JP2001146322A - シート積載装置 - Google Patents

シート積載装置

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JP2001146322A
JP2001146322A JP33062599A JP33062599A JP2001146322A JP 2001146322 A JP2001146322 A JP 2001146322A JP 33062599 A JP33062599 A JP 33062599A JP 33062599 A JP33062599 A JP 33062599A JP 2001146322 A JP2001146322 A JP 2001146322A
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Japan
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sheet
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JP33062599A
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Hironori Matsuzaki
宏則 松崎
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Canon Finetech Nisca Inc
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Copyer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】積載される記録媒体などのシートのサイズが変
更されても面倒な操作の不要なシート積載装置を提供す
る。 【解決手段】サイド規制板70aと後端規制板80とを
アーム74,84で連結すると共に、サイド規制板70
bと後端規制板80とをアーム78,86で連結し、記
録媒体のサイズに応じて移動する後端規制板80に連動
してサイド規制板70a,70bも移動するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリン
タ、プロッタなどの画像形成装置に備えられたカセット
トレイなどのシート積載装置に関し、例えば、各種サイ
ズの記録媒体が積載されるユニバーサルカセットとして
好適なシート積載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータやワークステーションの出
力装置として、インクを吐出して記録媒体に画像を形成
するインクジェット方式画像形成装置や、現像剤などを
用いて記録媒体に画像を形成する電子写真方式の画像形
成装置が知られている。これらの画像形成装置には、通
常、複数枚の記録媒体が積載された状態で収容されるカ
セットトレイが備えられている。このカセットトレイは
画像形成装置の本体に出し入れ自在に装着されており、
カセットトレイに収容された記録媒体は、画像が形成さ
れる画像形成部に所定のタイミングで給紙される。
【0003】カセットトレイは、通常、矩形状の底壁を
有し、上面が開放された桶(枠体)と、記録媒体が積載
される矩形状の中板とを備えている。この中板の一辺部
は桶の底壁の近傍に位置して回動し、この一辺部とは反
対側の他辺部は桶の底壁から接離自在に離れ、これによ
り、中板は桶の底壁に対して傾斜する構成になってい
る。
【0004】上記したカセットトレイの一つとして、A
4サイズやB5サイズのような各種サイズの記録媒体が
選択的に積載されるユニバーサルカセットが知られてい
る。このようなユニバーサルカセットには、通常、複数
枚の記録媒体が中板に積載されたときにこれら複数枚の
記録媒体を揃えるためのサイド規制板と後端規制板が備
えられている。
【0005】サイド規制板は、中板に積載された記録媒
体の幅方向に移動して幅方向の端面(長さ方向に平行な
端面)に当接することにより幅方向の端面の位置を規制
する。一方、後端規制板は、中板に積載された記録媒体
の長さ方向に移動して長さ方向の端面(幅方向に平行な
