JP2001141748A - 信号レベル表示装置 - Google Patents

信号レベル表示装置

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JP2001141748A
JP2001141748A JP32741099A JP32741099A JP2001141748A JP 2001141748 A JP2001141748 A JP 2001141748A JP 32741099 A JP32741099 A JP 32741099A JP 32741099 A JP32741099 A JP 32741099A JP 2001141748 A JP2001141748 A JP 2001141748A
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signal level
display
calculating
signal
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JP32741099A
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Inventor
Yasushi Matsumoto
安史 松本
Ryuichiro Togashi
隆一郎 富樫
Koji Hirano
浩司 平野
Yoshio Sakagami
美穂 坂上
Hiroshi Kaneda
浩 金田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号の発生時点を表示して、波形表示の動作
を行い、さらにリスナーが聴いた感じと表示される波形
がほぼ一致するように表示できる信号レベル表示装置を
提供することを課題とする。 【解決手段】 信号レベル表示装置は、サンプルホール
ド回路4と、メモリ5と、実効値演算回路6と、ピーク
値演算回路8と、係数回路10と、乗算器7、9と、加
算器11と、表示部19とを備えるので、サウンドモニ
ターにおける信号レベル表示において、実効値およびピ
ーク値の複合方式を採用して、実効値またはピーク値の
いずれか一方しか採用しなかった場合に比較して、リス
ナーが聴いた感覚に合致した表示波形を得ることができ
るため、信号レベル表示の品質を向上させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、音響機器
等の信号レベルを表示する信号レベル表示装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、オーディオ信号のレベルを表示す
る装置としては、オーディオ信号のレベルを数秒分モニ
ター表示する装置があった。この装置は、一般に、サウ
ンドモニターと呼ばれているものである。
【0003】また、オーディオ信号のレベルを表示する
方法としては、実効値表示とピーク値表示とがあった。
実効値は図12Aに斜線で表される面積Sの示す値と考
えて良いものであり、ピーク値は高さHで示す値であ
る。
【0004】また、図12Bに示すような打楽器120
の信号レベルでは、ピーク値は高いが実効値は小さいも
のとなる。
【0005】また、オーディオ信号でボーカルにシンバ
ルが組合わさった場合をサウンドモニター装置を用いて
ピーク値で表示すると、図12Cに示すようになり、実
効値が小さい打楽器(シンバル)121が以上に大きく
表示され、実際の音場ではよく響くボーカル122が不
当に低く表示される。
【0006】逆に、実効値表示すると、図12Dに示す
ように打楽器(シンバル)123が小さく表示され、ボ
ーカル124に埋もれて表示される。このように、実効
値またはピーク値のいずれも、実際の音場で聴いた感じ
と異なる表示となる。
【0007】また、従来のレベルモニターは、オーディ
オ信号をそのまま整流したデータをモニター表示するた
め、リスナーが感じたレベルと異なる表示がされてい
た。
【0008】そのため、図15Aに示すようにオーディ
オ信号を100Hz,200Hz,400Hz,800
Hz,1.6kHz,3.2kHz,6.4kHzの各
周波数帯に分けたレベルメーターがあった。
【0009】また、この他に図15Bに示すようにオー
ディオ信号の数秒分のレベルの変化を、横に時間、縦に
レベルで表示するサウンドモニターがあった。
【0010】このサウンドモニターではリスナーが聴い
た感じと表示される波形がほぼ一致することが要求され
るが、単に信号を表示しただけでは実現が難しかった。
【0011】また、周波数毎にモニター波形を表示する
と1つ1つが小さくなってしまうため、何の表示である
か分からなくなっていた。
【0012】また、上述したサウンドモニターにおい
て、表示部の左端から信号レベル波形を表示していって
右端まで表示した時点で、再び左端から表示し直す場
合、オーディオ信号によっては以前に表示された波形と
表示し直した書き換え波形に差が無く、リスナー側では
あたかも波形表示の動作をしていないように見えること
があった。
【0013】また、信号レベルが低い所の連続する部分
でも同様に表示部にただ単に1本の横線が表示されるの
みとなるため、リスナー側ではあたかも波形表示の動作
をしていないように見えることがあった。
【0014】また、従来のオーディオ機器の信号表示装
置として、例えばVUメータ(Volume Unit
Meter)等では、オーディオ信号を整流器で整流
して可動線輪形の針の振れで直ちに表示するので、その
信号が発生したその時点の針の振れに対応する信号レベ
ルしか表示することができない。
【0015】これに対応するためには、一定時間ピーク
値を保持する方法も考えられるが、そのピーク値がどの
時点に発生したものであるかは、確認することができな
いし、1回だけの信号の発生なのか多発したのかの判別
ができなかった。
【0016】また、同様の機能を有するものとして、オ
シロスコープ等があるが、大変高価ものとなるため、オ
ーディオ機器に搭載するのは困難であり、かつ、オーデ
ィオ機器においてはオーディオ信号をリスナーの聴感に
合うように変換(log変換等)して表示するため、こ
れらの使用は困難であった。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のオーデ
ィオ信号の信号レベル表示装置では、実効値またはピー
ク値のいずれも、実際の音場で聴いた感じと異なる表示
となるという不都合があった。
【0018】また、レベルモニターは、オーディオ信号
をそのまま整流したデータをモニター表示するため、リ
スナーが感じたレベルと異なる表示がされ、また、サウ
ンドモニターではリスナーが聴いた感じと表示される波
形がほぼ一致することが要求されるが、単に信号を表示
しただけでは実現が難しいという不都合があった。
【0019】また、サウンドモニターにおいて、オーデ
ィオ信号によっては以前に表示された波形と表示し直し
た書き換え波形に差が無く、リスナー側ではあたかも波
形表示の動作をしていないように見えることがあり、ま
た、信号レベルが低い所の連続する部分でも同様に表示
部にただ単に1本の横線が表示されるのみとなるため、
リスナー側ではあたかも波形表示の動作をしていないよ
うに見えることがあるという不都合があった。
【0020】また、VUメータ等では、その信号が発生
したその時点の針の振れに対応する信号レベルしか表示
することができず、また、一定時間ピーク値を保持する
