JP2001142561A - 日付処理装置および記録媒体 - Google Patents

日付処理装置および記録媒体

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JP2001142561A
JP2001142561A JP32168899A JP32168899A JP2001142561A JP 2001142561 A JP2001142561 A JP 2001142561A JP 32168899 A JP32168899 A JP 32168899A JP 32168899 A JP32168899 A JP 32168899A JP 2001142561 A JP2001142561 A JP 2001142561A
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Sunao Takada
直 高田
Shinichi Takaike
新一 高池
Takaaki Hasegawa
貴哲 長谷川
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、日付情報が異常であることをユー
ザに把握させる技術、正しい日付情報の設定を促す技術
を提供する。 【解決手段】 装置が示す日付情報を取得する取得部
と、取得した装置の日付情報と所定の日付情報とを比較
して装置の日付情報の正否を判定する判定部と、装置の
日付情報が異常と判定される場合にその旨を通知する通
知制御部と、で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内蔵タイマを用い
て日付情報を発生する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、世に出回っているコンピュータで
最も多く利用されているものはパーソナルコンピュータ
であり、このパーソナルコンピュータは、RTC(Re
alTime Clock)と呼ばれるバッテリー駆動
のハードウェアタイマを内蔵し、そのタイマ値から現在
の日付と時間を生成し、それを保持するように構成され
ている。
【0003】また、このパーソナルコンピュータにおい
ては、IBM AT x86仕様に準拠したものが主流
となっている。
【0004】この仕様に準拠したパーソナルコンピュー
タではRTCの記憶領域に制限があり、西暦の下2桁の
みを保持するように設計されている。また、西暦の上位
2桁を示すデータは、CMOSメモリに保持されてい
る。
【0005】このように構成されたパーソナルコンピュ
ータにおいては、RTCの出力に基づき日付と時間が更
新され、年が新しくなる場合には、RTCの記憶領域に
保持されている西暦の下2桁を示すデータがカウントア
ップされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特に、上記仕
様に準拠した1996年以前のパーソナルコンピュータ
においては、実際の日付情報と異なる日付情報がRTC
を用いて生成されるという現象が発生することがわかっ
ている。
【0007】すなわち、1999年12月31日23時
59分から2000年0時0分に移行する過程で、RT
Cの西暦の下2桁を示すデータは正常に「99」から
「00」にカウントされるが、このカウントアップに連
動してCMOSメモリに保持されている西暦の上2桁を
示しているデータが適切にカウントアップされず「1
9」から「20」に更新されない。
【0008】ただし、上記仕様に準拠したパーソナルコ
ンピュータにおいては、西暦下2桁を示すデータが「0
0」の場合にオペレーティングシステムが「80」に変
更して出力する。従って、上記の日時経過において、日
付情報として「西暦2000年」と出力されるべきとこ
ろが「西暦1980年」と出力されてしまう。
【0009】よって、この装置の日付情報を用いるオペ
レーティングシステムやアプリケーションソフトにおい
ては、異常な日付情報により正常な動作や処理ができな
くなってしまう。
【0010】いわゆる、西暦2000年問題である。
【0011】この西暦2000年問題を解決するため
に、例えば、特開昭63−189920号においては、
西暦の下2桁を示すデータが「87」から「99」の間
の値をとる場合には西暦の上2桁を「19」に、また、
西暦の下2桁を示すデータが「00」から「86」の間
