JP2001148267A - 電子機器接続用コネクタ及びその接続構造 - Google Patents
電子機器接続用コネクタ及びその接続構造Info
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
の電線類を少ない手間で効率良く接続できるようにす
る。 【解決手段】 複数の電子制御ユニット10A,10B
にそれぞれ機器側コネクタ14A,14Bを設け、ワイ
ヤハーネス30にハーネス側コネクタ20を設ける。ハ
ーネス側コネクタ20は、各機器側コネクタ14A,1
4Bと結合可能な複数の嵌入凸部21を一体に有する。
各電子制御ユニット10A,10Bを例えばケース12
に収納してその相対位置を固定し、各機器側コネクタ1
4A,14Bに前記嵌入凸部21が同時結合できるよう
にする。
Description
その他の電子機器に対してワイヤハーネス等の電線類を
接続するためのコネクタ及びこれを用いた接続構造に関
するものである。
子機器と、ワイヤハーネス等の電線類との接続は、互い
に結合可能なコネクタを介して行われる。このコネクタ
を用いた配線例を図9に示す。
にワイヤハーネス60を用いて電子機器であるエアバッ
グ制御ユニット70Aが接続される例を示したものであ
る。同図のワイヤハーネス60は、3つの端末を有し、
各端末に電源40、衝突センサ42、及びコネクタ62
Aが設けられている。一方、エアバッグ制御ユニット7
0Aにもコネクタ72Aが設けられており、このコネク
タ72Aが前記コネクタ62Aに結合されることによ
り、エアバッグ制御ユニット70Aが前記電源40及び
衝突センサ42にワイヤハーネス60を介して接続され
るようになっている。
ッグ制御ユニット70Aに給電が行われる。そして、こ
のエアバッグ制御ユニット70Aに衝突センサ42の衝
突検知信号が入力されることにより、同ユニット70A
から図略のエアバッグ装置に制御信号が出力され、同エ
アバッグ装置が作動する。
のグレードアップ等に伴い、前記エアバッグ制御ユニッ
ト70Aに加えてサイドエアバッグ制御ユニット70B
を前記電源40及び衝突センサ42に接続するといった
対応を要する場合がある。このような場合、従来は、図
示の破線のように、ワイヤハーネス60からさらに別の
枝線を分岐させてその端末に前記コネクタ62Aとは別
のコネクタ62Bを設け、これを前記サイドエアバッグ
制御ユニット70Bに設けられたコネクタ72Bに結合
するといったことが行われている。
では、次のような解決すべき課題がある。
の追加に伴ってワイヤハーネス60の枝線も追加し、さ
らに、この枝線の端末にコネクタ62Aとは別のコネク
タ62Bを設けなければならない。従って、ワイヤハー
ネス60の形状が複雑化するとともに、必要コネクタの
数も増え、その結果、配線システム全体の部品点数が増
大する。また、サイドエアバッグ制御ユニット70Bの
配設位置にうまく対応するようにワイヤハーネス60の
枝線を同ハーネス幹線の好適な位置から分岐させなけれ
ばならず、ワイヤハーネス60自体の製造が容易ではな
い。
ぞれ別の箇所で個別に各制御ユニット70A,70Bに
接続しなければならず、その作業が面倒であるととも
に、各コネクタの接続管理も複数箇所にわたって行わな
ければならず、複雑になる。
構成で、複数の電子機器に対して共通の電線類を少ない
手間で効率良く接続できるようにすることを目的とす
る。
の手段として、本発明は、複数の電子機器に対して共通
の電線類を接続するための電子機器接続用コネクタであ
って、各電子機器ごとに設けられる複数の機器側コネク
タと、前記電線類に設けられる電線類側コネクタとを備
え、この電線類側コネクタは、前記各機器側コネクタに
結合可能な複数の結合部を一体化したものである。
タを用いて各電子機器に共通の電線類を接続する構造で
あって、前記各電子機器に前記機器側コネクタを設け、
前記電線類に前記電線類側コネクタを設けるとともに、
この電線類側コネクタの各結合部の配置と前記各機器側
コネクタの配置とが合致するように前記各電子機器同士
の相対位置を固定する位置決め手段を備えたものであ
る。
が設けられた各電子機器の相対位置を特定の相対位置
(すなわち各機器側コネクタの配置と電線類側コネクタ
の各結合部の配置とが合致する相対位置)に合わせるこ
とにより、各機器側コネクタに対して電線類側コネクタ
の結合部を同時結合させることができ、この結合によっ
て、前記電線類側コネクタが設けられている電線類を各
