JP2001141824A - 道路形状抽出装置 - Google Patents

道路形状抽出装置

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JP2001141824A
JP2001141824A JP31859299A JP31859299A JP2001141824A JP 2001141824 A JP2001141824 A JP 2001141824A JP 31859299 A JP31859299 A JP 31859299A JP 31859299 A JP31859299 A JP 31859299A JP 2001141824 A JP2001141824 A JP 2001141824A
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target
coordinates
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road shape
unit
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Jun Nishino
潤 西野
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Marelli Corp
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Calsonic Kansei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビーム状電磁波を発射して直接的に道路形
状を測定することによっていつでも確実に道路形状を算
出できる装置を得る。 【解決手段】 ビーム状電磁波を断続的に前方に向けて
発射し、反射された前方物標からの反射波を受信し、そ
の電磁波の発射から受信までの時刻に基づいて送受信機
から前方物標までの距離及び方向を算出する。算出され
た前方物標のうちから同一停止物標の位置を検出する。
同一停止物標検出手段で検出された同一停止物標の位置
を結ぶことによって道路形状を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光線、ミリ
波、マイクロ波等からなるビーム状電磁波を発射し、そ
の反射波に基づいてカーブ等の道路形状を抽出する道路
形状抽出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のものとして、例えば特開平7−
234990号に示されるようなものがあるが、これは
地球の周りの周回軌道を回っている複数の衛星からの電
波を受信して道路形状を抽出するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の道路形状判定装置にあっては、直接的に道路
形状を算出するものではなく、衛星からの電波を利用し
て道路形状を算出するものであるためにコストアップに
なるという課題があった。また、電波の届かないトンネ
ル、地下駐車場等の中では使用できないという課題があ
った。
【0004】そこで、この発明は、従来の如き課題に着
目して考えられたものであり、ビーム状電磁波を発射し
て直接的に道路形状を測定することによっていつでも確
実に道路形状を算出できる装置を得ることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ビーム状
電磁波を断続的に前方に向けて発射し、前方物標によっ
て反射され、該反射された前記前方物標からの反射波を
受信する送受信機と、前記送受信機からビーム状電磁波
が発射されてから該送受信機によって受信されるまでの
受信データに基づいて前記送受信機からの前記前方物標
までの距離及び方向を算出する前方物標検出手段と、該
前方物標検出手段によって算出された前方物標のうち同
一停止物標の位置を検出する同一停止物標検出手段と、
該同一停止物標検出手段で検出された同一停止物標の位
置に基づいて前記前方物標の位置をを検出し、その複数
位置を結ぶことによって道路形状を抽出する道路形状抽
出手段とを備えるものである。
【0006】第2の発明は、第1の発明における同一停
止物標検出手段が、前記前方物標検出手段によって算出
される前方物標の次回の位置に対して新たに算出された
同一停止物標の位置を比較して双方の位置が一致した場
合に同一の停止物標と判断することを特徴とするもので
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】実施の形態1.次に実施の形態を
