JP2001147292A - 流れ分配隔壁を備えた蒸気発生器 - Google Patents

流れ分配隔壁を備えた蒸気発生器

Info

Publication number
JP2001147292A
JP2001147292A JP2000309668A JP2000309668A JP2001147292A JP 2001147292 A JP2001147292 A JP 2001147292A JP 2000309668 A JP2000309668 A JP 2000309668A JP 2000309668 A JP2000309668 A JP 2000309668A JP 2001147292 A JP2001147292 A JP 2001147292A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam generator
bundle
flow distribution
opening
tubes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000309668A
Other languages
English (en)
Inventor
Jean-Paul Billoue
ポール ビルーエ ジャン
Bernard Cornu
コルヌ ベルナール
Daniel Destre
デストル ダニエル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fragema
Original Assignee
Fragema
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fragema filed Critical Fragema
Publication of JP2001147292A publication Critical patent/JP2001147292A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21DNUCLEAR POWER PLANT
    • G21D5/00Arrangements of reactor and engine in which reactor-produced heat is converted into mechanical energy
    • G21D5/04Reactor and engine not structurally combined
    • G21D5/08Reactor and engine not structurally combined with engine working medium heated in a heat exchanger by the reactor coolant
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F22STEAM GENERATION
    • F22BMETHODS OF STEAM GENERATION; STEAM BOILERS
    • F22B37/00Component parts or details of steam boilers
    • F22B37/02Component parts or details of steam boilers applicable to more than one kind or type of steam boiler
    • F22B37/10Water tubes; Accessories therefor
    • F22B37/20Supporting arrangements, e.g. for securing water-tube sets
    • F22B37/205Supporting and spacing arrangements for tubes of a tube bundle
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F22STEAM GENERATION
    • F22BMETHODS OF STEAM GENERATION; STEAM BOILERS
    • F22B1/00Methods of steam generation characterised by form of heating method
    • F22B1/02Methods of steam generation characterised by form of heating method by exploitation of the heat content of hot heat carriers
    • F22B1/023Methods of steam generation characterised by form of heating method by exploitation of the heat content of hot heat carriers with heating tubes, for nuclear reactors as far as they are not classified, according to a specified heating fluid, in another group
    • F22B1/025Methods of steam generation characterised by form of heating method by exploitation of the heat content of hot heat carriers with heating tubes, for nuclear reactors as far as they are not classified, according to a specified heating fluid, in another group with vertical U shaped tubes carried on a horizontal tube sheet
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 蒸気発生器の下部の、蒸気発生器の管板
の付近において、蒸気発生器の束ラッパー(7)の内側
