JP2001144615A - ディジタル利得制御方法 - Google Patents

ディジタル利得制御方法

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JP2001144615A
JP2001144615A JP32524399A JP32524399A JP2001144615A JP 2001144615 A JP2001144615 A JP 2001144615A JP 32524399 A JP32524399 A JP 32524399A JP 32524399 A JP32524399 A JP 32524399A JP 2001144615 A JP2001144615 A JP 2001144615A
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Isato Denda
勇人 傳田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビットシフトによる切捨て誤差を軽減し、利
得制御の精度を向上させること。 【解決手段】 ディジタルの被処理信号をn個の信号に
分岐し、nビットのディジタル利得信号の各ビットを利
得選択信号として、利得選択信号が1である被処理信号
を選択出力し、利得選択信号のディジタル利得信号での
ビット位置をmとして、各被処理信号を右へ(m−1)
ビットシフトさせ、ビットシフトさせた各被処理信号の
和を出力する利得制御方法において、1ビットだけビッ
トシフトする被処理信号のビットシフトの際に四捨五入
処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル表示方
式で映像を表示するディスプレイ装置等に用いられる利
得制御回路に関するものであり、外部から任意に利得を
可変できる利得制御回路に関するものである。ディジタ
ル表示方式で映像を表示するディスプレイ装置には、P
DP(プラズマディスプレイパネル)やLCD(液晶デ
ィスプレイ)パネル等の表示パネルを用いたものがあ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の利得制御回路は、図7に
示すように、演算増幅器10及び抵抗12(抵抗値R
f)、14(抵抗値Rs)からなるアナログ利得制御部
16と、A/D(アナログ/ディジタル)変換器18と
を具備し、入力端子20に入力したアナログ信号(例え
ばアナログ映像信号)をAとし、演算増幅器10から出
力する信号をBとすると、B=−(Rf/Rs)×Aの
関係式を満足させる信号Bがアナログ利得制御部16か
ら出力し、この信号BをA/D変換器18でディジタル
信号に変換し、出力端子22を介して他のディジタル処
理部へ供給していた。
【0003】しかしながら、図7に示した利得制御回路
では、演算増幅器10の制御電圧を抵抗12、14の抵
抗値Rf、Rsの比率(Rf/Rs)を調整することに
よって利得を制御していたので、アナログ利得制御部1
6の利得を設計どおりの設定値に合わせることが難しい
という問題点があった。すなわち、アナログ利得制御部
16を構成するアナログ部品は、ほとんどの場合、性能
に誤差を有しており、この誤差が重積することにより設
計どおりの設定値に収まらなくなる場合が多々ある。ま
た、部品間での温度特性にも差があり、使用温度条件に
よって利得が変動するという問題点があった。
【0004】本願の出願人は、上述の問題点を解消する
ために、入力信号の利得制御をディジタル回路で行うこ
とにより、利得制御の信頼性を向上させることのできる
利得制御回路を特願平10―341283号で提案して
いる。この特願平10―341283号の利得制御回路
は、例えば8ビットのディジタル利得信号で処理を行う
場合、概ね次のように処理される。A/D変換された被
処理信号を8個の被処理信号D1〜D8に分岐し、分岐
した各被処理信号D1〜D8を7ビット〜0ビットシフ
トさせて1/128、1/64、1/32、1/16、
1/8、1/4、1/2、1/1の被処理信号を生成す
る。すなわち、被処理信号が1ビットシフト当たり1/
2が積算される。これらのビットシフトさせた被処理信
号を、ディジタル利得信号の各ビットに対応した利得選
択信号CG1〜CG8(0または1)にしたがって加算
することにより、設定された利得(0/128〜255
/128)の被処理信号を生成して出力する。なお、デ
ィジタル利得信号の最下位(右端)ビットが利得選択信
号CG1に対応し、順次下位側から利得選択信号CG
2、CG3、CG4、CG5、CG6、CG7に対応