端面)に当接することにより長さ方向の端面の位置を規
制する。このようにサイド規制板と後端規制板とで複数
枚の記録媒体が揃えられるので、記録媒体の斜行や紙詰
まり(ジャム)が防止されることとなる。
【0006】上述したようにユニバーサルカセットには
各種サイズの記録媒体が選択的に積載されるので、例え
ばA4サイズの記録媒体に代えてB5サイズの記録媒体
を中板に積載するときは、B5サイズの記録媒体を揃え
られる位置にサイド規制板と後端規制板が位置するよう
にこれらを別々に手で動かす。即ち、A4サイズの記録
媒体を揃えられる位置に位置しているサイド規制板と後
端規制板を別々に手で動かしてB5サイズの記録媒体を
揃えられる位置にこれらを位置させる。
【0007】また、ユニバーサルカセットには、中板に
積載された記録媒体のサイズを表示しておくサイズ表示
部などが組み込まれたものがある。サイズ表示部には、
後端規制板の動きに連動してサイズの表示を変更するタ
イプや、ユーザがサイズの表示を変更させるタイプのも
のがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように中板に
積載する記録媒体のサイズを変更する際は、サイド規制
板と後端規制板を別々に動かすので、それらの操作が面
倒である。また、記録媒体のサイズを変更したときにサ
イズ表示部の変更を忘れることがある。この場合、この
表示に基づいて画像形成動作を行う画像形成装置では何
らかのトラブルが発生するおそれがある。
【0009】本発明は、上記事情に鑑み、積載される記
録媒体などのシートのサイズが変更されても面倒な操作
の不要なシート積載装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1のシート積載装置は、所定サイズのシー
トを積載するシート積載装置において、(1)シートの
幅に応じて移動してこのシートの幅方向の端面に当接す
ることによりこの端面の位置を規制するサイド規制板
と、(2)シートの幅方向に直交する長さ方向の端面に
当接してこの端面の位置を規制する、上記サイド規制板
に連動して移動する長さ規制板とを備えたことを特徴と
するものである。
【0011】ここで、上記のシート積載装置は、(3)
上記長さ規制板が上記サイド規制板に連動するようにこ
れらを連結するリンク機構を備えてもよい。
【0012】また、本発明の第2のシート積載装置は、
所定サイズのシートを積載するシート積載装置におい
て、(4)シートの長さに応じて移動してこのシートの
長さ方向の端面に当接することによりこの端面の位置を
規制する長さ規制板と、(5)シートの長さ方向に直交
する幅方向の端面に当接してこの端面の位置を規制す
る、上記長さ規制板に連動して移動するサイド規制板と
を備えたことを特徴とするものである。
【0013】ここで、上記のシート積載装置は、(6)
上記サイド規制板が上記長さ規制板に連動するようにこ
れらを連結するリンク機構を備えてもよい。
【0014】また、上記したシート積載装置は、(7)
上記サイド規制板もしくは上記長さ規制板に連動してシ
ートのサイズを変更すると共に表示するサイズ表示手段
を備えてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明のシート積
載装置の一実施形態を説明する。
【0016】図1は、本発明のシート積載装置の一例で
あるユニバーサルカセットが出し入れ自在に装着された
複写機の外観を示す斜視図である。
【0017】複写機10の頂面には開閉自在な原稿圧着
板12が配置されている。また、頂面の正面側には、複
写枚数などが入力される操作パネル表示部14が配置さ
れている。この複写機10には、複数枚のカット紙が収
容されるユニバーサルカセット16が複写機10の本体
に出し入れ自在に備えられている。また、複写機10の
右側壁には、葉書などの小サイズの記録紙を給紙できる
矩形状の手差しトレイ18(図2参照)が備えられてい
る。この手差しトレイ18は、図2に示すように、下辺
部18aを中心にして矢印C方向に回動し、記録媒体を
載置できる位置(二点鎖線で示す位置)まで開く。ま
た、複写機10の左側壁には、画像が形成された記録紙
が積載される排紙トレイ20が備えられている。
