JP2001141845A - コンパクトディスクを交換可能な装飾時計盤として利用するクロック - Google Patents

コンパクトディスクを交換可能な装飾時計盤として利用するクロック

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JP2001141845A
JP2001141845A JP35637799A JP35637799A JP2001141845A JP 2001141845 A JP2001141845 A JP 2001141845A JP 35637799 A JP35637799 A JP 35637799A JP 35637799 A JP35637799 A JP 35637799A JP 2001141845 A JP2001141845 A JP 2001141845A
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JP
Japan
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clock
section
compact disc
screw
face
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JP35637799A
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Hideyuki Yamashita
秀之 山下
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  • Electromechanical Clocks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 CD表面のグラフィックに着目し、それを堪
能すべき絵として再評価し、そこにインテリア装飾の素
材としての新たな価値を見い出し、CDを交換可能な装
飾時計盤として時計に組み込んだクロックを提供する。 【解決手段】 時計針部門2はカートリッジを構成し時
計駆動部門1と脱着可能になっていて、両者の係合連結
はCD0の中央孔を貫通してなされ、その際にCDの情
報トラックのない中心ゾーンにのみ接触する支持台座7
と、その中央に立ち上がるリング突起6と、時計針部門
の鍔部20にてCDを挟みこんで固定し、その際にリン
グ突起の内側のソケット孔9でなされる係合連結によっ
て時計駆動が時計駆動部門から時計針部門へ連動し時計
針を回転させ、あるいはそのようにセッティングされた
工程を戻ることによってCDを簡単に交換することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDをその装飾性
のある絵柄に注目し、取替可能な装飾時計盤として利用
するクロックに関するものである。
【0002】
【従来の問題】時計盤をユーザー自身の手で簡単に交換
でき、しかもそのために多種多様な時計盤が用意されて
いるクロックはなかった。クロックのデザインに飽きが
くれば、ユーザーは新しいクロックに買い替えるしかな
い。一方で、時代の流行を産み出す人気のタレントやキ
ャラクターが時計盤にあしらわれたクロックを欲する購
買者は非常に多いが、肖像権や著作権が小売価格に大き
く反映し、購買者は購買欲を満たすために高い買い物を
している。さて、最近のCD、なかでも音楽専用CDの
表面にプリントされている絵柄やグラフィックに注目す
ると、その装飾性は高まるばかりで、従来室内に飾るべ
くしてあった絵画や写真に匹敵するほどである。ミュー
ジシャンやタレントやキャラクターなどが絵柄としてあ
しらわれたCDは、それだけを絵として室内に飾るとな
るでポートレイトのようである。しかしながら、CDは
大衆にとってあくまでも情報担体であり、飾るべき絵と
して認知されてはいない。パーソナル・コンピュータの
普及や音楽産業のメガセールス時代においては、CDに
書き込まれたデータの鮮度が落ちると、その後にはCD
が大量のゴミとして扱われかねない。流行遅れが原因で
お蔵入りになったり廃棄処分になったりするCDも少な
