JP2001148030A - 画像処理装置、記録媒体およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、記録媒体およびプログラム

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JP2001148030A JP2000236125A JP2000236125A JP2001148030A JP 2001148030 A JP2001148030 A JP 2001148030A JP 2000236125 A JP2000236125 A JP 2000236125A JP 2000236125 A JP2000236125 A JP 2000236125A JP 2001148030 A JP2001148030 A JP 2001148030A
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    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
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    • G06T11/40Filling a planar surface by adding surface attributes, e.g. colour or texture
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
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    • G06T11/001Texturing; Colouring; Generation of texture or colour
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Abstract

(57)【要約】 【課題】表面に凹凸を持つ鏡の素材感を出すことがで
き、簡単な処理で効果の高いバンプマッピング処理を提
供する。 【解決手段】カラー画像である原テクスチャ画像Iaに
対して位置により濃淡の異なるグレイパターン画像Ib
を第1の合成手段108で合成し、第1合成テクスチャ
画像Ieを得る。次に、原テクスチャ画像Iaをポリゴ
ンOpの属性OPaである法線ベクトルの向き等に基づ
き拡大して拡大原テクスチャ画像Ifを得る。この拡大
原テクスチャ画像Ifとネガポジ反転グレイパターン画
像Idとを第2の合成手段112により合成して第2合
成テクスチャ画像Igを得る。最後に、この第2合成テ
クスチャ画像Igと第1合成テクスチャ画像Ieを合成
して第3合成テクスチャ画像Ihを作成する。この第3
合成テクスチャ画像Ihで、表面に凹凸を持つ鏡(金属
的な表面)の素材感を表現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ポリゴンや2次
曲面等の形状面にテクスチャ画像を貼り付けて模様や質
感、特に凹凸の質感のある形状を描画するCG(comput
er graphics)処理装置等に適用して好適な画像処理装
置および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、滑らかな面を形成する微小平
面の傾きである法線ベクトルを、微小平面毎に変化させ
ることにより、滑らかな面にあたかも凹凸があるように
見せるレンダリング手法としてバンプマッピング技術が
知られている。
【0003】このバンプマッピング技術によれば、複雑
な形状を入力する計算を行わなくても、十分に凹凸の質
感が得られるという利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
バンプマッピング技術によれば、必ず、微小平面毎の法
線ベクトルを変化させる処理が必要であるという処理の
繁雑さが存在する。
【0005】また、従来のバンプマッピング技術におい
ては、たとえば、表面に凹凸を持つ鏡(金属表面を含
む)の素材感を表現することができないという問題もあ
る。
【0006】この発明はこのような技術を考慮してなさ
れたものであり、簡単な構成(処理)で凹凸の質感を表
現することを可能とする画像処理装置および記録媒体を
提供することを目的とする。
【0007】また、この発明は簡単な構成で特殊な画像
を容易に作成することを可能とする画像処理装置および
記録媒体を提供することを目的とする。
【0008】さらに、この発明は簡単な構成で、表面に
凹凸を持つ鏡や金属表面の素材感を表現することを可能
とする画像処理装置および記録媒体を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の画像処理装置
は、原テクスチャ画像を記憶する原テクスチャ画像記憶
手段と、位置により濃淡の異なる部分を有するグレイパ
ターン画像を記憶するグレイパターン画像記憶手段と、
前記原テクスチャ画像と前記グレイパターン画像を合成
して、テクスチャ画像を作成するテクスチャ画像作成手
段とを備えて構成される(請求項1記載の発明)。
【0010】この発明によれば、テクスチャ画像作成手
段により、原テクスチャ画像と、位置により濃淡の異な
る部分を有するグレイパターン画像とを合成して、テク
スチャ画像を作成するようにしている。このようにして
作成されたテクスチャ画像では、原テクスチャ画像が濃
淡により変調された画像となるので、簡単な構成(処
理)で特殊な画像を容易に作成することができる。
【0011】この場合、原テクスチャ画像に合成する画
像としては、位置により濃淡の異なる部分を有するグレ
イパターン画像の各画素の濃淡を反転した反転グレイパ
ターン画像を使用することができる(請求項2記載の発
明)。
【0012】もちろん、原テクスチャ画像に合成する画
像としては、位置により濃淡の異なる部分を有するグレ
イパターン画像と、前記グレイパターン画像の各画素の
濃淡を反転した反転グレイパターン画像との両方を用い
ることもでき、このとき、テクスチャ画像作成手段は、
前記原テクスチャ画像に前記グレイパターン画像または
前記反転グレイパターン画像のいずれか一方を合成して
第1の合成画像を作成した後、前記原テクスチャ画像を
拡大した画像に前記グレイパターン画像または前記反転
グレイパターン画像の中、残りの一方を合成して第2の
合成画像を作成し、前記第1の合成画像と前記第2の合
成画像を合成したテクスチャ画像を作成するように構成
される(請求項3記載の発明)。
【0013】このようにして合成されたテクスチャ画像
では、たとえば、表面に凹凸を持つ鏡や金属表面の素材
感を表現することが可能となる。
【0014】この場合、前記原テクスチャ画像の拡大
を、前記テクスチャ画像がマッピングされる形状面の法
線ベクトルの向き、視線ベクトルの向き、仮想光源ベク
トルの向きの中、少なくとも1つの向きに基づき演算し
た値に従い行うことで、例えば、実在感のある凹凸表現
が可能となる(請求項4記載の発明)。ここで、形状面
としては、たとえば、ポリゴンあるいは2次曲面等を挙
げることができる。
【0015】また、原テクスチャ画像に合成する画像と
して、位置により濃淡の異なる部分を有するグレイパタ
ーン画像と、前記グレイパターン画像の各画素の濃淡を
反転した反転グレイパターン画像との両方を用いると
き、テクスチャ画像作成手段は、前記原テクスチャ画像
に前記グレイパターン画像または前記反転グレイパター
ン画像のいずれか一方を合成して第1の合成画像を作成
した後、前記原テクスチャ画像の位置をずらした画像
に、同様に位置をずらした前記グレイパターン画像また
は同様に位置をずらした前記反転グレイパターン画像の
中、残りの一方を合成して第2の合成画像を作成し、前
記第1の合成画像と前記第2の合成画像を合成したテク
スチャ画像を作成するように構成される(請求項5記載
の発明)。
【0016】このようにして合成されたテクスチャ画像
では、表面に凹凸を持ち、かつ光を乱反射する表面を持
つ面の素材感を表現することができる。
【0017】この場合、前記位置のずらしを、前記テク
スチャ画像がマッピングされる形状面の放線ベクトルの
向き、視線ベクトルの向き、仮想光源ベクトルの向きの
中、少なくとも1つの向きに基づき演算した値に従い行
うことで、例えば、実在感のある凹凸表現が可能となる
(請求項8記載の発明)。ここで、形状面としては、た
とえば、ポリゴンあるいは2次曲面等を挙げることがで
きる。
【0018】この発明の記録媒体は、原テクスチャ画像
と、位置により濃淡の異なる部分を有するグレイパター
ン画像を読み出すステップと、前記原テクスチャ画像と
前記グレイパターン画像を合成して、テクスチャ画像を
作成するテクスチャ画像作成ステップとを有するプログ
ラムを記録している(請求項7記載の発明)。
【0019】この場合、テクスチャ画像作成ステップに
より、原テクスチャ画像と、位置により濃淡の異なる部
分を有するグレイパターン画像とを合成して、テクスチ
ャ画像を作成するようにしている。このようにして作成
されたテクスチャ画像では、原テクスチャ画像が濃淡に
より変調された画像となるので、簡単な構成で特殊な画
像を容易に作成することができる。
【0020】原テクスチャ画像に合成する画像として
は、位置により濃淡の異なる部分を有するグレイパター
ン画像の各画素の濃淡を反転した反転グレイパターン画
像を使用することができる(請求項8記載の発明)。
【0021】もちろん、原テクスチャ画像に合成する画
像として、位置により濃淡の異なる部分を有するグレイ
パターン画像と、前記グレイパターン画像の各画素の濃
淡を反転した反転グレイパターン画像との両方を用いる
ことができ、このとき、テクスチャ画像作成ステップ
は、前記原テクスチャ画像に前記グレイパターン画像ま
たは前記反転グレイパターン画像のいずれか一方を合成
して第1の合成画像を作成した後、前記原テクスチャ画
像を拡大した画像に前記グレイパターン画像または前記
反転グレイパターン画像の中、残りの一方を合成して第
2の合成画像を作成し、前記第1の合成画像と前記第2
の合成画像を合成したテクスチャ画像を作成するように
構成される(請求項9記載の発明)。
【0022】このようにして合成されたテクスチャ画像
では、たとえば、表面に凹凸を持つ鏡や金属表面の素材
感を表現することが可能となる。
【0023】この場合、前記原テクスチャ画像の拡大
を、前記テクスチャ画像がマッピングされる形状面の法
線ベクトルの向き、視線ベクトルの向き、仮想光源ベク
トルの向きの中、少なくとも1つの向きに基づき演算し
た値に従い行うことで、例えば、実在感のある凹凸表現
が可能となる(請求項10記載の発明)。ここで、形状
面としては、たとえば、ポリゴンあるいは2次曲面等を
挙げることができる。
【0024】また、原テクスチャ画像に合成する画像と
