JP2001144259A - 半導体集積回路 - Google Patents
半導体集積回路Info
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- JP2001144259A JP2001144259A JP32662499A JP32662499A JP2001144259A JP 2001144259 A JP2001144259 A JP 2001144259A JP 32662499 A JP32662499 A JP 32662499A JP 32662499 A JP32662499 A JP 32662499A JP 2001144259 A JP2001144259 A JP 2001144259A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】DC特性テストの1ステップ当たり複数個の入
力バッファのDC特性テストを同時に行うことによりテ
スト時間の短縮を可能とする。 【解決手段】検出モード指定信号TMの指定に応じて入
力信号T1〜T6のオール“L”であるかを検出するオ
ール“L”検出モードと、オール“H”であるかを検出
するオール“H”検出モードとのいずれか一方の検出モ
ードに設定され、テスト出力信号TDを出力する検出回
路2と、内部回路1の出力信号とテスト出力信号TDの
いずれか一方を選択するセレクタS1〜S6とを備え
る。テスト出力信号TDをセレクタS1〜S6と出力バ
ッファとを経由して出力端子へ出力することにより、入
力バッファBI1〜BI6及び出力バッファBO1〜B
O6を同一のテストステップでテストを実施する。
力バッファのDC特性テストを同時に行うことによりテ
スト時間の短縮を可能とする。 【解決手段】検出モード指定信号TMの指定に応じて入
力信号T1〜T6のオール“L”であるかを検出するオ
ール“L”検出モードと、オール“H”であるかを検出
するオール“H”検出モードとのいずれか一方の検出モ
ードに設定され、テスト出力信号TDを出力する検出回
路2と、内部回路1の出力信号とテスト出力信号TDの
いずれか一方を選択するセレクタS1〜S6とを備え
る。テスト出力信号TDをセレクタS1〜S6と出力バ
ッファとを経由して出力端子へ出力することにより、入
力バッファBI1〜BI6及び出力バッファBO1〜B
O6を同一のテストステップでテストを実施する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路に関
し、特に内部回路として論理回路を有しその直流(D
C)特性のテストの効率化を図った半導体集積回路に関
する。
し、特に内部回路として論理回路を有しその直流(D
C)特性のテストの効率化を図った半導体集積回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の半導体集積回路(以下IC)の
テストとして、基本的なものとして、入力DC特性テス
トと出力特性テストがある。これら両テストを総称し
て、DC特性テストと呼ぶ。
テストとして、基本的なものとして、入力DC特性テス
トと出力特性テストがある。これら両テストを総称し
て、DC特性テストと呼ぶ。
【0003】ここで、DC特性テストは、テスト対象と
なる半導体集積回路の入力端子や出力端子あるいは電源
端子の定常的な電圧や定常的な電流を測定するテストで
ある。
なる半導体集積回路の入力端子や出力端子あるいは電源
端子の定常的な電圧や定常的な電流を測定するテストで
ある。
【0004】例えば入力端子については、電源電圧に対
応する高(H)レベル入力電圧VIHから、接地電位に
対応する低(L)レベル入力電圧VILまでの種々の電
圧の信号を入力する。この際、その入力端子に接続され
る入力パッファの動作が正常であるか否かをテストす
る。例えば、上記入力パッファのしきい値電圧Vthや
Vtl等が適正であるかをテストする。
応する高(H)レベル入力電圧VIHから、接地電位に
対応する低(L)レベル入力電圧VILまでの種々の電
圧の信号を入力する。この際、その入力端子に接続され
る入力パッファの動作が正常であるか否かをテストす
る。例えば、上記入力パッファのしきい値電圧Vthや
Vtl等が適正であるかをテストする。
【0005】また、入力端子に関するDC特性テストで
は、Hレベル入力電圧VIHの信号入力時における入力
信号電流、すなわち、Hレベル入力電流IIHの測定を
行う。また、Lレベル入力電圧VILの入力時にあって
は、その入力信号の電流、すなわち、Lレベル入力電流
IILを測定する。これらHレベル入力電流IIHの測
定や、Lレベル入力電流IILの測定によって、その入
力端子の人カインピーダンスが適性であるかをテストす
る。
は、Hレベル入力電圧VIHの信号入力時における入力
信号電流、すなわち、Hレベル入力電流IIHの測定を
行う。また、Lレベル入力電圧VILの入力時にあって
は、その入力信号の電流、すなわち、Lレベル入力電流
IILを測定する。これらHレベル入力電流IIHの測
定や、Lレベル入力電流IILの測定によって、その入
力端子の人カインピーダンスが適性であるかをテストす
る。
【0006】また、ICの出力端子では、DC特性テス
トとして、その出力端子の信号の電圧の測定を行う。例
えば、その出力端子からH状態が出力される場合の信号
の出力電圧、すなわち、Hレベル出力電圧VOHの測定
を行う。また、その出力端子からL状態が出力される際
の信号の出力電圧、すなわち、Lレベル出力電圧VOL
の測定を行う。そのテスト対象となる出力端子につい
て、Hレベル出力電圧VOHが規定以下であれば、正し
いH状態を出力することができない。一方、その出力端
子のHレベル出力電圧VOLが規定以上であれば、正し
くL状態を出力することはできない。
トとして、その出力端子の信号の電圧の測定を行う。例
えば、その出力端子からH状態が出力される場合の信号
の出力電圧、すなわち、Hレベル出力電圧VOHの測定
を行う。また、その出力端子からL状態が出力される際
の信号の出力電圧、すなわち、Lレベル出力電圧VOL
の測定を行う。そのテスト対象となる出力端子につい
て、Hレベル出力電圧VOHが規定以下であれば、正し
いH状態を出力することができない。一方、その出力端
子のHレベル出力電圧VOLが規定以上であれば、正し
くL状態を出力することはできない。
【0007】また、ICの電源については、入力信号や
出力信号が定常的な状態における、電源電流の測定を行
う。MOS(meta1 oxide semicon
ductor)型のICでは、定常状態における一般的
な電源電流はゼロないしは極小さい電流となる。ここ
で、このような定常状態であっても大きな電源電流が流
れる場合には、そのICの内部に、何らかの不良が検出
されるものである。
出力信号が定常的な状態における、電源電流の測定を行
う。MOS(meta1 oxide semicon
ductor)型のICでは、定常状態における一般的
な電源電流はゼロないしは極小さい電流となる。ここ
で、このような定常状態であっても大きな電源電流が流
れる場合には、そのICの内部に、何らかの不良が検出
されるものである。
【0008】近年、ICの高集積度化、高機能化に伴い
100ピン以上の多数の端子を有するICが多く開発さ
れるようになり、DC特性テストに係るテスト時間が増
加しICの1チップの総テスト時間に占める割合が大き
くなってきている。
100ピン以上の多数の端子を有するICが多く開発さ
れるようになり、DC特性テストに係るテスト時間が増
加しICの1チップの総テスト時間に占める割合が大き
くなってきている。
【0009】従って、DC特性テストの所要時間短縮の
ため作業効率の向上がますます要望されている。
ため作業効率の向上がますます要望されている。
【0010】上述したDC特性テストの所要時間の短縮
を目的とした特開平8−5709号公報(文献1)記載
の従来の半導体集積回路は、ディジチェン接続されたm
個の論理ゲートについて、その最終段のテスト出力Tm
の論理状態が交互にトグルするような、その各入力信号