くなく、見方を変えれば、美しい絵をどんどん捨ててい
るような現実がある。特に音楽CDにおいては鑑賞の用
がなくなれば、専用収納ケースにしまわれ棚などに置き
去られることが多い。また、流行のサイクルが短くなる
ばかりの時勢において、新しいCDを買うのと同時に古
いCDを捨てる若い世代のユーザーは少なくない。用済
みCDをストックせずに廃棄処分にするユーザーが増え
るのみならず、店頭で売れ残り返品されたCDを業者が
大量に廃棄処分にすることも少なくない。さらにパーソ
ナル・コンピューターでCDを手軽に複写することが一
般化し始めた現在では、CDの価値は下がる一方であ
る。さて、上述したクロックとCDを連結して、CDの
表面グラフィックに注目し、ユーザー自身が自ら簡単に
交換できる装飾時計盤としてCDを利用するクロックは
これまでになかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、すで
に述べた従来の問題を解消すべく、CD表面のグラフィ
ックに着目し、それを堪能すべき絵として再評価し、そ
こにインテリア装飾の素材としての新たな価値を見い出
し、その具体的再利用手段として個人的な用途ゆえに肖
像権や著作権の利害が発生することもなく、CDを交換
可能な装飾時計盤として時計に組み込んだクロックを提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】すでに述べた課題を解決
した本発明の要旨は、時計盤に既製のCDを利用し、し
かもそれをユーザー自身が手軽に取り替えることができ
るクロックを提供することにあり、そのために時計針部
門はカートリッジを構成し時計駆動部門と脱着可能にな
っていて、両者の係合連結はCDの中央孔を貫通してな
され、その際にCDの情報トラックのない中心ゾーンに
のみ接触する支持台座と、その中央に立ち上がるリング
突起と、時計針部門の鍔部にてCDを挟みこんで固定
し、その際にリング突起の内側のソケット孔でなされる
係合連結によって時計駆動が時計駆動部門から時計針部
門へ連動し時計針を回転させ、あるいはそのようにセッ
ティングされた工程を戻ることによってCDを簡単に交
換することができるようになっている。時計盤として利
用中のCDの情報トラックを保護する場合は、上述のク
ロックに保護盤を組み込めばよく、その薄板状の保護盤
の係合中央孔を嵌め込みリブに係合させながら支持台座
まわりに回転させて嵌め込みリブの圧接により時計駆動
部門に固定し、次にCDをリング突起に嵌め込むとCD
データ面が支持台座に面した状態で保護盤との間にわず
かな隙間を残しながら保護される形式は、請求項2に記
載したとおりである。時計駆動が時計駆動部門から時計
針部門へ伝達される方式において、双方が係合連結され
るにあたり、双方の内部に形成された入れ子状のドラム
回転体が接触し、バネ台座の弾力によって接触面が必要
十分に擦れることによる形式は、請求項3に記載したと
おりである。時計駆動部門と時計針部門の係合連結にお
いて、リング突起の外縁にネジを切って鍔部と連結する
形式は、請求項4に記載したとおりである。時計駆動部
門と時計針部門の係合連結において、リング突起の内側
にネジを切って係合シリンダーと連結する形式は、請求
項5に記載したとおりである。時計駆動部門を外殼と内
殼に区分し、両者を固定しているビスをはずせば内殼が
カートリッジとして取り出せる形式は、請求項6に記載
したとおりである。時計針部門において、ネジによる時
計駆動部門との脱着を容易にするため鍔部に単数あるい
は複数のレバーが形成されている形式は、請求項7に記
載したとおりである。保護盤の外形が正円であり外径は
CDよりやや大きめで、CDの外縁を保護するため外周
に沿って面外方向に盛り上がった保護エッジと、CDを
脱着する際に指先でつかみやすいよう複数の外縁切り欠
きが形成されている形式は、請求項8に記載したとおり
である。保護盤の正面形が積極的に外周部を形成し、そ
こに通常の時計にあるがごとき目盛りや数字や指標が印
刷あるいは刻印された形式は、請求項9に記載したとお
りである。保護盤の適当な場所に模様やロゴが施され、