して、位置により濃淡の異なる部分を有するグレイパタ
ーン画像と、前記グレイパターン画像の各画素の濃淡を
反転した反転グレイパターン画像との両方を用いると
き、テクスチャ画像作成ステップは、前記原テクスチャ
画像に前記グレイパターン画像または前記反転グレイパ
ターン画像のいずれか一方を合成して第1の合成画像を
作成した後、前記原テクスチャ画像の位置をずらした画
像に、同様に位置をずらした前記グレイパターン画像ま
たは同様に位置をずらした前記反転グレイパターン画像
の中、残りの一方を合成して第2の合成画像を作成し、
前記第1の合成画像と前記第2の合成画像を合成したテ
クスチャ画像を作成するように構成される(請求項11
記載の発明)。
【0025】このようにして合成されたテクスチャ画像
では、表面に凹凸を持ち、かつ光を乱反射する表面を持
つ面の素材感を表現することができる。
【0026】この場合、前記位置のずらしを、前記テク
スチャ画像がマッピングされる形状面の放線ベクトルの
向き、視線ベクトルの向き、仮想光源ベクトルの向きの
中、少なくとも1つの向きに基づき演算した値に従い行
うことで、例えば、実在感のある凹凸表現が可能となる
(請求項12記載の発明)。ここで、形状面としては、
たとえば、ポリゴンあるいは2次曲面等を挙げることが
できる。
【0027】この発明のプログラムは、原テクスチャ画
像と、位置により濃淡の異なる部分を有するグレイパタ
ーン画像の各画素の濃淡を反転した反転グレイパターン
画像を読み出すステップと、前記原テクスチャ画像と前
記反転グレイパターン画像を合成して、テクスチャ画像
を作成するテクスチャ画像作成ステップとを有している
(請求項13記載の発明)。
【0028】この場合において、原テクスチャ画像と、
位置により濃淡の異なる部分を有するグレイパターン画
像とを合成して作成されたテクスチャ画像では、原テク
スチャ画像が濃淡により変調された画像となるので、簡
単な構成で特殊な画像を容易に作成することができる。
【0029】この発明の画像処理装置は、原テクスチャ
画像を記憶する原テクスチャ画像記憶手段と、前記原テ
クスチャ画像を加工して加工後の原テクスチャ画像を作
成する原テクスチャ画像加工手段と、位置により濃淡の
異なる部分を有するグレイパターン画像を記憶するグレ
イパターン画像記憶手段と、前記グレイパターン画像を
加工して加工後のグレイパターン画像を作成するグレイ
パターン画像加工手段と、前記原テクスチャ画像または
前記加工後のテクスチャ画像に対して前記グレイパター
ン画像および(または)前記加工後のグレイパターン画
像を合成して、テクスチャ画像を作成するテクスチャ画
像作成手段とを備えることを特徴とする(請求項14記
載の発明)。
【0030】この発明によれば、テクスチャ画像作成手
段により作成されたテクスチャ画像は、原テクスチャ画
像または加工後の原テクスチャ画像に対してグレイパタ
ーン画像および(または)加工グレイパターン画像が合
成された濃淡が種々の形に変調された画像となるので、
比較的に簡単な構成でより特殊な画像を容易に作成する
ことができる。
【0031】この場合、前記原テクスチャ画像加工手段
は、前記原テクスチャ画像を拡大および(または)位置
ずらしして加工後の原テクスチャ画像を作成し、前記グ
レイパターン画像加工手段は、前記グレイパターン画像
の濃淡を、所望の濃淡変換アルゴリズムに従い変換する
か、前記グレイパターン画像を拡大するか、前記グレイ
パターン画像を位置ずらしするかの中、少なくとも1つ
の加工を行い前記加工後のグレイパターン画像を作成す
るようにすることができる(請求項15記載の発明)。
なお、拡大加工には、×1も含む。
【0032】この発明の記録媒体は、原テクスチャ画像
と、位置により濃淡の異なる部分を有するグレイパター
ン画像を読み出すステップと、前記原テクスチャ画像を
加工して加工後の原テクスチャ画像を作成する原テクス
チャ画像加工ステップと、前記グレイパターン画像を加
工して加工後のグレイパターン画像を作成するグレイパ
ターン画像加工ステップと、前記原テクスチャ画像また
は前記加工後のテクスチャ画像に対して前記グレイパタ
ーン画像および(または)前記加工後のグレイパターン
画像を合成して、テクスチャ画像を作成するテクスチャ
画像作成ステップとを有するプログラムを格納している
(請求項16記載の発明)。
【0033】この発明によれば、テクスチャ画像作成ス
テップにより作成されたテクスチャ画像は、原テクスチ
ャ画像または加工後のテクスチャ画像に対してグレイパ
ターン画像および(または)加工グレイパターン画像が
合成された濃淡が種々の形に変調された画像となるの
で、比較的に簡単な構成でより特殊な画像を容易に作成
することができる。
【0034】この場合、前記原テクスチャ画像加工ステ
ップは、前記原テクスチャ画像を拡大および(または)
位置ずらしして加工後の原テクスチャ画像を作成し、前
記グレイパターン画像加工ステップは、前記グレイパタ
ーン画像の濃淡を、所望の濃淡変換アルゴリズムに従い
変換するか、前記グレイパターン画像を拡大するか、前
記グレイパターン画像を位置ずらしするかの中、少なく
とも1つの加工を行い前記加工後のグレイパターン画像
を作成することができる(請求項17記載の発明)。な
お、拡大加工は、×1を含む。
【0035】この発明のプログラムは、原テクスチャ画
像と、位置により濃淡の異なる部分を有するグレイパタ
ーン画像を読み出すステップと、前記原テクスチャ画像
を加工して加工後の原テクスチャ画像を作成する原テク
スチャ画像加工ステップと、前記グレイパターン画像を
加工して加工後のグレイパターン画像を作成するグレイ
パターン画像加工ステップと、前記原テクスチャ画像ま
たは前記加工後のテクスチャ画像に対して前記グレイパ
ターン画像および(または)前記加工後のグレイパター
ン画像を合成して、テクスチャ画像を作成するテクスチ
ャ画像作成ステップとを有する(請求項18記載の発
明)。
【0036】この発明によれば、テクスチャ画像作成ス
テップにより作成されたテクスチャ画像は、原テクスチ
ャ画像または加工後の原テクスチャ画像に対してグレイ
パターン画像および(または)加工グレイパターン画像
が合成された濃淡が種々の形に変調された画像となるの
で、比較的に簡単な構成でより特殊な画像を容易に作成
することができる。
【0037】この場合、前記原テクスチャ画像加工ステ
ップは、前記原テクスチャ画像を拡大および(または)
位置ずらしして加工後の原テクスチャ画像を作成し、前
記グレイパターン画像加工ステップは、前記グレイパタ
ーン画像の濃淡を、所望の濃淡変換アルゴリズムに従い
変換するか、前記グレイパターン画像を拡大するか、前
記グレイパターン画像を位置ずらしするかの中、少なく
とも1つの加工を行い前記加工後のグレイパターン画像
を作成することができる(請求項19記載の発明)。な
お、拡大加工は×1を含む。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0039】図1は、この発明の一実施の形態が適用さ
れた3次元のCG処理を行うエンタテインメント装置1
0の構成を示している。
【0040】このエンタテインメント装置10は、基本
的には、エンタテインメント装置10全体を制御するM
PU(micro processing unit)12と、各種プログラ
ムの動作や各種データの格納等に使用されるメインメモ
リ14と、前記MPU12の制御に基づいて画像データ
を生成し、モニタ18(この例ではCRTモニタ)に出
力する画像処理部20と、外部機器とのデータの送受信
を行うための入出力ポート24と、例えばフラッシュメ
モリにより構成され、カーネル等の制御を行うためのO
SD機能を内蔵したROM{OSDROM(on screen
display read only memory)}26とを有している。
【0041】そして、MPU12には、バス30を介し
て、メインメモリ14、OSDROM26及び入出力ポ
ート24等が接続されるとともに、透視投影変換を含む
座標変換、光源計算、ベクトル演算、ポリゴンの座標演
算等を高速に行うGTE(geometry transfer engine)
13が直接、接続されている。
【0042】このGTE13は、MPU12からの計算
コマンドに応じて、モニタ18に連続的に動画等として
表示しようとする3次元モデルを、形状面であるポリゴ
ンに分解する機能等を有する。
【0043】入出力ポート24には、例えばこのエンタ
テインメント装置10に対してデータ(キー入力データ
や座標データ等)を入力するための入力装置32や、各
種プログラムやデータ(オブジェクトに関するデータや
テクスチャデータ等)が記録された例えばCD−RO
M、DVD等の光ディスク34を再生する光ディスク装
置36等が接続される。なお、入力装置32としては、
方向キー等を有する操作装置、いわゆるコントローラを
使用することができる。
【0044】前記画像処理部20は、レンダリングエン
ジン70、メモリインターフェース72、画像メモリ7
4、表示制御装置76(例えばプログラマブルCRTコ
ントローラ等)を有する。
【0045】レンダリングエンジン70は、MPU12
から供給される描画コマンドやポリゴンの座標データ等
に対応してレンダリング処理を行い、メモリインターフ
ェース72を介して画像メモリ74に所定の画像データ
を描画する動作を実行する。
【0046】具体的には、レンダリングエンジン70で
は、GTE13で計算されてMPU12から供給される
3次元モデルを分解した形状面であるポリゴン(ポリゴ
ンの座標データ)に色や陰影を付けたり、光学的特性
(鏡面反射、拡散反射、屈折、透明感)を付けたり、表
面模様を付けたり、まわりの光(環境光)の回り混み等
を付ける処理であるテクスチャマッピング処理等を行
う。
【0047】メモリインターフェース72とレンダリン
グエンジン70との間には第1のバス78が接続され、
メモリインターフェース72と画像メモリ74との間に
は第2のバス80が接続されている。第1及び第2のバ
ス78及び80は、それぞれ例えば128ビットのビッ
ト幅を有し、レンダリングエンジン70が画像メモリ7
4に対して高速に描画処理を実行することができるよう
になっている。
【0048】レンダリングエンジン70は、例えばNT
SC方式、あるいはPAL方式などの320×240画
素の画像データ、あるいは640×480画素の画像デ
ータを、リアルタイムに、即ち1/60秒〜1/30秒
の間に、10数回〜数10回以上画像メモリ74に描画
できる能力を有する。
【0049】画像メモリ74は、例えばそれぞれ複数の
テクスチャ描画領域と表示描画領域を同一のエリアに指
定することができるユニファイドメモリ構造のものが採
用されている。
【0050】表示制御装置76は、光ディスク34から
光ディスク装置36を通じてメインメモリ14に読み込