方法では、そのピーク値がどの時点に発生したものであ
るか分からず、1回だけの信号の発生なのか多発したの
かの判別ができず、また、オシロスコープ等は大変高価
であるため、オーディオ機器に搭載するのは困難であ
り、かつ、オーディオ機器においてはオーディオ信号を
リスナーの聴感に合うように変換して表示するため、こ
れらの使用は困難であるという不都合があった。
【0021】そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなさ
れたものであり、信号の発生時点を表示して、波形表示
の動作を行い、さらにリスナーが聴いた感じと表示され
る波形がほぼ一致するように表示できる信号レベル表示
装置を提供することを課題とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の信号レベル表示
装置は、オーディオ入力信号を一定時間毎にサンプリン
グするサンプリング手段と、サンプリングされたサンプ
リング値を一定時間蓄える記憶手段と、記憶手段に一定
時間蓄えられたサンプリング値の実効値を算出する第1
の算出手段と、記憶手段に一定時間蓄えられたサンプリ
ング値のピーク値を算出する第2の算出手段と、第1の
算出手段から算出された実効値と第2の算出手段によっ
て算出されたピーク値とを演算する演算手段と、演算手
段によって演算された信号レベルをサンプリング手段に
よってサンプリングされた時間に基づいて表示する表示
手段とを備えるものである。
【0023】また、本発明の信号レベル表示装置は、オ
ーディオ入力信号を複数の周波数帯域に分割する周波数
分割手段と、周波数分割されたオーディオ信号を各々一
定時間毎にサンプリングするサンプリング手段と、サン
プリング手段によってサンプリングされた信号を各々一
定時間蓄える第1の記憶手段と、周波数分割手段によっ
て分割される周波数帯域毎に対応する係数が記憶された
第2の記憶手段と、周波数分割手段から出力される各周
波数帯域毎に第1の記憶手段から得られるサンプリング
された信号と第2の記憶手段に記憶された各周波数帯域
に対応する係数とを演算する第1の演算手段と、演算手
段の各周波数帯域毎の演算結果を加算して信号レベルと
する第2の演算手段と、第2の演算手段によって演算さ
れた信号レベルをサンプリング手段によってサンプリン
グされた時間に基づいて表示する表示手段とを備えるも
のである。
【0024】従って本発明によれば、以下の作用をす
る。本発明の信号レベル表示装置は、オーディオ信号レ
ベルをある時間範囲で表示手段により表示できるオーデ
ィオ機器において、表示するレベルを実効値とピーク値
にそれぞれ係数をかけてから加えて、その値を表示手段
における表示データの基になるデータとする。
【0025】また、本発明の他の信号レベル表示装置
は、オーディオ信号レベルをある時間範囲で表示手段に
より表示する方式のオーディオ機器において、入力オー
ディオ信号を所定周波数帯に分けて入力し、それぞれの
周波数帯に応じた係数をかけた結果を表示手段における
表示用の表示データの基となるデータとする。
【0026】また、本発明の他の信号レベル表示装置
は、オーディオ信号レベルをある時間範囲で表示手段に
より表示する方式のオーディオ機器において、表示手段
における表示データ中に表示を書き換える部分を明示す
る。
【0027】また、本発明の他の信号レベル表示装置
は、オーディオ信号レベルをある時間範囲で表示手段に
より表示する方式のオーディオ機器において、表示手段
において時系列で信号レベルを表示することにより、過
去のデータが一定期間分確認可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】まず、本実施の形態を説明する前
に、図2を用いて本実施の形態の信号レベル表示装置が
適用されるシステム構成を説明する。
【0029】図2において、音源部20はラジオ放送ま
たはテレビ放送などのオーディオ信号を受信するチュー
ナーや、CD(コンパクトディスク)に記録されたオー
ディオ信号を再生するCDプレーヤ等が該当する。
【0030】アンプ部21は音源部20から供給される
オーディオ信号を後段の信号処理可能なレベルに増幅す
る。アンプ部21で増幅されたオーディオ信号はヘッド
ホンやスピーカ等22で再生される。
【0031】アンプ部21で増幅されたオーディオ信号
は信号処理部23で所定の信号処理を施され、波形表示
用データ−が出力される。信号処理部23から波形表示
用データーは表示制御マイコン(マイクロコンピュータ
ー)27に供給される。表示制御マイコン27は明るさ
やコントラスト等のコントロール信号とオーディオ信号
レベルに対応した表示データとを表示部28に供給す
る。
【0032】表示部28は表示データを所定のタイミン
グでドット表示可能なLCD(液晶ディスプレイ)やF
L(蛍光表示管)等が該当する。制御部26は、音源部
20に再生または停止などの制御信号を供給し、アンプ
部21に入力切り換えや音量調整等の制御信号を供給
し、表示制御マイコン27に表示モードの制御信号を供
給すると共に、表示状態や表示用データの供給を受け
る。制御部26には所定の設定が可能なキー入力部24
およびリモコン(リモートコントロール)入力部25が
接続されている。
【0033】図3は、上述したシステム構成の信号処理
部、マイコンおよび表示部の具体的構成を示すブロック
図である。図3において、信号処理部30において、信
号処理回路31は、供給される音楽(オーディオ)信号
に対してバンドパスフィルタにより所望の周波数帯のみ
を通過させ、整流器により交流信号を整流する。マイコ
ン部32において、入力ポート33は表示モード等の制
御信号を入力処理してI/Oコントローラ39に供給す
る。A/D変換回路34は信号処理回路31から供給さ
れるアナログのオーディオ信号をディジタルオーディオ
データに変換して演算器(CPU)35に供給する。
【0034】制御プログラムを記憶したメモリー38か
らメモリーコントローラは制御プログラムを読み出して
演算器(CPU)35に供給すると共に、制御データを
メモリー38に記憶することによって、コントロール信
号および表示データを生成し、I/Oコントローラ39
に供給する。I/Oコントローラ39は演算器(CP
U)35との間で制御信号のやりとりを行って表示モー
ドに対応するコントロール信号および表示データを出力
する。
【0035】I/Oコントローラ39は出力ポート36
を介して表示状態を信号処理回路31にフィードバック
する。また、I/Oコントローラ39は出力ポート41
を介して明るさ調整のオン/オフを行うコントロール信
号を明るさおよびコントラスト処理回路44に供給す
る。また、I/Oコントローラ39はD/A変換回路4
2を介してコントラストの調整を行うコントロール信号
を明るさおよびコントラスト処理回路44に供給する。
また、I/Oコントローラ39は入出力ポートコントロ
ール回路43を介して表示データをLCDコントローラ
46に供給する。
【0036】表示部40において、明るさおよびコント
ラスト処理回路44は、明るさ調整のオン/オフを行う
コントロール信号に基づいてLCD48のバックライト
であるバック照明49の明るさを調整する。また、明る
さおよびコントラスト処理回路44は、コントラストの
調整を行うコントロール信号に基づいてコントラスト信
号を生成してLCDドライバ47に供給する。