に流れ分配隔壁(14)を配置する。蒸気発生器の束及
び給水の通路のための開口(17,18)が、流れ分配
隔壁(14)を貫通する。流れ分配隔壁(14)は、蒸
気発生器の軸線と同軸であってその半径(R1)が束ラ
ッパー(7)の内側半径(R)の40%よりも短いよう
な概略円形の中央領域(15)を備えると共に、中央領
域と流れ分配隔壁(14)の外縁との間には概略環状の
周縁領域を備えている。中央領域(15)では、流れ分
配隔壁における管と給水との通路のための開口(17)
は横断面(S1)を有し、この横断面積は、周縁領域で
の管と給水との通路のための開口(8)の横断面
(S 2)の横断面積よりも大きい。周縁領域(16)に
おける給水の通路のための総計表面積は、中央領域(1
5)における水の通路のための総計表面積よりも大き
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蒸気発生器に関し、
特に、加圧水型原子炉の蒸気発生器であって、蒸気発生
器内の給水を分配するための隔壁を備えたものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】加圧水型原子炉は、給水を加熱して蒸気
化するために用いられる蒸気発生器を備えており、原子
炉を冷却するために用いられた水によって運ばれた熱を
使用する。
【0003】蒸気発生器は、全体形状が円筒形の外殻を
備えていて、運転中にはその軸線を垂直に配置され、こ
の中で給水が加熱されて蒸気になる。原子炉の冷却水
は、蒸気発生器の外殻の内側に同軸的態様に固定された
束ラッパーの内側に配置された束状の管の内側におい
て、蒸気発生器を通して流される。束状の管のそれぞれ
は、一般的に2つの直線状の足部を備えていて、その端
部は、蒸気発生器の外殻の内側に横断するように固定さ
れた管板、すなわち外殻と蒸気発生器の束ラッパーとの
共通である、蒸気発生器の軸線を構成している軸線に対
して直角に配置されている管板、を貫通する開口にそれ
ぞれ圧着されている。
【0004】外殻と共に、蒸気発生器の束ラッパーは、
蒸気発生器の垂直軸線方向に延在する環状の空間の境界
を定めていて、蒸気発生器は環状の空間の上部部分へ水
を導入し分配するための手段を備えている。さらに、束
ラッパーの下縁は管板の上面より上の一定距離に配置さ
れていて、環状の空間の上部に導入された給水は、まず
最初に環状の空間の上部から下方向へと流れ、その後
で、束ラッパーの下部と管板との間に形成された開口を
介して束ラッパーに入り、それから、原子炉の冷却水が
循環している管の外面と接触しながら、束ラッパーの内
側を底部から上方向へ流れる。
【0005】従って給水は、管の束と接触しながら流れ
ると、徐々に加熱されて蒸気となる。
【0006】蒸気発生器の出口から得られた蒸気は、原
子力発電タービンへ送られて、その後、凝縮された形態
で回収されて、給水が流れる蒸気発生器の2次回路を通
して再利用される。2次回路を通してそして蒸気発生器
を通して流れると、給水は、給水中に浮遊する粒子の形
態の酸化物のような固形物を含むようになる。このよう
な粒子は、2次回路における給水が低速度で流れる領域
において、堆積する傾向を有する。特に、この浮遊物は
管板の上面に堆積する傾向があるが、管板は周縁の環状
の空間からの給水の流れを偏向させて、給水を周縁から
蒸気発生器の中央部分へ向けると共に、水の流れを徐々
に垂直の上向き方向へと向けて、束状の管と接触させ
る。
【0007】浮遊物の粒子は、管板における流速が最も
低い所定の領域、特に管板の中央部分に堆積する傾向が
ある。
【0008】それぞれが直線状の足部を備えた束状の管
は、横断する管支持板によって包被の内側に保持され
て、すなわち、板は包被の軸線に対して直角で、蒸気発
生器の軸線方向に並べられていて、管支持板を貫通する
開口に係合された管の直線状の足部は、蒸気発生器の軸
線に対して平行に保持され、包被を横断する平面におい
ては格子形態に配置される。管支持板を貫通する開口
は、一方において、束状の管を横方向に保持できると共
に、他方において、給水が束状の管と接触して続く管支
持板を通り抜けられるようなやり方で作られる。
【0009】給水が管板と接触しつつ低速度で流れる領
域、つまり給水中の浮遊物が潜在的に堆積する領域を制
限するために、給水の流れを分配するための隔壁を束ラ
ッパーの底部分に配置することが提案されており、この
隔壁は、管支持板と類似して、束状の管の通路のための
開口を有していて、管板の上の給水の流れ、特に周縁か
ら束の中央部分へ向かう流れを促進するように作られ
る。そのために、給水の流れを分配するための隔壁は、
その中央部分に丸孔を有するように作られて、管板の上
の明確な高さに配置される。
【0010】束状の管のそれぞれの2本の足部は、管板
を貫通する孔中にてその端部を圧着され溶接されること
で固定されるが、管板の孔は管支持板の開口の格子と同
じような格子構造に配置される。管板を貫通する孔は、
孔の無い中央領域の両側に配置されるので、束の内側に
は空の空間ないし中央の管レーンが形成されて、これは
管板の孔の無い領域と垂直に並んで、管板の直径の領域
を占有する。
【0011】給水が高い流速で蒸気発生器の管レーンを
下向きに流れるのを防止するために、管レーンの内側に
閉塞装置を配置して、束状の管で占有された領域へ給水
を強制的に向けることが提案された。
【0012】上述したような装置の場合においては、管
支持板を貫通する管の通路のための開口と、流れ分配隔
壁を貫通する孔とは、穿孔及び/又はブローチ削りによ
って作られて、3つの突出部又は4つの突出部の形状の
横断面を有し、すなわち、そのような横断面は中央部分
にて束の管を取付け保持し、3つ又は4つの突出部が放
射状に延びて冷却水が管のまわりを通れるようにする。
【0013】従って、上述したような流れ分配隔壁を用
いることは給水の流れを促進し、管束の中央部分へと向
けられたかなりの割合の給水は、流れ分配隔壁の中央開
口を介して隔壁の周縁領域に比べて相当に高い速度で通
り抜ける。こうした中央に孔を備えた流れ分配隔壁を用
いることは、管板への堆積を制限することができるもの
の、他方では、浮遊物は、流れ分配隔壁の上に位置して
いる管束の領域ならびに管支持板へと、給水と共に運ば
れることを助長する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】浮遊物が給水と共に管