図1乃至図4に基づいて以下に説明する。1はレーザビ
ーム等の光ビーム(ここではビーム状電磁波を言い、マ
イクロ波、ミリ波であってもよい)を、所定の振れ角で
車両前方に向けて左右に繰り返し振るレーザ送信機で、
前記光ビームをパルス状に断続して発射する。2はレー
ザ受信機で、前記レーザ送信機1から発射されて、前方
の反射物、例えば図2における座標P1(X1,Y
1)、P2(X2,Y2)、P3(X3,Y3)、P4
(X4,Y4)、P5(X5,Y5)に存在する物標で
反射された光ビームを受光する。
【0008】3は距離算出部で、前記レーザ送信機1か
ら光ビームが発射されてから前記レーザ受信機2が受光
するまでに要する時間に基づいて前方反射物までの距離
L1〜L5を算出する。4は方向算出部で、前記レーザ
受信機2で反射されてきた光ビームが受光されたときの
前記レーザ送信機1の光ビームの発射方向を示す信号に
基づいて、図2に示す如く前方反射物からの反射光の受
光方向θ1〜θ5(θ:車両中心軸Yからの振れ角)を
算出する。
【0009】5は前方物標座標算出部で、前記距離算出
部3で算出された距離L1〜L5及び前記方向算出部4
で算出された受光方向θ1〜θ5に基づいてXY座標に
周期T毎に変換して、図2のP1〜P5各点における前
方物標の距離L及び方向θが算出される毎に前方物標抽
出部10に逐次記憶せしめる。すなわち、カーブミラー
の如き路肩に接地された前方物標にあっては、同一の前
方物標が繰り返し検出され、かつ検出される毎に異なる
距離L、方向θになり、それらの位置は、XY座標(L
n・SINθn,Ln・COSθn)で表され、記憶さ
れる。なお、この前方物標座標算出部5は、前方物標の
座標が求められる毎に、所定時間前までに求められた座
標と比較して、所定の範囲内の近傍の座標であると判断
した場合には同一物標が再度検出されたものと判断す
る。
【0010】また、前記前方物標座標算出部5は、後述
の前方物標座標メモリ6に記憶されている各種前方物標
のうちから同一物標の座標の最新の4つの座標、例えば
図2に示す如く(L1・SINθ1,L1・COSθ
1)、(L2・SINθ2,L2・COSθ2)、(L
3・SINθ3,L3・COSθ3)、(L4・SIN
θ4,L4・COSθ4)を選択して周期的に後述の第
1相対速度算出部7に供給する。
【0011】さらに、前記前方物標座標算出部5は、第
2相対速度算出部8に対して、後述の前方物標座標メモ
リ6に記憶されている各種前方物標のうちから同一物標
の座標の最新の3つの座標、例えば(L1・SINθ
1,L1・COSθ1)、(L2・SINθ2,L2・
COSθ2)、(L3・SINθ3,L3・COSθ
3)と、前記前方物標座標算出部5で算出されている
が、まだメモリ6に記憶されていない同一物標の座標
(次回算出される推定座標)、例えば(L・SINθ,
L・COSθ)とを周期的に供給する。
【0012】またさらに、前記前方物標座標算出部5
は、新規に座標が算出され、まだメモリ6に記憶されて
いない最新の実測の座標、例えば(L0・SINθ0,
L0・COSθ0)を実測値として後述の前方物標抽出
部10に供給する。
【0013】6は前方物標座標メモリで、前記前方物標
座標算出部5で前記前方物標のXY座標が算出される毎
にそのXY座標を同一物標毎に記憶する。
【0014】第1相対速度算出部7は、前記前方物標座
標算出部5から供給される、前記前方物標座標メモリ6
に記憶されていた最新の4つの座標、例えば(L1・S
INθ1,L1・COSθ1)、(L2・SINθ2,
L2・COSθ2)、(L3・SINθ3,L3・CO
Sθ3)、(L4・SINθ4,L4・COSθ4)の
それぞれについて、例えば図3の前方物標P1の如く車
両が符号A→B→C→Dの順に移動する毎に検出される
方向θ、距離Lとに基づいて車両の進行方向(Y方向)
の位置の変化量、すなわちL1・SINθ1、L2・S
INθ2、L3・SINθ3、L4・SINθ4を求
め、加算して平均化し、その距離を計測周期Tで割り算
することによって相対速度を算出する。
【0015】第2相対速度算出部8は、前記前方物標座
標算出部5から供給される、前記前方物標座標メモリ6
に記憶されていた最新の3つの座標、例えば(L1・S
INθ1,L1・COSθ1)、(L2・SINθ2,
L2・COSθ2)、(L3・SINθ3,L3・CO
Sθ3)と、前記前方物標座標算出部5で算出されメモ
リ6に記憶されていない推定座標(L0・SINθ0,
L0・COSθ0)とのそれぞれについて、前述と同様