保護盤自体も絵として装飾された形式は、請求項10に
記載したとおりである。ひとつのジグを時計駆動部門の
背面にヒンジを介して連結し、クロックを垂直面に掛け
る、あるいは水平面に置く、あるいは物にぶら下げる、
あるいは物に引っ掛ける、あるいはケースに入れる形式
は、請求項10に記載したとおりである。フック受けを
時計駆動部門の背面に装着し、クロックを垂直面に掛け
る形式は、請求項12に記載したとおりである。脚部を
時計駆動部門の背面に装着し、クロックを水平面に置く
形式は、請求項13に記載したとおりである。
【0005】
【発明の実施の形態】すでに述べた手段で、既製のCD
を使いセッティングがなされたクロックをもって、その
CDを交換するためには、時計駆動部にネジ固定された
時計針部門をはずしてからCDを取り、新たなCDを挟
み込んで、再び時計針部門をネジ固定する。セッティン
グされたクロックを、ひとつのジグを使って垂直面に掛
けるあるいは水平面に置く形式は、請求項8に記載した
とおりである。ジグを取り付け面に自在にあてがい、例
えばそのビス孔を使って取り付け面にビスで直接固定す
る、あるいはあらかじめ垂直面に固定された鈎型フック
などにジグのフック用孔を通してぶら下げる、あるいは
ジグのフック部を使って棒やロープにひっかける、ある
いは自立間仕切りの上端やパイプにひっかける、また、
水平面ではジグを基段にしてクロックを立てて据え置
く。様々な位置に取り付けたジグに対して、ヒンジによ
ってクロックの首振り加減を調節しながら、時計盤が見
やすい位置で締め付け金具によって首振り角度を固定す
る。また、セッティングされたクロックを時計駆動部の
背面に単純なフック受けがついた形式で壁に掛ける、あ
るいは単純な脚部をつけた形式で机に置くこともでき
る。
【0006】
【発明の社会的背景】時計のファッション化傾向は今に
始まったことではない。腕時計に関しては1983年に
最初のモデルが出荷された「スウォッチ」(Swatc
h/登録商標)によって世界的ブームとなり、すでに世
界で2億個以上も販売され現在でもその流行は継続して
いる。その理由は、駆動部の規格部品の数を少なくした
こととは対照的に、文字盤や時計針やベルトに多種多様
なデザインを採用し、多様な価値観を持つ大衆に多様な
外観で対応し人気を得た点にある。「スウォッチ」は初
モデルから数えてすでに5千種類以上のデザインが出荷
されていて、変わり行く時代の感性を敏感にキャッチし
ながらも、世代ごとに異なる嗜好を満たしてきた。購買
者に見られる顕著な現象として、ひとりでいくつもの
「スウォッチ」を持っている人が多いことがあげられ
る。モデルが変わるたびに洋服や貴金属のように買い替
えようとする購買者像は、腕時計を消費材として認識し
ている点にある。さて、クロックは室内の必需品である
が、上述した「スウォッチ」に見るダイナミックな市場
を形成していない。クロックは腕時計のような身につけ
るものとしてのファッション性に欠けるので、腕時計の
ような手軽さはない。掛け時計は一旦、壁に掛ければ電
池が切れるまでは取り外すことは滅多なく、ひとりでい
くつも買い揃えるという消費者動向はない。置き時計の
中では携帯サイズの目覚まし時計を多数所持している消
費者は多いが、デザインの多様さでは腕時計にはるかに
劣っている。一方で、パーソナルな写真や絵などを文字
盤にプリントして作るオリジナル腕時計やクロックとい
う商品体系が成長している。ノベルティ商品や記念品の
ためにオーダーする顧客が増え、小ロットや一品生産で
請け負う業者も増加傾向にある。その背景には、ユーザ
ーが人とは違う時計、自分だけの時計、世界にひとつし
かない時計といったオリジナリティを求める嗜好があ
る。「スウォッチ」が矢継ぎ早に新モデルを市場に出し
つづけるのも、こうしたユーザーの嗜好をつくり出し、
かつ嗜好に受け答えるためと思える。ところで、最近の
CD、なかでも音楽専用CDの表面にプリントされてい
る絵柄やグラフィックに注目すると、その装飾性は高ま
るばかりで、従来室内に飾るべくしてある絵画や写真に
匹敵するほどである。1990年代の中ごろまでは、C
Dジャケット(ケースに収納されているプリント紙)に
おいて目を見張るような美しいデザインがあったとして
