JP2001147789A - 情報処理装置および印刷制御装置およびジョブ処理方法および記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置および印刷制御装置およびジョブ処理方法および記憶媒体

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JP2001147789A
JP2001147789A JP32938599A JP32938599A JP2001147789A JP 2001147789 A JP2001147789 A JP 2001147789A JP 32938599 A JP32938599 A JP 32938599A JP 32938599 A JP32938599 A JP 32938599A JP 2001147789 A JP2001147789 A JP 2001147789A
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Jun Ikeda
純 池田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上の他の情報処理装置のジョブ
処理能力を有効活用して印刷ジョブを複数の情報処理装
置で並行処理して印刷ジョブ処理負担を分担させること
である。 【解決手段】 1つの印刷ジョブを処理する際に、印刷
ジョブを処理すべき印刷装置候補を決定した後、該印刷
ジョブを負荷分担して処理可能な他のホストコンピュー
タ1500−2が存在する場合に、負荷分担して1つの
印刷ジョブを処理するためのスケジュールと該分担処理
される印刷ジョブを取得するためのアクセスキー情報を
ホストコンピュータ1500−1がプリンタ2500に
配信し、さらに、該アクセスキー情報と分割された印刷
ジョブを検索された負荷分担処理可能なホストコンピュ
ータ1500−2に配信する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の通信媒体を
介して他の情報処理装置と複数の印刷装置と双方向通信
可能な情報処理装置および該情報処理装置または印刷装
置におけるジョブ処理方法および記憶媒体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に原始的なプリンティング環
境としては、図12に示されるように、ホストコンピュ
ータとプリンタとを何らかのインタフェースでローカル
接続し、ユーザはホストコンピュータ上で動作するソフ
トウエアを操作し、プリンタに印刷すべき情報を送出し
て印刷を実現していた。
【0003】図12は、この種の印刷システム形態の一
例を示す図である。
【0004】図12において、101はデータ供給源で
あるホストコンピュータであり、ユーザはこのホストコ
ンピュータ101上で動作するアプリケーションソフト
ウエアを操作し、データを作成している。そして、作成
したデータをユーザがプリントする際には、同ホストコ
ンピュータ101上で動作するアプリケーションソフト
ウエアを操作することにより、同ホストコンピュータ1
01上に存在するプリンタドライバソフトウエアを介し
て、接続されるプリンタで印刷可能なデータに変換し、
やはり同ホストコンピュータ101に内蔵されているプ
リンタが接続されるI/Fドライバを経由してプリンタ
コントローラ102A,プリンタエンジン102Bを備
えるプリンタ102にデータを送出する。
【0005】ここで、実際にホストコンピュータ101
からプリンタ102に送出されるデータとしては、様々
な方法がとられており、例えばプリンタに特有な印刷言
語であるPDLや、原始的なものではイメージデータを
ホストコンピュータ101が生成することにより、ビッ
トマップイメージそのものを送出するものもある。
【0006】プリンタ102側は大まかに別けて、プリ
ンタコントローラ102Aとプリンタエンジン102B
とから構成され、前者のプリンタコントローラ102A
はプリンタ102全体の制御を司り、図示しないI/F
を通じて入力されるデータを解析し、それに対応するイ
メージデータを生成し、その生成データを物理的に印刷
内容を紙などの媒体に定着し印刷を実現するプリンタエ
ンジン102Bに供給する形で、印刷を実現している。
【0007】なお、PDLのようなプリンタ言語を搭載
したプリンタに印刷する際の具体的処理内容については
様々ではあるが、基本的に印刷データの複雑化や、印刷
品位の向上に伴う解像度や階調の増加により、その処理
には多大な能力が必要となっている。
【0008】また、ホストコンピュータ101よりビッ
トマップイメージデータそのものを出力する系に於て
も、ビットマップイメージ生成に必要な処理能力は基本
的にPDLの場合と同じであり、処理を行う部分がPD
Lの場合前述プリンタコントローラ102Aが大半であ
るのに対し、ビットマップイメージそのものを送る系で
はホストコンピュータ101がその処理の大半を司るこ
とになり、いずれにせよ大きな処理能力がプリンティン
グシステム内に必要となっている。
【0009】図12はポイントtoポイントのスタンド
アローン型のプリンティングシステムであったが、機器
操作を行うユーザ数が増加し、ホストコンピュータやプ
リンタなどの資産並びにデータを共有することで合理化
を図る事の可能なネットワークに代表される双方向イン
タフェースに対応したネットワークプリンティング環境
も市場に浸透している。
【0010】図13は、この種の印刷システム形態の一
例を示す図であり、ネットワークに接続された複数のホ
ストコンピュータ、複数のプリンタ装置を示してあり、
ホストコンピュータ同志でデータの共有化を図ったり、
プリンタ装置の共有化を図っている場合に対応する。
【0011】このようなネットワーク環境に於けるプリ
ンティング環境であっても、図2の場合と同様にプリン
ティングに必要なデータとしてPDLやイメージデータ
等がホストコンピュータ/プリンタ間でやり取りされ印
刷を実現しているわけで、その意味において図12の場
合と同様、印刷処理に際してホストコンピュータ側もし
くはプリンタ側に大きな処理能力が必要となっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】一方、ネットワーク上
の各ホストコンピュータに限ってその動作状況はといえ
ば、ネットワーク上に接続されている多数のホストコン
ピュータ資源が全てジョブを実行中のビジーの状態であ
るとは決して言いきれず、大多数のコンピュータのデー
タ処理資源が何の仕事もせずにアイドル状態にあるのが
現状であり、その意味においてコンピュータの各データ
処理資源の共有化(有効利用)が図られているとは言え
ず、各コンピュータのデータ処理能力を活かした印刷処
理が行えずいずれかのプリンタのデータ処理負担が偏
り、印刷システム全体として印刷処理効率が低下すると
いう問題点があった。
【0013】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、1つの印刷ジョブを
処理する際に、各印刷装置の機能情報を取得して、該印
刷ジョブを処理すべき印刷装置候補を決定した後、該印
刷ジョブを負荷分担して処理可能な他の情報処理装置を
検索して、負荷分担可能な情報処理装置が存在する場合
に、負荷分担して1つの印刷ジョブを処理するためのス
ケジュールと該分担処理される印刷ジョブを取得するた
めのアクセスキー情報を印刷装置に配信し、さらに、該
アクセスキー情報と分割された印刷ジョブを検索された
負荷分担処理可能な他の情報処理装置に配信することに
より、ネットワーク上の他の情報処理装置のジョブ処理
能力を有効活用して印刷ジョブを複数の情報処理装置で
並行処理して印刷ジョブ処理負担を分担可能な印刷シス
テムを構築できる情報処理装置および印刷制御装置およ
びジョブ処理方法および記憶媒体を提供することであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定の通信媒体(図2に示すネットワーク500
0)を介して他の情報処理装置(図3に示すホストコン
ピュータ1500−2)と複数の印刷装置(図3に示す
プリンタ2500を含むネットワーク5000上に接続
された他の印刷装置)と双方向通信可能な情報処理装置
(図3に示すホストコンピュータ1500−1)であっ
て、各印刷装置から取得される印刷機能情報を解析して
印刷ジョブを処理すべき印刷装置候補を決定した後、前
記印刷ジョブを分担処理可能な他の情報処理装置候補を
検索する検索手段(図1に示すCPU1501が外部記
憶装置1504に記憶される制御プログラムを実行して
検索処理する)と、前記検索手段により前記印刷ジョブ
を分担処理可能な他の情報処理装置が検索された場合
に、前記印刷ジョブの負荷分担処理させるためのスケジ