【0037】LCDコントローラ46は表示データに対
応した表示コントロール信号を生成して表示メモリ45
にサンプリングタイミングに応じてフレーム毎に格納す
ると共にフレーム毎に読み出してLCDドライバ47に
供給する。LCDドライバ47は、表示コントロール信
号およびコントラスト信号に対応して駆動信号を生成し
てLCD48に供給する。LCD48は駆動信号に基づ
いてドット表示により信号レベルの表示を行う。
【0038】以下に、本実施の形態の信号レベル表示装
置を説明する。本実施の形態の信号レベル表示装置は、
オーディオ信号レベルをある時間範囲でモニタ表示でき
るオーディオ機器において、表示するレベルを実効値と
ピーク値にそれぞれ係数をかけてから加えて、その値を
表示データの基になるデータとするものである。
【0039】図1は、本実施の形態の信号レベル表示装
置の構成を示すブロック図である。図1は上述したシス
テム構成の信号処理部30、マイコン32および表示部
40のうちの本実施の形態の信号レベル表示装置の特有
の機能構成を示している。
【0040】図1において、本実施の形態の信号レベル
表示装置は、入力端子1から供給される入力オーディオ
信号を所定の周波数帯毎に分離して所定の演算を施すフ
ィルタ2と、フィルタ出力の各々をサンプリングしてそ
の実効値とピーク値にそれぞれ係数をかけた後に加算し
て表示用の信号レベルを生成する演算回路3,・・・3
−n−1,3−nとを有して構成される。
【0041】演算回路3は、フィルタ出力を所定サンプ
リングタイミングでサンプリングしてホールドするサン
プルホールド回路4と、サンプルホールド回路4の出力
を所定期間記憶するメモリ5と、メモリに記憶された値
の実効値を演算する実効値演算回路6と、実効値と係数
とを乗算する乗算器7と、メモリに記憶された値のピー
ク値を演算するピーク値演算回路8と、ピーク値と係数
とを乗算する乗算器9と、乗算器7および乗算器9に係
数をそれぞれ供給する係数回路10と、乗算器7および
乗算器9の乗算出力をそれぞれ加算する加算器11とを
有して構成される。
【0042】また、本実施の形態の信号レベル表示装置
は、入力オーディオ信号およびフィルタ出力を用いてそ
の音楽のジャンルを検出して係数回路10に検出出力を
供給するジャンル検出回路12を有している。
【0043】また、本実施の形態の信号レベル表示装置
は、演算回路3,・・・3−n−1,3−nの演算出力
をそれぞれ加算する加算器13と、乗算器15に聴感整
合用の係数(log係数)を供給するlog係数回路1
4と、加算器13の加算出力に係数(log係数)を乗
算する乗算器15とを有して構成される。
【0044】また、本実施の形態の信号レベル表示装置
は、表示部19における信号レベルの書き換えポイント
データを乗算器15の乗算出力に挿入する書き換えポイ
ント挿入回路16と、表示データをフレームタイミング
毎に生成して格納するVRAM(Video Rand
om Access Memory)メモリ17と、フ
レーム毎のVRAM17への表示データの書き込みと読
み出しを切り換えるスイッチ18と、表示部19とを有
して構成される。
【0045】このように構成された本実施の形態の信号
レベル表示装置は、以下のような動作をする。図1にお
いて、フィルタ2は入力端子1から供給される入力オー
ディオ信号を所定の周波数帯毎に分離して所定の演算を
施す。演算回路3,・・・3−n−1,3−nは、フィ
ルタ出力の各々をサンプリングしてその実効値とピーク
値にそれぞれ係数をかけた後に加算して表示用の信号レ
ベルを生成する。
【0046】演算回路3において、サンプルホールド回
路4はフィルタ出力を所定サンプリングタイミングでサ
ンプリングしてホールドする。メモリ5はサンプルホー
ルド回路4の出力を所定期間記憶する。実効値演算回路
6はメモリに記憶された値の実効値を演算する。乗算器
7は実効値と係数とを乗算する。ピーク値演算回路8は
メモリに記憶された値のピーク値を演算する。乗算器9
はピーク値と係数とを乗算する。係数回路10は乗算器
7および乗算器9に係数をそれぞれ供給する。加算器1
1は乗算器7および乗算器9の乗算出力をそれぞれ加算
する。
【0047】ジャンル検出回路12は入力オーディオ信
号およびフィルタ出力を用いてその音楽のジャンルを検
出して係数回路10に検出出力を供給する。
【0048】加算器13は演算回路3,・・・3−n−
1,3−nの演算出力をそれぞれ加算する。log係数
回路14は乗算器15に聴感整合用の係数(log係
数)を供給する。乗算器15は加算器13の加算出力に
係数(log係数)を乗算する。
【0049】書き換えポイント挿入回路16は表示部1
9における信号レベルの書き換えポイントデータを乗算
器15の乗算出力に挿入する。VRAMメモリ17は表
示データをフレームタイミング毎に生成して格納する。
スイッチ18はフレーム毎のVRAM17への表示デー
タの書き込みと読み出しを切り換える。表示部19はV
RAMメモリ17に記憶されたフレーム毎の信号レベル
の表示データを表示する。
【0050】図4は、オーディオ信号の実効値およびピ
ーク値の演算結果を用いた信号レベル表示の処理動作を
示すフローチャートである。図4において、ステップS
1においてオーディオ信号を整流する。ステップS2に
おいて、一定時間毎に信号をサンプリングして検出す
る。ステップS3において、サンプリングされた信号を
制御プログラムに基づいて解析する。ステップS4にお
いて実効値を求める。ステップS5においてピーク値を
求める。ステップS6において実効値に係数K1をかけ
る。ステップS7においてピーク値に係数K2をかけ
る。ステップS8において(実効値×係数K1)+(ピ
ーク値×係数K2)の加算を行う。ステップS9で加算
出力に基づいて表示データを生成する。
【0051】図5は、表示データの作製動作を示すフロ
ーチャートである。図5において、ステップS11にお
いて、DATA=Kp(係数)×PEAK(ピーク値)
の演算を行う。ステップS12においてDATA=DA
TA(Kp×PEAK)+Ka(係数)×AVE(実効
値)の演算を行う。ステップS13においてDATA=
DATA(Kp×PEAK+Ka×AVE)÷Ko(係
数)の演算を行う。
【0052】図6は、10回分のピーク値を求める方式
の処理動作を示すフローチャートである。図6のステッ
プS21において、データ1についてピーク値を検出す
る。ステップS22において今回のデータ(データ2〜
データ10)と前回のデータ(データ1)とを比較す
る。
【0053】ステップS22において前回のデータが今
回のデータよりも大きいときはステップS23へ進み、
ステップS23において前回のデータをピーク値として
採用する。
【0054】ステップS22において前回のデータが今
回のデータよりも大きくないときはステップS24へ進
み、ステップS24において今回のデータをピーク値と
して採用する。
【0055】ステップS25において、10回のデータ
を取得したか否かを判断して、10回のデータを取得し
ていないときにはステップS22へ戻ってステップS2
2〜ステップS25の処理および判断を繰り返し、10
回のデータを取得したときにはステップS26へ進んで
ステップS26においてピーク値を出力する。
【0056】このようにして、ピーク値は今回のデータ
と以前のデータとを比較して、大きい方のデータを採用
することにより得られる。
【0057】図7は、10回分のデータの平均値を実効
