JP2001147459A - アイリス駆動装置及びアイリス駆動装置を有する電子機器 - Google Patents

アイリス駆動装置及びアイリス駆動装置を有する電子機器

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JP2001147459A
JP2001147459A JP32857699A JP32857699A JP2001147459A JP 2001147459 A JP2001147459 A JP 2001147459A JP 32857699 A JP32857699 A JP 32857699A JP 32857699 A JP32857699 A JP 32857699A JP 2001147459 A JP2001147459 A JP 2001147459A
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Japan
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rotating body
shape memory
memory alloy
alloy member
driving device
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JP32857699A
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English (en)
Inventor
Takashi Kayama
俊 香山
Yasuhiro Kataoka
安弘 片岡
Masahiro Suzuki
雅浩 鈴木
Takayoshi Noji
孝義 野地
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Sony Corp
Tamron Co Ltd
Original Assignee
Sony Corp
Tamron Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄型化及び小型化を図ることができるアイリ
ス駆動装置及びアイリス駆動装置を有する電子機器を提
供すること。 【解決手段】 移動することにより光量を調整する第1
絞り羽根101と第2絞り羽根102と、第1部分が第
1絞り羽根101に連結され、第2部分が第2絞り羽根
102に連結されている回転体132と、固定部10
6,107と、一端部が回転体132の第1部分に取り
付けられ他端部が固定部106,107に取り付けら
れ、通電することで引っ張り力を発揮して回転体132
の回転角を規定する第1形状記憶合金部材104と、一
端部が回転体132の第2部分に取り付けられ他端部が
固定部106,107に取り付けられ、通電することで
引っ張り力を発揮して回転体132の回転角を規定する
第2形状記憶合金部材105を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光量を調整するた
めに駆動するアイリス駆動装置及びアイリス駆動装置を
有する電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ヨーク(回動体)の回転に連動して動作
される駆動体を有する駆動機構、例えば、アイリス機構
を有するビデオカメラがある。このようなビデオカメラ
に設けられた従来のアイリス機構の一例を、図18及び
図19に示す。アイリス機構aはそれぞれ所定の形状を
成す絞り羽根b,cを互いにスライド動作させ、絞り羽
根b,cによって開口dの形状を変化させて光量の調節
を行う。絞り羽根b,cは、それぞれ羽根部e,fとこ
の羽根部e,fから突出された支持部g,hとが一体に
形成されて成り、支持部g,hにはそれぞれ長孔i,j
が形成されている。
【0003】絞り羽根b,cは電磁モータkの駆動力に
よってスライド動作され、この電磁モータkのモータ軸
lに回動体として機能する回動アームmの中央部が固定
されている。回動アームmの両端部には支持ピンn,o
が突設され、支持ピンn,oがそれぞれ絞り羽根b,c
の長孔i,jに挿入され、これにより絞り羽根b,cが
回動アームmに支持されている。電磁モータkが回転さ
れると、同期して回動アームmが回動され、電磁モータ
kの回転方向に従って絞り羽根b,cが互いに異なる方
向へスライド動作される。そして、絞り羽根b,cの位
置関係によって、開口dの大きさが変化され、開口dを
通過する光量の調節が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来のビデオカメラに設けられたアイリス機構aにあって
