JP2001147910A - 分散バッチジョブ処理継続方式およびその記録媒体 - Google Patents

分散バッチジョブ処理継続方式およびその記録媒体

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JP2001147910A
JP2001147910A JP33019999A JP33019999A JP2001147910A JP 2001147910 A JP2001147910 A JP 2001147910A JP 33019999 A JP33019999 A JP 33019999A JP 33019999 A JP33019999 A JP 33019999A JP 2001147910 A JP2001147910 A JP 2001147910A
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batch
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Nobuyuki Okuma
信幸 大熊
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NEC Solution Innovators Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】分散バッチジョブ処理システムを含むネットワ
ークにおいて、バッチジョブを実行するコンピュータに
障害が発生したとき、分散バッチジョブ処理システムに
属していないコンピュータにバッチジョブ処理機能を構
築し、バッチジョブ処理を自動継続させる。 【解決手段】共有ディスク装置3は現用コンピュータ1
のジョブ実行結果を格納するジョブ実行結果ファイル3
2と、バッチジョブ処理機能を有するジョブ処理部を格
納する実行ファイル33と、前記現用コンピュータに障
害が発生したときそれを検知し,前記実行ファイルから
前記ジョブ処理部を代替コンピュータ2に組込み,前記
ジョブ実行結果ファイルを参照して前記現用コンピュー
タで未処理のジョブを見出し,それを前記代替コンピュ
ータに通知する障害処理部31とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は分散バッチジョブ処
理継続方式およびその記録媒体に関し、特にバッチジョ
ブ処理コンピュータに障害が発生したときに他のコンピ
ュータにバッチジョブ処理機能を構築し継続してバッチ
ジョブを実行させる分散バッチジョブ処理継続方式およ
びその記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バッチジョブ処理を行う複数台の
コンピュータからなる分散バッチジョブ処理システムで
は、あるコンピュータに障害が発生したときに、二重起
動することなく自動的にバッチジョブの再実行を行うこ
とができる。
【0003】たとえば、特開平10−326201号公
報によれば、正常時にバッチジョブ処理を行う少なくと
も1台の現用コンピュータと、前記現用コンピュータに
障害が発生したときに代替して処理を行う少なくとも1
台の代替コンピュータと、前記現用コンピュータの障害
を検出するための障害検出手段と、前記現用コンピュー
タの障害発生時に前記現用コンピュータから前記代替コ
ンピュータへの接続の変更を行う接続切替手段を有する
共有ディスク装置とを備え、前記現用コンピュータで障
害が発生した場合に前記共有ディスク装置から情報を取
り出して前記代替コンピュータへ再度ジョブの投入を行
う機能を設けることにより、ジョブの自動再起動を実現
している。
【0004】しかしながら、この先行技術では代替コン
ピュータにもバッチジョブ処理機能をあらかじめ構築し
ておき、現用コンピュータの障害発生に備えることが必
要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の分
散バッチジョブ処理システムは次の問題点を有してい
る。すなわち、上述した従来のシステムでは、正常時に
バッチジョブ処理を行う少なくとも1台の現用コンピュ
ータと、前記現用コンピュータに障害が発生したときに
代替して処理を行う少なくとも1台の代替コンピュータ
を備える必要がある。したがって、代替して処理を行う
少なくとも1台の代替コンピュータをあらかじめ、構築