【0018】複写機10の正面には矩形状の前ドア22
が、下辺部22aを回動中心にして手前側に開くように
固定されている。この前ドア22を開くことにより複写
機10の内部を観察できる。また、この前ドア22を開
いたままの状態で、前ドア22の近傍に配置されたフッ
ク(図示せず)を外すことによりダンパ(図示せず)の
反発力で複写機10の本体上部(後述する光学系28や
感光ドラム32などが組み込まれた部分)の正面側部分
が押し上げられる。この結果、複写機10は本体上部と
本体下部(ユニバーサルカセット16等が組み込まれた
部分)に2分割される。
【0019】図2を参照して、図1の複写機10で画像
を形成する手順を説明する。
【0020】図2は、複写機10の内部構造の概略を示
す模式図である。図2では、図1の構成要素と同一の構
成要素には同一の符号が付されている。
【0021】原稿圧着板12の下には、原稿24が載置
される原稿台ガラス26が配置されている。この原稿台
ガラス26に、画像面が下になるように原稿24を載置
し、原稿圧着板12で原稿24を押さえて固定する。原
稿24に記録された画像は、光源ランプ(図示せず)な
どを備えた周知の光学系28で読み取られ、原稿に記録
された画像の情報を担持する光(破線A)が得られる。
この光は、帯電部30によって一様に帯電された感光ド
ラム32に照射されて静電潜像が形成される。この静電
潜像は、現像部34から供給された現像剤(トナー)で
現像されて現像像が形成される。一方、ユニバーサルカ
セット16からは記録紙などの記録媒体が矢印B方向に
給紙され、転写部36において現像像が記録媒体に転写
される。現像像が転写された記録媒体は、搬送部38に
よって定着部40に搬送される。定着部40にはヒート
ローラ42とプレスローラ44が配置されており、これ
ら2つのローラ42,44に記録媒体が挟まれながら搬
送されて、現像像が記録媒体に定着される。このように
して現像像が定着された記録媒体は排出されて排紙トレ
イ20に積載される。なお、転写後に感光ドラム32に
残留したトナーはクリーニング装置46によって掻き落
とされる。また、手差しトレイ18から記録媒体を給紙
することもでき、手差しトレイ18から給紙された記録
媒体に画像が形成される手順も上記と同じである。
【0022】図3と図4を参照してユニバーサルカセッ
ト16の概略構成を説明する。
【0023】図3は、中板が下がった状態のユニバーサ
ルカセットを示す斜視図であり、図4は、中板が上がっ
た状態のユニバーサルカセットを示す斜視図である。こ
れらの図に示すユニバーサルカセット16は同一のもの
であるが、概略構成を示しているため同一の部材であっ
ても形状の多少異なるものもある。
【0024】ユニバーサルカセット16は、複写機10
(図1、図2参照)に対して矢印D方向に出し入れされ
る。ユニバーサルカセット16は、矩形状の底壁52と
この底壁52の周縁部から立ち上がった側壁54を有す
る桶50を備えている。桶50の底壁52には、この底
壁52の約半分程度の広さであって、記録媒体が積載さ
れる矩形状の中板60が配置されている。中板60に積
載されている記録媒体は矢印E方向に送り出される(給
紙される)。
【0025】中板60の一辺部62は矢印D方向に延び
ており、底壁52の、矢印E方向の中央部分の近傍に位
置する。この一辺部62の、矢印D方向の両端部にはそ
れぞれ、一辺部62からほぼ直角に支持板64が立ち上
がっている。支持板64の上部には長孔64aが形成さ
れており、この長孔64aには、側壁54に形成された
突起(図示せず)が嵌め込まれている。このため、中板
60はこの突起を回動軸として、図3に示す位置と図4
に示す位置の間を回動できる。
【0026】中板60の一辺部62とは反対側には、矢
印D方向に延びて底壁52の、矢印E方向の先端部に接
離する他辺部66が形成されている。他辺部66の中央
部分の下には、2つのコイルばね(図示せず)が配置さ
れている。2つのコイルばねの上端は他辺部66の中央
部分に固定されており、下端部は底壁52に固定されて
いる。これら2つのコイルばねによって中板60の他辺
部66の中央部分は常に上方に付勢されている。このよ
うに中板60の他辺部66の中央部分が上方に付勢され
て押し上げられると共に一辺部62が底壁52の近傍で