にして車両が符号A→B→C→Dの順に移動する毎に検
出される方向θ、距離Lとに基づいて車両の進行方向
(Y方向)の位置の変化量、すなわちL1・SINθ
1、L2・SINθ2、L3・SINθ3、L4・SI
Nθ4を求め、加算して平均化し、その距離を計測周期
Tで割り算することによって相対速度を算出する。
【0016】9は次回算出座標推定部で、前記第1相対
速度算出部7で算出された次回算出の相対速度に対し
て、前記第1相対速度算出部7で算出された相対速度V
1に座標の算出周期Tを掛け算し、その結果をXY座標
成分に分けることによって次回算出される座標を推定す
る。
【0017】10は前方物標抽出部で、前記前方物標座
標算出部5で算出され、前記前方物標座標メモリ6に記
憶されていない最新の座標、例えば(L0・SINθ
0,L0・COSθ0)に対して、前記次回算出座標推
定部9で推定された次回算出の座標が一致するものを前
方座標として抽出する。
【0018】11は車両及び停止物標判別部で、自車速
度検出部12で検出された自車両の速度を入力して、そ
の自車両の速度に対して前記前方物標抽出部10で算出
された前方物標のうち算出された最新の座標の前回算出
された座標からの変化の大きさ、すなわち周期Tの間の
座標の変化の大きさを比較して、所定の許容範囲内でほ
ぼ一致していれば、路側帯に停止している停止物と判断
し、その入力された最新の座標を停止物座標メモリ13
に供給する。また、前記車両及び停止物標判別部11
は、走行していると判断した場合には、入力された最新
の座標を前方物標座標算出部19に供給する。
【0019】13は停止物座標メモリで、前記車両及び
停止物標判別部11で停止物標と判断された座標、たと
えば図2における符号P1〜P5の座標を記憶する。
【0020】14は第1移動ベクトル算出部で、前記停
止物座標メモリ13に記憶された座標をXY成分毎に加
算して平均化し、符号P1,P2間、P2,P3間、P
3,P4間、P4,P5間の座標間の距離を算出する。
15は第1平均化部で、前記第1移動ベクトル算出部1
4で算出された移動ベクトル、例えば最新の4つの移動
ベクトルの平均を求める。
【0021】16は道路形状判断部で、前記第1平均化
部15で求めたそれぞれの移動ベクトルの先端を結合す
ることによって道路形状を算出する。また、前記道路形
状判断部16は、後述の第2移動ベクトル算出部21で
算出される前方物票の座標Q1(X1,Y1)が供給さ
れる毎に、その供給された複数の座標Q1(X1,Y
1)を時系列的に結ぶことによって前記前方物標である
前方車両の移動軌跡を算出し、それを道路形状として出
力する。
【0022】23は自車、他車の車線判断部で、前記道
路形状判断部16で判断された道路形状を形成する座標
内に、後述の第2移動ベクトル算出部21で算出される
前方物票の座標Q1(X1,Y1)に基づいて求められ
る座標Q1(X1,Y1)がどこに位置するかによっ
て、自車の走行する車線に対する前方車両の走行車線が
同一か否かを判断し、同一車線を走行しているのであれ
ばその前方車両の座標Q1(X1,Y1)と、前記道路
形状判断部16で判断された道路形状を形成する座標と
を追従制御部17に供給する。
【0023】17は追従制御部で、前記自車、他車の車
線判断部23から供給される前方車両の座標Q1(X
1,Y1)と、道路形状の座標、すなわち走行車線を入
力し、自車と同一車線を走行する車両に衝突しないよう
に、自車両と前方車両との車間距離を一定に保つように
アクチュエータ駆動部18を制御する。
【0024】19は前方物標座標算出部で、ここでは前
方物標が自車両と同一車線を走行する移動物標であると
き、P0(X0,Y0)を原点とするXY座標をQ
(M,N)を原点とするXY座標に変換する。すなわ
ち、Q(M,N)を原点として各点座標P1〜P5を算
出するために、自車両を原点とした時に、Ln,Pn
(Xn,Yn)(なお、点Q(M,N)の座標も自車両
側から、例えば距離L4、方向θ4と検出される)が検
出されるので、 M=Ln・SINθn−Lm・SINθm N=Ln・COSθn−Lm・SINθm これを例えばP0(X0,Y0)を原点とするXY座標
でのP3,Qから、Q(M,N)を原点として説明する
と、 M=L3・SINθ3−L4・SINθ4 N=L3・COSθ3−L4・SINθ4 となり、その算出された点Q(M,N)を原点とする各
点P1〜P5の座標は、前方物標座標メモリ20に記憶
される。
【0025】21は第2移動ベクトル算出部で、前記前
方物標座標メモリ20に時系列的に記憶された前方物標
の複数の座標Q(M,N)に基づいて道路のカーブを算