の値をとる場合には西暦の上2桁を「20」に自動設定
する技術が開示されている。
【0012】しかし、例えば、西暦の下2桁を示すデー
タが「99」(つまり、西暦1999年)のときに、装
置の障害やユーザの誤操作などによりユーザの意思とは
無関係に「01」と変更されてしまった場合、この開示
技術では日付情報が「西暦2001年」として設定され
る。
【0013】このように異常が発生して日付情報が変更
されたにも関わらず、上記開示技術では、装置は日付情
報の異常を検出せずに動作し、規定の条件に従って日付
情報を設定する。
【0014】よって、日付情報が異常であることの通知
がないため、ユーザもその異常を認識することなく業務
や処理を継続し、異常な処理結果を発生してしまうこと
になる。
【0015】本発明は、上記問題点に鑑み、日付情報が
異常であることをユーザに把握させる技術、正しい日付
情報の設定を促す技術、を提供することを主目的とする
ものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】以下の本発明の構成によ
り上記課題を解決することができる。
【0017】本発明は、装置が示す日付情報を取得し、
その取得した装置の日付情報と所定の日付情報とを比較
して装置の日付情報の正否を判定する。
【0018】この判定の結果、装置の日付情報が異常と
判定される場合にその旨を通知する。
【0019】また、判定の結果、装置の日付情報が異常
と判定される場合に、装置の日付情報を設定するための
画面を表示させる。この画面の表示は、装置の日付情報
を設定するための他のプログラムを起動させて、それを
実現してもよい。
【0020】そして、前記異常の旨の通知をした後、ま
たは、前記画面を表示させた後に、本発明の制御を開放
する。
【0021】以上の本発明の処理を装置として実現する
場合は、装置の各構成要件として機能させるようにすれ
ばよい。また、コンピュータに本発明の処理を実行させ
るプログラムとして提供しても上記課題を解決すること
ができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。
【0023】まず、本発明の処理が実行されるコンピュ
ータのハードウェア構成について説明する。
【0024】図1は、コンピュータのハードウェア概略
構成の一例を示す図である。
【0025】コンピュータ1は、主に、中央処理装置
(CPU)2,CMOS3,リアルタイムクロック(R
TC)4,ランダムアクセスメモリ(RAM)5,ハー
ドディスクドライブ(HDD)6,CD−ROMドライ
ブ7,フロッピィディスクドライブ(FDD)8,ネッ
トワーク制御ユニット(NCU)9,ディスプレイ(D
SP)10,キーボード(KBD)11,マウス13な
どで構成される。
【0026】図中、CPU2はプログラムにより各種処
理、制御を実行するものであり、後述する本発明のプロ
グラムやその他のプログラムによる各種処理、制御にお
いて使用される。
【0027】CMOS3はバッテリー駆動のRAMであ
り、西暦の上2桁を示すデータやハードウェア構成に関
する情報(例えば、メインメモリ容量やチップセットの
設定など)を保持するものである。
【0028】また、RTC4はバッテリー駆動のハード
ウェアタイマであり、そのタイマ値から現在の日付と時
間を生成するものである。
【0029】RAM5はCPU2による実行されるプロ
グラムの展開、一時的なデータの保持など、各種処理や
制御を行うための主記憶(メモリ)として使用される。
【0030】HDD6はプログラムや制御データを不揮
発性の記録媒体(ハードディスク)に記録し、該記録媒
体からプログラムや制御データを読み出すためのデバイ
スである。
【0031】CD−ROMドライブ7はCD−ROM1
3に記録されたプログラムや制御データを読み出すため
のデバイスである。
【0032】FDD8はフロッピィディスク14に記録
されたプログラムや制御データを読み出すためのデバイ
スである。
【0033】NCU9は、コンピュータ1をネットワー
クに接続し、ネットワークを介して他の装置とデータを
やり取りするものであって、遠隔のサーバからプログラ
ムやデータのダウンロードにも使用できる。このNCU
9は、電話回線を利用するためのモデムであってもいい
し、ローカルエリアネットワークやワイドエリアネット
ワークなどを利用するためのLANカードであってもよ
