JP2001148060A - 自動販売機の商品収納装置 - Google Patents

自動販売機の商品収納装置

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JP2001148060A
JP2001148060A JP33006399A JP33006399A JP2001148060A JP 2001148060 A JP2001148060 A JP 2001148060A JP 33006399 A JP33006399 A JP 33006399A JP 33006399 A JP33006399 A JP 33006399A JP 2001148060 A JP2001148060 A JP 2001148060A
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JP
Japan
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product
storage cylinder
storage
vending machine
raw material
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Application number
JP33006399A
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English (en)
Inventor
Junichi Enmei
純一 延命
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Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納筒内の商品の残数を外部から容易に確認
することのできる自動販売機の商品収納装置を提供す
る。 【解決手段】 収納筒6aを透明または半透明に形成し
て収納筒6a内の原料カートリッジ5を外部から目視可
能にするとともに、収納筒6aの側面にはその位置を基
準とする原料カートリッジ5の残数及び新たに収納可能
な商品数を表示した複数の商品数表示部6cを設けたの
で、収納筒6a内における原料カートリッジ5の残数を
外部から目視によって容易に確認することができ、しか
も新たに収納可能な商品数も同時に知ることができるの
で、原料カートリッジ5の補充時期及び補充可能数を常
に的確に把握することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば挽き豆を原
料に用いてコーヒー飲料を抽出する自動販売機の商品収
納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機としては、例
えば特開平7−37158号公報に記載されているよう
に、液体を透過可能な容器にコーヒーの挽き豆を一杯分
だけ封入した原料容器を所定位置に搬出し、この原料容
器に温水を供給することにより、原料の容器からコーヒ
ー飲料を抽出する飲料抽出装置を備えたものが知られて
いる。即ち、この飲料抽出装置では、温水の供給される
筒状の抽出器の下端に原料容器を圧着させるとともに、
密閉した抽出器内を加圧して抽出器内の温水を原料の容
器に吐出するようにしている。また、他の飲料抽出装置
としては、特開平4−236921号公報に記載されて
いるように、原料容器の上面にノズルを挿入し、ノズル
から原料容器内に温水を吐出することにより、原料容器
から飲料を抽出するようにしたものが知られている。更
に、前記飲料抽出装置を自動販売機に設置する場合は、
上下方向に筒状に延びる収納筒内に原料容器を上下方向
に積み重ねて収納し、収納筒内の原料容器を下方から順
に搬出するようにした商品収納装置が用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記商
品収納装置では、収納筒内の原料容器を外部から容易に
目視することができず、収納筒内における原料容器の残
数を確認することが困難であった。このため、原料容器
の補充可能数や補充時期を的確に把握することができ
ず、補充時における作業性の低下を来すとともに、販売
管理上においても不都合であるという問題点があった。
【0004】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、収納筒内の商品の残
数を外部から容易に確認することのできる自動販売機の