束の上部部分へ運ばれる度合いを可能な範囲で制限する
ために、蒸気発生器の下部部分全体にわたってもっと均
等な速度分布を得ることを可能にする解決策が求められ
ている。
【0015】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の目的
は、蒸気発生器、特に加圧水型原子炉の蒸気発生器であ
り、それぞれが2本の直線状の足部を有するような束を
なす管の内側を循環する高温の流体と熱接触して流れる
給水を加熱して気化するのに用いられる蒸気発生器であ
って、円筒形の全体形状の外殻を備えており、外殻の軸
線に対して垂直な配置に固定されると共に束をなす管の
直線状の足部の端部を取付けるための開口を穿孔され
た、管板を備えており、外殻の内側に同軸的に配置され
た束ラッパーを備えており、束ラッパーの内側には管の
束が配置され、管の直線状の足部は蒸気発生器の外殻及
び束ラッパーとで共通である軸線に対して平行であり、
束ラッパーの下縁は管板の上に配置されていて、相互に
平行であって管板に対して平行である、束ラッパーの内
側において蒸気発生器の軸線方向に並べられた配置に固
定された幾枚かの横断板を備え、横断板を貫通して束を
なす管の足部のそれぞれの通路のための開口が設けられ
て給水の流れのための空間を形成し、外殻と管板の上の
束ラッパーとの間の環状の空間へ給水を導入するための
手段を備えており、給水は、まず第一に環状の空間を上
部から下へと流れ、それから、束ラッパーの下縁の下側
を通り抜けた後で、束をなす管と接触して、束ラッパー
内を底部から上へと流れるような蒸気発生器を提供する
ことであって、この蒸気発生器は蒸気発生器の下部全体
にわたって均等な速度分布を得ることを可能にする。
【0016】このために、管板の最も近くに配置され
た、流れ分配隔壁として知られている横断板は、実質的
に丸形の中央領域であって、蒸気発生器の軸線と同じ軸
線を有し、実質的には束ラッパーの内側半径と等しくな
っている横断板についての半径の最大でも40%と等し
い半径を有する領域においては、給水の管の通路のため
の第1の横断面S1を有する開口を備え、中央領域の周
縁の第2領域においては、管と給水との通路のための第
2の横断面S2を有する開口を備え、この横断面積が第
1の横断面S1の横断面積よりも小さいようにする。
【0017】選択的には、蒸気発生器の中央の管レーン
は、給水の循環を制限する閉塞装置を有することがな
く、このことは給水中の浮遊物の粒子が堆積する傾向の
ある管板を清掃することを容易にするが、それは管板の
一定領域と接触する流れ速度が低いためで、こうした低
い速度は流れ分配隔壁の中央領域に給水の通路のための
丸形の孔が無いことによる。
【0018】管の通路のための個々の開口の横断面は周
縁領域よりも中央領域において大きいのだが、選択的に
は、流れ分配隔壁を通る給水の通路のための総計表面積
については、中央領域よりも周縁領域において大きくす
る。
【0019】本発明を良く理解できるようにするため
に、本発明による流れ分配隔壁を備えた蒸気発生器につ
いて、以下に添付図面を参照して例示として説明する。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、加圧水型原子炉の蒸気発
生器を参照符号1にて示しており、これは、円筒形の全
体形状を有し、運転中には、その軸線を垂直にされる外
殻2を備えている。
【0021】外殻2は、その下部において、横断するよ
うに向けられた管板3、すなわち外殻2の軸線に対して
直角に向けられた板、に固定されている。管板3には開
口が貫通しており、それぞれの開口には、曲ったU字形
の管の束6における管5の直線状の足部の端部が係合し
ている。
【0022】管板3の下側には、仕切によって分割され
た2つの部分4a及び4bからなる水箱4が固定されて
いる。
【0023】管板3を貫通する、管5の直線状の端部と
係合し取付けるための開口は、管板3の中央領域3aの
両側に並べられていて、中央領域には開口を有しない。
束をなす管5のそれぞれは直線状の足部を有しており、
その端部は、管板3の直径方向の中央部分3aの片側に
位置している開口内に固定されていて、第2の直線状の
足部については、その端部は、中央の直径部分3aの反
対側において、管板3を貫通する開口内に固定されてい
る。
【0024】中央領域3aの一方の側に位置している管
5の端部の取付のための開口、並びに対応する管の直線
状の足部の開口は、水箱の入口区画室4aに開いてお
り、これに対して、管板3を貫通し直径の中央領域の他
方の側に位置している開口と対応する管5の直線状の足
部とは水箱の出口区画室4bに開いている。
【0025】蒸気発生器の運転中には、炉心を含んだ容
器からの高温の原子炉冷却水が入口区画室4aへ導入さ
れて、束をなす管5のそれぞれに分配される。冷却水は
管5の全長に沿って流れて、水箱の出口区画室4bから
出てくる。
【0026】蒸気発生器に属する管5の束6は円筒形の
全体形状の束ラッパー7の内側に配置されており、束ラ
ッパーは蒸気発生器の外殻2の下部のやや小さな直径の
内側に同軸的に配置されている。外殻2と束ラッパー7
とで共通である軸線はまた、束6の軸線をも構成する。
この軸線は、蒸気発生器の運転中には垂直方向に配置さ
れる軸線として知られている。
【0027】束ラッパー7の下縁は、管板3の上面より
上の所定距離に配置されている。
【0028】外殻2と束ラッパー7とは両者の間に環状
の空間8を画定しており、その下側部分は、蒸気発生器
の管5の束6を収容している束ラッパー7の内部空間へ
と連通している。
【0029】給水ないし2次流体は、蒸気発生器の運転
中には、ノズル9と環状の空間8の上部部分に配置され
た給水分配装置とを介して環状の空間8へと導入され
る。
【0030】束6をなす管5は、横方向の管支持板10
によって、束ラッパーの内側において横方向に保持さ
れ、管支持板は束ラッパー7の軸線方向へと並べられて
いる。
【0031】管支持板10には格子状の開口が貫通して
おり、これは管5の直線状の足部の端部が係合する管板
3を貫通する開口と同じ態様になっている。管支持板1
0における管の通路のための開口は、開口の縁により横
方向に保持されている管のまわりにおいて、蒸気発生器
の給水のための通路を形成している。