ュールを決定する決定手段(図1に示すCPU1501
が外部記憶装置1504に記憶される制御プログラムを
実行して決定処理する)と、前記決定手段により決定さ
れたスケジュールに従い前記印刷ジョブを複数の印刷ジ
ョブに分割するジョブ分割手段(図1に示すCPU15
01が外部記憶装置1504に記憶される制御プログラ
ムを実行して分割処理する)と、前記検索手段により検
索された他の情報処理装置候補に対して、前記ジョブ分
割手段により分割された印刷ジョブ情報と前記印刷装置
からの印刷データ要求を認証するためのアクセスキー情
報とを配信するとともに、前記印刷装置に対して、前記
スケジュールおよび前記アクセスキー情報を配信する配
信手段(図1に示すCPU1501が外部記憶装置15
04に記憶される制御プログラムを実行して配信処理す
る)と、前記ジョブ分割手段により分割された印刷ジョ
ブを解析して前記印刷装置が印刷可能な印刷データに展
開する展開手段(図1に示すCPU1501が外部記憶
装置1504に記憶される制御プログラムを実行して展
開処理する)と、前記印刷装置からの印刷データ取得要
求に基づき、前記印刷装置から通知されるアクセスキー
情報を認証後、前記展開手段に展開された印刷データを
転送する転送手段(図1に示すCPU1501が外部記
憶装置1504に記憶される制御プログラムを実行して
転送処理する)とを有するものである。
【0015】本発明に係る第2の発明は、所定の通信媒
体(図2に示すネットワーク5000)を介して他の情
報処理装置(図3に示すホストコンピュータ1500−
1)と複数の印刷装置と双方向通信可能な情報処理装置
(図3に示すホストコンピュータ1500−2)であっ
て、前記他の情報処理装置からの動作状態要求に基づき
他の印刷ジョブを実行可能かどうかを判定する判定手段
(図1に示すCPU1501が外部記憶装置1504に
記憶される制御プログラムを実行して判定処理する)
と、前記判定手段による判定結果を前記他の情報処理装
置に通知する通知手段(図1に示すCPU1501が外
部記憶装置1504に記憶される制御プログラムを実行
して通知処理する)と、前記判定手段により他の印刷ジ
ョブを実行可能と判定された場合に、前記他の情報処理
装置から配信される分割された印刷ジョブ情報と前記他
の情報処理装置で設定された前記印刷装置からの印刷デ
ータ要求を認証するためのアクセスキー情報とを取得す
る取得手段(図1に示すCPU1501が外部記憶装置
1504に記憶される制御プログラムを実行して取得処
理する)と、前記取得手段により取得された印刷ジョブ
を解析して前記印刷装置が印刷可能な印刷データに展開
する展開手段(図1に示すCPU1501が外部記憶装
置1504に記憶される制御プログラムを実行して展開
処理する)と、前記印刷装置からの印刷データ取得要求
に基づき、前記印刷装置から通知されるアクセスキー情
報を認証後、前記展開手段に展開された指定されるペー
ジの印刷データを検索して該当ページの印刷データを転
送する転送手段(図1に示すCPU1501が外部記憶
装置1504に記憶される制御プログラムを実行して転
送処理する)とを有するものである。
【0016】本発明に係る第3の発明は、前記転送手段
は、前記印刷データを圧縮して前記印刷装置に転送する
ものである。
【0017】本発明に係る第4の発明は、所定の通信媒
体(図2に示すネットワーク5000)を介して複数の
情報処理装置(図3に示すホストコンピュータ1500
−1,1500−2)と双方向通信可能な印刷制御装置
であって、いずれかの情報処理装置からの印刷機能取得
要求に基づき所定の印刷機能情報を通知する通知手段
(図1に示すCPU2501がROM2503あるいは
図示しない外部記憶装置に記憶される制御プログラムを
実行して通知処理する)と、いずれかの情報処理装置か
ら配信される複数の情報処理装置で負荷分担処理される
印刷ジョブに対するスケジュールおよび負荷分担処理さ
れる各情報処理装置との認証を行うためのアクセスキー
情報を取得する第1の取得手段(図1に示すCPU25
01がROM2503あるいは図示しない外部記憶装置
に記憶される制御プログラムを実行して取得処理する)
と、前記第1の取得手段により取得される前記スケジュ
ールに基づいていずれかの情報処理装置により展開され
ている印刷データを取得すべき情報取得先を順次決定す
る決定手段(図1に示すCPU2501がROM250
3あるいは図示しない外部記憶装置に記憶される制御プ
ログラムを実行して決定処理する)と、前記決定手段に
より情報取得先に決定された各情報処理装置に前記アク
セス情報を通知して、展開されている印刷データ中の指
定ページの印刷データを取得する第2の取得手段(図1
に示すCPU2501がROM2503あるいは図示し
ない外部記憶装置に記憶される制御プログラムを実行し
て取得処理する)と、前記第2の取得手段により取得さ
れた指定ページの印刷データを印刷部に順次転送して印
刷させる印刷制御手段(図1に示すCPU2501がR
OM2503あるいは図示しない外部記憶装置に記憶さ
れる制御プログラムを実行して転送制御処理する)とを
有するものである。
【0018】本発明に係る第5の発明は、前記印刷制御
手段は、前記印刷データが圧縮されている場合に、該圧
縮された印刷データを伸長して印刷部に転送して印刷さ
せるものである。
【0019】本発明に係る第6の発明は、所定の通信媒
体(図2に示すネットワーク5000)を介して他の情
報処理装置(図3に示すホストコンピュータ1500−
2)と複数の印刷装置と双方向通信可能な情報処理装置
におけるジョブ処理方法であって、各印刷装置から取得
される印刷機能情報を解析して印刷ジョブを処理すべき
印刷装置候補を決定した後、前記印刷ジョブを分担処理
可能な他の情報処理装置候補を検索する検索工程(図7
に示すステップ(803))と、前記検索工程により前
記印刷ジョブを分担処理可能な他の情報処理装置が検索
された場合に、前記印刷ジョブの負荷分担処理させるた
めのスケジュールを決定する決定工程(図7に示すステ
ップ(805))と、前記決定工程により決定されたス
ケジュールに従い前記印刷ジョブを複数の印刷ジョブに
分割するジョブ分割工程(図7に示すステップ(80
3))と、前記検索工程により検索された他の情報処理
装置候補に対して、前記ジョブ分割工程により分割され
た印刷ジョブ情報と前記印刷装置からの印刷データ要求
を認証するためのアクセスキー情報とを配信するととも
に、前記印刷装置に対して、前記スケジュールおよび前
記アクセスキー情報を配信する配信工程(図7に示すス
テップ(805),(806))と、前記ジョブ分割工
程により分割された印刷ジョブを解析して前記印刷装置
が印刷可能な印刷データに展開する展開工程(図7に示
すステップ(807))と、前記印刷装置からの印刷デ
ータ取得要求に基づき、前記印刷装置から通知されるア
クセスキー情報を認証後、前記展開工程に展開された印
刷データを転送する転送工程(図7に示すステップ(8
09))とを有するものである。
【0020】本発明に係る第7の発明は、所定の通信媒
体(図2に示すネットワーク5000)を介して他の情
報処理装置(図3に示すホストコンピュータ1500−
1)と複数の印刷装置と双方向通信可能な情報処理装置
におけるジョブ処理方法であって、前記他の情報処理装
置からの動作状態要求に基づき他の印刷ジョブを実行可
能かどうかを判定する判定工程(図9に示すステップ
(1002))と、前記判定工程による判定結果を前記
他の情報処理装置に通知する通知工程(図9に示すステ
ップ(1002))と、前記判定工程により他の印刷ジ
ョブを実行可能と判定された場合に、前記他の情報処理
装置から配信される分割された印刷ジョブ情報と前記他
の情報処理装置で設定された前記印刷装置からの印刷デ
ータ要求を認証するためのアクセスキー情報とを取得す
る取得工程(図9に示すステップ(1003),(10
04))と、前記取得工程により取得された印刷ジョブ
を解析して前記印刷装置が印刷可能な印刷データに展開
する展開工程(図9に示すステップ(1005))と、
前記印刷装置からの印刷データ取得要求に基づき、前記
印刷装置から通知されるアクセスキー情報を認証後、前
記展開工程に展開された指定されるページの印刷データ
を検索して該当ページの印刷データを転送する転送工程
(図10に示すステップ(1011)〜(1017))
とを有するものである。
【0021】本発明に係る第8の発明は、前記転送工程
は、前記印刷データを圧縮して前記印刷装置に転送する
ものである。
【0022】本発明に係る第9の発明は、所定の通信媒
体(図3に示すネットワーク5000)を介して複数の
情報処理装置(図3に示すホストコンピュータ1500
−1,1500−2)と双方向通信可能な印刷制御装置
におけるジョブ処理方法であって、いずれかの情報処理