値として求める処理動作を示すフローチャートである。
図7のステップS31において、初めを「0」とする。
ステップS32において、データ1〜データ10までを
各々順次加算する。ステップS33において、データ1
〜データ10まで順次加算値を10回取得したか否かを
判断する。
【0058】ステップS33において、10回取得して
いないときはステップS32へ戻ってステップS32〜
ステップS33の処理および判断を繰り返し、10回取
得したときは、ステップS34へ進み、ステップS34
において、10で割る演算を行う。ステップS35にお
いて、平均値を実効値として出力する。
【0059】このようにして、実効値は一定回数の値の
和を取り、その平均値を求めることで近似することによ
り得られる。
【0060】図8〜図11を用いてピーク値および実効
値とその複合値の求め方および表示の仕方を説明する。
図8において、1単位時間がこのように値が変化する信
号をサンプリングすると、10回サンプリングした場合
には、各サンプリング「1」〜「10」において、ピー
ク値は、「5」、「2」、「2」、「2」、「2」、
「2」、「2」、「2」、「2」、「2」となり、平均
値は「2.3」となる。
【0061】また、図9Aに示すような信号があった場
合に、ピーク値は「0」、「2」、「2」、「5」、
「2」、「2」、「5」、「2」、「0」、平均値は
「0」、「2」、「2」、「2.3」、「2」、
「2」、「2.3」、「2」、「0」となる。
【0062】ここで、図9Bに示すように表示部にピー
ク値で表示した場合には、「2」、「2」、「5」、
「2」、「2」、「5」、「2」となり、「5」の値が
不当に大きな値となる。
【0063】また、図9Cに示すように表示部に平均値
(実効値)で表示した場合には、「2」、「2」、
「2.3」、「2」、「2」、「2.3」、「2」とな
り、「2.3」の値が殆ど目立たない小さい値となる。
【0064】そこで、図9Cに示すように表示部に(実
効値+ピーク値)/2で表示すると、「2」、「2」、
「3.65」、「2」、「2」、「3.65」、「2」
となり、かなり聴感に近い表示となる。
【0065】このようにして、実効値およびピーク値の
それぞれの値に係数を掛けた後に加算することにより、
表示データの基となるデータが得られる。なお、係数は
データをサンプリング回数を増やして多くとることによ
り最も聴感に近い表示となるような値にする。
【0066】また、図10Aに示すように入力オーディ
オ信号SAのS−1、SBのS−2に対して、SA+S
BのS−3が入力された場合には、図10Bに示すピー
ク値はSAのP−1、SBのP−2に対して、SA+S
BのP−3となるため、P−3の信号中にはSBのP−
2が反映されないことになる。
【0067】また、図10Cに示す実効値はSAのR−
1、SBのR−2に対して、SA+SBのR−3となる
ため、R−3の信号中にはSBのR−1が反映されない
ことになる。そこで、上述した実効値とピーク値と演算
した結果を用いることにより、聴感に近い表示を行うこ
とができる。
【0068】具体的には、図11Aに示すように、入力
オーディオ信号を所定サンプリング期間ごとに検出する
ことにより、「4」、「6」、「3」、「3」、
「2」、「4」、「6」、「4」、「3」、「2」を検
出したとき、ピーク値は「6」となり、実効値は「3.
7」となる。また、図11Bにおいて、入力オーディオ
信号を所定サンプリング期間ごとに検出することによ
り、「10」、「0」、「0」、「0」、「0」、
「4」、「0」、「0」、「0」を検出したとき、ピー
ク値は「10」となり、実効値は「1.4」となるが、
サンプル数を増やすと実効値は「0.5」程度になる。
このようにして図11Cに示すように打楽器(シンバ
ル)110とボーカル111の信号レベルが聴感に近く
表示される複合方式の信号レベル表示を行う。
【0069】上述した本実施形態の信号レベル表示装置
は、オーディオ信号の実効値とピーク値にそれぞれ係数
をかけてから加えたデータを表示データの基となるデー
タとすることにより、図11Cに示すようなリスナーの
聴感に近い信号レベルの表示を行うことができる。
【0070】なお、上述において、実効値およびピーク
値を求める方式は、入力オーディオ信号を制御部のプロ
グラムを用いて波形解析することにより得る例を示した
が、これに限らず、外部のハードウエア回路部で実効値
およびピーク値を求めて、演算を行うようにしても良
い。
【0071】上述した本実施形態の信号レベル表示装置
によれば、サウンドモニターにおける信号レベル表示に
おいて、実効値またはピーク値のいずれか一方しか採用
しなかった場合に比較して、リスナーが聴いた感覚に合
致した表示波形を得ることができるため、信号レベル表
示の品質を向上させることができる。
【0072】次に、本実施の形態の他の信号レベル表示
装置を説明する。本実施の形態の他の信号レベル表示装
置はオーディオ信号レベルをある時間範囲でモニター表
示する方式のオーディオ機器において、入力オーディオ
信号を所定周波数帯に分けて入力し、それぞれの周波数
帯に応じた係数をかけた結果をモニター表示用の表示デ
ータの基となるデータとするものである。
【0073】図13は、本実施の形態の他の信号レベル
表示装置の演算部の構成を示すブロック図である。図1
3は図1に示したブロックのフィルタ2により周波数帯
域毎に分離されたデータ1〜データ7にそれぞれ所定係
数をかける演算を行うことにより表示データの基となる
データを得るものであり、図1の演算回路3〜3−nに
替えて用い、または演算回路3〜3−nの前段または後
段にこれらと共に用いるものである。
【0074】図13において、データ1生成部140か
らのデータ1に係数K1乗算部141により係数K1が
乗算されD1が出力され、加算部142によりSUM
(加算値)=D1が得られる。
【0075】データ2生成部140−2からのデータ2
に係数K2乗算部141−2により係数K2が乗算され
D2が出力され、加算部142−2によりSUM(加算
値)=SUM(D1)+D2が得られる。
【0076】データ3生成部140−3からのデータ3
に係数K3乗算部141−3により係数K3が乗算され
D3が出力され、加算部142−3によりSUM(加算
値)=SUM(D1+D2)+D3が得られる。
【0077】データ4生成部140−4からのデータ4
に係数K4乗算部141−4により係数K4が乗算され
D4が出力され、加算部142−4によりSUM(加算
値)=SUM(D1+D2+D3)+D4が得られる。
【0078】データ5生成部140−5からのデータ5
に係数K5乗算部141−5により係数K5が乗算され
D5が出力され、加算部142−5によりSUM(加算
値)=SUM(D1+D2+D3+D4)+D5が得ら
れる。
【0079】データ6生成部140−6からのデータ6
に係数K6乗算部141−6により係数K6が乗算され
D6が出力され、加算部142−6によりSUM(加算
値)=SUM(D1+D2+D3+D4+D5)+D6
が得られる。
【0080】データ7生成部140−7からのデータ7
に係数K7乗算部141−7により係数K7が乗算され
D7が出力され、加算部142−7によりSUM(加算
値)=SUM(D1+D2+D3+D4+D5+D6)
+D7が得られる。
【0081】加算部142−7からSUM(加算値)=
SUM(D1+D2+D3+D4+D5+D6)+D7
が乗算部143に供給され、乗算部143からSUM