まれたテクスチャデータや、OSDROM26から読み
出されたテクスチャデータをメモリインターフェース7
2を介して画像メモリ74のテクスチャ描画領域に書き
込んだり、画像メモリ74の表示描画領域に描画された
画像データをメモリインターフェース72を介して読み
取り、これをモニタ18に出力し、画面上に表示させる
ように構成されている。
【0051】図2は、MPU12からの描画コマンドに
応じて、3次元形状(3Dモデル)に対してレンダリン
グ処理を行うレンダリングエンジン70とこれを制御す
るMPU12とGTE13とに係る画像処理(3次元C
G処理)プログラム(テクスチャ画像の作成機能:テク
スチャ画像作成手段)の第1実施例についての機能ブロ
ック図を示している。
【0052】なお、以下に説明する画像処理プログラム
は、OSDROM26に3次元(3D)モデルデータ
や、2次元(2D)イメージデータとともに記録されて
いるものをMPU12により読み出して実行するもので
あるが、これに限らず、この画像処理のプログラム、3
Dモデルデータおよび2Dイメージデータを光ディスク
34に記録しておき、光ディスク装置36を通じて読み
取り、メインメモリ14にロードしてそれをMPU12
により実行するようにしてもよい。
【0053】次に、図2例の構成の説明を行う前に、こ
の発明の理解を容易化するため、図2の第1実施例で利
用されるテクスチャ画像等の画像データの構成(内容)
について説明する。
【0054】これから加工しようとするテクスチャ画像
である原テクスチャ画像(単に、原画像ともいう。)I
aは、たとえば、図3に模式的に示すような風景や静物
等を表すカラーのイメージ画像Qa(以下、イメージ画
像とはモニタ18上等に表示される画像をいう。)を表
す画像データである。画像データとしての原テクスチャ
画像Iaは、OSDROM26から読み出されて画像メ
モリ74の所定領域に記録される。
【0055】結果として、画像メモリ74は、原テクス
チャ画像記憶手段、後述するグレイパターン画像記憶手
段、反転グレイパターン画像記憶手段、および加工グレ
イパターン画像記憶手段としても機能する。
【0056】図4は、画像メモリ74に記録された、実
際上、数百画素×数百画素程度の原テクスチャ画像Ia
を理解の容易化のため便宜的に4×4画素のデータとし
て表したものを示している。この原テクスチャ画像Ia
は、RGB(Rは赤、Gは緑、Bは青を示す。)画像デ
ータRa、Ga、Baからなり、各RGB画像データR
a、Ga、Baを構成する各画素ij(i=1−4、j
=1−4)の値は、たとえば、階調0−255の8ビッ
トの輝度データで表される。
【0057】そして、具体的には、たとえば、画素ij
=(1,1)の色(カラー)は、周知のように、画像デ
ータ(画素データ)Ra11と画像データ(画素デー
タ)Ga11と画像データ(画素データ)Ba11の組
み合わせで決定される。
【0058】したがって、ここでは、図3に示したイメ
ージ画像Qaが、RGB画像データRa、Ga、Baの
組み合わせで決定されるものとしている。
【0059】次に、この発明に特徴的なグレイパターン
画像Ibは、たとえば、図5に模式的に示すように、2
次元位置により濃淡の異なる部分を有する、いわゆるモ
ノクローム(白黒)のイメージ画像(グレイパターンイ
メージ画像という。)Qbを表す画像データである。こ
のグレイパターン画像IbもOSDROM26から読み
出されて画像メモリ74の他の所定領域に記録される。
【0060】なお、図5に示すグレイパターンイメージ
画像Qbにおいて、輝度は、白い部分が最も高く、右下
がりのハッチング部分が次に高く、クロスハッチング部
分がその次に高く、左下がりのハッチング部分が最も低
い順位となっている。
【0061】図6は、画像メモリ74に記録された、実
際上、数百画素×数百画素程度のグレイパターン画像I
bを理解の容易化のため便宜的に4×4画素のデータと
して表したものを示している。このグレイパターン画像
Ibは、RGB画像データRb、Gb、Bbおよびアル
ファチャンネルデータαbから構成されている。
【0062】グレイパターン(ここでは、白と黒とを含
む灰色パターンの意味)であるので、RGB画像データ
Rb,Gb,Bbを構成する画素ijにおいて、行i値
と列j値が同じ配列位置の画素ijの輝度は、全て等し
い値となっている。たとえば、画像データRb11=G
b11=Bb11、画像データRb22=Gb22=B
b22等となっているが、画像データRb11とRb2
2とは、通常、異なる輝度値となっている。
【0063】この図6例のグレイパターン画像Ibで
は、全ての画素ijの輝度が異なるものとなっており、
たとえば、隣り合う画素ijの輝度差が大きくなるよう
に輝度値が配列される。実際上、グレイパターン画像I
bは、図5に示したように、数百画素×数百画素のグレ
イの濃淡から構成されているので、たとえば、和紙に墨
を流したようなバンプマップパターンのように見える。
上述したように、グレイパターン画像Ibに対応するグ
レイパターンイメージ画像Qbは、いわゆるモノクロ
(白黒)画像表示となる。
【0064】図6において、グレイパターン画像Ibの
中、アルファチャンネルデータαbとは、このグレイパ
ターン画像Ibと他の画像とを合成する際の合成比率を
表している。アルファチャンネルデータαbの各画素i
jの値は、それぞれ0〜1の値をとる。たとえば、図6
中の画素αbijにαbij=128の値が割り当てら
れた場合には、8ビットの分解能256で正規化され、
128/256=0.5の割合で他の画像に合成される
ことになる(この合成処理をアルファブレンディング処
理という。)。通常は、0.5の割合が割り当てられ
る。
【0065】原テクスチャ画像Iaにグレイパターン画
像Ibがアルファブレンディング処理により合成された
ときの合成画像をIeとすると、その合成画像(後述す
る第1合成テクスチャ画像)Ieの各画素値Ieij
は、各RGB値毎に次の(1)式で求められる輝度値を
有することになる。図2例において、この場合の合成画
像Ieは、第1の合成手段108の出力として得られ
る。
【0066】 Ieij=Ibij×αbij+Iaij×(1−αbij) …(1) 図7は、画像メモリ74に記録される合成画像Ie(R
GB画像データRe、Ge、Beからなる。)を模式的
に4×4画素のデータとして表している。
【0067】この場合、合成画像Ieを構成するRGB
画像データRe、Ge、Beの中、たとえば、画素ij
=(1,4)の画像データ(画素値)Re14、Ge1
4、Be14は、それぞれ、上記(1)式により、 Re14=Rb14×αb14+Ra14(1−αb1
4) Ge14=Gb14×αb14+Ga14(1−αb1
4) Be14=Bb14×αb14+Ba14(1−αb1
4) で与えられる。
【0068】次に、図2例の構成について説明する。
【0069】図2に示す第1実施例に係るテクスチャ画
像の作成機能では、位置により濃淡の異なる部分を有す
るグレイパターン画像Ibの各画素の濃淡を反転して画
像データとしての反転グレイパターン画像Idを作成す
る反転手段102と、選択手段104により選択された
グレイパターン画像Ibあるいは反転グレイパターン画
像Idのいずれかの画像と原テクスチャ画像Iaとをア
ルファブレンディング処理により合成する第1の合成手
段108と、原テクスチャ画像Iaを拡大した拡大原テ
クスチャ画像Ifを作成する拡大手段110と、拡大原
テクスチャ画像Ifに対して第1の合成手段108で使
用されなかったグレイパターン画像Ibあるいは反転グ
レイパターン画像Idをアルファブレンディング処理に
より合成して第2合成テクスチャ画像Igを出力する第
2の合成手段112を有する。
【0070】なお、反転グレイパターン画像Idは、グ
レイパターン画像Ibを反転手段102により反転した
もの、あるいは最初からOSDROM26に反転グレイ
パターン画像Idとして格納されているもののいずれか
を選択手段114により選択して使用することができ
る。選択手段114は、図2に示す状態において、反転
手段102により反転したものを選択するように矢印が
描かれている。
【0071】ここで、反転手段102は、濃淡を反転す
るというアルゴリズムを有するので、濃淡変換アルゴリ
ズムに従いグレイパターン画像の濃淡自体を変換して加
工グレイパターン画像を作成する加工グレイパターン画
像作成手段の一例を示している。
【0072】この反転グレイパターン画像Idは、グレ
イパターン画像Ibに対して、いわゆるネガとポジの関
係にあるので、この反転グレイパターン画像Idもモノ
クロ画像のバンプマップパターンのように見える。図8
は、図5に示したグレイパターンイメージ画像Qbに対
する反転グレイパターンイメージ画像Qdを示してい
る。
【0073】この、図8に示す反転グレイパターンイメ
ージ画像Qdにおいて、輝度は、図5における白い部分
に対応する位置に存在する左下がりのハッチング部分が
最も低く、図5における右下がりのハッチング部分に対
応する位置に存在するクロスハッチング部分が次に低
く、図5におけるクロスハッチング部分に対応する位置
に存在する右下がりのハッチング部分がその次に低く、
図5における左下がりのハッチング部分に対応する位置
に存在する白い部分が最も高い順位となっている。
【0074】図2に示した拡大手段110は、マッピン
グ手段120で、後述するテクスチャ画像Ijがマッピ
ング処理されるオブジェクトの形状面(たとえば、ポリ
ゴンあるいは2次曲面等)Opの属性Opaである法線
ベクトルの向き、視線ベクトルの向き、仮想光源ベクト
ルの向きの中、所望の属性Opaに基づき演算した値に
従い原テクスチャ画像Iaを拡大する。このように属性
Opaは、拡大処理用のパラメータである。なお、形状
面Opの作成は、上述したようにGTE13により行わ
れる。
【0075】ここで、拡大手段110は、画像を形状面
Opの属性Opaに従い拡大するというアルゴリズムを
有するので、画像拡大アルゴリズムに従いグレイパター
ン画像を拡大変換した加工後のグレイパターン画像を作
成する加工グレイパターン画像作成手段の一例を示して
いる。
【0076】さらに、図2に示す第1実施例に係るテク
スチャ画像の作成機能では、第1の合成手段108によ
り合成されて得られた第1合成テクスチャ画像Ieと第
2の合成手段112により合成されて得られた第2合成
テクスチャ画像Igとを合成して第3合成テクスチャ画
像Ihを作成する第3の合成手段115と、選択手段1
16により選択した第1合成テクスチャ画像Ieまたは
第3合成テクスチャ画像Ihをテクスチャ画像Ij(I
jは、IeまたはIh)として形状面Opにテクスチャ
マッピング処理してマッピング処理画像Ikを得るマッ
ピング手段120とが備えられている。
【0077】なお、図2において、一方の選択手段10
4と他方の選択手段106とは、連動して切り換えられ
