JP2001143379A - 情報記録装置、情報記録方法および記録媒体 - Google Patents

情報記録装置、情報記録方法および記録媒体

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JP2001143379A
JP2001143379A JP31884599A JP31884599A JP2001143379A JP 2001143379 A JP2001143379 A JP 2001143379A JP 31884599 A JP31884599 A JP 31884599A JP 31884599 A JP31884599 A JP 31884599A JP 2001143379 A JP2001143379 A JP 2001143379A
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Tetsuo Kino
哲郎 木野
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが接続した再生装置を正確に把握し、
容易に且つ正確に再生装置の切り換え選択を行う。 【解決手段】 録音装置1は、ディジタルバスに接続さ
れた再生装置の識別情報等を含むデバイス情報を取得す
ることにより、接続された再生装置のデバイスのタイプ
を認識することができ、そのデバイスのタイプに対応す
る制御コマンドを送信することにより再生装置の動作を
制御する。録音するときは、選択操作部14を操作する
ことにより、録音ソースとする1つの再生装置を選択す
る。選択後に、録音装置1の記録操作部16を操作する
ことにより録音動作を開始する。それに同期して録音装
置1から再生装置に対して対応する再生コマンドを発行
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オーディオ情報
等の情報ソースとなる複数の再生装置を接続し、これら
再生装置が再生する情報を選択して記録することができ
る情報記録装置に係り、特に、記録する情報を容易に、
かつ正確に選択することが可能な情報記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】オーディオ情報を記録媒体に記録する記
録装置、つまり録音装置は、オーディ情報ソースとして
の再生装置を接続して、その再生装置が再生する情報を
記録することができる。このような録音装置としても、
再生装置としても、種々のものが用いられる。
【0003】録音装置は、記録媒体の種類により、光磁
気記録等を含む光学的記録を行うもの、磁気記録を行う
もの、および電子的記録を行うものなどに分類すること
ができる。また、録音装置は、記録方式により大別する
と、ディジタル記録を行うものと、アナログ記録を行う
ものとがある。光学的記録を行うものおよび電子的記録
を行うものは、概してディジタル記録を行う録音装置で
あり、磁気記録を行うものにはディジタル記録を行うも
のもアナログ記録を行うものもある。光学的記録を行う
録音装置は、ほとんどの場合、円盤状の記録媒体つまり
ディスク状記録媒体を用い、磁気記録を行う録音装置
は、ディスク状記録媒体またはテープ状記録媒体を用い
る。
【0004】具体的には、録音装置として利用可能な、
ディジタル記録を行う記録装置には、例えば記録媒体と
してMD(Mini Disc)を用いるMD装置、および磁気
テープからなるDAT(Digital Audio Tape)を用いる
DAT装置等がある。アナログ記録を行う録音装置とし
ては、磁気テープからなるコンパクトカセット(オーデ
ィオカセット等と称されることもある)を記録媒体とし
て用いるカセットデッキが知られている。
【0005】また、電子的記録を行う記録装置を用いる
録音装置は、半導体メモリ等のメモリ素子を記録媒体に
用いるものであり、この場合の記録媒体には、いわゆる
PCカード、スモールカード、および小型メモリ装置等
の形態のものを含む。PC(personal computer)カー
ドは、米国のPCMCIA(Personal Computer Memory
Card International Association)と日本電子工業振
興協会(JEIDA)が共同で制定した規格に基づくPC(P
ersonal Computer)用カード型周辺機器であり、小型の
PCカードがスモールカードと称される。このようなメ