い。
【0034】本発明のプログラムはハードディスクに格
納されており、そのプログラムは実行指示を受けてHD
D6により読み出されてRAM5にロードされ、CPU
2により制御することで本発明の処理をコンピュータ1
に実行させるものである。
【0035】なお、この本発明のプログラムは、可搬形
の記録媒体であるCD−ROM13に記録されているも
のをCD−ROMドライブ7によって読み出され、ハー
ドディスクに格納されたものである。このCD−ROM
13に限らず、他の可搬形記録媒体であるフロッピィデ
ィスク14に記録されているものをFDD8によって読
み出し、ハードディスクに格納するようにしてもよい。
【0036】また、可搬形の記録媒体を用いる代わり
に、NCU9を用いてネットワークを介して本発明のプ
ログラムをダウンロードし、ハードディスクに格納する
ようにしてもよい。
【0037】さらに、他の記録媒体や装置から読み出し
た本発明のプログラムを一旦ハードディスクに格納した
後、それを読み出して実行する例を示しているが、ハー
ドディスクに格納せずに直接RAM5にロードする構成
にしてもよい。
【0038】すなわち、本発明のプログラムの提供手段
や、その実行方法は種々の形態が考えられ、本発明は一
形態に限定されるものではない。
【0039】また、コンピュータのハードウェア構成も
前述したものに限定されず、本発明の処理を実行するた
めに必要な構成要素があればよい。その構成要素もその
種別を限定するものではなく、同様の機能を提供するも
のであれば他の構成要素に変更可能である。
【0040】以後、従来の技術で説明したIBM AT
x86仕様に準拠したパーソナルコンピュータとし
て、このコンピュータで本発明のプログラムにより実行
される処理について説明する。
【0041】本発明のプログラムは、コンピュータ(シ
ステム)の起動時に自動実行される。
【0042】まず、本発明のプログラムがコンピュータ
で実行されるようセットアッププログラムを実行する。
【0043】このセットアッププログラムは、実行指示
がされると、オペレーティングシステムなどのシステム
の起動時(コンピュータの起動時)に本発明のプログラ
ムが実行されるよう所定のファイルにコマンドを記述す
る。
【0044】例えば、オペレーティングシステムとして
マイクロソフト社のMS−DOSが利用されているコン
ピュータに対しては、その起動時に読み込まれるAut
oexec.batファイルに本発明のプログラムを実
行するコマンドを記述し、マイクロソフト社のWind
ows(以下、Windowsと称する)が利用されて
いるコンピュータに対しては、その起動時に読み込まれ
るWin.iniファイルにそのコマンドを記述して、
それぞれ起動時に自動実行されるよう設定する。
【0045】図2は本発明のプログラムによる処理を含
む処理フローチャートを示す図である。なお、以下に説
明する処理は、プログラムがCPU2を用いて行うもの
である。
【0046】まず、コンピュータの電源が投入される
と、CMOS3に保持されているBIOSや各種データ
によりコンピュータの基本的な動作環境を設定した後、
HDD6によりオペレーティングシステムが読み出して
起動させる。(ステップS1)このシステムの起動時
に、上述したセットアッププログラムにより所定のファ
イルに記述されたコマンドを読み出し、そのコマンドを
実行して本発明のプログラムを起動する。
【0047】本発明のプログラムは、CMOS3に保持
されている西暦上2桁のデータとRTC4の出力で示さ
れる西暦下2桁のデータからコンピュータ1の西暦デー
タ(日付情報)を取得する。(ステップS2) 取得された西暦データと所定の日付情報の大小比較を行
い、取得された西暦データの正否を判定する。(ステッ
プS3) このステップS3で用いられる所定の日付情報として
は、コンピュータの日付情報が正常と判断される西暦を
用いればよい。本例では、現在の西暦を1999年と
し、所定の日付情報として西暦1998年が設定されて
いるものとする。
【0048】従って、ステップS3において、取得され
た西暦データと西暦1998年とを比較し、取得された
西暦データが西暦1998年より後であれば正常と判定
して本処理フローチャートを終了する。
【0049】一方、取得された西暦データが西暦199
8年以前であれば、コンピュータの日付情報が異常であ