は、電磁モータkのモータ軸lに固定された回動アーム
mを回動させて絞り羽根b,cを動作させているため、
アイリス機構aの構成要素である絞り羽根b,c、回動
アームm及び電磁モータkの全てを光路OPに沿う方向
に直列状に配置しなければならず、その分ビデオカメラ
が長くなり大型となってしまうという問題がある。ま
た、絞り羽根b,cを動作させる電磁モータkの配置位
置が、絞り羽根b,cに対して定まってしまうため、ア
イリス機構aを有するビデオカメラの設計の自由度を損
なっているという問題もある。そこで本発明は上記課題
を解消し、薄型化及び小型化を図ることができるアイリ
ス駆動装置及びアイリス駆動装置を有する電子機器を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、光量
を調整するために駆動するアイリス駆動装置であり、移
動することにより前記光量を調整する第1絞り羽根と第
2絞り羽根と、第1部分が第1絞り羽根に連結され、第
2部分が第2絞り羽根に連結されている回転体と、固定
部と、一端部が前記回転体の前記第1部分に取り付けら
れ他端部が前記固定部に取り付けられ、通電することで
引っ張り力を発揮して前記回転体の回転角を規定するた
めの第1形状記憶合金部材と、一端部が前記回転体の前
記第2部分に取り付けられ他端部が前記固定部に取り付
けられ、通電することで引っ張り力を発揮して前記回転
体の回転角を規定するための第2形状記憶合金部材と、
を備えることを特徴とするアイリス駆動装置である。
【0006】請求項1では、第1絞り羽根と第2絞り羽
根が光量を調整するために相対的に移動するようになっ
ている。回転体は、第1部分が第1絞り羽根に連結され
第2部分が第2絞り羽根に連結されている。第1形状記
憶合金部材の一端部は、回転体の第1部分に取り付けら
れ、第1形状記憶合金部材の他端部は固定部に取り付け
られている。この第1形状記憶合金部材に通電すること
で、引っ張り力を発揮して回転体の回転角を規定する。
第2形状記憶合金部材の一端部は回転体の第2部分に取
り付けられ、第2形状記憶合金部材の他端部は固定部に
取り付けられている。第2形状記憶合金部材は、通電す
ることで引っ張り力を発揮して回転体の回転角を規定す
る。これにより、通常の電磁モータを用いずに、非常に
小型な第1形状記憶合金部材と第2形状記憶合金部材に
通電するだけで、第1絞り羽根と第2絞り羽根を相対的
に移動して光量の調整を行うことができる。このことか
らアイリス駆動装置の小型化及び薄型化を図ることがで
きる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載のアイ
リス駆動装置において、前記第1形状記憶合金部材と前
記第2形状記憶合金部材の少なくとも一方に通電するこ
とで前記回転体の回転角を規定する。
【0008】請求項3の発明は、請求項1に記載のアイ
リス駆動装置において、前記第1形状記憶合金部材の前
記一端部と前記他端部と、前記第2形状記憶合金部材の
前記一端部と前記他端部は、通電用の電気的接続端子で
ある。
【0009】請求項4の発明は、請求項1に記載のアイ
リス駆動装置において、前記回転体は、回転シャフトと
一体化又は固着されて電気的に導通していると同時に、
前記回転シャフトを軸方向に付勢している地域と電気的
に導通している。
【0010】請求項5の発明は、請求項1に記載のアイ
リス駆動装置において、前記回転体の回転角度を検出す
る回転角度検出手段を有する。請求項5では、回転角度
検出手段より回転体の回転角度すなわち第1絞り羽根と
第2絞り羽根による絞りの程度を得ることができる。
【0011】請求項6の発明は、請求項5に記載のアイ
リス駆動装置において、前記回転角度検出手段は、前記
回転体の面において回転方向に並べて形成された複数の
凹凸部と、前記回転体が回転する際に前記凹凸部が発生
する空気の変化を検出するセンサーとを有する。請求項
6では、回転体の面には複数の凹凸部が回転方向に並べ
て形成されている。センサーは、回転体が回転する際に
発生する前記凹凸部による空気の変化を検出する。これ
により、回転体の回転角度を検出できる。
【0012】請求項7の発明は、請求項6に記載のアイ
リス駆動装置において、前記センサーと前記複数の凹凸
部のギャップを調整するギャップ調整部を有する。これ
により最適な状態で回転体の回転角を検出できる。
【0013】請求項8の発明は、光量を調整するために
駆動するアイリス駆動装置を有する電子機器であり、前
記アイリス駆動装置は、移動することにより前記光量を
調整する第1絞り羽根と第2絞り羽根と、第1部分が第
1絞り羽根に連結され、第2部分が第2絞り羽根に連結
されている回転体と、固定部と、一端部が前記回転体の