もトグルするm個の入力端子への入力信号パターンを入
力し、出力テスト選択信号をHレベルとすることで、前
記テスト出力Tmを出力端子から出力する。これによ
り、入力に関するDC特性テストと出力に関するDC特
性テストとを並行して行うことができるので、DC特性
テスト時間を短縮できるというものである。
を目的とした特開平8−5709号公報(文献1)記載
の従来の半導体集積回路は、ディジチェン接続されたm
個の論理ゲートについて、その最終段のテスト出力Tm
の論理状態が交互にトグルするような、その各入力信号
もトグルするm個の入力端子への入力信号パターンを入
力し、出力テスト選択信号をHレベルとすることで、前
記テスト出力Tmを出力端子から出力する。これによ
り、入力に関するDC特性テストと出力に関するDC特
性テストとを並行して行うことができるので、DC特性
テスト時間を短縮できるというものである。
【0011】文献1記載の従来の半導体集積回路をブロ
ックで示す図5を参照すると、この従来の半導体集積回
路は、所定の論理回路から成る内部回路1と、入力端子
PI1〜PI6と内部回路1の入力端子I1〜I6の各
々との間に挿入され入力信号のバッファ増幅を行う入力
バッファBI1〜BI6と、出力端子PO1〜PO6の
各々に接続し出力信号のバッファ増幅を行う出力バッフ
ァBO1〜BO6と、入力バッファBI1〜BI6の各
々の出力側に設けられ後述のようにデイジチェーン接続
されたNANDゲートTG1〜TG6と、各々の一方の
入力端を内部回路1の出力端子O1〜O6の各々に接続
し他方の入力端に最終段のNANDゲートTG6の出力
であるテスト出力信号TDの供給を受け各々の出力端を
出力バッファBO1〜BO6の各々の入力端にそれぞれ
接続し各々の制御端に出力選択信号TSの供給を受ける
セレクタS1〜S6と、入力端をテスト制御端子PT2
に接続し出力端から出力選択信号TSを出力するバッフ
ァB2とを備える。
ックで示す図5を参照すると、この従来の半導体集積回
路は、所定の論理回路から成る内部回路1と、入力端子
PI1〜PI6と内部回路1の入力端子I1〜I6の各
々との間に挿入され入力信号のバッファ増幅を行う入力
バッファBI1〜BI6と、出力端子PO1〜PO6の
各々に接続し出力信号のバッファ増幅を行う出力バッフ
ァBO1〜BO6と、入力バッファBI1〜BI6の各
々の出力側に設けられ後述のようにデイジチェーン接続
されたNANDゲートTG1〜TG6と、各々の一方の
入力端を内部回路1の出力端子O1〜O6の各々に接続
し他方の入力端に最終段のNANDゲートTG6の出力
であるテスト出力信号TDの供給を受け各々の出力端を
出力バッファBO1〜BO6の各々の入力端にそれぞれ
接続し各々の制御端に出力選択信号TSの供給を受ける
セレクタS1〜S6と、入力端をテスト制御端子PT2
に接続し出力端から出力選択信号TSを出力するバッフ
ァB2とを備える。
【0012】NANDゲートTG1〜TG6は、一方の
入力端を入力バッファBI1〜BI6の各々の出力に他
方の入力端を前段のNANDゲートの出力端にそれぞれ
接続し、前段のNANDゲートの出力と当段の入力バッ
ファの出力との否定論理積演算を行い、その演算結果を
次段のNANDゲートへ供給するデイジチェーン接続さ
れ、最終段のNANDゲートTG6の出力をテスト出力
信号TDとして、上述のようにセレクタS1〜S6に供
給する。なお、初段のNANDゲートTG1の他方の入
力端には電源VDDを供給する。
入力端を入力バッファBI1〜BI6の各々の出力に他
方の入力端を前段のNANDゲートの出力端にそれぞれ
接続し、前段のNANDゲートの出力と当段の入力バッ
ファの出力との否定論理積演算を行い、その演算結果を
次段のNANDゲートへ供給するデイジチェーン接続さ
れ、最終段のNANDゲートTG6の出力をテスト出力
信号TDとして、上述のようにセレクタS1〜S6に供
給する。なお、初段のNANDゲートTG1の他方の入
力端には電源VDDを供給する。
【0013】セレクタS1〜S6は、出力選択信号TS
に従って、対応する出力バッファへの出力信号を内部回
路1の出力信号にするか、テスト出力信号TDにするか
を選択する。
に従って、対応する出力バッファへの出力信号を内部回
路1の出力信号にするか、テスト出力信号TDにするか
を選択する。
【0014】図5及びDC特性テスト時に用いられるテ
ストパターンを示す表1を併せて参照して、従来の半導
体集積回路の動作について説明すると、ステップ1から
ステップ13までの各テストステップで、テストパター
ンとして入力端子PI1〜PI6の各々に表1に示した
値のテスト信号を順次入力する。各ステップで入力され
るテストパターンに対して、出力端子PO1〜PO6
が、最終段NANDゲートTG6の出力であるテスト出
力信号TDと同一の論理レベルを出力すれば、そのステ
ップについては特に不具合はない、すなわち、良と判定
する。例えば、ステップ1では、入力端子PI1〜PI
6の各々にHレベルの信号を入力し、出力端子PO1〜
PO6がHレベルの出力を出力すれれば良と判定する。
ストパターンを示す表1を併せて参照して、従来の半導
体集積回路の動作について説明すると、ステップ1から
ステップ13までの各テストステップで、テストパター
ンとして入力端子PI1〜PI6の各々に表1に示した
値のテスト信号を順次入力する。各ステップで入力され
るテストパターンに対して、出力端子PO1〜PO6
が、最終段NANDゲートTG6の出力であるテスト出
力信号TDと同一の論理レベルを出力すれば、そのステ
ップについては特に不具合はない、すなわち、良と判定
する。例えば、ステップ1では、入力端子PI1〜PI
6の各々にHレベルの信号を入力し、出力端子PO1〜
PO6がHレベルの出力を出力すれれば良と判定する。
【0015】
【表1】
【0016】このように、各ステップのテストパターン
を順次入力しながら入力端子PI1〜PI6に接地電位
G及び電源電圧VDDに対応するVIL及びVIHを印
加することにより入力バッファBI1〜BI6のDC特
性テストを行う。また出力端子PO1〜PO6には、1
ステップ毎にLレベルとHレベルが交互に出力されるの
で、各々のレベルにおいて出力端子PO1〜PO6の各
々の出力電流を測定することにより、これら出力バッフ
ァBO1〜BO6の各々のDC特性テストを行う。
を順次入力しながら入力端子PI1〜PI6に接地電位
G及び電源電圧VDDに対応するVIL及びVIHを印
加することにより入力バッファBI1〜BI6のDC特
性テストを行う。また出力端子PO1〜PO6には、1
ステップ毎にLレベルとHレベルが交互に出力されるの
で、各々のレベルにおいて出力端子PO1〜PO6の各
々の出力電流を測定することにより、これら出力バッフ
ァBO1〜BO6の各々のDC特性テストを行う。
【0017】しかし、この従来技術は、入力バッファの
DC特性テストを行うためにはn本の入力端子数の場合
(n×2+1)ステップのテストパターン数を必要と
し、入力端子数が増加すれば、テストパターン数が増加
してしまうという問題点があった。
DC特性テストを行うためにはn本の入力端子数の場合
(n×2+1)ステップのテストパターン数を必要と
し、入力端子数が増加すれば、テストパターン数が増加
してしまうという問題点があった。
【0018】その理由は、テスト回路として入力バッフ
ァ毎に設けられているNANDゲートが互いにデイジチ
ェーン接続されていることにある。この結果、1ステッ
プでは1個の入力バッファのDC特性テストを行うこと
しかができない。
ァ毎に設けられているNANDゲートが互いにデイジチ
ェーン接続されていることにある。この結果、1ステッ
プでは1個の入力バッファのDC特性テストを行うこと
しかができない。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
集積回路は、テスト回路として入力バッファ毎に設けら
れているNANDゲートが互いにデイジチェーン接続さ
れていることにより、DC特性テストの1ステップ当た
りでは1個の入力バッファのDC特性テストを行うこと