商品収納装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、請求項1では、上下方向に延びる収納筒
と、収納筒の下端側に設けられた商品搬出機構とを備
え、商品を収納筒内に上下方向に積み重ねて収納し、収
納筒内の商品を商品搬出機構によって下方から順に搬出
するようにした自動販売機の商品収納装置において、前
記収納筒を収納商品の少なくとも一部を外部から目視可
能に形成し、収納筒の側面の上下方向所定位置にはその
位置を基準とする商品収納数に関する情報を表示した商
品数表示部を設けている。これにより、収納筒内の商品
が外部から目視されるとともに、収納筒の側面の上下方
向所定位置にはその位置を基準とする商品収納数が商品
数表示部によって表示されることから、商品数表示部の
表示により収納筒内の商品数を知ることができる。
【0006】また、請求項2では、請求項1記載の自動
販売機の商品収納装置において、前記商品数表示部にそ
の位置から収納筒内の最下位の商品までの商品数を表示
している。これにより、請求項1の作用に加え、収納筒
内に収納されている最上位の商品に対応する商品数表示
部の表示により、その位置から収納筒内の最下位の商品
までの商品数が収納筒内の商品の残数となる。
【0007】また、請求項3では、請求項1または2記
載の自動販売機の商品収納装置において、前記商品数表
示部にその位置を除いて収納筒内の最上位の商品収納位
置までの商品数を表示している。これにより、請求項1
または2の作用に加え、収納筒内に収納されている最上
位の商品に対応する商品数表示部の表示により、その位
置を除く収納筒内の最上位の商品収納位置までの商品数
が収納筒内に新たに収納可能な商品数となる。
【0008】また、請求項4では、請求項1、2または
3記載の自動販売機の商品収納装置において、前記商品
数表示部を収納筒に上下方向に移動可能に設けている。
これにより、請求項1、2または3の作用に加え、商品
数表示部を上下方向に移動することにより、商品の高さ
寸法にに応じて商品数表示部の位置が変更される。
【0009】また、請求項5では、請求項1、2、3ま
たは4記載の自動販売機の商品収納装置において、前記
収納筒を透明または半透明に形成し、前記収納筒の側面
には所定の彩色を有する半透明の彩色表示部を前記商品
数表示部の位置に対応する商品の側面の一部と重なり合
うように収納筒の上下方向所定位置に設けている。これ
により、請求項1、2、3または4の作用に加え、収納
筒内に商品を積み重ねて収納すると、各商品の側面の一
部が収納筒の各彩色表示部と重なり合う。その際、収納
筒の各彩色表示部は半透明なので、各商品の側面が彩色
表示部を透過し、外部から目視可能となる。この場合、
例えば商品自体の色や模様等により、彩色表示部を外部
から目視したときの色、濃度または陰影等が商品の有無
や向きによって異なって見える。
【0010】また、請求項6では、請求項4記載の自動
販売機の商品収納装置において、前記商品の側面に所定
の彩色を有する彩色表示部を設け、収納筒の彩色表示部
を商品の彩色表示部と重なり合うように配置している。
これにより、収納筒内に商品を積み重ねて収納すると、
各商品の彩色表示部が収納筒の各彩色表示部と重なり合
う。その際、収納筒の各彩色表示部は半透明なので、各
商品の彩色表示部の色が透過し、外部から目視したとき
の色の変化を生ずる。この場合、例えば収納筒内の商品
が上下反対向きや斜めに収納されている場合、その商品
においては、彩色表示部の全部または一部が収納筒の彩
色表示部と重なり合わないため、前述のように外部から
目視したときの色の変化は生じない。
【0011】また、請求項7では、請求項5または6記
載の自動販売機の商品収納装置において、前記収納筒の
彩色表示部を上下方向に移動可能に設けている。これに
より、請求項5または6の作用に加え、収納筒の彩色表
示部を上下方向に移動することにより、商品の高さ寸法
に応じて収納筒の彩色表示部の位置が変更される。
【0012】また、請求項8では、上下方向に延びる収
納筒と、収納筒の下端側に設けられた商品搬出機構とを
備え、商品を所定の補充個数ずつ収納筒内に上下方向に
積み重ねて収納し、収納筒内の商品を商品搬出機構によ
って下方から順に搬出するようにした自動販売機の商品
収納装置において、前記収納筒を収納商品の少なくとも
一部を外部から目視可能に形成し、収納筒の側面には収
納筒の全収納可能数から一回分の商品補充数を除いた残
りの商品の最上位の商品位置を表示した商品位置表示部
を少なくとも一回分の商品補充数ごとに設けている。こ
