JP2001143187A - 情報処理装置および方法、並びにプログラム格納媒体 - Google Patents

情報処理装置および方法、並びにプログラム格納媒体

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JP2001143187A
JP2001143187A JP32189999A JP32189999A JP2001143187A JP 2001143187 A JP2001143187 A JP 2001143187A JP 32189999 A JP32189999 A JP 32189999A JP 32189999 A JP32189999 A JP 32189999A JP 2001143187 A JP2001143187 A JP 2001143187A
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Takashi Kuwayama
高史 桑山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 探索された出発地から目的地までの最適なル
ートのうち地図表示の必要な部分の地図、並びに行程お
よび予備行程を出力する。 【解決手段】 ステップS21において、地図表示が必
要とされる部分が抽出される。ステップS22におい
て、ステップS21の処理で抽出された部分の地図デー
タが読み出される。ステップS23において、記憶され
た乗り換え行程表と予備行程表とが読み出され、地図デ
ータと共に印刷プレビュとして表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び方法、並びにプログラム格納媒体に関し、特に、出発
地から目的地までの最適なルートの行程および予備行程
を出力し、詳細な地図が必要とされる部分の地図を出力
することにより、移動にかかる行程と経路を示す総合的
で、かつ、行程に対して柔軟な案内図の作成を可能にし
た情報処理装置および方法、並びにプログラム格納媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】列車経路を探索するソフトウェアが普及
しつつある。この列車経路を探索するソフトウェアは、
出発駅と到着駅を指定し、所要時間や運賃による優先条
件により最適な列車経路を探索し、探索された最適な列
車経路の行程が出力されるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、出発地
と目的地が、駅であることは稀であり、出発地および目
的地は、駅から離れた場所にあることが普通である。こ
のため、出発地および目的地の最寄駅までの経路に関す
る情報は、別の地図ソフトと連携して入手しなければな
い。ところが、連携される別の地図ソフトにおいて、入
手可能な地図は、駅周辺の地図に限定されており、任意
の地点から最寄駅までの経路を詳細に示した地図を入手
するには、さらに、別の地図ソフトを使用して、入手し
なければならないという課題があった。
【0004】また、出発時刻や到着時刻を指定して、最
適なルートの行程を作成した場合、探索された時刻に基
づいて移動することが前提となるため、例えば、探索さ
れた時刻に基づいて、指定された出発時刻に発車する公
共交通機関の乗り物に乗り遅れると、その探索された行
程は、役に立たないものとなってしまうという課題があ
った。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、探索された最適なルートに対する行程と、
その行程の所定の出発時刻よりも遅れた場合の予備行程
を出力すると共に、最適なルートとして探索されたルー
ト上で地図による表示が必要とされる部分の地図を、全
て同時に出力することにより、移動にかかる行程と経路
を示す総合的で、かつ、行程に対して柔軟な案内図を作
成できるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、最適なルートに対応した標準行程を探索する
行程探索手段と、行程探索手段により探索された行程の
予備行程を探索する予備行程探索手段と、行程探索手段
により探索された標準行程と、予備工程探索手段により
探索された予備工程とを、同時に出力する出力手段とを
備えることを特徴とする。
【0007】前記予備行程は、出発時刻と到着時刻の少
なくとも一方に基づいて探索された交通機関の出発時刻
に遅れた場合の出発時刻に対応する行程とすることがで
きる。
【0008】前記最適なルートのうち、地図表示が必要
とされる部分の地図を取得する地図取得手段をさらに設
けるようにすることができる。
【0009】前記地図表示が必要とされる部分は、最適
なルート上の徒歩の部分とすることができる。
【0010】請求項5に記載の情報処理方法は、最適な
ルートに対応した標準行程を探索する行程探索ステップ
と、行程探索ステップの処理で探索された行程の予備行
程を探索する予備行程探索ステップと、行程探索ステッ
プの処理で探索された標準行程と、予備工程探索ステッ
プの処理で探索された予備工程とを、同時に出力する出
力ステップとを含むことを特徴とする。
【0011】請求項6に記載のプログラム格納媒体のプ
ログラムは、最適なルートに対応した標準行程を探索す
る行程探索ステップと、行程探索ステップの処理で探索
された行程の予備行程を探索する予備行程探索ステップ
と、行程探索ステップの処理で探索された標準行程と、
予備工程探索ステップの処理で探索された予備工程と
を、同時に出力する出力ステップとを含むことを特徴と
する。
【0012】請求項1に記載の情報処理装置、請求項5
に記載の情報処理方法、および請求項6に記載のプログ
ラム格納媒体においては、最適なルートに対応した標準
行程が探索され、探索された行程の予備行程が探索さ
れ、探索された標準行程と、探索された予備工程とが、
同時に出力される。
【0013】
【発明の実施の形態】図1乃至図4は、本発明に係るノ
ート型のパーソナルコンピュータの一実施の形態の外観
を示す図である。このパーソナルコンピュータ1は、基
本的に、本体2と、この本体2に対して開閉自在とされ
る表示部3により構成されている。図1は表示部3を本
体2に対して開いた状態を示す外観斜視図である。図2
は本体2の平面図、図3は本体2に設けられている後述
するジョグダイヤル4の拡大図である。また、図4は本
体2のジョグダイヤル4の側面図である。
【0014】本体2には、各種の文字や記号などを入力
するとき操作されるキーボード5、LCD7に表示され