モリ素子を用いる記録媒体には、例えばコンパクトフラ
ッシュ、スマートメディア、マルチメディアカード、S
D(Secure Digital)メモリカードおよびメモリスティ
ック等がある。
【0006】一方、オーディオ情報を再生する再生装置
としては、記録媒体に記録されたオーディオ情報を再生
するものおよび放送を受信再生するもの等がある。記録
媒体から情報を再生する再生装置は、上述した録音装置
を含むオーディオ情報を記録可能な記録装置により記録
された記録媒体を用いる。具体的な再生装置としては、
例えば、CD(Compact Disc)を再生するCDプレー
ヤ、DVD(Digital Versatile Disc)を再生するDV
Dプレーヤ、並びにDATを再生するDAT装置等が用
いられる。また、アナログ記録されたオーディオ情報を
再生するカセットデッキ等のテープデッキを再生装置と
して用いることもできる。さらに、衛星放送によるディ
ジタルオーディオ放送、テレビジョン放送およびラジオ
放送等の受信用チューナを再生装置として用いることも
できる。
【0007】ところで、上述したような録音装置は、多
くの場合、複数種の録音入力端子を備えている。これら
複数種の録音入力端子は、異なる種類の信号伝送ケーブ
ルやコネクタに対応するものであったり、同一種類の信
号伝送ケーブルやコネクタに対して複数の入力チャンネ
ルを形成するものであったりする。複数の再生装置から
の録音入力を単一の録音装置を用いて録音する場合に
は、録音入力を切換え選択するためのセレクタ機能を有
する装置を経由して複数の再生装置に接続するのが一般
的である。このように、セレクタ機能を有する装置を介
して複数の再生装置に接続する場合には、録音装置の1
系統の録音入力端子にセレクタ機能を有する装置を接続
すれば良く、そのセレクタ機能を有する装置の切換え操
作により再生装置の選択を行うことができる。
【0008】一方で、上述したセレクタ機能を有する装
置を経由せず、録音装置に設けられた複数の録音入力端
子にそれぞれ異なる再生装置が直接的に接続されている
場合には、録音装置自体において、再生装置の選択切換
えを行わねばならなかった。すなわち、このような場
合、録音装置の選択操作部または状態表示部に各録音入
力端子の接続端子名を表示させ、その接続端子名によ
り、録音用の情報を再生する再生装置を特定し、録音入
力を切換えて選択するようにしていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、録
音装置に対してセレクタ機能を有する装置を介在せずに
複数の再生装置を異なる入力端子に接続する場合に、ユ
ーザは、録音装置における入力端子の選択により、録音
用の情報を再生する再生装置を選択していた。
【0010】例えば、図5に示すようなMD装置からな
る録音装置101には、録音入力端子として、光ファイ
バコネクタからなるディジタル入力である光入力端子
(Optical)、同軸ケーブルコネクタからなるディジタ
ル入力である第1の同軸入力端子(Coaxial 1)、同軸
ケーブルコネクタからなるディジタル入力である第2の
同軸入力端子(Coaxial 2)およびいわゆるピンジャッ
クまたはミニフォーンジャック等からなるアナログ入力
端子(Analogue)が設けられることがある。図5に示す
録音装置101には、光入力端子に、光ファイバケーブ
ルを介して第1の再生装置102が接続され、第1の同
軸入力端子に、同軸ケーブルを介して第2の再生装置1
03が接続され、第2の同軸入力端子に、同軸ケーブル
を介して第3の再生装置104が接続され、アナログ入
力端子に、接続ケーブルを介してテープデッキである第
4の再生装置105が接続されている。
【0011】このような場合に、ユーザは、複数の再生
装置102〜105のいずれかが再生した情報を録音装
置101で選択して録音するため、録音装置101にお
ける入力端子の選択により、再生装置102〜105を
切り換える。すなわち、例えばCDプレーヤである第1
の再生装置102を選択したい場合には、録音装置10
1において、光入力端子(Optical)を選択すればよ
い。また、例えばDAT装置である第2の再生装置10
3を選択したい場合には、録音装置101において、第
1の同軸入力端子(Coaxial 1)を選択すればよい。さ
らに、例えばDVDプレーヤである第3の再生装置10
4を選択したい場合には、録音装置101において、第