しかができないため、入力バッファのDC特性テストを
行うためにはn本の入力端子数の場合(n×2+1)ス
テップのテストパターン数を必要とし、入力端子数が増
加すれば、テストパターン数が増加してしまい、従って
テスト時間もかかるというという欠点があった。
集積回路は、テスト回路として入力バッファ毎に設けら
れているNANDゲートが互いにデイジチェーン接続さ
れていることにより、DC特性テストの1ステップ当た
りでは1個の入力バッファのDC特性テストを行うこと
しかができないため、入力バッファのDC特性テストを
行うためにはn本の入力端子数の場合(n×2+1)ス
テップのテストパターン数を必要とし、入力端子数が増
加すれば、テストパターン数が増加してしまい、従って
テスト時間もかかるというという欠点があった。
【0020】本発明の目的は、上記欠点を解決し、DC
特性テストの1ステップ当たり複数個の入力バッファの
DC特性テストを同時に行うことによりテスト時間の短
縮を可能とした半導体集積回路を提供することにある。
特性テストの1ステップ当たり複数個の入力バッファの
DC特性テストを同時に行うことによりテスト時間の短
縮を可能とした半導体集積回路を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】第1の発明の半導体集積
回路は、内部回路として論理回路を有する半導体集積回
路において、外部から前記内部回路への複数の入力信号
をそれぞれバッファリングし対応する複数のバッファ入
力信号を出力する複数の入力バッファと、検出モード指
定信号の指定に応じて前記複数のバッファ入力信号の全
てが第1のレベルであるオール第1レベル状態であるか
を検出するオール第1レベル状態検出モードと、全てが
第2のレベルであるオール第2レベル状態であるかを検
出するオール第2レベル状態検出モードとのいずれか一
方の検出モードに設定され、検出信号対応のテスト出力
信号を出力する少なくとも1つの検出回路と、前記内部
回路の複数の出力信号と前記検出回路の出力する前記テ
スト出力信号のいずれか一方を選択する複数のセレクタ
と、前記複数のセレクタの出力信号の各々をバッファリ
ングして外部に出力する複数の出力バッファとを備え、
前記テスト出力信号を前記セレクタと前記出力バッファ
とを経由して出力端子へ出力することにより、前記複数
の入力バッファ及び前記複数の出力バッファを同一のテ
ストステップでテストを実施することを特徴とするもの
である。
回路は、内部回路として論理回路を有する半導体集積回
路において、外部から前記内部回路への複数の入力信号
をそれぞれバッファリングし対応する複数のバッファ入
力信号を出力する複数の入力バッファと、検出モード指
定信号の指定に応じて前記複数のバッファ入力信号の全
てが第1のレベルであるオール第1レベル状態であるか
を検出するオール第1レベル状態検出モードと、全てが
第2のレベルであるオール第2レベル状態であるかを検
出するオール第2レベル状態検出モードとのいずれか一
方の検出モードに設定され、検出信号対応のテスト出力
信号を出力する少なくとも1つの検出回路と、前記内部
回路の複数の出力信号と前記検出回路の出力する前記テ
スト出力信号のいずれか一方を選択する複数のセレクタ
と、前記複数のセレクタの出力信号の各々をバッファリ
ングして外部に出力する複数の出力バッファとを備え、
前記テスト出力信号を前記セレクタと前記出力バッファ
とを経由して出力端子へ出力することにより、前記複数
の入力バッファ及び前記複数の出力バッファを同一のテ
ストステップでテストを実施することを特徴とするもの
である。
【0022】第2の発明の半導体集積回路は、内部回路
として論理回路を有する半導体集積回路において、 外
部から前記内部回路への第1の数の入力信号をそれぞれ
バッファリングし対応する第1の数の第1のバッファ入
力信号を出力する第1の数の第1の入力バッファと、外
部から前記内部回路への第2の数の入力信号をそれぞれ
バッファリングし対応する第2の数の第2のバッファ入
力信号を出力する第2の数の第2の入力バッファと、検
出モード指定信号の指定に応じて前記第1の数のバッフ
ァ入力信号の全てが第1のレベルであるオール第1レベ
ル状態であるかを検出するオール第1レベル状態検出モ
ードと、全てが第2のレベルであるオール第2レベル状
態であるかを検出するオール第2レベル状態検出モード
とのいずれか一方の検出モードに設定され、検出信号対
応の第1のテスト出力信号を出力する第1の検出回路
と、前記検出モード指定信号の指定に応じて前記第2の
数のバッファ入力信号の全てが第1のレベルであるオー
ル第1レベル状態であるかを検出するオール第1レベル
状態検出モードと、全てが第2のレベルであるオール第
2レベル状態であるかを検出するオール第2レベル状態
検出モードとのいずれか一方の検出モードに設定され、
検出信号対応の第2のテスト出力信号を出力する第1の
検出回路と、前記第1のバッファ入力信号に対応する前
記内部回路の第1の出力信号と前記第1のテスト出力信
号のいずれか一方を選択する第1の数の第1のセレクタ
と、前記第2のバッファ入力信号に対応する前記内部回
路の第2の出力信号と前記第2のテスト出力信号のいず
れか一方を選択する第2の数の第2のセレクタと、前記
第1の数の第1のセレクタの各々の出力信号をバッファ
リングして外部に出力する第1の数の出力バッファと、
前記第2の数の第1のセレクタの各々の出力信号をバッ
ファリングして外部に出力する第2の数の出力バッファ
とを備え、前記第1のテスト出力信号を前記第1のセレ
クタと前記第1の出力バッファとを経由して、及び前記
第2のテスト出力信号を前記第2のセレクタと前記第2
の出力バッファとを経由してそれぞれ出力端子へ出力す
ることにより、前記第1の数の第1の入力バッファと前
記第2の数の第2の入力バッファ及び前記第1の数の第
1の出力バッファ及び前記第2の数の第2の出力バッフ
ァを同一のテストステップでテストを実施することを特
徴とするものである。
として論理回路を有する半導体集積回路において、 外
部から前記内部回路への第1の数の入力信号をそれぞれ
バッファリングし対応する第1の数の第1のバッファ入
力信号を出力する第1の数の第1の入力バッファと、外
部から前記内部回路への第2の数の入力信号をそれぞれ
バッファリングし対応する第2の数の第2のバッファ入
力信号を出力する第2の数の第2の入力バッファと、検
出モード指定信号の指定に応じて前記第1の数のバッフ
ァ入力信号の全てが第1のレベルであるオール第1レベ
ル状態であるかを検出するオール第1レベル状態検出モ
ードと、全てが第2のレベルであるオール第2レベル状
態であるかを検出するオール第2レベル状態検出モード
とのいずれか一方の検出モードに設定され、検出信号対
応の第1のテスト出力信号を出力する第1の検出回路
と、前記検出モード指定信号の指定に応じて前記第2の
数のバッファ入力信号の全てが第1のレベルであるオー
ル第1レベル状態であるかを検出するオール第1レベル
状態検出モードと、全てが第2のレベルであるオール第
2レベル状態であるかを検出するオール第2レベル状態
検出モードとのいずれか一方の検出モードに設定され、
検出信号対応の第2のテスト出力信号を出力する第1の
検出回路と、前記第1のバッファ入力信号に対応する前
記内部回路の第1の出力信号と前記第1のテスト出力信
号のいずれか一方を選択する第1の数の第1のセレクタ
と、前記第2のバッファ入力信号に対応する前記内部回
路の第2の出力信号と前記第2のテスト出力信号のいず
れか一方を選択する第2の数の第2のセレクタと、前記
第1の数の第1のセレクタの各々の出力信号をバッファ
リングして外部に出力する第1の数の出力バッファと、
前記第2の数の第1のセレクタの各々の出力信号をバッ
ファリングして外部に出力する第2の数の出力バッファ
とを備え、前記第1のテスト出力信号を前記第1のセレ
クタと前記第1の出力バッファとを経由して、及び前記
第2のテスト出力信号を前記第2のセレクタと前記第2
の出力バッファとを経由してそれぞれ出力端子へ出力す