るポインタ(マウスカーソル)を移動させるときなどに
操作されるポインティングデバイスとしてのタッチパッ
ト6、および電源スイッチ8がその上面に設けられてい
る。また、ジョグダイヤル4およびIEEE1394ポ
ート101等が、本体2の側面に設けられている。な
お、タッチパット6に代えて、スティック式のポインテ
ィングデバイスを設けることも可能である。
【0015】また、表示部3の正面には、画像を表示す
るLCD(Liquid Crystal Display)7が設けられてい
る。表示部3の右上部には、電源ランプPL、電池ラン
プBL、必要に応じて設けられるメッセージランプML
(図示せず)およびその他のLEDより成るランプが設
けられている。さらに、表示部3の上部中央部には、C
CD(固体撮像素子)を備えるCCDビデオカメラ10
2を有する撮像部103、およびマイクロフォン104
が設けられている。本体2の図1中の右上側にはビデオ
カメラ102を操作するためのシャッタボタン105が
設けられている。撮像部103は、回動自在に表示部3
に固定されている。例えば、撮像部103は、使用者の
操作により、CCDビデオカメラ102がパーソナルコ
ンピュータ1を操作する使用者自身を撮像する位置か
ら、パーソナルコンピュータ1を操作する使用者の視線
と同じ方向を撮像する位置に回動される。
【0016】なお、電源ランプPLや電池ランプBL、
メッセージランプML等は表示部3の下部に設けること
も可能である。
【0017】次に、ジョグダイヤル4は、例えば、本体
2上のキーボード5の図2中の右側に配置されているキ
ーAおよびキーBの間に、その上面がキーAおよびキー
Bとほぼ同じ高さになるように取り付けられている。ジ
ョグダイヤル4は、図3中の矢印aに示す回転操作に対
応して所定の処理(例えば、画面のスクロールの処理)
を実行し、同図中矢印bに示す移動操作に対応した処理
(例えば、アイコンの選択の決定の処理)を実行する。
【0018】なお、ジョグダイヤル4は、本体2の左側
面に配置してもよく、LCD7が設けられた表示部3の
左側面若しくは右側面、または、キーボード5のGキー
とHキーとの間に縦方向に(すなわち、ジョグダイヤル
4がYキーまたはBキーのいずれかの方向に回転するよ
うに)配置してもよい。
【0019】また、ジョグダイヤル4は、タッチパッド
6を人差し指で操作しながら親指で操作可能なように、
本体2の前面の中央部に配置してもよく、タッチパッド
6の上端縁又は下端縁に沿って横方向に配置しても、ま
たは、タッチパッド6の右ボタンと左ボタンとの間に縦
方向に配置してもよい。さらに、ジョグダイヤル4は、
縦方向や横方向に限定せず、各指で操作し易い斜め方向
へ、所定角度を付けて配置してもよい。その他、ジョグ
ダイヤル4は、ポインティングデバイスであるマウスの
側面の親指で操作可能な位置に配置することも可能であ
る。ジョグダイヤルとしては、本件出願人と共同の出願
人により出願された、特開平8−203387号公報に
開示されているプッシュスイッチ付回転操作型電子部品
を使用することが可能である。
【0020】GPS(Global Positioning System)ア
ンテナ106は、表示部3に装着され、図示せぬGPS
衛星群から送信された疑似雑音コードを受信して、受信
した疑似雑音コードに対応する信号を、後述するUSB
(Universal Serial Bus)ポートを介して、パーソナル
コンピュータ1に供給する。
【0021】IEEE(Institute of Electrical and
Electronics Engineers)1394ポート101は、I
EEE1394に規定されている規格に基づいた構造を
有し、IEEE1394に規定されている規格に基づい
たケーブルが接続される。
【0022】次に、パーソナルコンピュータ1の一実施
の形態の構成について図5を参照して説明する。
【0023】中央処理装置(CPU(Central Processi
ng Unit))51は、例えば、インテル(Intel)社製の
ペンティアム(Pentium:商標)プロセッサ等で構成さ
れ、ホストバス52に接続されている。ホストバス52
には、さらに、ブリッジ53(いわゆる、ノースブリッ
ジ)が接続されており、ブリッジ53は、AGP(Acce
lerated Graphics Port)50を有し、PCI(Peripher
al Component Interconnect/Interface)バス56に接続
されている。
【0024】ブリッジ53は、例えば、インテル社製の
AGP Host Bridge Controllerである400BXなどで構
成されており、CPU51およびRAM(Random-Access
Memory)54(いわゆる、メインメモリ)等を制御す
る。さらに、ブリッジ53は、AGP50を介して、ビ
デオコントローラ57を制御する。なお、このブリッジ
53とブリッジ(いわゆる、サウスブリッジ(PCI-ISA
Bridge))58とで、いわゆるチップセットが構成され
ている。
【0025】ブリッジ53は、さらに、キャッシュメモ
リ55とも接続されている。キャッシュメモリ55は、
SRAM(Static RAM)などRAM54に比較して、よ
り高速に書き込みまたは読み出しの動作を実行できるメ
モリで構成され、CPU51が使用するプログラムまた
はデータをキャッシュする(一時的に記憶する)。
【0026】なお、CPU51は、その内部に1次的な
(キャッシュメモリ55に比較して、より高速に動作で
きるメモリで、CPU51自身が制御する)キャッシュ
メモリを有する。
【0027】RAM54は、例えば、DRAM(Dynami
c RAM)で構成され、CPU51が実行するプログラ
ム、またはCPU51の動作に必要なデータを記憶す
る。具体的には、例えば、RAM54は、起動が完了し
た時点において、HDD67からロードされた、電子メ
ールプログラム54A、オートパイロットプログラム5
4B、ジョグダイヤル状態監視プログラム54C、ジョ
グダイヤルドライバ54D、オペレーティングプログラ
ム(OS)54E、ナビゲーションプログラム54F、
キャプチャプログラム54G、その他のアプリケーショ
ンプログラム54H1乃至54Hnを記憶する。
【0028】電子メールプログラム54Aは、モデム7
5を介して電話回線76などの通信回線などを介して、
通信文(いわゆる、eメール)を授受するプログラムで
ある。電子メールプログラム54Aは、着信メール取得
機能を有している。この着信メール取得機能は、インタ