も、CD自体のプリントはそのほとんどが銀盤をベース
にコンテンツの内容を表示する文字だけだったが。しか
しながら、ここ数年間でその状況は美的に大きく進歩し
た。その背景には、音楽産業が音楽コンテンツのみなら
ず、ビジュアルコンテンツをも重用視していることがあ
げられる。その傾向は強まるばかりで、今後、より一層
装飾性の高いCD表面のグラフィックが生産されていく
と思われる。イラストレーターやグラフィック・デザイ
ナーといった職種が拡大しているのも、こうした社会的
ニーズを反映しているからだと思われる。コンパクトデ
ィスクは中央に直径15mmの円孔を持ち、標準サイズ
の外径は12cm、小さいサイズの外径は8cmであ
る。見方を変えれば、この世界共通規格のキャンパスに
様々なアーティストがグラフィック表現を試みているの
であり、しかもすでに膨大な数のコンテンツができあが
っている。ミュージシャンやタレントやキャラクターが
ポートレイトのように表現されているものも多い。その
版元である、たとえば音楽レーベル(レコード製作会
社)には、膨大な数の原版が保存されている。世界共通
規格のポストカード(絵葉書)がすでに膨大な数とコン
テンツを形成しているのと同じである。さて、上述した
CD、なかでも装飾性の高い音楽CDを時計盤に見立て
れば、クロックの多種多様な文字盤デザインに、既存の
CDグラフィックが適合することは言うまでもない。し
かも、ユーザーがすでに所有している既存のCDを個人
用途でクロックの時計盤に代用すれば、CDグラフィッ
クの肖像権や著作権の問題は発生しない。ユーザーはす
でに自分の好みなCDを複数持っているので、それを壁
に掛ける絵のように時計の文字盤にし、時が移ればその
CDを別のものに交換して楽しめばよい。このような専
用クロックはなかった。ところで、パーソナル・コンピ
ュータの普及や音楽産業のメガセールス時代において
は、CDに書き込まれたデータの鮮度が落ちると、その
後にはCDが大量のゴミとして扱われかねない。さらに
パーソナル・コンピューターでCDを手軽に複写するこ
とが一般化し始めた現在では、CDの価値は下がる一方
である。特に音楽CDにおいては鑑賞の用がなくなれ
ば、専用収納ケースにしまわれ棚などに置き去られるこ
とが多い。また、流行のサイクルが短くなるばかりの時
勢において、新しいCDを買うのと同時に古いCDを捨
てる若い世代のユーザーは少なくない。用済みCDをス
トックせずに廃棄処分にするユーザーが増えるのみなら
ず、店頭で売れ残り返品されたCDを業者が大量に廃棄
処分にすることも少なくない。CDをクロックの装飾時
計盤に利用するという本発明は、こうした用済みCDを
別な用途に再利用するという点でも社会的に有効な手段
だと思われる。インターネットの普及によってますます
拍車がかかっているパーソナル・コンピュータは、職場
だけでなく各家庭の各個室にまで行き渡り、国民1人1
台ずつの端末機があって当然の時代は近いように思え
る。その中にあって、主力のメディアであるCD(コン
パクトディスク/ディスク状の高密度情報担体)の生産
枚数は増加の一途だが、その需要のうち個人用途の比率
は、冒頭で延べた社会的背景において拡大の一途であ
る。CDの種類も多種多様化され、すでに普及している
音楽CDやMD、パソコン用CD−ROMに続いてゲー
ムCD、そして今後、CD−R、DVDなどが一般普及
を目前に控えている。このように一般家庭が所有するC
Dの数は劇的に増加している。家庭におけるCD平均所
有枚数が、書籍所有冊数を上回るのは時間の問題であ
る。その顕著な証拠として、CDを複数収納する保護カ
セットや専用ケースはすでに多種多様に出回り、さらに
家具として大容量の整理棚や容器もインテリアショップ
や雑貨店に多く売られるようになってきた。黎明期から
最近まで後生大事に扱われていたCDだが、今後、その
価値は大衆消費材化によって低下していくと思われる。
その理由として、書籍などに付録で無料CDが付いてく
るようになったこと、家庭でCDの複製が手軽にできる
ようになったこと、傷んだCDでもCD表面を研摩する
ことで少なからず修復できることなどがあげられる。ち