する必要があり、少なくとも2台のコンピュータをバッ
チジョブ処理システムとして構築しなければならない。
【0006】本発明の目的は、バッチジョブ処理を行う
複数台のコンピュータからなる分散バッチジョブ処理シ
ステムを含むネットワークにおいて、バッチジョブを実
行するコンピュータに障害が発生した場合に、分散バッ
チジョブ処理システムに属していないコンピュータに対
してバッチジョブ処理機能を自動的に構築し、バッチジ
ョブ処理の自動継続を保証する分散バッチジョブ処理継
続方式およびその記録媒体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の分散バッチジョ
ブ処理継続方式は、正常時にバッチジョブ処理を実行す
る第一のコンピュータと,正常時にはバッチジョブ処理
機能を構築していない第二のコンピュータと,前記第一
および第二のコンピュータに接続された共有ディスク装
置とを備える分散バッチジョブ処理システムにおいて、
前記第一のコンピュータに障害が発生したとき、前記共
有ディスク装置は前記障害を感知し、前記第二のコンピ
ュータへバッチジョブ処理に使用するファイルをリモー
トインストールしバッチジョブ処理機能を含むコンピュ
ータとして構築し、前記コンピュータを使用し継続して
ジョブを実行することを特徴とする。
【0008】また本発明の分散バッチジョブ処理継続方
式は、正常時にバッチジョブ処理を実行する第一のコン
ピュータと,正常時にはバッチジョブ処理機能を構築し
ていない第二のコンピュータと,前記第一および第二の
コンピュータに接続された共有ディスク装置とを備える
分散バッチジョブ処理システムにおいて、前記第一のコ
ンピュータは処理を終了したジョブにつきジョブ実行結
果を前記共有ディスク装置に通知し、前記第一のコンピ
ュータに障害が発生したとき、前記共有ディスク装置は
前記障害を感知し、前記第二のコンピュータへバッチジ
ョブ処理に使用するファイルをリモートインストールし
バッチジョブ処理機能を含む第二のコンピュータとして
構築し、前記ジョブ実行結果を参照し前記第一のコンピ
ュータで未処理のジョブを検知して前記バッチジョブ処
理機能を含む第二のコンピュータに通知し、前記第二の
コンピュータは前記共有ディスク装置からの通知に基づ
き前記第一のコンピュータでの処理に継続して未処理の
ジョブを実行することを特徴とする。
【0009】さらに本発明の分散バッチジョブ処理継続
方式において、前記第二のコンピュータとして複数台の
コンピュータが前記共有ディスク装置に接続されている
場合、前記第一のコンピュータに障害が発生したとき、
前記共有ディスク装置はあらかじめ定められている優先
順位に従って前記複数台のコンピュータのなかの一つを
第二のコンピュータとして指定してバッチジョブ処理機
能を構築し、継続して未処理のジョブを実行することを
特徴とする。
【0010】また本発明の分散バッチジョブ処理継続方
式は、正常時にバッチジョブ処理を実行する現用コンピ
ュータと,正常時にはバッチジョブ処理機能を構築して
いない代替コンピュータと,前記現用コンピュータおよ
び前記代替コンピュータに接続された共有ディスク装置
とを備える分散バッチジョブ処理システムにおいて、前
記現用コンピュータはジョブを取込んで実行しその処理
終了をジョブ実行結果として前記共有ディスク装置に通
知するジョブ処理部を備え、前記共有ディスク装置は前
記ジョブ処理部が通知してきた前記現用コンピュータの
ジョブ実行結果を格納するジョブ実行結果ファイルと、
バッチジョブ処理機能を有するジョブ処理部を格納する
実行ファイルと、前記現用コンピュータに障害が発生し
たときそれを検知し,前記実行ファイルから前記ジョブ
処理部を前記代替コンピュータに組込み,前記ジョブ実
行結果ファイルを参照して前記現用コンピュータで未処
理のジョブを見出し,それを前記代替コンピュータに通
知する障害処理部とを備え、前記代替コンピュータは前
記共有ディスク装置によって組込まれたバッチジョブ処
理機能を使用して前記現用コンピュータで未処理のジョ
ブを実行するジョブ処理部を備えることを特徴とする。
【0011】さらに本発明の分散バッチジョブ処理継続
方式において、前記代替コンピュータとして複数台のコ
ンピュータが前記共有ディスク装置に接続されている場
合、前記共有ディスク装置は前記複数台のコンピュータ
の一つを代替コンピュータとするあらかじめ定められた
優先順位を格納した代替優先順位ファイルを備え、前記