ることにより、前記第1の数の第1の入力バッファと前
記第2の数の第2の入力バッファ及び前記第1の数の第
1の出力バッファ及び前記第2の数の第2の出力バッフ
ァを同一のテストステップでテストを実施することを特
徴とするものである。
【0023】第1及び第2の発明の半導体集積回路にお
いて、前記第1のレベルが、Hレベルであり、前記第2
のレベルがLレベルであっても良い。
いて、前記第1のレベルが、Hレベルであり、前記第2
のレベルがLレベルであっても良い。
【0024】また、第1及び第2の発明の半導体集積回
路において、前記第1のレベルが、Lレベルであり、前
記第2のレベルがHレベルであっても良い。
路において、前記第1のレベルが、Lレベルであり、前
記第2のレベルがHレベルであっても良い。
【0025】また、第1及び第2の発明の半導体集積回
路において、前記検出回路が、前記複数のバッファ入力
信号の論理和演算を行うORゲートと、前記複数のバッ
ファ入力信号の論理積演算を行う第1のANDゲート
と、前記検出モード指定信号の論理反転を行い反転検出
モード指定信号を出力するNOTゲートと、前記第1の
ANDゲートの出力信号と前記反転検出モード指定信号
との排他的論理和演算を行うEXORゲートと、前記O
Rゲートの出力信号と前記EXORゲートの出力信号と
の論理積演算を行い前記テスト出力信号を出力する第2
のANDゲートとを備えても良い。
路において、前記検出回路が、前記複数のバッファ入力
信号の論理和演算を行うORゲートと、前記複数のバッ
ファ入力信号の論理積演算を行う第1のANDゲート
と、前記検出モード指定信号の論理反転を行い反転検出
モード指定信号を出力するNOTゲートと、前記第1の
ANDゲートの出力信号と前記反転検出モード指定信号
との排他的論理和演算を行うEXORゲートと、前記O
Rゲートの出力信号と前記EXORゲートの出力信号と
の論理積演算を行い前記テスト出力信号を出力する第2
のANDゲートとを備えても良い。
【0026】また、第1及び第2の発明の半導体集積回
路において、前記検出回路が、検出モード指定信号の第
1の値に応答して前記オール第1レベル状態を検出する
オール第1レベル検出モードとして、また、検出モード
指定信号の第2の値に応答して前記オール第2レベル状
態を検出するオール第2レベル検出モードとしてそれぞ
れ動作し、前記オール第1レベル検出モードで動作して
いるときは、前記複数のバッファ入力信号が前記オール
第1レベル状態の場合前記テスト出力信号を第1のレベ
ルで出力し、前記複数のバッファ入力信号が前記オール
第1レベル状態でない場合前記テスト出力信号を第2の
レベルで出力し、前記オール第2レベル検出モードで動
作しているときは、前記複数のバッファ入力信号が前記
オール第2レベル状態の場合前記テスト出力信号を第2
のレベルで出力し、前記複数のバッファ入力信号が前記
オール第2レベル状態でない場合前記テスト出力信号を
第1のレベルで出力することを特徴としても良い。
路において、前記検出回路が、検出モード指定信号の第
1の値に応答して前記オール第1レベル状態を検出する
オール第1レベル検出モードとして、また、検出モード
指定信号の第2の値に応答して前記オール第2レベル状
態を検出するオール第2レベル検出モードとしてそれぞ
れ動作し、前記オール第1レベル検出モードで動作して
いるときは、前記複数のバッファ入力信号が前記オール
第1レベル状態の場合前記テスト出力信号を第1のレベ
ルで出力し、前記複数のバッファ入力信号が前記オール
第1レベル状態でない場合前記テスト出力信号を第2の
レベルで出力し、前記オール第2レベル検出モードで動
作しているときは、前記複数のバッファ入力信号が前記
オール第2レベル状態の場合前記テスト出力信号を第2
のレベルで出力し、前記複数のバッファ入力信号が前記
オール第2レベル状態でない場合前記テスト出力信号を
第1のレベルで出力することを特徴としても良い。
【0027】さらに、検出モード指定信号の第1の値が
Hレベルであり、検出モード指定信号の第2の値がLレ
ベルであっても良い。
Hレベルであり、検出モード指定信号の第2の値がLレ
ベルであっても良い。
【0028】またさらに、検出モード指定信号の第1の
値がLレベルであり、検出モード指定信号の第2の値が
Hレベルであっても良い。
値がLレベルであり、検出モード指定信号の第2の値が
Hレベルであっても良い。
【0029】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0030】本発明は、内部回路として論理回路を有す
る半導体集積回路(IC)において、ICの外部から内
部回路への複数の入力信号をバそれぞれバッファ増幅
(バッファリング)する複数の入力バッファの出力信号
が全てLレベルであるオールL状態であるか、又は全て
HレベルであるオールH状態であるかを検出する少なく
とも1つの検出回路と、上記内部回路の出力信号と上記
検出回路の出力する検出信号のいずれか一方を選択する
少なくとも1つのセレクタを備え、上記検出回路の出力
する上記検出信号を上記セレクタと上記内部回路からI
Cの外部への出力信号をバッファリングする出力バッフ
ァとを経由して出力端子へ出力することにより、複数の
入力バッファ及び複数の出力バッファを同一のテストス
テップでテスト可能とし、ICのDC特性テストの所要
テスト時間を短縮するものである。
る半導体集積回路(IC)において、ICの外部から内
部回路への複数の入力信号をバそれぞれバッファ増幅
(バッファリング)する複数の入力バッファの出力信号
が全てLレベルであるオールL状態であるか、又は全て
HレベルであるオールH状態であるかを検出する少なく
とも1つの検出回路と、上記内部回路の出力信号と上記
検出回路の出力する検出信号のいずれか一方を選択する
少なくとも1つのセレクタを備え、上記検出回路の出力
する上記検出信号を上記セレクタと上記内部回路からI
Cの外部への出力信号をバッファリングする出力バッフ
ァとを経由して出力端子へ出力することにより、複数の
入力バッファ及び複数の出力バッファを同一のテストス
テップでテスト可能とし、ICのDC特性テストの所要
テスト時間を短縮するものである。
【0031】本発明の第1の実施の形態を図5と共通の
構成要素には共通の参照文字/数字を付して同様にブロ
ックで示す図1を参照すると、この図に示す本実施の形
態の半導体集積回路(IC)は、従来と共通の所定の論
理回路から成る内部回路1と、入力端子PI1〜PI6
と内部回路1の入力端子I1〜I6の各々との間に挿入
され入力信号のバッファリングを行うDC特性テストの
対象の入力バッファBI1〜BI6と、出力端子PO1
〜PO6の各々に接続し出力信号のバッファ増幅を行う
DC特性テストの対象である出力バッファBO1〜BO
6と、入力バッファBI1〜BI6の各出力信号を入力
信号T1〜T6として入力しこれら入力信号T1〜T6
のALL“L”またはALL“H”を検出しテスト出力
信号TDを出力する検出回路2と、各々の一方の入力端
を内部回路1の出力端子O1〜O6の各々に接続し他方
の入力端にテスト出力信号TDの供給を受け各々の出力
端を出力バッファBO1〜BO6の各々の入力端にそれ
ぞれ接続し各々の制御端に出力選択信号TSの供給を受
けるセレクタS1〜S6と、入力端子PT1から入力す
るIC外部からの検出モード指定信号TMをバッファリ
ングし検出回路2の制御端に供給するバッファB1と、
入力端子PT2から入力する出力選択信号TSをバッフ
ァリングしてセレクタS1〜S6に供給するバッファB
2とを備える。
構成要素には共通の参照文字/数字を付して同様にブロ
ックで示す図1を参照すると、この図に示す本実施の形
態の半導体集積回路(IC)は、従来と共通の所定の論
理回路から成る内部回路1と、入力端子PI1〜PI6
と内部回路1の入力端子I1〜I6の各々との間に挿入
され入力信号のバッファリングを行うDC特性テストの
対象の入力バッファBI1〜BI6と、出力端子PO1
〜PO6の各々に接続し出力信号のバッファ増幅を行う
DC特性テストの対象である出力バッファBO1〜BO
