JP2001141419A - 管計測装置 - Google Patents

管計測装置

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JP2001141419A
JP2001141419A JP32715099A JP32715099A JP2001141419A JP 2001141419 A JP2001141419 A JP 2001141419A JP 32715099 A JP32715099 A JP 32715099A JP 32715099 A JP32715099 A JP 32715099A JP 2001141419 A JP2001141419 A JP 2001141419A
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JP
Japan
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pipe
model
mark
measurement
die
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Withdrawn
Application number
JP32715099A
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English (en)
Inventor
Naohito Imaizumi
尚人 今泉
Tomoaki Ooka
友明 大岡
Yoshihiro Suzugaki
良博 鈴垣
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】計測・演算に係る手間と時間を削減し、誤差、
計測不良を解消する管計測装置を提供すること。 【解決手段】双方の継手(2)の位置間に設けられた型
模範(1)と、この型模範(1)の基本寸法計測に必要
とされる位置に取り付けられたマーク(8)と、このマ
ーク(8)の位置を撮像する少なくとも一つの撮像手段
(7)と、これら撮像手段(7)から画像情報を取り込
み、前記撮像手段(7)の位置と所定の基準位置からの
前記マーク(8)の距離と角度を入力し、前記マーク
(8)の位置座標を演算して、前記型模範(1)の少な
くとも変節点、寸法、曲げ角度を算出する演算手段(1
0)と、を具備。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船舶・各種プラン
ト等の配管の現場型取り・製作工事、特に管(パイプ)
製作工事に適用される管計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、船舶・各種プラント等の配管工事
を施工する際、設計図面に従い、まず図面ベースで管の
継ぎ手毎に分割した管の一品毎の形状を合わせて、管毎
に個別に製作図を作成し、製作図に沿い管加工を実施し
て取り付けまでを実施している。
【0003】しかし、全ての管について製作図通りに管
加工を実施すると、各種装置の取り付け位置関係との微
妙な位置ずれ及び各種障害物との干渉により、取り付け
不可能もしくは隣り合う管の各継手面の不一致が生じ
る。このように、図面ベースで製作された管では、製作
・取り付けが不可能となる場合がある。
【0004】そこで従来では、図面ベースでは無い現物
幾何学位置の型を製作して、その型模範(金型)に合っ
た管を製作して、取り付けを実施している。以下、この
型模範(金型)を使用した製作手順を図3の(a)〜
(c)を基に説明する。
【0005】(1)現場にて型模範(金型)1を製作す
る。このとき、図3の(a)に示すような型模範(金
型)1と合いフランジ2との位置関係を記録する。
【0006】(2)型模範(金型)1を工場等へ持ち帰
り、寸法計測を実施する。このとき、各基準点座標
(x,y,z)を計測して、図3の(b)に示す管一品
の変節点3を求める。
【0007】(3)各座標点から直管部分・曲げ管部分
・継手厚み等を計算して、図3の(c)に示す直管長4
・曲げ半径5・各変節点6(曲げ方向角度・曲げ角度)
を算出する。
【0008】(4)上記管製作寸法に基づき管加工を実
施し、その後現場へ積み込み、取り付けを実施する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の型模範
(金型)の製作・計測方法では、その都度寸法計測を行
ない、手計測で座標系を求め、次いで各加工寸法も手計
算で演算するため、計測・演算に膨大な手間と時間がか
かる等の問題があった。さらに、手計測・手演算のため
に誤差も発生して、製作管の修正・再製作等の手間がよ
り一層増大するという問題があった。
【0010】本発明の目的は、計測・演算に係る手間と
時間を削減し、誤差、計測不良を解消する管計測装置を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の管計測装置は以下の如く構成
されている。
【0012】(1)本発明の管計測装置は、双方の継手
の位置間に設けられた型模範と、この型模範の基本寸法
計測に必要とされる位置に取り付けられたマークと、こ
のマークの位置を撮像する少なくとも一つの撮像手段
と、これら撮像手段から画像情報を取り込み、前記撮像
手段の位置と所定の基準位置からの前記マークの距離と
角度を入力し、前記マークの位置座標を演算して、前記
型模範の少なくとも変節点、寸法、曲げ角度を算出する
演算手段と、から構成されている。
【0013】(2)本発明の管計測装置は上記(1)に
記載の装置であり、かつ管製作時に前記演算手段で得た
演算値に従い管加工を行なうにあたり、前記演算手段
へ、使用される管曲げ機械固有の機能、能力に係るデー
タを入力する。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1の
(a)〜(d)は、第1の実施の形態におけるパイプ3
次元計測装置による現場合わせ管型模範(金型)の3次
元計測・演算、及び管の製作手順を示す図である。
【0015】図1の(a)〜(d)に示すように本パイ
プ3次元計測装置は、双方の合フランジ(継手)2,2
の位置間に現場合わせで製作された管の型模範(金型)
1が備えられている。この型模範(金型)1には、基本
寸法計測に必要とされる位置にターゲットマーク8が取
り付けられており、これらターゲットマーク8の位置を
複数個所撮像する単数もしくは複数のデジタルカメラ7
