JP2001143163A - ロッカー式宅配物自動収集装置 - Google Patents

ロッカー式宅配物自動収集装置

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JP2001143163A
JP2001143163A JP35966699A JP35966699A JP2001143163A JP 2001143163 A JP2001143163 A JP 2001143163A JP 35966699 A JP35966699 A JP 35966699A JP 35966699 A JP35966699 A JP 35966699A JP 2001143163 A JP2001143163 A JP 2001143163A
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JP
Japan
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locker
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JP35966699A
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English (en)
Inventor
Tomio Sugimoto
富夫 杉本
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SANWAADO KK
Original Assignee
SANWAADO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 24時間無人運転で宅配物の収集を行うこ
とができるようなロッカー式宅配物自動収集装置を提供
すること。 【解決手段】 宅配物(対象物)を、搬入者が投入口
に随時投入すると、計測ユニット1がその質量と外形寸
法等を計測し、これが所定の規格範囲内のものか否か判
断して表示する。規格内の場合は、その送料を計算して
結果を表示すると共に、精算ユニットにおいて搬入者が
投入した金銭を比較演算して、つり銭の返却を行ない、
同時に、記録ジャーナルユニットが上記の送料等のデー
タを記録し、精算レシートを打出す。精算後の対象物
は、ローラー式送り出しユニット6によって、ロッカー
式保管BOXへ保管され、宅配業者が、対象物取出しユ
ニットから取り出して収集業務を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、宅配物の自動収集
装置に関するものであり、特に、宅配物(対象物)を搬
入者が本装置内に随時投入することによって、当該対象
物の重さ、形状等が自動的に計測されるとともに、その
送料等を自動的に算出し、かつ、その値を表示するよう
にし、更には、この表示料金を搬入者が適正に支払った
場合には、その支払い明細書(レシート)を印刷して提
出するとともに、一方、このような対象物を所定期間内
収納し、ローカー式の保管庫に一時保管して置くように
したロッカー式宅配物自動収集装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の宅配物の取扱いは、特
定の取次店あるいは特定のターミナル等への搬入者が特
定の対象物を持ち運んで行って、そこで重さ及び外形寸
法等を取次店の担当者に測定してもらい、その結果を基
に送料あるいは取扱い料等が決定されて、そこで料金の
徴収が成されるようになっているものである。そして、
これら一連の作業は、個々のステップにおいて、特定の
道具は使われているが、全体的には作業者の肉体的労働
に依存しているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記従来のや
り方においては、人間(作業者)が勤務している間にお
いてしか受付け業務等を行うことができず、24時間営
業を行うことは困難である。また、上記とは逆に宅配業
者が大口のユーザー間を巡回して、個々に宅配物を集め
て廻る等、作業者の肉体労働に基づく人海戦術にて作業
がすすめられているものである。このような問題点を解
決するために、宅配物を24時間無人にて収集すること
ができるようにするとともに、収集する対象物の集荷の
簡略化をも含め、またその料金をも含めた精算作業をも
無人にて自動的に行い、かつ宅配業者が収集する場合に
も迅速に対応出来るようにしたロッカー式宅配物自動収
集装置を提供しようとするのが、本発明の目的(課題)