装置からの印刷機能取得要求に基づき所定の印刷機能情
報を通知する通知工程(図8に示すステップ(90
2))と、いずれかの情報処理装置から配信される複数
の情報処理装置で負荷分担処理される印刷ジョブに対す
るスケジュールおよび負荷分担処理される各情報処理装
置との認証を行うためのアクセスキー情報を取得する第
1の取得工程(図8に示すステップ(903),(90
4))と、前記第1の取得工程により取得される前記ス
ケジュールに基づいていずれかの情報処理装置により展
開されている印刷データを取得すべき情報取得先を順次
決定する決定工程(図8に示すステップ(905))
と、前記決定工程により情報取得先に決定された各情報
処理装置に前記アクセス情報を通知して、展開されてい
る印刷データ中の指定ページの印刷データを取得する第
2の取得工程(図8に示すステップ(908))と、前
記第2の取得工程により取得された指定ページの印刷デ
ータを印刷部に順次転送して印刷させる印刷制御工程
(図8に示すステップ(909))とを有するものであ
る。
【0023】本発明に係る第10の発明は、前記印刷制
御工程は、前記印刷データが圧縮されている場合に、該
圧縮された印刷データを伸長して印刷部に転送して印刷
させるものである。
【0024】本発明に係る第11の発明は、所定の通信
媒体(図2に示すネットワーク5000)を介して他の
情報処理装置(図3に示すホストコンピュータ1500
−2)と複数の印刷装置と双方向通信可能な情報処理装
置に、各印刷装置から取得される印刷機能情報を解析し
て印刷ジョブを処理すべき印刷装置候補を決定した後、
前記印刷ジョブを分担処理可能な他の情報処理装置候補
を検索する検索工程(図7に示すステップ(803))
と、前記検索工程により前記印刷ジョブを分担処理可能
な他の情報処理装置が検索された場合に、前記印刷ジョ
ブの負荷分担処理させるためのスケジュールを決定する
決定工程(図7に示すステップ(805))と、前記決
定工程により決定されたスケジュールに従い前記印刷ジ
ョブを複数の印刷ジョブに分割するジョブ分割工程(図
7に示すステップ(803))と、前記検索工程により
検索された他の情報処理装置候補に対して、前記ジョブ
分割工程により分割された印刷ジョブ情報と前記印刷装
置からの印刷データ要求を認証するためのアクセスキー
情報とを配信するとともに、前記印刷装置に対して、前
記スケジュールおよび前記アクセスキー情報を配信する
配信工程(図7に示すステップ(805),(80
6))と、前記ジョブ分割工程により分割された印刷ジ
ョブを解析して前記印刷装置が印刷可能な印刷データに
展開する展開工程(図7に示すステップ(807))
と、前記印刷装置からの印刷データ取得要求に基づき、
前記印刷装置から通知されるアクセスキー情報を認証
後、前記展開工程に展開された印刷データを転送する転
送工程(図7に示すステップ(809))と実行させる
ためのプログラムを記憶媒体にコンピュータが読み取り
可能に記録させたものである。
【0025】本発明に係る第12の発明は、所定の通信
媒体(図2に示すネットワーク5000)を介して他の
情報処理装置と複数の印刷装置と双方向通信可能な情報
処理装置に、前記他の情報処理装置からの動作状態要求
に基づき他の印刷ジョブを実行可能かどうかを判定する
判定工程(図9に示すステップ(1002))と、前記
判定工程による判定結果を前記他の情報処理装置に通知
する通知工程(図9に示すステップ(1002))と、
前記判定工程により他の印刷ジョブを実行可能と判定さ
れた場合に、前記他の情報処理装置から配信される分割
された印刷ジョブ情報と前記他の情報処理装置で設定さ
れた前記印刷装置からの印刷データ要求を認証するため
のアクセスキー情報とを取得する取得工程(図9に示す
ステップ(1003),(1004))と、前記取得工
程により取得された印刷ジョブを解析して前記印刷装置
が印刷可能な印刷データに展開する展開工程(図9に示
すステップ(1005))と、前記印刷装置からの印刷
データ取得要求に基づき、前記印刷装置から通知される
アクセスキー情報を認証後、前記展開工程に展開された
指定されるページの印刷データを検索して該当ページの
印刷データを転送する転送工程(図10に示すステップ
(1011)〜(1017))とを実行させるためのプ
ログラムを記憶媒体にコンピュータが読み取り可能に記
録させたものである。
【0026】本発明に係る第13の発明は、前記転送工
程は、前記印刷データを圧縮して前記印刷装置に転送す
るものである。
【0027】本発明に係る第14の発明は、所定の通信
媒体(図3に示すネットワーク5000)を介して複数
の情報処理装置(図3に示すホストコンピュータ150
0−1,1500−2)と双方向通信可能な印刷制御装
置に、いずれかの情報処理装置からの印刷機能取得要求
に基づき所定の印刷機能情報を通知する通知工程(図8
に示すステップ(902))と、いずれかの情報処理装
置から配信される複数の情報処理装置で負荷分担処理さ
れる印刷ジョブに対するスケジュールおよび負荷分担処
理される各情報処理装置との認証を行うためのアクセス
キー情報を取得する第1の取得工程(図8に示すステッ
プ(903),(904))と、前記第1の取得工程に
より取得される前記スケジュールに基づいていずれかの
情報処理装置により展開されている印刷データを取得す
べき情報取得先を順次決定する決定工程(図8に示すス
テップ(905))と、前記決定工程により情報取得先
に決定された各情報処理装置に前記アクセス情報を通知
して、展開されている印刷データ中の指定ページの印刷
データを取得する第2の取得工程(図8に示すステップ
(908))と、前記第2の取得工程により取得された
指定ページの印刷データを印刷部に順次転送して印刷さ
せる印刷制御工程(図8に示すステップ(909))と
を実行させるためのプログラムを記憶媒体にコンピュー
タが読み取り可能に記録させたものである。
【0028】本発明に係る第15の発明は、前記印刷制
御工程は、前記印刷データが圧縮されている場合に、該
圧縮された印刷データを伸長して印刷部に転送して印刷
させるものである。
【0029】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1は、本発明
の第1実施形態を示す情報処理装置と印刷装置とを適用
可能な印刷システムの構成を説明するブロック図であ
り、ホストコンピュータ1500とプリンタ2500が
ネットワークを介して通信可能な印刷システムに対応す
る。
【0030】ホストコンピュータ1において、CPU1
501は、ROM1503に格納されたプログラムに基
づき図形・イメージ・文字・表(表計算等を含む)等が
混在した文書処理を実行し、システムバス1508を介
して接続されている各デバイスを統括的に制御する。
【0031】RAM1502は、CPU1501の主メ
モリでワークエリア等として機能する。ROM1503
は、プログラム用メモリであり、基本的なI/0を制御
するプログラムを格納する。入力装置1505は、図示
略のキーボードやポインティングデバイスからのキー入
力を制御する。
【0032】印刷装置I/F1507は、所定の双方向
ケーブル5000を介してプリンタとの通信制御処理を
実行する。外部記憶装置1504は、上述したように図
1のスプールファイルと時間格納部を備えている。表示
装置1505は、図示略のCRTディスプレイの表示を
制御する。
【0033】また、CPU1501は、外部記憶装置1
504等に記憶された制御プログラムを実行して、すな
わち、後述するフローチャートに示される制御手順を実
行して、1つの印刷ジョブを分割して他のホストコンピ
ュータに描画処理を割当てるとともに、割り当てたホス
トコンピュータに関する情報(スケジュール情報とアク
セスキー情報とを含む)をプリンタ2500に通知す
る。これにより、空きのホストコンピュータの描画処理
能力を有効活用して、1つの印刷ジョブの描画処理負担
を複数のホストに分散させて並行処理させることができ
る。
【0034】プリンタ2500において、CPU250
1はシステムバス2508を介して接続されている各デ
バイスを統括的に制御する。RAM2502はCPUの
主メモリでワークエリア等として機能する。
【0035】入力装置2505は、プリンタ2500に
付設されたボタンの押下などのコマンドを制御する。印
刷装置I/F2504は、所定の双方向ケーブル500
0を介してホストコンピュータ1500に接続され、通
信制御処理を実行する。
【0036】また、プリンタ2500は、印刷ジョブの
分割元となるホストコンピュータ1500から通知され
るスケジュール情報とアクセスキー情報とを含むジョブ
分割処理情報を解析して、複数のホストコンピュータか
ら所定のタイミングで描画展開されたそれぞれの印刷デ