電子機器に共通接続することができる。従って、従来の
ように電線類側のコネクタ数を増やしたり当該電線類を
多数の枝線に分岐させたりする必要がなく、しかも、1
回のコネクタ結合作業で、電線類と各電子機器との接続
を行うことができる。また、接続管理も単一箇所で一括
して行うことが可能であり、メンテナンス等も容易であ
る。
合部を当該電線類側コネクタのハウジングと一体に形成
すれば、この電線類コネクタ自体の部品点数も削減で
き、構成をより簡素化することができる。
は、例えば前記複数の電子機器を所定位置に保持するケ
ースを備え、このケースの各位置に各電子機器が保持さ
れた状態でこれらの電子機器の機器側コネクタの配置が
前記電線類側コネクタの各結合部の配置と合致するよう
に前記ケースを構成したものが、好適である。この構成
によれば、各電子機器を適正な位置(コネクタ結合可能
な位置)に安定して保持することができる。また、ケー
ス内に電子機器をセットするだけで電子機器の適正な配
置ができるため、作業も容易である。
電子機器に相互に係合可能な位置決め部を設け、これら
の位置決め部同士が係合されることにより各電子機器の
相対位置が各機器側コネクタが前記電線類側コネクタの
各結合部の配置と合致する相対位置に固定されるように
構成してもよい。
にその位置決め部として凹部を設け、他方にその位置決
め部として前記凹部に嵌合する凸部を設け、この凸部に
ねじ孔を設けるとともに、前記電線類側コネクタにボル
ト挿通孔を設け、このボルト挿通孔に挿通されたボルト
が前記ねじ孔に螺合されることにより前記電線類側コネ
クタと各電子機器の機器側コネクタとが締結されるよう
に構成すれば、前記位置決め用の凸部を有効利用して、
電子機器にねじ孔を設けるスペースを確保できる。そし
て、このねじ孔へのボルトのねじ込みにより、機器側コ
ネクタと電線類側コネクタとの結合に必要な嵌合力を十
分に確保することができる。
で両電子機器の機器側コネクタが前記ねじ孔を間に挟む
位置に配列されるように構成し、前記電線類側コネクタ
における両結合部の間の位置に前記ボルト挿通孔を設け
れば、前記ボルトの締結力を両機器側コネクタ(両結合
部)に均等に行き渡らせることができ、バランスのよい
結合ができる。従って、コネクタのこじり等をより確実
に防ぐことができる。
面に基づいて説明する。
子制御ユニット(電子機器)10A,10Bに、図2等
に示す共通のワイヤハーネス30を接続するためのもの
である。この構造では、単一のケース12を備え、この
ケース12に前記2つの電子制御ユニット10A,10
Bが一括して収納、保持されるようになっている。
制御基板を収納する基板ケースを備え、そのケース外形
は図示のような偏平な直方体に近い形状とされている。
電子制御ユニット10Aのケースの左右両側面には前後
方向に延びる凹溝10aが形成され、前面には内部の制
御基板と接続される機器側コネクタ14Aが固定されて
いる。同様に、電子制御ユニット10Bのケースの左右
両側面には前後方向に延びる凹溝10bが形成され、前
面には内部の制御基板と接続される機器側コネクタ14
Bが固定されている。
をなし、その左右両内側面に上下2段にわたって突条1
2a,12bが形成されている。そして、これらの突条
12a,12bと前記凹溝10a,10bとを各々嵌合
するようにしてケース12の上下部に各電子制御ユニッ
ト10A,10Bを前方からスライド挿入することによ
り、ケース12内の上下位置に両電子制御ユニット10
A,10Bが保持されるとともに、各電子制御ユニット
10A,10Bの機器側コネクタ14A,14Bが上下
に並ぶように構成されている。
ス下端部中央には凹部17Aが形成され、下側電子制御
ユニット10Bのケース上端部中央には前記凹部17A
に嵌合可能な凸部17Bが形成されており、両者の嵌合
によっても両電子制御ユニット10A,10Bの幅方向
の相対位置が固定されるようになっている。また、前記
凸部17Bには、前方に開口するねじ孔18が形成され
ている。
ングには、前方に開口するフード15が形成され、この
フード15の内側に多数の雄端子16が配設されてい
る。
記両機器側コネクタ14A,14Bに結合可能なハーネ
ス側コネクタ(電線類側コネクタ)20が設けられてい
る。このハーネス側コネクタ20のハウジングには、上
下一対の嵌入凸部(結合部)21が一体に形成され、こ
れらの嵌入凹部21は前記各機器側コネクタ14A,1
4Bのフード15内にそれぞれ嵌入可能となっている。