障害処理部は前記代替優先順位ファイルを参照して前記
複数台のコンピュータの一つを選択し、そのコンピュー
タに障害が発生していないときそれを代替コンピュータ
とする処理を含むことを特徴とする。
【0012】また本発明の分散バッチジョブ処理継続方
式における障害処理部の記録媒体は、前記現用コンピュ
ータに障害が発生したときそれを検知するステップと、
前記実行ファイルから前記ジョブ処理部を前記代替コン
ピュータに組込むステップと、前記ジョブ実行結果ファ
イルを参照して前記現用コンピュータで未処理のジョブ
を見出すステップと、前記未処理のジョブを前記代替コ
ンピュータに通知するステップとを含むことを特徴とす
る。
【0013】さらに本発明の分散バッチジョブ処理継続
方式における障害処理部の記録媒体は、前記代替優先順
位ファイルを参照して前記複数台のコンピュータの一つ
を選択するステップと、そのコンピュータに障害が発生
していないときそれを代替コンピュータとするステップ
とを含むことを特徴とする。
【0014】すなわち、本発明によれば、正常時にバッ
チジョブ処理を行う少なくとも1台の現用コンピュータ
と、前記現用コンピュータに障害が発生したときに代替
して処理を行う少なくとも1台の代替コンピュータと、
少なくとも1台の共有ディスク装置とを備え、前記共有
ディスク装置は、ジョブ実行結果を格納する記憶媒体
と、前記現用コンピュータの障害発生時に現用コンピュ
ータの障害を検出し、代替えとなるべきコンピュータを
決定するための障害検出手段と、前記代替コンピュータ
へバッチジョブ処理機能を組み込み、機能を開始させる
機能組込手段と、ジョブ実行結果読出手段によりジョブ
実行結果を取り出して前記代替コンピュータへジョブの
再投入指示を行うためのジョブ再投入手段とを備え、前
記共有ディスク装置において、前記現用コンピュータの
障害を感知した際に代替コンピュータを決定し、前記共
有ディスク装置上に格納されたバッチジョブ処理の実行
ファイルを前記代替コンピュータに対してセットアップ
を行い、ジョブ処理部を組み込むことにより、ジョブの
実行を引き継ぐ一連の操作を自動化した分散バッチジョ
ブ処理システムを得ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
しながら説明する。
【0016】図1は本発明の実施の第一の形態を示すブ
ロック図である。同図において、本発明による分散バッ
チジョブ処理継続方式は、正常時にバッチジョブ処理を
行う現用コンピュータ1と、前記現用コンピュータに障
害が発生したときに代替して処理を行う代替コンピュー
タ2と、共有ディスク装置3とを備える。
【0017】現用コンピュータ1は、ジョブ入力手段1
11とジョブ管理手段112とジョブ実行手段113と
ジョブ114とを含むジョブ処理部11を有する。ま
た、外部記憶装置として、ジョブ情報ファイル12を含
む。
【0018】ここで、ジョブ入力手段111は、バッチ
ジョブの実行指示を受けつける。ジョブ管理手段112
は、起動するジョブの情報を外部記憶装置に格納し、ジ
ョブ実行手段113へジョブの実行を要求し、ジョブ実
行手段113からの返却結果をジョブ情報ファイル12
に格納する。ジョブ実行手段113からジョブの終了が
通知された際には、ジョブ実行結果ファイル32に実行
結果を格納する。ジョブ実行手段113は、実際にジョ
ブを起動し、起動結果をジョブ管理手段112に返却す
る。また、ジョブが終了した際には終了情報をジョブ管
理手段112に返却する。なお、ジョブ114はジョブ
実行手段113により実行される管理対象のジョブであ
り、ジョブ情報ファイル12は、投入するジョブの情報
を格納する。
【0019】代替コンピュータ2は、外部記憶装置とし
て、ジョブ情報ファイル22を有し、現用コンピュータ
1に障害が発生した場合にジョブ処理部21が組み込ま
れる。ジョブ処理部21はジョブ入力手段211,ジョ
ブ管理手段212,ジョブ実行手段213,およびジョ
ブ214を含み、上記のジョブ処理部11と同様に動作
する。
【0020】共有ディスク装置3は、障害処理部31を
有し、それは障害検出手段311と機能組込手段312
とジョブ実行結果読出手段313とジョブ再投入手段3
14とを含む。また、記憶装置としてジョブ実行結果フ
ァイル32と実行ファイル33とを含む。
【0021】障害検出手段311は、現用コンピュータ
および代替コンピュータの状態を監視し、現用コンピュ
