JP2001147162A - 放射温度計の校正用空洞形黒体炉 - Google Patents

放射温度計の校正用空洞形黒体炉

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JP2001147162A JP33116099A JP33116099A JP2001147162A JP 2001147162 A JP2001147162 A JP 2001147162A JP 33116099 A JP33116099 A JP 33116099A JP 33116099 A JP33116099 A JP 33116099A JP 2001147162 A JP2001147162 A JP 2001147162A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放射温度計の校正の誤差要因となる空洞形黒
体の空洞壁面の温度分布を可及的に小さくし、所望の校
正を精度よく行うことができる放射温度計の校正用空洞
形黒体炉を提供すること。 【解決手段】 内部に空洞3を有する空洞形黒体2を備
えた黒体炉1において、前記空洞3の開口部4の下部内
周または上部内周に1または複数の孔23を設け、この
孔23から空洞壁面の制御温度とほぼ等しい温度の不活
性ガスまたは空気Gを吹き出すようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、放射温度計の校
正用空洞形黒体炉(以下、単に黒体炉という)に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上記黒体炉としては、空洞形黒体の空洞
における温度分布を少なくするため、300℃未満の温
度校正を行うのに用いる黒体炉においては、空洞形黒体
をオイル内に浸漬し、これをオイルによって加熱してお
り、300℃以上の高温の温度校正を行うのに用いる黒
体炉においては、空洞形黒体の外周にヒータを設けて、
直接加熱するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記い
ずれのタイプの黒体炉においても、図5に示すように、
空洞形黒体50の外部から空洞51の開口52を経て冷
たい空気53が流れ込み、この空気53は空洞51内に
おいて適宜加熱されて温かい空気54となって開口52
から空洞51外に流れ出る。つまり、前記空気53,5
4の流れによって空洞51内に対流が生じ、空洞形黒体
50の空洞壁面(空洞を囲む壁面)55に温度分布が生
じ、このため、空洞壁面55が所望の均一な温度に維持
されないことがあり、これに起因して放射温度計の校正
を精度よく行えないことがあった。
【0004】上述のような不都合を解決するため、例え
ば、空洞形黒体50の下部側を加熱して、空洞51内に
おける温度差をなくすことが試みられているが、この手
法によっても温度差が生ずることは完全に避けることが
できてない。
【0005】この発明は、上述の事柄に留意してなされ
たもので、その目的は、放射温度計の校正の誤差要因と
なる空洞形黒体の空洞壁面の温度分布を可及的に小さく
し、所望の校正を精度よく行うことができる黒体炉を提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明では、内部に空洞を有する空洞形黒体を備
えた黒体炉において、前記空洞の開口部の下部内周また
は上部内周に1または複数の孔を設け、この孔から空洞
壁面の制御温度とほぼ等しい温度の不活性ガスまたは空
気を吹き出すようにしている(請求項1)。この場合、
室温以上の温度校正を行う黒体炉においては、前記不活
性ガスまたは空気を吹き出すための孔を、空洞の開口部
の下部内周に設け、室温未満の温度校正を行う黒体炉
(低温黒体炉)においては、前記孔を、空洞の開口部の
上部内周に設ける。
【0007】上記特徴的構成よりなる黒体炉において
は、空洞形黒体の空洞の開口部に形成された孔から、空
洞壁面の制御温度とほぼ等しい温度の不活性ガスまたは
空気が吹き出されるようにしており、この吹き出された
不活性ガス(または空気)が開口部の外方においてその
下方から上方(または上方から下方)に向かう強制流と
なる。このため、この強制流がガスカーテンとして機能
し、空洞の外部から空洞内への冷たい(または温かい)
空気の侵入が効果的に防止され、また仮に前記空気の侵
入があったとしてもこの空気は前記強制流によって開口
部の外方に導出され、結果的に空洞内における対流の発
生が大幅に抑制される。その結果、放射温度計の校正の
誤差要因となる空洞壁面に温度分布が生ずるのが防止さ
れる。
【0008】そして、この発明の黒体炉においては、空
洞形黒体が加熱用のオイル内に浸漬されてこのオイルに
よって所定の温度になるように加熱される場合、孔から
吹き出される不活性ガスまたは空気が前記オイルによっ
て加熱されるようにすれば(請求項2)、不活性ガスま
たは空気を加熱する手段を別途設けたりする必要がな