前記第1部分に取り付けられ他端部が前記固定部に取り
付けられ、通電することで引っ張り力を発揮して前記回
転体の回転角を規定するための第1形状記憶合金部材
と、一端部が前記回転体の前記第2部分に取り付けられ
他端部が前記固定部に取り付けられ、通電することで引
っ張り力を発揮して前記回転体の回転角を規定するため
の第2形状記憶合金部材と、を備えることを特徴とする
アイリス駆動装置を有する電子機器である。
【0014】請求項8では、第1絞り羽根と第2絞り羽
根が光量を調整するために相対的に移動するようになっ
ている。回転体は、第1部分が第1絞り羽根に連結され
第2部分が第2絞り羽根に連結されている。第1形状記
憶合金部材の一端部は、回転体の第1部分に取り付けら
れ、第1形状記憶合金部材の他端部は固定部に取り付け
られている。この第1形状記憶合金部材に通電すること
で、引っ張り力を発揮して回転体の回転角を規定する。
第2形状記憶合金部材の一端部は回転体の第2部分に取
り付けられ、第2形状記憶合金部材の他端部は固定部に
取り付けられている。第2形状記憶合金部材は、通電す
ることで引っ張り力を発揮して回転体の回転角を規定す
る。これにより、通常の電磁モータを用いずに、非常に
小型な第1形状記憶合金部材と第2形状記憶合金部材に
通電するだけで、第1絞り羽根と第2絞り羽根を相対的
に移動して光量の調整を行うことができる。このことか
らアイリス駆動装置と電子機器の小型化及び薄型化を図
ることができる。
【0015】請求項9の発明は、請求項8に記載のアイ
リス駆動装置を有する電子機器において、前記第1形状
記憶合金部材と前記第2形状記憶合金部材の少なくとも
一方に通電することで前記回転体の回転角を規定する。
【0016】請求項10の発明は、請求項8に記載のア
イリス駆動装置を有する電子機器において、前記第1形
状記憶合金部材の前記一端部と前記他端部と、前記第2
形状記憶合金部材の前記一端部と前記他端部は、通電用
の電気的接続端子である。
【0017】請求項11の発明は、請求項8に記載のア
イリス駆動装置を有する電子機器において、前記回転体
の回転角度を検出する回転角度検出手段を有する。請求
項11では、回転角度検出手段より回転体の回転角度す
なわち第1絞り羽根と第2絞り羽根による絞りの程度を
得ることができる。
【0018】請求項12の発明は、請求項11に記載の
アイリス駆動装置を有する電子機器において、前記回転
角度検出手段は、前記回転体の面において回転方向に並
べて形成された複数の凹凸部と、前記回転体が回転する
際に前記凹凸部が発生する空気の変化を検出するセンサ
ーとを有する。請求項12では、回転体の面には複数の
凹凸部が回転方向に並べて形成されている。センサー
は、回転体が回転する際に発生する前記凹凸部による空
気の変化を検出する。これにより、回転体の回転角度を
検出できる。
【0019】請求項13の発明は、請求項12に記載の
アイリス駆動装置を有する電子機器において、前記セン
サーと前記複数の凹凸部のギャップを調整するギャップ
調整部を有する。これにより最適な状態で回転体の回転
角を検出できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0021】図1と図2は、本発明のアイリス駆動装置
を有する電子機器の好ましい実施の形態を示している。
図1と図2において、電子機器はビデオカメラレコーダ
である。ビデオカメラレコーダ10は、たとえばデジタ
ルビデオカメラレコーダであり、ボディ12を有してお
り、このボディ12には、ビデオカセットの収容部14
を有している。この収容部14の中にはビデオカセット
を着脱可能に装填することができる。ボディ12の上部
16の中には、レンズ鏡筒18が収容されている。上部
16にはステレオマイク20や液晶モニター22が設け
られている。この液晶モニター22は、図1と図2に示
すように所望の方向に向けることで、たとえば撮影して
いるカラー画像を表示したり、再生する際のカラー画像
を表示したりすることができる。レンズ鏡筒18の前側
にはマニュアル式のフォーカスレンズ31が配置されて
おり、レンズ鏡筒18の後側にはカラービューファイン
ダー32が設けられている。その他、ボディ12の横に
はバッテリーパック34が着脱可能に取り付けられてい
る。
【0022】図3は、上述したレンズ鏡筒18の内部構
造例を示している。レンズ鏡筒18は、たとえば直方体
形状や円筒形状である。レンズ鏡筒18は、対物レンズ
30、変倍レンズ(あるいはバリエータレンズ)40、
アイリス110、フォーカスレンズ44、フィルター3
1、ガイドバー62,64等を有している。レンズ鏡筒
18の後側には、CCD(電荷結合素子)52が固定さ
れている。このCCD52は、対物レンズ30、変倍レ