れにより、収納筒内の商品が外部から目視され、収納筒
内の残りの商品が商品位置表示部よりも少なくなった場
合は、収納筒内に少なくとも一回の補充数分の商品が収
納可能となる。
【0013】また、請求項9では、請求項8記載の自動
販売機の商品収納装置において、前記商品位置表示部を
収納筒に上下方向に移動可能に設けている。これによ
り、請求項8の作用に加え、商品位置表示部を上下方向
に移動することにより、商品補充数に応じた商品位置表
示部の位置が変更される。
【0014】
【発明の実施の形態】図1乃至図5は本発明の第1の実
施形態を示すもので、図1は本発明の商品収納装置を備
えた飲料自動販売機の概略構成図、図2は制御系を示す
ブロック図、図3は原料カートリッジの斜視図、図4は
収納筒の部分側面図、図5は飲料自動販売機の動作説明
図である。
【0015】同図に示す飲料自動販売機は、内部に温水
を貯溜可能な抽出器1と、抽出器1内の温水を原料に供
給する温水管路2と、抽出器1内に温水を供給する温水
タンク3と、抽出器1内に空気を圧入するエアポンプ4
と、商品としての原料カートリッジ5を収納する商品収
納装置6と、商品収納装置6から搬出された原料カート
リッジ5を所定位置に搬送する搬送機構7と、飲料抽出
動作を制御する制御部8とから構成されている。
【0016】抽出器1は上面に開口部1aを有し、開口
部1aは抽出器1の内側に配置された開閉弁1bによっ
て開閉するようになっている。開閉弁1bは上下方向に
移動自在なシャフト1cに取付けられ、シャフト1cは
ソレノイド等からなる駆動機構1dによって上下に移動
するようになっている。即ち、駆動機構1dによって開
閉弁1bを上昇させると抽出器1の開口部1aが閉鎖
し、開閉弁1bを下降させると開口部1aが開放される
ようになっている。また、シャフト1cは内部に空気を
流通可能なパイプ状に形成されている。
【0017】温水管路2は上端を抽出器1の下面に接続
され、その他端には温水吐出用のノズル2aが取付けら
れている。また、温水管路2には開度調整可能な自動開
閉弁からなる抽出弁2bが設けられている。
【0018】温水タンク3は図示しないヒータの加熱に
よって90℃前後の温水を生成するもので、所定量の温
水を吐出管3aから吐出するようになっている。吐出管
3aの先端は抽出器1の開口部1aに臨んでおり、吐出
管3aには自動開閉弁(電磁弁等)からなる給湯弁3b
が設けられている。
【0019】エアポンプ4は抽出器1のシャフト1cに
可撓性のチューブ4aを介して接続され、チューブ4a
及びシャフト1cを通じて抽出器1内に空気を供給する
ようになっている。
【0020】原料カートリッジ5は、合成樹脂からなる
円筒形の容器5a内にコーヒーの挽き豆を密封したもの
からなり、コーヒー飲料一杯分の抽出に供されるように
なっている。即ち、図3に示すように原料カートリッジ
5の上面にはノズル2aを挿入可能な温水注入部5bが
形成されるとともに、その下面側はフィルタ等の液体透
過可能な部材によって形成されている。
【0021】商品収納装置6は、上下方向に延びる収納
筒6aと、収納筒6aの下端に設けられた搬出機構6b
とを備え、原料カートリッジ5を収納筒6a内に上下方
向に積み重ねて収納し、収納筒6a内の原料カートリッ
ジ5を搬出機構6bによって下方から順に搬出するよう
になっている。即ち、搬出機構6bは収納筒6a内の最
下位の原料カートリッジ5に係止し、最下位の原料カー
トリッジ5から順に一つずつ下方に落下するように構成
されている。本実施形態では図示を省略したが、搬出機
構6bは、例えばソレノイドによって動作する複数の係
止部材によって原料カートリッジ5を保持及び解放する
機構からなる。また、収納筒6aは透明または半透明の
部材によって形成され、その側面には各商品の収納位置
ごとにその位置を基準とする商品収納数を表示した複数
の商品数表示部6cが設けられている。この場合、各商
品数表示部6cは互いに収納筒6aの上下方向に原料カ
ートリッジ5の高さ寸法と等しい間隔をおいて設けら
れ、収納筒6a内に収納された原料カートリッジ5の側
面と重なり合うように配置されている。即ち、各商品数
表示部6cは、その位置から収納筒6a内の最下位の原
料カートリッジ5までの原料カートリッジ5の数(以
下、商品数という)を商品数表示部6cの図中左側の数
字として表示するとともに、その位置を除いて収納筒6
a内の最上位の原料カートリッジ5までの商品数を商品
数表示部6cの図中右側の括弧内の数字として表示して
いる。例えば、商品数表示部6cに「32(4)」と表
示されている場合は、その位置の原料カートリッジ5が