出する。
【0026】次に上記構成による作用説明を行う。レー
ザビーム等の光ビームはレーザ送信機1から、左右に所
定の振れ角で繰り返し、車両前方にパルス状に発射さ
れ、前方車両、カーブミラー等の反射鏡に反射されてレ
ーザ受信機2で受信される。この時のレーザ送信機1か
らの光ビームの発射方向θは方向算出部4で算出され、
また光ビームの発射タイミングから受光タイミングまで
の時間に基づいて距離Lが距離算出部3で算出される。
これらの算出された方向θ、距離Lを示す信号に基づい
て前方物標座標算出部5が、前方物標の座標、例えば図
2における座標P1(X1,Y1)、P2(X2,Y
2)、P3(X3,Y3)、P4(X4,Y4)、P5
(X5,Y5)を算出し、それを逐次前方物標座標メモ
リ6に記憶せしめる。例えば、距離L、方向θの位置に
前方物標が検出されると、XY座標(Ln・SINθ
n,Ln・COSθn)で記憶される。
【0027】第1相対速度算出部7は、図2に示されて
いる前方物標座標算出部5から前方物標座標メモリ6に
記憶されている同一物標の各種前方物標の座標、(L1
・SINθ1,L1 COSθ1 )、(L2・SINθ
2,L2・COSθ2)、(L3・SINθ3,L3・
COSθ3)、(L4・SINθ4,L4・COSθ
4)、(L5・SINθ5,L5・COSθ5)のうち
から最新の4つの座標、例えば(L1・SINθ1,L
1・COSθ1)、(L2・SINθ2,L2・COS
θ2)、(L3・SINθ3,L3・COSθ3)、
(L4・SINθ4,L4・COSθ4)の供給を受け
て、自車両の走行に伴うそれらの座標の変化から自車両
のY軸(車両走行方向)方向の相対速度を算出し、新た
な座標(L5・SINθ5,L5・COSθ5)の供給
を受けると、その座標を加味した相対速度を算出して、
新たに算出された相対速度が一致、又は近似しているも
のであればそれを新たな相対速度として認識し、次回の
演算に使用する。
【0028】一方、第2相対速度算出部8は、前方物標
座標算出部5に記憶されている各種前方物標のうちから
同一物標の座標の最新の4つの座標、例えば(L1・S
INθ1,L1・COSθ1)、(L2・SINθ2,
L2・COSθ2)、(L3・SINθ3,L3・CO
Sθ3)、(L4・SINθ4,L4・COSθ4)を
入力し、平均的な相対速度を算出して、その相対速度を
基に次回算出座標推定部9で、次回検出される座標を推
定する。
【0029】そして、前方物標抽出部10で、前方物標
座標算出部5で算出された最新の座標、例えば(L5・
SINθ5,L5・COSθ5)が次回算出座標推定部
9で推定された次回算出の座標が一致するものを前方座
標として抽出し、さらにその抽出した前方座標が車両及
び停止物標判別部11で、停止物か否かを判断する。
【0030】(1)自車両と同一車線を前方車両が走行
しているときには、車両及び停止物標判別部11で前方
物標が停止物(又は自車両と同一車線を前方車両が走行
している)であると判断されるので、停止物座標メモリ
13に前記最新の座標、例えば(L5・SINθ5,L
5・COSθ5)が記憶され、さらに第1移動ベクトル
算出部14で前記停止物座標メモリ13に記憶された同
一停止物標の座標、すなわち(L1・SINθ1,L1
・COSθ1)、(L2・SINθ2,L2・COSθ
2)、(L3・SINθ3,L3・COSθ3)、(L
4・SINθ4,L4・COSθ4)、(L5・SIN
θ5,L5・COSθ5)に基づいて移動ベクトルが算
出され、次の第1平均化部15で前記第1移動ベクトル
算出部14で算出された移動ベクトルが平均化され、一
次回帰直線が算出される。
【0031】その算出された一次回帰直線に基づいて道
路形状判断部16で、前記第1平均化部15で求めたそ
れぞれの移動ベクトルの先端を結合することによって道
路形状を算出する。その結果、追従制御部17は、前記
道路形状判断部16によって算出された道路形状、すな
わち走行車線を入力し、その走行車線に一致するように
車両の走行方向を判断してアクチュエータ駆動部18を
制御する。
【0032】(2)先行車両がカーブを走行していた
り、同一車線を走行していないとき、前方物標座標算出
部19は、P1〜P5の各点の座標を、P0(X0,Y
0)を原点とするXY座標から、Q(M,N)を原点と
するXY座標に変換し、前方物標座標メモリ20に記憶
せしめる。すなわち、前方物標を原点とする点Q(M,
N)の座標を、自車両を原点とし、検出されるLn,P
n(Xn,Yn)(なお、点Q(M,N)の座標も自車
両側から、例えば距離L4、方向θ4と検出される)で