ータ(ビットマップイメージデータ)を取得しながら1
つの印刷ジョブを処理してプリント機構2507で印刷
を実行する。2506はプリント機構インタフェースで
ある。
【0037】図2〜図6は、図1に示した印刷システム
における印刷データの流れを説明するブロック図であ
り、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
【0038】こららの図において、1500−1,15
00−2はホストコンピュータで、ネットワーク500
0を介してプリンタ2500と所定のプロトコルで通信
可能に構成されている。なお、ホストコンピュータ15
00−1,1500−2は、図1に示したホストコンピ
ュータ1500−1と同等のハードウエア資源で構成さ
れているものとする。なお、データの流れを示す図2〜
図6は、アプリケーションソフトを操作するユーザがネ
ットワーク上に存在するプリンタを指定し、プリントを
開始した直後からのデータのやり取りを示したものであ
り、それ以前の処理は従来例で示したプリンティング環
境における一般の操作/動作と変りがないので詳細な説
明は割愛している。
【0039】図7は、本発明に係る情報処理装置におけ
る第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
あり、ホストコンピュータ1500−1側のデータ処理
手順に対応する。なお、(800)〜(813)は各ス
テップを示す。
【0040】先ず、ステップ(800)で処理が開始さ
れると、ステップ(801)で、ユーザがホストコンピ
ュータ1500−1を操作し、印刷するネットワーク5
000上のプリンタ候補を決定する。
【0041】具体的には、ユーザがアプリケーションA
ppliを操作し、そのアプリケーションAppliが
作成したデータを同ホストコンピュータ1500−1上
で動作するプリンタドライバPrDr→各種ドライバ→
ネットワーク5000を経由して、ネットワーク500
0上のプリンタの存在を検知しそのプリンタに出力する
ことを決定する事になる。
【0042】次に、ステップ(803)で、ホストコン
ピュータ1500−1上で動作するプリンタドライバP
rDrは、ターゲットプリンタの特性をネットワーク5
000を介してデータをプリンタとやり取りすることで
入手(読み取る)する。
【0043】なお、本実施形態の場合は説明の簡略化の
ために、ここで入手されるプリンタ特性の情報として
は、スタッカと呼ばれる高速両面印刷のために片ページ
の印刷を一時スタックさせておくことの出来る機能を有
し、印刷内容については両面印刷2ページ、印刷面4ペ
ージの印刷を行うものとしている。従って、この場合、
実際にプリンタが印刷すべきページ順序は1、3、2、
4の各ページ順になるものとしている。
【0044】次に、ステップ(803)で、ネットワー
ク5000上に存在する負荷分散可能なホストコンピュ
ータを検索する。具体的な実現方法としては特に限定さ
れるものではないが、あらかじめ負荷分散可能なホスト
コンピュータを登録しておき、その中から検索しても良
いし、無作為にネットワーク上にブロードキャストし決
定しても良いが、本実施形態の場合は前者のものとして
いる。
【0045】次に、ステップ(804)で、負荷分散対
象のホストコンピュータ(以下その負荷分散ホストコン
ピュータをホストコンピュータ1500−2と記す)の
状態を確認する。
【0046】具体的には、負荷分散対象のホストコンピ
ュータ1500−2の負荷が既に大きい場合には却って
処理分散が処理系全体の効率悪化を招くので、ここでは
単純にアイドルの状態か否かを確認しているものとす
る。
【0047】また、負荷分散が可能か否かの判断につい
ては特に限定されるものではなく、例えば過去あるタイ
ムスパンでアイドル状態のままであれば、負荷分散可能
と判断しても良いし、負荷分散対象ホストコンピュータ
1500−2の処理能力が大きければ多少処理状態であ
ったとしても負荷分散該当ホストコンピュータとして判
断しても良い。
【0048】そして、ステップ(804)で、ホストコ
ンピュータ1500−1が負荷分散対象ホストを決定、
すなわち問い合わせ先の負荷分散対象ホストコンピュー
タがジョブ投入可能であるかどうかを判定して、可能で
あると認識されればステップ(805)へ、そうでなけ
れば再びステップ(803)へ戻り、負荷分散のホスト
コンピュータ1500−1を再びネットワーク5000
上から探し出すことになる。
【0049】なお、この状態で負荷分散ホストコンピュ
ータが803〜804のステップを繰り返しても見つか
らない場合の処理については特に規定しないが、負荷分
散させずにホストコンピュータ1500−1自らが全て
のジョブを処理するものとしている。
【0050】ステップ(805)では、ステップ(80
2)で入手したプリンタ特性に合わせてジョブのスケジ
ューリングを行い、割り当てたジョブをホストコンピュ
ータ1500−2に配信する。
【0051】次に、ステップ(806)で、ホストコン
ピュータ1500−1は、印刷対象プリンタ並びにホス
トコンピュータ1500−2に対し、分散処理されたジ
ョブの処理結果であるビットマップイメージデータのア
クセス権を意味するアクセスキーを配信する。
【0052】なお、アクセスキーはセキュリテイ目的に
設定されている他、ジョブをプリンタ側からアイデンテ
ィファイする目的としても使用可能である。アクセスキ
ーの具体的データ生成法(アルゴリズム)については特
に限定しないが、使用目的に合致した形で固有のデータ
列にする必要がある。
【0053】この際にプリンタ側には、後にイメージデ
ータを引き抜くための順位に相当するジョブスケジュー
リング情報もホストコンピュータ1500−1から送出
され、これを受信したプリンタは、受信されたジョブス
ケジューリング情報と前述したアクセスキーを使用する
ことで、イメージデータを引き抜くホストコンピュータ
1500−1,1500−2の存在と、プリントに際
し、これらホストコンピュータ1500−1,1500
−2をアクセスする順序及びそのアクセス権を得ること
になり、後述するプリントシーケンスに入って行く。こ
の状態でのデータの流れは図4に示され、ジョブに対す
るアクセスキーが各ホストコンピュータ1500−1,
1500−2に伝えられると共に、1、2ページのジョ
ブJOB1,2がホストコンピュータ1500−1に、
3、4ページのジョブJOB3,4がホストコンピュー
タ1500−2に割り当てられる。
【0054】また、このようなスケジューリング情報並
びにアクセスキーの情報が同様にプリンタ側へと伝えら
れる。
【0055】次に、ホストコンピュータ1500−1
は、ステップ(807)で、ホストコンピュータ150
0−2に対してジョブを配信すると同時に、自らの画像
生成ジョブ(レンダリングジョブ)を自らのマシン、す
なわちホストコンピユータ1500−1に割り当ててお
り、その割り当てに相当する画像生成(レンダリング)
を行う。
【0056】続いて、ステップ(808)で、ジョブ終
了かどうかを判断し、NOならばステップ(807)へ
戻り、YESならばプリンタステータスを読み込み、ス
テップ(810)で、該ステータスが異常を示す内容か
どうかを判定して、YESならばステップ(813)へ
進み、処理を異常終了する。
【0057】一方、ステップ(810)で、該ステータ
スが異常を示す内容でない、すなわち正常であると判定
した場合には、ステップ(811)で、プリント終了を
待機し、プリント処理が終了したら、ステップ(81
2)で、印刷処理を終了する。
【0058】なお、本実施形態ではジョブの単位を説明
上、1ページ1ジョブとして記している。従って、前述
のスケジューリングの際にホストコンピュータ1500
−1とホストコンピュータ1500−2に各々2つのジ
ョブを渡していることになる。
【0059】図8は、本発明に係る印刷制御装置におけ
るデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
なお、(900)〜(911)は各ステップを示す。
【0060】先ず、ステップ(900)で、印刷処理を
開始すると、ステップ(901)で、ネットワーク50
00を経由してホストコンピュータ1500−1からの
プリンタ特性要求を受け、ステップ(902)で、図2
に示すようにそのステータスをホストコンピュータ15
00−1に返送する。
【0061】具体的にやり取りされる内容としては、ホ
ストコンピュータ1500−1からのプリンタ特性情報
要求に対し、プリンタ側は、スタッカつき両面プリンタ
であることを返送ステータスとして盛り込むものとす
る。
【0062】次に、ステップ(903)で、ホストコン
ピュータ1500−1よりアクセスキーを入手し、ステ
ップ(904)で、同様にホストコンピュータ1500