収納筒6a内の最下位の原料カートリッジ5から32個
目であり、その位置の原料カートリッジ5の上方に原料
カートリッジ5を計4個収納可能であることを意味す
る。
【0022】搬送機構7は、原料カートリッジ5を挟持
可能な可動部7aと、可動部7aを幅方向及び上下方向
に移動させる駆動部7bとからなり、可動部7aは収納
筒6aの下方、ノズル2aの下方(飲料抽出位置)及び
上面を開口した排出物容器9の上方に移動するととも
に、ノズル2aの下方では上下方向に移動するようにな
っている。
【0023】制御部8はマイクロコンピュータによって
構成され、開閉弁1bの駆動機構1d、温水管路2の抽
出弁2b、温水タンク3の給湯弁3b、エアポンプ4、
商品収納装置6の搬出機構6b及び搬送機構7に接続さ
れている。
【0024】以上のように構成された飲料自動販売機に
おいては、金銭投入口(図示せず)に金銭が投入され、
商品選択ボタン(図示せず)によって任意の商品が選択
されると、カップ搬出機構(図示せず)によって飲料抽
出位置の下方にカップAが搬出される。この後、搬送機
構7の可動部7aが商品収納装置6の下方に移動し、搬
出機構6bによって収納筒6aから搬出された原料カー
トリッジ5が可動部7aに受容されるとともに、温水タ
ンク3の給湯弁3bが開放されて抽出器1内に温水が供
給される。次に、原料カートリッジ5を保持した可動部
7aがノズル2aの下方に移動し、図5に示すように可
動部7aが上昇して原料カートリッジ5にノズル2aが
挿入されるとともに、駆動機構1dによって抽出器1の
開閉弁1bが上昇し、抽出器1の開口部1aが閉鎖され
る。この後、エアポンプ4が作動して抽出器1内に空気
が送り込まれるとともに、温水管路2の抽出弁2bが開
放される。これにより、抽出器1内の空気圧によってノ
ズル2aから原料カートリッジ5内に温水が吐出され、
原料カートリッジ5の下面からコーヒー飲料が抽出され
てカップAに注入される。次に、コーヒー飲料の抽出が
完了すると、原料カートリッジ5を保持した可動部7a
が排出物容器9の上方に移動し、可動部7aから原料カ
ートリッジ5が落下され、不要となった原料カートリッ
ジ5が排出物容器9に排出される。
【0025】また、前記商品収納装置6においては、収
納筒6aが透明または半透明なので、図4に示すように
収納筒6a内の各原料カートリッジ5が外部から目視可
能となる。その際、各原料カートリッジ5の側面がその
位置の商品数表示部6cと重なり合うので、収納筒6a
内に残っている最上位の原料カートリッジ5に対応する
商品数表示部6cの表示により、収納筒6a内における
原料カートリッジ5の残数及び新たに収納可能な商品数
を知ることができる。
【0026】このように、本実施形態によれば、収納筒
6aを透明または半透明に形成して収納筒6a内の原料
カートリッジ5を外部から目視可能にするとともに、収
納筒6aの側面にはその位置を基準とする原料カートリ
ッジ5の収納数を表示した複数の商品数表示部6cを設
けたので、収納筒6a内における原料カートリッジ5の
残数を外部から目視によって容易に確認することがで
き、しかも新たに収納可能な商品数も同時に知ることが
できるので、原料カートリッジ5の補充時期及び補充可
能数を常に的確に把握することができる。
【0027】尚、前記実施形態では収納筒6aを透明ま
たは半透明に形成したものを示したが、図6に示すよう
に収納筒6aを不透明に形成し、収納筒6aの側面に上
下方向に連続して延びる開口部6dを設けるようにして
もよい。これにより、収納筒6a内の原料カートリッジ
5は開口部6dを介して外部から目視可能となる。
【0028】図7乃至図9は本発明の第2の実施形態を
示すもので、前記実施形態と同等の構成部分には同一の
符号を付して示す。
【0029】本実施形態では、原料カートリッジ5の容
器5aの側面下端側に周方向に帯状に延びる彩色表示部
5c(図では斜線で示す)が設けられ、彩色表示部5c
は所定の彩色を有する塗装やシール等によって形成され
ている。また、商品収納装置6の収納筒6aには、前記
各商品数表示部6cの下方にそれぞれ収納筒6aの周方
向に帯状に延びる複数の彩色表示部6e(図では斜線で
示す)が設けられている。この場合、各彩色表示部6e
は互いに収納筒6aの上下方向に原料カートリッジ5の
高さ寸法と等しい間隔をおいて設けられ、収納筒6a内
に収納された原料カートリッジ5の彩色表示部5cと重
なり合うように配置されている。また、各彩色表示部6
eは所定の彩色を有する塗装やシール等によって半透明
に形成されている。