る。そのため、第1の合成手段108に一方の選択手段
104を介してグレイパターン画像Ibが供給されると
きには、第2の合成手段112に他方の選択手段106
を介して反転グレイパターン画像Idが供給され、第1
の合成手段108に一方の選択手段104を介して反転
グレイパターン画像Idが供給されるときには、第2の
合成手段112に他方の選択手段106を介してグレイ
パターン画像Ibが供給されるように相補的に構成され
ている。
【0078】次に、図2に示す第1実施例に係るテクス
チャ画像の作成機能について、OSDROM26中のプ
ログラムに対応するフローチャートを参照してその第1
の具体例の動作を説明する。
【0079】図9は、図2に示した第1実施例の第1の
具体例の処理フローチャートを示している。
【0080】この第1の具体例においては、予め、連動
のスイッチと近似した動作をする連動の選択手段10
4、106は、グレイパターン画像Ibを第1の合成手
段108に導入するように切り換えられている(図2
中、選択手段104、106の矢印の図示位置)。ま
た、テクスチャ画像の選択手段116が第1合成テクス
チャ画像Ieをテクスチャ画像Ijとして取り込める側
に切り換えられている(図2中、選択手段116の矢印
の図示側と反対の位置)。
【0081】そして、ステップS1で画像メモリ74か
ら原テクスチャ画像Iaが読み出され、ステップS2で
画像メモリ74からグレイパターン画像Ibが読み出さ
れる。
【0082】次に、ステップS3でテクスチャ画像作成
手段として機能する第1の合成手段108により、原テ
クスチャ画像Iaに対してグレイパターン画像Ibがア
ルファブレンディング処理により合成されて第1合成テ
クスチャ画像Ieが作成される。この第1合成テクスチ
ャ画像Ieは、上述した(1)式で表されるものである
が理解の便宜上Ia×Ib=Ieと積形式で表す。
【0083】この第1合成テクスチャ画像Ieの色の強
さは、グレイパターン画像Ibの各画素の輝度に依存し
たものとなり、通常カラーの原テクスチャ画像Iaがグ
レイパターン画像Ibの各画素の濃淡により輝度変調さ
れた画像となる。このため、簡単な構成(計算)で特殊
な効果を有する画像である第1合成テクスチャ画像Ie
を得ることができる。
【0084】この第1の具体例では、ステップS4にお
いて、選択手段116を介してマッピング手段120の
一方の入力に供給される第1合成テクスチャ画像Ieで
あるテクスチャ画像Ijが、該マッピング手段120の
他方の入力に供給される形状面Opに対して、該マッピ
ング手段120によりテクスチャマッピング処理され、
マッピング処理画像Ikが得られる。
【0085】この場合、マッピング処理画像Ikは、原
テクスチャ画像Iaに対してグレイパターン画像Ibの
濃淡により2次元的に輝度変調された疑似凹凸を持った
ような画像となる。
【0086】図10は、図5に示したグレイパターンイ
メージ画像Qb(グレイパターン画像Ibに対応するモ
ノクロイメージ画像)と図3に示した原テクスチャイメ
ージ画像Qa(原テクスチャ画像Iaに対応するカラー
イメージ画像)とを合成した、第1合成テクスチャ画像
Ie(テクスチャ画像Ij、マッピング処理画像Ik)
に対応する、第1合成テクスチャイメージ画像Qebを
模式的に示している。
【0087】図11は、図2に示した第1実施例の第2
の具体例の処理フローチャートを示している。
【0088】この第2の具体例の処理では、図9に示し
た第1の具体例の処理に比較して、ステップS2の処理
がステップS12の処理に代替されている点が異なる。
すなわち、この第2の具体例の処理では、一方の選択手
段104が反転グレイパターン画像Id側に切り換えら
れ、他方の選択手段106がグレイパターン画像Ib側
に切り換えられて、ステップS11〜S14までの処理
が行われる。
【0089】この第2の具体例においては、第1の合成
手段108により作成される第1の合成テクスチャ画像
Ieは、原テクスチャ画像Iaが反転グレイパターン画
像Idの濃淡により輝度変調された画像となり(この場
合にも便宜的に、Ie=Ia×Idと積形成で表
す。)、マッピング手段120によるマッピング処理画
像Ikが、原テクスチャ画像Iaに対して反転グレイパ
ターン画像Ic(Id)の濃淡により輝度変調された第
1具体例の場合と同様な疑似凹凸を持ったような画像と
なる。
【0090】図12は、図8に示した反転グレイパター
ンイメージ画像Qdと図3に示した原テクスチャイメー
ジ画像Qaとを合成した、第1合成テクスチャ画像Ie
(テクスチャ画像Ij、マッピング処理画像Ik)に対
応する、他の例の第1合成テクスチャイメージ画像Qe
dを模式的に示している。
【0091】図13は、図2の第1実施例の第3の具体
例の処理フローチャートを示している。
【0092】この第3の具体例の処理では、ステップS
21、S22、S23でそれぞれ原テクスチャ画像I
a、グレイパターン画像Ib、反転グレイパターン画像
Idが読み出される。
【0093】次に、ステップS24では、グレイパター
ン画像Ibまたは反転グレイパターン画像Idが選択手
段104により選択され、テクスチャ画像Iaと第1の
合成手段108によりアルファブレンディング処理が行
われて第1合成テクスチャ画像Ieが作成される。ここ
では、グレイパターン画像Ibが選択されて、Ie=I
a×Ibで表される第1合成テクスチャ画像Ieが作成
されるものとする。
【0094】次に、ステップS25では、拡大手段11
0により原テクスチャ画像Iaが、図14に示すよう
に、形状面Opの属性Opaである法線ベクトルVnの
向き、視線ベクトルViの向き、仮想光源ベクトルVl
の向きを考慮した属性Opaに基づき演算した値(たと
えば、VnとViとVlとのベクトル積演算値、Vnと
Viのベクトル積演算値、またはVnとVlとのベクト
ル積演算値によって得られるベクトルの向き)に従い決
定された拡大率βで拡大され、拡大された原テクスチャ
画像(拡大原テクスチャ画像)If(Ifは、理解の便
宜上、If=βIaと記載する。)が出力される。
【0095】この場合、図4に示した原テクスチャ画像
Iaが、その画像Iaの2次元的な中心位置(画素ij
=22、23、32、33の各1頂点の接する点)12
2を拡大中心として放射状に拡大される。通常、この場
合の拡大率βは、β=1〜2倍、好ましくは、1.1〜
2倍の間の値が選択される。さらに大きい拡大率βとし
てもよい。
【0096】次に、ステップS26では、第1の合成処
理に使用しなかった残りの、この例では反転グレイパタ
ーン画像Idと拡大原テクスチャ画像Ifとが第2の合
成手段112によりアルファブレンディング処理され、
第2合成テクスチャ画像Igが作成される。
【0097】この第2合成テクスチャ画像Igは、理解
の便宜上、Ig=Id×If=Id×βIeと表す。
【0098】図15は、図8に示した反転グレイパター
ンイメージ画像Qdと、拡大原テクスチャ画像Ifに対
応する拡大原テクスチャイメージ画像Qfとを合成し
た、第2合成テクスチャ画像Igに対応する第2合成テ
クスチャイメージ画像Qgを模式的に示している。
【0099】次に、ステップS27では、第3の合成手
段115により、第1合成テクスチャ画像Ieと第2合
成テクスチャ画像Igとのアルファブレンディング処理
を行い第3合成テクスチャ画像Ih(理解の便宜上、I
h=Ie+Igと和の形式で表す。)を作成する。
【0100】この場合、第1合成テクスチャ画像Ieま
たは第2合成テクスチャ画像Igのうち、どちらかの画
像に設定されるα値は、たとえば、α=0〜1の間の適
当な値、通常は、α=0.5(1:1の比率で混合する
意味)に設定される。
【0101】このようにして作成された第3合成テクス
チャ画像Ihを選択手段116によりテクスチャ画像I
jとして選択し、ステップS28において、マッピング
手段120により形状面Opに対してテクスチャマッピ
ング処理を行い、マッピング処理画像Ikを得る。
【0102】このマッピング処理画像Ikでは、理解の
便宜のために次の(2)式で表されるテクスチャ画像I
jが形状面Opにマッピングされる。
【0103】 Ij=Ih=Ie+Ig=(Ib×Ia)+(Id×βIa) …(2) ここで、原テクスチャ画像Iaを拡大する度合いである
拡大率βを、形状面Opの属性Opaに基づいて得た値
から導いたことにより、マッピング処理画像Ikでは、
擬似的に、表面に凹凸を持つ鏡(金属的な表面)の素材
感(質感)をバンプマッピング処理的に表現することが
できる。
【0104】図16は、第1合成テクスチャ画像Ieに
対応する第1合成テクスチャイメージ画像Qeb(図1
0参照)と、第2合成テクスチャ画像Igに対応する第
2合成テクスチャイメージ画像Qg(図15参照)との
アルファブレンディング処理後の第3合成テクスチャ画
像Ihに対応する第3合成テクスチャイメージ画像Qh
aを模式的に示している。
【0105】図17は、MPU12からの描画コマンド
に応じて、3次元形状(3Dモデル)に対してレンダリ
ング処理を行うレンダリングエンジン70とこれを制御
するMPU12とGTE13とに係る画像処理(3次元
CG処理)プログラム(テクスチャ画像の作成機能:テ
クスチャ画像作成手段)の第2実施例の機能ブロック図
を示している。
【0106】この図17に示した第2実施例において、
図2に示した第1実施例に示したものと対応するものに
は同一の符号を付け、その詳細な説明を省略する。
【0107】この第2実施例では、図2に示した第1実
施例に比較して、拡大手段110が位置ずらし手段13
0に代替される。
【0108】そして、この位置ずらし手段130の入力
として、他方の選択手段106の出力であって第1の合
成手段108に供給されていないグレイパターン画像I
bまたは反転グレイパターン画像Idと原テクスチャ画
像Iaが供給される。この位置ずらし手段130には、
位置ずらし用パラメータとして、図14に示した形状面
Opの属性Opaである法線ベクトルVnの向き、視線
ベクトルViの向き、仮想光源ベクトルVlの向きを考
慮した属性Opaも供給される。
【0109】位置ずらし手段130から、所望の画素
分、上下左右に画像の中心位置がずらされた位置ずらし
原テクスチャ画像Ifaと、同様に同じだけ画像の中心
位置がずらされたグレイパターン画像Ib(または反転
グレイパターン画像Id)である位置ずらしグレイパタ
ーン画像(または位置ずらし反転グレイパターン画像)
Ifdとが第2の合成手段112に供給される。
【0110】次に、OSDROM26中のプログラムに
対応するフローチャートを参照して、図17に示す第2
実施例に係るテクスチャ画像の作成機能についての具体
例を説明する。
【0111】図18は、第2実施例の処理フローチャー
トを示している。
【0112】ステップS31〜S34までの処理は、図
13に示したステップS21〜S24の処理と同一の処