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明において次のような手段を講ずることとし
た。すなわち、請求項1記載の発明においては、宅配物
の対象とされる特定の対象物を計量あるいは計測すると
ともに、当該対象物の取扱い料を精算し、更には、この
ような対象物を所定の期間内収納しておくロッカー式宅
配物自動収集装置に関して、対象物の質量を計測する質
量計測手段及びその外形形状を計測する外形計測手段を
有する計測ユニットと、当該計測ユニットにて測定され
たデータを基に、本対象物が所定の規格範囲内に属する
ものであるか否かの判断(判定)をするとともに当該所
定結果を表示する判定表示手段と、当該判定表示手段に
表示された結果を基に対象物搬入者が本対象物について
次のステップである送料計算肯定等に進むか、または本
対象物についての返還を要求するかの意思決定を行うた
めのものであって、送料計算等を続行するための確認ス
イッチ機構及び対象物についての返却を要求するための
取消スイッチ機構からなる続行手段と、当該続行手段に
おいて確認スイッチ機構がONされた場合には上記対象
物についての送料を算出・表示手段と、当該送料算出・
表示手段にて算出された送料に関するデータと上記送料
に関する表示結果(データ)に基づき対象物搬入者が投
入した金銭と、本対象物搬入者が使用するクレジットカ
ードのチェックしたあとの値とについて比較演算処理す
るとともに必要に応じて所定のつり銭返却を行う清算ユ
ニットと、当該清算ユニットにて計算された送料(料
金)及び対象物数等に関するデータを記録するとともに
当該対象物についての精算レシートを打ち出す記録ジャ
ーナルユニットと、対象物を一時保管するロッカー式保
管ユニットと、からなる構成を採ることとした。
【0005】このような構成を採ることにより、本発明
のものにおいては、宅配物(対象物)の受付業務を24
時間無人で行うことができるようになり、受付業務の効
率化を図ることができるようになる。また、特定の場所
に本装置を設置して置くことによって、宅配業者は、こ
の場所に予め決められた時間に宅配物を集めに行けば良
いようになり、宅配物収集作業の効率化を図ることがで
きるようになる。
【0006】次に、請求項2記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は上記請求項1記載の
ものと同じである。その特徴とするところは、対象物が
投入された場合に、それらをロッカー式の一時保ユニッ
トに1個ずつ投入して処理することのできるようにした
ことである。すなわち、本発明においては、請求項1記
載のロッカー式宅配物自動収集装置に関して、上記計測
ユニットの後行程のところに、搬入者が本装置へ対象物
を1個ずつロッカー式保管ユニットへ投入した場合に、
対象物が複数個ある場合はその一時保管ユニットも複数
個あるため、空いているロッカー式一時保管ユニットに
各々投入し、これら一群の対象物を一時的に溜めておく
とともに、これら一群の対象物に関するデータを、次の
行程である送料算出・表示手段等へ一括して送るように
作動するロッカー式一時保管ユニットを設けるようにし
た構成を採ることとした。このような構成を採ることに
より、精算作業の効率化を図ることができるようにな
る。
【0007】次に、請求項3記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は上記請求項1または
請求項2記載のものと同じである。その特徴とするとこ
ろは、精算結果等に関する記録(データ)を所定の携帯
端末器等を用いて当該携帯端末器に移動(コピー)させ
ることができるようにしたことである。すなわち、本発
明においては、請求項1または請求項2記載の宅配物収
集装置に関して、上記記録ジャーナルユニット内にRA
M手段からなるデータ記録手段を設けるようにするとと
もに、当該データ記録手段に記録されるデータをディジ
タル方式からなるようにし、これによって当該記録デー
タを所定の携帯端末器を用いて、当該携帯端末器内へ適
宜移動させることができるようにした構成を採ることと
した。このような構成を採ることにより、本発明のもの
においては、宅配業者が、それぞれのロッカー式宅配物
収集装置のところを回って、それぞれのところからそれ
ぞれの記録データを、自分の携帯端末器内へ取り込み、
このデータを所定の本部等に持ち帰ってホストコンピュ
ータ等に入力させることによって、ここで種々のデータ
の処理を行うことができるようになる。従って、各設置