ータに障害を検出した際に、代替コンピュータを決定す
る。
【0022】機能組込手段312は、代替コンピュータ
2に対してバッチジョブ処理機能を組み込むために、共
有ディスク装置3の記憶装置から実行ファイル33をセ
ットアップする。セットアップが完了したら、ジョブ処
理部21を有効にするため、セットアップしたファイル
の実行を開始する。さらに機能組込手段は、ジョブ処理
部21の機能が有効になったのを確認後、ジョブ実行結
果読出手段313を呼び出す。
【0023】ジョブ実行結果読出手段313は、ジョブ
実行結果ファイル32を読み出し、ジョブが終了した次
の未実行ジョブを再実行ジョブと決定する。
【0024】ジョブ再投入手段314は、前記ジョブ実
行結果読出手段313で決定した再実行ジョブをジョブ
管理手段212に実行指示する。
【0025】ジョブ実行結果ファイル32はジョブの実
行結果を保存する記憶媒体、実行ファイル33はジョブ
処理部21のセットアップモジュールを保存する記憶媒
体である。
【0026】上記の分散バッチジョブ処理継続方式は、
正常時には、現用コンピュータ1のジョブ入力手段11
1がジョブ入力を受け付ける。続いてジョブ管理手段1
12は、ジョブ入力手段111によって入力されたジョ
ブをジョブ情報ファイルに格納する。次にジョブ実行手
段113は、ジョブ管理手段112によって受理された
ジョブを実行し、実行結果をジョブ管理手段112に通
知する。ジョブ114が終了した際には、ジョブ管理手
段112を介して、共有ディスク装置3のジョブ実行結
果ファイル32に終了ステータスを格納する。
【0027】図2は障害検出手段311および機能組込
手段312の動作を示す流れ図である。
【0028】上記の分散バッチジョブ処理継続方式にお
いて、現用コンピュータ1に障害が発生したとき、ま
ず、共有ディスク装置3が障害検出手段311によって
障害を検出する(S11)。つぎに、障害検出手段31
1は代替コンピュータ2を現用コンピュータ1の代替と
して決定する(S12)。さらに、障害検出手段311
は機能組込手段312に対して現用コンピュータから代
替コンピュータへの切替えを指示する(S13)。
【0029】機能組込手段312は、代替コンピュータ
2に対してジョブ処理部21の実行ファイル33を用い
てセットアップを行い(S21)、ジョブ処理部21を
始動する(S22)。このようにしてジョブ処理部21
が代替コンピュータ2に生成される。機能組込手段31
2は、機能も組み込み完了後、ジョブ実行結果読出手段
313を呼び出す(S23)。
【0030】ジョブ実行結果読出手段313は、共有デ
ィスク装置3の記憶装置に格納されているジョブ実行結
果ファイル32を読み出し、正常に終了した次のジョブ
を決定する。
【0031】ジョブ再投入手段314は、ジョブ実行結
果読出手段313で決定した再投入ジョブの再投入指示
を、ジョブ管理手段212に対して行う。再投入以降の
ジョブの処理はジョブ処理部21によって正常時と同様
に実行される。
【0032】図3は本発明の実施の第二の形態を示すブ
ロック図である。同図において、本発明による分散バッ
チジョブ処理継続方式は複数台の代替コンピュータを含
む代替コンピュータ群2aを有する。さらに、代替コン
ピュータ群2aを接続された共有ディスク装置3aは障
害処理部31aおよび代替優先順位ファイル34を具備
している。ここでは、障害処理部31aに含まれる障害
検出手段311aが、現用コンピュータ1の障害を検出
したときに代替優先順位ファイル34を参照して代替コ
ンピュータ群2aのなかの一つを代替コンピュータとし
て選定する。その他の構成は図1に示した分散バッチジ
ョブ継続方式と同じである。
【0033】図4は上記の代替優先順位ファイル34の
内容を例示する説明図である。同図において、代替優先
順位ファイルは、ネットワーク上に存在するマシンに対
して、障害時に代替コンピュータを決定する際の優先順
位を示しており、コンピュータごとに割り当てられた数
字が大きいほど、優先順位が高いこととする。ここで
は、コンピュータA,B,C,Dが存在し、優先順位を
それぞれ9,4,6,5とする。
【0034】図5は上記の障害検出手段311aの動作
を示す流れ図である。同図において、現用コンピュータ
1に障害が発生したとき、まず、共有ディスク装置3a
が障害検出手段311aによって障害を検出する(S3
1)。つぎに、前記障害検出手段は代替優先順位ファイ