6と、入力バッファBI1〜BI6の各出力信号を入力
信号T1〜T6として入力しこれら入力信号T1〜T6
のALL“L”またはALL“H”を検出しテスト出力
信号TDを出力する検出回路2と、各々の一方の入力端
を内部回路1の出力端子O1〜O6の各々に接続し他方
の入力端にテスト出力信号TDの供給を受け各々の出力
端を出力バッファBO1〜BO6の各々の入力端にそれ
ぞれ接続し各々の制御端に出力選択信号TSの供給を受
けるセレクタS1〜S6と、入力端子PT1から入力す
るIC外部からの検出モード指定信号TMをバッファリ
ングし検出回路2の制御端に供給するバッファB1と、
入力端子PT2から入力する出力選択信号TSをバッフ
ァリングしてセレクタS1〜S6に供給するバッファB
2とを備える。
【0032】検出回路2の構成例をブロックで示す図2
を参照すると、この検出回路2は、入力端子T1〜T6
からの各入力信号T1〜T6(説明の便宜上、特に区別
をする必要がない場合は各端子名とその端子に関わる信
号名を同一符号で表す)の論理和演算を行うORゲート
OR21と、入力信号T1〜T6の論理積演算を行うA
NDゲートAND21と、検出モード指定信号TMの論
理反転を行い反転検出モード指定信号TMBを出力する
NOTゲートNOT21と、ANDゲートAND21の
出力信号と反転検出モード指定信号TMBとの排他的論
理和演算を行うEXORゲートEXOR21と、ORゲ
ートOR21の出力信号とEXORゲートEXOR21
の出力信号との論理積演算を行いテスト出力信号TDを
出力するANDゲートAND22とを備える。
を参照すると、この検出回路2は、入力端子T1〜T6
からの各入力信号T1〜T6(説明の便宜上、特に区別
をする必要がない場合は各端子名とその端子に関わる信
号名を同一符号で表す)の論理和演算を行うORゲート
OR21と、入力信号T1〜T6の論理積演算を行うA
NDゲートAND21と、検出モード指定信号TMの論
理反転を行い反転検出モード指定信号TMBを出力する
NOTゲートNOT21と、ANDゲートAND21の
出力信号と反転検出モード指定信号TMBとの排他的論
理和演算を行うEXORゲートEXOR21と、ORゲ
ートOR21の出力信号とEXORゲートEXOR21
の出力信号との論理積演算を行いテスト出力信号TDを
出力するANDゲートAND22とを備える。
【0033】次に、図1、図2及び検出回路2の動作を
真理値表で示す図3を参照して本実施の形態の動作につ
いて説明すると、まず、図3において、検出モード指定
信号TMは、検出回路2の入力信号T1〜T6のオール
“L”を検出するのか、又はオール“H”を検出するの
かの指定を行う。すなわち、検出モード指定信号TMが
Lレベルの場合、検出回路2は入力信号T1〜T6のオ
ール“L”を検出するモードとして動作し、入力信号T
1〜T6がオール“L”の時、テスト出力信号TDとし
てLレベルを出力し、入力信号T1〜T6がオール
“L”でない時、テスト出力信号TDとしてHレベルを
出力する。
真理値表で示す図3を参照して本実施の形態の動作につ
いて説明すると、まず、図3において、検出モード指定
信号TMは、検出回路2の入力信号T1〜T6のオール
“L”を検出するのか、又はオール“H”を検出するの
かの指定を行う。すなわち、検出モード指定信号TMが
Lレベルの場合、検出回路2は入力信号T1〜T6のオ
ール“L”を検出するモードとして動作し、入力信号T
1〜T6がオール“L”の時、テスト出力信号TDとし
てLレベルを出力し、入力信号T1〜T6がオール
“L”でない時、テスト出力信号TDとしてHレベルを
出力する。
【0034】また、検出モード指定信号TMがHレベル
の場合、検出回路2は入力信号T1〜T6のオール
“H”を検出するモードとして動作し、入力信号T1〜
T6がオール“H”の時、テスト出力信号TDとしてH
レベルを出力し、入力信号T1〜T6がオール“H”で
ない時、テスト出力信号TDとしてLレベルを出力す
る。
の場合、検出回路2は入力信号T1〜T6のオール
“H”を検出するモードとして動作し、入力信号T1〜
T6がオール“H”の時、テスト出力信号TDとしてH
レベルを出力し、入力信号T1〜T6がオール“H”で
ない時、テスト出力信号TDとしてLレベルを出力す
る。
【0035】セレクタS1〜S6は、出力選択信号TS
がLレベルの場合は内部回路1の出力信号を、Hレベル
の場合は検出回路2からのテスト出力信号TDを選択
し、出力バッファBO1〜BO6へ出力する。
がLレベルの場合は内部回路1の出力信号を、Hレベル
の場合は検出回路2からのテスト出力信号TDを選択
し、出力バッファBO1〜BO6へ出力する。
【0036】次に、本実施の形態におけるDC特性テス
ト方法について説明すると、まず、入力バッファBI1
〜BI6の入力LレベルDC特性テストと、出力バッフ
ァBO1〜BO6の出力Lレベル特性テストとを行う場
合は、まず、入力端子PT1にLレベルのモード制御信
号を供給すると、このモード制御信号のLレベルに応答
してバッファB1はLレベルの検出モード指定信号TM
を出力し、検出回路2をオール“L”検出モードに設定
する。次に、入力端子PT2にHレベルのテスト選択信
号を供給し、このHレベルのテスト選択信号に応答して
バッファB2はHレベルの出力選択信号TSを出力し、
セレクタS1〜S6が検出回路2からのテスト出力信号
TDを選択するように設定する。入力端子PI1〜PI
6には同時にLレベルのテスト用のLレベル入力電圧V
ILとして規格値上限の電圧を供給する。なお、ここで
は、説明の便宜上、電源電圧を5V、接地電位0Vと
し、Lレベル入力電圧VILの規格値を0〜2V、Hレ
ベル入力電圧VIHの規格値を3〜5Vとする。従って
この例では、Lレベル電圧VILとして2Vを供給す
る。
ト方法について説明すると、まず、入力バッファBI1
〜BI6の入力LレベルDC特性テストと、出力バッフ
ァBO1〜BO6の出力Lレベル特性テストとを行う場
合は、まず、入力端子PT1にLレベルのモード制御信
号を供給すると、このモード制御信号のLレベルに応答
してバッファB1はLレベルの検出モード指定信号TM
を出力し、検出回路2をオール“L”検出モードに設定
する。次に、入力端子PT2にHレベルのテスト選択信
号を供給し、このHレベルのテスト選択信号に応答して
バッファB2はHレベルの出力選択信号TSを出力し、
セレクタS1〜S6が検出回路2からのテスト出力信号
TDを選択するように設定する。入力端子PI1〜PI
6には同時にLレベルのテスト用のLレベル入力電圧V
ILとして規格値上限の電圧を供給する。なお、ここで
は、説明の便宜上、電源電圧を5V、接地電位0Vと
し、Lレベル入力電圧VILの規格値を0〜2V、Hレ
ベル入力電圧VIHの規格値を3〜5Vとする。従って
この例では、Lレベル電圧VILとして2Vを供給す
る。
【0037】検出回路2は、入力バッファBI1〜BI
6の各出力信号にそれぞれ対応する入力信号T1〜T6
の論理状態に応じてテスト出力信号TDを出力し、出力
端子PO1〜PO6からはテスト出力信号TDと同一の
論理レベルの出力信号が出力される。
6の各出力信号にそれぞれ対応する入力信号T1〜T6
の論理状態に応じてテスト出力信号TDを出力し、出力
端子PO1〜PO6からはテスト出力信号TDと同一の
論理レベルの出力信号が出力される。
【0038】入力バッファBI1〜BI6が正常であれ
ば、出力端子PO1〜PO6からはLレベルの出力信号
が出力され、入力バッファBI1〜BI6が正常でなけ
れば、出力端子PO1〜PO6からはHレベルの出力信
号が出力される。よって、出力端子PO1〜PO6から
Lレベルの出力信号が出力されるか否かの判定をするこ
とにより、入力バッファBI1〜BI6の入力Lレベル
DC特性テストを同時に、すなわち、1ステップで行う
ことになる。
ば、出力端子PO1〜PO6からはLレベルの出力信号
が出力され、入力バッファBI1〜BI6が正常でなけ
れば、出力端子PO1〜PO6からはHレベルの出力信
号が出力される。よって、出力端子PO1〜PO6から
Lレベルの出力信号が出力されるか否かの判定をするこ