い。
【0009】また、この発明の黒体炉においては、空洞
形黒体がその外周に設けられたヒータによって所定の温
度になるように加熱される場合、孔から吹き出される不
活性ガスまたは空気が前記ヒータによって加熱されるよ
うにすれば(請求項3)、不活性ガスまたは空気を加熱
する手段を別途設けたりする必要がない。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を、図面を
参照しながら説明する。図1〜図3は、この発明の第1
の実施の形態を示している。まず、図1において、1は
黒体炉1で、次のように構成されている。すなわち、図
1において、2は空洞形黒体で、例えば炭素、銅、ステ
ンレスなど熱伝導率の良好な素材で形成されている。3
はこの空洞形黒体2の内部に形成される空洞で、図2に
示すように、その開口部4に対向する底壁面5を開口部
4側に突出するように形成してあり、底壁面5の中央部
5cが開口部4側に突出し、その周囲の斜面部5a,5
bによって円錐面が形成されるようにしてある。6a,
6bは底壁面5の外周部と開口部4の外周との間に形成
される側壁面である。底壁面5および側壁面6a,6b
の表面は黒化処理が施されてあって、放射率を十分に大
きくしてある。
【0011】上記空洞形黒体2は、フランジ7を介して
例えばステンレス鋼製の内槽8の壁面に、開口部4が壁
面に対向するように取り付けられる。そして、内槽8の
内部には、空洞形黒体2を浸漬するようにしてオイル9
が所定深さに充填してあるとともに、オイル9を加熱す
るヒータ10およびモータ11によって回転駆動されオ
イル9を攪拌する羽根12がオイル9に浸漬されるよう
にして収容されている。
【0012】そして、図1において、13a,13bは
内槽8内に着脱自在に設けられる内蓋、14は例えばス
テンレス鋼製の外槽、15は内槽8と外槽14との間に
設けられる断熱材、16は外槽14の上部に着脱自在に
設けられる外蓋である。
【0013】また、図1において、17は空洞形黒体2
の開口部4に対応するように、内槽8、外槽14および
断熱材15の所定部分を貫通するように設けられた孔
で、この孔17の左方に設けられた放射温度計18によ
り空洞形黒体2の空洞3内を測定できるようにしてあ
る。ここまでの構成は、例えば特公平5−83851号
公報(第1図)に示される従来のこの種の黒体炉と変わ
るところがない。
【0014】この実施の形態の黒体炉1が従来のものと
変わる点は、空洞3の開口部4の下部内周に複数の孔を
設け、この孔から空洞壁面の制御温度とほぼ等しい温度
の不活性ガスまたは空気を吹き出すようにしたことであ
る。以下、この構成について、図3をも参照しながら説
明する。
【0015】図1〜図3において、19は空洞形黒体2
の開口部4に設けられる気体吹き出し部材で、内部に適
宜広さの中空部20が形成されるとともに、平面視形状
が円弧状(例えば半円形より円弧部分がやや長い)に形
成され、その円弧部分21のほぼ中間に不活性ガス(例
えば窒素ガス)Gを中空部20に導入するためのガス導
入用パイプ22が接続されるとともに、円弧部分21の
内面側(曲率面側)には、ガス導入用パイプ22の接続
位置およびこれを中心にして左右両側に複数(図3にお
いては5つ)の孔23が開設されている。これらの孔2
3は、ガス導入用パイプ22によって気体吹き出し部材
19の内部に導入された窒素ガスGを吹き出すための孔
であり、図3に示すように、開口部4の全体をカバーす
るように窒素ガスGが下方から上方に向かって吹き出る
ようにしてある。この場合、空洞3内の温度差に起因し
て生ずる対流による空気の量とほぼ同じ量またはやや多
い量の窒素ガスGを吹き出すのが好ましく、これに適合
するように、孔23の径や個数およびその開設位置を決
めるのがよい。
【0016】上記気体吹き出し部材19は、図3に示す
ように、空洞形黒体2のフランジ7の外側面に、孔23
が空洞形黒体2の開口部4の最下端を中心にして左右に
振り分けた状態で位置し、各孔23が上方またはほぼ上
方を向くように、ねじ止めなど適宜の手段で着脱自在に
取り付けられる。
【0017】そして、前記ガス導入用パイプ22の他端
側は、図1および図2に示すように、熱交換のために内
槽8内に入り、オイル9内を通り、空洞形黒体2の底面
側から上方に延びて、さらに、外蓋16の外部に導出さ
れ、窒素ガスボンベ24にバルブ(図示していない)な
どを介して接続されている。そして、このガス導入用パ
イプ22は、オイル9に浸漬されている部分の適宜の位
置に多重に折り曲げられた葛折れ部25が形成され、熱
交換が十分に行われるように構成してあり、ガス導入用
パイプ22内を気体吹き出し部材19方向に向かう窒素
ガスGが適宜の温度に加熱され、空洞壁面の制御温度と
ほぼ等しい温度の窒素ガスGが、気体吹き出し部材19
に形成された孔23から吹き出されるようにしてある。
【0018】また、図1において、26は外槽14の気