(乗算値)=SUM(D1+D2+D3+D4+D5+
D6+D7)/7が表示基データとして出力される。
【0082】図14は、表示データ作製処理動作を示す
フローチャートである。図14において、オーディオ信
号を図1に示したフィルタ2により100Hz,200
Hz,400Hz,800Hz,1.6kHz,3.2
kHz,6.4kHzの各周波数帯に分け、ステップS
41において、100Hzのデータについて、SUM=
DATA1×K1を生成する。
【0083】ステップS42において、200Hzのデ
ータについて、SUM=SUM(DATA1×K1)+
DATA2×K2を生成する。
【0084】ステップS43において、400Hzのデ
ータについて、SUM=SUM(DATA1×K1+D
ATA2×K2)+DATA3×K3を生成する。
【0085】ステップS44において、800Hzのデ
ータについて、SUM=SUM(DATA1×K1+D
ATA2×K2+DATA3×K3)+DATA4×K
4を生成する。
【0086】ステップS45において、1.6kHzの
データについて、SUM=SUM(DATA1×K1+
DATA2×K2+DATA3×K3+DATA4×K
4)+DATA5×K5を生成する。
【0087】ステップS46において、3.2kHzの
データについて、SUM=SUM(DATA1×K1+
DATA2×K2+DATA3×K3+DATA4×K
4+DATA5×K5)+DATA6×K6を生成す
る。
【0088】ステップS47において、6.4kHzの
データについて、SUM=SUM(DATA1×K1+
DATA2×K2+DATA3×K3+DATA4×K
4+DATA5×K5+DATA6×K6)+DATA
7×K7を生成する。
【0089】ステップS48において、表示データにつ
いて、SUM=SUM(DATA1×K1+DATA2
×K2+DATA3×K3+DATA4×K4+DAT
A5×K5+DATA6×K6+DATA7×K7)/
Kdを生成する。
【0090】上述した本実施形態の他の信号レベル表示
装置は、周波数帯に分けたデータにそれぞれ係数をかけ
た後に加算したデータを表示データとして使用すること
により、聴感に良く合致したモニター表示波形を表示す
ることができる。
【0091】上述した本実施形態の他の信号レベル表示
装置は、入力オーディオ信号を周波数帯別に分けて、そ
のデータをそれぞれ演算処理部に供給するが、各周波数
帯毎に個々の演算処理部に供給してそれぞれ同時に演算
を行っても良く、また、これに限らず、時系列で各周波
数帯ごとのデータを演算処理部に入力して順次加算して
時系列で演算を行っても良い。
【0092】このようにして演算処理部から得られるデ
ータはそれぞれの係数がかけられた後に加算され、表示
部における表示に適した表示データとして用いることが
できる。
【0093】なお、この係数は、結果として得られる表
示データが聴感と良く一致するように多数の例から得る
ようにすれば良く、例えば、リスナーが選択するボリュ
ームの位置の音量に応じて各周波数帯毎に適切な値を選
択したり、リスナーの属する民族や、使用する言語によ
り適切な値が選択されるようにする。従って、装置の仕
向地毎に、係数を変えるように設定する。
【0094】具体的には、南米のブラジル向けでは打楽
器の音域が明瞭となる係数を用い、ヨーロッパ向けでは
子音のサシスセソを多用するためこの音域が明瞭となる
係数を用い、国内向けでは母音を多用するためこの音域
が明瞭となる係数を用いるようにする。
【0095】上述した本実施形態の他の信号レベル表示
装置によれば、周波数帯域毎に異なる係数をかけて表示
データを得るので、聴感に合致したモニター波形を得る
ことができ、信号レベル表示の品質を向上させることが
できる。
【0096】また、上述した本実施形態の他の信号レベ
ル表示装置によれば、仕向地により係数を変えることに
より、表示の特性を変えることができ、その国のリスナ
ーの聴感に合う表示特性を得ることができる。
【0097】次に、本実施の形態の他の信号レベル表示
装置を説明する。本実施の形態の他の信号レベル表示装
置はオーディオ信号レベルをある時間範囲でモニター表
示する方式のオーディオ機器において、表示データ中に
表示を書き換える部分を明示するものである。
【0098】本実施の形態の他の信号レベル表示装置は
図1に示した書き換えポイント挿入回路16から供給さ
れる書き換えポイントデータを表示データに加えること
により、例えば、表示中のデータに対してこれから表示
する(再生される)データによる上書きによる書き換
え、またはチューナの受信チャンネルを切り換えたり、
再生CDを切り換えることにより、表示データが切り換
えられた場合でも切り換え部分が表示される。また、現
在の再生音がどの表示レベルに対応しているかが視覚に
より認識できる。
【0099】図16Aは、白線160により切り換えポ
イントを表示する例であり、白線が右端から左端へ移動
することにより、現在の再生音の表示レベルを視認でき
る。これにより、レーダー等で用いられる方式で白線が
表示範囲を移動してその後方が書き換えられる。
【0100】図16Bは、黒線または黒帯161により
旧データが消去され、白線162により新データの書き
出しポイントを表示する例であり、白線が右端から左端
へ移動することにより、現在の再生音の表示レベルを視
認できる。これにより、黒線により以前のデータを消
し、白線の後から新しいデータが書かれるので、消去と
書き出しの位置を別に表示できる。
【0101】図16Cは、黒線または黒帯163により
旧データが消去されると同時に新データの書き出しポイ
ントを表示する例であり、黒線が右端から左端へ移動す
ることにより、現在の再生音の表示レベルを視認でき
る。これにより、黒線が以前のデータを消して、その後
から新しいデータが書かれるので、消去と書き出しの位
置を共に表示できる。なお、黒線は幅を広くした黒帯と
しても良い。
【0102】図16Dは、点164により旧データが消
去されると同時に新データの書き出しポイントを表示す
る例であり、点が右端から左端へ移動することにより、
現在の再生音の表示レベルを視認できる。これにより、
レベル最小位置に黒点を配置して、その点の位置より後
から新データが書かれるので、消去と書き出しの位置を
共に表示できる。
【0103】なお、上述において、白線とは信号レベル
表示と同じLCDのドットの点灯表示を示し、黒線とは
背景表示と同じLCDのドットの消灯表示を示す。
【0104】いずれの方式でも、左端から右端へ移動す
る線、帯、点により書き換えのポイントが明示されるの
で、レベル表示の動作が視覚により確認できる。
【0105】図16A,B,C,Dの各方式で書き換え
ポイントが示されて旧データから新データに書き換えら
れる例を図17A1およびA2,B1およびB2,C1
およびC2,D1およびD2にそれぞれ示す。
【0106】図17A1に示す書き換えポイントマーク
170(白線)が図17A2においてさらに右方向に移
動して書き換えポイントマーク170の左側に新データ
が表示され、右側に旧データが表示される。
【0107】図17B1に示す消去ポイントマーク17
2(黒線または黒帯)が先行して旧データを消して書き
換えポイントマーク171(白線)が左側の新データを
書いて図17B2においてさらに右方向に移動して書き
換えポイント171の左側に新データが表示され、消去
ポイントマーク172の右側に旧データが表示される。