場所における記録データの収集が容易になるとともに、
この記録データを基に種々の営業分析等を行うことがで
きるようになる。
【0008】次に、請求項4記載の発明について説明す
る。このものも、基本的な点は上記請求項3記載のもの
と同じである。その特徴とするところは、記録データの
取り出しあるいは移動等を無線送信手段にて行えるよう
にしたことである。すなわち、本発明においては、請求
項3記載のロッカー式宅配物収集装置に関して、上記記
録ジャーナルユニット内に発信手段(データ発信手段)
を設け、これによって上記データ記録手段に記録された
データを無線電波にて発信することのできるようにした
構成を採ることとした。このような構成を採ることによ
り、本発明のものにおいては、上記記録データの収集作
業を、ある程度離れたところ、例えば宅配物回収車等に
搭載された端末器あるいはドライバー等が保持する無線
式の携帯端末器のところから行うことができるようにな
り、その作業の効率化を図ることができるようになる。
すなわち、記憶データ等の収集者(ドライバー等)は車
から降りることなく、本ロッカー式宅配物自動装置の設
置場所付近を巡回するだけで、記録データ等の収集作業
を行うことができるようになる。従って、宅配物(対象
物)が無いような場合は取りあえず記録データのみを収
集して、当該場所には立ち寄らず(車を止めず)、次の
場所へと移動することができるようになる。その結果、
全体的な作業効率の向上を図ることができるようにな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
1ないし図2ならびに図3を基に説明する。本実施の形
態に関するものの、その構成は、図1に示す如く、投入
口10に投入された対象物の質量及びその外形形状等を
計測する計測ユニット1と、当該計測ユニット1にて測
定されたデータを基に、本対象物が所定の規格範囲内に
属するものであるか否かの判断(判定)をするととも
に、当該判定結果を表示する判定表示手段2と、当該判
定表示手段2に表示された結果を基に対象物搬入者が本
対象物について次のステップへ進むかあるいは対象物に
ついての返還を要求するかについての意思決定を行うた
めのものであって、確認スイッチ51及び取消スイッチ
55からなる続行手段5と、当該続行手段5において確
認スイッチ51が押された場合には上記対象物について
の送料を計算するとともに、その結果である送料を表示
する送料算出・表示手段7と、当該送料算出・表示手段
7にて算出された送料に関するデータと上記送料に関す
る表示結果(データ)に基づいて対象物搬入者が投入し
た金銭の額(値)と本対象物搬入者が使用するクレジッ
トカードのチェックしたあとの値について比較演算処理
をするとともに、必要に応じて所定のつり銭返却を行う
精算ユニット8と、当該精算ユニット8にて計算された
送料(料金)及び対象物数等に関するデータを記録する
とともに当該対象物についての精算レシートを打ち出す
記録ジャーナルユニット100と、からなることを基本
とするものである。
【0010】なお、このような基本構成からなるものに
おいて、本実施の形態のものにおいては、搬入者が対象
物(宅配物)を本装置内へ投入したような場合におい
て、これら一群の対象物に関するデータを一括して処理
することのできるようにしたロッカー式一時保管ユニッ
ト3を、上記計測ユニット1の後行程のところに設ける
こととしている。そして、本装置内においては、上記の
ようなロッカー式一時保管ユニット3を初めとして、対
象物の本装置内への搬入窓口となる投入口10、更には
上記ロッカー式一時保管ユニット3のところに一時的に
溜め置かれた対象物が、上記続行手段5における各種ス
イッチ機構51、55の作動に応じて、それぞれへと送
り出されるその搬入先であるロッカー式対象物保管BO
X200にて形成されるハードウェア機構が設けられる
ようになっている。そして更に、これらハードウェア機
構をも含めて全体が一つにまとめられ、本ロッカー式宅
配物自動収集装置が形成されるようになっているもので
ある。
【0011】このような構成からなる本ロッカー式宅配
物自動収集装置を形成する上記計測ユニット1は、対象
物の重さ(質量)を計測するものであって、質量計から
なる質量計測手段11と、対象物の外形寸法等を計測す
るものであってCCDカメラ等からなる外形計測手段1
3と、これら計測手段にて計測された情報(データ)を
整理するとともに、当該データを次のステップ(行程)
へと送り出すように作動する演算手段(MPU)12
と、あらかじめ対象物搬入者が対象物に貼り付けた送り