換言すれば、各フード15に嵌入可能な嵌入凸部21が
単一のコネクタハウジングとして一体化されている。し
かも、各嵌入凸部21の配置は、前記ケース12内に両
電子制御ユニット10A,10Bが保持された状態での
両機器側コネクタ14A,14Bの配置と合致してい
る。
れ、各端子収容室内に図4に示すような雌端子22が固
定されている。これら雌端子22は、前記ワイヤハーネ
ス30に含まれる各電線32の端末に固定され、かつ、
前記各機器側コネクタ10A,10Bの雄端子16に嵌
合されるものである。前記嵌入凸部21の各端子収容室
内には、図4に示すような撓み可能なランス29が形成
されている。そして、この嵌入凸部21に対して前側
(図4では左側)から同図に示すようなリテーナ25が
装着されることにより、ランス29が前記各雌端子22
を係止する形状に拘束されるようになっている。
わち両嵌入凸部21の間に挟まれる位置)には、これを
軸方向に貫く形状のボルト挿通筒部23が形成されてい
る。このボルト挿通筒部23は、ボルト26が挿通可能
なボルト挿通孔24を形成している。ボルト26は、工
具により回転操作可能な異形断面の頭部27を有し、そ
の反対側の先端部は前記電子制御ユニット10Bのねじ
孔18に螺合可能となっている。
て両電子制御ユニット10A,10Bに共通のワイヤハ
ーネス30を簡便に接続することができる。
とケース12の突条12aとを嵌合させるようにしなが
ら、電子制御ユニット10Aをケース12の上段にスラ
イド挿入する。次に、電子制御ユニット10Bの凹溝1
0a及び凸部17Bを前記ケース12の突条12b及び
電子制御ユニット10Aの凹部17Aにそれぞれ嵌合さ
せるようにしながら、電子制御ユニット10Bをケース
12の下段にスライド挿入する。これにより、ねじ孔1
8が両機器側コネクタ14A,14Bの間に挟まれる状
態となる(図3)。
0Bの挿入順序は逆でもよい。また、予め凹部17Aと
凸部17Bとを嵌合させた状態で両ユニット10A,1
0Bをケース12内に同時挿入するようにしてもよい。
21を機器側コネクタ14A,14Bのフード15内に
それぞれ仮嵌合する。
ルト挿通孔24に挿入し、かつ、このボルト26を回転
操作して電子制御ユニット10B側のねじ孔18に螺
合、挿入していく。すなわち、ボルト26をハーネス側
コネクタ20に貫通させながら、このボルト26を電子
制御ユニット10Bのねじ孔18にねじ込んでいく。
の機器側コネクタ14A,14Bの雄端子16と、ハー
ネス側コネクタ20の雌端子22との嵌合が進んでい
き、最終的に第1の機器側コネクタ14A,14Bとハ
ーネス側コネクタ20とが締結される。
内に両電子制御ユニット10A,10Bを挿入した後、
両機器側コネクタ14A,14Bに単一のハーネス側コ
ネクタ20を一括結合することにより、各電子制御ユニ
ット10A,10Bに共通のワイヤハーネス30を同時
接続することができる。従って、必要コネクタ数を増や
すことなく、また、ワイヤハーネス30を多数に分岐さ
せることなく、当該ワイヤハーネス30を一度のコネク
タ結合作業だけで2つの電子制御ユニット10A,10
Bに効率良く同時接続することができる。
子制御ユニット10Aにのみ接続したい場合には、例え
ば図1に示すようなダミープレート11を用いてケース
12の下段開口を図5に示すように塞ぎ、前記ハーネス
側コネクタ20に代えて機器側コネクタ14Aにのみ結
合可能な通常構造のハーネス側コネクタ20′(図5)
をワイヤハーネス30の端末に設けることにより、簡単
に対応ができる。従って、車両のグレード等に応じた搭
載機器の変更にも容易に対応することが可能になり、汎
用性が向上する。
前記電子制御ユニット10Aがエアバッグ制御ユニット
であり、電子制御ユニット10Bがサイドエアバッグ制
御ユニットであり、これらをワイヤハーネス30を介し
て電源40及び衝突センサ42に接続する例である。こ
の例において、一般仕様では、前記図5に示したように
電子制御ユニット10Aであるエアバッグ制御ユニット
のみをケース12に装着し、その機器側コネクタ14A
にのみワイヤハーネス30を接続すればよいし、高級仕
様では、前記図2〜図4に示すように、前記エアバッグ
制御ユニットに加えて電子制御ユニット10Bであるサ
イドエアバッグ制御ユニットもケース12に装着し、両
電子制御ユニット10A,10Bの機器側コネクタ14
A,14Bにハーネス側コネクタ20を一括結合するよ
うにすればよい。
AがCD及びラジオ制御ユニットであり、電子制御ユニ