理である。
【0113】すなわち、まず、ステップS31〜S33
において、それぞれ、画像メモリ74から、原テクスチ
ャ画像Iaとグレイパターン画像Ibと反転グレイパタ
ーン画像Idが読み出され、次に、ステップS34にお
いて、第1の合成手段108により、原テクスチャ画像
Iaに対して、たとえば、グレイパターン画像Ibがア
ルファブレンディング処理により合成されて第1合成テ
クスチャ画像Ie(Ie=Ia×Ib)が作成される。
【0114】次に、ステップS35では、位置ずらし手
段130により原テクスチャ画像Iaが、図14に示し
たような形状面Opの属性Opaである法線ベクトルV
nの向き、視線ベクトルViの向き、仮想光源ベクトル
Vlの向きを考慮した属性Opaに基づき演算した値
(たとえば、VnとViとVlとのベクトル積演算値、
VnとViのベクトル積演算値、またはVnとVlとの
ベクトル積演算値によって得られるベクトルの向き)に
従い決定された上下左右方向位置ずらし量pで原テクス
チャ画像Iaを構成する各画素が位置ずらしをされ、位
置ずらしをされた原テクスチャ画像(位置ずらし原テク
スチャ画像)Ifa(Ifaは、理解の便宜上、Ifa
=pIaと記載する。)が出力される。この位置ずらし
量pは、原テクスチャ画像Iaの実際の画像等に応じて
任意の値に選ぶことができる。
【0115】同様に、位置ずらし手段130では、同じ
位置ずらし量pで反転グレイパターン画像Idを構成す
る各画素が位置ずらしをされ、位置ずらしをされた原テ
クスチャ画像(位置ずらし反転グレイパターン画像)I
fd(Ifd=pId)が出力される。
【0116】この位置ずらしは、具体的には、図19に
示すように、たとえば、右方向に2画素分、上方向に2
画素分ずらす場合には、位置ずらし量pがp(i,j)
=p(2,2)とされ、たとえば、原テクスチャ画像I
a中の画素Ia32の画素データが、原テクスチャ画像
Ia中の画素Ia14の画素データ(位置ずらし原テク
スチャ画像pIa中の画素では画素pIa32の画素デ
ータ)とされる。実際上、原テクスチャ画像Iaの大き
さは、たとえば、数百画素×数百画素あるので、位置ず
らし原テクスチャ画像Ifaは、単に、原テクスチャ画
像Iaの中心が移動した画像となる。
【0117】同様に、たとえば、反転グレイパターン画
像Id中の画素Id42の画素データが、反転グレイパ
ターン画像Id中の画素Id24の画素データとされ
る。なお、この位置ずらしの際、アルファチャンネルα
の各値も同様にずらされる。
【0118】次に、ステップS36では、それぞれ、図
19に模式的に示す位置ずらし原テクスチャ画像Ifa
(Ifa=pIa)と、位置ずらし反転グレイパターン
画像Ifd(Ifd=pId)が第2の合成手段112
でアルファブレンディング処理により合成され第2合成
テクスチャ画像(第2合成位置ずらしテクスチャ画像)
Igが作成される。
【0119】この第2合成テクスチャ画像Igは、理解
の便宜上、Ig=Ifa×Ifd=pIa×pIdと表
す。
【0120】次に、ステップS37では、第3の合成手
段115により、第1合成テクスチャ画像Ieと第2合
成テクスチャ画像Igとのアルファブレンディング処理
を行い第3合成テクスチャ画像Ih(理解の便宜上、I
h=Ie+Igと表す。)を作成する。
【0121】この場合、第1合成テクスチャ画像Ieあ
るいは第2合成テクスチャ画像Igのうち、どちらかの
画像に設定されるα値は、たとえば、α=0〜1の間の
適当な値、通常は、α=0.5に設定される。
【0122】このようにして作成された第3合成テクス
チャ画像Ihを選択手段116によりテクスチャ画像I
jとして選択し、ステップS38において、形状面Op
に対してテクスチャマッピング処理を行い、マッピング
処理画像Ikを得る。
【0123】このマッピング処理画像Ikでは、便宜的
に次の(3)式で表されるテクスチャ画像Ijが形状面
Opにマッピングされる。
【0124】 Ij=Ih=Ie+Ig=(Ib×Ia)+(pId×pIa) …(3) ここで、図17に示した第2実施例では、原テクスチャ
画像Iaと反転グレイパターン画像Idの位置ずらし量
pを、形状面Opの属性Opaに基づいて得た値から導
いているので、マッピング処理画像Ikでは、擬似的
に、表面に凹凸を持ち、なおかつ光を乱反射する表面を
持つ面の素材感を表現することができる。
【0125】図20は、第1合成テクスチャ画像Ieに
対応する第1合成テクスチャイメージ画像Qeb(図1
0参照)と、第2合成テクスチャ画像Igに対応する第
2合成テクスチャイメージ画像Qg′(図示していな
い。)とのアルファブレンディング処理後の第3合成テ
クスチャ画像Ihに対応する第3合成テクスチャイメー
ジ画像Qhbを模式的に示している。
【0126】なお、図2に示す第1実施例と図17に示
す第2実施例とを合成して、たとえば、図2に示す拡大
手段110を図17に示した位置ずらし手段130と第
2の合成手段112との間に挿入する図21に示す構成
とすることにより、拡大と位置ずらしを併用したより効
果的な凹凸表現に係るテクスチャ画像を得ることができ
る。
【0127】この場合、拡大あるいは縮小と位置ずらし
処理を同時に行うようにすることもできる。
【0128】具体的には、テクスチャ画像が貼られる形
状面Opであるポリゴンは、実際上、その各頂点座標で
3次元座標上、成分の異なる法線ベクトルN(X,Y,
Z)を有している。
【0129】テクスチャ画像の元の大きさがたとえば、
U画素×V画素=256画素×256画素であるとす
る。そこで、上記ポリゴンをスクリーン座標系に変換し
たときの前記法線ベクトルのX成分(たとえば、−1〜
1に正規化された値)のθ(たとえば、0.2)×U
(ここでは、256)倍した値θUをテクスチャ画像の
u(U軸上0〜255の範囲をとる。)に加算した値
(u+θU)を新たなuとする。
【0130】一方、スクリーン座標系に変換した法線ベ
クトルのY成分(−1〜1に正規化された値)のθ×V
(ここでは、0.2×256)倍した値をテクスチャ画
像のv(V軸上0〜255の範囲をとる。)に加算した
値(v+θU)を新たなvとする。
【0131】このようにすれば、適度に効果的な画像を
得ることができる。ただし、この拡大率(縮小率、また
は位置ずらし量)θの値は、対象とする描画装置、3D
レンダリングアルゴリズム、使用する座標系に依存する
ので、その処理対象毎に大きく異なることはいうまでも
ない。
【0132】さらに、他の実施例として、上記グレイパ
ターン画像Ibと反転グレイパターン画像Idとは、そ
れぞれネガポジを反転した関係にあるが、この考え方を
拡大して、たとえば、0〜255の値をとるグレイパタ
ーン画像Ibを3分解(3分割ともいう。)以上とす
る。例として、3分解した場合、その3分解後の境界点
の両側(値が大きくなる側と小さくなる側、ただし、値
0では大きくなる側のみ、値255では小さくなる側の
みである。)にネガポジ反転的に値が分布するようにし
た3個のグレイパターンを用いてそれぞれ適当な比率で
原テクスチャ画像Iaにアルファブレンディングするこ
とで、より一層、効果的な画像を得ることができる。
【0133】ここで、3分解以上の例として、階調0−
255の値をとるグレイパターン画像Ibを加工して
(画像処理して)5分解する例を第3実施例として、図
22のフローチャートに基づき説明する。
【0134】なお、この図22のフローチャートは、こ
の発明の第3実施例に係るテクスチャ画像の作成機能の
一部(原テクスチャ画像加工機能、グレイパターン画像
加工機能)についての具体例を示すものであり、この原
テクスチャ画像加工機能およびグレイパターン画像加工
機能の具体例は、たとえばOSDROM26中にプログ
ラムとして格納されている。
【0135】分解前(加工前)のグレイパターン画像I
bは、図5にその例のイメージをグレイパターンイメー
ジ画像Qbとして示したように2次元位置(以下、xy
位置という。)により濃淡の異なる部分を有するモノク
ロームの画像データである。
【0136】この図22例では、画像記憶手段として
は、x方向が256画素{この例では、フローチャート
作成の便宜上、x座標の幅Widthは、Width=
255(256−1)とする。}、y方向が256画素
{この例では、フローチャート作成の便宜上、y座標の
高さHeightは、Height=255(256−
1)とする。}、合計65536画素からなる、図23
に示すメモリバッファ150を考える。なお、メモリバ
ッファ150は、画像メモリ74の一部である。
【0137】このメモリバッファ150の各画素(x,
y)に、値0−255の中のいずれかの値の適当なグレ
イの階調データ(画素データあるいは画素値ともい
う。)が格納されている。
【0138】このグレイパターン画像Ibは、たとえ
ば、図5に示したようなグレイパターンイメージ画像Q
bとなるデータを格納してもよいが、ここでは、理解の
便宜のため、図24に示すように、左上端の画素(0,
0)の画素値が、最大輝度の値255となり、以下、右
下に向かってだんだん輝度が暗くなり、画素(255,
0)と画素(0,255)を結ぶ左下がりの対角線上で
は、中間の輝度127となり、以下、右下に向かって輝
度が低くなり、右下端の画素(0,0)の画素値が最小
輝度値0となるようなデータからなるグレイパターン画
像SrcAlpha[y][x]を分解前の画像とする。
【0139】すなわち、図22例のフローチャートの説
明では、図24に示したようなグレイパターン画像Sr
cAlpha[y][x]がメモリバッファ150に格納
されているものとする。
【0140】そこで、ステップS41では、このグレイ
パターン画像SrcAlpha[y][x]の分解数N
LをNL=5とする。なお、分解数NLは、1枚のグレ
イパターン画像SrcAlpha[y][x]の各座標
(メモリアドレス)xyに格納されている画素値(輝度
値であるが広く濃淡値と考えることもできる。)を、所
望のアルゴリズムに従い加工して、複数枚(ここでは、
5枚)の加工グレイパターン画像としてのグレイパター
ン画像DstAlpha[i][y]「x」に分解する
ためのパラメータであるので、分解枚数ともいう。
【0141】ここで、[i]は、分解数NLの順番i
(i=0,1,2,3,4:5分解の意味)を示してい
る。
【0142】そこで、ステップS42では、1枚目のグ
レイパターン画像DstAlpha[i][y][x]
を選択するために、この順番iをi=0とする。
【0143】次に、各分解範囲での階調数範囲Rang
eを次の(4)式により決定する。
【0144】 Range=256/(NL−1) …(4) ここでは、各分解範囲で取りうる階調数範囲Range
がRange=256/(5−1)=64に決定され
る。
【0145】次に、各分解範囲でのピーク値Peakを
次の(5)式により決定する。