【0032】管5の他端部に係合して取付けるための開
口を有してはいない、管板3の中央領域3aに対して垂
直に並ぶようにして、蒸気発生器の束6の内側には空の
空間11ないし中央の管レーンが形成されている。
【0033】蒸気発生器の運転中には、既に指摘したよ
うに、高温の原子炉冷却水が束をなす管5の内側に沿っ
て流れ、ノズル9を介して給水が導入されて、環状の空
間8の上部部分に分配される。
【0034】環状の空間8に導入された水は、この環状
の空間を上部から下向きに流れて、束ラッパー7の下縁
と管板3の上面との間に形成された環状の空間の高さに
なって、給水は束ラッパー7の中へ入れるようになり、
ここで、給水は概略垂直方向に底部から上へと流れ、給
水のいくらかは束の周縁部分から中央部分へと向けられ
る。
【0035】束をなす管と接触して流れる給水は、加熱
されて蒸気となって、蒸気発生器の外殻2の上部部分か
ら蒸気の形態で出てくる。
【0036】管板3の最も近くに配置された横断板1
0、すなわち管板3の直上に配置された板10は流れ分
配隔壁の形態に作られていて、束の中央部分における良
好な循環を促進すると共に、給水中に浮遊する固体物が
管板3の上面に堆積するのをできるだけ制限する。
【0037】本発明による蒸気発生器の場合には、束の
下部について特に図2及び図3に示したが、束ラッパー
の内側に固定され、蒸気発生器の管板の直上に配置され
た板は隔壁の形態で作製されていて、給水の流れを分配
及び調節して、冷却水の速度を蒸気発生器の底部におい
て均等に分布させる。
【0038】これらの要素で対応するものには、図1、
図2、及び図3において、同一の参照符号を付してい
る。
【0039】図2及び図3は、本発明による蒸気発生器
の下部について、外殻2の下側部分に固定された管板3
の近くを示している。
【0040】管板3には開口12が貫通しており、蒸気
発生器の束6をなす管5の直線状の足部の端部を取付け
る。
【0041】直径に向いた中央部分3aにおいては、管
板3は管5の足部の端部を取付けるための開口を有して
おらず、開口12は、直径の中央領域3aの両側におい
て、格子状の開口の形態に配置されている。
【0042】直径の中央領域3aの上の管が空の領域
は、蒸気発生器の管レーン11を構成している。
【0043】中央の管レーン11の端部では、外殻2は
丸形の開口を有していて、蒸気発生器の束の内側を点検
及び介入できる作業口13を構成している。
【0044】本発明による蒸気発生器は、図2及び図3
に部分的に示したように、束ラッパー7の内側に横方向
に固定されて束の軸方向に並べられた管支持板のセット
を備えている。
【0045】束をなす管の通路のために、格子状の開口
が横方向の管支持板に貫通していて、これは管板3を貫
通する格子状の開口12と同じように配置されている。
横断板における管の通路のための開口は、管を横方向に
保持すると共に、横断板の開口に係合しているそれぞれ
の管のまわりに、蒸気発生器の給水のための通路を有す
る。
【0046】本発明によれば、管板3の最も近くに配置
された横断板14、すなわち束ラッパー7の内側の最も
低い位置に配置された横断板14は、以下に述べるよう
に、流れ分配隔壁の形態に作製されていて、蒸気発生器
の底部においての給水の速度と流量との均等な分布を得
ることを可能にする。
【0047】流れ分配隔壁14は、10mの高さのオー
ダーの蒸気発生器の束の場合においては、450mmから
550mmの間の距離を隔てて、管板3の上に配置され
る。
【0048】図4に示すように、流れ分配隔壁14はそ
の全面領域にわたって分布するように管の通路のための
開口を備えているが、ただしこれには、中央の管レーン
11に沿って配置された、管板3の領域3aと並んでい
る、直径に向いた領域14aは除かれる。特に、流れ分
配隔壁14は水の通路のための丸形の中央開口を有して
おらず、管板上への堆積を避けないし制限することを可
能にする。
【0049】流れ分配隔壁14は2つの領域を有してお
り、管及び給水の通路のための開口は、異なる形状と横
断面とを有している。
【0050】概略円形である第1の領域15において
は、その軸線は束ラッパー及び蒸気発生器の軸線と同軸
であって、流れ分配隔壁を貫通する開口17は第1の横
断面S 1を有しており、第2の周縁の領域は、第1の領
域15の円形の外側の限界と隔壁14の外縁との間に存
在していて、隔壁14を貫通する第2の開口18は第2
の横断面S2を有しており、この横断面積は、開口17
の横断面S1の横断面積よりも小さくなっている。
【0051】実際には、第1の中央領域15は概略半円
形の2つの部分を有していて、流れ分配隔壁14の直径
領域14aによって分割されており、直径領域において
は流れ分配隔壁は管や水の通路のための開口を有してい
ない。同様に、周縁領域16も2つの部分からなってい
て、流れ分配隔壁の直径領域14aによって分割されて
いる。上述したように、流れ分配隔壁14は冷却水の流
れを促進するための丸い中央の開口を有してはおらず、
隔壁の中央部分は管の貫通する通路のための開口を有し
ていない、直径領域14aの部分を備えている。
【0052】周縁領域は、その直径領域14aの外側の
全体表面において、管を通すことのできる開口を有して
おり、これらの開口は束をなす管の格子状の形態に分配
されている。
【0053】開口18の一定の位置19は貫通ボルトの
通路ないし取付のために用いられ、ボルトは、束ラッパ
ー7の内側にて流れ分配隔壁14を含んだ横断板を吊下
するのに使用される。
【0054】図2及び図3に示すように、束ラッパー7
は、蒸気発生器の束の中央の管レーン11の端部におい
て軸線方向に延長部7a及び7’aを有しており、この
レーンはその下部においては管板3の直径領域3aによ
って画定され、上部においては流れ分配隔壁14の直径
領域14aによって画定されていて、直径領域3aと1
4aとには管の通路のための開口は設けられていない。
中央の管レーン11はまた、束をなす管の2つの列によ
って縦方向に境界を定められており、この列は管5の直
線状の足部からなっていて、かかる管は最も小さな曲げ
半径を有していて、隙間のないU字形曲げ管として知ら
れている。最後に、中央の管レーンは束ラッパー7の延
長部7a及び7’aによって境界を定められていて、こ
れは中央の管レーンに対向させて特に管板3の上面にま