回動することにより、中板60は底壁52に対して傾斜
する。
【0027】中板60には矩形状の4つの開口68が形
成されている。これらの開口68は、中板60に積載さ
れた記録媒体の両端を規制するサイド規制板70が移動
するためのものである。サイド規制板70はL字状の一
対の板70a,70bからなり、矢印D方向に移動自在
に底壁52に固定されている。これら一対の板70a,
70bは互いに連動して矢印D方向に移動し、記録媒体
の幅のサイズに応じて位置を変えられる。従って、これ
ら一対の板70a,70bを記録媒体のサイズに応じて
適宜の位置まで移動させることにより、中板60には、
複数種類のサイズの記録媒体のうちからいずれか一種類
のサイズの記録媒体を選択的に積載できる。
【0028】なお、一対の板70a,70bを移動させ
る際には、V字状のサイズ切換つまみ(図示せず)をつ
まみながら移動させる。一対の板70a,70bが所定
の位置に位置したときにサイズ切換つまみを放すと、底
壁52に形成された孔(図示せず)にサイズ切換つまみ
の先端部が嵌め込まれてこの所定の位置に一対の板70
a,70bが固定される。
【0029】中板60の一辺部62の中央部分の近傍に
は、中板60に載置された記録媒体の後端の位置を規制
する後端規制板80(本発明にいう長さ規制板の一例で
ある)が底壁52に配置されている。この後端規制板8
0は、後述するように、サイド規制板70の動きに連動
して矢印F方向に移動し、給紙される記録媒体の後端を
規制する。
【0030】サイド規制板70を構成する一対の板70
a,70bにはそれぞれ、L字状の分離爪(図示せず)
が固定されており、これら一対の板70a,70bと共
に移動する。また、この分離爪の先端部は折れ曲がっ
て、中板60に積載された記録媒体の給紙方向(矢印E
方向)先端部の両端を上から押さえるようになってい
る。中板60に積載された記録媒体のうち一番上のもの
が給紙ローラ(図示せず)の回転に伴って送り出される
ときに、この一番上の記録媒体の先端部が分離爪の先端
部から外れ、上から二番目以降の記録媒体から分離され
る。
【0031】中板60の他辺部66の上方には、矢印D
方向に延びる回転軸(図示せず)が配置されており、こ
の回転軸の長手方向両端部は複写機10(図2参照)の
本体に回転自在に固定されている。この回転軸には一対
の給紙ローラ(図示せず)が固定されている。この一対
の給紙ローラは半月状であり、回転軸の長手方向両端部
それぞれから、回転軸の長さの約3分の1程度離れた部
分に固定されている。回転軸は、通常、給紙ローラを上
にした状態、すなわち、給紙ローラの円弧状部分が回転
軸を挟んで中板60とは反対の側に位置した状態で停止
している。複写機10(図2参照)に内蔵された制御装
置(図示せず)からの制御信号に基づいて、回転軸は所
定のタイミングで一回転する。
【0032】全体が底壁52にほぼ接触している中板6
0に多数枚の記録媒体を積載し、ユニバーサルカセット
16を複写機10の本体に押し込むと、中板60の他辺
部66が押し上げられて、図4に示すように、中板60
が底壁52に対して傾斜する。上記した所定のタイミン
グで回転軸が回転すると、中板60に積載された記録媒
体のうち一番上のものが給紙ローラの円弧状部分に当接
してその回転に伴って矢印E方向に送り出される。一番
上の記録媒体が送り出され始めるときに、この一番上の
記録媒体の先端部の両端が分離爪の先端部から外れ、上
から二番目以降の記録媒体から分離される。
【0033】ここで、図5から図7までを参照して、サ
イド規制板70a,70bと後端規制板80を連動させ
るリンク機構について説明する。
【0034】図5は、A3サイズの記録紙が積載されて
いるユニバーサルカセットのリンク機構を示す平面図で
ある。図6は、A4サイズの記録紙が積載されているユ
ニバーサルカセットのリンク機構を示す平面図である。
図7は、B5サイズの記録紙が積載されているユニバー
サルカセットのリンク機構を示す平面図である。これら
の図では、図3と図4に示す構成要素と同一の構成要素
には同一の符号が付されている。
【0035】後端規制板80の底部のほぼ中央には、下
方に向けて突出したガイドピン82が形成されている。