2の同軸入力端子(Coaxial 2)を選択すればよい。そ
して、テープデッキである第4の再生装置105を選択
したい場合には、録音装置101において、アナログ入
力端子(Analogue)を選択すればよい。
【0012】このような録音装置101における入力端
子の選択は、選択操作用の液晶表示部等の表示部におけ
る入力端子の表示または操作部周辺における操作状態に
対応する入力端子を示す付記等を参照して行うことにな
る。このような場合、ユーザは、どの端子にどのような
装置を接続しているかを正確に認識し、記憶していなけ
れば、適切な選択操作を行うことができない。このた
め、ユーザが選択を誤るおそれがあり、このような選択
の誤りを防止するには、選択の都度、再生装置の接続状
態を確認しなければならず、面倒であった。
【0013】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たもので、ユーザが接続した再生装置を正確に把握する
ことができ、容易に且つ正確に再生装置の切り換え選択
を行うことを可能とする情報記録装置を提供することを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点に係る情報記録装置は、同一
のバスを介して情報ソースとなる複数の再生装置に接続
され、前記複数の再生装置の情報を取得し、前記複数の
再生装置に対して再生コマンドを含むコマンドを伝送す
ることができるバスインタフェース手段と、前記バスイ
ンタフェース手段を介して入力される前記複数の再生装
置のうちのいずれかにより再生された情報を記録媒体に
記録する記録手段と、前記バスインタフェース手段によ
り取得された前記複数の再生装置の情報に基づいて、前
記記録手段が記録媒体に記録する情報を再生する情報ソ
ースを前記複数の再生装置のうちから選択するソース選
択手段と、前記複数の再生装置のうち前記ソース選択手
段によって選択されたものに対して前記バスインタフェ
ース手段を介して再生コマンドを発行するとともに前記
記録手段に記録動作を実行させる記録制御手段とを備え
る、ことを特徴とする。
【0015】この発明によれば、接続されている再生装
置の情報を取得し且つこれら再生装置に対して再生コマ
ンドを含むコマンドを伝送することができるバスインタ
フェース手段を用いて情報ソースとなる複数の再生装置
を接続し、バスインタフェース手段により接続された再
生装置の情報をもとにして、ソース選択手段により再生
装置を選択するとともに、記録制御手段が、選択された
再生装置に対して、バスインタフェース手段を介して再
生コマンドを発行し、再生装置からバスインタフェース
手段を介して入力される再生情報を記録手段により記録
媒体に記録する。これにより、接続されている再生装置
を統一して正確に把握することができ、容易に且つ正確
に再生装置の切り換え選択を行って再生情報の記録を行
うことが可能となる。
【0016】前記ソース選択手段は、情報ソースを選択
する際に、ユーザがキー操作により情報ソースを前記複
数の再生装置のうちから選択するための情報を表示する
手段を含んでいてもよい。これにより、ユーザは、記録
媒体に記録する情報を再生する再生装置を容易に且つ正
確に切り換え選択することができる。
【0017】前記ソース選択手段は、情報ソースが選択
されるごとに前記複数の再生装置を逐次切り換えて選択
する手段を含んでいてもよい。
【0018】前記記録手段は、記録媒体に情報を記録す
る際に、前記バスインタフェース手段により取得された
前記複数の再生装置の情報に基づいて、前記ソース選択
手段により情報ソースとして選択された再生装置の識別
情報を記録媒体に記録する手段を含んでいてもよい。
【0019】また、この発明の第2の観点に係る情報記
録方法は、同一のバスを介して情報ソースとなる複数の
再生装置に接続し、前記複数の再生装置の情報を取得
し、取得した前記複数の再生装置の情報に基づいて、ユ
ーザがキー操作により情報ソースを選択するための情報
を表示し、ユーザのキー操作に応じて前記複数の再生装
置のうちから記録媒体に記録する情報を再生する情報ソ
ースを選択し、選択した情報ソースに対して再生コマン
ドを発行すると共に情報ソースにより再生された情報を
前記記録媒体に記録する記録動作を開始する、ことを特
徴とする。
【0020】また、この発明の第3の観点に係る記録媒
体は、再生装置が再生した情報を記録媒体に記録する情