ンズ40、アイリス110、フィルター31そしてフォ
ーカスレンズ44を通過した画像を受光する画像受光部
である。
【0023】ガイドバー62,64は、レンズ鏡筒18
の光軸OLと平行に固定されている。ガイドバー62に
は、変倍レンズ40のホルダー70が配置されており、
この変倍レンズ40のホルダー70は、駆動部72を作
動させることにより、ガイドバー62に沿って、所定の
ストロークの間で移動して位置決め可能である。アイリ
ス110は、対物レンズ30から入射してくる光の光量
を絞るためのものであり、アイリス駆動装置100の作
動により、光の絞り量を変えることができる。アイリス
110は、レンズ鏡筒18の中央部において、たとえば
ほぼ光軸OLを中心として設けられている。アイリス駆
動装置100は、コンピュータ400の指令により制御
部300の制御により駆動される。
【0024】フォーカスレンズ44は、対物レンズ3
0、変倍レンズ40およびアイリス110を通ってきた
被写体からの光をフォーカスするためのレンズである。
フォーカスレンズ44は駆動部199の作動によりガイ
ドバー64に沿って移動する。CCD52で受光された
画像は、画像処理部130で所定の処理がなされた後
に、コンピュータ400に情報を送ったり、カラービュ
ーファインダー32で表示することができる。ユーザは
このカラービューファインダー32を見ることで画像を
確認する。
【0025】図4〜図8はアイリス駆動装置の好ましい
第1の実施の形態を示している。図4、図5及び図6に
おいて、アイリス駆動装置100は、概略的には第1絞
り羽根101、第2絞り羽根102、ヨーク103、第
1形状記憶合金部材104、第2形状記憶合金部材10
5、固定部106,107、回転体132を有してい
る。アイリス110は、第1絞り羽根101と第2絞り
羽根102を有している。図4ではアイリス110の開
口114はオープンした状態を示しており、図5ではア
イリス110の開口114は閉じた状態を示している。
【0026】アイリス110の第1絞り羽根101と第
2絞り羽根102は、相対的に移動することにより、ア
イリス110の開口114の大きさを連続的に変えるこ
とで、図3において光軸OLを中心として通過する光量
を調整するようになっている。第1絞り羽根101は切
欠部101Aを有しており、第2絞り羽根102は切欠
部102Aを有している。切欠部101Aと切欠部10
2Aが開口114を形成している。第1絞り羽根101
の端部にはL字型の連結部120が設けられている。同
様にして第2絞り羽根102の一端部にもL字型の連結
部121が設けられている。連結部120,121には
それぞれ長孔120A,121Aが形成されている。こ
れらの長孔120A,121Aの形成方向は、Y方向
(図4において水平方向)である。第1絞り羽根101
と第2絞り羽根102は、金属あるいはプラスチックに
より作られている。
【0027】次に、図3のヨーク103とマグネット1
30のギャップに磁気センサーとしてのホール素子16
4が配置され、ホール素子164はマグネット130の
回転による磁束変化を検出している。シャフト(回転シ
ャフト)504と回転体132は、導電性を有する材料
(真鍮、SUS等)により作られていて互いに固定さ
れ、さらにマグネット130も一体的に固定されてい
る。
【0028】第1形状記憶合金部材104と第2形状記
憶合金部材105は、共に通電されることで超弾性を呈
して、引っ張りコイルばねとして機能を発揮するもので
ある。第1形状記憶合金部材104と第2形状記憶合金
部材105は、たとえばTi(チタン)、Ni(ニッケ
ル)及びCu(銅)からなる合金部材である。しかし、
これに限らず第1と第2形状記憶合金部材104,10
5はNi,Tiの2元合金でもよい。第1形状記憶合金
部材104の一端部は、回転体132のピン140に連
結されている。第1形状記憶合金部材104の他端部は
固定部106に連結されている。第2形状記憶合金部材
105の一端部は、回転体132のピン141に連結さ
れている。第2形状記憶合金部材105の他端部は固定
部107に連結されている。固定部106,107はた
とえば図3のレンズ鏡筒18に固定されている。
【0029】図7は、上述した第1形状記憶合金部材1
04と第2形状記憶合金部材105が、制御部300に
対して電気的に接続されている例を示している。制御部
300は、第1形状記憶合金部材104の他端部104
Bと第2形状記憶合金部材105の他端部105Bに通
電のために電気的にそれぞれ接続されている。第1形状
記憶合金部材104の一端部104Aと第2形状記憶合
金部材105の一端部105Aは、ヨーク103を通じ
て制御部300に電気的に接続されている。ヨーク10