で束ラッパーを延している。束ラッパー7の下縁におけ
る残りの部分は、従来技術による蒸気発生器の場合と同
様に、管板3の上面の上の一定の距離に配置されてい
て、環状の空間8を通って上部から下向きへ流れる蒸気
発生器の給水の通路となる。
【0055】束ラッパー7の延長部7a及び7’aは、
管5や水の循環を遮断するための装置が設けられている
ことのない、中央の管レーン11へ給水が容易に侵入す
るのを防止する。
【0056】開口21及び21’は、外殻2の作業口1
3に対して軸線方向に整列されて、管包被7を貫通して
いて、管包被の延長部7a及び7’aの存在に関わら
ず、中央の管レーン11へのアクセスを提供する。従っ
て特に、作業口13と対応する開口21及び21’と
は、管板3の上面を清掃するために、中央の管レーン1
1へ1又は複数のランスを導入するのに用いることがで
き、ランスを挿入し動かすことは、中央の管レーン11
を遮蔽するような障害物によってはまったく妨害される
ことがない。このように管板を清掃するのが容易である
ことは、中央部分に丸形の孔を有していない流れ分配隔
壁14を使用した場合には、大きな利益である。なぜな
らば、既述したように、こうした場合、管板3上に低速
度の領域が存在するために、給水中の浮遊物が管板に堆
積する顕著な傾向があるからである。
【0057】図5及び図6は、流れ分配隔壁14を中央
領域15において貫通する開口17と、流れ分配隔壁1
4をその周縁領域16において貫通する開口18とをそ
れぞれ拡大して示している。
【0058】開口17及び18は三角形の編目状の格子
に配列されていて、隣接する3つの開口の中心は正三角
形の頂点に配置されている。
【0059】開口17及び18は3つの突出部の形状で
あって、これらの開口のそれぞれは開口の外側へ向けて
延びた放射方向に向けられた3つの突出部を有してい
る。
【0060】図5及び図6にはそれぞれ、流れ分配隔壁
の貫通開口の内側に、蒸気発生器の管5の横断面の外側
輪郭を示している。対応する開口における3つの突出部
は、管5の周辺において流れ分配隔壁14を通る蒸気発
生器の給水の通路のための断面を構成している。
【0061】図5と図6とを比較すればわかるように、
流れ分配隔壁の中央部分15においては開口17におけ
る水の通路のための突出部は、流れ分配隔壁の周縁部分
16における開口18の水の通路のための突出部に比べ
て、より大きな放射方向の寸法を有している。開口17
においては、水の通路のための突出部は外側へ延びてお
り円周に拡張されているが、これは開口の概略直線状の
縁部から角を形成して分れるような端部部分が横方向の
縁部を有するためである。
【0062】水の通路ための大きなサイズの突出部が存
在するために、開口17は横断面S 1を有し、その横断
面積は、隔壁14の周縁部分を貫通する開口18の横断
面S2の横断面積よりも大きくなっている。
【0063】例えば、管の外側横断面が285mm2のオ
ーダーの蒸気発生器の場合には、流れ分配隔壁の中央部
分における開口17は、540mm2のオーダーの横断面
積である横断面S1を有し、周縁部分16を貫通する開
口18は、435mm2のオーダーの横断面積である横断
面S2を有する。
【0064】従って、中央領域15においては、それぞ
れの開口17の水の通路のための空の空間、すなわちそ
れぞれの開口についての3つの水通路横断面合計は約2
50mm2であるのに対して、この水の通路のための横断
面は、周縁領域16においては、開口18あたりわずか
約150mm 2である。
【0065】しかしながら、概略円形の中央領域は、例
えば管板の半径Rのわずかに1/3だけ又はそれ以下の
半径R1を有するので、流れ分配隔壁の周縁領域におけ
る流体の通路のための総計表面積は、中央領域15にお
ける給水の通路のための横断面よりも4乃至5倍大き
い。
【0066】より一般的には、中央領域は流れ分配隔壁
の半径の最大でも40%に等しい半径、すなわちこれは
束ラッパー7の内側半径の40%を有し、束ラッパー内
に流れ分配隔壁は事実上クリアランスをもたずに収容さ
れる。
【0067】選択的には、中央領域の半径R1は、流れ
分配隔壁の半径Rの1/4から1/3の間になるように
選ばれる。
【0068】いずれの場合であっても、周縁領域におけ
る水の通路のための総計横断面は、蒸気発生器の中央部
分における水の通路のための横断面よりもかなり大き
い。
【0069】この装置は、図7に示すように、蒸気発生
器の底部において給水の速度と流量との分布を均等にで
きるもので、従来技術の装置と比較して、管板の中央領
域における堆積の量を増加させる。
【0070】既述したように、中央の管レーンには閉塞
装置が存在しないために、管板はきわめて容易に清掃す
ることができる。
【0071】流れ分配隔壁の中央部分と周縁部分との開
口17及び18は穿孔により、好ましくは穿孔とブロー
チ削りとによって作製されて、完全に一定の形状及びサ
イズの開口を得るようにする。
【0072】図5及び図6に示すように、それぞれ符号
20及び20’で示されている、開口17又は18の間
における流れ分配隔壁の残りの部分は、中央領域と周縁
領域とで異なる幅を有している。
【0073】符号20によって示されている流れ分配隔
壁の残りの部分は、流れ分配隔壁の中央部分15におい
ては周縁領域に比べてより小さな幅を有しているが、こ
れは中央部分における管の通路のための開口のサイズが
大きいからである。
【0074】本発明による発生器は、これ故に、蒸気発
生器の底部における水の流れの均等な分布を得ることを
可能とし、このことは特に、過大な量の浮遊物が給水の
流れに沿って、蒸気発生器の束の上側部分の流れ分配隔
壁や束をなす管を所定位置に保持する管支持板へと運ば
れるのを避けることを可能にする。管板の上面を清掃す
ることは容易に可能であるので、多くの量の浮遊物が管
板に堆積することは主たる不都合にはならない。これに
比較すると、束の上側部分の管支持板を清掃すること
は、きわめて実行の困難な作業である。
【0075】本発明は、上述した実施形態に制限される
ものではない。
【0076】従って、流れ分配隔壁の中央部分と周縁部
分とにおける開口は、上述して図示したのとは異なる形
状を有することができて、例えば、4つの突出部の形状
を有しても良いし、また、これらの開口は三角形の編目
の格子状とは異なる格子状のパターンに配置しても良