し、最上位(左端)ビットが利得選択信号CG8に対応
する。
【0005】具体的には、図6に示すように、アナログ
の被処理信号(例えば、映像信号)を入力するアナログ
信号入力端子30、A/D変換器34、利得制御回路4
3、遅延器54、出力端子38が直列に接続されてい
る。前記利得制御回路43は、8個の利得選択信号入力
端子311〜318と、直列に接続された7個の遅延器
351〜357と、8個の選択回路321〜328と、
7個のビットシフト回路331〜337と、7個の遅延
器361〜367と、7個の加算回路371〜377と
からなる。
【0006】前記A/D変換器34は、前記直列に接続
された7個の遅延器351〜357に接続され、遅延器
351の直前の被処理信号D1と、各遅延器351〜3
57の直後の被処理信号D2〜D8の順次一定時間Td
(例えば1ドットクロック周期)ずつ遅延させた8個の
被処理信号が生成される。前記選択回路321〜328
には、被処理信号D1〜D8と利得選択信号入力端子3
11〜318から入力された利得選択信号CG1〜CG
8が入力されて、利得選択信号CG1〜CG8にしたが
って被処理信号D1〜D8を選択出力する。利得選択信
号入力端子311〜318から入力される利得選択信号
CG1〜CG8は、前述のとおり設定された利得に応じ
て0または1が設定される。例えば、63/128の利
得が設定される場合、利得選択信号CG8〜CG1のそ
れぞれに、63の8ビット2進表記「0011111
1」に対応した0、0、1、1、1、1、1、1が設定
される。利得選択信号が1の選択回路は入力された被処
理信号をそのまま出力し、利得選択信号が0の選択回路
は入力された被処理信号を出力せずに0を出力する。
【0007】選択回路321から出力された被処理信号
は、シフト回路331で右に1ビットシフトすることに
より1/2となり、遅延器361を介して加算回路37
1に入力して選択回路322からの被処理信号と加算さ
れる。加算回路371で加算された被処理信号は、シフ
ト回路332で右に1ビットシフトすることにより1/
2となり、遅延器362を介して加算回路372に入力
して選択回路323からの被処理信号と加算される。以
下同様にして、選択回路324〜選択回路328の被処
理信号がビットシフトしながら順次加算される。
【0008】ここで、選択回路321から出力された被
処理信号は、加算回路377までの間に、7個のシフト
回路331〜337をすべて通過するので、合計で右に
7ビットシフトしたことになり、1/27=1/128
の重み付けがなされる。選択回路322から出力された
被処理信号は、加算回路377までの間に、6個のシフ
ト回路332〜337を通過するので、合計で右に6ビ
ットシフトすることにより1/26=1/64の重み付
けがなされる。以下同様に、選択回路323〜選択回路
328から出力された信号は、それぞれ1/25=1/
32、1/24=1/16、1/23=1/8、1/2
2=1/4、1/21=1/2、1/20=1/1の重
み付けがなされる。それぞれ重み付けされて加算された
信号は、遅延器54を介して、設定された利得で増幅さ
れた信号として出力する。
【0009】以上の特願平10―341283号で提案
した利得制御回路は、8個の信号を順次加算するために
タイミングを調整する遅延器361〜367を設け、こ
れに合わせるために、遅延器351〜357を用いて入
力信号を分岐するようにしたものだが、8個のデータを
同時に加算する回路が実現できれば、これらの遅延器3
51〜357、361〜367を設けずに、分岐した入
力信号を並列して処理し、同時に加算する例も記載され
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上の図6に示したデ
ィジタル利得制御回路では、各ビットシフト回路331
〜337が右へ1ビットシフトしてデータを1/2とす
る際、最下位の1ビットが切り捨てられて、図5(a)
に示すように、最大で−1の誤差となる。例えば、アナ
ログ入力信号を映像信号とした場合、レベルの高い(明
るい)映像信号の場合には問題は比較的少ないが、レベ
ルの低い(暗い)信号では、信号のレベルに比して切り
捨てられた誤差の比率が高くなり、映像の暗さが大きく
目立って映像の劣化を生ずるという問題点があった。
【0011】本発明は、以上のような問題点に鑑みなさ
れたもので、ビットシフトによる切捨て誤差を軽減し、
利得制御の精度を向上させることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は以上のような問