ーネットサービスプロバイダ77が備えるメールサーバ
78に対して、そのメールボックス79内に使用者宛の
メールが着信しているかどうかを確認して、使用者宛の
メールがあれば取得する処理を実行する。
【0029】オートパイロットプログラム54Bは、予
め設定された複数の処理(またはプログラム)などを、
予め設定された順序で順次起動して、処理するプログラ
ムである。
【0030】ジョグダイヤル状態監視プログラム54C
は、ジョグダイヤル4に対応しているか否かの通知を、
上述した各アプリケーションプログラムから受け取り、
ジョグダイヤル4に対応している場合、ジョグダイヤル
4を操作することで何が行えるかをLCD7に表示させ
る。
【0031】ジョグダイヤル状態監視プログラム54C
は、ジョグダイヤル4のイベント(ジョグダイヤル4が
図3の矢印aに示す方向に回転される、または図3の矢
印bに示す方向に押圧されるなどの操作)を検出して、
検出されたイベントに対応する処理を実行する。ジョグ
ダイヤル状態監視プログラム54Cは、アプリケーショ
ンプログラムからの通知を受け取るリストを有する。ジ
ョグダイヤルドライバ54Dは、ジョグダイヤル4の操
作に対応して各種機能を実行する。
【0032】OS(Operating System)54Eは、例え
ばマイクロソフト社のいわゆるウィンドウズ(Window
s)95(商標)若しくはウィンドウズ98(商標)、
またはアップルコンピュータ社のいわゆるマックOS
(商標)等に代表される、コンピュータの基本的な動作
を制御するプログラムである。
【0033】ナビゲーションプログラム54Fは、GP
Sアンテナ106から供給された疑似雑音コードを基
に、コード相関の処理を実行して、疑似雑音コードを復
号するとともに、GPS衛星群を構成するGPS衛星が
送信する疑似雑音コードの伝搬時間(疑似雑音コードが
GPS衛星から出力されてから、アンテナ26で受信さ
れるまでの時間)を示すデータを生成して、復号された
データ(GPS衛星の位置、および時計誤差などから構
成される)および生成されたデータを基に、現在位置を
算出する。ナビゲーションプログラム54Fは、算出し
た現在位置を基に、LCD7に現在位置に対応する地図
の画像を表示させる。
【0034】ビデオコントローラ57は、AGP50を
介してブリッジ53に接続されており、AGP50およ
びブリッジ53を介してCPU51から供給されるデー
タ(イメージデータまたはテキストデータなど)を受信
して、受信したデータに対応するイメージデータを生成
するか、または受信したデータをそのまま記憶する。ビ
デオコントローラ57は、表示部3のLCD7に、記憶
されているイメージデータに対応する画像を表示させ
る。また、ビデオコントローラ57は、CCDビデオカ
メラ102から供給されたビデオデータをPCIバス5
6を介して、RAM54に供給する。
【0035】PCIバス56には、サウンドコントロー
ラ64が接続されている。サウンドコントローラ64
は、マイクロフォン66から音声に対応する信号を取り
込み、音声に対応するデータを生成して、RAM54に
出力する。または、サウンドコントローラ64は、スピ
ーカ65を駆動して、スピーカ65に音声を出力させ
る。
【0036】また、PCIバス56にはモデム75が接
続されている。モデム75は、公衆電話回線76および
インターネットサービスプロバイダ77を介して、イン
ターネット等の通信ネットワーク80またはメールサー
バ78に所定のデータを送信するとともに、通信ネット
ワーク80またはメールサーバ78から所定のデータを
受信する。
【0037】PCカードスロットインターフェース11
1は、PCIバス56に接続され、スロット9に装着さ
れたインターフェースカード112から供給されたデー
タを、CPU51またはRAM54に供給するととも
に、CPU51から供給されたデータをインターフェー
スカード112に出力する。ドライブ113は、PCカ
ードスロットインターフェース111およびインターフ
ェースカード112を介して、PCIバス56に接続さ
れている。
【0038】ドライブ113は、装着されている磁気デ
ィスク121、光ディスク122、光磁気ディスク12
3、または半導体メモリ124に記録されているデータ
を読み出し、読み出したデータをPCカードスロットイ
ンターフェース111、インターフェースカード11
2、およびPCIバス56を介して、RAM54に供給
する。
【0039】また、PCIバス56にはブリッジ58
(いわゆる、サウスブリッジ)も接続されている。ブリ
ッジ58は、例えば、インテル社製のPIIX4Eなど
で構成されており、IDE(Integrated Drive Electro
nics)コントローラ/コンフィギュレーションレジスタ
59、タイマ回路60、IDEインターフェース61、
およびUSBインターフェース68等を内蔵している。
ブリッジ58は、IDEバス62に接続されるデバイ
ス、またはISA/EIO(Industry Standard Archit
ecture / Extended Input Output)バス63若しくはI
/Oインターフェース69を介して接続されるデバイス
の制御等、各種のI/O(Input / Output)を制御す
る。
【0040】IDEコントローラ/コンフィギュレーシ
ョンレジスタ59は、いわゆるプライマリIDEコント
ローラとセカンダリIDEコントローラとの2つのID
Eコントローラ、およびコンフィギュレーションレジス
タ(configuration register)等から構成されている
(いずれも図示せず)。
【0041】プライマリIDEコントローラには、ID
Eバス62を介して、HDD67が接続されている。ま
た、セカンダリIDEコントローラには、他のIDEバ
スに、図示しないCD−ROMドライブまたはHDDな
どの、いわゆるIDEデバイスが装着されたとき、その
装着されたIDEデバイスが電気的に接続される。
【0042】なお、HDD67は、電子メールプログラ
ム67A、オートパイロットプログラム67B、ジョグ
ダイヤル状態監視プログラム67C、ジョグダイヤルド
ライバ67D、OS67E、アプリケーションプログラ
ムとしてナビゲーションプログラム67F、キャプチャ
プログラム67G、その他の複数のアプリケーションプ
ログラム67H1乃至67Hn等を記録する。HDD67
に記録されている電子メールプログラム67A、オート
パイロットプログラム67B、ジョグダイヤル状態監視
プログラム67C、ジョグダイヤルドライバ67D、O