このガイドピン82は、同じ長さで同じ形状を有する2
本のアーム84,86の一端部に形成された長孔84
a,86aそれぞれに抜け落ちないように差し込まれて
いる。このため、2本のアーム84,86は、ガイドピ
ン82を中心軸にして自在に回転できる。また、ガイド
ピン82が長孔84a,86aの内部を移動できる範囲
内で2本のアーム84,86は自在に移動できる。ただ
し、後述するように制約があるので、この制約の範囲内
でしか回転や移動はできない。上記した2本のアーム8
4,86のうちアーム84は、サイド規制板70aに向
けて延びており、一方、アーム86は、サイド規制板7
0bに向けて延びている。
【0036】サイド規制板70aの底部のうちその中央
よりも後端規制板80にやや近い部分には、下方に向け
て突出したガイドピン72が形成されている。このガイ
ドピン72は、アーム74の一端部に形成された長孔7
4aに抜け落ちないように差し込まれている。このた
め、アーム74はガイドピン72を中心軸にして自在に
回転できる。また、ガイドピン72が長孔74aの内部
を移動できる範囲内でアーム74は自在に移動できる。
ただし、後述するように制約があるので、この制約の範
囲内でしか回転や移動はできない。
【0037】一方、サイド規制板70bもサイド規制板
70aと同様に、その底部のうち中央よりも後端規制板
80にやや近い部分には、下方に向けて突出したガイド
ピン76が形成されている。このガイドピン76は、ア
ーム78の一端部に形成された長孔78aに抜け落ちな
いように差し込まれている。このため、アーム78はガ
イドピン76を中心軸にして自在に回転できる。また、
ガイドピン76が長孔78aの内部を移動できる範囲内
でアーム78は自在に移動できる。ただし、後述するよ
うに制約があるので、この制約の範囲内でしか回転や移
動はできない。上記した2本のアーム74,78は、後
端規制板80に向けて延びている。
【0038】アーム84とアーム74はガイド軸90に
よって回転自在に連結されている。このガイド軸90
は、アーム84の長孔84aとは反対側の端部と、アー
ム74の長孔74aとは反対側の端部とに回転自在に差
し込まれている。同様に、アーム86とアーム78はガ
イド軸92によって回転自在に連結されている。このガ
イド軸92は、アーム86の長孔86aとは反対側の端
部と、アーム78の長孔78aとは反対側の端部とに回
転自在に差し込まれている。上記したアーム74,7
8,84,86やガイド軸90,92などによって、発
明にいうリンク機構が構成されている。
【0039】上記したガイド軸90,92がそれぞれ案
内されるガイド溝100,102が底壁52に形成され
ている。2つのガイド溝100,102は矢印E方向に
平行な中央線G(仮想線である)に関して対称であり、
サイド規制板70a,70bと後端規制板80が、A3
サイズ、A4サイズ、B5サイズなどの所定サイズに対
応する位置に位置するようになっている。このような形
状のガイド溝100,102の中だけをガイド軸90,
92が移動する。このため、上記した4本のアーム7
4,78,84,86が回転する範囲や移動する範囲が
制限される。
【0040】上記したガイド溝100(102)にはガ
イド軸90(92)が嵌り込む穴100a,100b,
100c,100d,100e(102a,102b,
102c,102d,102e)が形成されている。図
5に示すように、ガイド軸90が穴100aに嵌り込
み、ガイド軸92が穴102aに嵌り込んだときは、A
3サイズの記録紙104(本発明にいうシートの一例で
ある)に対応する位置にサイド規制板70a,70bと
後端規制板80が位置する。また、図6に示すように、
ガイド軸90が穴100bに嵌り込み、ガイド軸92が
穴102bに嵌り込んだときは、A4サイズの記録紙1
06に対応する位置にサイド規制板70a,70bと後
端規制板80が位置する。また、図7に示すように、ガ
イド軸90が穴100dに嵌り込み、ガイド軸92が穴
102dに嵌り込んだときは、B5サイズの記録紙10
8に対応する位置にサイド規制板70a,70bと後端
規制板80が位置する。
【0041】中板60(図3と図4参照)に積載される
記録紙のサイズを例えばA3サイズからA4サイズに変