【0146】 Peak=i×256/(NL−1) …(5) この場合、順番i=0のピーク値Peakは、Peak
=0×256/(5−1)=0に決定される。
【0147】次に、ステップS45、ステップS46で
は、グレイパターン画像SrcAlpha中の画素デー
タを参照するxy座標の初期値をそれぞれy=0、x=
0、すなわち座標xy=(0,0)に決定する。
【0148】ステップS47では、次の(6)式に示す
条件判断を行う。
【0149】 Range<abs(SrcAlpha[y][x]−Peak) …(6) すなわち、このステップS47では、グレイパターン画
像SrcAlpha[y][x]に格納されている画素
値からピーク値Peakを差し引いた値の絶対値(abso
lute)が、階調数範囲Rangeより小さいかどうかが
判断される。
【0150】第1回目の条件判断では、グレイパターン
画像SrcAlpha[0][0]に格納されている画
素値=255(図24参照)からピーク値Peak=0
を差し引いた値は、255であり、階調数範囲Rang
eは、Range=64であるので、(6)式の不等式
が64<abs(255−0)として成立する。
【0151】このとき、分解後のグレイパターン画像D
stAlpha[i][y][x]の座標(メモリアド
レス)xyには、次の(7)式に基づく、画素値が格納
される。
【0152】 DstAlpha[i][y][x]←0 …(7) 今回は、グレイパターン画像DstAlpha[0]
[0][0]=0が格納される。
【0153】次に、ステップS50では、x座標の値が
1増加したものが、新たなx座標とされ、ステップS5
1では、その新たなx座標(x=x+1)が幅Widt
h=255未満であるかどうかが判断される。
【0154】ここでは、x座標がx=1であるので、ス
テップS46にもどり、ステップS47の(6)式に示
した判断がなされる。
【0155】図24から理解されるように、グレイパタ
ーン画像SrcAlpha[y][x]のy座標がy=
0の場合には、グレイパターン画像SrcAlpha
[0][x]>126であり、ステップS47の条件判
断が成立することはなく、ステップS48において、1
行目(y=0)の1枚目のグレイパターン画像DstA
lpha[0][0][x]には、全て値0が格納され
る。
【0156】x座標値がx=255になったとき、ステ
ップS51の判断が成立し、ステップS52では、y座
標が1つだけ更新される。ここでは、y座標がy=1と
される。
【0157】ステップS53では、更新されたy座標値
が高さHeight(この例ではHeight=25
5)未満であるかどうかが判定され、この判定が成立し
たとき(ここでは、1<255であるので成立)、ステ
ップS46にもどり、2行目のx座標の1列目の座標x
=0とされる。
【0158】以下、順次、座標値がシークされていく
が、図24のグレイパターン画像SrcAlpha
[y][x]において、ステップS47の(6)式の条
件が最初に成立しなくなるのは、64<abs(63−
0)となるときであり、図24から予測すれば、y座標
値がy=128、x座標値がx=255のときであるこ
とが分かる。このとき、座標xy=(255,128)
=63=SrcAlpha[128][255]であ
る。なお、この条件が成立する前の全てのxy座標値
は、ステップS48の処理が行われているので、グレイ
パターン画像DstAlpha[0][y][x]は、
値0(黒)となっている。
【0159】ステップS47の条件が成立しなかった場
合には、ステップ49に進み、次の(8)式に示す判断
がなされる。
【0160】 DstAlpha[i][y][x]←255×(Range−abs(Sr cAlpha[y][x]−Peak))/Range …(8) この場合、255×(64−abs(63−0))/6
4≒4となるので、1枚目のグレイパターン画像Dst
Alpha[0][128][255]には、値=4が
格納される。
【0161】以下同様にして、たとえば、図24中、座
標xy=(0,255)=127では、ステップS48
の処理により、グレイパターン画像DstAlpha
[0][255][0]の値は値0となり、座標xy=
(255,255)=0では、ステップS49の処理に
より、255×(64−abs(0−0))/64=2
55となるので、グレイパターン画像DstAlpha
[0][255][255]の値は、値255となる。
【0162】このようにして、ステップS53の条件が
不成立となった場合に、分解順番1枚目(i=0)のグ
レイパターン画像DstAlpha[i][y][x]
の各画素値が図25に示すように決定される。
【0163】ここで、もとのグレイパターン画像Src
Alpha[y][x]と分解後のグレイパターン画像
DstAlpha[i][y][x]のイメージ画像、
すなわち、表示装置上等に表現される画像について模式
的に説明する。
【0164】図24に示すグレイパターン画像SrcA
lpha[y][x]が、図26に示すようなグレイパ
ターンイメージ画像ISrcAlpha[y][x]と
なる。
【0165】すなわち、グレイパターンイメージ画像I
SrcAlpha[y][x]は、右下側では黒であ
り、その黒から矢印方向に沿って、順に、濃い灰、中間
の灰、明るい灰となって、左上側の白の画像となる。
【0166】その一方、図27に示すように、図25に
示す分解後1枚目のグレイパターン画像DstAlph
a[0][y][x]が、図27に示すようなグレイパ
ターンイメージ画像IDstAlpha[0][y]
[x]となる。このグレイパターンイメージ画像IDs
tAlpha[0][y][x]は、左上側から右下方
向に向かって、全体の約7/8の面積が黒(値0)とさ
れ、その場所から矢印で示す方向に、順に、濃い灰、中
間の灰、明るい灰となって、右下で白の画像となる。
【0167】このように、分解後のグレイパターン画像
DstAlpha[0][y][x]は、もとのグレイ
パターン画像DstAlpha[0][y][x]を図
22に示した所望の濃淡変換アルゴリズムに従い変換さ
れた加工グレイパターン画像であることが理解される。
【0168】次に、分解後2枚目のグレイパターン画像
DstAlpha[1][y][x]を作成する。
【0169】分解後1枚目のグレイパターン画像Dst
Alpha[0][y][x]の作成が終了したとき、
フローチャート上では、ステップS53の判定が不成立
のとき、ステップS54において、順番iを値1だけ増
加させる(ここでは、i=2)。
【0170】i=2の場合、ステップS55の判定は成
立するので、ステップS44以降の処理を行う。
【0171】そして、今回の処理では、グレイパターン
画像SrcAlpha[y][x]の濃淡配列を変更し
た分解後2枚目のグレイパターン画像DstAlpha
[1][y][x]の画素値の決定処理を上記と同様に
行う。
【0172】このようにして、ステップS55の判定が
不成立となったときに、1枚目から5枚目までの分解後
のグレイパターン画像DstAlpha[i][y]
[x]が作成される。
【0173】分解前のグレイパターン画像SrcAlp
ha[y][x]と分解後のグレイパターン画像Dst
Alpha[i][y][x]の関係について、図28
A〜図28Fを参照して模式的に説明する。
【0174】分解前のグレイパターン画像SrcAlp
ha[y][x]は、図24から明らかなように、右下
の画素位置から左上の画素位置までの対角線上の位置を
横軸とし、画素値を縦軸として表せば、図28Aに示す
ように、画素値が徐々に増加する右上がりのグラフとな
ることが分かる。なお、図28A〜図28Fの横軸で
は、後述する図29A〜図29Fに示す各4角形の対角
線の長さを値256に規格化して位置表現としている。
【0175】次に、分解後の1枚目のグレイパターン画
像DstAlpha[0][y][x]は、図25、図
27から分かるように、ピーク値PeakがPeak=
0で階調数範囲RangeがRange=64となって
いるので、図28Bに示すグラフとなる。
【0176】以下同様に、階調数範囲Rangeは、R
ange=64で変わらないが、分解後の2枚目のグレ
イパターン画像DstAlpha[1][y][x]
は、ピーク値PeakがPeak=64となるので、図
28Cに示すグラフとなる。分解後の3枚目のグレイパ
ターン画像DstAlpha[2][y][x]は、ピ
ーク値PeakがPeak=128となるので、図28
Dに示すグラフとなる。分解後の4枚目のグレイパター
ン画像DstAlpha[3][y][x]は、ピーク
値PeakがPeak=192となるので、図28Eに
示すグラフとなる。分解後の5枚目のグレイパターン画
像DstAlpha[4][y][x]は、ピーク値P
eakがPeak=255となるので、図28Fに示す
グラフとなる。
【0177】ここで、分解前のグレイパターン画像Sr
cAlpha[y][x]と分解後のグレイパターン画
像DstAlpha[i][y][x]についての、そ
れぞれの分解前グレイパターンイメージ画像ISrcA
lpha[y][x]と、分解後のグレイパターンイメ
ージ画像IDstAlpha[i][y][x]との関
係について、図29A〜図29Fに模式的に表す。
【0178】図29A〜図29Fにおいて、クロスハッ
チング部分が最も黒い部分であり、密度の高いハッチン
グが次に黒い部分、密度の低いハッチングがやや明るい
部分、ハッチングをしていない部分が最も明るい部分で
ある。なお、実際上、各部分において、明るい部分から
暗い部分の方向に向かって徐々に明るさ(輝度)が暗く
なるような、いわゆるグラデーションになっている。
【0179】なお、図22のフローチャートに示した、
グレイパターン画像SrcAlpha[y][x]の分
解処理は、図5に示したグレイパターンイメージ画像Q
bの画像データであるグレイパターン画像Ibについて
も行えることはいうまでもなく、その場合には、かなり
バリエーションに富んだ分解処理後のグレイパターン画
像DstAlpha[i][y][x]が得られる。
【0180】したがって、この簡単な計算のみに基づく
分解処理を利用すれば、分解数NLの値を、2以上の値
NL=2,3,4,5,6,…に決めるだけで、その後
は、短い時間で、多種多様なグレイパターン画像Dst
Alpha[i][y][x]を計算により自動的に得
ることができる。
【0181】なお、分解数NLをNL=2とすることに
より、グレイパターン画像Ibを反転した反転グレイパ
ターン画像Idを得ることができる。その場合には、分
解処理は、反転手段102(図2等参照)として機能す
る。
【0182】そこで、一般的には、図30に示すような
第4実施例の画像処理装置200を構成することができ
る。この画像処理装置200は、ソフトウェアによって
もハードウェアによっても構成することができる。