3の中間部は、制御部300に対し電気的に接続されて
いる。これにより、制御部300は、コンピュータ40
0の指示により、第1形状記憶合金部材104あるいは
第2形状記憶合金部材105に対してそれぞれ一方だけ
あるいは両方に対して必要な電流を流すことができる。
【0030】図8は、ヨーク103が中心軸Cを中心と
して回転する回転角を検出するための回転角度検出手段
160について示している。図8の回転角度検出手段1
60は、センサーであるホール素子164とマグネット
130・ボビン502、ヨーク103から構成されてい
る。実施の形態転ではマグネット130は回転体132
の長手方向に略平行に着磁されており、センサーとして
はホール素子164を用いている。ホール素子164は
マグネット130の回転角度を2等分する線LNに略垂
直方向で、マグネット130の長さlの方向のほぼ中央
に配置されており、マグネット130の回動によるギャ
ップのシャフトに垂直方向の磁束変化を検出する構造と
なっている。ボビン502は上記ホール素子164を所
定の位置に維持するための部材で非磁性体で作られてい
る。ヨーク103は磁路を形成するため、強磁性体で作
られている。
【0031】次に回転角度の検出方法について述べる。
マグネット130、ヨーク103、ホール素子164が
上述した配置により、図8(B)の様なホール素子16
4の出力が得られる。この出力特性は正弦波特性を示
し、通常角度θは30度以下であり、図8(B)中の点
A,B,Cは実用上直接とみなすことができる。この特
性を応用して、回転体132の回転角度を電気信号に変
換する。
【0032】次に、図4と図5を参照して、アイリス駆
動装置100の動作について説明する。図4はアイリス
110の開口114が最も大きくなっているオープン状
態を示している。このオープン状態を実現するために
は、図7の制御部300は、第1形状記憶合金部材10
4に対して所定量の電流を通電する。これにより、第1
形状記憶合金部材104は引っ張りコイルばねとして機
能を発揮し、図4に示すように回転体132がR1方向
に回転される。この場合に第2形状記憶合金部材105
は通電されていない。このことから第1絞り羽根101
と第2絞り羽根102は最も離れた状態になるので、ア
イリス110の開口114が最も広く確保することがで
きる。
【0033】次に、図7の制御部300が第1形状記憶
合金部材104に対する通電を止めて、第2形状記憶合
金部材105に対して所定量の電流を通電すると、図5
に示すようにクローズ状態になる。すなわち第2形状記
憶合金部材105が引っ張りコイルばねとして機能を発
揮し、回転体132がR2の方向に回転される。図5に
示すように、第1絞り羽根101はT1方向に沿って基
部190にガイドされながら移動し、かつ第2絞り羽根
102はT2の方向に移動する。従って、アイリス11
0の開口114が最も小さいかあるいは閉じることにな
る。
【0034】このように、制御部300が第1形状記憶
合金部材104と第2形状記憶合金部材105に対して
一方に通電することで、アイリス110のオープン及び
クローズ状態を実現することができる。しかし、制御部
300が第1形状記憶合金部材104、第2形状記憶合
金部材105に対してそれぞれ任意の電流を供給するこ
とで、第1形状記憶合金部材104、第2形状記憶合金
部材105がそれぞれ発揮する引っ張りコイルばねの力
差により、ある回転角度の位置で回転体132の釣り合
いを実現することで、回転体132のR1あるいはR2
の方向における任意の回転角度の状態を規定することが
できる。これによりアイリス110の開口114の開き
度合を調整して光量を調整できる。
【0035】このように回転体132を所定の位置まで
回転させる際に、位置指令信号と回転角度検出手段より
の電気信号をコンピュータ400に入力し信号差を演算
し結果を制御部300に出力し、形状記憶合金104,
105の少なくともいずれかに所定の電流を流し、回転
体132を指令位置まで回動させる。図6は本実施の形
態の断面を示したものである。回転体132とマグネッ
ト130はシャフト504を介して一体的に固定されて
おり、シャフト504はスラストバネ505によって一
方向に付勢され固定壁506に押し付けられている。シ
ャフト504とスラストバネ505はその付勢力によっ
て電気的に接続が保たれ、図7に示す電気回路が形成さ
れる。
【0036】次に、アイリス駆動装置の第2の実施の形
態について説明する。図9と図10において、アイリス
駆動装置100は、第1絞り羽根1101、第2絞り羽
根1102、回転体1129、第1形状記憶合金部材1
104、第2形状記憶合金部材1105を有している。