題点を解決するためになされたもので、ディジタルの被
処理信号をn個の信号に分岐し、nビットのディジタル
利得信号の各ビットを利得選択信号として前記n個に分
岐した各被処理信号に対応させ、利得選択信号が1(ま
たはオン)である被処理信号を選択出力し、出力された
各被処理信号に対応する利得選択信号のディジタル利得
信号でのビット位置をmとして、各被処理信号を右へ
(m−1)ビットシフトさせ、ビットシフトさせた各被
処理信号の和を出力する利得制御方法において、1ビッ
トだけビットシフトする被処理信号のビットシフトの際
に四捨五入処理を行うものである。さらに具体的には、
ディジタル利得信号の最上位から2番目のビットの利得
選択信号に対応する被処理信号のビットシフトの際に四
捨五入処理を行うものである。四捨五入処理は、ビット
シフト前の被処理信号が奇数であるか偶数であるかを判
定し、ビットシフト後の被処理信号に、奇数である場合
には1を加算し、偶数である場合には0を加算する。ま
た、四捨五入処理は、ビットシフト前の被処理信号に予
め1を加算するようにしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるディジタル利
得制御回路の一実施形態例を図1以下を用いて説明する
が、図6と同一の構成要素には、同一符号を付す。図1
のディジタル利得制御回路42は、ほぼ図6に示す利得
制御回路43と共通した構成を有している。図6に示す
利得制御回路43との違いは、シフト回路337の直後
に挿入された加算器29と、シフト回路337と並列に
設けられた奇・偶判別回路27からなる四捨五入回路2
8が設けられている点である。この四捨五入回路28の
奇・偶判別回路27は、シフト回路337の直前の被処
理信号が入力され、この被処理信号が奇数であるか偶数
であるかを判定して、奇数の場合は加算信号1を出力
し、偶数の場合は加算信号0を出力する。出力された加
算信号は、加算回路29によりシフト回路337でシフ
トされた被処理信号に加算される。
【0014】ここで、この四捨五入回路28による信号
の処理について説明する。まず、被処理信号が正の奇数
の場合、例えば、シフト回路337の直前の被処理信号
が01111011(123)の場合、奇・偶判別回路
27は、被処理信号が01111011が奇数(最下位
ビットが1)であるので、加算信号として1を出力す
る。シフト回路337では、被処理信号0111101
1を右に1ビットシフト(1/2)して0011110
1(61)を出力する。奇・偶判別回路27から出力さ
れた加算信号1とシフト回路337から出力された被処
理信号00111101は、加算器29で加算されて0
0111110(62)となり遅延器367に入力され
る。
【0015】つぎに、被処理信号が負の奇数の場合、例
えば、シフト回路337の直前の被処理信号が1000
0101(―123)の場合、奇・偶判別回路27は、
被処理信号が10000101が奇数(最下位ビットが
1)であるので、加算信号として1を出力する。シフト
回路337では、被処理信号10000101を右に1
ビットシフト(1/2)して11000010(―6
2)を出力する。奇・偶判別回路27から出力された加
算信号1とシフト回路337から出力された被処理信号
11000010は、加算器29で加算されて1100
0011(−61)となり遅延器367に入力される。
被処理信号が奇数の場合、最下位ビットは、ビットシフ
トにより切り捨てられるが、切り捨てなければ0.5と
なる。しかし、本回路によれば、加算信号1が加算され
て切り上げ処理が行われる。
【0016】つぎに、被処理信号が正の偶数の場合、例
えば、シフト回路337の直前の被処理信号が0111
1100(124)の場合、奇・偶判別回路27は、被
処理信号が01111100が偶数(最下位ビットが
0)であるので、加算信号として0を出力する。シフト
回路337では、被処理信号01111100を右に1
ビットシフト(1/2)して00111110(62)
を出力する。奇・偶判別回路27から出力された加算信
号0とシフト回路337から出力された被処理信号00
111110は、加算器29で加算されて001111
10(62)となり遅延器367に入力される。
【0017】つぎに、被処理信号が負の偶数の場合、例
えば、シフト回路337の直前の被処理信号が1000
0100(―124)の場合、奇・偶判別回路27は、
被処理信号が10000100が偶数(最下位ビットが
0)であるので、加算信号として0を出力する。シフト
回路337では、被処理信号10000100を右に1