なみに、CDに書き込まれたデータが読み取れなくなる
ことにおいて、情報媒体を保護しているポリカーボネー
ト材表面に傷がついている場合がほとんどである。それ
はCDの記憶媒体自体が傷んでいるのではないので、ポ
リカーボネート材を0.2mm程度まで薄く研摩するだ
けで再生可能だと言われている。傷の補修をする専門の
CD研摩業者は増えてきて、1枚数百円程度で修復して
いる。
【0007】
【発明の効果】本発明を使えば、写真立てに入れて飾る
写真を交換する、あるいはピクチャーフレームに入れて
飾る絵を交換するように、クロックに嵌めて飾るCDを
交換し室内装飾品として堪能することができる。絵とし
て装飾性の高いCDがインテリアを飾る効果的な素材と
なり、しかも時計という機能を持つ。一般家庭で書籍以
上にCDを所持していることは少なくなく、特に若者は
持っている音楽CDは非常に多い。コレクションとして
持っている好きなアーティストの音楽CDをクロックの
装飾時計盤にして楽しむことができる。肖像権や著作権
のライセンス料が高い人気ミュージシャンやタレントや
キャラクターでも、CDにその肖像が表現されていれば
個人用途として時計盤にすることができる。各ユーザー
が自分独自のクロックで楽しむことができる。また、本
発明によって、CDは主要用途である情報担体としてだ
けでなく、世界共通規格である外径12cm、内径15
mm、厚味1.2mmのキャンバスとしての認知度が高
まるだろう。音楽レーベル(レコード製作会社)にスト
ックされている膨大な数のグラフィック・コンテンツの
原版が掘り起せば、お蔵入りになったミュージシャンの
CDグラフィックが商品価値を持つ場合があるだろう。
世界共通規格のポストカード(絵葉書)がすでに膨大な
数とコンテンツで市場を形成しているが、CDをグラフ
ィックという観点で見直せば、リプリントされて「CD
グラフィックアート」という市場を作り得る。以上に述
べた効果によって、世界共通規格であるCDを交換可能
な装飾時計盤として利用するクロックは、国を問わず人
々に重宝される商品となる可能性がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1図に斜視にして概略的に示すの
は、時計針部門(2)が時計駆動部門(1)と脱着する
カートリッジになっていて、CD中央孔(5)を貫通し
て両者は係合連結なすと同時に、鍔部(20)と支持台
座(7)にてCD(0)を挟みこんで固定し、係合連結
(4)によって時計駆動が時計駆動部門(1)から時計
針部門(2)へ連動し時計針を回転させ、係合連結
(4)をはずすことによってCDを簡単に交換すること
ができる形式のクロックである。
【図2】 第2図に斜視にして概略的に示すの
は、図1で示した形式によってCD(0)と時計駆動部
門(1)と時計針部門(2)を一体化する上で、保護盤
(3)がCD(0)の情報データ面との間にわずかな隙
間を残しながら固定され、情報データ面を保護する形式
のクロックである。
【図3】 第3図に正面にして示す実施例では、
保護盤(3)の係合中央孔(25)が内縁切り欠き(2
6)を介して時計針部門(2)の支持台座(7)に嵌め
込まれ、嵌め込みリブ(8)によって保護盤(3)が圧
接固定されている。
【図4】 第4図に断面にして示す実施例では、
受動ドラム(18)は入れ子状のドラム回転機構であ
る。
【図5】 第5図に断面にして示す実施例では、
駆動ドラム(11)は入れ子状のドラム回転機構であ
る。
【図6】 第6図に断面にして示す実施例では、
係合連結(4)がリング突起(6)の外側に施されたネ
ジ(21)と鍔部(20)の内側に施されたネジ(2
2)によってなされ、伝達面(12)がバネ台座(1
3)にの弾力によって受動面(19)に密着し時計駆動
機構(14)で発生する駆動が各種時計針(16)を回
転させている。
【図7】 第7図に断面にして示す実施例では、
係合連結(4)がリング突起(6)の内側に施されたネ
ジ(22)と鍔部(20)の内側に受動ドラム(18)
を覆うように形成された係合シリンダー(17)の外側
に施されたネジ(21)によってなされ、伝達面(1
2)がバネ台座(13)にの弾力によって受動面(1