第1絞り羽根1101、第2絞り羽根1102は、アイ
リス1110を構成している。第1絞り羽根1101は
切欠部1101Aを有しており、第2絞り羽根1102
は切欠部1102Aを有している。アイリス1110の
開口1114は切欠部1101A,1102Aにより形
成される。回転体1129は、第1部分1131と第2
部分1132を有しており、それぞれピン1133と1
134を有している。回転体1129は、導電性を有す
る金属、たとえばアルミニウムや真ちゅう等により作ら
れている円板状のものである。第1部分1131と第2
部分1132は、円板状の回転体1129から反対方向
に向けて半径方向に沿って突出して形成されている。
【0037】図9の第1形状記憶合金部材1104と第
2形状記憶合金部材1105は、すでに述べた図4の第
1形状記憶合金部材104、第2形状記憶合金部材10
5と実質的に同じようなものである。第1形状記憶合金
部材1104の一端部はピン1133に連結されてお
り、第1形状記憶合金部材1104の他端部は固定部1
106に連結されている。第2形状記憶合金部材110
5の一端部はピン1134に連結されており、第2形状
記憶合金部材1105の他端部は固定部1107に連結
されている。これらの固定部1106,1107は、図
3のレンズ鏡筒18に取り付けられている。
【0038】図10の第1絞り羽根1101の端部には
連結部1120が設けられており、第2絞り羽根110
2の端部には連結部1121が設けられている。これら
の連結部1120,1121にはそれぞれ長孔1120
A,1121Aが形成されている。図9に示すピン11
33,1134の裏側には、図10に示すように別のピ
ン1140と1141が設けられている。ピン1140
は第1絞り羽根1101の長孔1120Aにはめ込まれ
ている。ピン1141は第2絞り羽根1102の長孔1
121Aにはめ込まれている。
【0039】回転体1129は、図11に示すようにベ
ース1300において中心軸Dを中心として回転できる
ようになっている。図9と図14に示すように、第1形
状記憶合金部材1104の他端部1104Bと第2形状
記憶合金部材1105の他端部1105Bは制御部30
0に接続されている。第1形状記憶合金部材1104と
第2形状記憶合金部材1105のそれぞれの一端部11
04A,1105Aは、入力体1103を介して制御部
300に対して電気的に接続されている。
【0040】図16と図17は、円板状の回転体112
9を示しており、回転体1129の一方の面には、複数
の凹凸部1170が回転軸Dを中心として回転方向に並
べて形成されている。センサー164は、制御部300
に接続されており、センサー164を通る凹凸部170
に応じて、パルス状の信号S1を制御部300に供給す
る。このセンサー164と、回転体1129に設けられ
ている凹凸部170は、回転角度検出手段1160を構
成している。図15に示すように回転体1129は、ね
じ部1400を有している。このねじ部1400は、部
材1410の雌ねじ1420にねじ込まれるようになっ
ている。このねじ部1400を雌ねじ1420にねじ込
む量を調整することにより、回転体1129の凹凸部1
70と、センサー164のギャップGをA方向に沿って
調整することができる。このねじ部1400と部材14
10はギャップ調整部1500を構成している。
【0041】次に、上述した第2の実施の形態のアイリ
ス駆動装置の動作について説明する。図9はアイリス1
110の開口114が最も大きくなっているオープン状
態を示している。このオープン状態を実現するために
は、図9の制御部300は、第1形状記憶合金部材11
04に対して所定量の電流を通電する。これにより、第
1形状記憶合金部材1104は引っ張りコイルばねとし
て機能を発揮し、図9に示すように回転体1129がR
1方向に回転される。この場合に第2形状記憶合金部材
1105は通電されていない。このことから第1絞り羽
根1101と第2絞り羽根1102は最も離れた状態に
なるので、アイリス1110の開口1114が最も広く
確保することができる。
【0042】次に、図9の制御部300が第1形状記憶
合金部材1104に対する通電を止めて、第2形状記憶
合金部材1105に対して所定量の電流を通電すると、
図12に示すようにクローズ状態になる。すなわち第2
形状記憶合金部材1105が引っ張りコイルばねとして
機能を発揮し、回転体1129がR2の方向に回転され
る。図12に示すように、第1絞り羽根1101はT1
方向に沿って基部1190にガイドされながら移動し、
かつ第2絞り羽根1102はT2の方向に移動する。従
って、アイリス1110の開口1114が最も小さいか
あるいは閉じることになる。