ット10Bがナビゲーション装置制御ユニットであり、
これらをワイヤハーネス30を介して電源40及びセン
タークラスタなどの操作部44に接続する例である。こ
の例において、一般仕様では、前記図5に示したように
電子制御ユニット10AであるCD及びラジオ制御ユニ
ットのみをケース12に装着し、その機器側コネクタ1
4Aにのみワイヤハーネス30を接続すればよいし、高
級仕様では、前記図2〜図4に示すように、前記CD及
びラジオ制御ユニットに加えて電子制御ユニット10B
であるナビゲーション装置制御ユニットもケース12に
装着し、両電子制御ユニット10A,10Bの機器側コ
ネクタ14A,14Bにハーネス側コネクタ20を一括
結合するようにすればよい。
10Bの追加に伴ってワイヤハーネス30の枝線を特に
増加させる必要はなく、その形状をシンプルに維持した
まま両ユニット10A,10Bへの接続ができる。ま
た、その接続管理は一個所で集中して行うことができ、
メンテナンスなども容易である。
は上記のような電子制御ユニットに限らず、複数の電子
機器に対して共通の電線類を接続する場合に広く適用で
きるものである。例えば、両機器側コネクタ14A,1
4Bが図7に示すような分配型のコネクタであってもよ
い。
エンジンの例えばシリンダへッドに組み込まれるもので
あり、一方の機器側コネクタ14Aにはエンジン左側に
配される複数の電磁制御弁(エンジン左側気筒の吸排気
バルブを制御する弁)48Aがそれぞれ接続され、他方
の機器側コネクタ14Bにはエンジン右側に配される複
数の電磁制御弁(エンジン右側気筒の吸排気バルブを制
御する弁)48Bがそれぞれ接続されるようになってい
る。
4A,14Bが相互近接するように両コネクタ14A,
14B及び電磁制御弁48A,48Bを配置し、両コネ
クタ14A,14Bに共通のハーネス側コネクタ20を
同時結合できるようにすれば、このハーネス側コネクタ
20及びワイヤハーネス30を介して例えばエンジン制
御ユニット46を両機器側コネクタ14A,14Bに接
続することができ、そのエンジン制御ユニット46から
の制御信号を前記機器側コネクタ14A,14Bを通じ
て各電磁制御弁48A,48Bに送信することができ
る。
形態をとることも可能である。
子機器にその相対位置を固定するための係合部(位置決
め部)を設けるようにしてもよい。例えば、図8(a)
(b)に示すように、一方の電子制御ユニット10Aに
係合突起10cを設け、他方の電子制御ユニット10B
に係合凹部10dを設け、この係合凹部10dと前記係
合突起10cとの係合によって両電子制御ユニット10
A,10Bが正規の相対位置(両機器側コネクタ14
A,14Bの配置がハーネス側コネクタ20の両嵌合凸
部21の配置と合致するような相対位置)に位置決めさ
れるようにしてもよい。
なワイヤハーネス30に限らず、例えば複数本の電線を
含む単一本のケーブルであってもよい。
20のハウジングに複数の嵌入凸部21を一体に形成し
たものを示したが、例えば複数の結合部同士をホルダで
拘束することによりコネクタ全体を一体化する(すなわ
ちハウジングを複数の結合部とホルダとで構成する)よ
うにしてもよい。
には、前記ボルト27の省略が可能である。このボルト
27を用いる場合でも、その締結位置は適宜設定が可能
である。ただし、前記のようにいずれかの電子機器(図
1では電子制御ユニット10B)に位置決め用の凸部1
7Bを設ける場合、その凸部17Bにボルト螺合用のね
じ孔18を設けるようにすれば、前記凸部17Bを有効
利用することにより特に電子機器を大きくしなくてもね
じ孔18の形成スペースを確保できる。また、このねじ
孔18及びハーネス側コネクタ20のボルト挿通孔24
を両コネクタ14A,14Bの間に挟まれる位置(すな
わち嵌合凸部21の間に挟まれる位置)に配することに
より、ボルト締結力を両コネクタ14A,14Bの嵌合
のために均等に行き渡らせることができ、バランスのよ
い結合ができる。
の具体的な個数及び配置を問わない。例えば、3つ以上
の電子機器及び機器側コネクタを上下または左右に配列
させてもよいし、4つ以上の電子機器及び機器側コネク
タを縦横に配列させることも可能である。
A,14Bが雄端子16をもつ雄コネクタ、ハーネス側
コネクタ20が雌端子22をもつ雌コネクタである場合
を示したが、その雌雄を逆にしてもよい。この場合、例
えばハーネス側コネクタ20に複数のフードを一体に形
成し、各フード内に各機器側コネクタのハウジングが嵌
