JP2001145862A - 焼却灰の無害化処理方法 - Google Patents
焼却灰の無害化処理方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ゴミ焼却場等において生じる燃えがらや飛灰
等の焼却灰中にはダイオキシン類や重金属が含まれてい
ることが社会問題となっている。従来、焼却灰中のダイ
オキシン類を分解除去する方法として、焼却灰を高度な
密閉雰囲気下で酸欠状態で加熱処理する方法等が提案さ
れているが、酸欠状態を保持するためには特別な設備が
必要であり、設備投資や設備の維持コストが高くつくと
いう問題があった。また従来法ではダイオキシン類の処
理と重金属の処理とを同時に行うことは困難であった。 【解決手段】 本発明方法は、焼却灰に、（Ａ）燐系化
合物、アルミニウム化合物、カルシウム化合物より選ば
れた少なくとも１種と、（Ｂ）尿素とを添加し、１６０
〜６００℃で加熱処理することを特徴とする焼却灰の無
害化処理方法である。
等の焼却灰中にはダイオキシン類や重金属が含まれてい
ることが社会問題となっている。従来、焼却灰中のダイ
オキシン類を分解除去する方法として、焼却灰を高度な
密閉雰囲気下で酸欠状態で加熱処理する方法等が提案さ
れているが、酸欠状態を保持するためには特別な設備が
必要であり、設備投資や設備の維持コストが高くつくと
いう問題があった。また従来法ではダイオキシン類の処
理と重金属の処理とを同時に行うことは困難であった。 【解決手段】 本発明方法は、焼却灰に、（Ａ）燐系化
合物、アルミニウム化合物、カルシウム化合物より選ば
れた少なくとも１種と、（Ｂ）尿素とを添加し、１６０
〜６００℃で加熱処理することを特徴とする焼却灰の無
害化処理方法である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばゴミ、産業廃
棄物等を焼却した際等に生成したダイオキシン類等の有
害塩素化合物の焼却灰中の含有量を低減化できるととも
に、焼却灰中に含まれる有害な金属を固定化することの
できる焼却灰の無害化処理方法に関する。
棄物等を焼却した際等に生成したダイオキシン類等の有
害塩素化合物の焼却灰中の含有量を低減化できるととも
に、焼却灰中に含まれる有害な金属を固定化することの
できる焼却灰の無害化処理方法に関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】都市ゴ
ミ、産業廃棄物等の焼却によって生じる焼却灰（燃えが
ら、飛灰）や排ガス中には、ＳＯx 、ＮＯx 、塩化水
素、重金属等の種々の有害物質が含まれており、特にダ
イオキシン類等の有毒な塩素化合物が多く含まれている
場合があることが、近年、大きな社会問題となってい
る。
ミ、産業廃棄物等の焼却によって生じる焼却灰（燃えが
ら、飛灰）や排ガス中には、ＳＯx 、ＮＯx 、塩化水
素、重金属等の種々の有害物質が含まれており、特にダ
イオキシン類等の有毒な塩素化合物が多く含まれている
場合があることが、近年、大きな社会問題となってい
る。
【０００３】ダイオキシン類等の塩素化合物（以下、単
にダイオキシン類と呼ぶ。）は非常に安定な物質で水に
溶けず、半永久的に毒性が消失しないことから、その強
い毒性と相俟って環境汚染対策の重要化学物質とされて
いる。ゴミ焼却場において廃棄物、特にプラスチック廃
棄物を焼却処理した際に生成する可能性の高いダイオキ
シン類の生成量を低減化させるためには、燃焼ガスを活
性炭等と接触させる方法が、ある程度は有効であると言
われている。このため従来、燃焼ガスを活性炭と接触さ
せた後、バグフィルターを通過させて燃焼ガス中からダ
イオキシン類を除去することが試みられている。
にダイオキシン類と呼ぶ。）は非常に安定な物質で水に
溶けず、半永久的に毒性が消失しないことから、その強
い毒性と相俟って環境汚染対策の重要化学物質とされて
いる。ゴミ焼却場において廃棄物、特にプラスチック廃
棄物を焼却処理した際に生成する可能性の高いダイオキ
シン類の生成量を低減化させるためには、燃焼ガスを活
性炭等と接触させる方法が、ある程度は有効であると言
われている。このため従来、燃焼ガスを活性炭と接触さ
せた後、バグフィルターを通過させて燃焼ガス中からダ
イオキシン類を除去することが試みられている。
【０００４】平成２年１２月に厚生省から出された焼却
炉の運転に関するガイドラインでは、新設の焼却炉では
ダスト集塵機の入口ガス温度を２００℃以下に下げ、出