【0043】このように、制御部300が第1形状記憶
合金部材1104と第2形状記憶合金部材1105に対
して一方に通電することで、アイリス1110のオープ
ン及びクローズ状態を実現することができる。しかし、
制御部300が第1形状記憶合金部材1104、第2形
状記憶合金部材1105に対してそれぞれ任意の電流を
供給することで、第1形状記憶合金部材1104、第2
形状記憶合金部材1105がそれぞれ発揮する引っ張り
コイルばねの力差により、ある回転角度の位置で回転体
1129の釣り合いを実現することで、回転体1129
のR1あるいはR2の方向における任意の回転角度の状
態を規定することができる。これによりアイリス111
0の開口1114の開き度合を調整して光量を調整でき
る。
【0044】このように回転体1129がある回転角度
まで回転する際に、図8に示す回転角度検出手段160
のセンサー164が凹凸部170の通過を空気の流れの
変化で検出することにより、制御部300に対してパル
ス状の信号S1を発生する。これにより、制御部300
では、回転体1129の回転角度を知ることができ、必
要に応じて回転方向も得る。
【0045】ところで本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではない。上述した実施の形態では、本発明の
アイリス駆動装置は、たとえばデジタル式のビデオカメ
ラレコーダ10のレンズ鏡筒に組み込まれているが、こ
れに限らず他の種類の電子機器、たとえばデジタルスチ
ルカメラや、CCTV、携帯電話等のレンズを搭載する
すべての電子機器に対しても適用することができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
薄型化及び小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアイリス駆動装置を有する電子機器の
一例を示す斜視図。
【図2】図1の電子機器の別の角度から見た斜視図。
【図3】図1と図2の電子機器のレンズ鏡筒の一例を示
す断面図。
【図4】本発明のアイリス駆動装置の好ましい第1の実
施の形態を示し、オープン状態を示す図。
【図5】図4のアイリス駆動装置におけるクローズ状態
を示す図。
【図6】アイリス駆動装置の一部断面を有する側面図。
【図7】図4のアイリス駆動装置における電気的な接続
例を示す図。
【図8】図4のアイリス駆動装置における回転角度検出
手段の例を示す斜視図。
【図9】本発明のアイリス駆動装置の第2の実施の形態
を示し、オープン状態を示す図。
【図10】図9のアイリス駆動装置の裏面側から見た
図。
【図11】アイリス駆動装置の側面図。
【図12】図9のアイリス駆動装置においてクローズ状
態を示す図。
【図13】図12の裏面から見た図。
【図14】アイリス駆動装置における電気的な接続例を
示す図。
【図15】図9のアイリス駆動装置における回転角度検
出手段の例を示す図。
【図16】図15におけるヨークに形成された凹凸部の
例を示す平面図。
【図17】ヨーク及び凹凸部及びセンサーを示す斜視
図。
【図18】従来のアイリス駆動装置を示す斜視図。
【図19】図18の従来のアイリス駆動装置の平面図。
【符号の説明】
10・・・ビデオカメラレコーダ(電子機器)、18・
・・レンズ鏡筒、100・・・アイリス駆動装置、10
1・・・第1絞り羽根、102・・・第2絞り羽根、1
03・・・ヨーク、104・・・第1形状記憶合金部
材、105・・・第2形状記憶合金部材、106,10
7・・・固定部、132・・・回転体、160・・・回
転角度検出手段、300・・・制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片岡 安弘 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 鈴木 雅浩 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 野地 孝義 東京都北区滝野川七丁目17番11号 株式会 社タムロン内 Fターム(参考) 2H080 AA20 AA51 AA64 AA71

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光量を調整するために駆動するアイリス
    駆動装置であり、 移動することにより前記光量を調整する第1絞り羽根と
    第2絞り羽根と、 第1部分が第1絞り羽根に連結され、第2部分が第2絞
    り羽根に連結されている回転体と、 固定部と、 一端部が前記回転体の前記第1部分に取り付けられ他端
    部が前記固定部に取り付けられ、通電することで引っ張
    り力を発揮して前記回転体の回転角を規定するための第