ル34を参照し、優先順位が高いコンピュータを選ぶ。
この例ではコンピュータAを代替コンピュータに決定す
る(S32)。ここで、コンピュータAに障害があり、
代替コンピュータとならないと判断した場合には(S3
3)、次に優先順位の高いコンピュータCを代替コンピ
ュータに決定する(S34)。そして障害検出手段は機
能組込手段312に対して現用コンピュータ1からコン
ピュータAへの切替えを指示する(S35)。機能組込
手段312はコンピュータAにジョブ処理部21を実行
ファイル33から組込み、コンピュータAを代替コンピ
ュータとして立上げる。
【0035】切り替え以降の障害処理部31aおよびジ
ョブ処理部21の動作は既述した通りである。
【0036】なお、本発明による分散バッチジョブ処理
継続方式は、共有ディスク装置に含まれる制御部(図示
していない。)の主記憶に保持されたプログラムを実行
することによって動作する。このプログラムは複数のコ
ンピュータによるディスク装置の共有関係を制御する機
能の一部を構成している。
【0037】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、分散バッチジョブ処理システムにおいて、あるコ
ンピュータに障害が発生した際に、バッチジョブ処理機
能が組み込まれていない他のコンピュータへジョブの実
行を自動的に継続できる。その理由は、バッチジョブ処
理機能が組み込まれていないコンピュータにそれを自動
的に組み込む障害処理機能を有していることにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第一の形態を示すブロック図。
【図2】障害検出手段および機能組込手段の動作を示す
流れ図。
【図3】本発明の実施の第二の形態を示すブロック図。
【図4】代替優先順位ファイルの内容を例示する説明
図。
【図5】図3における障害検出手段の動作を示す流れ
図。
【符号の説明】
1 現用コンピュータ 2 代替コンピュータ 2a 代替コンピュータ群 3、3a 共有ディスク装置 11、21 ジョブ処理部 12、22 ジョブ情報ファイル 31、31a 障害処理部 32 ジョブ実行結果ファイル 33 実行ファイル 34 代替優先順位ファイル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正常時にバッチジョブ処理を実行する第
    一のコンピュータと,正常時にはバッチジョブ処理機能
    を構築していない第二のコンピュータと,前記第一およ
    び第二のコンピュータに接続された共有ディスク装置と
    を備える分散バッチジョブ処理システムにおいて、前記
    第一のコンピュータに障害が発生したとき、前記共有デ
    ィスク装置は前記障害を感知し、前記第二のコンピュー
    タへバッチジョブ処理に使用するファイルをリモートイ
    ンストールしバッチジョブ処理機能を含むコンピュータ
    として構築し、前記コンピュータを使用し継続してジョ
    ブを実行することを特徴とする分散バッチジョブ処理継
    続方式。
  2. 【請求項2】 正常時にバッチジョブ処理を実行する第
    一のコンピュータと,正常時にはバッチジョブ処理機能
    を構築していない第二のコンピュータと,前記第一およ
    び第二のコンピュータに接続された共有ディスク装置と
    を備える分散バッチジョブ処理システムにおいて、前記
    第一のコンピュータは処理を終了したジョブにつきジョ
    ブ実行結果を前記共有ディスク装置に通知し、前記第一
    のコンピュータに障害が発生したとき、前記共有ディス
    ク装置は前記障害を感知し、前記第二のコンピュータへ
    バッチジョブ処理に使用するファイルをリモートインス
    トールしバッチジョブ処理機能を含む第二のコンピュー
    タとして構築し、前記ジョブ実行結果を参照し前記第一
    のコンピュータで未処理のジョブを検知して前記バッチ
    ジョブ処理機能を含む第二のコンピュータに通知し、前
    記第二のコンピュータは前記共有ディスク装置からの通
    知に基づき前記第一のコンピュータでの処理に継続して
    未処理のジョブを実行することを特徴とする分散バッチ
    ジョブ処理継続方式。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の分散バッチジョ