報記録装置として機能するコンピュータを、同一のバス
を介して情報ソースとなる複数の再生装置に接続され、
前記複数の再生装置の情報を取得し、前記複数の再生装
置に対して再生コマンドを含むコマンドを伝送すること
ができるバスインタフェース手段と、前記バスインタフ
ェース手段を介して入力される前記複数の再生装置のう
ちのいずれかにより再生された情報を外部記録媒体に記
録する記録手段と、前記バスインタフェース手段により
取得された前記複数の再生装置の情報に基づいて、前記
記録手段が前記外部記録媒体に記録する情報を再生する
情報ソースを前記複数の再生装置のうちから選択するソ
ース選択手段と、前記複数の再生装置のうち前記ソース
選択手段によって選択されたものに対して前記バスイン
タフェース手段を介して再生コマンドを発行するととも
に前記記録手段に記録動作を実行させる記録制御手段
と、を備える情報記録装置として機能させるためのプロ
グラムを記録し、コンピュータ読み取り可能であること
を特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態に
係る情報記録装置を図面を参照して説明する。
【0022】図1は、この発明の実施の形態に係る情報
記録装置の一例として、オーディオ情報を記録する録音
装置の構成を示す図である。図示するように、録音装置
1は、バスインタフェース11、MDドライブ12、選
択制御部13、選択操作部14、記録制御部15、記録
操作部16および表示部17を備えている。
【0023】バスインタフェース11は、例えばIEE
E(Institute of Electrical andElectronics Enginee
rs)1394規格等を用いたディジタルバスに接続する
ためのインタフェースである。このバスインタフェース
11により接続されるディジタルバスは、録音装置1に
オーディオ情報の情報ソースとなる複数の再生装置を同
一のバスにより接続することが可能であるとともに、接
続されている個々の再生装置の識別情報を含む各種情報
を取得し且つこれら再生装置に対して再生コマンドを含
むコマンドを伝送することができる。バスインタフェー
ス11は、録音装置1に接続された再生装置のうちの受
信可能な装置の情報を、例えば録音装置1の起動時、再
生装置の起動時およびケーブル差替え等の接続更新時に
バスリセットが発生するとその都度取得する。受信可能
な装置とは、そのディジタルバスに接続された装置のう
ちの録音装置1の録音入力に対応するに対応する再生信
号を出力可能な装置を意味し、具体的にはディジタルバ
スに接続された再生装置のうちの電源がオフとなってい
るもの、および再生用の記録媒体がセットされていない
もの等を除いた再生可能な装置を示す。この種のディジ
タルバスとしては、既に述べたようにIEEE1394
規格に準拠したシリアルインタフェースが知られてい
る。
【0024】MDドライブ12は、バスインタフェース
11を介して与えられるオーディオ情報をMD媒体に記
録し、且つこのMD媒体を必要に応じて再生することが
できる。
【0025】選択制御部13は、バスインタフェース1
1を介して接続された再生装置から各再生装置の識別情
報を含む各種情報を取得し、選択操作部14の操作に応
動して複数の再生装置のうちの1個を選択し、選択状態
を表示部17により表示させる。
【0026】選択操作部14は、録音入力を選択するた
めの録音入力キーを有し、その録音入力キーのユーザ操
作に応動して、選択制御部13により選択する再生装置
を切り換える。
【0027】記録制御部15は、MDドライブ12を制
御して、バスインタフェース11を介して与えられるオ
ーディオ情報の記録を開始させるとともに、バスインタ
フェース11を介して接続された再生装置のうち選択制
御部13により選択された再生装置に再生コマンドを与
えて再生を開始させる。
【0028】記録操作部16は、録音開始キーを有し、
この録音開始キーのユーザ操作に応動して、記録制御部
15を作動させ記録動作を行わせる。
【0029】表示部17は、例えば液晶ディスプレイ
(LCD)等を用いて構成され、バスインタフェース1
1を介して選択制御部13に取得された再生装置の識別
情報等を用いて、選択制御部13による再生装置の選択
状態を表示するとともに、記録制御部15によるMDド
ライブ12の動作状態を表示する。
【0030】図2は、図1に示した録音装置1を用いて