が備えられている。
【0016】本パイプ3次元計測装置は、演算装置10
を備えている。この演算装置10では、デジタルカメラ
7から画像情報を取り込み、このデジタルカメラ7の配
置位置とゼロ位置基準点9の位置からの各ターゲットマ
ーク8の各距離と各角度を複数分入力して、各ターゲッ
トマーク8の位置座標を演算するとともに、型模範(金
型)1の各変節点、寸法、曲げ角度等を算出する。
【0017】次に、上記パイプ3次元計測装置にて管加
工を製作する手順を説明する。
【0018】(1)図1の(a)に示すように、現場に
て、型模範(金型)1を製作し、合フランジ2との位置
関係を記録する。
【0019】(2)図1の(b)に示すように、型模範
(金型)1の基本寸法計測に必要な記録を作成するた
め、型模範(金型)1の必要な位置にターゲットマーク
8(表示マーク)を付ける。
【0020】(3)ターゲットマーク8の位置をデジタ
ルカメラ7で複数個所撮像し、基準点9とデジタルカメ
ラ7の位置からのターゲットマーク8の各距離と各角度
を、複数分演算装置10に入力することで、演算装置1
0により各ターゲットマーク8の位置座標(x,y,
z)を求めることができる。
【0021】(4)演算装置10により各ターゲットマ
ーク8の位置座標から管の中心点を求め、図1の(c)
に示すように、管一品の変節点3を求める。
【0022】(5)実際の管の外径を考慮して、演算装
置10にて各座標点から直管部分・曲げ管部分・継手厚
み等の計算と、図1の(d)に示す直管長4・曲げ半径
5・各変節点(曲げ方向角度・曲げ角度)6を演算す
る。
【0023】本パイプ3次元計測装置によれば、以下の
ような効果を奏する。
【0024】(1)現場合わせの型模範(金型)の計測
から自動計測とすることにより、従来実施していた手計
測・手演算のような計測・演算の手間が不要となる。
【0025】(2)従来の型模範(金型)の計測は、現
場作業者の経験と勘が必要であったが、その経験、勘が
不要となる。
【0026】(3)本装置により型模範(金型)の非接
触計測が可能となり、計測寸法に制限がなくなり、自由
度が増す。
【0027】(4)デジタルカメラによるターゲットマ
ークの計測により、管の曲がり部が増大してもその都度
計測可能になり、狭隘箇所による管の微小曲がり・多点
曲がり管の計測も可能になり、略全ての現場合わせ管の
計測を可能とすることができる。
【0028】(5)3次元計測が可能となり、従来の2
次元による手計測の合成計算が不要となる。
【0029】(6)デジタルカメラによる客観的な自動
計測により、誤差、計測不良が解消され、得られた管製
作加工寸法が図面ベースの製作手順と同一になり、現場
合わせ・図面ベースの作成手順との差異が解消される。
【0030】(7)手計測・手演算による誤差が解消さ
れ、従来行なわれていた型模範(金型)製作後の型模範
(金型)の再度の寸法確認及び微調整等が不要となる。
【0031】(第2の実施の形態)図2の(a)〜
(d)は、第2の実施の形態におけるパイプ3次元計測
装置による現場合わせ管型模範(金型)の3次元計測・
演算、及び管の製作手順を示す図である。図2の(a)
〜(d)において図1の(a)〜(d)と同一な部分に
は同符号を付してある。
【0032】本第2の実施の形態は、管製作時に第1の
実施の形態で得た演算値に従い管加工を行なうにあた
り、使用される管曲げ機械固有の機能、能力を、上記第
1の実施の形態に示した演算装置10へデータ11化し
て入力することを特徴とするものである。
【0033】すなわち、型模範(金型)から管製作加工
寸法を得て、管製作をする際、曲げ機械固有の機能、能
力をデータ11化して演算装置10へ入力しておくこと
で、例えば、管の曲げ代、つかみ代等、生産技術に必要
な製作寸法を、曲げ機械に適応できるよう演算、計測を
することができる。
【0034】本発明は上記各実施の形態のみに限定され
ず、要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施できる。
【0035】
【発明の効果】本発明の管計測装置によれば、手計測・
手演算が不要となるため、これら計測・演算に係る手間
と時間を削減でき、誤差、計測不良が解消される。
【0036】本発明の管計測装置によれば、生産技術に
必要な製作寸法を曲げ機械に適応できるよう演算、計測
をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における金型管計測方法を示
す図。
【図2】第2の実施の形態における金型管計測方法を示
す図。
【図3】従来の金型管計測方法を示す図。
【符号の説明】
1…型模範(金型) 2…合フランジ(継手) 3…変節点 4…直管長 5…曲げ半径 6…変節点 7…デジタルカメラ 8…ターゲットマーク 9…基準点 10…演算装置 11…データ
フロントページの続き (72)発明者 鈴垣 良博 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 Fターム(参考) 2F065 AA21 AA31 AA53 BB08 BB27 CC00 FF04 JJ03 JJ05 JJ26 QQ31

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】双方の継手の位置間に設けられた型模範
    と、 この型模範の基本寸法計測に必要とされる位置に取り付
    けられたマークと、 このマークの位置を撮像する少なくとも一つの撮像手段
    と、 これら撮像手段から画像情報を取り込み、前記撮像手段
    の位置と所定の基準位置からの前記マークの距離と角度
    を入力し、前記マークの位置座標を演算して、前記型模
    範の少なくとも変節点、寸法、曲げ角度を算出する演算
    手段と、 を具備したことを特徴とする管計測装置。
  2. 【請求項2】管製作時に前記演算手段で得た演算値に従
    い管加工を行なうにあたり、前記演算手段へ、使用され
    る管曲げ機械固有の機能、能力に係るデータを入力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の管計測装置。
JP32715099A 1999-11-17 1999-11-17 管計測装置 Withdrawn JP2001141419A (ja)

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