦48×256/81(Mode 3の場合) の範囲に設定し、加算部の出力Cにより C>THの時 差動変調部 C≦THの時 同期変調部 …(10) と判定できる。
【0018】パイロットキャリアの位置は、信号を構成
するセグメントの位置により規定されている。表4に地
上デジタル音声放送 Mode 1の場合の例を示す。地上デ
ジタル音声放送を構成する最大3つのセグメントは、周
波数の低い側から1,0,2と番号づけられており、Mo
de1の場合、各セグメントを構成する108本のキャリ
アには、周波数の低い側から0〜107までの番号が付
けられている。表4にはそれぞれのセグメントの位置に
おけるパイロットキャリアのキャリア番号が示されてい
る。表4より明らかなように、同期変調部のパイロット
キャリアは差動変調部に必ず含まれている。
【0019】
【表4】
【0020】上記2つの実施例受信装置では、判定する
セグメントに含まれる全キャリアに対し、キャリア判定
または加算処理を行い、セグメント判定を行った。しか
し、上述のように、パイロットキャリアの位置は規定さ
れているので、パイロットキャリアの可能性のあるキャ
リアのみ、すなわち、差動変調部のパイロットキャリア
に規定されている位置のキャリアについてのみ、キャリ
ア判定または加算処理を行い、セグメント判定を行うこ
とも可能である。例えば Mode 1 の場合、取り扱うキャ
リアが108本から、表4−2に示す12本へと少なく
なるため受信機の負担を小さくできる。
【0021】なお、取り扱うキャリアのうち、同期変調
部と差動変調部の両方に共通のパイロットキャリア(例
えば表4のAC1 1,AC1 2,TMCC 1)に
ついては、パイロットキャリアであることが自明のた
め、取り扱うキャリアの対象から除外することも可能で
ある。例えば Mode 1 の場合、表4−2のCP,AC2
1,AC2 2,AC2 3,AC2 4,TMCC
2,TMCC 3,TMCC 4,TMCC5で示され
た位置の9本のキャリアのみを対象とする。この時(6)
式または(9) 式のセグメント判定のしきい値は、それぞ
れ次式のように変更する必要がある。 0<TH≦9 (Mode 1の場合) 0<TH≦18(Mode 2の場合) …(11) 0<TH≦36(Mode 3の場合) 0<TH≦9×256/81(Mode 1の場合) 0<TH≦18×256/81(Mode 2の場合) …(12) 0<TH≦36×256/81(Mode 3の場合)
【0022】上述の受信機において、差動変調部を同期
変調部と誤判定した場合は、実際より少ないTMCCキ
ャリアでTMCCを復号することになる。一方、同期変
調部を差動変調部と誤判定した場合は、一部のデータキ
ャリアをTMCCキャリアと混同してTMCCを復調す
ることになる。後者の方は、TMCCの受信特性を大き
く劣化させる。
【0023】セグメント判定において、判定しきい値T
Hを(6) 式または(9) 式の範囲の中で、大きな値に設定
することで、同期変調部を差動変調部と誤判定する確率
を小さくすることができる。たとえば、(6) 式で Mode
1の場合に、TH=7.5とした場合、本来3本のパイ
ロットキャリアが8本とキャリア判定部で5本余分に誤
判定された時、同期変調部を差動変調部と誤判定するこ
とになるが、TH=9とした場合、パイロットキャリア
が10本とキャリア判定部で誤判定されないと同期変調
部を差動変調部と誤判定することはなく、同期変調部を
差動変調部と誤判定する確率を小さくすることができ
る。
【0024】同様の目的で、キャリア判定部の判定しき
い値thを(4) 式の範囲で大きな値とすることで、デー
タキャリアをパイロットキャリアと誤判定する確率を小
さくすることができ、結果として、同期変調部を差動変
調部と誤判定する確率を小さくすることができる。
【0025】上述の2つの方法で同期変調部を差動変調
部と誤判定する確率を小さくすることができるが、逆に
差動変調部を同期変調部と誤判定する確率は大きくな
る。このため、(4) ,(5) ,(6) ,(7) ,(9) ,(10),
(11),(12)式を次式のように別々にthとTHを設定す
ることで、同期変調部を差動変調部と誤判定する確率お
よび差動変調部を同期変調部と誤判定する確率を小さく
できる。 0≦thd ≦thp ≦256/81 …(4′) Ai ≦thp の時 キャリアはパイロットキャリア Ai ≦thd の時 キャリアはデータキャリア …(5′) 3<THC ≦THD ≦12(Mode 1の場合) 6<THC ≦THD ≦24(Mode 2の場合) …(6′) 12<THC ≦THD ≦48(Mode 3の場合) B>THD の時 差動変調部 B≦THC の時 同期変調部 …(7′) 3×256/81<THC ≦THD ≦12×256/81(Mode 1の場合) 6×256/81<THC ≦THD ≦24×256/81(Mode 2の場合)…(9′) 12×256/81<THC ≦THD ≦48×256/81(Mode 3の場合) C>THD の時 差動変調部 C≦THD の時 同期変調部 …(10′) 0<THC ≦THD ≦ 9(Mode 1の場合) 0<THC ≦THD ≦18(Mode 2の場合) …(11′) 0<THC ≦THD ≦36(Mode 3の場合) 0<THC ≦THD ≦9×256/81(Mode 1の場合) 0<THC ≦THD ≦18×256/81(Mode 2の場合) …(12′) 0<THC ≦THD ≦36×256/81(Mode 3の場合)
【0026】以上いくつかの実施例について本願発明の
実施の形態を詳細に説明してきたが、本願発明はこれら
実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に規定さ
れた発明の要旨内で各種の変形、変更の可能なことは自
明であろう。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、地上デジタル放送受信
装置において、遅延検波出力を2乗したデータを用い
て、キャリアがパイロットキャリアかデータキャリアか
を判別し、OFDMセグメントに含まれるパイロットキ
ャリア数が、同期変調部と差動変調部で異なることを利
用しセグメント形式を識別するので、毎シンボルの信号
を判定に用いることにより、短時間で判定でき(従来は
1フレームをかけて判定)、また複数シンボルの信号を
使用することで判定の高信頼性が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明に係る受信装置第1の実施例の
構成ブロック線図。
【図2】 地上デジタル放送の伝送信号構成例。
【図3】 OFDMセグメントの構成例。
【図4】 従来の受信装置構成例。
