JP2001141778A - Ic出荷検査装置 - Google Patents

Ic出荷検査装置

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JP2001141778A
JP2001141778A JP32305399A JP32305399A JP2001141778A JP 2001141778 A JP2001141778 A JP 2001141778A JP 32305399 A JP32305399 A JP 32305399A JP 32305399 A JP32305399 A JP 32305399A JP 2001141778 A JP2001141778 A JP 2001141778A
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JP
Japan
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temperature
inspection device
inspection
inspection apparatus
power
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JP32305399A
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English (en)
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Kenji Wada
健治 和田
Hiroshi Wakizaka
博 脇坂
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検査装置への電源投入後にICの温度変化を
抑えて直ちに測定開始することが可能なIC出荷検査装
置を提供する。 【解決手段】 検査装置4に所定の出荷検査をすべきI
C1をセットし、このIC1は前記検査装置4への通電
前に使用時の温度まで加熱した状態とし、検査装置4へ
の通電後に前記IC1の温度を検出し、その検出温度に
基づいて前記IC1を矢印Bの冷却風で冷却して出荷検
査中のIC温度を前記使用時の温度に保つように調整す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はIC出荷検査装置に
関する。より詳しくは、IC出荷検査中のIC温度を調
整するIC出荷検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程において、完成したIC
を市場に流通するとき品質保証のためICの出荷検査を
行う必要がある。従来、このような出荷検査を行うため
の出荷検査装置において、出荷検査を行うべきICはま
ず、所定の待機室からハンドラにより検査装置(テスタ
ー)に移送されセットされる。ICを検査装置にセット
した後、この検査装置に電源を投入してICを通常の使
用状態にして各種特性テストを行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、検査装
置(テスター)に電源を投入して通電した後、IC自身
の発熱により温度が変化する。この温度変化(上昇)中
にテストを行うと、ICの温度変化に伴い、温度特性を
持っている素子のパラメータが変動し、測定するタイミ
ングによって、測定値が変化してしまい、測定の安定性
も悪くなる。したがって、発熱による温度上昇が一定の
使用時の温度に達して安定するまで待つ必要がある。こ
のため特性テストを実施するに際し、待ち時間や測定平
均回数を多く設定しなければならなかった。その結果、
測定時間が長くなり、生産性が悪化していた。
【0004】図5は検査装置にICをセットし、電源を
投入してからの時間とICの温度の関係図である。図示
したように、電源投入後、IC自身の発熱により温度上
昇し、時間tsで平衡した安定温度Tsに達する。この
温度上昇中は前述のように測定はできない。このような
チップの温度変化ΔTjは、消費電力PDが大きいIC
になるほど大きくなる。特に温度変化ΔTjが大きいI
Cを測定する場合、待ち時間が多く生産性に問題が生じ
ていた。
【0005】本発明は、上記従来技術を考慮したもので
あって、検査装置への電源投入後にICの温度変化を抑
えて直ちに測定開始することが可能なIC出荷検査装置
の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、検査装置により所定の出荷検査をすべ
きICを前記検査装置への通電前に使用時の温度まで加
熱し、検査装置への通電後に前記ICの温度を検出し、
その検出温度に基づいて前記ICを冷却して出荷検査中
のIC温度を前記使用時の温度に保つように調整するこ
とを特徴とするIC出荷検査装置を提供する。
【0007】この構成によれば、ICを予め通常使用時
の安定した温度まで加熱するので検査装置の電源投入直
後からICの使用時の温度で安定して検査することがで
き、検査装置の電源投入によるIC自身の発熱は、IC