【0183】すなわち、画像処理装置200は、カラー
画像である原テクスチャ画像Iaが供給されて、種々の
拡大カラー画像を作成して出力する拡大手段110(拡
大率は、×1も含む。)と、該拡大手段110から出力
される拡大後の原テクスチャ画像あるいは原テクスチャ
画像Iaに対して位置をずらす位置ずらし手段130と
を有する原テクスチャ画像加工手段214を備える。
【0184】また、画像処理装置200は、グレイパタ
ーン画像SrcAlha[y][x]を2以上に分解し
て種々のグレイパターン画像DstAlpha[i]
[y][x]を作成する分解手段206(たとえば、図
22に示したアルゴリズムを実行する手段)と、グレイ
パターン画像SrcAlha[y][x]または前記分
解手段206から出力されるグレイパターン画像Dst
Alpha[i][y][x]を拡大して出力する拡大
手段110A(拡大率は、×1も含む)と、グレイパタ
ーン画像SrcAlha[y][x]またはDstAl
pha[i][y][x]またはグレイパターン画像拡
大手段110Aから出力される拡大後のグレイパターン
画像の位置をずらす位置ずらし手段130Aとを有する
グレイパターン画像加工手段216を備える。
【0185】さらに、画像処理装置200は、原テクス
チャ画像加工手段214から出力される原テクスチャ画
像Ia等の3つの入力、グレイパターン画像加工手段2
16から出力されるグレイパターン画像SrcAlha
[y][x]等の4つの入力、合計7つの入力を選択的
に合成して所望のテクスチャ画像Ijを作成する合成手
段212と、形状面Opにテクスチャ画像Ijをテクス
チャマッピングするマッピング手段120とを備える。
【0186】ここで、拡大手段110、110Aにおけ
る拡大率(×1も含む)、位置ずらし手段130、13
0Aにおける位置ずらし量、分解手段206における分
解数NLは、それぞれ、形状面Opの属性Opaにより
選択したり、あるいは図示していない乱数発生器により
発生させた乱数で選択したりすることができる。
【0187】このように、図30例の画像処理装置20
0によれば、画像メモリ74等から読み出した原テクス
チャ画像Iaを原テクスチャ画像加工手段214により
加工した画像の中の少なくとも1つの画像と、画像メモ
リ74等から読み出した位置により濃淡の異なる部分を
有するグレイパターン画像SrcAlpha[y]
[x]をグレイパターン画像加工手段216により加工
した画像の中、少なくとも1つの画像とを、合成手段2
12により選択的に合成してテクスチャ画像Ijを作成
しているので、きわめて多種多様なテクスチャ画像Ij
を作成することができる。
【0188】このテクスチャ画像Ijを用いてマッピン
グ手段120によりテクスチャマッピングを行うことに
より、上述した表面に凹凸を持つ鏡(金属的な表面)の
素材感を表現することができるマッピング処理画像Ik
が得られることはもちろんのこと、多種多様なマッピン
グ処理画像Ikを、簡単な構成で得ることができる。
【0189】なお、この発明は、上述の実施の形態に限
らず、この発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成
を採り得ることはもちろんである。
【0190】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、原テクスチャ画像と、位置により濃淡の異なる部分
を有するグレイパターン画像および(または)このグレ
イパターン画像の反転グレイパターン画像とを合成して
テクスチャ画像を作成するようにしているので、簡単な
構成(処理)で特殊な画像としてのテクスチャ画像を容
易に作成することができるという効果が達成される。こ
のテクスチャ画像では凹凸の質感を表現することができ
る。
【0191】この場合、テクスチャ画像を、形状面(た
とえば、ポリゴンまたは2次曲面)の法線ベクトルの向
き、視線ベクトルの向き、仮想光源ベクトルの向きなど
を基に演算した値に従い拡大して、前記グレイパターン
あるいは反転グレイパターンに合成したテクスチャ画像
を作成することで、実在感のある凹凸の質感を表現する
ことができる。
【0192】また、グレイパターン画像(あるいは反転
グレイパターン画像)とともに、原テクスチャ画像を、
形状面(たとえば、ポリゴンまたは2次曲面)の法線ベ
クトルの向き、視線ベクトルの向き、仮想光源ベクトル
の向きなどを基に演算した値に従い上下左右等にずらし
た後、前記反転グレイパターン画像(あるいは前記グレ
イパターン画像)に合成したテクスチャ画像を作成する
ことでも、実在感のある凹凸の質感を表現することがで
きる。
【0193】もちろん、前記の拡大処理と上下左右等の
ずらし処理を併用してテクスチャ画像を作成することが
でき、この場合には、より実在感のある凹凸の質感を表
現することができる。
【0194】また、この発明では、簡単な構成で特殊な
テクスチャ画像や、多種多様なテクスチャ画像を容易に
作成することができる。したがって、質感等の表現が容
易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態が適用されたエンタテ
インメント装置の構成ブロック図である。
【図2】この発明の第1実施例の構成を示す機能ブロッ
ク図である。
【図3】原テクスチャイメージ画像の模式図である。
【図4】原テクスチャ画像の模式的構成例の説明図であ
る。
【図5】グレイパターンイメージ画像の模式図である。
【図6】グレイパターン画像等の模式的構成例の説明図
である。
【図7】アルファブレンディング処理の説明に供される
説明図である。
【図8】反転グレイパターンイメージ画像の模式図であ
る。
【図9】テクスチャ画像作成の動作説明に供されるフロ
ーチャートである。
【図10】第1合成テクスチャイメージ画像の模式図で
ある。
【図11】他のテクスチャ画像作成の動作説明に供され
るフローチャートである。
【図12】第1合成テクスチャイメージ画像の他の模式
図である。
【図13】さらに他のテクスチャ画像作成の動作説明に
供されるフローチャートである。
【図14】拡大率および位置ずらし量の導出説明に供さ
れる説明図である。
【図15】第2合成テクスチャイメージ画像の模式図で
ある。
【図16】第3合成テクスチャイメージ画像の模式図で
ある。
【図17】この発明の第2実施例の構成を示す機能ブロ
ック図である。
【図18】図17例の動作説明に供されるフローチャー
トである。
【図19】位置ずらし量の具体的な説明に供される説明
図である。
【図20】第3合成テクスチャイメージ画像の他の模式
図である。
【図21】この発明の第3実施例の構成を示す機能ブロ
ック図である。
【図22】グレイパターン画像の分解処理を示すフロー
チャートである。
【図23】グレイパターン画像のマトリクス構成を示す
説明図である。
【図24】グレイパターン画像の例を示す説明図であ
る。
【図25】分解処理後のグレーパターン画像の例を示す
説明図である。
【図26】図25例のグレイパターン画像のイメージを
示す説明図である。
【図27】分解後のグレイパターン画像のイメージを示
す説明図である。
【図28】図28Aは、グレイパターン画像を模式的に
示すグラフである。図28Bは、ピークを値0にもつグ
レイパターン画像を模式的に示すグラフである。図28
Cは、ピークを値64にもつグレイパターン画像を模式
的に示すグラフである。図28Dは、ピークを値128
にもつグレイパターン画像を模式的に示すグラフであ
る。図28Eは、ピークを値192にもつグレイパター
ン画像を模式的に示すグラフである。図28Fは、ピー
クを値255にもつグレイパターン画像を模式的に示す
グラフである。
【図29】図29Aは、図28Aの画像に対応するイメ
ージ画像を模式的に示す説明図である。図29Bは、図
28Bの画像に対応するイメージ画像を模式的に示す説
明図である。図29Cは、図28Cの画像に対応するイ
メージ画像を模式的に示す説明図である。図29Dは、
図28Dの画像に対応するイメージ画像を模式的に示す
説明図である。図29Eは、図28Eの画像に対応する
イメージ画像を模式的に示す説明図である。図29F
は、図28Fの画像に対応するイメージ画像を模式的に
示す説明図である。
【図30】この発明の第4実施例の画像処理装置の構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
10…エンタテインメント装置 12…MPU 13…GTE 14…メインメモ
リ 18…モニタ 20…画像処理部 26…OSDROM 34…光ディスク
(記録媒体) 70…レンダリングエンジン 72…メモリイン
ターフェース 74…画像メモリ 76…表示制御装
置 102…反転手段 104、106、114、116…選択手段 108…第1の合成手段 110、110A
…拡大手段 112…第2の合成手段 115…第3の合
成手段 120…マッピング手段 130、130A
…位置ずらし手段 200…画像処理装置 206…分解手段 212…合成手段

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原テクスチャ画像を記憶する原テクスチャ
    画像記憶手段と、 位置により濃淡の異なる部分を有するグレイパターン画
    像を記憶するグレイパターン画像記憶手段と、 前記原テクスチャ画像と前記グレイパターン画像を合成
    して、テクスチャ画像を作成するテクスチャ画像作成手
    段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】原テクスチャ画像を記憶する原テクスチャ
    画像記憶手段と、 位置により濃淡の異なる部分を有するグレイパターン画
    像の各画素の濃淡を反転した反転グレイパターン画像を
    記憶する反転グレイパターン画像記憶手段と、 前記原テクスチャ画像と前記反転グレイパターン画像を
    合成して、テクスチャ画像を作成するテクスチャ画像作
    成手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】原テクスチャ画像を記憶する原テクスチャ
    画像記憶手段と、 位置により濃淡の異なる部分を有するグレイパターン画
    像を記憶するグレイパターン画像記憶手段と、 前記グレイパターン画像の各画素の濃淡を反転した反転
    グレイパターン画像を記憶する反転グレイパターン画像
    記憶手段と、 前記原テクスチャ画像と、前記グレイパターン画像と、
    前記反転グレイパターン画像に基づきテクスチャ画像を
    作成するテクスチャ画像作成手段とを備え、 該テクスチャ画像作成手段は、 前記原テクスチャ画像に前記グレイパターン画像または
    前記反転グレイパターン画像のいずれか一方を合成して