ると判定する。これは、西暦2000年のときにコンピ
ュータの日付情報として西暦1980年が出力されるこ
とに対応するためである。
【0050】ステップS3にてコンピュータの日付情報
が異常と判定された場合、本発明のプログラムはコンピ
ュータの日付情報が異常である旨のメッセージをDSP
10に表示させる。(ステップS4) その後、本発明のプログラムは日付情報設定用のプログ
ラムを起動させて、自プログラムは終了する。(ステッ
プS5,S6) なお、ステップS5で起動させる日付情報設定用プログ
ラムは、本発明のプログラムと別のものであり、例え
ば、システムで予め用意されているものである。従っ
て、本発明のプログラムは、この日付情報設定用プログ
ラムを起動させた後に終了することができ、本発明のプ
ログラムがロードされていたRAM5の領域を開放する
ことができる。
【0051】ユーザはステップS4により表示された日
付情報の異常を示す旨のメッセージを確認し、ステップ
S5により起動された日付情報設定用プログラムを用い
て日付情報を入力する。(ステップS7) なお、ユーザは日付情報の入力において、コンピュータ
の日付情報が異常でないと判断されれば新たな日付情報
を入力する必要はない。
【0052】以上説明した処理フローチャートのステッ
プのうち、ステップS2〜ステップS5を本発明のプロ
グラムが実行するものである。
【0053】図2の処理フローチャートにより表示され
る画面表示例を図3〜図5に示す。
【0054】各図のいずれの例も、コンピュータの日付
情報における西暦の上2桁が「19」、下2桁が「0
0」となり、コンピュータの日付情報としてオペレーテ
ィングシステムが「西暦1980年」を出力したもの
で、上記所定の日付情報として「西暦1998年」を用
いたものである。
【0055】図3は、本発明のプログラムをMS−DO
Sで実施したときの画面表示例を示す図である。
【0056】図2のステップS3によりコンピュータの
日付情報が異常と判断されると、ステップS4により日
付異常を通知する旨と入力例を示すメッセージ301を
表示させる。
【0057】この例において、メッセージ301は、コ
ンピュータの日付情報が西暦1998年以前であること
を示すと共に、コンピュータの現在の日付情報と日付情
報の入力形式を示している。
【0058】このメッセージ301を表示させた後、本
発明のプログラムはMS−DOSのDATEコマンドを
実行し、ユーザが日付情報を入力可能な状態にしてい
る。
【0059】また、図4は、本発明のプログラムをWi
ndowsで実施したときに、画面に表示されるウィン
ドウの表示例を示す図である。
【0060】このウィンドウ内のメッセージにおいて
も、コンピュータの日付情報が西暦1998年以前であ
ることを示すと共に、コンピュータの現在の日付情報を
示している。そして、日付情報を設定するにあたり、ユ
ーザが何を実行すればいいのかもメッセージとして示し
ている。
【0061】そして、マウス12を用いてユーザがOKボ
タンをクリックしたことを検出すると、このウィンドウ
を消去して、オペレーティングシステムで用意されてい
る日付情報設定のためのプログラムを起動させる。
【0062】この起動により表示されるウィンドウが図
5に示されるものであり、ユーザはこのウィンドウを用
いて日付情報を設定する。
【0063】なお、Windowsを利用するコンピュ
ータにおいては、Autoexec.batファイルと
Win.iniファイルにそれぞれ本発明のプログラム
を実行させるためのコマンドを記述しておけば、コンピ
ュータの起動時とオペレーティングシステムの起動時、
つまり、コンピュータの日付情報を2度チェックするこ
とが可能になる。
【0064】このような場合には、コンピュータの起動
時に日付異常を検出した場合に図3に示すメッセージの
表示とDATEコマンドを実行し、その後のMS−Wi
ndowsの起動時にコンピュータの日付情報を再度チ
ェックして、異常が検出されれば図4,図5を表示され
るようにすればよい。
【0065】こうすることで、一度目のコンピュータの
日付情報チェックで異常が検出され、ユーザが日付情報
の入力を忘れた場合や、誤ってさらに異常な日付情報を
入力した場合にも対処することが可能となる。
【0066】以上説明した例においては、日付情報の異
常を検出すると、異常メッセージの表示および日付情報
設定用プログラムを起動させているが、ステップS5に