更する際には、中板60にA4サイズの記録紙106を
積載し、後端規制板80を軽く下げ、穴100a,10
2aに嵌り込んだガイド軸90,92を穴100a,1
02aから抜き、この状態で後端規制板80を矢印E方
向に押す。後端規制板80を矢印E方向に押して移動さ
せると、ガイド軸90,92がガイド溝100,102
にガイドされて移動すると共にアーム74,78,8
4,86が動く。従って、後端規制板80の動きに連動
してサイド規制板70a,70bが移動することとな
り、図6に示すようにガイド軸90,92が穴100
b,102bに嵌り込む。
【0042】これにより、図6に示すように、サイド規
制板70a,70bがA4サイズの記録紙106の幅方
向(矢印D方向)の端面106a,106bに当接する
と共に後端規制板80が記録紙106の長さ方向(矢印
E方向)の後端面106cに当接する。この結果、記録
紙106の端面106a,106b,106cの位置が
規制されて、中板60に積載された複数枚の記録紙10
6が揃えられる。従って、後端規制板80を移動させる
だけでサイド規制板70a,70bも移動して記録紙1
06が揃えられることとなるので、面倒な操作をしなく
てもよい。
【0043】上記の例では後端規制板80を押して移動
させ、この移動にサイド規制板70a,70bが連動し
たが、この逆に、サイド規制板70a,70bを移動さ
せて、この移動に後端規制板80を連動させてもよい。
なお、サイド規制板70a,70bはいずれか一方を移
動させると他方は連動して移動するように構成されてお
り、この構成は周知のものである。
【0044】図8から図10までを参照して、記録紙の
サイズを表示するサイズ表示器(本発明にいうサイズ表
示手段の一例である)について説明する。
【0045】図8は、サイズ表示器を示す模式図であ
り、図9は、サイズ表示アームと溝を示す斜視図であ
る。図10は、図8のH−H断面図である。これらの図
では、図5に示す構成要素と同一の構成要素には同一の
符号が付されている。なお、図8では、サイド規制板7
0a,70b、後端規制板80、アーム74,78,8
4,86などを省略している。
【0046】ユニバーサルカセット16(図1や図2な
どを参照)には、このユニバーサルカセット16に収容
された(中板60(図3や図4を参照)に積載された)
記録紙のサイズを表示するサイズ表示110が組み込ま
れている。このサイズ表示110には、記録媒体のサイ
ズ(例えばA3,A4R,B5R,B4など)が表示さ
れる表示窓112が形成されている。サイズ表示110
や表示窓112は、ユニバーサルカセット16の外枠体
120に配置されている。表示窓112に表示されるサ
イズは、上記のサイド規制板70a,70bもしくは後
端規制板80の動きに連動して変更される。
【0047】サイズ表示110は、ガイド軸92に連結
されたサイズ表示アーム114を備えている。このサイ
ズ表示アーム114は、図9に示すように、アーム86
及びアーム78に連動する。また、サイズ表示アーム1
14は、ユニバーサルカセット16の桶の裏側でガイド
軸92によって接続され、サイズ表示110のサイズ表
示シートを移動させ、サイズ表示窓112にサイズが表
示される。ガイド軸92が穴102bに嵌り込んでサイ
ド規制板70a,70bと後端規制板80がA4サイズ
に対応する位置に位置するときは、サイズ表示窓112
には「A4」の文字が表示されるようになっている。こ
のようにガイド軸92が嵌り込む穴に応じてサイズ表示
窓112に表示されるサイズが変更されるのでサイズ変
更を忘れることがなく、面倒な操作が不要となる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明の第1のシー
ト積載装置によれば、シートの幅方向端面の位置を規制
するためにサイド規制板を移動させると、この移動に連
動して長さ規制板も移動して長さ方向の端面の位置も規
制される。このため、シートの幅方向端面を規制すると
長さ方向端面も規制されることとなるので、面倒な操作
の不要なシート積載装置が得られる。
【0049】ここで、上記長さ規制板が上記サイド規制
板に連動するようにこれらを連結するリンク機構を備え
た場合は、簡易な構成で長さ規制板をサイド規制板に連
動させられる。