状に印字されてある、宅配物紛失時の検索時に問い合わ
せる際に使用されるバーコードを読み取るための、拡散
式バーコードリーダー15とからなることを基本とする
ものである。
【0012】次に、上記計測ユニット1からの諸データ
を受けて、対象物の重さあるいはその外形寸法が所定の
規格に適合しているものであるか否かの判断(判定)を
し、その結果を表示する判定表示手段2は、上記計測ユ
ニット1からの各種データについて、予めROM手段に
入力させておいた規格データとの比較演算処理を行う演
算手段(MPU)22と、この演算手段(MPU)22
にて演算処理された結果(判定結果)を所定のディスプ
レイ装置に表示する表示手段21と、からなるものであ
る。
【0013】次に、ロッカー式一時保管ユニット3は、
搬入者が対象物を本装置内へ投入した場合に、これらを
一時的に溜めておき、これら一群の対処物に関する情報
(データ)を一括して次のステップ(行程)へと送り出
すように作動するとともに、対象物そのものを、次に述
べる続行手段5からの指令(信号)に基づき、ロッカー
式一時保管ユニット背面方向へ運ばれ、ロッカー式宅配
物自動収集装置の背面奥部で停止するように作動する機
構とともに、ロッカー式一時保管ユニット3にある内部
格納シャッター33が下ろされ、ロッカー式宅配物自動
収集装置は次の対象物が投入される準備に入る機構とか
らなるものである。
【0014】次に、続行手段5は、上記判定表示手段2
にて判定され、かつ、表示された結果を基に、搬入者が
本対象物についての宅配処理を望むか否かの意思決定を
行うためのものであって、次のステップへの続行を希望
する場合に押される(ONされる)続行スイッチ機構
(確認スイッチ)機構51と、対象物の返却を希望する
場合に押される(ONされる)取消スイッチ機構(取消
スイッチボタン)55と、からなるものである。そし
て、上記続行スイッチボタン51が押された(ONされ
た)場合には、上記計測ユニット1にて計測されたデー
タを次の行程である送料算出・表示手段7へと送り出す
ようになっているものである。そして、これと同時に、
上記ロッカー式一時保管ユニット3に一時的に保管され
ていた対象物をローラー式対象物送り出しユニット6に
おいて、送り出し用ローラーコンベアー61を介してロ
ッカー式対象物保管BOX200へと送り出すようにな
っているものである。一方、投入口10への投入物(対
象物)が上記判定表示手段2の表示により所定の規格か
ら外れているものであるような場合には、搬入者は続行
手段5において取消スイッチ機構(取消スイッチボタ
ン)55を押す(ONさせる)こととなる。この場合に
は、本対象物に関する情報(データ)は次の行程へは伝
送されない。そして、この場合においては、上記ロッカ
ー式一時保管ユニット3に保管されていた対象物はその
まま投入口10へ置かれ、搬入者に返還されることとな
る。
【0015】次に、送料算出・表示手段7は、上記計測
ユニット1にて計測された計測データを基に、本対象物
の送料等、その取り扱い料を算出する演算手段(MP
U)72と、当該演算手段(MPU)72にて算出され
た送料あるいは取り扱い料等を表示するものであって、
所定のディスプレイ装置等からなる表示手段71と、か
らなるものである。そして、このディスプレイ装置71
に表示されたデータは次の精算ユニット8に送り出され
るようになっているものである。
【0016】次に、上記送料算出・表示手段7からのデ
ータを受けて所定の演算処理等を行う精算ユニット8
は、搬入者が上記送料算出・表示手段7における表示料
金額を見て投入、または搬入者が使用するクレジットカ
ードをチェックするためのクレジットカードリーダー8
1によってチェックされたのちに、送料等に関する金銭
の値を計算する料金カウンタ82と、当該料金カウンタ
82にて計数された値と上記送料算出・表示手段7にて
算出された料金の値と比較演算処理する比較手段(MP
U)93と、当該比較演算手段83にて演算処理のなさ
れた結果に基づき、つり銭を出す必要がある場合には、
当該つり銭を返却するつり銭返却手段85と、からなる
ことを基本とするものである。なお、このような構成か
らなるものにおいて、上記搬入者からの投入金銭の額
(値)の方が少ない場合においては、その不足分を追求
するよう催促の表示が出されるようになっているもので
ある。
【0017】次に、上記精算ユニット8にて精算処理さ
れた各種データ等を記録しておく記録ジャーナルユニッ
ト100は、上記精算ユニット8から送られてくる送料
等に関する各種データ(売上げデータ)及びロッカー式