    ブ処理継続方式において、前記第二のコンピュータとし
    て複数台のコンピュータが前記共有ディスク装置に接続
    されている場合、前記第一のコンピュータに障害が発生
    したとき、前記共有ディスク装置はあらかじめ定められ
    ている優先順位に従って前記複数台のコンピュータのな
    かの一つを第二のコンピュータとして指定してバッチジ
    ョブ処理機能を構築し、継続して未処理のジョブを実行
    することを特徴とする分散バッチジョブ処理継続方式。
  4. 【請求項4】 正常時にバッチジョブ処理を実行する現
    用コンピュータと,正常時にはバッチジョブ処理機能を
    構築していない代替コンピュータと,前記現用コンピュ
    ータおよび前記代替コンピュータに接続された共有ディ
    スク装置とを備える分散バッチジョブ処理システムにお
    いて、前記現用コンピュータはジョブを取込んで実行し
    その処理終了をジョブ実行結果として前記共有ディスク
    装置に通知するジョブ処理部を備え、前記共有ディスク
    装置は前記ジョブ処理部が通知してきた前記現用コンピ
    ュータのジョブ実行結果を格納するジョブ実行結果ファ
    イルと、バッチジョブ処理機能を有するジョブ処理部を
    格納する実行ファイルと、前記現用コンピュータに障害
    が発生したときそれを検知し,前記実行ファイルから前
    記ジョブ処理部を前記代替コンピュータに組込み,前記
    ジョブ実行結果ファイルを参照して前記現用コンピュー
    タで未処理のジョブを見出し,それを前記代替コンピュ
    ータに通知する障害処理部とを備え、前記代替コンピュ
    ータは前記共有ディスク装置によって組込まれたバッチ
    ジョブ処理機能を使用して前記現用コンピュータで未処
    理のジョブを実行するジョブ処理部を備えることを特徴
    とする分散バッチジョブ処理継続方式。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の分散バッチジョブ処理継
    続方式において、前記代替コンピュータとして複数台の
    コンピュータが前記共有ディスク装置に接続されている
    場合、前記共有ディスク装置は前記複数台のコンピュー
    タの一つを代替コンピュータとするあらかじめ定められ
    た優先順位を格納した代替優先順位ファイルを備え、前
    記障害処理部は前記代替優先順位ファイルを参照して前
    記複数台のコンピュータの一つを選択し、そのコンピュ
    ータに障害が発生していないときそれを代替コンピュー
    タとする処理を含むことを特徴とする分散バッチジョブ
    処理継続方式。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の分散バッチジョブ処理継
    続方式において、前記障害処理部は前記現用コンピュー
    タに障害が発生したときそれを検知するステップと、前
    記実行ファイルから前記ジョブ処理部を前記代替コンピ
    ュータに組込むステップと、前記ジョブ実行結果ファイ
    ルを参照して前記現用コンピュータで未処理のジョブを
    見出すステップと、前記未処理のジョブを前記代替コン
    ピュータに通知するステップとを含むことを特徴とする
    分散バッチジョブ処理継続方式の記録媒体。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の分散バッチジョブ処理継
    続方式において、前記障害処理部は前記代替優先順位フ
    ァイルを参照して前記複数台のコンピュータの一つを選
    択するステップと、そのコンピュータに障害が発生して
    いないときそれを代替コンピュータとするステップとを
    含むことを特徴とする分散バッチジョブ処理継続方式の
    記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006277696A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Nec Corp ジョブ実行監視システム、ジョブ制御装置、ジョブ実行方法及びジョブ制御プログラム
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