9)に密着し時計駆動機構(14)で発生する駆動が各
種時計針(16)を回転させている。
【図8】 第8図に断面にして示す実施例では、
第7図の形式における時計針部門(2)がカートリッジ
を構成している。
【図9】
【図10】 第9図および第10図に断面にして示す
実施例では、第7図の形式における時計駆動部門(1)
が外殼(27)と内殻(28)に区分され、外殼(2
7)は一体成形品で、内殼(28)はその中にスライド
式で脱着されるカートリッジを構成する。
【図11】 第11図に正面にして示す実施例で
は、時計針部門(2)においてCD中央孔(5)より大
きい外径を持つ鍔部(20)の外縁にはギザギザ(2
3)が施されており、指先でつまんで回転させやすくな
っている。
【図12】 第12図に正面にして示す実施例で
は、時計針部門(2)において鍔部(20)の外縁に形
成された単数あるいは複数のレバー(24)が、さらに
鍔部(20)を指先にて回転させやすくしている。
【図13】 第13図に正面にして示す実施例で
は、時計針部門(2)において鍔部(20)の外縁に形
成された複数のレバー(24)が積極的に発展して、よ
りいっそう鍔部(20)を指先にて回転させやすくして
いる。
【図14】 第14図に正面にして示す実施例で
は、保護盤(3)において外径はCD(0)よりやや大
きめで、外周に沿って保護エッジ(30)と複数の外縁
切り欠き(31)が形成されている。
【図15】 第15図に断面にして示す実施例で
は、保護盤(3)において外周に沿って面外方向に盛り
上がった保護エッジ(30)が形成されている。
【図16】 第16図に断面にして示す実施例で
は、保護盤(3)において積極的に外周部(32)を形
成している。
【図17】 第17図に断面にして示す実施例で
は、保護盤(3)において外周部(32)に刻印(3
3)が施されている。
【図18】 第18図に断面にして示す実施例で
は、第7図の形式において外殼(27)と内殼(28)
に区分された時計駆動部門(1)とCD(0)と保護盤
(3)と時計針部門(2)が一体化されたクロックに、
室内の様々な場所に取り付けるためのジグ(40)がヒ
ンジ(44)を介して連結されている。
【図19】〜
【図26】 第19図から第26図に示す実施例では、
図16で示したジグ(40)を用いて、クロックが室内
の様々な場所に取り付いていて、クロックとジグ(4
0)の角度は様々に変えられている。
【図27】 第27図に断面にして示す実施例で
は、時計駆動部門(1)の背面にフック受け(46)が
装着され、クロックが垂直面(50)に掛けられてい
る。
【図28】 第28図に断面にして示す実施例で
は、時計駆動部門(1)の背面に脚部(47)が装着さ
れ、クロックが水平面(50)に置かれている。
【符号の説明】 0‥‥CD、1‥‥時計駆動部門、2‥‥時計針部門、
3‥‥保護盤、4‥‥係合連結、5‥‥CD中央孔、6
‥‥リング突起、7‥‥支持台座、8‥‥嵌め込みリ
ブ、9‥‥ソケット孔、10‥‥内リング突起、11‥
‥駆動ドラム、12‥‥伝達面、13‥‥バネ台座、1
4‥‥時計駆動機構、15‥‥バッテリー、16‥‥各
種時計針、17‥‥係合シリンダー、18‥‥受動ドラ
ム、19‥‥受動面、20‥‥鍔部、21‥‥ネジ、2
2‥‥ネジ、23‥‥ギザギザ、24‥‥レバー、25
‥‥係合中央孔、26‥‥内縁切り欠き、27‥‥外
殻、28‥‥内殼、29‥‥ビス、30‥‥保護エッ
ジ、31‥‥外縁切り欠き、32‥‥外周部、33‥‥
刻印、40‥‥ジグ、41‥‥フック部、42‥‥ビス
孔、43‥‥フック用孔、44‥‥ヒンジ、45‥‥締
め付け金具、46‥‥フック受け、47‥‥脚部、50
‥‥垂直面、51‥‥水平面、52‥‥物、53‥‥
物、54‥‥フック、55‥‥ケース、60〜67‥‥
様々な取り付けの実施例
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月23日(2000.2.2
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図15】
【図6】
【図7】