対象物保管BOX200に保管されている対象物の数等
を記録しておくものであって、これらデータをディジタ
ル方式にて保存(ストア)するデータ記録手段(RA
M)92と、上記精算ユニット8にて精算処理されたデ
ータ(送料等)を上記搬入者にレシートとして印刷して
出す印刷手段(プリンタ)95と、からなることを基本
とするものである。このような構成からなるものにおい
て、上記データ記録手段92は、その時々のデータを随
時書き込んで保存しておくとともに、必要に応じて随時
読み出すことのできる随時書き込み式の記録媒体(RA
M)等からなるものである。また、このような構成から
なるものにおいて、上記データ記録手段(RAM)につ
ながるものであって、当該データ記録手段92内に蓄積
された各種データを、電磁波を用いた無線送信手段にて
適宜発信することのできる発信手段(データ発信手段)
91を設けることも考えられる。
【0018】次に、このような構成からなる本装置にお
いて、上記記録ジャーナルユニット100についての、
その変形例について、図2及び図3を基に説明する。こ
のうちの第一の例(第一の実施例)について、図2を基
に説明する。このものは、記録ジャーナルユニット10
0を形成するデータ記録手段92のところに、携帯端末
器9接続用の接続部919を設けておくようにしたもの
である。これによって、宅配業者は、対象物(宅配物)
収集時に、この接続部919のところに携帯端末器9を
接続して、ロッカー式対象物保管BOX200内に収納
されている対象物の数、あるいは精算ユニット8にて精
算されたデータ数等、上記データ記録手段81に蓄積さ
れているデータを、所定の携帯端末器9内へ一括して取
り込むことができるようになる。そして、この取り込ん
だデータを本部等に持ち帰ってホストコンピュータ等に
転送して、所定のデータ処理を行うことができる。
【0019】次に、第二の実施例について、図3を基に
説明する。このものは記録ジャーナルユニット100に
発信手段(データ発信手段)91を設けるようにしたも
のである。これによって、本記録ジャーナルユニット1
00を形成するデータ記録手段120内に蓄積されてい
るデータをデータ発信手段110を介して電磁波にて発
信することができるようになるので、このデータを収集
しに来た宅配業者は、例えば車室内に搭載されたコンピ
ュータ(車載コンピュータ)99あるいは手持ちの携帯
端末器等にて上記データ記録手段120内に蓄積されて
いる各種データを車を降りずに収集することができるよ
うになる。すなわち、宅配業者は本装置の設置されてい
る場所の近くまで行き、電波の届く範囲内において車室
内から上記データ記録手段120内に蓄積されているデ
ータを、車載コンピュータ99等に取り込むことができ
るようになり、作業効率の向上を図ることができるよう
になる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、宅配便の対象とされる
特定の対象物を計量あるいは計測するとともに、当該対
象物の取り扱い料を精算し、更には、このような対象物
を所定の期間内収納しておくロッカー式宅配物自動収集
装置に関して、対象物の質量を計測する質量計測手段及
び外形形状を計測する外形計測手段を有する計測ユニッ
トと、当該計測ユニットにて計測されたデータを基に、
本対象物が所定の規格範囲内に属するものであるか否か
の判断(判定)をするとともに、当該判定結果を表示す
る判定表示手段と、当該判定表示手段に表示された結果
を基に対象物搬入者が本対象物について次のステップで
ある送料計算行程等に進むか、または、本対象物につい
て返還を要求するかの意思決定を行うためのものであっ
て、送料計算等を続行するための確認スイッチ機構51
及び対象物についての取消を要求する取消スイッチ機構
とからなる続行手段5と、当該続行手段5において確認
スイッチ51がONされた場合には上記対象物について
の送料を計算するとともに、その結果である送料を表示
する送料算出・表示手段と、当該送料算出・表示手段に
て算出された送料に関するデータと上記送料に関する表
示結果(データ)に基づき対象物搬入者が投入または搬
入者が使用するクレジットカードをチェックするための
クレジットカードリーダーによりチェックがなされた金
銭の値とについて比較演算処理をするとともに必要に応
じて所定のつり銭返却を行う精算ユニットと、当該精算
ユニットにて計算された送料(料金)及び対象物数等に
関するデータを記録するとともに、当該対象物について
の精算レシートを打ち出す記憶ジャーナルユニットと、
宅配業者が宅配物収集作業時にはロッカー式対象物取出