−1より決定されたスケジューリングを入手する。
【0063】次に、ステップ(905)で、ホストを決
定し、ステップ(906)で、該決定したホストのステ
ータスを入手し、ステップ(907)で、そのステータ
スの内容がデータレディ状態かどうかを判定して、NO
ならばステップ(906)へ戻り、YESならば、ステ
ップ(908)で、ホスト側でレンダリングされたイメ
ージデータを受信し、ステップ(909)で該受信した
イメージデータをプリンタエンジンに転送して印刷処理
を実行し、ステップ(910)で、プリント終了状態を
判定して、NOならばステップ(905)へ戻り、YE
Sならば、ステップ(911)でプリント処理を終了す
る。
【0064】これにより、印刷すべきプリントジョブ
(4ページである旨はプリンタ側にとってステップ(9
04)で既に認識されている)が更にあるかどうかをス
テップ(910)で判断し、更に印刷すべきページがあ
る場合、すなわちプリント終了でない場合には、ステッ
プ(905)に再び戻り、引き続きの印刷を以上のステ
ップを繰り返し、全てのジョブ(全てのページの印刷)
を終了する。
【0065】また、上記ステップ(905)〜(90
7)で、ステップ(904)までのステップでアクセス
キー並びにスケジューリング情報を入手したプリンタ
は、ジョブの内容(本実施形態の場合ではプリンタに備
わるスタッカ機能を用いた両面2枚、計4ページの印
刷)に合わせてプリンタエンジン(物理的に紙などの媒
体に印刷結果を定着させる装置をこう記している)にそ
の印刷を実現可能な各種セッティングを実施し、印刷可
能な状態(上記のように物理的に定着を実現する装置で
あるが故、印刷可能になるまで一定の時間を有するのが
一般的で、具体的にはLBP等の電子写真系では定着器
の温度上昇や、スキャナの立ち上がり時間、ベーパのプ
レフィード等がある)になるのを待ち、印刷シーケンス
(これまでに受信されたスケジューリング情報から最初
はホストコンピュータ1500−1の1ページ目の画
像、次にホストコンピュータ1500−2の3ページ目
の画像、再びホストコンピュータ1500−1の2ペー
ジ目の画像、最後にホストコンピュータ1500−2の
4ページの画像をこれらの順に印刷する)に合わせてホ
ストコンピュータに対し画像データを要求すべく、ステ
ップ(905)で、次に印刷すべき画像を受信すべきホ
ストコンピュータを決定し、該決定されたホストコンピ
ュータに対し、既にステップ(903)で受信している
アクセスキーをアクセス権の証としてステータスの要求
を行いそれをステップ(906)でステータスを受信
し、データがアベイラブル(データレディ)か否かをス
テップ(907)で判断し、データレディであれば、ス
テップ(908)のステップへ、そうでなければ906
のステップへと戻り、データを引き抜くホストコンピュ
ータ側のデータ生成終了をポーリングする形となってい
る。
【0066】なお、ここではポーリングする形で説明し
てきたが(図8中のステップ(906)、(907)の
ループ及び後述する図10中のステップ(1014)、
(1015)のループに限定されるわけではなく、プリ
ンタ側はただ単にデータ要求をホストコンピュータがス
テップに発行し、データの到来を待つと共に、異常状態
に対応するためにタイムアウトなどのエラーリカバリー
機能を備えることで、ポーリング処理形式を避け、ネッ
トワークトラフイックを押さえる形にしても良い。
【0067】一方、プリンタ側はホストコンピュータ側
から送出されるイメージデータをステップ(908)で
受信し、ステップ(909)で、そのデータをプリンタ
エンジンを経由して印刷する。
【0068】なお、ここで、ホストコンピュータ側から
送出し、プリンタ側で受信されるイメージデータそのも
ののデータフォーマットについては特に限定はなく、あ
る圧縮/伸長アルゴリズムをホストコンピュータ側/プ
リンタ側双方に備え、それらが目的とするパフォーマン
スを発揮できるに足りる処理能力(圧縮/伸長時間)を
確保するようインプリメントできれば、トッラフイック
データ量の削減を実現することも可能である。更に圧縮
/伸長をインプリメントし、通信に伴うデータレートを
高いレベルで確保し、同様にプリンタ側での伸長処理時
間を高いレベルで維持できるのであれば、本実施例のよ
うに1ページのイメージデータ通信を処理単位にせず、
ある一定のバンド単位を処理単位とすることで、タイム
シェアし、印刷環境を実現しつつプリンタ側のメモリを
削減可能である。
【0069】以上のステップで4ページ中1ページの印
刷が実現したが、引き続き次のページについても同様に
プリンタ側がデータ要求を行うホストコンピュータにつ
いて、ホストコンピュータ1500−2双方を切り替え
つつイメージデータを引き抜き、印刷を実現して行く。
【0070】この様子を示したものが図5と図6であ
り、本実施形態では、前述のジョブのスケジューリング
により決定されているプリンタがアクセスすべきホスト
コンピュータのアクセス順は、ホストコンピュータ15
00−1、ホストコンピュータ1500−2、ホストコ
ンピュータ1500−1、ホストコンピュータ1500
−2の順で相互に各2回となるが、ホストコンピュータ
1500−1へのアクセス状況を図5に、ホストコンピ
ュータ1500−2へのアクセス状況を図6に示してい
る。
【0071】以上述べてきたように、プリンタ特性(本
実施形態ではスタッカつきという特性)からジョブの負
荷分散スケジューリングを実現し、プリンタの印刷順位
を考慮にいれて、印刷に対してクリティカルなイメージ
描画処理を、ネットワークを介して他の処理パワーリソ
ースを有効活用することで、トータルでのパフォーマン
スの広報を期待できるプリンティング環境を提供するこ
とが可能である。
【0072】図9は、本発明に係る情報処理装置におけ
る第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
あり、分散対象のホストコンピュータ1500−2のデ
ータ処理手順に対応する。なお、(1000)〜(10
09)は各ステップを示す。
【0073】先ず、ステップ(1000)で処理が開始
されると、図9に示すように、ステップ(1001)
で、負荷状況を問い合わせる動作状態要求をホストコン
ピュータ1500−1から受け、ステップ(1002)
で、現在の負荷状況を判断し、新たなジョブを処理可能
な状態であるかどうかを判定して、新たなジョブを処理
可能な状態でないと判定した場合には、ジョブの受付を
拒絶するため、ステップ(1009)へ進み処理を終了
する。
【0074】一方、ステップ(1002)で、新たなジ
ョブを処理可能な状態であると判定した場合は、ステッ
プ(1003)で、ホストコンピュータ1500−1よ
りジョブを受信し、ステップ(1004)で、ホストコ
ンピュータ1500−1よりアクセスキーを受信した
ら、ステップ(1005)で、ホストコンピュータ15
00−1,1500−2双方が、割り当てられたジョブ
についてのレンダリング(イメージデータ生成)を行
う。
【0075】ここで、レンダリングの実現方法について
は特に限定される事はなく、ソフトウエアを用いている
ものや、ハードウエアアクセラレータを用いて高速描画
を実現するものも市場に浸透しているが、各々のホスト
コンピュータに実装されているレンダリングエンジン
(ソフト/ハード)を用いて描画イメージデータ生成を
実現すれば良い。
【0076】なお、レンダリング速度に関する情報を、
図7中のステップ(804)、図9中のステップ(10
02)、及び図3の状態でやり取りされるホストコンピ
ュータ間の情報通信時に行い、その特性を前述のジョブ
負荷分散時に考慮にいれて負荷分散することも可能であ
り、これにより更に整合性の取れたプリンティングシス
テムが実現可能である。
【0077】次に、ステップ(1006)で、データレ
ディかどうかを判定して、NOならばステップ(100
5)へ戻り、YESならばステップ(1007)で、後
述するページレディ状態となる。
【0078】そして、ステップ(1008)で、1ジョ
ブについて終了したか否かを確認し、終了してないと判
定した場合は、引き続きレンダリングを行うべくステッ
プ(1005)へ、終了していると判定した場合は、ス
テップ(1009)へと進む。
【0079】ここで、ステップ(1006)へ進んだ時
点では、1ページの描画イメージデータの生成が終了し
たことになる。
【0080】すなわち、1ページのジョブを実行し、1
ページのレンダリングイメージデータ生成をステップ
(1005),(1006)で終了したならば、ステッ
プ(1007)で、ホストコンピュータからのデータ転
送要求に答えられる状態、すなわちページレデイ状態に
なる。
【0081】なお、ここでの具体的な動作としては、プ
リンタ側からの画像転送要求があった場合にそれに応答