体吹き出し部材19の上方に設けられる排気装置で、気
体吹き出し部材19の孔23から吹き出された窒素ガス
Gが外部に一度に拡散しないようにするものであって、
必要に応じて排気ファンとフィルタを備えた排気口27
が設けられている。そして、28は気体吹き出し部材1
9および排気装置26の外周を覆うように設けられる断
熱部材である。なお、この断熱部材28には、開口部4
および放射温度計18に対応する部分に、赤外線の通過
を妨げないように開口が形成されていることはいうまで
もない。
【0019】以上のように構成された黒体炉1において
は、空洞形黒体2の空洞3の開口部4の下部内周に設け
られた気体吹き出し部材19における5つの孔23か
ら、空洞壁面の制御温度とほぼ等しい温度の窒素ガスG
が吹き出される。この場合、5つの孔23は、吹き出さ
れた窒素ガスGが開口部4の全体をカバーするように設
けられているので、前記窒素ガスGは、開口部4の外方
においてその下方から上方に向かう強制流となり、ガス
カーテンとして機能する。その結果、空洞3の外部から
空洞3内冷たい空気が侵入しようとしても、これが効果
的に防止される。また仮に前記空気の侵入があったとし
てもこの空気は前記強制流によって開口部4の外方に導
出され、結果的に空洞3内における対流の発生が大幅に
抑制される。その結果、放射温度計の校正の誤差要因と
なる空洞壁面に温度分布が生ずるのが防止される。
【0020】そして、上記第1の実施の形態において
は、前記複数の孔23から吹き出される窒素ガスGは、
ガス導入用パイプ22内を気体吹き出し部材19方向に
流れる過程において、空洞形黒体2を加熱するためのオ
イル9によって加熱されるので、窒素ガスGを予め加熱
するための手段を別途設ける必要がなく、黒体炉1全体
の構成が大型化したり複雑になるといったこともない。
また、ガス導入用パイプ22の途中には、葛折れ部25
が形成されているので、内槽8内で窒素ガスGを効率よ
く加熱することができる。
【0021】また、気体吹き出し部材19の上方には排
気装置26が設けられているので、気体吹き出し部材1
9の孔23から吹き出された窒素ガスGが外部に一度に
拡散されることがない。また、気体吹き出し部材19お
よび排気装置26の外側は断熱部材28で被覆されてい
るので、気体吹き出し部材19などからの熱によって放
射温度計18の温度測定が影響を受けるといったことも
ない。
【0022】さらに、前記気体吹き出し部材19は、空
洞形黒体2のフランジ7に着脱自在に設けられているの
で、そのメンテナンスが容易であるとともに、既存の黒
体炉に対して改良を施すことも簡単に行うことができ
る。
【0023】図4は、この発明の第2の実施の形態を示
すもので、この実施の形態における黒体炉30は、空洞
形黒体の外周にヒータを設けて、空洞形黒体を直接加熱
するようにしたものである。すなわち、図4において、
31は空洞形黒体で、前記空洞形黒体2と同様の素材よ
りなり、その断面形状も空洞形黒体2と同様であるが、
空洞形黒体31の側壁部32が空洞形黒体2のそれに比
べて肉厚で、例えば25mm程度である。33,33A
は空洞形黒体31を均一に加熱するためのヒータで、空
洞形黒体31の外側部全体を覆うように設けられてい
る。
【0024】そして、この実施の形態においても、空洞
形黒体31に形成される空洞34の開口部35側におい
て、前記気体吹き出し部材19と同様構成の気体吹き出
し部材36がフランジ37に着脱自在に設けられてい
る。そして、この気体吹き出し部材36に窒素ガスGを
導入するためのガス導入用パイプ38は、空洞形黒体3
1の肉厚の側壁部32の外側部分に側壁部32の外周に
螺旋状に複数回巻回するように形成された溝39に嵌め
込まれ、空洞形黒体31とともにヒータ33によって加
熱されるように構成されている。
【0025】なお、図4では省略しているが、上記黒体
炉30は、ヒータ33,33Aの外側に絶縁性の断熱部
材が被覆され、適宜の金属容器内に収容されている。ま
た、この黒体炉30においても、気体吹き出し部材36
側において、第1の実施の形態と同様の構成がなされて
いる。
【0026】この第2の実施の形態における黒体炉30
においても、空洞形黒体31の空洞34の開口部35に
設けられた気体吹き出し部材35における複数の孔40
から、空洞壁面の制御温度とほぼ等しい温度の窒素ガス
Gが吹き出される。この場合、複数の孔39は、吹き出
された窒素ガスGが開口部35の全体をカバーするよう
に設けられているので、前記窒素ガスGがガスカーテン
として機能する。したがって、図5に示した従来のもの
と異なり、空洞34の外部から開口部35を経て空洞3
4内に冷たい空気が侵入するのが効果的に防止され、放
射温度計18の校正の誤差要因となる空洞壁面に温度分
布が生ずるのが可及的に防止される。
【0027】そして、上記実施の形態においては、前記
複数の孔40から吹き出される窒素ガスGは、ガス導入
用パイプ38内を気体吹き出し部材35方向に流れる過
程において、空洞形黒体31を加熱するためのヒータ3