く、例えば四角形の編目の格子状のパターンに配列でき
る。
【0077】本発明は、本明細書において説明したのと
は異なる横断面の管にも適用される。
【0078】本発明は、加圧水型の原子炉の蒸気発生器
にのみ適用されるものではなく、束をなす管を通る1次
流体により供給された熱によって2次流体が蒸気に変え
られるようないかなる蒸気発生器にも適用される。
【0079】本発明はまた、1次流体と2次流体とが循
環するような熱交換器にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、加圧水型原子炉の蒸気発生器を示す部
分破断図である。
【図2】図2は、本発明による流れ分配隔壁を備えた蒸
気発生器の下部の一部を示す破断斜視図である。
【図3】図3は、図2に示した蒸気発生器の下部につい
て中央の管レーンに沿っての軸方向の断面図である。
【図4】図4は、図2及び図3に示した蒸気発生器の流
れ分配隔壁の四分円のひとつを示す平面図である。
【図5】図5は、図4に示した蒸気発生器の流れ分配隔
壁の中央部分を貫通する開口を示す拡大図である。
【図6】図6は、図4に示した蒸気発生器の流れ分配隔
壁の周縁部分を貫通する開口を示す拡大図である。
【図7】図7は、本発明による蒸気発生器の下部におけ
る給水の速度の分布を示す流れ図である。
【符号の説明】
5 管 7 束ラッパー 8 環状空間 9 給水導入手段 14 流れ分配隔壁 15 中央領域 16 第2領域 17 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベルナール コルヌ フランス 78340 ル クレイエ スー ボワ ラ フェザンデリーエ レジダンス 7 (72)発明者 ダニエル デストル フランス 93600 オールネイ スー ボ ワ リュー ルイ クータン 88

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸気発生器、特に加圧水型原子炉の蒸気
    発生器であり、それぞれが2本の直線状の足部を有する
    ような束(6)をなす管(5)の内側を循環する高温の
    流体と熱接触して流れる給水を加熱して気化するのに用
    いられる蒸気発生器であって、円筒形の全体形状の外殻
    (2)を備えており、外殻(2)の軸線に対して垂直な
    配置に固定されると共に束(6)をなす管(5)の直線
    状の足部の端部を取付けるための開口(12)を穿孔さ
    れた、管板(3)を備えており、外殻(2)の内側に同
    軸的に配置された束ラッパー(7)を備えており、束ラ
    ッパーの内側には管(5)の束が配置され、管の直線状
    の足部は蒸気発生器の軸線に対して平行であり、束ラッ
    パーの下縁は管板(3)の上に配置されていて、相互に
    平行であって管板(3)に対して平行である、束ラッパ
    ー(7)の内側において蒸気発生器の軸線方向に並べら
    れた配置に固定された幾枚かの横断板(10)を備え、
    横断板を貫通して束(6)をなす管(5)の足部のそれ
    ぞれの通路のための開口が設けられて給水の流れのため
    の空間を形成し、外殻(2)と管板(3)の上の束ラッ
    パー(7)との間の環状の空間(8)へ給水を導入する
    ための手段(9)を備えており、給水は、まず第一に環
    状の空間(8)を上部から下へと流れ、それから、束ラ
    ッパー(7)の下縁の下側を通り抜けた後で、束(6)
    をなす管(5)と接触して、束ラッパー(7)内を底部
    から上へと流れるものにおいて、管板の最も近くに配置
    された、流れ分配隔壁(14)として知られている横断
    板(14)は、実質的に丸形の中央領域であって、蒸気
    発生器の軸線と同じ軸線を有し、実質的には束ラッパー
    (7)の内側半径と等しくなっている横断板についての
    半径の最大でも40%と等しい半径を有する領域におい
    ては、管(5)と給水との通路のための第1の横断面
    (S1)を有する開口(17)を備え、中央領域(1
    5)の周縁の第2領域(16)においては、管(5)と
    給水との通路のための第2の横断面(S2)を有する開
    口(18)を備え、この横断面積が第1の横断面
    (S1)の横断面積よりも小さいことを特徴とする蒸気
    発生器。
  2. 【請求項2】 流れ分配隔壁(14)の中央領域(1
    5)の半径(R1)は、流れ分配隔壁の半径(R)の1
    /4から1/3の間であることを特徴とする請求項1に
    記載の蒸気発生器。
  3. 【請求項3】 周縁領域(16)の開口(18)を通る
    給水の通路のための総計表面積は、中央領域(15)の
    開口(17)を通る給水の通路のための総計表面積より
    も大きいことを特徴とする請求項1及び2のいずれか1
    項に記載の蒸気発生器。
  4. 【請求項4】 周縁領域の水の通路のための総計表面積
    は、中央領域の水の通路のための総計表面積よりも4乃
    至5倍大きいことを特徴とする請求項3に記載の蒸気発
    生器。
  5. 【請求項5】 約285mm2の横断面積を有する外側横
    断面の管(5)の束を備え、流れ分配隔壁(14)の中
    央部分(15)の開口(17)は約540mm 2の横断面
    積を有し、流れ分配隔壁(14)の周縁部分(16)の
    開口(18)は約435mm2の横断面積を有し、中央の
    開口(17)に係合する管(5)のそれぞれの周囲には
    給水の通路のための空の空間が約250mm2ほど残され
    ていて、流れ分配隔壁(14)の周縁部分(16)の開
    口(18)に係合する管(5)のそれぞれのまわりには
    水の通路のための空の空間が約150mm2ほど残されて
    いることを特徴とする請求項1及び2のいずれか1項に
    記載の蒸気発生器。
  6. 【請求項6】 流れ分配隔壁(14)の中央部分(1
    5)における及び周縁部分(16)における管の通路の
    ための開口(17,18)は、水の通路のための横断
    面、ないしは、束(6)をなす管(5)のまわりにて開
    口(17,18)の外側へ放射状に向けて延びる突出部
    を有していて、流れ分配隔壁(14)の中央部分(1