【0030】即ち、本実施形態においては、図7に示す
ように収納筒6a内に原料カートリッジ5を積み重ねて
収納すると、各原料カートリッジ5の彩色表示部5cが
収納筒6aの各彩色表示部6eと重なり合う。その際、
収納筒6aの各彩色表示部6eは半透明なので、各原料
カートリッジ5の彩色表示部5cの色が透過し、外部か
ら目視したときの色の変化(図において斜線同士が互い
に交差する部分)を生ずる。即ち、各彩色表示部5c,
6eが互いに同色の場合は収納筒6aの彩色表示部6e
のみの場合よりも濃い色に見え、各彩色表示部5c,6
eが互いに異なった色の場合は収納筒6aの彩色表示部
6eのみとは異なった色に見える。これにより、収納筒
6a内に収納されている原料カートリッジ5が収納筒6
aの彩色表示部6eの色の変化によって明瞭に表示され
る。
【0031】その際、例えば図8に示すように収納筒6
a内の一部の原料カートリッジ5が上下反対向きに収納
されている場合、その原料カートリッジ5においては、
彩色表示部5cが収納筒6aの彩色表示部6eと重なり
合わないため、前述のように外部から目視したときの色
の変化を生ずることがなく、各彩色表示部5c,6e自
体の色のみがそれぞれ見える。また、原料カートリッジ
5の上下方向の向きが適正な場合でも、例えば図9に示
すように収納筒6a内の原料カートリッジ5が傾斜した
状態で収納されている場合は、原料カートリッジ5の彩
色表示部5cの一部が収納筒6aの彩色表示部6eと重
なり合わないため、前述のように外部から見たときの色
の変化は彩色表示部5cの一部には生じない。この場
合、各彩色表示部5c,6eはそれぞれ帯状に形成され
ているため、原料カートリッジ5側の彩色表示部5cの
傾斜を容易に判別することができる。
【0032】このように、本実施形態によれば、第1の
実施形態と同様、各商品数表示部6cによって収納筒5
a内における原料カートリッジ5の残数を容易に確認す
ることができるとともに、収納筒5a内の原料カートリ
ッジ5を収納筒6aの彩色表示部6eの色の変化によっ
ても確認することができるので、目視による外部からの
確認をより確実に行うことができる。その際、収納筒5
a内に原料カートリッジ5が上下方向に不適正な向きで
収納された場合、原料カートリッジ5の彩色表示部5c
と収納筒5aの彩色表示部6eによる色の変化が正常に
生じないので、原料カートリッジ5が適正な向きで収納
されているか否かを目視によって極めて容易に確認する
ことができ、上下反対向きや傾斜した状態のような不適
正な向きで収納された原料カートリッジ5を速やかに発
見することができる。
【0033】また、前記原料カートリッジ5は外形が同
一でも中味原料の種類が異なる場合がある。このような
場合は、原料カートリッジ5の彩色表示部5cをその種
類ごとに異なった彩色にすれば、収納筒6aの彩色表示
部6eと重なり合ったときの色も異なるため、前述のよ
うな収納向きの確認に加え、誤って異なった種類の原料
カートリッジ5が収納された場合においても、これを容
易に確認することができる。従って、例えば複数の収納
筒6aを備え、複数種類の原料カートリッジ5を用いる
自動販売機においては極めて有利である。
【0034】尚、前記実施形態では、原料カートリッジ
5の下端側に彩色表示部5cを設けたものを示したが、
彩色表示部5cの原料カートリッジ5の上端側に設け、
収納筒6aの彩色表示部6cをこれに応じて配置するよ
うにしてもよい。また、本発明の商品収納装置を原料カ
ートリッジ5からコーヒー飲料を抽出する飲料自動販売
機に適用したものを示したが、収納筒に収納した商品自
体を販売するようにした自動販売機であってもよい。
【0035】また、前記実施形態では、原料カートリッ
ジ5及び収納筒6aの両方に彩色表示部5c,6eを設
けたものを示したが、図10に示すように彩色表示部5
cを有しない原料カートリッジ5を収納する場合でも、
前記実施形態と同等の効果を得ることができる。この場
合、前述のように明確な色の変化は生じないが、本実施
形態のように原料カートリッジ5が上下非対称の形状に
形成されている場合や、所定の色や模様等を有する場合
には、収納筒6aの彩色表示部6cを外部から目視した
ときの色、濃度または陰影等が原料カートリッジ5の収
納向きによって異なって見えるので、例えば収納筒6a
内の一部の原料カートリッジ5が上下反対向きに収納さ
れている場合や、収納筒6a内の原料カートリッジ5が
斜めに収納されている場合でも、原料カートリッジ5の
向きを目視によって容易に確認することができる。