録音を行う際のシステム構成を示しており、録音装置1
に共通のディジタルバスを介して録音ソースとなる第1
の再生装置2、第2の再生装置3および第3の再生装置
4を接続している。
【0031】第1の再生装置2は、例えばCDプレーヤ
であり、CDを再生してオーディオ信号を出力する。
【0032】第2の再生装置3は、例えばDAT装置で
あり、DATを再生してオーディオ信号を出力する。
【0033】第3の再生装置4は、例えばDVDプレー
ヤであり、DVDを再生してビデオおよびオーディオ信
号を出力する。
【0034】録音装置1は、共通のディジタルバスを介
して接続されたこれら第1の再生装置2、第2の再生装
置3および第3の再生装置4のうちのいずれか1つを、
選択操作部14のユーザ操作に応動する選択制御部13
により選択する。そして、録音装置1は、記録操作部1
6のユーザ操作により記録制御部15がMDドライブ1
2による記録動作を開始させるとともに、選択された再
生装置2〜4のうちのいずれか1つに記録制御部15か
ら再生コマンドを与えて再生を開始させる。このように
して、録音装置1による録音が行われる。
【0035】図1および図2に示すように、第1〜第3
の再生装置2〜4が同一のディジタルバス上に接続され
ており、オーディオ情報を再生して例えばIEEE13
94規格に従ったディジタルバス上へ送信することが可
能である。また、これら再生装置2〜4は、同一バス上
でコントロールコマンドを受信して、そのコマンドに対
応した動作を実行することが可能である。録音装置1
は、複数の再生装置2〜4が接続されたディジタルバス
にバスインタフェース11を介して接続されており、再
生装置2〜4で再生されたディジタルオーディオ情報を
受信して録音することができる。また録音装置1は、デ
ィジタルバスに接続された再生装置2〜4の識別情報等
を含むデバイス情報を取得することにより、接続された
再生装置2〜4のデバイスのタイプを認識することがで
き、これらにそのデバイスのタイプに対応する制御コマ
ンドを送信することにより再生装置2〜4の動作を制御
することが可能である。ここでは、ディジタルバスとし
てIEEE1394規格に従ったものを用いているもの
とする。
【0036】録音装置1が、IEEE1394規格のデ
ィジタルバスに接続されている再生装置2〜4を認識す
るきっかけとしては、IEEE1394規格ディジタル
バスのバスリセットを用いる。バスリセットは、ユーザ
がIEEE1394規格ディジタルバスに録音装置1ま
たは再生装置2〜4を接続しあるいは切り離すことによ
り発生し、録音装置1は、そのバスリセットの前後にお
ける状態を比較することにより、そのバスに機器が新し
く接続されたか否かを認識することができる。
【0037】IEEE1394規格のディジタルバスに
おいて、新規に接続された機器が検出された場合には、
録音装置1のバスインタフェース11は、新たに接続さ
れた機器の例えばコンフィギュレーションROM(Conf
iguration ROM)領域に格納された情報を読み込む。ま
たAV/Cコマンド(AV/C Command〜より具体的にはI
EEE1394規格におけるAV/Cで規定されている
“PLUG INFO”コマンド)を発行することによ
り、その機器の出力プロトコル等の情報を得ることがで
きる。これらの情報により、録音装置1の選択制御部1
3および記録制御部15は、再生出力の受信が可能であ
るか否か、その再生装置の制御が可能であるか否かを判
断する。また、デバイスの名前すなわち再生装置の名称
および種類に関する情報なども取得する。
【0038】次に図3に示すフローチャートを参照し
て、例えばMD装置からなる録音装置1により、ユーザ
がCDプレーヤからなる第1の再生機器2からの再生情
報の録音をする場合の詳細な操作手順および動作を説明
する。
【0039】録音装置1(MD装置)は、IEEE13
94ディジタルバス上でバスリセットが発生するごとに
これを検出し、そのディジタルバス上に録音装置1が受
信可能なプロトコルおよび音声データフォーマットによ
るオーディオ情報を出力することが可能なデバイスが存
在するかどうかを、各ノードに対して問い合わせる。こ
のように録音可能なオーディオ情報を受信することがで
きる再生装置2〜4が存在した場合、その再生装置につ
いてのデバイスの名称、デバイスタイプ、および対応コ
マンドタイプ等の情報をメモリ等に記録しておく(ステ
ップS11)。