    5)における開口(17)の突出部の放射方向について
    の寸法は、流れ分配隔壁(14)の周縁部分(16)に
    おける開口(18)の突出部の放射方向の寸法よりも大
    きいことを特徴とする請求項1及び2のいずれか1項に
    記載の蒸気発生器。
  7. 【請求項7】 流れ分配隔壁(14)の開口(17,1
    8)は、穿孔及びブローチ削りによって作られているこ
    とを特徴とする請求項1及び2のいずれか1項に記載の
    蒸気発生器。
  8. 【請求項8】 流れ分配隔壁は、10mの高さに近い蒸
    気発生器の束の場合には、管板から450mm乃至550
    mmの距離に配置されていることを特徴とする請求項1及
    び2のいずれか1項に記載の蒸気発生器。
  9. 【請求項9】 束をなす管(5)を取付けるための開口
    が設けられていない、直径を直接横切るような中央領域
    (3a)を有する管板を備えており、流れ分配隔壁(1
    4)は、管(5)及び水の通路のための開口(17,1
    8)の設けられていない、直径の中央領域(14a)を
    備えていて、中央の管レーン(11)として知られる空
    の空間が、束ラッパー(7)の内側で、管板(3)の直
    径の中央領域(3a)と、流れ分配隔壁(14)の直径
    の中央領域(14a)と、蒸気発生器の束(6)の管
    (5)の直線状の足部の2つの列との間において、境界
    を定められており、管の足部は管板(3)における、受
    入れ開口を有していない直径の中央領域(3a)に隣接
    した、受入れ開口(12)に係合していることを特徴と
    する請求項1及び2のいずれか1項に記載の蒸気発生
    器。
  10. 【請求項10】 束ラッパー(7)は、束ラッパーの下
    縁に関して、軸線方向(7a,7’a)の延長部を有し
    ていて、これは管板(3)の概略上面まで延びて、直径
    方向の中央の管レーン(11)の2つの端部で向かい合
    っていることを特徴とする請求項9に記載の蒸気発生
    器。
  11. 【請求項11】 中央の管レーン(11)の直径の端部
    の中央の管レーン(11)へのアクセスを提供する作業
    口を有する外殻を備えており、束ラッパー(7)は、中
    央の管レーンへアクセスするために作業口(13)と軸
    方向に整列された、孔(21,21’)を有することを
    特徴とする請求項10に記載の蒸気発生器。
JP2000309668A 1999-10-08 2000-10-10 流れ分配隔壁を備えた蒸気発生器 Pending JP2001147292A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9912584A FR2799529B1 (fr) 1999-10-08 1999-10-08 Generateur de vapeur comportant une plaque de repartition pour favoriser l'ecoulement de l'eau d'alimentation au-dessus de la plaque tubulaire
FR9912584 1999-10-08

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001147292A true JP2001147292A (ja) 2001-05-29

Family

ID=9550724

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000309668A Pending JP2001147292A (ja) 1999-10-08 2000-10-10 流れ分配隔壁を備えた蒸気発生器

Country Status (9)

Country Link
US (1) US6302064B1 (ja)
EP (1) EP1091169B1 (ja)
JP (1) JP2001147292A (ja)
KR (1) KR20010067295A (ja)
CN (1) CN1139939C (ja)
AT (1) ATE240488T1 (ja)
CA (1) CA2321271A1 (ja)
DE (1) DE60002645D1 (ja)
FR (1) FR2799529B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005121353A (ja) * 2003-08-07 2005-05-12 Framatome Anp 凸状の底部を有する熱交換器、特に蒸気発生器
JP2010261946A (ja) * 2009-04-29 2010-11-18 Babcock & Wilcox Canada Ltd チューブ支持構造

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6498827B1 (en) * 1999-11-01 2002-12-24 Babcock & Wilcox Canada, Ltd. Heat exchanger tube support structure
US6914955B2 (en) * 2002-10-31 2005-07-05 Babcock & Wilcox Canada Ltd. Heat exchanger tube support structure
US7293532B2 (en) * 2003-10-14 2007-11-13 Goodfield Energy Corp. Heavy oil extraction system
US7721679B2 (en) * 2003-10-14 2010-05-25 Goodfield Energy Corporation Vapor generator with preheater and method of operating same
US7228822B2 (en) * 2003-10-14 2007-06-12 Goodfield Energy Corporation Vapor generator using pre-heated injected water
JP2007271157A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 伝熱管の支持構造