【0108】図17C1に示す消去ポイントマーク17
4(黒線または黒帯の右端)が先行して旧データを消し
て書き換えポイントマーク173(黒線または黒帯の左
端)が左側の新データを書いて図17C2においてさら
に右方向に移動して書き換えポイント173の左側に新
データが表示され、消去ポイントマーク174の右側に
旧データが表示される。
【0109】図17D1に示す書き換えポイントマーク
175(点)が図17D2においてさらに右方向に移動
して書き換えポイントマーク175の左側に新データが
表示され、右側に旧データが表示される。
【0110】図18は、書き換え処理動作を示すフロー
チャートである。図18において、ステップS51にお
いて、書き換え位置を演算する。具体的にはステップS
61において現在値+1とし、ステップS62において
現在値が右端値であるか否かを判断し、現在値が右端値
であるときはステップS63において現在値を左端値と
して、ステップS64において現在値を返す。ステップ
S62において現在値が右端値でないときは直ちにステ
ップS64において現在値を返す。
【0111】ステップS52において、マーカー位置を
演算する。具体的にはステップS61において現在値+
1とし、ステップS62において現在値が右端値である
か否かを判断し、現在値が右端値であるときはステップ
S63において現在値を左端値として、ステップS64
において現在値を返す。ステップS62において現在値
が右端値でないときは直ちにステップS64において現
在値を返す。
【0112】ステップS53において、表示メモリのマ
ーカー位置を書き換える。ステップS54において、表
示データを基にした線を表示メモリの書き換え位置に書
く。ステップS55において、表示メモリを表示素子
(LCD)に送る。
【0113】図19は、データ表示処理動作を示すフロ
ーチャートである。ステップS71において、信号デー
タから表示データを作製する。ステップS72におい
て、データ書き出し位置を演算する。ステップS73で
LCDドライバーから書き出し部を含むデータブロック
を読み出す。ステップS74において、読み取ったデー
タを新しいデータに変更する。ステップS75におい
て、LCDドライバーに新しい表示データを送る。
【0114】上述した本実施の形態の他の信号レベル表
示装置は、書き換えポイントを表示することにより、信
号レベル表示の動作を視認できる。
【0115】上述した本実施の形態の他の信号レベル表
示装置によれば、サウンドモニターにおいて、信号レベ
ルが低いところが続いたり、同じ様な信号レベルの繰り
返しの部分で、新旧のモニター波形が似ていても書き換
えポイントを表示することにより動作点を確認すること
ができ、動作が停止しているのではないことを理解で
き、余計な不安を解消することができ、信号レベル表示
の品質を向上させることができる。
【0116】次に、本実施の形態の他の信号レベル表示
装置を説明する。本実施の形態の他の信号レベル表示装
置はオーディオ信号レベルをある時間範囲でモニター表
示する方式のオーディオ機器において、時系列で信号レ
ベルを表示することにより、過去のデータを一定期間分
確認することができるものである。
【0117】本実施の形態の他の信号レベル表示装置は
図1に示したジャンル検出回路12から供給されるジャ
ンル検出データに応じて係数回路10の係数を変えるこ
とにより、例えば、VRAMメモリ17に表示スピード
や表示サイズや走査周期を変えた表示データをフレーム
タイミング毎に生成して格納し、スイッチ18によりフ
レーム毎のVRAM17への表示データの書き込みと読
み出しを切り換え、表示部19にVRAMメモリ17に
記憶されたジャンルに対応して選択されたフレーム毎の
信号レベルの表示データを表示することができる。
【0118】図20は、ジャンル選択の処理動作を示す
フローチャートである。図20に示したジャンル選択処
理は図1に示したジャンル検出回路12のジャンル選択
動作が対応する。
【0119】図20において、ステップS81において
リズム検出を行う。リズム検出は一定期間のテンポを検
出することにより行う。ステップS82においてレベル
検出を行う。レベル検出により例えばオーディオ信号の
楽曲が属するロック、ジャズなどの分類の検出を行う。
ステップS83においてジャンル選別して対応する係数
テーブルを選択する。ジャンル選別によりジャンルに対
応して記憶されている係数テーブルを切り換える。
【0120】図22は、表示部の処理のフローチャート
である。図22に示す表示部は図1に示したVRAMメ
モリ17、スイッチ18および表示部19が対応し、ま
た図3に示したマイコン部32および表示部40が対応
する。
【0121】図22のステップS91において、信号デ
ータを表示データに変換する。具体的には、図3に示し
たマイコン部32がオーディオ信号を処理可能な信号ま
たはデータに変換する。
【0122】ステップS92において、表示位置の演算
を行う。具体的には、マイコン部32は、信号をLCD
のどの位置に表示する(書く)べきかを演算し、その位
置に表示する(書く)ためのデータを生成し、表示部4
0のLCDコントローラ46に供給する。なお、このデ
ータは既にジャンル検出回路12のジャンル検出信号に
基づいて演算回路3〜3−nの係数回路10において係
数を変えることにより、リスナーの聴感に合致するよう
に加工されたデータである。
【0123】ステップS93において、表示位置にデー
タを書く。具体的には、表示部40のLCDコントロー
ラ46は、データを表示用メモリ45の所定の記憶位置
に格納すると共に、表示用メモリ45に格納されている
データを読み出してLCDドライバ47に供給する。L
CDドライバ47により、LCD48に表示メモリにお
ける表示データの格納状態が反映される。これにより、
LCD48に後述する時系列信号レベル表示が行われ
る。
【0124】図21は、上述した図20に示したジャン
ル選択の処理および図22に示した表示部の表示制御の
処理により、表示部のLCDに表示されるジャンルに対
応して選択された時系列信号レベル表示210を示す。
【0125】上述した本実施の形態の信号レベル表示装
置によれば、表示部に時系列で信号レベルを表示するこ
とにより、オーディオ信号の楽曲のジャンルに応じて過
去のデータを一定期間分見ることができ、音楽の特有の
リズムの流れを視覚で確認することができ、信号レベル
表示の品質を向上させることができる。
【0126】
【発明の効果】この発明の信号レベル表示装置は、オー
ディオ入力信号を一定時間毎にサンプリングするサンプ
リング手段と、サンプリングされたサンプリング値を一
定時間蓄える記憶手段と、記憶手段に一定時間蓄えられ
たサンプリング値の実効値を算出する第1の算出手段
と、記憶手段に一定時間蓄えられたサンプリング値のピ
ーク値を算出する第2の算出手段と、第1の算出手段か
ら算出された実効値と第2の算出手段によって算出され
たピーク値とを演算する演算手段と、演算手段によって
演算された信号レベルをサンプリング手段によってサン
プリングされた時間に基づいて表示する表示手段とを備
えるので、サウンドモニターにおける信号レベル表示に
おいて、実効値およびピーク値の複合方式を採用して、
実効値またはピーク値のいずれか一方しか採用しなかっ
た場合に比較して、リスナーが聴いた感覚に合致した表
示波形を得ることができるため、信号レベル表示の品質
を向上させることができるという効果を奏する。