【0040】ユーザは録音を所望するときは、選択操作
部14の録音入力(REC INPUT)キーを例えば押操作す
ることにより、選択制御部13を動作させて再生装置2
〜4のうちの録音するための再生音源つまり録音ソース
とする1つの再生装置を選択する。このとき、録音装置
(MD装置)1は録音入力キーを押す度に、その都度、
録音装置1に実装した表示部17に受信可能デバイス名
を切り替え表示する(ステップS12)。これにより、
ユーザは、録音装置1に接続されている再生装置2〜4
のうち再生音源つまり録音ソースとする1つの再生装置
を容易に且つ正確に選択することができる。
【0041】この際、ユーザが、録音ソースとするデバ
イスつまり再生装置2〜4のうちのいずれかを選択した
後に、録音装置1の記録操作部16が備える録音開始
(REC)キーを押下すると(ステップS13)、記録制
御部15が動作して、録音装置1が録音動作を開始する
(ステップS14)。また、録音装置1は記録制御部1
5から録音ソースデバイスとして選択された再生装置に
対して対応する再生コマンドを発行する(ステップS1
5)。このようにして、録音が開始される。なお、録音
装置1は、録音ソースとして再生オーディオ情報を提供
していた再生装置の再生が終了した時点で停止して、録
音動作を終了する。
【0042】ここで、録音装置1がMD装置のように記
録媒体にテキストデータを記録することが可能な録音装
置である場合には、録音ソースとして用いたデバイスの
名称をオーディオ情報と共に記録媒体に記録する。
【0043】なお、上述の動作は、録音装置1が他の状
態から録音可能状態となる度に、および録音装置1が録
音可能となっている状態でバスリセットが行われる度に
その都度行われる。
【0044】次に、上記ステップS11にて、IEEE
1394規格のインタフェースをディジタルバスインタ
フェースとして用いる録音装置1が、各機器の情報を取
得する場合の動作について説明する。
【0045】IEEE1394規格に対応する機器はI
EEE1212規格により定められているコンフィギュ
レーションROM領域と称されるROM領域を有するメ
モリを実装している。本実施例では、IEEE1212
規格でベンダユニークとして定義されている領域(Vend
er_dependent_info directory)を利用して、デバイス
固有の情報をASCIIデータ形式で保持しておく。こ
こで、Vender_dependent_info directory内の各leafへ
のオフセットを示す情報、Key_type及びKey_typeの値も
ベンダユニークを用いている。このようなデータのフォ
ーマット例を図4に示す。
【0046】IEEE1394規格に対応する機器は、
各機器のアドレスを指定し、リードトランザクション
(Read Transaction)およびライトトランザクション
(WriteTransaction)をそれぞれ行うことにより、デー
タの送受信を行うことができる。所要の情報の取得は、
リードトランザクションを行って、該当する領域を読み
込むことによって可能となる。
【0047】例えば、図4に示す領域Vender_dependent
_info directoryにはデバイス情報が記録されており、
該当情報を読み込むことにより、その機器のメーカー名
(Company_name leaf)、デバイス名称(Device_name l
eaf)およびデバイスタイプ名称(Devicetype_name lea
f)等のデータをASCIIコード形式で取得すること
ができる。
【0048】このようにして、録音装置1は、バスリセ
ットが発生するごとに再生装置2〜4の情報を取得する
ことができ、表示部17に選択可能な録音ソースを表示
したり、録音用の記録媒体に、録音ソースとして用いた
デバイスの名称をオーディオ情報と共に記録することが
できる。
【0049】以上説明したように、この発明によれば、
録音ソースとなる再生装置2〜4のうちのユーザが録音
したい有効な録音ソースを録音装置1側で容易に選択す
ることができる。また、録音した録音ソースの情報、例
えば再生装置の機種名等、を録音の際に同時に録音装置
1にて記録媒体に記録することにより、再生の際に記録
制御部15が表示部17に表示させて、再生装置2〜4
のうちのどの再生装置から録音したものかを認識するこ
とが可能となる。さらに、録音装置1は、単一のバスイ
ンタフェース11により再生装置2〜4に接続し、これ