次のように表す。 M=Ln・SINθn−Lm・SINθm N=Ln・COSθn−Lm・SINθm これを例えばP0(X0,Y0)を原点とするXY座標
での点P3,Qから、Q(M,N)を原点とするXY座
標で表すと、 M=L3・SINθ3−L4・SINθ4 N=L3・COSθ3−L4・SINθ4 となる。次に、第2移動ベクトル算出部21で前記前方
物標座標メモリ20に記憶された同一停止物標の座標、
すなわち(L1・SINθ1,L1・COSθ1)、
(L2・SINθ2,L2・COSθ2)、(L3・S
INθ3,L3・COSθ3)、(L4・SINθ4,
L4・COSθ4)、(L5・SINθ5,L5・CO
Sθ5)に基づいて移動ベクトルが算出され、次の第2
平均化部22で前記第2移動ベクトル算出部21で算出
された移動ベクトルが平均化され、一次回帰直線が算出
される。
【0033】その算出された一次回帰直線に基づいて道
路形状判断部16で、前記第2平均化部22で求めたそ
れぞれの移動ベクトルの先端を結合することによって道
路形状を算出する。その結果、追従制御部17は、前記
道路形状判断部16によって算出された道路形状、すな
わち走行車線を入力し、その走行車線に一致するように
車両の走行方向を判断してアクチュエータ駆動部18を
制御する。
【0034】
【発明の効果】第1の発明によれば、マイクロコンピュ
ータを用いた簡単な構成で、かつ精度良く道路形状を検
出することができる装置を得ることが出来る。
【0035】第2の発明によれば、同一停止物標の位置
を確実に得ることが出来るので、精度良く道路形状を抽
出できる装置を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施の形態1を示す回路ブロック
説明図である。
【図2】図1において、車両を基準として停止物標P1
〜P5の座標を求めるための説明図である。
【図3】図2において、車両が走行した場合に停止物標
P1〜P5の座標がどのように変化するかを説明する説
明図である。
【図4】カーブの検出の仕方を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 レーザ送信機 2 レーザ受信機 3 距離算出部 4 方向算出部 5,19 前方物標座標算出部 6,20 前方物標座標メモリ 7,8 相対速度算出部 9 次回算出座標推定部 10 前方物標抽出部 11 車両及び停止物標判別部 12 自車速度検出部 13 停止物座標メモリ 14,21 移動ベクトル算出部 15,22 平均化部 16 道路形状判断部 17 追従制御部 18 アクチュエータ駆動部
フロントページの続き Fターム(参考) 5H180 AA01 CC03 CC12 LL04 LL09 5J070 AB24 AC01 AC02 AC06 AC13 AD02 AE07 AF03 AG03 AH14 AH19 AJ14 AK14 AK22 BD10 BF02 BF03 BF04 BF16 BF19 BF22 5J084 AA04 AA05 AA07 AA10 AB17 AC02 AD01 BA03 BA11 CA03 CA22 CA32 DA01 EA04 EA07 FA03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビーム状電磁波を断続的に前方に向けて
    発射し、前方物標によって反射され、該反射された前記
    前方物標からの反射波を受信する送受信機と、前記送受
    信機からビーム状電磁波が発射されてから該送受信機に
    よって受信されるまでの受信データに基づいて前記送受
    信機からの前記前方物標までの距離及び方向を算出する
    前方物標検出手段と、該前方物標検出手段によって算出
    された前方物標のうち同一停止物標の位置を検出する同
    一停止物標検出手段と、該同一停止物標検出手段で検出
    された同一停止物標の位置に基づいて前記前方物標の位
    置をを検出し、その複数位置を結ぶことによって道路形
    状を抽出する道路形状抽出手段とを備えてなる道路形状
    抽出装置。
  2. 【請求項2】 前記同一停止物標検出手段は、前記前方
    物標検出手段によって算出される前方物標の次回の位置
    に対して新たに算出された同一停止物標の位置を比較し
    て双方の位置が一致した場合に同一の停止物標と判断す
    ることを特徴とする請求項1記載の道路形状抽出装置。
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