とにより、入力バッファBI1〜BI6の入力Lレベル
DC特性テストを同時に、すなわち、1ステップで行う
ことになる。
【0039】この時、出力端子PO1〜PO6からLレ
ベルの出力信号が出力されていれば、出力端子PO1〜
PO6の出力電流を測定し、測定した電流値が妥当な値
か否かの判定をすることにより、出力バッファBO1〜
BO6の出力Lレベル特性テストを同時に、すなわち、
1ステップ行うことになる。
ベルの出力信号が出力されていれば、出力端子PO1〜
PO6の出力電流を測定し、測定した電流値が妥当な値
か否かの判定をすることにより、出力バッファBO1〜
BO6の出力Lレベル特性テストを同時に、すなわち、
1ステップ行うことになる。
【0040】次に、入力バッファBI1〜BI6の入力
HレベルDC特性テストと、出力バッファBO1〜BO
6の出力Hレベル特性テストとを行う場合は、まず、入
力端子PT1にHレベルのモード制御信号を供給する
と、このモード制御信号のHレベルに応答してバッファ
B1はHレベルの検出モード指定信号TMを出力し、検
出回路2をオール“H”検出モードに設定する。次に、
入力端子PT2にHレベルのテスト選択信号を供給し、
このHレベルのテスト選択信号に応答してバッファB2
はHレベルの出力選択信号TSを出力し、セレクタS1
〜S6が検出回路2からのテスト出力信号TDを選択す
るように設定する。入力端子PI1〜PI6には同時に
Hレベルテスト用のHレベル入力電圧VIHとして規格
下限の電圧、この例では、3Vを供給する。
HレベルDC特性テストと、出力バッファBO1〜BO
6の出力Hレベル特性テストとを行う場合は、まず、入
力端子PT1にHレベルのモード制御信号を供給する
と、このモード制御信号のHレベルに応答してバッファ
B1はHレベルの検出モード指定信号TMを出力し、検
出回路2をオール“H”検出モードに設定する。次に、
入力端子PT2にHレベルのテスト選択信号を供給し、
このHレベルのテスト選択信号に応答してバッファB2
はHレベルの出力選択信号TSを出力し、セレクタS1
〜S6が検出回路2からのテスト出力信号TDを選択す
るように設定する。入力端子PI1〜PI6には同時に
Hレベルテスト用のHレベル入力電圧VIHとして規格
下限の電圧、この例では、3Vを供給する。
【0041】検出回路2は入力バッファBI1〜BI6
の各出力信号にそれぞれ対応する入力信号T1〜T6の
論理状態に応じてテスト出力信号TDを出力し、出力端
子PO1〜PO6からはテスト出力信号TDと同一の論
理レベルの出力信号が出力される。
の各出力信号にそれぞれ対応する入力信号T1〜T6の
論理状態に応じてテスト出力信号TDを出力し、出力端
子PO1〜PO6からはテスト出力信号TDと同一の論
理レベルの出力信号が出力される。
【0042】入力バッファBI1〜BI6が正常であれ
ば、出力端子PO1〜PO6からはHレベルの出力信号
が出力され、入力バッファBI1〜BI6が正常でなけ
れば、出力端子PO1〜PO6からはLレベルの出力信
号が出力される。よって、出力端子PO1〜PO6から
Hレベルの出力信号が出力されるか否かの判定をするこ
とにより、入力バッファBI1〜BI6の入力Hレベル
DC特性テストを同時に、すなわち、1ステップ行うこ
とになる。
ば、出力端子PO1〜PO6からはHレベルの出力信号
が出力され、入力バッファBI1〜BI6が正常でなけ
れば、出力端子PO1〜PO6からはLレベルの出力信
号が出力される。よって、出力端子PO1〜PO6から
Hレベルの出力信号が出力されるか否かの判定をするこ
とにより、入力バッファBI1〜BI6の入力Hレベル
DC特性テストを同時に、すなわち、1ステップ行うこ
とになる。
【0043】この時、出力端子PO1〜PO6からHレ
ベルの出力信号が出力されていれば、出力端子PO1〜
PO6の出力電流を測定し、測定した電流値が妥当な値
か否かの判定をすることにより、出力バッファBO1〜
BO6の出力Hレベル特性テストを同時に、すなわち、
1ステップ行うことになる。
ベルの出力信号が出力されていれば、出力端子PO1〜
PO6の出力電流を測定し、測定した電流値が妥当な値
か否かの判定をすることにより、出力バッファBO1〜
BO6の出力Hレベル特性テストを同時に、すなわち、
1ステップ行うことになる。
【0044】このように、入力端子PI1〜PI6に供
給される入力信号の論理レベルのオール“L”またはオ
ール“H”を検出回路2で検出し、検出結果を出力端子
PO1〜PO6に出力しているので、入力に関するDC
特性テストと出力に関するDC特性テストを並行して行
うことができ、全ての入力バッファの入力LレベルDC
特性テスト及び入力HレベルDC特性テストと、全ての
出力LレベルDC特性テスト及び出力HレベルDC特性
テストとを各1ステップ、合計2ステップのテストパタ
ーンで行うことができるので、テスト時間を大幅に短縮
できる。
給される入力信号の論理レベルのオール“L”またはオ
ール“H”を検出回路2で検出し、検出結果を出力端子
PO1〜PO6に出力しているので、入力に関するDC
特性テストと出力に関するDC特性テストを並行して行
うことができ、全ての入力バッファの入力LレベルDC
特性テスト及び入力HレベルDC特性テストと、全ての
出力LレベルDC特性テスト及び出力HレベルDC特性
テストとを各1ステップ、合計2ステップのテストパタ
ーンで行うことができるので、テスト時間を大幅に短縮
できる。
【0045】次に、本発明の第2の実施の形態を図1と
共通の構成要素には共通の参照文字/数字を付して同様
にブロックで示す図4を参照すると、この図に示す本実
施の形態の前述の第1の実施の形態との相違点は、図1
の検出回路2の代わりに、入力バッファBI1〜BI3
の出力信号を入力信号T11〜T13として入力しこれ
ら入力信号T11〜T13のオール“L”またはオール
“H”を検出しテスト出力信号TD1を出力しセレクタ
S1〜S3に供給する検出回路3と、入力バッファBI
4〜BI6の出力信号を入力信号T21〜T23として
入力しこれら入力信号T21〜T23のオール“L”ま
たはオール“H”を検出しテスト出力信号TD2を出力
しセレクタS4〜S6に供給する検出回路4とを備える
ことである。
共通の構成要素には共通の参照文字/数字を付して同様
にブロックで示す図4を参照すると、この図に示す本実
施の形態の前述の第1の実施の形態との相違点は、図1
の検出回路2の代わりに、入力バッファBI1〜BI3
の出力信号を入力信号T11〜T13として入力しこれ
ら入力信号T11〜T13のオール“L”またはオール
“H”を検出しテスト出力信号TD1を出力しセレクタ
S1〜S3に供給する検出回路3と、入力バッファBI
4〜BI6の出力信号を入力信号T21〜T23として
入力しこれら入力信号T21〜T23のオール“L”ま
たはオール“H”を検出しテスト出力信号TD2を出力
しセレクタS4〜S6に供給する検出回路4とを備える
ことである。
【0046】入力バッファBI1〜BI6のDC特性が
異なる場合は、入力バッファBI1〜BI6が同一論理
を出力しても同一レベルが出力されないため、第1の実
施の形態の検出回路2ではオール“L”またはオール
“H”の検出が正常に行えず、入力バッファBI1〜B
I6のDC特性テストが行えないという問題がある。
異なる場合は、入力バッファBI1〜BI6が同一論理
を出力しても同一レベルが出力されないため、第1の実
施の形態の検出回路2ではオール“L”またはオール
“H”の検出が正常に行えず、入力バッファBI1〜B
I6のDC特性テストが行えないという問題がある。
【0047】この第2の実施の形態では、入力バッファ
BI1〜BI3のDC特性と、入力バッファBI4〜B
I6のDC特性が異なる場合における例を示す。
BI1〜BI3のDC特性と、入力バッファBI4〜B
I6のDC特性が異なる場合における例を示す。
【0048】すなわち、検出回路3では入力バッファB
I1〜BI3の出力信号が全てオール“L”またはオー
ル“H”かを検出し、この検出結果であるテスト出力信