【0127】また、この発明の信号レベル表示装置は、
上述において、演算手段は加算処理を行うので、ピーク
値と実効値とを複合させて表示させることができるとい
う効果を奏する。
【0128】また、この発明の信号レベル表示装置は、
上述において、第1の係数と第2の係数とを記憶する係
数記憶手段と、第1の算出手段から出力される算出結果
に係数記憶手段が記憶する第1の係数を掛ける第1の係
数演算手段と、第2の算出手段から出力される算出結果
に係数記憶手段が記憶する第2の係数を掛ける第2の係
数演算手段とをさらに備え、演算手段は第1の係数演算
手段の演算結果と第2の係数演算手段の演算結果とを演
算するので、オーディオ信号の実効値とピーク値にそれ
ぞれ係数をかけてから加えたデータを表示データの基と
なるデータとすることにより、リスナーの聴感に近い信
号レベルの表示を行うことができるという効果を奏す
る。
【0129】また、この発明の信号レベル表示装置は、
上述において、表示手段は一定時間分のレベル表示を行
うと共に表示領域を越える表示を行う場合表示領域の既
に表示された最古のデータに順次上書きして表示するの
で、表示部に時系列で信号レベルを表示することによ
り、オーディオ信号の楽曲のジャンルに応じて過去のデ
ータを一定期間分見ることができ、音楽の特有のリズム
の流れを視覚で確認することができ、信号レベル表示の
品質を向上させることができるという効果を奏する。
【0130】また、この発明の信号レベル表示装置は、
上述において、表示手段はデータの上書きをしている位
置を明示するので、サウンドモニターにおいて、信号レ
ベルが低いところが続いたり、同じ様な信号レベルの繰
り返しの部分で、新旧のモニター波形が似ていても書き
換えポイントを表示することにより動作点を確認するこ
とができ、動作が停止しているのではないことを理解で
き、余計な不安を解消することができ、信号レベル表示
の品質を向上させることができるという効果を奏する。
【0131】また、この発明の信号レベル表示装置は、
上述において、表示手段は信号レベル表示に対数処理を
施すので、オーディオ信号の実効値とピーク値にそれぞ
れ係数をかけてから加えたデータに対して対数処理を施
して表示データの基となるデータとすることにより、よ
りリスナーの聴感に近い信号レベルの表示を行うことが
できるという効果を奏する。
【0132】また、この発明の信号レベル表示装置は、
オーディオ入力信号を複数の周波数帯域に分割する周波
数分割手段と、周波数分割されたオーディオ信号を各々
一定時間毎にサンプリングするサンプリング手段と、サ
ンプリング手段によってサンプリングされた信号を各々
一定時間蓄える第1の記憶手段と、周波数分割手段によ
って分割される周波数帯域毎に対応する係数が記憶され
た第2の記憶手段と、周波数分割手段から出力される各
周波数帯域毎に第1の記憶手段から得られるサンプリン
グされた信号と第2の記憶手段に記憶された各周波数帯
域に対応する係数とを演算する第1の演算手段と、演算
手段の各周波数帯域毎の演算結果を加算して信号レベル
とする第2の演算手段と、第2の演算手段によって演算
された信号レベルを上記サンプリング手段によってサン
プリングされた時間に基づいて表示する表示手段とを備
えるので、周波数帯域毎に異なる係数をかけて表示デー
タを得て、リスナーが選択するボリュームの位置の音量
に応じて各周波数帯毎に適切な値を選択したり、リスナ
ーの属する民族や、使用する言語により適切な値を選択
して、装置の仕向地毎に係数を変えるように設定するこ
とにより聴感に合致したモニター波形を得ることがで
き、信号レベル表示の品質を向上させることができると
いう効果を奏する。
【0133】また、この発明の信号レベル表示装置は、
上述において、第1の演算手段は、各周波数帯域毎に設
けるので、周波数帯域毎に異なる係数をかけて表示デー
タを得るので、周波数帯域毎に係数を変えるように設定
することによりリスナーの特有の聴感に合致したモニタ
ー波形を得ることができるという効果を奏する。
【0134】また、この発明の信号レベル表示装置は、
上述において、第2の演算手段は、各周波数帯域毎に設
けるので、入力オーディオ信号を周波数帯別に分けて、
そのデータをそれぞれ演算手段に供給する際に、各周波
数帯毎に個々の演算手段に供給してそれぞれ同時に演算
を行うことができるという効果を奏する。
【0135】また、この発明の信号レベル表示装置は、
上述において、第1の演算手段は、周波数分割手段から
出力される各信号に対して順次記憶手段に記憶された各
周波数に対応した係数を演算し、第2の演算手段は、第
1の演算手段から得られる各演算結果を順次加算するの
で、入力オーディオ信号を周波数帯別に分けて、そのデ
ータをそれぞれ演算手段に供給する際に、時系列で各周
波数帯ごとのデータを演算手段に入力して順次加算して
時系列で演算を行うことができるという効果を奏する。
【0136】また、この発明の信号レベル表示装置は、
上述において、第2の記憶手段は、第1の係数と第2の
係数をさらに各々記憶し、第1の演算手段は、サンプリ
ングされた信号の実効値を算出する第3の演算手段と、
サンプリングされた信号のピーク値を算出する第4の演
算手段と、第3の演算手段によって演算された結果と第
1の係数とを演算する第5の演算手段と、第4の演算手
段によって演算された結果と第2の係数とを演算する第
6の演算手段とをさらに備えるので、周波数帯域毎に異
なる係数をかけて表示データを得て、装置の仕向地毎に
係数を変えるように設定することにより聴感に合致した
モニター波形を得ることができ、さらに実効値およびピ
ーク値の複合方式を採用して、リスナーが聴いた感覚に
合致した表示波形を得ることができ、信号レベル表示の
品質を向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の信号レベル表示装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】本実施の形態の信号レベル表示装置が適用され
るシステム構成図である。
【図3】システム構成のうち信号処理部、マイコン部お
よび表示部の構成を示すブロック図である。
【図4】オーディオ信号の実効値およびピーク値の演算
結果を用いた信号レベル表示の処理動作を示すフローチ
ャートである。
【図5】表示データの作製動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】10回分のピーク値を求める方式の処理動作を
示すフローチャートである。
【図7】10回分のデータの平均値を実効値として求め
る処理動作を示すフローチャートである。
【図8】ピーク値および平均値で近似した実効値とその
複合値の求め方および表示の仕方を説明する図である。
【図9】ピーク値および平均値で近似した実効値とその
複合値の求め方および表示の仕方を説明する図であり、
図9Aは信号に対するピーク値と平均値、図9Bはピー
ク表示、図9Cは平均表示、図9Dは複合値表示であ
る。
【図10】ピーク値および平均値で近似した実効値とそ
の複合値の求め方および表示の仕方を説明する図であ
り、図10Aは入力オーディオ信号、図10Bはピーク
値表示、図10Cは実効値表示である。
【図11】ピーク値および平均値で近似した実効値とそ
の複合値の求め方および表示の仕方を説明する図であ
り、図11Aは信号に対するピーク値と実効値、図11
Bはピーク値と実効値、図11Cは複合表示である。