口ガス中のダイオキシン類濃度を、国際毒性等価換算濃
度で０．５ｎｇ／Ｎｍ3 以下にすること、既設の焼却炉
ではダスト集塵機の入口ガス温度を２５０〜２８０℃以
下の極力低い温度となるように運転し、ダイオキシン類
の濃度を従来の１／１０以下にすることが要望されてい
る。しかしながら、これらの方法では、ダイオキシン類
の除去率は、バグフィルターの通過ガス温度を、実用上
の最低温度である１５０℃まで低下させても、９９．５
％以上のダイオキシン類除去率を常に確保することは困
難であり、たとえ排ガス中のダイオキシン類を有効に除
去できたとしても、バグフィルターで燃焼ガス中から分
離された飛灰や、燃えがら等の焼却灰中にダイオキシン
類が含有されて残留する虞れがあった。
炉の運転に関するガイドラインでは、新設の焼却炉では
ダスト集塵機の入口ガス温度を２００℃以下に下げ、出
口ガス中のダイオキシン類濃度を、国際毒性等価換算濃
度で０．５ｎｇ／Ｎｍ3 以下にすること、既設の焼却炉
ではダスト集塵機の入口ガス温度を２５０〜２８０℃以
下の極力低い温度となるように運転し、ダイオキシン類
の濃度を従来の１／１０以下にすることが要望されてい
る。しかしながら、これらの方法では、ダイオキシン類
の除去率は、バグフィルターの通過ガス温度を、実用上
の最低温度である１５０℃まで低下させても、９９．５
％以上のダイオキシン類除去率を常に確保することは困
難であり、たとえ排ガス中のダイオキシン類を有効に除
去できたとしても、バグフィルターで燃焼ガス中から分
離された飛灰や、燃えがら等の焼却灰中にダイオキシン
類が含有されて残留する虞れがあった。
【０００５】一方、焼却灰等の固体状廃棄物中に含まれ
るダイオキシン類を除去するために、従来はダイオキシ
ン類を含む固体状廃棄物を、アミン系化合物の存在下に
加熱処理する方法（特開平４−２４１８８０号公報）等
が提案されている。しかしながら、この方法では、固体
状廃棄物中に含まれるダイオキシン類の分解率が充分で
はなく、また重金属の溶出を防止することができなかっ
た。
るダイオキシン類を除去するために、従来はダイオキシ
ン類を含む固体状廃棄物を、アミン系化合物の存在下に
加熱処理する方法（特開平４−２４１８８０号公報）等
が提案されている。しかしながら、この方法では、固体
状廃棄物中に含まれるダイオキシン類の分解率が充分で
はなく、また重金属の溶出を防止することができなかっ
た。
【０００６】また、ダイオキシン類を含む飛灰を非通り
抜け系において酸欠状態で加熱してダイオキシン類を分
解する方法も提案されている（特公平６−３８８６３号
公報）。しかしながら、この方法では酸欠状態にしない
とダイオキシン類を有効に分解し得ないとともに、酸欠
状態を得るには、閉鎖系において或いは不活性ガス雰囲
気中で作業して空気の侵入を排除する等の方法を採用す
る必要があり、加熱処理に使用する加熱装置に高い気密
構造が要求されるため、設備投資や設備の保守等に高い
コストがかかるという問題があった。また、上記方法で
は、ダイオキシン類等の塩素化芳香族化合物を加熱分解
しても、塩素と芳香族化合物の段階までしか分解されな
いものが存在する虞れがあり、このような塩素と芳香族
化合物が加熱条件下で結合してダイオキシン類等が再度
生成される虞れもあった。しかも、近年のゴミの多様化
に伴い焼却灰中には多くの重金属が含有されている場合
があるが、従来の方法では焼却灰中の重金属を有効に処
理することはできなかったため、別途処理を施さなけれ
ばならなかった。
抜け系において酸欠状態で加熱してダイオキシン類を分
解する方法も提案されている（特公平６−３８８６３号
公報）。しかしながら、この方法では酸欠状態にしない
とダイオキシン類を有効に分解し得ないとともに、酸欠
状態を得るには、閉鎖系において或いは不活性ガス雰囲
気中で作業して空気の侵入を排除する等の方法を採用す
る必要があり、加熱処理に使用する加熱装置に高い気密
構造が要求されるため、設備投資や設備の保守等に高い
コストがかかるという問題があった。また、上記方法で
は、ダイオキシン類等の塩素化芳香族化合物を加熱分解
しても、塩素と芳香族化合物の段階までしか分解されな
いものが存在する虞れがあり、このような塩素と芳香族
化合物が加熱条件下で結合してダイオキシン類等が再度
生成される虞れもあった。しかも、近年のゴミの多様化
に伴い焼却灰中には多くの重金属が含有されている場合
があるが、従来の方法では焼却灰中の重金属を有効に処
理することはできなかったため、別途処理を施さなけれ
ばならなかった。