S67E、ナビゲーションプログラム67F、キャプチ
ャプログラム67G、およびアプリケーションプログラ
ム67H1乃至67Hn等は、起動(ブートアップ)処理
の過程で、RAM54に順次供給され、ロードされる。
【0043】USBインターフェース68は、USBポ
ート107を介して、接続されているGPSアンテナ1
06から疑似雑音コードを受信して、受信した疑似雑音
コードをPCIバス56を介して、RAM54に送信す
る。
【0044】ISA/EIOバス63には、さらに、I
/Oインターフェース69が接続されている。このI/
Oインターフェース69は、エンベディットコントロー
ラから構成され、その内部において、ROM70、RA
M71、およびCPU72が相互に接続されている。
【0045】ROM70は、IEEE1394インター
フェースプログラム70A、LED制御プログラム70
B、タッチパッド入力監視プログラム70C、キー入力
監視プログラム70D、ウェイクアッププログラム70
E、およびジョグダイヤル状態監視プログラム70F等
を予め記憶している。
【0046】IEEE1394インターフェースプログ
ラム70Aは、IEEE1394ポート101を介し
て、IEEE1394で規定される規格に準拠するデー
タ(パケットに格納されているデータ)を送信するとと
もに受信する。LED制御プログラム70Bは、電源ラ
ンプPL、電池ランプBL、必要に応じてメッセージラ
ンプML、またはその他のLEDよりなるランプの点灯
の制御を行う。タッチパッド入力監視プログラム70C
は、利用者の操作に対応したタッチパッド6からの入力
を監視するプログラムである。
【0047】キー入力監視プログラム70Dは、キーボ
ード5またはその他のキースイッチからの入力を監視す
るプログラムである。ウェイクアッププログラム70E
は、ブリッジ58のタイマ回路60から供給される現在
時刻を示すデータに基づいて、予め設定された時刻にな
ったかどうかをチェックして、設定された時刻になった
とき、所定の処理(またはプログラム)等を起動するた
めに、パーソナルコンピュータ1を構成する各チップの
電源を管理するプログラムである。ジョグダイヤル状態
監視プログラム70Fは、ジョグダイヤル4の回転型エ
ンコーダが回転されたか否か、またはジョグダイヤル4
が押されたか否かを常に監視するためのプログラムであ
る。
【0048】ROM70には、さらにBIOS(Basic
Input/Output System(基本入出力システム))70G
が書き込まれている。BIOS70Gは、OSまたはア
プリケーションプログラムと周辺機器(タッチパッド
6、キーボード5、またはHDD67等)との間で、デ
ータの受け渡し(入出力)を制御する。
【0049】RAM71は、LED制御、タッチパッド
入力ステイタス、キー入力ステイタス、若しくは設定時
刻用の各レジスタ、ジョグダイヤル状態監視用のI/O
レジスタ、またはIEEE1394I/Fレジスタ等
を、レジスタ71A乃至71Fとして有している。例え
ば、LED制御レジスタは、ジョグダイヤル4が押され
て、電子メールプログラム54Aの起動されたとき、所
定の値が格納され、格納されている値に対応して、メッ
セージランプMLの点灯が制御される。キー入力ステイ
タスレジスタは、ジョグダイヤル4が押圧されると、所
定の操作キーフラグが格納される。設定時刻レジスタ
は、使用者によるキーボード5などの操作に対応して、
所定の時刻が設定される。
【0050】また、このI/Oインターフェース69
は、図示を省略したコネクタを介して、ジョグダイヤル
4、キーボード5、タッチパッド6、IEEE1394
ポート101、およびシャッタボタン105等が接続さ
れ、ジョグダイヤル4、キーボード5、タッチパッド
6、またはシャッタボタン105それぞれに対する操作
に対応した信号をISA/EIOバス63に出力する。
また、I/Oインターフェース69は、IEEE139
4ポート101を介して、接続されている機器とのデー
タの送受信を制御する。さらに、I/Oインターフェー
ス69には、電源ランプPL、電池ランプBL、メッセ
ージランプML、電源制御回路73、およびその他のL
EDよりなるランプが接続されている。
【0051】電源制御回路73は、内蔵バッテリ74ま
たはAC電源に接続されており、各ブロックに、必要な
電源を供給するとともに、内蔵バッテリ74または周辺
装置のセカンドバッテリの充電のための制御を行う。ま
た、I/Oインターフェース69は、電源をオンまたは
オフするとき操作される電源スイッチ8を監視してい
る。
【0052】I/Oインターフェース69は、電源がオ
フの状態でも、内部に設けられた電源により、IEEE
1394インターフェースプログラム70A乃至ジョグ
ダイヤル状態監視プログラム70Fを実行する。すなわ
ち、IEEE1394インターフェースプログラム70
A乃至ジョグダイヤル状態監視プログラム70Fは、常
時動作している。
【0053】従って、電源スイッチ8がオフでCPU5
1がOS54Eを実行していない場合でも、I/Oイン
ターフェース69は、ジョグダイヤル状態監視プログラ
ム70Fを実行するので、例えば、省電力状態、または
電源オフの状態で、ジョグダイヤル4が押圧されたと
き、パーソナルコンピュータ1は、予め設定した所定の
ソフトウェアまたはスクリプトファイルの処理を起動す
る。
【0054】このように、パーソナルコンピュータ1に
おいては、ジョグダイヤル4がプログラマブルパワーキ
ー(PPK)機能を有するので、専用のキーを設ける必
要がない。
【0055】プリンタ131は、PCIバス56に接続
されており、CPU51からの指令に基づいて様々な印
刷データを印刷する。
【0056】次に、図6のフローチャートを参照して、
ナビゲーションプログラム54Fを利用して、出発地か
ら目的地までの最適なルートを探索するときの処理につ
いて説明する。
【0057】ユーザが、キーボード5またはタッチパッ
ド6を操作して、RAM54に格納されているナビゲー
ションプログラム54Fが起動されると処理が開始され
る。
【0058】ステップS1において、CPU51は、キ
ーボード5またはタッチパッド6からの入力に対応し
て、図7に示すようなナビゲーションプログラムの開始
画面をLCD7に表示させる。ユーザは、この表示に従
って、探索条件を入力する。
【0059】図7の開始画面には、メインウィンドウ2
01のツールバー211の右下にサブウィンドウ221
として地図が表示されている。また、ツールバー211
の左下には、ルート探索ウィンドウ222が表示されて