【図5】 パイロットキャリアの2乗回路の出力信号。
【図6】 QPSKで変調されたデータキャリアの2乗
回路の出力信号。
【図7】 データ処理部(加算平均型)の構成例。
【図8】 データ処理部(積分型)の構成例。
【図9】 本発明に係る受信装置第2の実施例構成ブロ
ック線図。
【符号の説明】
11,41,91 FFT 12,42,92 遅延検波手段 13,93 2乗回路 14,94 データ処理部 15 キャリア判定部 16 カウンタ部 17,96 セグメント判定部 18,45,97 TMCC復号部 19,46,98 データ復号部 43 フレーム抽出部 44 セグメント形式識別ビットによるセグメント判定
部 95 加算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森山 繁樹 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 Fターム(参考) 5C025 AA15 5K022 DD01 DD33

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1個のOFDMセグメント構
    成で伝送されてきた地上デジタル放送を受信しこれを復
    調する地上デジタル放送受信装置において、当該装置
    が、地上デジタル放送の前記OFDMセグメントを構成
    する各キャリアを遅延検波する遅延検波手段と、該手段
    により遅延検波された判定すべきセグメントの各キャリ
    アの2乗を求める2乗回路と、該2乗回路の出力に含ま
    れるキャリアに関わるデータを各キャリア毎にNシンボ
    ル分加算平均またはデータ積分するデータ処理部と、該
    データ処理部で処理され出力された出力データを用いて
    各前記キャリアがパイロットキャリアかデータキャリア
    かを判定するキャリア判定部と、該キャリア判定部で判
    定されたパイロットキャリアの数をカウントするカウン
    ト部と、該カウント部でカウントされた値から前記OF
    DMセグメントの形式が同期変調部か差動変調部かを判
    定するセグメント判定部とを具え、毎シンボルのキャリ
    ア信号をセグメントの形式判定に用いるよう構成したこ
    とを特徴とする地上デジタル放送受信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、前記遅延
    検波手段に前置して、前記OFDMセグメントを構成す
    るキャリアのうちそのセグメント形式が差動変調部であ
    る時のパイロットキャリアの位置に対応するキャリアを
    抽出するキャリア抽出手段をさらに具え、該抽出手段の
    出力を前記遅延検波手段に入力するよう構成したことを
    特徴とする地上デジタル放送受信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の装置において、
    前記セグメント判定部における判定しきい値を、差動変
    調部と判定する範囲が同期変調部と判定する範囲より小
    さくなるよう設定したことを特徴とする地上デジタル放
    送受信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の装置において、
    前記セグメント判定部における判定しきい値を、差動変
    調部と判定する場合と同期変調部と判定する場合で異な
    る値に設定したことを特徴とする地上デジタル放送受信
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載の装置において、
    前記キャリア判定部における判定しきい値を、データキ
    ャリアと判定する範囲よりパイロットキャリアと判定す
    る範囲が小さくなるように設定したことを特徴とする地
    上デジタル放送受信装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または2記載の装置において、
    前記キャリア判定部における判定しきい値を、データキ
    ャリアと判定する場合とパイロットキャリアと判定する
    場合とで異なる値に設定したことを特徴とする地上デジ
    タル放送受信装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも1個のOFDMセグメント構
    成で伝送されてきた地上デジタル放送を受信しこれを復
    調する地上デジタル放送受信装置において、当該装置
    が、地上デジタル放送の前記OFDMセグメントを構成
    する各キャリアを遅延検波する遅延検波手段と、該手段
    により遅延検波された判定すべきセグメントの各キャリ
    アの2乗を求める2乗回路と、該2乗回路の出力に含ま
    れるキャリアに関わるデータを各キャリア毎にNシンボ
    ル分加算平均またはデータ積分するデータ処理部と、該
    データ処理部で処理され出力された出力データを全キャ
    リア分について加算する加算部と、該加算部の出力を用
    いて前記OFDMセグメントの形式が同期変調部か差動
    変調部かを判定するセグメント判定部とを具え、毎シン
    ボルのキャリア信号をセグメントの形式判定に用いるよ
    う構成したことを特徴とする地上デジタル放送受信装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の装置において、前記遅延
    検波手段に前置して、前記OFDMセグメントを構成す
    るキャリアのうちそのセグメント形式が差動変調部であ
    る時のパイロットキャリアの位置に対応するキャリアを
    抽出するキャリア抽出手段をさらに具え、該抽出手段の
    出力を前記遅延検波手段に入力するよう構成したことを
    特徴とする地上デジタル放送受信装置。
  9. 【請求項9】 請求項7または8記載の装置において、
    前記セグメント判定部における判定しきい値を、差動変
    調部と判定する範囲が同期変調部と判定する範囲より小
    さくなるよう設定したことを特徴とする地上デジタル放
    送受信装置。
  10. 【請求項10】 請求項7または8記載の装置におい
    て、前記セグメント判定部における判定しきい値を、差
    動変調部と判定する場合と同期変調部と判定する場合と
    で異なる値に設定したことを特徴とする地上デジタル放
    送受信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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