【図14】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロックの時計盤として既製のコン
    パクトディスク(以下、CDと称す)(0)を利用し、
    しかもそれをユーザー自身が手軽に取り替えることがで
    きるように、時計針は時計針部門(2)を構成し時計駆
    動部門(1)と脱着するカートリッジになっていて、時
    計駆動部門(1)の正面に形成されたリング突起(6)
    は、CD中央孔(5)の内径に適合する外径を持ってC
    D中央孔(5)を貫通し、支持台座(7)はCD(0)
    の情報トラックのない中心ゾーンにのみに接触し、リン
    グ突起(6)と支持台座(7)と時計針部門(2)の鍔
    部(20)とでCD(0)を挟みこんで固定し、その際
    にリング突起(6)の内側のソケット孔(9)でなされ
    る係合連結(4)によって時計駆動が時計駆動部門
    (1)から時計針部門(2)へ伝達し時計針を回転さ
    せ、あるいはそのようにセッティングされた工程を戻る
    ことによってCDを簡単に交換することができる形式
    の、コンパクトディスクを交換可能な装飾時計盤として
    利用するクロック。
  2. 【請求項2】 CD(0)の情報トラックを保護す
    るために保護盤(3)が加えられ、その薄板状盤の正面
    形はCDの外形よりも大きく、その中心部に形成された
    係合中央孔(25)の内径は、支持台座(7)の直径に
    適合しそこに形成された複数の嵌め込みリブ(8)に対
    応した内縁切り欠き(26)を有し、その係合中央孔
    (25)を嵌め込みリブ(8)に係合させながら支持台
    座(7)まわりに回転させて保護盤(3)を嵌め込みリ
    ブ(8)の圧接により時計駆動部門(1)に固定し、次
    にCD中央孔(5)をリング突起(6)に嵌め込み、C
    D(0)の情報データ面が支持台座に面した状態で保護
    盤(3)との間にわずかな隙間を残しながら保護され
    る、請求項1に記載のコンパクトディスクを交換可能な
    装飾時計盤として利用するクロック。
  3. 【請求項3】 (イ) 時計駆動部門(1)におい
    て、ソケット孔(9)の奥に形成された内リング突起
    (10)に嵌まる駆動ドラム(11)は入れ子状のドラ
    ムになってバネ台座(13)の弾力によって中心軸を支
    持された回転機構であり、その端部には伝達面(12)
    が形成され、駆動ドラム(11)はそのまわりに配置さ
    れた時計駆動機構(14)とバッテリー(15)によっ
    て時計駆動を得ている。 (ロ) 時計針部門(2)において、各種時計針(1
    6)の基段である鍔部(20)に嵌まる受動ドラム(1
    8)は入れ子状のドラムになってソケット孔(9)に差
    し込まれる回転機構であり、その端部には受動面(1
    9)が形成され、鍔部(20)はCD中央孔の内径より
    大きい外径を持ち、外縁には滑り止め用のギザギザ(2
    3)が施されている。 (ハ) 係合連結(4)において、バネ台座(13)の
    弾力によって受動面(19)が伝達面(12)に必要十
    分に擦れ、時計駆動は各種時計針(16)に伝達され
    る。 以上のように構成された、請求項1または請求項2に記
    載のコンパクトディスクを交換可能な装飾時計盤として
    利用するクロック。
  4. 【請求項4】 係合連結(4)が、リング突起
    (6)の外側に施されたネジ(21)と、鍔部(20)
    の内側に施されたネジ(22)によってなされる、請求
    項1から請求項3までのいずれか1項記載のコンパクト
    ディスクを交換可能な装飾時計盤として利用するクロッ
    ク。
  5. 【請求項5】 係合連結(4)が、リング突起
    (6)の内側に施されたネジ(22)と、鍔部(20)
    の内側に受動ドラム(18)を覆うように形成された係
    合シリンダー(17)の外側に施されたネジ(21)に
    よってなされる、請求項1から請求項3までのいずれか