温度をモニターしながら使用時の温度に保たれるように
冷却されるので検査を終始一定の温度で行うことができ
る。
【0008】好ましい構成例においては、前記ICに温
度測定用ダイオードを内蔵することを特徴としている。
【0009】この構成によれば、ウェーハへのチップ形
成段階でICチップとともに温度測定用ダイオードを形
成しておくことにより、最終的にモールド化した後に確
実にICの温度を検出することができ、検出温度に基づ
いてIC温度を一定に保つことができる。
【0010】好ましい構成例においては、前記ICに備
え付けの静電対策用の保護ダイオードを使用してICの
温度を測定することを特徴としている。
【0011】この構成によれば、元々ICに備わる保護
ダイオードを有効に利用して製造プロセスの増加を伴う
ことなく確実にICの温度を検出することができ、この
検出温度に基づいてIC温度を一定に保つことができ
る。
【0012】好ましい構成例においては、前記IC外部
に温度センサーを設けてICの温度の測定することを特
徴としている。
【0013】この構成によれば、ICをモールド化した
後に熱電対等の温度測定手段によりモールド外部からI
Cの温度を検出することができ、これに基づいてIC温
度を一定に保つことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態
に係るIC出荷検査装置の概略図である。図示したよう
に、本発明に係る出荷検査装置2はIC1の出荷検査を
行う検査装置(テスター)4と検査すべきICをいった
ん収容する待機室3で構成される。IC1は待機室3内
で通常の使用状態の温度まで加熱され、ハンドラ(図示
しない)により検査装置4に移送され(矢印A)セット
される。これにより後述する検査装置4の電源投入直後
からIC1の使用時の温度で安定して検査することがで
きる。
【0015】この後、検査装置4からIC1に電源を供
給してIC1の各種特性テストを行う。この検査装置へ
の通電後IC自身の発熱による温度変化を測定しながら
ブロアー等で送風(矢印B)するなどして冷却し、IC
温度を一定の温度に調整する。これによりICに電源を
投入したことによるICの温度上昇分が冷却され、検査
を終始一定の使用状態の温度で行うことができる。従っ
て、検査装置(テスター)4に電源を投入してからIC
1が使用時の温度に上昇するまで待つ時間を削減するこ
とができ、IC自身の発熱による温度変化を防ぐことが
できるので生産性が向上する。
【0016】上記IC出荷検査装置による検査のフロー
は以下のようになる。 ステップ1:測定する前に待機室内で、ヒータによりI
Cを加熱し、常温中でのICの発熱によりICが到達す
る最終温度(実際に使用した状態の温度)になるまでI
Cの温度を上昇させる。
【0017】ステップ2:温度上昇したICを常温下で
検査装置のテストソケットにセットする。このセッティ
ング後に検査装置に測定用の電源を投入してICに通電
する。
【0018】ステップ3:電源投入時(測定開始時)の
IC温度T1を検出する。このIC温度の検出方法とし
て後述のように3種類の実施形態をとることができる。
【0019】ステップ4:ICの特性テストを行いなが
ら、測定中のICチップの温度T2および温度変化量を
検出する。
【0020】ステップ5:測定中のIC温度T2が最初
のIC温度T1と常に等しくなるように、冷却用ブロア
ーをON/OFF制御する。すなわち、T2>T1なら
ばブロアーをONにして冷却し、T2<T1ならばブロ
アーをOFFにしてICの発熱によりT1まで温度上昇
させる。この場合、T2とT1の温度差又は変化量によ
りブロアーの風量を制御し(温度差又は変化量が大きい
ほど風量を多くする)、より効率的に冷却を行ってもよ
い。また、T2<T1の場合に、ヒータによりまたはブ
ロアーを熱風としてICを加熱してもよい。
【0021】以下、上記ステップ3および4における検
査装置4でのIC温度の測定方法について説明する。図
2は第1の実施形態を示し、温度測定用のダイオードを
ICに内蔵させた場合の検査装置の概略図である。図示
したように、IC1に温度測定用ダイオード9を内蔵
し、検査装置に電源を投入したときのVbe電圧を測定
する。ここでVbe電圧とは、ダイオードの両端子間に
接続した検出用トランジスタ回路のベース、エミッタ間
の電圧のことであり、電流一定の場合において温度に比
例する。従って、このVbeを測定することによりIC
1の温度を検出することができる。
【0022】このVbe電圧の測定結果によりブロアー
5の風量を制御し、例えば検査の時間が経つにつれVb
e電圧が減少(温度上昇)するならブロアー5の電源を
オンにしたりブロアーの風量を多くしたりして、冷却作
用を増加させる。また、Vbe電圧が増大(温度低下)
するならブロアーの風量を少なくしたりブロアー5の電
源をオフにしたりしてIC自身を発熱させる。
【0023】これによりIC1の検査中、終始Vbe電
圧を一定に保つようにブロアー5を制御することでIC
温度を一定の使用状態の温度に制御することができる。
従って、温度変化によって生じるIC検査の測定値のば