JP5055165B2 (ja) * 2008-02-29 2012-10-24 三菱重工業株式会社 蒸気発生器
US9683732B2 (en) * 2011-10-13 2017-06-20 Westinghouse Electric Company Anti-clogging steam generator tube bundle
CN103377735B (zh) * 2012-04-27 2016-08-03 上海核工程研究设计院 一种反应堆下部堆内构件
CN103474106A (zh) * 2012-06-08 2013-12-25 中国核动力研究设计院 椭球式流量分配器
CN106642040B (zh) * 2016-12-29 2018-06-19 中科瑞华原子能源技术有限公司 一种流量分配均匀的紧凑型蒸汽发生器
CN109566442A (zh) * 2019-01-22 2019-04-05 宇能(海南)新能源研究院有限公司 一种非接触换热式加热及保温双层水槽
CN112185601B (zh) * 2020-09-30 2022-02-01 中国核动力研究设计院 一种反应堆双板均流式流量分配装置及分流结构

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2251780B3 (ja) * 1973-11-21 1977-08-05 Kraftwerk Union Ag
US4665866A (en) * 1985-09-04 1987-05-19 Westinghouse Electric Corp. Grid-type flow distribution baffle
US4704994A (en) * 1986-04-16 1987-11-10 Westinghouse Electric Corp. Flow boosting and sludge managing system for steam generator tube sheet
ES2017781B3 (es) * 1987-11-11 1991-03-01 Siemens Ag Productor de vapor
US5092280A (en) * 1988-04-19 1992-03-03 Westinghouse Electric Corp. Pressure pulse cleaning apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005121353A (ja) * 2003-08-07 2005-05-12 Framatome Anp 凸状の底部を有する熱交換器、特に蒸気発生器
JP2010261946A (ja) * 2009-04-29 2010-11-18 Babcock & Wilcox Canada Ltd チューブ支持構造

Also Published As

Publication number Publication date
DE60002645D1 (de) 2003-06-18
CA2321271A1 (fr) 2001-04-08
FR2799529A1 (fr) 2001-04-13
CN1305192A (zh) 2001-07-25
CN1139939C (zh) 2004-02-25
US6302064B1 (en) 2001-10-16
ATE240488T1 (de) 2003-05-15
EP1091169A1 (fr) 2001-04-11
KR20010067295A (ko) 2001-07-12
EP1091169B1 (fr) 2003-05-14
FR2799529B1 (fr) 2002-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001147292A (ja) 流れ分配隔壁を備えた蒸気発生器
US8002866B2 (en) Steam-water separator
US3545537A (en) Anti-vibration tube support for vertical steam generator
US4709756A (en) Steam generator tube support
JPH0359322B2 (ja)
US4037569A (en) Flow distribution arrangement for a steam generator
FI105499B (fi) Menetelmä ja laite leijupetireaktorissa
US5291533A (en) Cooling water distribution system
JP2952102B2 (ja) 熱交換器
US4289198A (en) Heat exchanger
US3827484A (en) Liquid metal heat exchanger
EP2766661B1 (en) Anti-clogging steam generator tube bundle
US4972804A (en) Method and apparatus for organizing the flow of fluid in a vertical steam generator
JPH0356361B2 (ja)
US5088451A (en) Sludge removal system for removing sludge from heat exchangers
US4998583A (en) Heat transfer equipment
JPS62245095A (ja) 熱交換器
JPH0425441B2 (ja)
US5386871A (en) Thermal energy storage and recovery system
JP2005291624A (ja) 多管式熱交換器
JP2010261702A (ja) 給水用の異物トラップ
RU2169881C2 (ru) Парогенератор
US4024019A (en) Steam generating plant
RU98117938A (ru) Парогенератор для интегральных ядерных реакторов
JPH03150497A (ja) 下降水蒸気解放チャネルを備えた沸騰水型炉装置