入されるような構成にすればよい。
にそれぞれ設けられる複数の機器側コネクタに対し、電
線類側に設けられる電線類側コネクタが同時に結合され
るようにしたものであるので、必要コネクタ数の増加を
抑え、かつ、ワイヤハーネスの分岐数を抑えた簡素な構
成で、各電子機器への電線類の共通接続を少ない手間で
効率良く行うことができる効果がある。
にワイヤハーネスを接続するための構造を示す分解斜視
図である。
れた状態を示す斜視図である。
を省略した例を示す斜視図である。
すブロック図である。
視図である。
ある。
Claims (7)
- 【請求項1】 複数の電子機器に対して共通の電線類を
接続するための電子機器接続用コネクタであって、各電
子機器ごとに設けられる複数の機器側コネクタと、前記
電線類に設けられる電線類側コネクタとを備え、この電
線類側コネクタは、前記各機器側コネクタに結合可能な
複数の結合部を一体化したものであることを特徴とする
電子機器接続用コネクタ。 - 【請求項2】 請求項1記載の電子機器接続用コネクタ
において、前記電線類側コネクタの複数の結合部を当該
電線類側コネクタのハウジングと一体に形成したことを
特徴とする電子機器接続用コネクタ。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の電子機器接続用
コネクタを用いて各電子機器に共通の電線類を接続する
構造であって、前記各電子機器に前記機器側コネクタを
設け、前記電線類に前記電線類側コネクタを設けるとと
もに、この電線類側コネクタの各結合部の配置と前記各
機器側コネクタの配置とが合致するように前記各電子機
器同士の相対位置を固定する位置決め手段を備えたこと
を特徴とする電子機器への電線類の接続構造。 - 【請求項4】 請求項3記載の電子機器への電線類の接
続構造において、前記複数の電子機器を所定位置に保持
するケースを備え、このケースの各位置に各電子機器が
保持された状態でこれらの電子機器の機器側コネクタの
配置が前記電線類側コネクタの各結合部の配置と合致す
るように前記ケースを構成したことを特徴とする電子機
器への電線類の接続構造。 - 【請求項5】 請求項3または4記載の電子機器への電
線類の接続構造において、複数の電子機器に相互に係合
可能な位置決め部を設け、これらの位置決め部同士が係
合されることにより各電子機器の相対位置が各機器側コ
ネクタが前記電線類側コネクタの各結合部の配置と合致
する相対位置に固定されるように構成したことを特徴と
する電子機器への電線類の接続構造。 - 【請求項6】 請求項5記載の電子機器への電線類の接
続構造において、二つの電子機器のいずれか一方にその
位置決め部として凹部を設け、他方にその位置決め部と
して前記凹部に嵌合する凸部を設け、この凸部にねじ孔
を設けるとともに、前記電線類側コネクタにボルト挿通
孔を設け、このボルト挿通孔に挿通されたボルトが前記
ねじ孔に螺合されることにより前記電線類側コネクタと
各電子機器の機器側コネクタとが締結されるように構成
したことを特徴とする電子機器への電線類の接続構造。 - 【請求項7】 請求項6記載の電子機器への電線類の接
続構造において、前記凸部と凹部とが嵌合した状態で両
電子機器の機器側コネクタが前記ねじ孔を間に挟む位置
に配列されるように構成し、前記電線類側コネクタにお
ける両結合部の間の位置に前記ボルト挿通孔を設けたこ
とを特徴とする電子機器への電線類の接続構造。
Priority Applications (3)
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JP32942499A JP2001148267A (ja) | 1999-11-19 | 1999-11-19 | 電子機器接続用コネクタ及びその接続構造 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32942499A Pending JP2001148267A (ja) | 1999-11-19 | 1999-11-19 | 電子機器接続用コネクタ及びその接続構造 |
Country Status (3)
Country | Link |
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US (1) | US6619995B1 (ja) |
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