JP2001145230A - ジョイントコネクタ及びその製造方法 - Google Patents

ジョイントコネクタ及びその製造方法

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JP2001145230A
JP2001145230A JP32651599A JP32651599A JP2001145230A JP 2001145230 A JP2001145230 A JP 2001145230A JP 32651599 A JP32651599 A JP 32651599A JP 32651599 A JP32651599 A JP 32651599A JP 2001145230 A JP2001145230 A JP 2001145230A
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JP
Japan
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plate
terminal
joint connector
circuit pattern
single wire
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Application number
JP32651599A
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English (en)
Inventor
Tsugio Anpo
次雄 安保
Katsuji Shimazawa
勝次 島沢
Akihiro Kojima
章弘 小島
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Ryosei Electro Circuit Systems Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P80/00Climate change mitigation technologies for sector-wide applications
    • Y02P80/30Reducing waste in manufacturing processes; Calculations of released waste quantities

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  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 材料損を抑制すると共に絶縁性を向上させ
る。 【解決手段】 合成樹脂製の第1のプレート13上に回
路パターンを形成する多数の単線導線を配索し、第1の
プレート13上に合成樹脂材料を射出して単線導線を第
2のプレート15内に埋設する。第2のプレート15上
に端子ユニット1を配置し、端子接続用孔15aにおい
て中継端子11の基部11bと単線導線の端末部14a
とを溶着する。全ての端子ユニット1を装着した後に、
第2のプレート15上に合成樹脂材料を射出し、中継端
子11の基部11bと単線導線の端末部14aとの接続
部を第3のプレート16内に埋設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のワ
イヤハーネスに使用され、回路を集約・分配するための
ジョイントコネクタ及びその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】既に、本出願人はこの種のジョイントコ
ネクタを特開平10−243526号公報において開示
している。このジョイントコネクタは複数枚のフラット
ケーブルを重ね合わせて成るフラットケーブル層の箔状
導体に、複数個の中継端子を合成樹脂製ブロックにイン
サート成形して成る端子ユニットを溶着している。この
際に、各フラットケーブル層の箔状導体の端末部を同一
切欠孔内に露出させると共に、その切欠孔の上部に端子
ユニットのブロックを跨がるように配置し、フラットケ
ーブルの端末部をそれぞれ撓ませて中継端子の基部に溶
着している。
【0003】このジョイントコネクタはバスバーの代り
に積層フラットケーブルを採用しているため、中継端子
の標準化や高密度化を達成でき、フラットケーブルと中
継端子の溶着部や中継端子と電気素子の接続部に応力が
集中することを防止でき、更には溶着部の位置合わせを
容易に行うことができるという利点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例においては、フラットケーブルを形成する際に箔状
導体を打ち抜いて回路パターンを形成するため、材量損
が発生し易い環境にある。また、フラットケーブルの通
電容量を確保するためには、回路パターンの箔状導体の
幅を所定以上に確保する必要がある上に、複数枚の回路
パターンを重ね合わせる必要があるため、組立作業性の
改善の余地がある。更に、フラットケーブルと中継端子
の溶着部が切欠孔に露出しているため、絶縁性が必ずし
も十分ではない。