【0036】更に、図11に示すように収納筒6aの商
品数表示部6c及び彩色表示部6eを収納筒6aとは別
体の環状部材によって形成し、収納筒6aに対して上下
方向に移動自在に設ければ、商品数表示部6c及び彩色
表示部6eの位置を原料カートリッジ5の高さ寸法に応
じて容易に変更することができる。尚、前記第1の実施
形態で、商品数表示部6cのみを上下方向に移動自在に
設ければよい。
【0037】図12及び図13は本発明の第3の実施形
態を示すもので、商品収納装置の収納筒を示すものであ
る。尚、本実施形態における他の構成は前記実施形態と
同等であるため、その説明は省略する。
【0038】同図に示す収納筒6fは透明または半透明
に形成され、原料カートリッジ5が所定の個数ずつ補充
されるようになっている。即ち、原料カートリッジ5
は、例えば図13(a) に示す筒状の包装体10や、図1
3(b) に示す袋状の包装体11に所定の個数ずつ密封さ
れており、補充時には包装体10または11を開封して
内部の原料カートリッジ5を取出し、収納筒6fに収納
するようになっている。また、収納筒6fの側面には上
下方向所定位置に周方向に延びる商品位置表示部6gが
設けられ、商品位置表示部6gは所定の彩色を有する塗
装やシール等によって形成されている。この場合、商品
位置表示部6gは、収納筒6fの全収納可能数から一回
分の補充数(包装体10,11内の原料カートリッジ5
の数)を除いた残りの原料カートリッジ5の最上位の位
置に設けられている。即ち、収納筒6fのほぼ上端から
商品位置表示部6gまでの高さ寸法Hは、一回の補充数
分の原料カートリッジ5を積み重ねた高さと一致してい
る。
【0039】本実施形態では、収納筒6fが透明または
半透明なので、収納筒6f内の原料カートリッジ5が外
部から目視可能となる。その際、収納筒6f内の残りの
原料カートリッジ5が商品位置表示部6gよりも少なく
なった場合は、収納筒6f内に一回の補充数分の原料カ
ートリッジ5が収納可能であるから、原料カートリッジ
5の補充時期を極めて容易に知ることができる。尚、商
品位置表示部6gは、一回分の商品補充数ごとに収納筒
6fの上下方向複数箇所に設けるようにしてもよい。
【0040】また、図14に示すように商品位置表示部
6gを収納筒6fとは別体の環状部材によって形成し、
収納筒6fに対して上下方向に移動自在に設ければ、一
回分の商品補充数が異なる場合でも、商品位置表示部6
gの位置を商品補充数に応じて容易に変更することがで
きる。
【0041】尚、前記実施形態では収納筒6fを透明ま
たは半透明に形成したものを示したが、第1の実施形態
の変形例(図6)と同様、収納筒6fを不透明に形成
し、その側面に上下方向に連続して延びる開口部を設け
るようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の商品収
納装置によれば、収納筒内の商品の残数を外部から容易
に確認することができるので、商品の補充時期及び補充
可能数を常に的確に把握することができる。従って、補
充時における作業性の向上を図ることができるととも
に、販売管理上においても極めて好都合である。
【0043】また、請求項2の商品収納装置によれば、
請求項1の効果に加え、収納筒内の商品の残数が収納筒
に直接表示されるので、商品の補充に際して極めて有利
である。
【0044】また、請求項3の商品収納装置によれば、
請求項1または2の効果に加え、収納筒内に新たに収納
可能な商品数が収納筒に直接表示されるので、商品の補
充に際して極めて有利である。
【0045】また、請求項4の商品収納装置によれば、
請求項1、2または3の効果に加え、高さ寸法が異なる
商品を収納する場合でも、商品の高さ寸法に応じて収納
筒の商品数表示部の位置を容易に変更することができ
る。
【0046】また、請求項5及び6の商品収納装置によ
れば、請求項1、2、3または4の効果に加え、収納筒
内の商品を色の変化によっても確認することができるの
で、目視による外部からの確認をより確実に行うことが
できる。
【0047】また、請求項7の商品収納装置によれば、
請求項5または6の効果に加え、高さ寸法が異なる商品
を収納する場合でも、商品の高さ寸法に応じて収納筒の
彩色表示部の位置を容易に変更することができる。
【0048】また、請求項8の商品収納装置によれば、
収納筒内に一回の補充数分の商品が収納可能であるか否
かを外部から容易に確認することができるので、商品の
補充時期及び補充可能数を常に的確に把握することがで
きる。従って、補充時における作業性の向上を図ること