    1項記載のコンパクトディスクを交換可能な装飾時計盤
    として利用するクロック。
  6. 【請求項6】 時計駆動部門(1)において、それ
    が外殻(27)と内殼(28)に区分され、外殻(2
    7)はリング突起(6)と支持台座(7)とソケット孔
    (9)を一体成形し表面が開口した筒状体であり、内殼
    (28)は内リング突起(10)と駆動ドラム(11)
    と伝達面(12)とバネ台座(13)と時計駆動機構
    (14)とバッテリー(15)を内部に構成したカート
    リッジであり、外殼(27)と内殼(28)を固定して
    いるビス(29)をはずせば内殼(28)がスライドし
    て取れる、請求項4または請求項5に記載のコンパクト
    ディスクを交換可能な装飾時計盤として利用するクロッ
    ク。
  7. 【請求項7】 時計針部門(2)において、鍔部
    (20)の外縁に形成された単数あるいは複数のレバー
    (24)によってネジ(21)とネジ(22)の脱着を
    容易にする、請求項1から請求項4までのいずれか1項
    記載のコンパクトディスクを交換可能な装飾時計盤とし
    て利用するクロック。
  8. 【請求項8】 保護盤(3)において、その外形は
    正円であり外径はCD(0)よりやや大きめで、CD
    (0)の外縁を保護するため外周に沿って面外方向に盛
    り上がった保護エッジ(30)と、CD(0)を脱着す
    る際に指先でつかみやすいよう複数の外縁切り欠き(3
    1)が形成されている、請求項2に記載のコンパクトデ
    ィスクを交換可能な装飾時計盤として利用するクロッ
    ク。
  9. 【請求項9】 保護盤(3)において、その正面形
    が積極的に外周部(32)を形成し、そこに通常の時計
    にあるがごとき目盛りや数字や指標が印刷あるいは刻印
    (33)された、請求項2に記載のコンパクトディスク
    を交換可能な装飾時計盤として利用するクロック。
  10. 【請求項10】 保護盤(3)において、その適当
    な場所に模様やロゴが施され保護盤(3)自体も絵とし
    て装飾された、請求項2に記載のコンパクトディスクを
    交換可能な装飾時計盤として利用するクロック。
  11. 【請求項11】 クロックを垂直面(50)のフッ
    ク(54)に掛ける、あるいは水平面(51)に置く、
    あるいは物(52)にぶら下げる、あるいは物(53)
    に引っ掛ける、あるいはケース(55)に入れるため
    に、折り曲げた板材にフック部(41)とビス孔(4
    2)とフック用孔(43)が施されたジグ(40)を、
    時計駆動部門(1)の背面にヒンジ(44)を介して連
    結し、締め付け金具(45)にてクロックの首振り角度
    を固定する、請求項1から請求項10までのいずれか1
    項記載のコンパクトディスクを交換可能な装飾時計盤と
    して利用するクロック。
  12. 【請求項12】 クロックを垂直面(50)に掛け
    るために、時計駆動部門(1)の背面にフック受け(4
    6)を装着した、請求項1から請求項10までのいずれ
    か1項記載のコンパクトディスクを交換可能な装飾時計
    盤として利用するクロック。
  13. 【請求項13】 クロックを水平面(51)に置く
    ために、時計駆動部門(1)の下部に脚部(47)を装
    着した、請求項1から請求項10までのいずれか1項記
    載のコンパクトディスクを交換可能な装飾時計盤として
    利用するクロック。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200463871Y1 (ko) * 2009-12-03 2012-12-04 조연원 배경이 변화하는 벽걸이 시계
JP6183676B1 (ja) * 2017-05-26 2017-08-23 孝一郎 小川 レコード時計およびその製造方法

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