【０００７】本発明者等は上記の点に鑑み鋭意研究した
結果、焼却灰に燐系化合物、アルミニウム化合物、カル
シウム化合物の少なくとも１種と、尿素とを併用して添
加して加熱することにより、酸欠状態で処理を行わずと
も焼却灰中のダイオキシン類の含有量を効果的に低減化
できるとともに、焼却灰中の重金属も固定化して焼却灰
を無害化することができることを見出し、本発明を完成
するに至った。
結果、焼却灰に燐系化合物、アルミニウム化合物、カル
シウム化合物の少なくとも１種と、尿素とを併用して添
加して加熱することにより、酸欠状態で処理を行わずと
も焼却灰中のダイオキシン類の含有量を効果的に低減化
できるとともに、焼却灰中の重金属も固定化して焼却灰
を無害化することができることを見出し、本発明を完成
するに至った。
【０００８】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の焼却灰の
無害化処理方法は、焼却灰に、（Ａ）燐系化合物、アル
ミニウム化合物、カルシウム化合物より選ばれた少なく
とも１種と、（Ｂ）尿素とを添加し、１６０〜６００℃
で加熱処理することを特徴とする。
無害化処理方法は、焼却灰に、（Ａ）燐系化合物、アル
ミニウム化合物、カルシウム化合物より選ばれた少なく
とも１種と、（Ｂ）尿素とを添加し、１６０〜６００℃
で加熱処理することを特徴とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明方法において、上記（Ａ）
の燐系化合物としては、例えば次亜燐酸ナトリウム、次
亜燐酸カリウム、次亜燐酸カルシウム、次亜燐酸マグネ
シウム、次亜燐酸アンモニウム等の次亜燐酸類；亜燐
酸、亜燐酸カルシウム、亜燐酸ナトリウム、亜燐酸カリ
ウム、亜燐酸マグネシウム、亜燐酸アンモニウム、亜燐
酸水素カルシウム、亜燐酸水素カリウム、亜燐酸水素ナ
トリウム、亜燐酸水素マグネシウム等の亜燐酸類；燐酸
カルシウム、燐酸ナトリウム、燐酸カリウム、燐酸アン
モニウム等の燐酸類が挙げられる。またアルミニウム化
合物としては、燐酸アルミニウム、硫酸アルミニウム、
水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、硝酸アルミニ
ウム、アルミノシリカゲル等が、カルシウム化合物とし
ては、水酸化カルシウム、酸化カルシウム、炭酸カルシ
ウム等が挙げられる。これらは２種以上を適宜混合して
用いることができる。上記した化合物のなかでも、
（Ａ）の化合物としては次亜燐酸塩、アルミニウム化合
物が好ましい。
の燐系化合物としては、例えば次亜燐酸ナトリウム、次
亜燐酸カリウム、次亜燐酸カルシウム、次亜燐酸マグネ
シウム、次亜燐酸アンモニウム等の次亜燐酸類；亜燐
酸、亜燐酸カルシウム、亜燐酸ナトリウム、亜燐酸カリ
ウム、亜燐酸マグネシウム、亜燐酸アンモニウム、亜燐
酸水素カルシウム、亜燐酸水素カリウム、亜燐酸水素ナ
トリウム、亜燐酸水素マグネシウム等の亜燐酸類；燐酸
カルシウム、燐酸ナトリウム、燐酸カリウム、燐酸アン
モニウム等の燐酸類が挙げられる。またアルミニウム化
合物としては、燐酸アルミニウム、硫酸アルミニウム、
水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、硝酸アルミニ
ウム、アルミノシリカゲル等が、カルシウム化合物とし
ては、水酸化カルシウム、酸化カルシウム、炭酸カルシ
ウム等が挙げられる。これらは２種以上を適宜混合して
用いることができる。上記した化合物のなかでも、
（Ａ）の化合物としては次亜燐酸塩、アルミニウム化合
物が好ましい。
【００１０】上記（Ａ）の化合物と（Ｂ）の尿素とは両
者の合計量で、焼却灰重量の０．１〜２０重量％を添加
することが好ましく、特に１〜２０重量％を添加するこ
とが好ましい。
者の合計量で、焼却灰重量の０．１〜２０重量％を添加
することが好ましく、特に１〜２０重量％を添加するこ
とが好ましい。
【００１１】焼却灰に（Ａ）の化合物と（Ｂ）の尿素を
添加する方法としては、焼却灰を加熱処理する前にミキ
サー等によって焼却灰に添加混合する方法、ロータリー
キルン等の撹拌機能を有する加熱装置を用い、ロータリ
ーキルン等で焼却灰を加熱処理しながら添加する方法等
が挙げられる。
添加する方法としては、焼却灰を加熱処理する前にミキ
サー等によって焼却灰に添加混合する方法、ロータリー
キルン等の撹拌機能を有する加熱装置を用い、ロータリ
ーキルン等で焼却灰を加熱処理しながら添加する方法等