    第1の合成画像を作成した後、 前記原テクスチャ画像を拡大した画像に前記グレイパタ
    ーン画像または前記反転グレイパターン画像の中、残り
    の一方を合成して第2の合成画像を作成し、 前記第1の合成画像と前記第2の合成画像を合成して前
    記テクスチャ画像を作成することを特徴とする画像処理
    装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の画像処理装置において、 前記原テクスチャ画像の拡大は、前記テクスチャ画像が
    マッピングされる形状面の法線ベクトルの向き、視線ベ
    クトルの向き、仮想光源ベクトルの向きの中、少なくと
    も1つの向きに基づき演算した値に従い拡大されること
    を特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】原テクスチャ画像を記憶する原テクスチャ
    画像記憶手段と、 位置により濃淡の異なる部分を有するグレイパターン画
    像を記憶するグレイパターン画像記憶手段と、 前記グレイパターン画像の各画素の濃淡を反転した反転
    グレイパターン画像を記憶する反転グレイパターン画像
    記憶手段と、 前記原テクスチャ画像と、前記グレイパターン画像と、
    前記反転グレイパターン画像に基づきテクスチャ画像を
    作成するテクスチャ画像作成手段とを備え、 該テクスチャ画像作成手段は、 前記原テクスチャ画像に前記グレイパターン画像または
    前記反転グレイパターン画像のいずれか一方を合成して
    第1の合成画像を作成した後、 前記原テクスチャ画像の位置をずらした画像に、同様に
    位置をずらした前記グレイパターン画像または同様に位
    置をずらした前記反転グレイパターン画像の中、残りの
    一方を合成して第2の合成画像を作成し、 前記第1の合成画像と前記第2の合成画像を合成して前
    記テクスチャ画像を作成することを特徴とする画像処理
    装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の画像処理装置において、 前記位置のずらしは、前記テクスチャ画像がマッピング
    される形状面の放線ベクトルの向き、視線ベクトルの向
    き、仮想光源ベクトルの向きの中、少なくとも1つの向
    きに基づき演算した値に従いずらされることを特徴とす
    る画像処理装置。
  7. 【請求項7】原テクスチャ画像と、位置により濃淡の異
    なる部分を有するグレイパターン画像を読み出すステッ
    プと、 前記原テクスチャ画像と前記グレイパターン画像を合成
    して、テクスチャ画像を作成するテクスチャ画像作成ス
    テップとを有するプログラムが格納された記録媒体。
  8. 【請求項8】原テクスチャ画像と、位置により濃淡の異
    なる部分を有するグレイパターン画像の各画素の濃淡を
    反転した反転グレイパターン画像を読み出すステップ
    と、 前記原テクスチャ画像と前記反転グレイパターン画像を
    合成して、テクスチャ画像を作成するテクスチャ画像作
    成ステップとを有するプログラムが格納された記録媒
    体。
  9. 【請求項9】原テクスチャ画像と、位置により濃淡の異
    なる部分を有するグレイパターン画像と、該グレイパタ
    ーンの各画素の濃度を反転した反転グレイパターン画像
    を読み出すステップと、 前記原テクスチャ画像と、前記グレイパターン画像と、
    前記反転グレイパターン画像に基づきテクスチャ画像を
    作成するテクスチャ画像作成ステップとを有するプログ
    ラムが格納された記録媒体において、 前記テクスチャ画像作成ステップでは、 前記原テクスチャ画像に前記グレイパターン画像または
    前記反転グレイパターン画像のいずれか一方を合成して
    第1の合成画像を作成するステップと、 前記原テクスチャ画像を拡大するステップと、 前記原テクスチャ画像を拡大した画像に前記グレイパタ
    ーン画像または前記反転グレイパターン画像の中、残り
    の一方を合成して第2の合成画像を作成するステップ
    と、 前記第1の合成画像と前記第2の合成画像を合成した合
    成画像を作成するステップとを有するプログラムが格納
    された記録媒体。
  10. 【請求項10】請求項9記載の記録媒体において、 前記原テクスチャ画像を拡大するステップでは、 前記テクスチャ画像がマッピングされる形状面の法線ベ
    クトルの向き、視線ベクトルの向き、仮想光源ベクトル
    の向きの中、少なくとも1つの向きに基づき演算した値
    に従い拡大されることを特徴とする記録媒体。
  11. 【請求項11】原テクスチャ画像と、位置により濃淡の
    異なる部分を有するグレイパターン画像と、該グレイパ
    ターンの各画素の濃度を反転した反転グレイパターン画
    像を読み出すステップと、 前記原テクスチャ画像と、前記グレイパターン画像と、
    前記反転グレイパターン画像に基づきテクスチャ画像を
    作成するテクスチャ画像作成ステップとを有するプログ
    ラムが格納された記録媒体において、 前記テクスチャ画像作成ステップでは、 前記原テクスチャ画像に前記グレイパターン画像または
    前記反転グレイパターン画像のいずれか一方を合成して
    第1の合成画像を作成するステップと、 前記原テクスチャ画像の位置をずらすステップと、 前記原テクスチャ画像の位置をずらした画像に、同様に
    位置をずらした前記グレイパターン画像または同様に位
    置をずらした前記反転グレイパターン画像の中、残りの
    一方を合成して第2の合成画像を作成するステップと、 前記第1の合成画像と前記第2の合成画像を合成したテ
    クスチャ画像を作成するステップとを有するプログラム
    が格納された記録媒体。
  12. 【請求項12】請求項11記載の記録媒体において、 前記位置をずらすステップでは、 前記テクスチャ画像がマッピングされる形状面の放線ベ
    クトルの向き、視線ベクトルの向き、仮想光源ベクトル
    の向きの中、少なくとも1つの向きに基づき演算した値
    に従いずらされることを特徴とする記録媒体。
  13. 【請求項13】原テクスチャ画像と、位置により濃淡の
    異なる部分を有するグレイパターン画像の各画素の濃淡
    を反転した反転グレイパターン画像を読み出すステップ
    と、 前記原テクスチャ画像と前記反転グレイパターン画像を
    合成して、テクスチャ画像を作成するテクスチャ画像作
    成ステップとを有するプログラム。
  14. 【請求項14】原テクスチャ画像を記憶する原テクスチ
    ャ画像記憶手段と、 前記原テクスチャ画像を加工して加工後の原テクスチャ
    画像を作成する原テクスチャ画像加工手段と、 位置により濃淡の異なる部分を有するグレイパターン画
    像を記憶するグレイパターン画像記憶手段と、 前記グレイパターン画像を加工して加工後のグレイパタ
    ーン画像を作成するグレイパターン画像加工手段と、 前記原テクスチャ画像または前記加工後のテクスチャ画
    像に対して前記グレイパターン画像および(または)前
    記加工後のグレイパターン画像を合成して、テクスチャ
    画像を作成するテクスチャ画像作成手段とを備えること
    を特徴とする画像処理装置。
  15. 【請求項15】請求項14記載の画像処理装置におい
    て、 前記原テクスチャ画像加工手段は、前記原テクスチャ画
    像を拡大および(または)位置ずらしして加工後の原テ
    クスチャ画像を作成し、 前記グレイパターン画像加工手段は、前記グレイパター
    ン画像の濃淡を、所望の濃淡変換アルゴリズムに従い変
    換するか、前記グレイパターン画像を拡大するか、前記
    グレイパターン画像を位置ずらしするかの中、少なくと
    も1つの加工を行い前記加工後のグレイパターン画像を
    作成することを特徴とする画像処理装置。
  16. 【請求項16】原テクスチャ画像と、位置により濃淡の
    異なる部分を有するグレイパターン画像を読み出すステ
    ップと、 前記原テクスチャ画像を加工して加工後の原テクスチャ
    画像を作成する原テクスチャ画像加工ステップと、 前記グレイパターン画像を加工して加工後のグレイパタ
    ーン画像を作成するグレイパターン画像加工ステップ
    と、 前記原テクスチャ画像または前記加工後のテクスチャ画
    像に対して前記グレイパターン画像および(または)前
    記加工後のグレイパターン画像を合成して、テクスチャ
    画像を作成するテクスチャ画像作成ステップとを有する
    プログラムが格納された記録媒体。
  17. 【請求項17】請求項16記載の記録媒体において、 前記原テクスチャ画像加工ステップは、前記原テクスチ
    ャ画像を拡大および(または)位置ずらしして加工後の
    原テクスチャ画像を作成し、 前記グレイパターン画像加工ステップは、前記グレイパ
    ターン画像の濃淡を、所望の濃淡変換アルゴリズムに従
    い変換するか、前記グレイパターン画像を拡大するか、
    前記グレイパターン画像を位置ずらしするかの中、少な
    くとも1つの加工を行い前記加工後のグレイパターン画
    像を作成することを特徴とする記録媒体。
  18. 【請求項18】原テクスチャ画像と、位置により濃淡の
    異なる部分を有するグレイパターン画像を読み出すステ
    ップと、 前記原テクスチャ画像を加工して加工後の原テクスチャ
    画像を作成する原テクスチャ画像加工ステップと、 前記グレイパターン画像を加工して加工後のグレイパタ
    ーン画像を作成するグレイパターン画像加工ステップ
    と、 前記原テクスチャ画像または前記加工後のテクスチャ画
    像に対して前記グレイパターン画像および(または)前
    記加工後のグレイパターン画像を合成して、テクスチャ
    画像を作成するテクスチャ画像作成ステップとを有する
    プログラム。
  19. 【請求項19】請求項18記載のプログラムにおいて、 前記原テクスチャ画像加工ステップは、前記原テクスチ
    ャ画像を拡大および(または)位置ずらしして加工後の
    原テクスチャ画像を作成し、 前記グレイパターン画像加工ステップは、前記グレイパ
    ターン画像の濃淡を、所望の濃淡変換アルゴリズムに従
    い変換するか、前記グレイパターン画像を拡大するか、
    前記グレイパターン画像を位置ずらしするかの中、少な
    くとも1つの加工を行い前記加工後のグレイパターン画
    像を作成することを特徴とするプログラム。
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