【0005】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
材量損を抑制し得ると共に絶縁性を向上し得るジョイン
トコネクタ及びその製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るジョイントコネクタは、回路パターンに
中継端子を接続して成る配線ユニットと、該配線ユニッ
トを保護する合成樹脂製のカバーとを有するジョイント
コネクタにおいて、前記配線ユニットは前記回路パター
ンを形成する単線電線と、該単線電線と前記中継端子の
接続部とを合成樹脂製のプレート内に埋設して成ること
を特徴とする。
【0007】本発明に係るジョイントコネクタの製造方
法は、回路パターンに中継端子を接続して成る配線ユニ
ットと、該配線ユニットを保護する合成樹脂製のカバー
とを有するジョイントコネクタを製造するジョイントコ
ネクタの製造方法において、前記配線ユニットのベース
となる第1のプレートを金型に設定する第1の工程と、
前記第1のプレート上に前記回路パターンを形成するた
めの単線電線を配索する第2の工程と、前記単線電線を
第2のプレートにより埋設する第3の工程と、前記第
1、第2のプレートの窓から露出した前記単線電線の端
末部に前記中継端子を接続する第4の工程と、前記単線
電線と前記中継端子の接続部を第3のプレートにより埋
設する第5の工程とから成ることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は実施例の分解斜視図であり、多
様な形状の端子ユニット1と中間プレート2とから成る
配線ユニット3が、上カバー4と下カバー5により挟持
されるようになっている。上下のカバー4、5は合成樹
脂材料から相互に嵌合可能に成形されており、これらの
カバー4、5には相互にロック可能な複数のロック部
6、7がそれぞれ設けられている。
【0009】上カバー4には配線ユニット3の端子ユニ
ット1が収容されると共に、ワイヤハーネスのコネクタ
が結合される多様な形状の筒状部8が設けられている。
また、下カバー5には抵抗、ヒューズ、リレー等の電気
素子を収容する収容部9が設けられている。
【0010】端子ユニット1は標準化された複数の中継
端子11と、これらの中継端子11を合成樹脂材料によ
りインサート成形したブロック状のキャリア12とから
構成されている。中継端子11のキャリア12の上部は
相手側の接続端子に接続される接続部11aとされ、同
種の接続部11aの外端部は同一平面内に配置されてい
る。
【0011】このジョイントボックスを製造する際に
は、次の工程を採用する。 (1)図2の斜視図に示すように、電気絶縁性を有する
合成樹脂製の第1のプレート13を形成する。この第1
のプレート13は上カバー4に嵌合可能な外形とし、第
1のプレート13には端子ユニット1の中継端子11と
後述の単線銅線の端末部を接続する際に利用するための
多様な形状の端子接続用孔13aを設ける。なお、この
第1のプレート13は次の工程を開始する前に予め用意
しておく必要がある。
【0012】(2)図示しないプレス加工とインサート
成形が可能な金型に第1のプレート13をセットする。
【0013】(3)図3に示すように、第1のプレート
13の表面に通電容量毎の多様な形状の多数本の断面円
形の単線銅線14を回路パターンに基づいて配索する。
単線銅線14の端末部14aは第1のプレート13の端
子接続用孔13aの上に配置する。なお、第1のプレー
ト13の表面に単線銅線14を一時的に接着する接着剤
を塗布しておくか、或いは第1のプレート13の表面に
単線銅線14を嵌合する溝を設けておけば、単線導線1
4を配索する作業が容易になる。
【0014】(4)図4に示すように、端子接続用孔1
3a上に露出している単線銅線14の端末部14aを所
定の厚さに圧延する。そして、単線銅線14の上に電気
絶縁性を有する合成樹脂材料を射出し、単線導線14を
第2のプレート15にインサート成形により埋設する。
第2のプレート15には第1のプレート13の端子接続
用孔13aに連通する端子接続用孔15aを残し、第2
のプレート15の外周の大きさは第1のプレート13と
同様にする。
【0015】(5)図5に示すように、第2のプレート
15の端子接続用孔15aの間に端子ユニット1のキャ
リア12を配置するようにして、中継端子11の基部1
1bと単線銅線14の端末部14aを合わせ、それらを
溶着する。
【0016】(6)全ての端子ユニット1を装着した後
に、図1に示すように第2プレート15の上に電気絶縁
性を有する合成樹脂材料を射出し、中継端子11の基部
11bと単線銅線14の端末部14aとの接続部を第3
のプレート16にインサート成形により埋設し、配線ユ
ニット3を完成する。この第3のプレート16の大きさ
も第1、第2のプレート13、15と同様にする。
【0017】(7)配線ユニット3の端子ユニット1を
上カバー4の筒状部8に挿入するようにして、配線ユニ
ット3の中間プレート2を上カバー4に嵌合し、中間プ
レート2と上カバー4を融着する。
【0018】(8)配線ユニット3を間にして下カバー
5を上カバー4に合わせ、ロック部6、7同士をロック