よる日付情報設定用プログラムの起動処理を省く、また
は、そのプログラムを起動できない場合に、ステップS
4による異常メッセージの表示のみを実施させることも
可能である。
【0067】このような場合には、図6に示すメッセー
ジを表示させるように構成すればよい。
【0068】図6に示すメッセージにおいては、コンピ
ュータの日付情報に異常がある旨と、コンピュータの現
在の日付情報、日付情報を設定するためにユーザが実行
すべき手順のアドバイスと、日付情報の入力形式を表示
している。
【0069】このように、コンピュータの現在の日付情
報に異常が検出される場合にその旨を通知するだけで
も、ユーザにそのことを把握させ、正しい日付情報を設
定するよう促すことができる。従って、ユーザは正しい
日付情報を設定することで、異常な処理を未然に防ぐこ
とが可能となる。
【0070】これまで、図2のステップS3における日
付情報の比較、判定においては、予め設定されている判
定用の西暦情報を用いているが、それをユーザにより可
変とすることも可能である。
【0071】この場合には、判定用の西暦情報を入力さ
せるための画面を表示させ、ユーザにより入力された情
報を規定のファイルとして、例えば、HDD6に格納す
るよう構成すればよい。
【0072】図7は判定用の西暦情報を入力させるため
のウィンドウ(画面)の表示例である。
【0073】この図7に示すウィンドウでは、現在設定
されている判定用の西暦情報(例では、1998年)
と、入力例を表示し、ユーザが数値を入力可能な領域を
設けている。
【0074】この領域にユーザが所望の西暦情報を入力
してOKボタンをクリックすると、所定のファイルにそ
の入力値を格納する。
【0075】そして、図2のステップS3において、こ
の所定ファイルが存在することを検出した場合には、そ
のファイルに格納されている値を判定用の西暦情報とし
て設定し、上述した西暦情報の比較、判定処理を行うよ
う構成すればよい。
【0076】このように、判定用の西暦情報をユーザが
設定可能とすることにより、コンピュータやシステムに
それぞれ応じた日付情報の異常検出処理を行うことがで
きる。
【0077】これまで、日付情報のチェックは、コンピ
ュータまたはシステムの起動時に実行されるようにして
いるが、本発明のプログラムをユーザが直接実行指示す
るようにしてもよい。
【0078】また、日付情報の異常をメッセージ表示さ
せているが、音や音声によりその旨をユーザに通知する
ようにしてもよい。 [付記] 本発明は以下の特徴も有する。 (特徴1)装置が示す日付情報を取得する取得部と、 取得した装置の日付情報と所定の日付情報とを比較し
て、装置の日付情報が所定の日付情報より前の日付を示
す場合に装置の日付情報を異常と判定する判定部と、 装置の日付情報が異常と判定される場合にその旨を通知
する通知制御部と、を備えることを特徴とする日付処理
装置。 (特徴2)コンピュータに、該コンピュータが示す日付
情報を取得する手順と、取得した日付情報と所定の日付
情報とを比較して、該コンピュータの日付情報が所定の
日付情報より前の日付を示す場合に該コンピュータの日
付情報を異常と判定する手順と、該コンピュータの日付
情報が異常と判定される場合にその旨を通知する手順
と、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体。
【0079】この特徴1,2による本発明の装置または
プログラムにより、西暦2000年問題のように、西暦
の上2桁が正常にカウントアップされないために生じる
日付情報の異常にも対応して、ユーザにそのことを把握
させることができる。 (特徴3)装置が示す日付情報を取得する取得部と、取
得した装置の日付情報と所定の日付情報とを比較して、
装置の日付情報が所定の日付情報より前の日付を示す場
合に装置の日付情報を異常と判定する判定部と、装置の
日付情報が異常と判定される場合に、装置の日付情報を
設定するための画面を表示させる制御部と、を備えるこ
とを特徴とする日付処理装置。 (特徴4)コンピュータに、該コンピュータが示す日付
情報を取得する手順と、取得した日付情報と所定の日付
情報とを比較して、該コンピュータの日付情報が所定の
日付情報より前の日付を示す場合に該コンピュータの日
付情報を異常と判定する手順と、該コンピュータの日付
情報が異常と判定される場合、該コンピュータの日付情