しデータを返送するタスクへの生成描画データとそのデ
ータのバリッド操作(データ転送可能設定)等になるわ
けである。
【0082】以上のステップまでで、少なくとも1ペー
ジ分のデータ要求がプリン夕側より発生した場合にデー
タを返送できる状態になったが、ステップ(1008)
にて、更に次のジョブ、すなわち次のページが存在する
かを判断しており、次のジョブがあると判断した場合
は、ステップ(1005)へ戻り、次のページのレンダ
リングを行う。
【0083】なお、ここでプリンタ特性に合わせてジョ
ブのスケジューリングをする際、更にプリンタの解像度
や階調、並びに速度を加味して、スケジューリングに加
えて生成すべき描画イメージデータの設定をすることに
より、よりフレキシビリティに富んだプリンティングシ
ステムを構築することも可能である。
【0084】図10は、本発明に係る情報処理装置にお
ける第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、分散対象のホストコンピュータ1500−2の
データ処理手順に対応する。なお、(1010)〜(1
018)は各ステップを示し、図9に示した(100
0)〜(1009)までの動作タスクとは更に異なった
別タスクとしてホストコンピュータ1500−1,15
00−2で動作するものとし、こちらのタスクはプリン
タからのデータ転送要求に対応するタスクとなってい
る。
【0085】また、ホストコンピュータ1500−1,
1500−2共に、ジョブの実行以降のレンダリング動
作関係は図9のフローチャートと全く同じと考えて良
く、従ってホストコンピュータ1500−1上では以後
図7と図9の動作が別のタスクとして動作することにな
る。
【0086】先ず、ステップ(1010)で処理を開始
すると、ステップ(1011)で、プリンタ側からのア
クセスキーを受信し、次に、ステップ(1012)で、
ステータス要求を受信したならば、ステップ(101
3)で、これらを受信したホストコンピュータはこれま
でに受信されたアクセスキーとステータス要求内容に合
致するジョブが存在(該当)しているかどうかを判断
し、該当するジョブが無かったり、アクセスキーそのも
のが不当であったと判定した場合などは、ステップ(1
017)へ進み、例外処理を実行して、ステップ(10
18)で処理を終了する。
【0087】一方、ステップ(1013)で、該当ジョ
ブが存在し、アクセスキーも正常であったと判断した場
合は、ステップ(1014)に進み、該当ページを検索
し、ステップ(1015)で、レディ状態かどうかを判
定して、NOならばステップ(1014)へ戻る。
【0088】一方、ステップ(1015)でレディ状態
であると判定された場合には、ステップ(1016)
で、ホストコンピュータ1500−2側は1ジョブに対
する描画イメージデータ生成が終了しているので、イメ
ージデータをプリンタ側に送出し、1ページ分のイメー
ジデータの送出を終えることで、ステップ(1018)
で、タスクを終了する。
【0089】なお、ステップ(1013)において、該
当ジョブとアクセスキーについては同ホストコンピュー
タ上の別タスクによって、前述の1003、1004の
ステップで既に入手してあるのでこの判断が可能とな
る。
【0090】また、ステップ(1017)へ進んだ例外
処理については、その対応方法について特に限定するも
のではなく、例えばエラーステータスをプリンタ側に返
送し、プリンタ側は印刷に関する全てのジョブを発行し
たクライアント(この場合ユーザがアプリケーションソ
フトをコントロールしているホストコンピュータ150
0−1)にその旨伝え、ユーザに指示を仰ぐ形にしても
良い。
【0091】プリンタ側からのステータス要求を受けた
ホストコンピュータ1500−1もしくはホストコンピ
ュータ1500−2は、次にステータス要求に該当する
ページジョブの終了について検索を行う。
【0092】これは前述した同ホストコンピュータ内の
別タスクでのステップであるステップ1007を通った
か否かがその結果になるわけである。
【0093】〔第2実施形態〕上記実施形態では、ユー
ザがスタッカつきのプリンタを印刷装置に指定すること
により、ページジョブの振り分けをホストコンピュータ
1500−1が1、2ページ、ホストコンピュータ15
00−2が3、4ページになる旨記してきたが、この逆
でホストコンピュータ1500−1が3、4ページ、ホ
ストコンピュータ1500−2が1、2ページとなるよ
うスケジューリングしても同様の効果が期待できる。又
例えばスタッカが無いプリンタを印刷装置としてユーザ
が指定した際には、ホストコンピュータ1500−1が
1、3ページ、ホストコンピュータ1500−2が2、
4ページとなる様(もしくはその逆)スケジューリング
しても良い。
【0094】また、上記実施形態では、ジョブの負荷分
散を行うホストコンピュータを2台で記してきたが、こ
れに限定されるものではなく、更に多くのホストコンピ
ュータを用いて負荷分散を行っても良く、特に印刷ジョ
ブ数(印刷ページ数)が多く、ターゲットプリンタが物
理的の高速であれば高パフォーマンスを期待できる。
【0095】さらに、上記実施形態では負荷分散決定ア
ルゴリズムについても、ホストコンピュータ1500−
1とホストコンピュータ1500−2とが、イコールコ
ンディション(処理能力が同等レベル)であるように説
明してきたが、実際の状況は必ずこれに当てはまると言
うわけではないので、描画レンダリング能力に合わせて
負荷分散をする機能を付加することにより、より整合性
の取れた負荷分散の環境が実現できる。この場合本実施
形態の場合のように2ページずつのジョブ負荷分散では
なく、1対3のようなジョブ数の負荷分散になるケース
もあるわけである。
【0096】ここでの負荷分散決定の条件として、プリ
ンタ特性をその要因としてあげており、更にその特性と
して本実施例ではスタッカつきプリンタである旨記して
きたが、このようなプリンタ特性に限定されるものでは
なく、例えばLBPに代表されるようなページプリンタ
では、ファーストページの物理的印刷時間は、連続プリ
ント中の印刷時間より時間が掛る(ペーパのフィード等
が必要)ので、それらも加味して印刷に際してクリティ
カルなジョブを負荷分散することで、より整合性の取れ
た高パフォーマンスの負荷分散環境が実現可能である。
【0097】また、上記実施形態ではジョブの振り分け
単位としてページ単位を用いて説明してきたが、これに
限定されるわけではなく、物理的なデータレートと印刷
速度とをうまく同期することによって、バンディグ描画
でも同様の対応が可能である。
【0098】さらに、本実施形態ではホストコンピュー
タ並びにプリンタ装置とはネットワークで結ばれている
旨説明してきたが、これに限定されるものではなく、双
方向のインタフェースであり、且つ複数の装置が同一の
インタフェースに共存可能で、それぞれの装置間でのデ
ータのやり取りが可能であればよい。この際にジョブの
負荷分散や、生成描画イメージデータのやり取りに際し
ての通信速度によっては、描画イメージ生成を行うジョ
ブの負荷分散を行っても意味が無くなる可能性(すなわ
ちタイミング/処理能力クリティカルな部分が負荷その
ものではなく通信速度そのものになる可能性)がある
が、それは効果の大きさの問題であり、別の問題と言え
る。
【0099】さらに、上記実施形態では、プリンタエン
ジンとしてレーザビームプリンタエンジンを例として説
明したが、プリンタエンジンについても特に限定するも
のではない。
【0100】以下、図11に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る情報処理装置,印刷制御装置を適用可能
な印刷システムで読み出し可能なデータ処理プログラム
の構成について説明する。
【0101】図11は、本発明に係る情報処理装置,印
刷制御装置を適用可能な印刷システムで読み出し可能な
各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリ
マップを説明する図である。
【0102】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0103】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0104】本実施形態における図7〜図10に示す機
能が外部からインストールされるプログラムによって、
ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そし
て、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD
等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外