しユニット300とからなる構成を採ることとしたの
で、本発明のものにおいては、宅配物の受付業務を24
時間無人にて行うことができるようになり、受付業務の
効率化を図ることができるようになった。また、特定の
場所に本装置を設置して置くことによって、宅配業者は
この場所に予め決められた時間、あるいは投入された宅
配物が本装置内で満杯になった場合に宅配物を集めにく
れば良いようになり、宅配物収集作業の効率化を図るこ
とが出来るようになった。
【0021】また、上記記録ジャーナルユニット内にR
AM手段等からなるデータ記録手段等を設けるようにす
るとともに、当該データ記録手段に記録されたデータを
所定の携帯端末器を用いて、当該携帯端末器内へ取り込
むことができるようにすることによって、宅配業者が、
それぞれの宅配物収集装置のところを回って、それぞれ
のところからそれぞれの記録データを、自分の携帯端末
器内へ一括して取り込むことができるようになるととも
に、このようなデータを本部内へ持ち帰ってホストコン
ピュータ等に転送させることによって、ここで種々のデ
ータ処理を行うことができるようになった。その結果、
この記録データを基に種々の営業分析等を行うことがで
きるようになった。
【0022】また、上記記録ジャーナルユニット内にデ
ータ発信手段を設けるとともに、上記データ記録手段に
記録されたデータを無線電波にて発信することができる
ようにすることによって、上記記録データの収集作業
を、ある程度離れたところ、例えば宅配物回収車等に搭
載された端末器あるいはドライバー等が保持する無線式
の携帯端末器等のところから行うことができるようにな
り、その作業の効率化を図ることができるようになっ
た。すなわち、記録データ等の収集者(ドライバー等)
は車から降りることなく、本宅配物自動収集装置の設置
場所付近を巡回するだけで、記録データ等の収集作業を
行うことができるようになり、作業全体の効率化を図る
ことができるようになった。
【0023】また、対象物をへ一時保管する際には、対
象物が本装置内に入ったとき、拡散式バーコードリーダ
ー15により、計測され、その後光センサー32によっ
て対象物がロッカー式一時保管ユニット3の投入部から
収納ローラーコンベアー31により奥へ移動すると同時
に、内部格納シャッター33が下りて、次の宅配物が投
入される準備を行うことができるよになり、投入された
宅配物の安全性を確実に図ることが出来るようになっ
た。
【0024】また、対象物の収集作業時は、本ロッカー
式宅配物自動収集装置の背面にあるドアに設置されてい
る対象物取出ユニット200にある奥部運搬用対象物取
り出しスイッチ220を押下することにより、対象物下
部に接触している取り出し用ローラーコンベアー210
が回転し、順次背面方向へ運ばれ、ロッカー式宅配物収
集装置の背面で停止する。つぎに前部運搬用の対象物取
り出しスイッチ230を押下することにより、ローラー
の回転は前部へと変わり、対象物は宅配物収集作業員の
手前最前部まで自動的に運搬され停止する。このことに
より、宅配物収集作業員は、これまでのように最初から
人力を使うことなく、ただ、車に運ぶときのみ人力を使
うのみとなる。このことにより、宅配物収集作業の効率
化を更に図ることが出来るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の全体構成を示すブロック図1の継続図
である。
【図3】記録ジャーナルユニットに蓄積された記録デー
タを取り出すためのその手段を示す図である。
【図4】記録ジャーナルユニットに蓄積された記録デー
タを取り出すためのほかの一手段を示す図である。
【符号の説明】
1 計測ユニット 10 投入口 11 質量計測手段(質量計) 12 演算手段(MPU) 13 外形計測手段(CCDカメラ) 15 拡散式バーコードリーダー 2 判定表示手段 21 ディスプレイ装置 22 演算手段(MPU) 3 ロッカー式一時保管ユニット 31 収納ローラーコンベアー 32 光センサー 33 内部格納シャッター 35 演算手段(MPU) 5 続行手段 51 確認スイッチ機構(確認スイッチボタン) 55 取消スイッチ機構(取消スイッチボタン) 6 ローラー式対対象物送り出しユニット 61 送り出し用ローラーコンベアー 7 送料算出・表示手段 71 ディスプレイ装置 72 演算手段(MPU) 8 演算ユニット 81 クレジットカードリーダー 82 料金カウンタ(カウンタ) 83 比較演算手段(MPU) 85 つり銭返却手段 95 発信手段(データ発信手段) 919 接続部 9 携帯端末器 99 車載コンピュータ 100 記録ジャーナルユニット 110 発信手段 120 データ記録手段 130 接続部 150 印刷手段(プリンタ) 200 ロッカー式対象物保管BOX 300 対象物取出しユニット 310 取り出し用ローラーコンベアー 320 奥部運搬用対象物取り出しスイッチ 330 前部運搬用対象物取り出しスイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物の質量を計測する質量計測手段