らを選択使用することができるので、セレクタ機能を有
する装置が不要となる。
【0050】上記実施の形態では、IEEE1394イ
ンタフェースを用いるものとして説明したが、これに限
定されず、情報ソースとなる複数の再生装置に同一のバ
スにより接続することができ、接続されている再生装置
の情報を取得して、これら再生装置に対して再生コマン
ドを含むコマンドを伝送することができるバスインタフ
ェースでさえあれば、どのようなバスインタフェースを
用いてもよい。また、MD装置以外の録音装置について
も上述と同様に実施することができ、オーディオ情報の
記録、つまり録音、に限らず、任意の情報の記録に用い
ることができる。
【0051】また、選択操作も単一の操作部を繰り返し
操作することにより、表示部に記録情報ソースの名称等
を表示させて逐次切り換え選択する方式に限らず、該当
するソース名を同一または個別の表示部に対応させて表
示した個別のスイッチまたはキーを操作することによ
り、選択操作を行う方式としてもよい。また、記録媒体
に記録内容に対応するソース機器を示すテキスト情報等
の識別情報を記録することができない記録装置の場合に
は、テキスト情報等の識別情報の記録は省略してもよ
い。
【0052】なお、この発明の情報記録装置は、専用の
装置として構成することなく、通常のコンピュータシス
テムを用いて実現することができる。例えば、コンピュ
ータシステムに上述の動作を実行するためのプログラム
を格納した媒体(フロッピー(登録商標)ディスク、C
D−ROM等)から上述の処理を実行するためのプログ
ラムをインストールすることにより、この発明に係る情
報記録装置を構築することができる。インストールによ
って、当該プログラムは、コンピュータシステム内のハ
ードディスク等の媒体に格納されて、情報記録装置を構
成し、実行に供される。
【0053】また、コンピュータにプログラムを供給す
る方法は、記憶媒体からのインストールに限定されず、
通信回線、通信ネットワークおよび通信システムのよう
な媒体を用いて配信してもよい。例えば、インターネッ
ト等の通信ネットワーク上に設けたFTP(File Trans
fer Protocol)サーバに当該プログラムを登録し、FT
Pクライアントにネットワークを介して配信してもよ
く、通信ネットワークの電子掲示板(BBS:Bulletin
Board System)等に該プログラムを登録し、これをネ
ットワークを介して配信してもよい。そして、このプロ
グラムを起動し、OS(Operating System)の制御下に
おいて実行することにより、上述の処理を達成すること
ができる。さらに、通信ネットワークを介してプログラ
ムを転送しながら起動実行することによっても、上述の
処理を達成することができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ユーザが接続した再生装置を正確に把握することが
でき、容易に且つ正確に再生装置の切り換え選択を行う
ことを可能とする情報記録装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る情報記録装置とし
ての録音装置の構成を模式的に示すブロック図である。
【図2】図1の録音装置を用いて構成される録音システ
ムの構成を模式的に示すブロック図である。
【図3】図1の録音装置における動作を説明するための
フローチャートである。
【図4】図1の録音装置における動作を説明するための
コンフィギュレーションROM領域のデータフォーマッ
トの一例を示す図である。
【図5】従来の録音装置を用いた録音システムの構成を
模式的に説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
1 録音装置(MD装置) 2 第1の再生装置(CDプレーヤ) 3 第2の再生装置(DAT装置) 4 第3の再生装置(DVDプレーヤ) 11 バスインタフェース 12 MDドライブ 13 選択制御部 14 選択操作部 15 記録制御部 16 記録操作部 17 表示部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一のバスを介して情報ソースとなる複数
    の再生装置に接続され、前記複数の再生装置の情報を取
    得し、前記複数の再生装置に対して再生コマンドを含む
    コマンドを伝送することができるバスインタフェース手