することにより、ジョイントコネクタを完成する。
【0019】このように、実施例では回路パターンに単
線銅線14を配索するため、材量損が発生せず、製造コ
ストが低減する。また、中継端子11の基部11bと単
線銅線14の端末部14aの溶着部を第3のプレート1
6にインサート成形により埋設したので、絶縁性と機械
的強度が向上する。更に、プレス加工用金型とインサー
ト成型用金型とを共用するので、金型コストが低減す
る。そして、回路パターンの変更が容易となる上に、第
1のプレート13上で交差する単線銅線14の間には絶
縁体を挟着すれば複雑な回路パターンも実現でき、回路
密度の向上とプレート13の枚数の削減が可能となる。
【0020】なお、実施例では単層の回路パターンを形
成することについて説明したが、上述の(6)の工程に
続けて(3)〜(6)の工程を繰り返すことにより、複
層の回路パターンを形成することも可能である。この場
合には、全ての層の端子ユニット1の接続部11aの外
端部を同一平面内に配置するために、個々の中継端子1
1の長さを適宜異ならせることもあり得る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るジョイ
ントコネクタ及びその製造方法は、配線ユニットの回路
パターンを形成する単線電線と、単線電線と中継端子の
接続部とを合成樹脂製のプレート内に埋設したので、従
来のように回路パターンを形成するために箔状導体を打
ち抜くことがなく、材量損が発生することはない。ま
た、単線電線と中継端子の接続部とを合成樹脂製のプレ
ート内に埋設したので、絶縁性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の分解斜視図である。
【図2】第1のプレートの斜視図である。
【図3】第1のプレート上に単線導線を配置した状態の
斜視図である。
【図4】単線導線の上に第2のプレートを射出成形した
状態の斜視図である。
【図5】端子ユニットを装着した状態の斜視図である。
【符号の説明】 1 端子ユニット 2 中間プレート 3 配線ユニット 4、5 カバー 11 中継端子 12 キャリア 13 第1のプレート 14 単線銅線 14a 端末部 15 第2のプレート 16 第3のプレート
フロントページの続き (72)発明者 小島 章弘 東京都練馬区小竹町一丁目8番1号 菱星 電装株式会社内 Fターム(参考) 5G361 BA07 BB01 BB02 BC02 BC03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路パターンに中継端子を接続して成る
    配線ユニットと、該配線ユニットを保護する合成樹脂製
    のカバーとを有するジョイントコネクタにおいて、前記
    配線ユニットは前記回路パターンを形成する単線電線
    と、該単線電線と前記中継端子の接続部とを合成樹脂製
    のプレート内に埋設して成ることを特徴とするジョイン
    トコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記回路パターンを形成する単線電線を
    複数層に設けた請求項1に記載のジョイントコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記中継端子の接続端を同一平面内に配
    置した請求項1又は2に記載のジョイントコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記プレートと前記カバーとを融着した
    請求項1に記載のジョイントコネクタ。
  5. 【請求項5】 回路パターンに中継端子を接続して成る
    配線ユニットと、該配線ユニットを保護する合成樹脂製
    のカバーとを有するジョイントコネクタを製造するジョ
    イントコネクタの製造方法において、前記配線ユニット
    のベースとなる第1のプレートを金型に設定する第1の
    工程と、前記第1のプレート上に前記回路パターンを形
    成するための単線電線を配索する第2の工程と、前記単
    線電線を第2のプレートにより埋設する第3の工程と、
    前記第1、第2のプレートの窓から露出した前記単線電
    線の端末部に前記中継端子を接続する第4の工程と、前
    記単線電線と前記中継端子の接続部を第3のプレートに
    より埋設する第5の工程とから成ることを特徴とするジ
    ョイントコネクタの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記単線電線の前記端末部を所定の厚さ
    に圧延加工する工程を有する請求項5に記載のジョイン
    トコネクタの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第2の工程〜第5の工程を繰り返す
    ことにより前記回路パターンを形成するための単線電線
    を複数層に形成する請求項5に記載のジョイントコネク
    タの製造方法。
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