いる。
【0060】ルート探索ウィンドウ222には、上から
探索モード表示欄231、探索ルート数表示欄232、
優先条件選択欄233、詳細設定ボタン234、使用路
線ボタン235、および、次へのボタン236が表示さ
れている。
【0061】探索モード表示欄231は、その横にある
ボタン231aをクリックすることによって、いくつか
の探索モードがドロップダウンリストとして表示され
(図示せず)、その探索モードの一覧から選択された探
索モードが表示される。この例では、「トラベルルート
探索」と表示されている。このトラベルルート探索は、
徒歩または公共交通機関を使用する場合の探索モードで
ある。この他に「ドライブルート探索」などがあり、こ
の場合、従来のカーナビゲーションシステムと同様に自
動車を利用するときのルート探索が実行できる。
【0062】探索ルート数表示欄232には、ルート探
索結果の最適とされるルートから、後述する優先条件の
下で上位の探索ルートとして表示されるルートの数を表
示している。ユーザは、その右横にあるボタン232a
をクリックすることにより、表示されるドロップダウン
リストの数値から任意の数値を選ぶことができる。この
例においては、「3」と表示されているので、ルート探
索結果のうち、優先条件に応じた上位3つのルートを探
索結果として表示することが示されている。
【0063】優先条件選択欄233は、ルート探索にお
ける優先条件を選択するものである。優先条件として
は、「時間優先」、「料金優先」、および「徒歩が少な
いことを優先」があり、ユーザは、この中から所望の優
先条件を選択する。「時間優先」とは、出発地から目的
地までの所要時間が最短となることを優先するものであ
り、「料金優先」は、出発地から目的地までの所要運賃
が最小となることを優先するものであり、「徒歩が少な
いことを優先」は、徒歩となる距離が最小となることを
優先させるものである。この例においては、「時間優
先」が選択されている(マークされている)。
【0064】詳細設定ボタン234は、ユーザによりク
リックされると、詳細設定画面が表示され(図示せ
ず)、例えば、徒歩の区間を自転車またはバスなどを利
用した場合のルートを探索するように設定したりするこ
とができる。また、後述する出発地または目的地からの
最寄駅の検索範囲を設定することができる。
【0065】使用路線ボタン235は、ユーザによりク
リックされると、使用路線設定画面が表示され(図示せ
ず)、例えば、使用する列車の路線を指定した場合のル
ートを探索するように設定できる。
【0066】次へのボタン236は、以上の設定が完了
したところで、ユーザによりクリックされると、次の設
定画面へと進む。閉じるボタン237が、ユーザにより
クリックされると、ルート探索ウィンドウ222が閉じ
られる。
【0067】ここで、図6のフローチャートの説明に戻
る。
【0068】ユーザにより上記の検索条件が入力され、
次へのボタン236がクリックされると、CPU51
は、ステップS2の処理に進み、図8に示すような設定
画面をLCD7に表示させる。
【0069】図8のルート探索ウィンドウ222には、
上から探索日表示欄241、時刻指定選択欄242、出
発地表示欄243、目的地表示欄244、クリアボタン
245、入れ替えボタン246、条件ボタン247、お
よび、探索ボタン248が表示されている。
【0070】探索日表示欄241は、探索する日が表示
されている。ボタン241aが、クリックされると、ド
ロップダウンリストが表示され(表示せず)探索日の一
覧が表示され、その一覧表から選択された日付が、探索
日表示欄241に表示される。この例においては、19
99年10月26日が表示されている。
【0071】時刻指定選択欄242には、ルート探索す
るときの時刻の指定条件が表示され、出発時刻を指定す
る「出発」、到着時刻を指定する「到着」、および、時
刻に関係なく平均的な所要時間でルート探索をする「平
均」とが選択できるようになされている。この例におい
ては、出発時刻を指定する「出発」が、選択されてい
る。
【0072】出発地表示欄243には、出発地の地名ま
たは名称が表示されている。出発地の指定は、この出発
地表示欄243に、カーソルを移動させて入力すること
もできるが、タッチパッドを利用して、サブウィンドウ
221の地図上で所望の指定位置をクリックすることに
より、地図上の位置が検索され、その検索結果が表示さ
れるようにすることもできる。出発位置が指定される
と、サブウィンドウ221上の地図上に出発地として出
発地マーク261が表示される。出発時刻表示欄243
aには、出発地として指定された出発時刻が表示され、
ボタン243bをクリックすると時刻を進ませることが
でき、ボタン243cをクリックすると時刻を遅らせる
ことができる。
【0073】目的地表示欄244には、目的地の地名が
表示されている。目的地の指定は、出発地表示欄243
と同様に、目的地表示欄244に、カーソルを移動させ
て入力することもできるが、タッチパッドを利用して、
サブウィンドウ221の地図上で所望の指定位置をクリ
ックすることにより、地図上の位置が検索され、この検
索結果が表示されるようにすることもできる。目的地が
指定されると、サブウィンドウ221上の地図上に出発
地として目的地マーク262が表示される。この例にお
いては、「東急」と表示されている。到着時刻表示欄2
44aには、目的地として指定された到着時刻が表示さ
れ、ボタン244bをクリックすると時刻を進ませるこ
とができ、ボタン244cをクリックすると時刻を遅ら
せることができる。
【0074】この例においては、時刻指定選択欄242
において、出発時刻が選択されているので、出発時刻表
示欄243aだけに出発時刻として「15:06」が表示さ
れている。
【0075】クリアボタン245は、ユーザによりクリ
ックされると、探索日表示欄241、出発地表示欄24
3、および、目的地表示欄244に入力された内容が消
去される。
【0076】入れ替えボタン246は、ユーザによりク
リックされると、出発地表示欄243に指定された出発
地と、目的地表示欄244に表示された目的地を入れ替
えて設定することができる。これにより、往路と復路の
設定が可能となる。
【0077】条件ボタン247は、クリックされると、
図7に示した条件設定の画面に戻る。また、探索ボタン
248が、クリックされると、CPU51は、上記の設
定内容に従ってルート探索を開始する。
【0078】ここで、図6のフローチャートの説明に戻
る。
【0079】ステップS2において、出発地と目的地に