報を設定するための画面を表示する手順と、を実行させ
るためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体。 (特徴5)特徴3において、装置の日付情報が異常と判
定される場合に、装置の日付情報を設定するための他の
プログラムを起動させて前記画面を表示させる。 (特徴6)特徴4において、コンピュータの日付情報が
異常と判定される場合に、該コンピュータの日付情報を
設定するための他のプログラムを起動させて前記画面を
表示させる。
【0080】この特徴3,4による本発明の装置または
プログラムにより、西暦2000年問題のように、西暦
の上2桁が正常にカウントアップされないために生じる
日付情報の異常にも対応して、ユーザに正しい日付情報
の設定を促すことが可能となる。
【0081】また、特徴5,6により、装置(コンピュ
ータ)に予め用意されている日付情報設定用プログラム
を起動させることができるので、本発明の装置またはプ
ログラムは日付情報設定用の機能を備える必要がなく、
装置(コンピュータ)の処理負荷が軽減される。 (特徴7)装置が示す日付情報を取得する取得部と、可
変に設定可能とされた所定の日付情報を読み取る読取部
と、取得した装置の日付情報と所定の日付情報とを比較
して、装置の日付情報の正否を判定する判定部と、装置
の日付情報が異常と判定される場合にその旨を通知する
通知制御部と、を備えることを特徴とする日付処理装
置。 (特徴8)コンピュータに、該コンピュータが示す日付
情報を取得する手順と、可変に設定可能とされた所定の
日付情報を読み取る手順と、取得した日付情報と所定の
日付情報とを比較して、該コンピュータの日付情報の正
否を判定する手順と、該コンピュータの日付情報が異常
と判定される場合にその旨を通知する手順と、を実行さ
せるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体。
【0082】この特徴7,8による本発明の装置または
プログラムにより、判定用の日付情報が可変に設定可能
なため、装置や利用されるシステムに応じた日付情報の
異常を判定することができる。 (特徴9)装置が示す日付情報を取得する取得部と、取
得した装置の日付情報と所定の日付情報とを比較して、
装置の日付情報の正否を判定する判定部と、装置の日付
情報が異常と判定される場合にその旨と共に日付情報を
入力するための手順を通知する通知制御部と、を備える
ことを特徴とする日付処理装置。 (特徴10)コンピュータに、該コンピュータが示す日
付情報を取得する手順と、取得した日付情報と所定の日
付情報とを比較して、該コンピュータの日付情報の正否
を判定する手順と、該コンピュータの日付情報が異常と
判定される場合にその旨と共に日付情報を入力するため
の手順を通知する手順と、を実行させるためのプログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0083】この特徴9,10による本発明の装置また
はプログラムにより、ユーザに日付情報が異常であるこ
とを把握させると共に、正しい日付情報を設定させるた
めの方法も理解させることができる。
【0084】また、以上の各特徴によりユーザに日付情
報が異常であることを把握させ、正しい日付情報を入力
させることで、コンピュータ(オペレーティングシステ
ムやアプリケーションソフトなど)を正常に動作させる
ことが可能となる。
【0085】
【発明の効果】以上説明した本発明の処理により、日付
情報が異常であることをユーザに把握させることが可能
となり、正しい日付情報の設定を促すことが可能とな
る。
【0086】従って、正しい日付情報を入力させること
で、コンピュータ(オペレーティングシステムやアプリ
ケーションソフトなど)を正常に動作させることが可能
となる。
【0087】また、メッセージの表示、他プログラムの
起動後に本発明のプログラムをメモリから開放するた
め、メモリ使用量の節約になり他の業務を実行するため
にメモリ領域を有効に活用できる。
【0088】また、複数回の日付情報のチェックによ
り、ユーザの入力忘却や誤入力にも対処できる。
【0089】また、判定用の日付情報をユーザがカスタ
マイズできることにより、各コンピュータやシステムに
応じた日付情報のチェックを行うことができる。
【0090】本発明は、特に西暦2000年問題に有効