ビットシフト(1/2)して11000010(―6
2)を出力する。奇・偶判別回路27から出力された加
算信号0とシフト回路337から出力された被処理信号
11000010は、加算器29で加算されて1100
0010(−62)となり遅延器367に入力される。
被処理信号が偶数の場合、最下位ビットは、ビットシフ
トにより切り捨てられるが元々0である。本回路によれ
ば、加算信号0が加算されて切り上げ処理は行われな
い。
【0018】以上のように、被処理信号が奇数の場合に
は、0.5の切り上げ処理が行われ、偶数の場合は切り
上げ処理は行われず、したがって四捨五入処理が行われ
る。その結果、図5(b)に示すように、誤差は、−
0.5〜+0.5の範囲内となる。以上の実施例では、
奇・偶判別回路27をシフト回路337に対応させて設
けてある。その他のシフト回路331〜336には、奇
・偶判別回路を設ける必要はない。何故なら、シフト回
路331〜336を通過する被処理信号は、少なくと
も、2個以上のシフト回路を通過するため、その切り捨
て誤差は最下位ビットの値の1/4(=0.25)以下
であり、かつ、それらを合計したとしても、最大で、最
下位ビットの値の63/128であって、四捨五入して
も0だからである。図1に示すディジタル利得制御回路
42では、各シフト回路331〜336の結果を四捨五
入することにより、最終的に0.5に満たない値が、1
に切り上げられてしまう可能性があるため、むしろ設け
るべきではない。
【0019】以上の実施例では、0/128〜255/
128の利得を制御するものにおいて、ディジタル利得
信号の最上位から2番目のビットの利得選択信号に対応
する被処理信号のビットシフトの際に四捨五入処理を行
う例を示したが、本発明はこれに限られるものではな
く、例えば、0/64〜255/64の利得を制御する
場合でも、1ビットだけビットシフトする被処理信号の
ビットシフトの際に四捨五入処理を行えばよく、この場
合には、ディジタル利得信号の最上位から3番目のビッ
トの利得選択信号に対応する被処理信号のビットシフト
の際に四捨五入処理を行えばよい.
【0020】以上の実施例では、奇・偶判別回路27に
ついて詳細な説明はしなかったが、被処理信号の最下位
のビットのみを取り出して出力させるようにすればよ
く、また、他の方法でもよい。
【0021】以上の実施例では、加算器側に7個の遅延
器361〜367を設け、これに対応して被処理信号の
分岐側にも7個の遅延器351〜357を設けるように
したが、図2に示すように、選択回路321と選択回路
322の間の遅延器351と遅延器361は省略しても
してもよい。但し、この場合、A/D変換器34の直後
に、利得選択信号の生成との兼ね合いで、タイミング調
整用の遅延器350が必要になる場合がある。また、8
個のデータを同時に加算できる加算回路64が実現でき
れば、図4に示すように、並列な7個の選択回路321
〜327とシフト回路391〜397をそれぞれ直列に
接続した回路と、これらに並列な第8選択回路328の
8個の回路を加算器64に接続することにより、すべて
の遅延器351〜357、361〜367を省略するこ
ともできる。
【0022】以上の実施例では、シフト回路337と並
列に奇・偶判別回路27を設けて四捨五入回路28を構
成したが、図3に示すように、加算器376とシフト回
路337との間に加算器292を挿入し、加算器376
の出力に常に1を加算する+1加算信号入力端子44を
設けてもよい。このように構成した場合、つぎのように
処理されるが、結果は図1に示すディジタル利得制御回
路42と同一の四捨五入結果が得られる。
【0023】被処理信号が正の奇数の場合、例えば、シ
フト回路337の直前の被処理信号が01111011
(123)の場合、加算器292により被処理信号に1
が加算されて01111100(124)となり、この
値がシフト回路337で処理されて00111110
(62)となる。被処理信号が負の奇数の場合、例え
ば、シフト回路337の直前の被処理信号が10000
101(―123)の場合、加算器292により被処理
信号に1が加算されて10000110(―122)と
なり、この値がシフト回路337で処理されて1100
0011(―61)となる。
【0024】被処理信号が正の偶数の場合、例えば、シ
フト回路337の直前の被処理信号が01111100
(124)の場合、加算器292により被処理信号に1
が加算されて01111101(125)となり、この
値がシフト回路337で処理されて00111110
(62)となる。被処理信号が負の偶数の場合、例え