部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置
に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0105】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0106】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0107】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0108】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0109】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
〜第15の発明によれば、1つの印刷ジョブを処理する
際に、各印刷装置の機能情報を取得して、該印刷ジョブ
を処理すべき印刷装置候補を決定した後、該印刷ジョブ
を負荷分担して処理可能な他の情報処理装置を検索し
て、負荷分担可能な情報処理装置が存在する場合に、負
荷分担して1つの印刷ジョブを処理するためのスケジュ
ールと該分担処理される印刷ジョブを取得するためのア
クセスキー情報を印刷装置に配信し、さらに、該アクセ
スキー情報と分割された印刷ジョブを検索された負荷分
担処理可能な他の情報処理装置に配信するので、ネット
ワーク上の他の情報処理装置のジョブ処理能力を有効活
用して印刷ジョブを複数の情報処理装置で並行処理して
印刷ジョブ処理負担を分担可能な印刷システムを構築で
きる。
【0111】また、複数の情報処理装置で分担処理され
て展開された印刷データを圧縮して印刷装置に転送でき
るため、1つの印刷ジョブ処理時におけるネットワーク
上のトラフィックを抑えながら効率よく印刷ジョブを処
理することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す情報処理装置と印
刷装置とを適用可能な印刷システムの構成を説明するブ
ロック図である。
【図2】図1に示した印刷システムにおける印刷データ
の流れを説明するブロック図である。
【図3】図1に示した印刷システムにおける印刷データ
の流れを説明するブロック図である。
【図4】図1に示した印刷システムにおける印刷データ
の流れを説明するブロック図である。
【図5】図1に示した印刷システムにおける印刷データ
の流れを説明するブロック図である。
【図6】図1に示した印刷システムにおける印刷データ
の流れを説明するブロック図である。
【図7】本発明に係る情報処理装置における第1のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る印刷制御装置におけるデータ処理
手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係る情報処理装置における第2のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図10】本発明に係る情報処理装置における第3のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図11】本発明に係る情報処理装置,印刷制御装置を
適用可能な印刷システムで読み出し可能な各種データ処
理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明
する図である。
【図12】この種の印刷システム形態の一例を示す図で
ある。
【図13】この種の印刷システム形態の一例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1500 ホストコンピュータ 1501 CPU 1502 RAM 1503 ROM 2500 プリンタ 2501 CPU 2502 RAM 2503 ROM

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信媒体を介して他の情報処理装
    置と複数の印刷装置と双方向通信可能な情報処理装置で
    あって、 各印刷装置から取得される印刷機能情報を解析して印刷
    ジョブを処理すべき印刷装置候補を決定した後、前記印
    刷ジョブを分担処理可能な他の情報処理装置候補を検索
    する検索手段と、 前記検索手段により前記印刷ジョブを分担処理可能な他
    の情報処理装置が検索された場合に、前記印刷ジョブの
    負荷分担処理させるためのスケジュールを決定する決定
    手段と、 前記決定手段により決定されたスケジュールに従い前記
    印刷ジョブを複数の印刷ジョブに分割するジョブ分割手
    段と、 前記検索手段により検索された他の情報処理装置候補に
    対して、前記ジョブ分割手段により分割された印刷ジョ
    ブ情報と前記印刷装置からの印刷データ要求を認証する
    ためのアクセスキー情報とを配信するとともに、前記印
    刷装置に対して、前記スケジュールおよび前記アクセス
    キー情報を配信する配信手段と、 前記ジョブ分割手段により分割された印刷ジョブを解析
    して前記印刷装置が印刷可能な印刷データに展開する展
    開手段と、 前記印刷装置からの印刷データ取得要求に基づき、前記
    印刷装置から通知されるアクセスキー情報を認証後、前
    記展開手段に展開された印刷データを転送する転送手段
    と、を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 所定の通信媒体を介して他の情報処理装
    置と複数の印刷装置と双方向通信可能な情報処理装置で
    あって、 前記他の情報処理装置からの動作状態要求に基づき他の
    印刷ジョブを実行可能かどうかを判定する判定手段と、 前記判定手段による判定結果を前記他の情報処理装置に
    通知する通知手段と、 前記判定手段により他の印刷ジョブを実行可能と判定さ
    れた場合に、前記他の情報処理装置から配信される分割
    された印刷ジョブ情報と前記他の情報処理装置で設定さ
    れた前記印刷装置からの印刷データ要求を認証するため
    のアクセスキー情報情報とを取得する取得手段と、 前記取得手段により取得された印刷ジョブを解析して前
    記印刷装置が印刷可能な印刷データに展開する展開手段
    と、 前記印刷装置からの印刷データ取得要求に基づき、前記
    印刷装置から通知されるアクセスキー情報を認証後、前
    記展開手段に展開された指定されるページの印刷データ
    を検索して該当ページの印刷データを転送する転送手段
    と、を有することを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記転送手段は、前記印刷データを圧縮
    して前記印刷装置に転送することを特徴とする請求項1
    または2記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 所定の通信媒体を介して複数の情報処理
    装置と双方向通信可能な印刷制御装置であって、 いずれかの情報処理装置からの印刷機能取得要求に基づ
    き所定の印刷機能情報を通知する通知手段と、 いずれかの情報処理装置から配信される複数の情報処理
    装置で負荷分担処理される印刷ジョブに対するスケジュ
    ールおよび負荷分担処理される各情報処理装置との認証
    を行うためのアクセスキー情報を取得する第1の取得手
    段と、 前記第1の取得手段により取得される前記スケジュール
    に基づいていずれかの情報処理装置により展開されてい
    る印刷データを取得すべき情報取得先を順次決定する決
    定手段と、 前記決定手段により情報取得先に決定された各情報処理
    装置に前記アクセス情報を通知して、展開されている印
    刷データ中の指定ページの印刷データを取得する第2の
    取得手段と、 前記第2の取得手段により取得された指定ページの印刷
    データを印刷部に順次転送して印刷させる印刷制御手段
    と、を有することを特徴とする印刷制御装置。
  5. 【請求項5】 前記印刷制御手段は、前記印刷データが
    圧縮されている場合に、該圧縮された印刷データを伸長
    して印刷部に転送して印刷させることを特徴とする請求
    項4記載の印刷制御装置。
  6. 【請求項6】 所定の通信媒体を介して他の情報処理装
    置と複数の印刷装置と双方向通信可能な情報処理装置に
    おけるジョブ処理方法であって、 各印刷装置から取得される印刷機能情報を解析して印刷
    ジョブを処理すべき印刷装置候補を決定した後、前記印