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンピュータのハードウェア概略構成の一例を
示す図である。
【図2】本発明の処理フローチャートを示す図である。
【図3】本発明の第1の画面表示例を示す図である。
【図4】本発明の第2の画面表示例を示す図(その1)
である。
【図5】本発明の第2の画面表示例を示す図(その2)
である。
【図6】本発明のメッセージ表示例を示す図である。
【図7】本発明の判定用西暦情報を入力するための表示
例である。
【符号の説明】
1 コンピュータ 2 CPU 3 CMOS 4 RTC 5 RAM 6 HDD(ハードディスクドライブ) 7 CD−ROMドライブ 8 FDD(フロッピィディスクドライブ) 9 NCU(ネットワーク制御ユニット) 10 DSP(ディスプレイ) 11 KBD(キーボード) 12 マウス 13 CD−ROM 14 フロッピィディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 貴哲 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 2F002 AA00 AD07 BA02 BB03 ED04 EE08 FA16 GA11 5E501 AA02 BA02 BA05 CA02 CB09 EA05 EA10 FA03 FA13 FA43

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置が示す日付情報を取得する取得部
    と、 取得した装置の日付情報と所定の日付情報とを比較し
    て、装置の日付情報の正否を判定する判定部と、 装置の日付情報が異常と判定される場合にその旨を通知
    する通知制御部と、 を備えることを特徴とする日付処理装置。
  2. 【請求項2】 装置が示す日付情報を取得する取得部
    と、 取得した装置の日付情報と所定の日付情報とを比較し
    て、装置の日付情報の正否を判定する判定部と、 装置の日付情報が異常と判定される場合、装置の日付情
    報を設定するため画面を表示させる制御部と、 を備えることを特徴とする日付処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は装置の日付情報が異常と判
    定される場合、装置の日付情報を設定するための他のプ
    ログラムを起動させる請求項2記載の日付処理装置。
  4. 【請求項4】 前記異常の旨を通知した後、または、前
    記他画面を表示させた後、自装置による制御を開放する
    請求項1または2記載の日付処理装置。
  5. 【請求項5】 コンピュータに、 該コンピュータが示す日付情報を取得する手順と、 取得した日付情報と所定の日付情報とを比較して、該コ
    ンピュータの日付情報の正否を判定する手順と、 該コンピュータの日付情報が異常と判定される場合にそ
    の旨を通知する手順と、 を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 コンピュータに、 該コンピュータが示す日付情報を取得する手順と、 取得した日付情報と所定の日付情報とを比較して、該コ
    ンピュータの日付情報の正否を判定する手順と、 該コンピュータの日付情報が異常と判定される場合、該
    コンピュータの日付情報を設定するため画面を表示する
    手順と、 を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  7. 【請求項7】 日付情報を設定するための他のプログラ
    ムを起動させて前記画面を表示させる請求項6記載のコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】 前記プログラムは、前記異常の旨を通知
    した後、または、前記画面を表示させた後、自身を開放
    する請求項5または6記載のコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108254271A (zh) * 2016-12-28 2018-07-06 深圳市弗赛特科技股份有限公司 一种疲劳试验测量方法

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