関する設定が完了し、探索ボタン248がクリックされ
ると、ステップS3の処理に進む。
【0080】ステップS3において、CPU51は、入
力された出発地と目的地から所定の半径内の最寄駅を検
索する。
【0081】ステップS4において、CPU51は、検
索された出発地と目的地の最寄駅までのそれぞれの距離
と所要時間を求める。例えば、最寄駅までは徒歩である
場合、徒歩による所要時間が求められることになる。
【0082】ステップS5において、CPU51は、出
発時刻が指定されているか否かを判定する。この例にお
いては、出発時刻が指定されているので、ステップS6
の処理に進む。
【0083】ステップS6において、CPU51は、求
められた最寄駅までの所要時間に基づいて計算される時
刻を、モデム75および電話回線76を介して、インタ
ーネットサービスプロバイダ77に送信し、路線選択用
の検索エンジンに出力し、指定された出発時刻に対し
て、全ての最寄駅の列車出発時刻を求める。すなわち、
CPU51は、出発地の出発時刻に所要時間を加えた時
刻以降に発車する列車の出発時刻を、路線選択用の検索
エンジンに問い合わせ、検索結果を受信し、HDD67
に記憶させる。
【0084】ステップS7において、CPU51は、求
められた全ての出発地の最寄駅の列車出発時刻と目的地
の最寄駅を、モデム75および電話回線76を介して、
インターネットサービスプロバイダ77に送信し、路線
選択用の検索エンジンに出力して、全ての出発駅と到着
駅の組み合わせについて路線の経路、行程、および運賃
を検索させ、この検索結果を受信し、HDD27に記憶
させる。
【0085】ステップS8において、CPU51は、H
DD27に記憶された全ての路線と運賃の検索結果に、
最寄駅までの徒歩時間を合わせた全ルートを求め、優先
条件に基づいて、評価し、そのルートの探索結果を並べ
なおす。この例においては、「時間優先」であるので、
所要時間の合計が小さい順にルートの探索結果が並べな
おされる。
【0086】ステップS9において、CPU51は、並
び替えられたルートの行程について、ステップS6の処
理で求められた出発時刻に遅れた場合の予備行程を検索
エンジンに計算させ、その予備行程を受信し、HDD6
7に記憶させる。尚、この予備行程は、図12のフロー
チャートを参照して後述する印刷処理のときに必要とさ
れるデータである。
【0087】ステップS10において、CPU51は、
並べ替えられたルートの中で、指定された数の上位のル
ートを、ルート探索結果として図9示すようにLCD7
に表示させ、処理を終了する。
【0088】ルート探索結果は、図9のように示され、
サブウィンドウ221上には、出発地マーク261から
目的地マーク262までの最適なルートを示す太線が表
示される。また、ルート探索ウィンドウ222には、探
索されたルートの一覧を表示するタブ271a、最適な
ルートであるルート1の情報を示すタブ271b、2番
目に最適なルート2の情報を示すタブ271c、3番目
に最適なルート3の情報を示すタブ271dが表示され
る。この例では、一覧を示すタブ271aが、選択さ
れ、表示されている。
【0089】タブ271aには、ルート名表示欄271
eにルート名が表示されている。この例では、ルート名
として「八重洲〜東急」と表示されている。ルート名表
示欄271eの下には、出発日時表示欄271fが、表
示されており、この例では、図8で指定された「1999年
10月26日15:06」が表示されている。尚、到着時刻が指
定されていた場合、この欄は、到着時刻表示欄となり、
到着時刻が表示される。
【0090】出発時刻表示欄271fの下には、ルート
表示欄271gがあり、探索されたルートが、図7で指
定した上位3つのルートが表示されており、この例で
は、ルート1乃至3として表示されている。また、その
横には、各ルート毎に、予想時間、乗換(回数)、およ
び運賃が、それぞれ表示されている。この例において
は、ルート1として、予想時間0時間37分、乗換0回、運
賃190円、ルート2として、予想時間0時間38分、乗換0
回、運賃190円、ルート1として、予想時間0時間38分、
乗換1回、運賃290円と表示されている。
【0091】すべて保存ボタン272は、クリックされ
ると探索された全てのルートの情報が、HDD67に記
録される。さらに、図9のタブ271bが、クリックさ
れると図10のようなルート1の詳細が表示される。
【0092】図10は、ルート1のタブ271bをクリ
ックしたときの例を示している。ルート探索ウィンドウ
222には、詳細表示欄281が表示され、さらにその
中に、予想時間、距離、乗換回数、および、金額が表示
される。この例においては、予想時間として、0時間37
分(乗車17分、徒歩18分)、距離として、8.9km、乗換
回数として、0回、金額として、190円が表示されてい
る。
【0093】さらに、その下には、経路表示欄281a
が、表示されている。この例では、出発地である八重洲
を15時6分に出発すると、徒歩7分で最寄駅である営団
地下鉄の京橋駅に15時13分に到着する。そして、京橋駅
を15時15分発の営団銀座線に乗ると17分間で、渋谷駅に
到着し、渋谷駅から徒歩10分で目的地である東急に到着
することが示されている。
【0094】尚、ルート2,3を示すタブ271c,2
71dにおいても、同様である。
【0095】経路表示欄281aの下には、全体表示ボ
タン282、印刷ボタン283、および、保存ボタン2
84が表示されている。全体表示ボタン282は、ユー
ザによりクリックされると、図11に示すように、出発
地から目的地までのルートを示す地図が表示される。印
刷ボタン283は、クリックされると、行程と地図表示
が必要とされる部分の地図の印刷プレビュが表示され、
印刷が可能となる。尚、この印刷処理については、図1
2のフローチャートを参照して後述する。保存ボタン2
84は、クリックされると、ルート1の情報が、HDD
67に記録される。
【0096】ステップS5において、出発時刻が指定さ
れていないと判定された場合、ステップS11の処理に
進み、到着時刻が指定されているか否かが判定される。
ステップS11において、到着時刻が指定されていると
判定された場合、ステップS12の処理に進む。
【0097】ステップS12において、CPU51は、
求められた最寄駅までの所要時間に基づいて、指定され
た到着時刻に対して、最寄駅の列車到着時刻を求め、ス
テップS7の処理に進み、それ以降の処理が繰り返され
る。
【0098】ステップS11において、到着時刻が指定
されていないと判定された場合、すなわち、平均時間に