【0050】また、本発明の第2のシート積載装置によ
れば、シートの長さ方向端面の位置を規制するために長
さ規制板を移動させると、この移動に連動してサイド規
制板も移動して幅方向の端面の位置も規制される。この
ため、シートの長さ方向端面を規制すると幅方向端面も
規制されることとなるので、面倒な操作の不要なシート
積載装置が得られる。
【0051】ここで、上記サイド規制板が上記長さ規制
板に連動するようにこれらを連結するリンク機構を備え
た場合は、簡易な構成でサイド規制板を長さ規制板に連
動させられる。
【0052】また、上記サイド規制板もしくは上記長さ
規制板に連動してシートのサイズを変更すると共に表示
するサイズ表示手段を備えた場合は、サイズ表示手段で
表示されるシートサイズがサイド規制板もしくは長さ規
制板に連動するのでサイズの変更を忘れることがない。
また、積載されたシートのサイズが変わる度にサイズ表
示手段のサイズ表示を変更しなくてもよいので面倒な操
作が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート積載装置が出し入れ自在に組み
込まれた複写機の外観を示す斜視図である。
【図2】図1の複写機の内部構造の概略を示す模式図で
ある。
【図3】中板が下がった状態のユニバーサルカセットを
示す斜視図である。
【図4】中板が上がった状態のユニバーサルカセットを
示す斜視図である。
【図5】A3サイズの記録紙が積載されているユニバー
サルカセットのリンク機構を示す平面図である。
【図6】A4サイズの記録紙が積載されているユニバー
サルカセットのリンク機構を示す平面図である。
【図7】B5サイズの記録紙が積載されているユニバー
サルカセットのリンク機構を示す平面図である。
【図8】サイズ表示器を示す模式図である。
【図9】サイズ表示アームと溝を示す斜視図である。
【図10】図8のH−H断面図である。
【符号の説明】
16 ユニバーサルカセット 70a,70b サイド規制板 80 後端規制板 82 ガイドピン 74,78,84,86 アーム 90,92 ガイド軸 100,102 ガイド溝 110 サイズ表示 112 サイズ表示窓 114 サイズ表示アーム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定サイズのシートを積載するシート積
    載装置において、 シートの幅に応じて移動して該シートの幅方向の端面に
    当接することにより該端面の位置を規制するサイド規制
    板と、 シートの幅方向に直交する長さ方向の端面に当接して該
    端面の位置を規制する、前記サイド規制板に連動して移
    動する長さ規制板とを備えたことを特徴とするシート積
    載装置。
  2. 【請求項2】 前記長さ規制板が前記サイド規制板に連
    動するようにこれらを連結するリンク機構を備えたこと
    を特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
  3. 【請求項3】 所定サイズのシートを積載するシート積
    載装置において、 シートの長さに応じて移動して該シートの長さ方向の端
    面に当接することにより該端面の位置を規制する長さ規
    制板と、 シートの長さ方向に直交する幅方向の端面に当接して該
    端面の位置を規制する、前記長さ規制板に連動して移動
    するサイド規制板とを備えたことを特徴とするシート積
    載装置。
  4. 【請求項4】 前記サイド規制板が前記長さ規制板に連
    動するようにこれらを連結するリンク機構を備えたこと
    を特徴とする請求項3に記載のシート積載装置。
  5. 【請求項5】 前記サイド規制板もしくは前記長さ規制
    板に連動してシートのサイズを変更すると共に表示する
    サイズ表示手段を備えたことを特徴とする請求項1から
    4までのうちのいずれか一項に記載のシート積載装置。
JP33062599A 1999-11-19 1999-11-19 シート積載装置 Withdrawn JP2001146322A (ja)

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