    及びその外形形状を計測する外形計測手段を有する計測
    ユニットと、当該計測ユニットにて計測されたデータを
    基に、本対象物が所定の規格範囲内に属するものである
    か否かの判定をするとともに当該判定結果を表示する判
    定表示手段と、当該判定表示手段に表示された結果を基
    に本対象物搬入者が本対象物についての返還を要求する
    かの意思決定を行うためのものであって、送料計算等を
    続行する続行スイッチ機構及び対象物についての返却を
    要求する返却スイッチ機構からなる確認手段と、当該確
    認手段において続行スイッチ機構がONされた場合には
    上記対象物についての送料を計算するとともに、その結
    果である送料を表示する送料算出・表示手段と、当該送
    料算出・表示手段にて算出された送料に関するデータと
    上記送料に関する表示結果に基づき対象物搬入者が投入
    した金銭の値と本対象物搬入者が使用するクレジットカ
    ードのチェックとについて比較演算処理をするとともに
    必要に応じて所定のつり銭返却を行う清算ユニットと、
    当該清算ユニットにて計算された送料(料金)及び対象
    物等に関するデータを記録するとともに当該対象物につ
    いての精算レシートを打ち出す記録ジャーナルユニット
    と、対象物を送出するためのローラー式対象物送り出し
    ユニットと、作業員が対象物を取出す際に使用する、対
    象物取出しユニットと、からなることを特徴とするロッ
    カー式宅配物自動収集装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の宅配物自動収集装置に
    おいて、上記計測ユニットの後行程のところに、搬入者
    が本装置へ対象物を投入した場合に、この対象物を一時
    溜めておくために、ロッカー式本装置を設置し、これら
    一群の対象物に関するデータを、後の行程である送料算
    出・表示手段等へ一括して送るように作動するロッカー
    式一時保管ユニットを設けるようにした構成からなるこ
    とを特徴とするロッカー式宅配物自動収集装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の宅配物
    自動収集装置において、上記記録ジャーナルユニット内
    にデータ記録手段を設けるとともに、当該データ記録手
    段に記録されるデータをディジタル方式からなるように
    し、これによって、当該記録データを所定の端末器を用
    いて、当該携帯端末器内へ適宜移動させることのできる
    ようにした構成からなることを特徴とするロッカー式宅
    配自動収集装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のロッカー式宅配物自動
    収集装置において、上記記録ジャーナルユニット内に発
    信手段を設け、これによって上記データ記録手段に記録
    されたデータを電磁波を介して適宜発信することのでき
    るようにした構成からなることを特徴とするロッカー式
    宅配物自動収集装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018003730A1 (ja) * 2016-06-29 2018-01-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 測定装置

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JP2018000386A (ja) * 2016-06-29 2018-01-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 宅配用の測定装置

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