設定されていた場合、ステップS13の処理に進み、C
PU51は、時刻と無関係に、求められた全ての出発地
の最寄駅と目的地の最寄駅を、モデム75および電話回
線76を介して、サービスプロバイダに送信し、列車路
線検索用の検索エンジンに出力し、全ての出発駅と到着
駅の組み合わせについて路線の経路と運賃を検索させ、
検索結果を受信し、ステップS14の処理に進む。
【0099】ステップS14において、CPU51は、
HDD27に記憶された全ての路線と運賃の検索結果
に、最寄駅までの徒歩時間を合わせた全ルートを求め、
優先条件に基づいて、評価し、そのルートの探索結果を
並べなおし、ステップS10の処理に進み、それ以降の
処理が繰り返される。
【0100】次に、図12のフローチャートを参照し
て、印刷ボタン283がクリックされ、印刷プレビュを
表示するときの処理を説明する。例えば、出発地を「フ
ァミリーマート」、目的地を「東京タワー」、探索ルー
ト数を1、出発時刻を12時20分として、図6のフローチ
ャートの処理を実行し、図13(図6のフローチャート
の説明における図10に相当する)の様に処理結果が表
示された場合、ユーザが、印刷ボタン283をクリック
すると処理が開始される。
【0101】ステップS21において、CPU51は、
探索された最適ルートのうち、地図表示を必要とする部
分経路を抽出する。この例においては、図13に示すよ
うに、ファミリーマートから自由が丘駅までと、神谷町
駅から東京タワーまでの徒歩区間が地図表示が必要な経
路となるので、この部分が抽出される。
【0102】ステップS22において、CPU51は、
ステップS21の処理で抽出されたファミリーマートか
ら自由が丘までと、神谷町駅から東京タワーまでの区間
の地図データをナビゲーションプログラム54Fに内蔵
される地図データを読み出しキャッシュメモリ55に記
憶させる。
【0103】ステップS23において、CPU51は、
キャッシュメモリ55に記憶させた地図データと共に、
図6のフローチャート中ステップS7,S9の処理で、
HDD67に記憶させた行程および予備行程のデータを
図14に示すメインウィンドウ201aのようにプレビ
ュとして表示し、処理を終了する。さらに、ツールバー
211aの図中左の印刷ボタンがクリックされると、C
PU51は、図14の印刷データをプリンタ131に印
刷させる。
【0104】図14は、印刷プレビュの例を示してい
る。図中左側は、徒歩区間の経路を示す地図が表示され
ている。ファミリーマートから自由が丘駅までの地図
が、地図291に、また、神谷町駅から東京タワーまで
の地図が、地図292に示されている。
【0105】「Best Plan」と表示された行程表示欄2
93には、検索された最適な時刻に対応する行程が表示
されており、また、「Backup Plan」と表示された予備
行程表示欄294には、行程表示欄293に表示される
出発地最寄駅の列車出発時刻の次の列車を利用した場合
の行程が表示されている。
【0106】すなわち、行程表示欄293には、ユーザ
が、出発地であるファミリーマートを出発時刻12時20分
に出発し、徒歩で8分進んだ後、最寄駅である自由が丘
駅12時29分発の東急東横線で、7分乗車し、12時36分に
中目黒駅に到着する。そして、ユーザは、中目黒駅で乗
り換え、乗り換え時間として4分経過した後、12時40分
発の営団日比谷線に乗車し、11分間乗車した後、神谷町
駅に12時51分に到着する。さらに、ユーザは、神谷町駅
から徒歩で8分進んだ後、13時00分に目的地である東京
タワーに到着することが示されている。
【0107】これに対して、予備行程表示欄294に
は、最適な時刻として計算された最寄駅である自由が丘
駅12時29分発の次の列車である12時33分発の列車に乗車
した場合の行程が示されており、8分乗車し、12時41分
に中目黒駅に到着する。そして、ユーザは、中目黒駅で
乗り換え、乗り換え時間として4分経過した後、12時45
分発の営団日比谷線に乗車し、11分間乗車した後、神谷
町駅に12時56分に到着する。さらに、ユーザは、神谷町
駅から徒歩で8分進んだ後、13時05分に目的地である東
京タワーに到着することが示されている。
【0108】尚、この例において、徒歩にかかる時間に
は、1分の余裕が付加されている。
【0109】また、この例においては、探索ルート数
が、1である場合について説明してきたが、図6のフロ
ーチャートで説明してきたように、探索ルート数が3で
ある場合、図10に示されるようにルート1乃至3につ
いて、各々、印刷ボタン283をクリックすることで、
同様の処理ができ、さらに多くの探索ルート数であって
もよく、また、同時に複数ページに分けて印刷するよう
にしても良い。
【0110】さらに、この例においては、地図表示が必
要な部分として、徒歩区間である場合について説明した
が、徒歩区間に自転車を利用した場合やその他の公共交
通機関を利用しない場合にも適用することができる。
【0111】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより
実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行させることが可能な、例え
ば汎用のパーソナルコンピュータなどにプログラム格納
媒体からインストールされる。
【0112】このプログラム格納媒体は、図5に示すよ
うにパーソナルコンピュータ1に予め組み込まれた状態
でユーザに提供される、プログラムが記録されているハ
ードディスクドライブ67だけではなく、コンピュータ
とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布さ
れる、プログラムが記録されている磁気ディスク121
(フロッピーディスクを含む)、光ディスク122(CD
-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital
Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク123(MD
(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリ124
などよりなるパッケージメディアにより構成される。
【0113】尚、本明細書において、プログラム格納媒
体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載
された順序に沿って時系列的に行われる処理は、もちろ