が挙げられる。
【００１２】上記（Ａ）の化合物の少なくとも１種と、
（Ｂ）の尿素とを添加した焼却灰を加熱処理するため
に、密閉型の加熱炉、炉内に大気（空気）の流入・流出
が自由な開放型の加熱炉のいずれも使用することができ
る。加熱炉としては例えば、各窯、丸窯、輸窯等の単独
窯、トンネルキルン、ロータリーキルン等の半連続窯又
は連続窯を使用することができる。焼却灰を加熱する温
度は１６０〜６００℃である。
（Ｂ）の尿素とを添加した焼却灰を加熱処理するため
に、密閉型の加熱炉、炉内に大気（空気）の流入・流出
が自由な開放型の加熱炉のいずれも使用することができ
る。加熱炉としては例えば、各窯、丸窯、輸窯等の単独
窯、トンネルキルン、ロータリーキルン等の半連続窯又
は連続窯を使用することができる。焼却灰を加熱する温
度は１６０〜６００℃である。
【００１３】本発明方法では、加熱処理時に加熱炉内を
あえて酸欠状態に保持する必要はないが、加熱工程中に
加熱炉内が酸欠状態となったとしても何ら問題はない。
あえて酸欠状態に保持する必要はないが、加熱工程中に
加熱炉内が酸欠状態となったとしても何ら問題はない。
【００１４】本発明方法が処理対象とする焼却灰として
は、廃棄物等を焼却した際に焼却炉内に残留する焼却残
灰、廃棄物等の焼却によって生じた燃焼ガス（排ガス）
からバグフィルター等によって分離回収される飛灰等が
挙げられる。
は、廃棄物等を焼却した際に焼却炉内に残留する焼却残
灰、廃棄物等の焼却によって生じた燃焼ガス（排ガス）
からバグフィルター等によって分離回収される飛灰等が
挙げられる。
【００１５】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明する。
明する。
【００１６】実施例１〜１０、比較例１ プラスチック廃棄物を焼却して生じた、ダイオキシン類
３３０ｎｇ／ｇ、鉛０．３ｇ／ｋｇを含有する飛灰に、
表１に示す（Ａ）の化合物及び（Ｂ）の尿素を添加し
（比較例１は（Ａ）の化合物も（Ｂ）の尿素も添加せ
ず）、ロータリーキルン中で、表１に示す温度で同表に
示す時間加熱処理した。処理後の飛灰中のダイオキシン
類濃度を測定した結果を表２に示す。また、処理後の飛
灰からの重金属溶出試験を、環境庁告示１３号試験法に
準じて行った。これらの結果を、未処理の飛灰の結果と
あわせて表３に示す。
３３０ｎｇ／ｇ、鉛０．３ｇ／ｋｇを含有する飛灰に、
表１に示す（Ａ）の化合物及び（Ｂ）の尿素を添加し
（比較例１は（Ａ）の化合物も（Ｂ）の尿素も添加せ
ず）、ロータリーキルン中で、表１に示す温度で同表に
示す時間加熱処理した。処理後の飛灰中のダイオキシン
類濃度を測定した結果を表２に示す。また、処理後の飛
灰からの重金属溶出試験を、環境庁告示１３号試験法に
準じて行った。これらの結果を、未処理の飛灰の結果と
あわせて表３に示す。
【００１７】
【表１】 ※１：飛灰の重量に対する重量％
【００１８】
【表２】
【００１９】
【表３】
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように本発明方法によれ
ば、廃棄物等の焼却によって生じた焼却灰中のダイオキ
シン類を効果的に分解除去する等により、焼却灰中のダ
イオキシンの含有量を著しく低減化でき、また焼却灰中
に重金属が含有されている場合でも、重金属を確実に固
定化して焼却灰を安全且つ確実に処理することができる
効果を有する。また本発明方法は、加熱炉内を酸欠状態
に保持しなくても効果的にダイオキシン類を分解するこ
とができ、加熱処理の際に酸欠状態を保持する必要のあ
る従来法に比べ、設備投資が少なくて済み、経済的に効
率よい処理を行うことができる等の効果を有する。
ば、廃棄物等の焼却によって生じた焼却灰中のダイオキ
シン類を効果的に分解除去する等により、焼却灰中のダ
イオキシンの含有量を著しく低減化でき、また焼却灰中
に重金属が含有されている場合でも、重金属を確実に固
定化して焼却灰を安全且つ確実に処理することができる
効果を有する。また本発明方法は、加熱炉内を酸欠状態
に保持しなくても効果的にダイオキシン類を分解するこ
とができ、加熱処理の際に酸欠状態を保持する必要のあ
る従来法に比べ、設備投資が少なくて済み、経済的に効