号TD1をセレクタS1〜S3へ出力するとともに、検
出回路4では入力バッファBI4〜BI6の出力信号が
全てオール“L”またはオール“H”かを検出し、この
検出結果であるテスト出力信号TD2をセレクタS4〜
S6へ出力しているので、入力バッファBI1〜BI6
のDC特性テストを行うことができる。
I1〜BI3の出力信号が全てオール“L”またはオー
ル“H”かを検出し、この検出結果であるテスト出力信
号TD1をセレクタS1〜S3へ出力するとともに、検
出回路4では入力バッファBI4〜BI6の出力信号が
全てオール“L”またはオール“H”かを検出し、この
検出結果であるテスト出力信号TD2をセレクタS4〜
S6へ出力しているので、入力バッファBI1〜BI6
のDC特性テストを行うことができる。
【0049】すなわち、特性の異なる入力バッファが混
在する場合は、特性の種類数と同数の検出回路を設け、
各々の検出回路には特性が同一の入力バッファの出力信
号をそれぞれ入力し、それらの信号のオール“L”また
はオール“H”を検出し、検出信号対応のテスト出力信
号を出力端子へ出力することにより、全ての入力バッフ
ァのDC特性テストを同時に、すなわち、1ステップで
実施できる。
在する場合は、特性の種類数と同数の検出回路を設け、
各々の検出回路には特性が同一の入力バッファの出力信
号をそれぞれ入力し、それらの信号のオール“L”また
はオール“H”を検出し、検出信号対応のテスト出力信
号を出力端子へ出力することにより、全ての入力バッフ
ァのDC特性テストを同時に、すなわち、1ステップで
実施できる。
【0050】本実施の形態は、特性の異なる入力バッフ
ァが混在する場合でも、入力バッファのDC特性テスト
を第一の実施の形態と同様な方法で実施可能とする。
ァが混在する場合でも、入力バッファのDC特性テスト
を第一の実施の形態と同様な方法で実施可能とする。
【0051】以上本発明の実施の形態を述べたが、本発
明は上記実施の形態に限られることなく種々の変形が可
能である。例えば、検出回路の構成例として示した回路
については、このような構成に限定されるものではな
く、実施の形態で示した検出回路の真理値表に従い動作
するものであれば、本発明の主旨を逸脱しない限り適用
できることは勿論である。
明は上記実施の形態に限られることなく種々の変形が可
能である。例えば、検出回路の構成例として示した回路
については、このような構成に限定されるものではな
く、実施の形態で示した検出回路の真理値表に従い動作
するものであれば、本発明の主旨を逸脱しない限り適用
できることは勿論である。
【0052】また、上記検出回路の動作を表すものとし
て示した真理値表についても、これに限定されるもので
はない。例えば、検出モード指定信号によってオール
“L”検出とオール“H”検出の2つのモードが切り換
えられれば、検出モード指定信号がLレベル場合、検出
回路は全入力信号のオール“H”検出モードとして動作
し、検出モード指定信号がHレベルの場合、検出回路は
全入力信号のオール“L”検出モードとして動作するの
であってもよい。
て示した真理値表についても、これに限定されるもので
はない。例えば、検出モード指定信号によってオール
“L”検出とオール“H”検出の2つのモードが切り換
えられれば、検出モード指定信号がLレベル場合、検出
回路は全入力信号のオール“H”検出モードとして動作
し、検出モード指定信号がHレベルの場合、検出回路は
全入力信号のオール“L”検出モードとして動作するの
であってもよい。
【0053】また、オール“L”検出モードの場合、全
入力信号がオール“L”の時、テスト出力信号にHレベ
ルを出力し、全入力信号がオール“L”でない時、テス
ト出力信号にLレベルを出力してもよい。さらにオール
“H”検出モードの場合、全入力信号がオール“H”の
時、テスト出力信号にLレベルを出力し、全入力信号が
オール“H”でない時、テスト出力信号にHレベルを出
力してもよい。
入力信号がオール“L”の時、テスト出力信号にHレベ
ルを出力し、全入力信号がオール“L”でない時、テス
ト出力信号にLレベルを出力してもよい。さらにオール
“H”検出モードの場合、全入力信号がオール“H”の
時、テスト出力信号にLレベルを出力し、全入力信号が
オール“H”でない時、テスト出力信号にHレベルを出
力してもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体集
積回路は、検出モード指定信号の指定に応じて複数のバ
ッファ入力信号のオール第1レベル状態であるかを検出
するオール第1レベル状態検出モードと、オール第2レ
ベル状態であるかを検出するオール第2レベル状態検出
モードとのいずれか一方の検出モードに設定され、検出
信号対応のテスト出力信号を出力する少なくとも1つの
検出回路と、内部回路の複数の出力信号と前記テスト出
力信号のいずれか一方を選択する複数のセレクタとを備
え、入力端子に供給される入力信号の論理レベルのオー
ル“L”またはオール“H”を検出回路で検出し、検出
結果を出力端子に出力しているので、入力に関するDC
特性テストと出力に関するDC特性テストを並行して行
うことができ、全ての入力バッファの入力LレベルDC
特性テスト及び入力HレベルDC特性テストと、全ての
出力LレベルDC特性テスト及び出力HレベルDC特性
テストとを2ステップのテストパターンで実施すること
ができるので、テスト時間を大幅に短縮できるという効
果がある。
積回路は、検出モード指定信号の指定に応じて複数のバ
ッファ入力信号のオール第1レベル状態であるかを検出
するオール第1レベル状態検出モードと、オール第2レ
ベル状態であるかを検出するオール第2レベル状態検出
モードとのいずれか一方の検出モードに設定され、検出
信号対応のテスト出力信号を出力する少なくとも1つの
検出回路と、内部回路の複数の出力信号と前記テスト出
力信号のいずれか一方を選択する複数のセレクタとを備
え、入力端子に供給される入力信号の論理レベルのオー
ル“L”またはオール“H”を検出回路で検出し、検出
結果を出力端子に出力しているので、入力に関するDC
特性テストと出力に関するDC特性テストを並行して行
うことができ、全ての入力バッファの入力LレベルDC
特性テスト及び入力HレベルDC特性テストと、全ての
出力LレベルDC特性テスト及び出力HレベルDC特性
テストとを2ステップのテストパターンで実施すること
ができるので、テスト時間を大幅に短縮できるという効
果がある。
【図1】本発明の半導体集積回路の第1の実施の形態を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】図1の検出回路の構成例を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】本実施の形態の検出回路の動作を真理値表で示
す図である。
す図である。
【図4】本発明の半導体集積回路の第2の実施の形態を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図5】従来の半導体集積回路の一例を示すブロック図
である。
である。
1 内部回路 2,3,4 検出回路 AND21,AND22 ANDゲート B1,B2 バッファ BI1〜BI6 入力バッファ BO1〜BO6 出力バッファ EXOR21 EXORゲート NOT21 NOTゲート OR21 ORゲート PI1〜PI6,PT1,PT2 入力端子 PO1〜PO6 出力端子 S1〜S6 セレクタ TG1〜TG6 NANDゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03K 19/00 Fターム(参考) 2G032 AA01 AB02 AC03 AD05 AK14 AL11 5F038 DF20 DT02 DT04 DT08 EZ20 5J056 AA00 BB59 BB60 CC00 FF07
Claims (8)
- 【請求項1】 内部回路として論理回路を有する半導体
集積回路において、 外部から前記内部回路への複数の入力信号をそれぞれバ