ん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的ある
いは個別に実行される処理を含むものである。
【0114】
【発明の効果】請求項1に記載の情報処理装置、請求項
5に記載の情報処理方法、および請求項6に記載のプロ
グラム格納媒体によれば、最適なルートに対応した標準
行程を探索し、探索した行程の予備行程を探索し、探索
した標準行程と、探索した予備工程とを、同時に出力す
るようにしたので、移動にかかる行程と経路を示す総合
的で、かつ、行程に対して柔軟な案内図を作成すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したパーソナルコンピュータの外
観斜視図である。
【図2】図1のパーソナルコンピュータの本体の平面図
である。
【図3】図1のジョグダイヤルの拡大図である。
【図4】図1のジョグダイヤルの側面図である。
【図5】図1のパーソナルコンピュータの構成を示すブ
ロック図である。
【図6】図1のパーソナルコンピュータが、ルート探索
をするときの処理を説明するフローチャートである。
【図7】図1のLCDに表示される設定画面を示す図で
ある。
【図8】図1のLCDに表示される設定画面を示す図で
ある。
【図9】図1のLCDに表示される探索結果の表示画面
を示す図である。
【図10】図1のLCDに表示される探索結果の表示画
面を示す図である。
【図11】図10の探索結果の全体表示された表示画面
を示す図である。
【図12】図10の探索結果を印刷する処理を説明する
フローチャートである。
【図13】探索結果の例を示す図である。
【図14】印刷プレビュの例を示す図である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ,2 本体,3 表示部,
4 ジョグダイヤル,5 キーボード,6 タッチパッ
ド,7 LCD,8 電源スイッチ,9 スロット,5
1 CPU,54 RAM,54F ナビゲーションプ
ログラム,55キャッシュメモリ,56 PCIバス,
62 IDEバス,68 USBインターフェース,6
9 I/Oインターフェース,101 IEEE1394ポー
ト,106 GPSアンテナ,107 USBポート,
221 サブウィンドウ,222ルート探索ウィンド
ウ,231 探索モード表示欄,232 探索ルート数
表示欄,233 優先条件選択欄,241 探索日表示
欄,242 時刻指定選択欄,243 出発地表示欄,
244 目的地表示欄,261 出発地マーク,262
目的地マーク,271 探索結果表示欄,271a乃
至d タブ,271e ルート名表示欄,271f 出
発時刻表示欄,271g ルート表示欄,271h 予
想時間表示欄,271k タブ,281 詳細表示欄,
281a 経路表示欄,291,292 地図,293
行程表示欄,294 予備行程表示欄
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 29/10 G09B 29/10 A Fターム(参考) 2C032 HB02 HB05 HB22 HB31 HC13 HC27 HC31 HD16 HD21 2F029 AA07 AB07 AB13 AC02 AC09 AC14 AC16 5H161 AA01 CC13 DD21 GG12 GG17 GG22 5H180 AA21 BB05 CC12 FF05 FF22 FF32 5J062 AA03 AA05 BB01 CC07 HH05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出発地から目的地までの最適なルート
    を、出発時刻と到着時刻の少なくとも一方に基づいて探
    索する情報処理装置において、 前記最適なルートに対応した標準行程を探索する行程探
    索手段と、 前記行程探索手段により探索された行程の予備行程を探
    索する予備行程探索手段と、 前記行程探索手段により探索された前記標準行程と、前
    記予備工程探索手段により探索された前記予備工程と
    を、同時に出力する出力手段とを備えることを特徴とす
    る情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記予備行程は、前記出発時刻と到着時
    刻の少なくとも一方に基づいて探索された交通機関の出
    発時刻に遅れた場合の出発時刻に対応する行程であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記最適なルートのうち、地図表示が必
    要とされる部分の地図を取得する地図取得手段をさらに
    備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記地図表示が必要とされる部分は、前
    記最適なルート上の徒歩の部分であることを特徴とする
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 出発地から目的地までの最適なルート
    を、出発時刻と到着時刻の少なくとも一方に基づいて探
    索する情報処理装置の情報処理方法において、 前記最適なルートに対応した標準行程を探索する行程探
    索ステップと、 前記行程探索ステップの処理で探索された行程の予備行
    程を探索する予備行程探索ステップと、 前記行程探索ステップの処理で探索された前記標準行程
    と、前記予備工程探索ステップの処理で探索された前記
    予備工程とを、同時に出力する出力ステップとを含むこ
    とを特徴とする情報処理方法。
  6. 【請求項6】 出発地から目的地までの最適なルート
    を、出発時刻と到着時刻の少なくとも一方に基づいて探
    索する情報処理装置を制御するプログラムであって、 前記最適なルートに対応した標準行程を探索する行程探
    索ステップと、 前記行程探索ステップの処理で探索された行程の予備行
    程を探索する予備行程探索ステップと、 前記行程探索ステップの処理で探索された前記標準行程
    と、前記予備工程探索ステップの処理で探索された前記
    予備工程とを、同時に出力する出力ステップとを含むこ
    とを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラ
    ムが格納されているプログラム格納媒体。
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