    段と、 前記バスインタフェース手段を介して入力される前記複
    数の再生装置のうちのいずれかにより再生された情報を
    記録媒体に記録する記録手段と、 前記バスインタフェース手段により取得された前記複数
    の再生装置の情報に基づいて、前記記録手段が記録媒体
    に記録する情報を再生する情報ソースを前記複数の再生
    装置のうちから選択するソース選択手段と、 前記複数の再生装置のうち前記ソース選択手段によって
    選択されたものに対して前記バスインタフェース手段を
    介して再生コマンドを発行するとともに前記記録手段に
    記録動作を実行させる記録制御手段とを備える、 ことを特徴とする情報記録装置。
  2. 【請求項2】前記ソース選択手段は、情報ソースを選択
    する際に、ユーザがキー操作により情報ソースを前記複
    数の再生装置のうちから選択するための情報を表示する
    手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報記録
    装置。
  3. 【請求項3】前記ソース選択手段は、情報ソースが選択
    されるごとに前記複数の再生装置を逐次切り換えて選択
    する手段を含むことを特徴とする請求項1または2に記
    載の情報記録装置。
  4. 【請求項4】前記記録手段は、記録媒体に情報を記録す
    る際に、前記バスインタフェース手段により取得された
    前記複数の再生装置の情報に基づいて、前記ソース選択
    手段により情報ソースとして選択された再生装置の識別
    情報を記録媒体に記録する手段を含むことを特徴とする
    請求項1、2又は3に記載の情報記録装置。
  5. 【請求項5】同一のバスを介して情報ソースとなる複数
    の再生装置に接続し、前記複数の再生装置の情報を取得
    し、取得した前記複数の再生装置の情報に基づいて、ユ
    ーザがキー操作により情報ソースを選択するための情報
    を表示し、ユーザのキー操作に応じて前記複数の再生装
    置のうちから記録媒体に記録する情報を再生する情報ソ
    ースを選択し、選択した情報ソースに対して再生コマン
    ドを発行すると共に情報ソースにより再生された情報を
    前記記録媒体に記録する記録動作を開始する、 ことを特徴とする情報記録方法。
  6. 【請求項6】再生装置が再生した情報を記録媒体に記録
    する情報記録装置として機能するコンピュータを、 同一のバスを介して情報ソースとなる複数の再生装置に
    接続され、前記複数の再生装置の情報を取得し、前記複
    数の再生装置に対して再生コマンドを含むコマンドを伝
    送することができるバスインタフェース手段と、 前記バスインタフェース手段を介して入力される前記複
    数の再生装置のうちのいずれかにより再生された情報を
    外部記録媒体に記録する記録手段と、 前記バスインタフェース手段により取得された前記複数
    の再生装置の情報に基づいて、前記記録手段が前記外部
    記録媒体に記録する情報を再生する情報ソースを前記複
    数の再生装置のうちから選択するソース選択手段と、 前記複数の再生装置のうち前記ソース選択手段によって
    選択されたものに対して前記バスインタフェース手段を
    介して再生コマンドを発行するとともに前記記録手段に
    記録動作を実行させる記録制御手段と、 を備える情報記録装置として機能させるためのプログラ
    ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP31884599A 1999-11-09 1999-11-09 情報記録装置、情報記録方法および記録媒体 Pending JP2001143379A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003005359A1 (fr) * 2001-07-02 2003-01-16 Sony Corporation Procede de commande d'un dispositif, appareil de transfert de donnees et support d'enregistrement

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