    1形状記憶合金部材と、 一端部が前記回転体の前記第2部分に取り付けられ他端
    部が前記固定部に取り付けられ、通電することで引っ張
    り力を発揮して前記回転体の回転角を規定するための第
    2形状記憶合金部材と、を備えることを特徴とするアイ
    リス駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記第1形状記憶合金部材と前記第2形
    状記憶合金部材の少なくとも一方に通電することで前記
    回転体の回転角を規定する請求項1に記載のアイリス駆
    動装置。
  3. 【請求項3】 前記第1形状記憶合金部材の前記一端部
    と前記他端部と、前記第2形状記憶合金部材の前記一端
    部と前記他端部は、通電用の電気的接続端子である請求
    項1に記載のアイリス駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記回転体は、回転シャフトと一体化又
    は固着されて電気的に導通していると同時に、前記回転
    シャフトを軸方向に付勢している地域と電気的に導通し
    ている請求項1に記載のアイリス駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記回転体の回転角度を検出する回転角
    度検出手段を有する請求項1に記載のアイリス駆動装
    置。
  6. 【請求項6】 前記回転角度検出手段は、前記回転体の
    面において回転方向に並べて形成された複数の凹凸部
    と、前記回転体が回転する際に前記凹凸部が発生する空
    気の変化を検出するセンサーとを有する請求項5に記載
    のアイリス駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記センサーと前記複数の凹凸部のギャ
    ップを調整するギャップ調整部を有する請求項6に記載
    のアイリス駆動装置。
  8. 【請求項8】 光量を調整するために駆動するアイリス
    駆動装置を有する電子機器であり、 前記アイリス駆動装置は、 移動することにより前記光量を調整する第1絞り羽根と
    第2絞り羽根と、 第1部分が第1絞り羽根に連結され、第2部分が第2絞
    り羽根に連結されている回転体と、 固定部と、 一端部が前記回転体の前記第1部分に取り付けられ他端
    部が前記固定部に取り付けられ、通電することで引っ張
    り力を発揮して前記回転体の回転角を規定するための第
    1形状記憶合金部材と、 一端部が前記回転体の前記第2部分に取り付けられ他端
    部が前記固定部に取り付けられ、通電することで引っ張
    り力を発揮して前記回転体の回転角を規定するための第
    2形状記憶合金部材と、を備えることを特徴とするアイ
    リス駆動装置を有する電子機器。
  9. 【請求項9】 前記第1形状記憶合金部材と前記第2形
    状記憶合金部材の少なくとも一方に通電することで前記
    回転体の回転角を規定する請求項8に記載のアイリス駆
    動装置を有する電子機器。
  10. 【請求項10】 前記第1形状記憶合金部材の前記一端
    部と前記他端部と、前記第2形状記憶合金部材の前記一
    端部と前記他端部は、通電用の電気的接続端子である請
    求項8に記載のアイリス駆動装置を有する電子機器。
  11. 【請求項11】 前記回転体の回転角度を検出する回転
    角度検出手段を有する請求項8に記載のアイリス駆動装
    置を有する電子機器。
  12. 【請求項12】 前記回転角度検出手段は、前記回転体
    の面において回転方向に並べて形成された複数の凹凸部
    と、前記回転体が回転する際に前記凹凸部が発生する空
    気の変化を検出するセンサーとを有する請求項11に記
    載のアイリス駆動装置を有する電子機器。
  13. 【請求項13】 前記センサーと前記複数の凹凸部のギ
    ャップを調整するギャップ調整部を有する請求項12に
    記載のアイリス駆動装置を有する電子機器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021056448A (ja) * 2019-10-01 2021-04-08 新思考電機有限公司 開口絞り駆動装置、カメラ装置及び電子機器
CN115268173A (zh) * 2021-04-29 2022-11-01 华为技术有限公司 可变光圈、摄像头模组及电子设备

Cited By (3)

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