【図12】従来のピーク値および実効値の求め方および
表示の仕方を説明する図であり、図12Aは信号に対す
る実効値、図12Bはピーク値、図12Cはピーク方式
の信号レベル表示、図12Dは実効値方式の信号レベル
表示である。
【図13】本実施の形態の他の信号レベル表示装置の演
算部の構成を示すブロック図である。
【図14】表示データの作製動作を示すフローチャート
である。
【図15】従来の信号レベル表示であり、図15Aはオ
ーディオ信号を各周波数帯に分けたレベルメーター、図
15Bはオーディオ信号の数秒分のレベルの変化を、横
に時間、縦にレベルで表示するサウンドモニターであ
る。
【図16】書き換えポイントを表示する例を示す図であ
り、図16Aは、白線により切り換えポイントを表示す
る例、図16Bは黒線または黒帯により旧データが消去
され、白線により新データの書き出しポイントを表示す
る例であり、図16Cは、黒線または黒帯により旧デー
タが消去されると同時に新データの書き出しポイントを
表示する例であり、図16Dは、点により旧データが消
去されると同時に新データの書き出しポイントを表示す
る例である。
【図17】書き換えポイントの移動を表示する例を示す
図であり、図17A1の書き換えポイントが図17A2
においてさらに右方向に移動する例、図17B1の消去
ポイントが先行消去して書き換えポイントから新データ
を書いて図17B2においてさらに右方向に移動する
例、図17C1の消去ポイントが先行消去して書き換え
ポイントから新データを書いて図17C2においてさら
に右方向に移動する例、図17D1の書き換えポイント
が図17D2においてさらに右方向に移動する例であ
る。
【図18】書き換え処理動作を示すフローチャートであ
る。
【図19】表示データの作製動作を示すフローチャート
である。
【図20】ジャンル選択の処理動作を示すフローチャー
トである。
【図21】時系列信号レベル表示を示す図である。
【図22】表示部の処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1…入力端子、2…フィルタ、3〜3−n…演算回路、
4…サンプルホールド回路、5…メモリ、6…実効値演
算回路、7…乗算器、8…ピーク値演算回路、9…乗算
器、10…係数回路、11…加算器、12…ジャンル検
出回路、13…加算器、14…log係数回路、15…
乗算器、16…書き換えポイント挿入回路、17…VR
AMメモリ、18…スイッチ、19…表示部
フロントページの続き (72)発明者 平野 浩司 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 坂上 美穂 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 金田 浩 東京都千代田区外神田5丁目1番2号 末 広ビル マイクロテクノロジー株式会社内 Fターム(参考) 5D045 AA20

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーディオ入力信号を一定時間毎にサン
    プリングするサンプリング手段と、 上記サンプリングされたサンプリング値を一定時間蓄え
    る記憶手段と、 上記記憶手段に一定時間蓄えられたサンプリング値の実
    効値を算出する第1の算出手段と、 上記記憶手段に一定時間蓄えられたサンプリング値のピ
    ーク値を算出する第2の算出手段と、 上記第1の算出手段から算出された上記実効値と上記第
    2の算出手段によって算出された上記ピーク値とを演算
    する演算手段と、 上記演算手段によって演算された信号レベルを上記サン
    プリング手段によってサンプリングされた時間に基づい
    て表示する表示手段とを備える信号レベル表示装置。
  2. 【請求項2】 上記演算手段は加算処理を行う請求項1
    記載の信号レベル表示装置。
  3. 【請求項3】 上記信号レベル表示装置は、 第1の係数と第2の係数とを記憶する係数記憶手段と、 上記第1の算出手段から出力される算出結果に上記係数
    記憶手段が記憶する第1の係数を掛ける第1の係数演算
    手段と、 上記第2の算出手段から出力される算出結果に上記係数
    記憶手段が記憶する第2の係数を掛ける第2の係数演算
    手段と、をさらに備え、上記演算手段は上記第1の係数
    演算手段の演算結果と上記第2の係数演算手段の演算結
    果とを演算する請求項1記載の信号レベル表示装置。
  4. 【請求項4】 上記表示手段は一定時間分のレベル表示
    を行うと共に表示領域を越える表示を行う場合上記表示
    領域の既に表示された最古のデータに順次上書きして表
    示する請求項1記載の信号レベル表示装置。
  5. 【請求項5】 上記表示手段はデータの上書きをしてい
    る位置を明示する請求項4記載の信号レベル表示装置。
  6. 【請求項6】 上記表示手段は信号レベル表示に対数処
    理を施す請求項1記載の信号レベル表示装置。
  7. 【請求項7】 オーディオ入力信号を複数の周波数帯域
    に分割する周波数分割手段と、 上記周波数分割されたオーディオ信号を各々一定時間毎
    にサンプリングするサンプリング手段と、 上記サンプリング手段によってサンプリングされた信号
    を各々一定時間蓄える第1の記憶手段と、 上記周波数分割手段によって分割される周波数帯域毎に
    対応する係数が記憶された第2の記憶手段と、 上記周波数分割手段から出力される各周波数帯域毎に上
    記第1の記憶手段から得られるサンプリングされた信号
    と上記第2の記憶手段に記憶された上記各周波数帯域に
    対応する係数とを演算する第1の演算手段と、 上記演算手段の各周波数帯域毎の演算結果を加算して信
    号レベルとする第2の演算手段と、 上記第2の演算手段によって演算された信号レベルを上
    記サンプリング手段によってサンプリングされた時間に
    基づいて表示する表示手段とを備える信号レベル表示装
    置。
  8. 【請求項8】 上記第1の演算手段は、上記各周波数帯
    域毎に設ける請求項7記載の信号レベル表示装置。
  9. 【請求項9】 上記第2の演算手段は、上記各周波数帯
    域毎に設ける請求項7記載の信号レベル表示装置。
  10. 【請求項10】 上記第1の演算手段は、上記周波数分
    割手段から出力される各信号に対して順次上記記憶手段
    に記憶された各周波数に対応した係数を演算し、上記第
    2の演算手段は、上記第1の演算手段から得られる各演
    算結果を順次加算する請求項7記載の信号レベル表示装
    置。
  11. 【請求項11】 上記第2の記憶手段は、第1の係数と
    第2の係数をさらに各々記憶し、 上記第1の演算手段は、上記サンプリングされた信号の
    実効値を算出する第3の演算手段と、上記サンプリング
    された信号のピーク値を算出する第4の演算手段と、上
    記第3の演算手段によって演算された結果と上記第1の
    係数とを演算する第5の演算手段と、上記第4の演算手
    段によって演算された結果と上記第2の係数とを演算す
    る第6の演算手段とをさらに備える請求項7記載の信号
    レベル表示装置。
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