ッファリングし対応する複数のバッファ入力信号を出力
する複数の入力バッファと、 検出モード指定信号の指定に応じて前記複数のバッファ
入力信号の全てが第1のレベルであるオール第1レベル
状態であるかを検出するオール第1レベル状態検出モー
ドと、全てが第2のレベルであるオール第2レベル状態
であるかを検出するオール第2レベル状態検出モードと
のいずれか一方の検出モードに設定され、検出信号対応
のテスト出力信号を出力する少なくとも1つの検出回路
と、 前記内部回路の複数の出力信号と前記検出回路の出力す
る前記テスト出力信号のいずれか一方を選択する複数の
セレクタと、 前記複数のセレクタの出力信号の各々をバッファリング
して外部に出力する複数の出力バッファとを備え、 前記テスト出力信号を前記セレクタと前記出力バッファ
とを経由して出力端子へ出力することにより、前記複数
の入力バッファ及び前記複数の出力バッファを同一のテ
ストステップでテストを実施することを特徴とする半導
体集積回路。 - 【請求項2】 内部回路として論理回路を有する半導体
集積回路において、 外部から前記内部回路への第1の数の入力信号をそれぞ
れバッファリングし対応する第1の数の第1のバッファ
入力信号を出力する第1の数の第1の入力バッファと、 外部から前記内部回路への第2の数の入力信号をそれぞ
れバッファリングし対応する第2の数の第2のバッファ
入力信号を出力する第2の数の第2の入力バッファと、 検出モード指定信号の指定に応じて前記第1の数のバッ
ファ入力信号の全てが第1のレベルであるオール第1レ
ベル状態であるかを検出するオール第1レベル状態検出
モードと、全てが第2のレベルであるオール第2レベル
状態であるかを検出するオール第2レベル状態検出モー
ドとのいずれか一方の検出モードに設定され、検出信号
対応の第1のテスト出力信号を出力する第1の検出回路
と、 前記検出モード指定信号の指定に応じて前記第2の数の
バッファ入力信号の全てが第1のレベルであるオール第
1レベル状態であるかを検出するオール第1レベル状態
検出モードと、全てが第2のレベルであるオール第2レ
ベル状態であるかを検出するオール第2レベル状態検出
モードとのいずれか一方の検出モードに設定され、検出
信号対応の第2のテスト出力信号を出力する第1の検出
回路と、 前記第1のバッファ入力信号に対応する前記内部回路の
第1の出力信号と前記第1のテスト出力信号のいずれか
一方を選択する第1の数の第1のセレクタと、 前記第2のバッファ入力信号に対応する前記内部回路の
第2の出力信号と前記第2のテスト出力信号のいずれか
一方を選択する第2の数の第2のセレクタと、 前記第1の数の第1のセレクタの各々の出力信号をバッ
ファリングして外部に出力する第1の数の出力バッファ
と、 前記第2の数の第1のセレクタの各々の出力信号をバッ
ファリングして外部に出力する第2の数の出力バッファ
とを備え、 前記第1のテスト出力信号を前記第1のセレクタと前記
第1の出力バッファとを経由して、及び前記第2のテス
ト出力信号を前記第2のセレクタと前記第2の出力バッ
ファとを経由してそれぞれ出力端子へ出力することによ
り、前記第1の数の第1の入力バッファと前記第2の数
の第2の入力バッファ及び前記第1の数の第1の出力バ
ッファ及び前記第2の数の第2の出力バッファを同一の
テストステップでテストを実施することを特徴とする半
導体集積回路。 - 【請求項3】 前記第1のレベルが、Hレベルであり、
前記第2のレベルがLレベルであることを特徴とする請
求項1又は請求項2記載の半導体集積回路。 - 【請求項4】 前記第1のレベルが、Lレベルであり、
前記第2のレベルがHレベルであることを特徴とする請
求項1又は請求項2記載の半導体集積回路。 - 【請求項5】 前記検出回路が、前記複数のバッファ入
力信号の論理和演算を行うORゲートと、 前記複数のバッファ入力信号の論理積演算を行う第1の
ANDゲートと、 前記検出モード指定信号の論理反転を行い反転検出モー
ド指定信号を出力するNOTゲートと、 前記第1のANDゲートの出力信号と前記反転検出モー
ド指定信号との排他的論理和演算を行うEXORゲート
と、 前記ORゲートの出力信号と前記EXORゲートの出力
信号との論理積演算を行い前記テスト出力信号を出力す
る第2のANDゲートとを備えることを特徴とする請求
項1又は請求項2記載の半導体集積回路。 - 【請求項6】 前記検出回路が、検出モード指定信号の
第1の値に応答して前記オール第1レベル状態を検出す
るオール第1レベル検出モードとして、また、検出モー
ド指定信号の第2の値に応答して前記オール第2レベル
状態を検出するオール第2レベル検出モードとしてそれ
ぞれ動作し、 前記オール第1レベル検出モードで動作しているとき
は、前記複数のバッファ入力信号が前記オール第1レベ
ル状態の場合前記テスト出力信号を第1のレベルで出力
し、前記複数のバッファ入力信号が前記オール第1レベ
ル状態でない場合前記テスト出力信号を第2のレベルで
出力し、 前記オール第2レベル検出モードで動作しているとき
は、前記複数のバッファ入力信号が前記オール第2レベ
ル状態の場合前記テスト出力信号を第2のレベルで出力
し、前記複数のバッファ入力信号が前記オール第2レベ
ル状態でない場合前記テスト出力信号を第1のレベルで
出力することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
半導体集積回路。 - 【請求項7】 前記第1の値がHレベルであり、前記第
2の値がLレベルであることを特徴とする請求項5記載
の半導体集積回路。 - 【請求項8】 前記第1の値がLレベルであり、前記第
2の値がHレベルであることを特徴とする請求項5記載
の半導体集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32662499A JP2001144259A (ja) | 1999-11-17 | 1999-11-17 | 半導体集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32662499A JP2001144259A (ja) | 1999-11-17 | 1999-11-17 | 半導体集積回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001144259A true JP2001144259A (ja) | 2001-05-25 |
Family
ID=18189887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32662499A Pending JP2001144259A (ja) | 1999-11-17 | 1999-11-17 | 半導体集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001144259A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006090915A (ja) * | 2004-09-27 | 2006-04-06 | Fujitsu Ltd | 半導体装置およびその試験方法 |
CN102081141A (zh) * | 2010-11-30 | 2011-06-01 | 哈尔滨工业大学 | 一种分时测试的soc测试调度方法 |
-
1999
- 1999-11-17 JP JP32662499A patent/JP2001144259A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006090915A (ja) * | 2004-09-27 | 2006-04-06 | Fujitsu Ltd | 半導体装置およびその試験方法 |
CN102081141A (zh) * | 2010-11-30 | 2011-06-01 | 哈尔滨工业大学 | 一种分时测试的soc测试调度方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031104 |