らつきを抑え、測定の信頼性を高めることができる。
【0024】図3は第2の実施形態を示し、IC温度測
定に備え付けの静電対策用の保護ダイオードを使用する
ときの検査装置の概略図である。この装置は、ICの入
出力端子において、静電対策用に保護ダイオード6が設
けられているのを利用して、その中でもIC内部回路が
ハイインピーダンスで受けている端子を用いてダイオー
ドのVbeを測定する装置である。このVbeの測定に
よりIC温度を検出し、これに基づいてブロアーを駆動
制御する点は、上記第1実施形態と同様である。
【0025】これにより元々ICに備わる保護ダイオー
ドを有効に利用して専用の温度モニター用ダイオードの
製造プロセスの増加を伴うことなく確実にICの温度を
検出することができ、この検出温度に基づいてIC温度
を一定に保つことができる。なお、本実施形態では、同
一構造のICを量産する場合に、代表ICについての風
量制御結果のデータをメモリ7に格納し、残りのICに
ついては温度測定をすることなく代表ICのメモリのデ
ータに基づいて風量制御を行ってもよい。これにより多
数のICについて効率よく出荷検査を行うことができ
る。
【0026】図4は第3の実施形態を示し、IC外部に
温度センサーを設けた場合の検査装置の概略図である。
図示したように樹脂モールドによりパッケージングされ
たIC1のパッケージ外部に熱電対その他の温度センサ
ー8を設けて、その測定結果により前述の実施形態と同
様にブロアー5の風量を制御する。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、ICを予め通常使用時の安定した温度まで加熱する
ので検査装置の電源投入直後からICの使用時の温度で
安定して検査することができ、また検査装置の電源投入
によるIC自身の発熱は、IC温度をモニターしながら
使用時の温度に保たれるように冷却されるので検査を終
始一定の温度で行うことができる。これにより、テスト
のための待ち時間をなくし、短時間で出荷テストを行っ
て生産性を高めることができる。また、確実に実際の使
用時の温度状態で検査が行われるため、高温にならない
と発生しない機能不良などを検出することができ、検査
の信頼性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るIC出荷検査装置
の概略図。
【図2】 温度測定用のダイオードをICに内蔵させた
場合の検査装置の概略図。
【図3】 IC温度測定に備え付けの静電対策用の保護
ダイオードを使用するときの検査装置の概略図。
【図4】 IC外部に温度センサーを設けた場合の検査
装置の概略図。
【図5】 検査装置に電源を投入してからの時間とIC
の温度の関係図。
【符号の説明】
1:IC、2:出荷検査装置、3:待機室、4:検査装
置(テスター)、5:ブロアー、6:保護ダイオード、
7:メモリ、8:温度センサー、9:温度測定用ダイオ
ード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検査装置により所定の出荷検査をすべきI
    Cを前記検査装置への通電前に使用時の温度まで加熱
    し、 検査装置への通電後に前記ICの温度を検出し、その検
    出温度に基づいて前記ICを冷却して出荷検査中のIC
    温度を前記使用時の温度に保つように調整することを特
    徴とするIC出荷検査装置。
  2. 【請求項2】前記ICに温度測定用ダイオードを内蔵す
    ることを特徴とする請求項1に記載のIC出荷検査装
    置。
  3. 【請求項3】前記ICに備え付けの静電対策用の保護ダ
    イオードを使用してICの温度を測定することを特徴と
    する請求項1に記載のIC出荷検査装置。
  4. 【請求項4】前記IC外部に温度センサーを設けてIC
    の温度の測定することを特徴とする請求項1に記載のI
    C出荷検査装置。
JP32305399A 1999-11-12 1999-11-12 Ic出荷検査装置 Pending JP2001141778A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005017543A1 (ja) * 2003-08-18 2005-02-24 Advantest Corporation 温度制御装置及び温度制御方法

Cited By (4)

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WO2005017543A1 (ja) * 2003-08-18 2005-02-24 Advantest Corporation 温度制御装置及び温度制御方法
US7619427B2 (en) 2003-08-18 2009-11-17 Advantest Corporation Temperature control device and temperature control method
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