3によって加熱されるので、窒素ガスGを予め加熱する
ための手段を別途設ける必要がなく、黒体炉30全体の
構成が大型化したり複雑になるといったこともない。ま
た、ガス導入用パイプ38は、空洞形黒体31の外周に
複数回巻回されているので、窒素ガスGを効率よく加熱
することができる。
【0028】上記実施の形態における黒体炉1,30
は、いずれも室温以上の温度校正を行う黒体炉であった
が、黒体炉はこれに限られるものではなく、室温未満や
0℃〜零下50℃といった低温領域における温度校正を
行う黒体炉(低温黒体炉)もある。このような低温黒体
炉においては、図示は省略するが、窒素ガスGを吹き出
すための孔23を、空洞3の開口部4の上部内周、すな
わち、開口部4の最上部またはこれに近い部位に設け、
窒素ガスGを上方から下方に向かって吹き出すようにす
ればよい。また、必要に応じて、前記排気装置26と同
様構成の排気装置を下方に設けてもよい。
【0029】そして、前記気体吹き出し部材19,35
に形成される孔23、40は一つであってもよいが、孔
23、40から吹き出される窒素ガスGによって切れ目
のないガスカーテンが形成される必要があり、2以上の
適宜の個数が好ましい。また、孔23,40を空洞形黒
体2,31のフランジ7,37に形成し、気体吹き出し
部材19,35を省略することもできる。
【0030】また、前記孔23、40から吹き出すガス
Gとしては、窒素ガス以外のアルゴンガスなど人体など
に危害を加えない不活性ガスを用いることができるが、
空気を用いてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の黒体炉
は、空洞形黒体の空洞の開口部に形成された1または複
数の孔から、空洞壁面の制御温度とほぼ等しい温度の不
活性ガスまたは空気が吹き出されるようにしているの
で、この吹き出されたガス等がガスカーテンとして機能
し、空洞の外部から空洞内への冷たい(または温かい)
空気の侵入が効果的に防止され、放射温度計の校正の誤
差要因となる空洞壁面に温度分布が生ずるのが防止され
る。したがって、この発明によれば、温度精度の高い黒
体炉を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における黒体炉の構成を示す
縦断面図である。
【図2】前記黒体炉における空洞形黒体近傍の構成を概
略的に示す図である。
【図3】前記空洞形黒体の開口部近傍の構成を示す概略
的に示す図で、(A)は斜視図、(B)は正面図であ
る。
【図4】第2の実施の形態における黒体炉の要部の構成
を概略的に示す縦断面図である。
【図5】従来技術の問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
1,30…校正用空洞形黒体炉、2,31…空洞形黒
体、3,34…空洞、4…開口部、9…オイル、18…
放射温度計、23,40…孔、33…ヒータ、G…不活
性ガス(または空気)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 英明 大阪府守口市金田町2丁目12番6号 株式 会社サーミックス内 Fターム(参考) 2G066 AC02 BA30 CA01 CB01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に空洞を有する空洞形黒体を備えた
    放射温度計の校正用空洞形黒体炉において、前記空洞の
    開口部の下部内周または上部内周に1または複数の孔を
    設け、この孔から空洞壁面の制御温度とほぼ等しい温度
    の不活性ガスまたは空気を吹き出すようにしたことを特
    徴とする放射温度計の校正用空洞形黒体。
  2. 【請求項2】 空洞形黒体が加熱用のオイル内に浸漬さ
    れてこのオイルによって所定の温度になるように加熱さ
    れるとともに、孔から吹き出される不活性ガスまたは空
    気が前記オイルによって加熱されるようにしてある請求
    項1に記載の放射温度計の校正用空洞形黒体炉。
  3. 【請求項3】 空洞形黒体がその外周に設けられたヒー
    タによって所定の温度になるように加熱されるととも
    に、孔から吹き出される不活性ガスまたは空気が前記ヒ
    ータによって加熱されるようにしてある請求項1に記載
    の放射温度計の校正用空洞形黒体炉。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111678609A (zh) * 2020-06-11 2020-09-18 上海卫星装备研究所 一种高精度黑体腔及其制作方法
CN114353965A (zh) * 2020-09-30 2022-04-15 北京振兴计量测试研究所 一种黑体辐射源及其温度控制方法、温度控制设备
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