ば、シフト回路337の直前の被処理信号が10000
100(―124)の場合、加算器292により被処理
信号に1が加算されて10000101(―123)と
なり、この値がシフト回路337で処理されて1100
0010(―62)となる。以上のように、ビットシフ
ト前に予め1を加算しておくようにした四捨五入回路2
8でも、図1に示す四捨五入回路28と同じ結果が得ら
れる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明によるディジタル
利得制御回路は、1ビットだけビットシフトする被処理
信号のビットシフトの際に四捨五入処理を行うようにし
たので、利得制御されるディジタルの被処理信号の小数
点以下の部分を四捨五入することができ、従来は最大で
−1の誤差となっていた、利得制御の処理結果を、−
0.5〜+0.5の範囲内の誤差とすることができ、例
えば、レベルの低い(暗い)映像信号を利得制御した場
合でも、信号のレベルに比して切り捨てられる誤差の比
率を抑えることができ、映像の暗さが目立つことを抑え
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディジタル利得制御回路の一実施
例を示すブロック図である。
【図2】図1のディジタル利得制御回路の遅延器の一部
を省略した例を示すブロック図である。
【図3】本発明によるディジタル利得制御回路の四捨五
入回路の他の実施例を示すブロック図である。
【図4】遅延器を省略したディジタル利得制御回路の例
を示すブロック図である。
【図5】利得制御回路の処理結果を示すグラフで、
(a)は従来の利得制御回路の処理結果、(b)は本発
明によるディジタル利得制御方法の処理結果である。
【図6】従来のディジタル利得処理回路のブロック図で
ある。
【図7】従来のアナログ利得処理回路のブロック図であ
る。
【符号の説明】
27…奇・偶判別回路、28…四捨五入回路、29、2
92…加算器、30…アナログ信号入力端子、311〜
318…利得選択信号入力端子、321〜328…選択
回路、331〜337…シフト回路、34…A/D変換
器、351〜357…遅延器、361〜367…遅延
器、371〜377…加算器、38…出力端子、391
〜397…シフト回路、42…ディジタル利得制御回
路、43…利得制御回路、44…+1加算信号入力端
子、54…遅延器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルの被処理信号をn個の信号に
    分岐し、nビットのディジタル利得信号の各ビットを利
    得選択信号として前記n個に分岐した各被処理信号に対
    応させ、利得選択信号が1(またはオン)である被処理
    信号を選択出力し、出力された各被処理信号に対応する
    利得選択信号のディジタル利得信号でのビット位置をm
    として、各被処理信号を右へ(m−1)ビットシフトさ
    せ、ビットシフトさせた各被処理信号の和を出力する利
    得制御方法において、 1ビットだけビットシフトする被処理信号のビットシフ
    トの際に四捨五入処理を行うことを特徴とするディジタ
    ル利得制御方法。
  2. 【請求項2】 ディジタル利得信号の最上位から2番目
    のビットの利得選択信号に対応する被処理信号のビット
    シフトの際に四捨五入処理を行うことを特徴とする請求
    項1記載のディジタル利得制御方法。
  3. 【請求項3】 四捨五入処理は、ビットシフト前の被処
    理信号が奇数であるか偶数であるかを判定し、ビットシ
    フト後の被処理信号に、奇数である場合には1を加算
    し、偶数である場合には0を加算することを特徴とする
    請求項1または2記載のディジタル利得制御方法。
  4. 【請求項4】 四捨五入処理は、ビットシフト前の被処
    理信号に予め1を加算することを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のディジタル利得制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100751379B1 (ko) 2006-08-02 2007-08-22 삼성에스디아이 주식회사 진폭 조정장치, 및 이를 포함하는 표시장치
JP2010138792A (ja) * 2008-12-11 2010-06-24 Suzuki Motor Corp 車両用制御装置

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