    刷ジョブを分担処理可能な他の情報処理装置候補を検索
    する検索工程と、 前記検索工程により前記印刷ジョブを分担処理可能な他
    の情報処理装置が検索された場合に、前記印刷ジョブの
    負荷分担処理させるためのスケジュールを決定する決定
    工程と、 前記決定工程により決定されたスケジュールに従い前記
    印刷ジョブを複数の印刷ジョブに分割するジョブ分割工
    程と、 前記検索工程により検索された他の情報処理装置候補に
    対して、前記ジョブ分割工程により分割された印刷ジョ
    ブ情報と前記印刷装置からの印刷データ要求を認証する
    ためのアクセスキー情報とを配信するとともに、前記印
    刷装置に対して、前記スケジュールおよび前記アクセス
    キー情報を配信する配信工程と、 前記ジョブ分割工程により分割された印刷ジョブを解析
    して前記印刷装置が印刷可能な印刷データに展開する展
    開工程と、 前記印刷装置からの印刷データ取得要求に基づき、前記
    印刷装置から通知されるアクセスキー情報を認証後、前
    記展開工程に展開された印刷データを転送する転送工程
    と、を有することを特徴とするジョブ処理方法。
  7. 【請求項7】 所定の通信媒体を介して他の情報処理装
    置と複数の印刷装置と双方向通信可能な情報処理装置に
    おけるジョブ処理方法であって、 前記他の情報処理装置からの動作状態要求に基づき他の
    印刷ジョブを実行可能かどうかを判定する判定工程と、 前記判定工程による判定結果を前記他の情報処理装置に
    通知する通知工程と、 前記判定工程により他の印刷ジョブを実行可能と判定さ
    れた場合に、前記他の情報処理装置から配信される分割
    された印刷ジョブ情報と前記他の情報処理装置で設定さ
    れた前記印刷装置からの印刷データ要求を認証するため
    のアクセスキー情報情報とを取得する取得工程と、 前記取得工程により取得された印刷ジョブを解析して前
    記印刷装置が印刷可能な印刷データに展開する展開工程
    と、 前記印刷装置からの印刷データ取得要求に基づき、前記
    印刷装置から通知されるアクセスキー情報を認証後、前
    記展開工程に展開された指定されるページの印刷データ
    を検索して該当ページの印刷データを受け渡す受け渡し
    工程と、を有することを特徴とするジョブ処理方法。
  8. 【請求項8】 前記転送工程は、前記印刷データを圧縮
    して前記印刷装置に転送することを特徴とする請求項6
    または7記載のジョブ処理方法。
  9. 【請求項9】 所定の通信媒体を介して複数の情報処理
    装置と双方向通信可能な印刷制御装置におけるジョブ処
    理方法であって、 いずれかの情報処理装置からの印刷機能取得要求に基づ
    き所定の印刷機能情報を通知する通知工程と、 いずれかの情報処理装置から配信される複数の情報処理
    装置で負荷分担処理される印刷ジョブに対するスケジュ
    ールおよび負荷分担処理される各情報処理装置との認証
    を行うためのアクセスキー情報を取得する第1の取得工
    程と、 前記第1の取得工程により取得される前記スケジュール
    に基づいていずれかの情報処理装置により展開されてい
    る印刷データを取得すべき情報取得先を順次決定する決
    定工程と、 前記決定工程により情報取得先に決定された各情報処理
    装置に前記アクセス情報を通知して、展開されている印
    刷データ中の指定ページの印刷データを取得する第2の
    取得工程と、 前記第2の取得工程により取得された指定ページの印刷
    データを印刷部に順次転送して印刷させる印刷制御工程
    と、を有することを特徴とするジョブ処理方法。
  10. 【請求項10】 前記印刷制御工程は、前記印刷データ
    が圧縮されている場合に、該圧縮された印刷データを伸
    長して印刷部に転送して印刷させることを特徴とする請
    求項9記載のジョブ処理方法。
  11. 【請求項11】 所定の通信媒体を介して他の情報処理
    装置と複数の印刷装置と双方向通信可能な情報処理装置
    に、 各印刷装置から取得される印刷機能情報を解析して印刷
    ジョブを処理すべき印刷装置候補を決定した後、前記印
    刷ジョブを分担処理可能な他の情報処理装置候補を検索
    する検索工程と、 前記検索工程により前記印刷ジョブを分担処理可能な他
    の情報処理装置が検索された場合に、前記印刷ジョブの
    負荷分担処理させるためのスケジュールを決定する決定
    工程と、 前記決定工程により決定されたスケジュールに従い前記
    印刷ジョブを複数の印刷ジョブに分割するジョブ分割工
    程と、 前記検索工程により検索された他の情報処理装置候補に
    対して、前記ジョブ分割工程により分割された印刷ジョ
    ブ情報と前記印刷装置からの印刷データ要求を認証する
    ためのアクセスキー情報とを配信するとともに、前記印
    刷装置に対して、前記スケジュールおよび前記アクセス
    キー情報を配信する配信工程と、 前記ジョブ分割工程により分割された印刷ジョブを解析
    して前記印刷装置が印刷可能な印刷データに展開する展
    開工程と、 前記印刷装置からの印刷データ取得要求に基づき、前記
    印刷装置から通知されるアクセスキー情報を認証後、前
    記展開工程に展開された印刷データを転送する転送工程
    と、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータが読み取り可能な記憶媒体。
  12. 【請求項12】 所定の通信媒体を介して他の情報処理
    装置と複数の印刷装置と双方向通信可能な情報処理装置
    に、 前記他の情報処理装置からの動作状態要求に基づき他の
    印刷ジョブを実行可能かどうかを判定する判定工程と、 前記判定工程による判定結果を前記他の情報処理装置に
    通知する通知工程と、 前記判定工程により他の印刷ジョブを実行可能と判定さ
    れた場合に、前記他の情報処理装置から配信される分割
    された印刷ジョブ情報と前記他の情報処理装置で設定さ
    れた前記印刷装置からの印刷データ要求を認証するため
    のアクセスキー情報情報とを取得する取得工程と、 前記取得工程により取得された印刷ジョブを解析して前
    記印刷装置が印刷可能な印刷データに展開する展開工程
    と、 前記印刷装置からの印刷データ取得要求に基づき、前記
    印刷装置から通知されるアクセスキー情報を認証後、前
    記展開工程に展開された指定されるページの印刷データ
    を検索して該当ページの印刷データを転送する転送工程
    と、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータが読み取り可能な記憶媒体。
  13. 【請求項13】 前記転送工程は、前記印刷データを圧
    縮して前記印刷装置に転送することを特徴とする請求項
    11または12記載の記憶媒体。
  14. 【請求項14】 所定の通信媒体を介して複数の情報処
    理装置と双方向通信可能な印刷制御装置に、 いずれかの情報処理装置からの印刷機能取得要求に基づ
    き所定の印刷機能情報を通知する通知工程と、 いずれかの情報処理装置から配信される複数の情報処理
    装置で負荷分担処理される印刷ジョブに対するスケジュ
    ールおよび負荷分担処理される各情報処理装置との認証
    を行うためのアクセスキー情報を取得する第1の取得工
    程と、 前記第1の取得工程により取得される前記スケジュール
    に基づいていずれかの情報処理装置により展開されてい
    る印刷データを取得すべき情報取得先を順次決定する決
    定工程と、 前記決定工程により情報取得先に決定された各情報処理
    装置に前記アクセス情報を通知して、展開されている印
    刷データ中の指定ページの印刷データを取得する第2の
    取得工程と、 前記第2の取得工程により取得された指定ページの印刷
    データを印刷部に順次転送して印刷させる印刷制御工程
    と、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータが読み取り可能な記憶媒体。
  15. 【請求項15】 前記印刷制御工程は、前記印刷データ
    が圧縮されている場合に、該圧縮された印刷データを伸
    長して印刷部に転送して印刷させることを特徴とする請
    求項14記載の記憶媒体。
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