率よい処理を行うことができる等の効果を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 利春 東京都葛飾区堀切４丁目66番１号 ミヨシ 油脂株式会社内 (72)発明者 川島 正毅 東京都葛飾区堀切４丁目66番１号 ミヨシ 油脂株式会社内 (72)発明者 守屋 雅文 東京都葛飾区堀切４丁目66番１号 ミヨシ 油脂株式会社内 Ｆターム(参考） 2E191 BA02 BA12 BB00 BC01 BD11 4D004 AA36 AB03 AB06 AB07 CA22 CA34 CB09 CB31 CC11 DA03 DA06
Claims (1)
- 【請求項１】 焼却灰に、（Ａ）燐系化合物、アルミニ
ウム化合物、カルシウム化合物より選ばれた少なくとも
１種と、（Ｂ）尿素とを添加し、１６０〜６００℃で加
熱処理することを特徴とする焼却灰の無害化処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33135799A JP2001145862A (ja) | 1999-11-22 | 1999-11-22 | 焼却灰の無害化処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33135799A JP2001145862A (ja) | 1999-11-22 | 1999-11-22 | 焼却灰の無害化処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001145862A true JP2001145862A (ja) | 2001-05-29 |
Family
ID=18242787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33135799A Pending JP2001145862A (ja) | 1999-11-22 | 1999-11-22 | 焼却灰の無害化処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001145862A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002273378A (ja) * | 2001-03-21 | 2002-09-24 | Kurita Water Ind Ltd | アルカリ成分含有飛灰の処理方法 |
| JP2005238049A (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-08 | Miyoshi Oil & Fat Co Ltd | 固体状廃棄物処理方法及び廃棄物埋立処理場の再生方法 |
| JP2005246345A (ja) * | 2004-03-08 | 2005-09-15 | Miyoshi Oil & Fat Co Ltd | 固体状廃棄物処理方法及び廃棄物埋立処理場の再生方法 |
| WO2010143316A1 (ja) * | 2009-06-09 | 2010-12-16 | 株式会社オプティ | ハロゲン捕集添加剤 |
-
1999
- 1999-11-22 JP JP33135799A patent/JP2001145862A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002273378A (ja) * | 2001-03-21 | 2002-09-24 | Kurita Water Ind Ltd | アルカリ成分含有飛灰の処理方法 |
| JP2005238049A (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-08 | Miyoshi Oil & Fat Co Ltd | 固体状廃棄物処理方法及び廃棄物埋立処理場の再生方法 |
| JP2005246345A (ja) * | 2004-03-08 | 2005-09-15 | Miyoshi Oil & Fat Co Ltd | 固体状廃棄物処理方法及び廃棄物埋立処理場の再生方法 |
| WO2010143316A1 (ja) * | 2009-06-09 | 2010-12-16 | 株式会社オプティ | ハロゲン捕集添加剤 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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|
| A02 | Decision of refusal |
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