ができるとともに、販売管理上においても極めて好都合
である。
【0049】また、請求項9の商品収納装置によれば、
請求項8の効果に加え、一回分の商品補充数が異なる場
合でも、商品位置表示部の位置を商品補充数に応じて容
易に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の商品収納装置を備えた飲料自動販売機
の第1の実施形態を示す概略構成図
【図2】制御系を示すブロック図
【図3】原料カートリッジの斜視図
【図4】収納筒の部分側面図
【図5】飲料自動販売機の動作説明図
【図6】第1の実施形態の変形例を示す収納筒の部分側
面図
【図7】本発明の第2の実施形態を示す収納筒の部分側
面図
【図8】原料カートリッジが上下反対向きに収納された
状態を示す部分側面図
【図9】原料カートリッジが斜めに収納された状態を示
す部分側面図
【図10】第2の実施形態の変形例を示す収納筒の部分
側面図
【図11】移動可能な商品数表示部及び彩色表示部を備
えた収納筒の斜視図
【図12】本発明の第3の実施形態を示す収納筒及び原
料カートリッジの斜視図
【図13】原料カートリッジを密封した包装体の側面図
【図14】移動可能な商品位置表示部を備えた収納筒の
斜視図
【符号の説明】
5…原料カートリッジ、5c…彩色表示部、6…商品収
納装置、6a…収納筒、6b…搬出機構、6c…商品数
表示部、6e…彩色表示部、6f…収納筒、6g…商品
位置表示部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に延びる収納筒と、収納筒の下
    端側に設けられた商品搬出機構とを備え、商品を収納筒
    内に上下方向に積み重ねて収納し、収納筒内の商品を商
    品搬出機構によって下方から順に搬出するようにした自
    動販売機の商品収納装置において、 前記収納筒を収納商品の少なくとも一部を外部から目視
    可能に形成し、収納筒の側面の上下方向所定位置にはそ
    の位置を基準とする商品収納数を表示した商品数表示部
    を設けたことを特徴とする自動販売機の商品収納装置。
  2. 【請求項2】 前記商品数表示部にその位置から収納筒
    内の最下位の商品までの商品数を表示したことを特徴と
    する請求項1記載の自動販売機の商品収納装置。
  3. 【請求項3】 前記商品数表示部にその位置を除いて収
    納筒内の最上位の商品収納位置までの商品数を表示した
    ことを特徴とする請求項1または2記載の自動販売機の
    商品収納装置。
  4. 【請求項4】 前記商品数表示部を収納筒に上下方向に
    移動可能に設けたことを特徴とする請求項1、2または
    3記載の自動販売機の商品収納装置。
  5. 【請求項5】 前記収納筒を透明または半透明に形成
    し、 前記収納筒の側面には所定の彩色を有する半透明の彩色
    表示部を前記商品数表示部の位置に対応する商品の側面
    の一部と重なり合うように収納筒の上下方向所定位置に
    設けたことを特徴とする請求項1、2、3または4記載
    の自動販売機の商品収納装置。
  6. 【請求項6】 前記商品の側面に所定の彩色を有する彩
    色表示部を設け、 収納筒の彩色表示部を商品の彩色表示部と重なり合うよ
    うに配置したことを特徴とする請求項4記載の自動販売
    機の商品収納装置。
  7. 【請求項7】 前記収納筒の彩色表示部を上下方向に移
    動可能に設けたことを特徴とする請求項5または6記載
    の自動販売機の商品収納装置。
  8. 【請求項8】 上下方向に延びる収納筒と、収納筒の下
    端側に設けられた商品搬出機構とを備え、商品を所定の
    補充個数ずつ収納筒内に上下方向に積み重ねて収納し、
    収納筒内の商品を商品搬出機構によって下方から順に搬
    出するようにした自動販売機の商品収納装置において、 前記収納筒を収納商品の少なくとも一部を外部から目視
    可能に形成し、収納筒の側面には収納筒の全収納可能数
    から一回分の商品補充数を除いた残りの商品の最上位の
    商品位置を表示した商品位置表示部を少なくとも一回分
    の商品補充数ごとに設けたことを特徴とする自動販売機
    の商品収納装置。
  9. 【請求項9】 前記商品位置表示部を収納筒に上下方向
    に移動可能に設けたことを特徴とする請求項8記載の自
    動販売機の商品収納装置。
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