JP2001141305A - 開放式温風暖房機 - Google Patents

開放式温風暖房機

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JP2001141305A
JP2001141305A JP32581499A JP32581499A JP2001141305A JP 2001141305 A JP2001141305 A JP 2001141305A JP 32581499 A JP32581499 A JP 32581499A JP 32581499 A JP32581499 A JP 32581499A JP 2001141305 A JP2001141305 A JP 2001141305A
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JP
Japan
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wind tunnel
combustion cylinder
open
burner
combustion
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JP32581499A
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English (en)
Inventor
Shigeru Kuwako
繁 桑子
Takao Arai
孝夫 新井
Satoshi Hoshino
聡 星野
Nobuhiro Ogura
信博 小倉
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バーナの消火時に臭気が室内に放出されるの
を抑制して、消火時での臭気による不快感を低減させ
る。 【解決手段】 温風吹出口12及び対流用送風機13を
有する本体ケース11と、この本体ケース11内に設け
た風胴14と、この風胴14内に設けた上部開放の燃焼
筒23と、この燃焼筒23内に燃焼部17を臨ませたバ
ーナ15と、燃焼筒23と風胴14頂部14Aとの間に
設けた遮熱板24とを備えている。そして、遮熱板24
には燃焼筒23の開放面23Aに対向させて通気穴25
を設け、風胴14の上には風胴14頂部14Aに設けた
入り口28を介して風胴14内に連通する部屋Xを設け
た構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、灯油等の液体燃料
を気化して燃焼させるバーナを使用した石油ファンヒー
タ等の開放式温風暖房機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来一般に、この種の開放式温風暖房機
は、図2に示すように、温風吹出口1及び対流用送風機
2を有する本体ケース3内に風路形成体としての風胴4
を設け、この風胴4内に上部開放の燃焼筒5を設け、こ
の燃焼筒5内にバーナヘッド6Aを臨ませるように燃料
を気化して燃焼させるバーナ6を本体ケース3内の下部
に設け、さらに燃焼筒5と風胴4の頂部4Aとの間に遮
熱板7を設け、燃焼筒5上部の開放面5Aから流出する
バーナ6の燃焼排ガスと対流用送風機2から送られる空
気流とを風胴4内で混合させ、温風として温風吹出口1
から室内に吹き出して室内を暖房する構成であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来構成の開放式温風暖房機においては、バーナ6の消火
時に残留未燃ガスが生じ、この未燃ガスが燃焼筒5等の
高温部に触れてきつい臭気を発生させ、この臭気は燃焼
筒5上部の開放面5Aを介して風胴4内に流出し、対流
用送風機2のファン2Aが回転中であれば温風吹出口1
から室内へ放出され、ファン2Aの回転が停止していれ
ば、対流用送風機2のファンガード2Bから室内に放出
されるため、使用者に不快感を与えてしまう問題があっ
た。
【0004】本発明は上述の実情に鑑みてなされたもの
であり、バーナの消火時に臭気が室内に放出されるのを
抑制して、消火時での臭気による不快感を低減させるこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の本発明では、温風吹出口及び対流
用送風機を有する本体ケースと、この本体ケース内に設
けた風胴と、この風胴内に設けた上部開放の燃焼筒と、
この燃焼筒内に燃焼部を臨ませたバーナと、燃焼筒と風
胴頂部との間に設けた遮熱板とを備え、前記遮熱板には
燃焼筒の開放面に対向させて通気穴を設け、前記風胴の
上には風胴頂部に設けた入り口を介して風胴内に連通す
る部屋を設けた構成である。
【0006】また、請求項2に記載の本発明では、温風
吹出口及び対流用送風機を有する本体ケースと、この本
体ケース内に設けた風胴と、この風胴内に設けた上部開
放の燃焼筒と、この燃焼筒内に燃焼部を臨ませたバーナ
と、燃焼筒と風胴頂部との間に設けた遮熱板とを備え、
前記遮熱板には燃焼筒の開放面に対向させて通気穴を設
け、前記風胴の上には風胴頂部に設けた入り口を介して
風胴内に連通する部屋を設け、かつ、この部屋には吸着
剤を収容した構成である。
【0007】また、請求項3に記載の本発明では、請求
項1または2に記載の開放式温風暖房機において、前記
対流用送風機はバーナの消火前にブレーキをかけて急停
止させるようにした構成である。
【0008】また、請求項4に記載の本発明では、請求
項2に記載の開放式温風暖房機において、前記吸着剤が
活性炭である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
に基づいて説明する。図1において、11は石油ファン
ヒータ等の開放式温風暖房機の本体ケースであり、この
本体ケース11は前面略中央に温風吹出口12を有する
とともに、背面にはプロペラファン等の対流用ファン1
3A、モータ13B及びこのモータ13Bを取り付けた
フィルター兼用のファンガード13Cにて構成された対
流用送風機13を有し、また、この本体ケース11内に
は一端が前記温風吹出口12に連通し、かつ、他端が前
記対流用送風機13に連通した風胴14が配置されてい
る。
【0010】15は本体ケース11内の下部に配置され
た灯油等の液体燃料を気化して燃焼させるバーナであ
り、このバーナ15は気化筒16と、この気化筒16の
上部に装着したバーナヘッド17(燃焼部)と、気化筒
16の周囲を囲むバーナケース18と、このバーナケー
ス18内に燃焼用空気を供給するバーナ送風機19とか
ら構成されている。20は燃料ポンプ(図示せず)によ
り供給された液体燃料をバーナ15の気化筒16内に噴
出する燃料ノズル、21は点火プラグ、22はフレーム
ロッドである。
【0011】23は前記風胴14の底部14Aに立てて
設けた円筒状の燃焼筒であり、この燃焼筒23内の下部
にはバーナ15のバーナヘッド17が臨ませてあり、ま
た、この燃焼筒23の上部は開放されている。23Aは
燃焼筒23上部の開放面である。
【0012】24は前記燃焼筒23と風胴14の頂部1
4Bとの間に設けられた遮熱板であり、この遮熱板24
は水平部24Aを有するとともに、この水平部24Aの
前方部並びに後方部がそれぞれ斜め下方に折り曲げられ
て前方傾斜部24B及び後方傾斜部24Cが形成され、
この後方傾斜部24Cの下端にはモータ保護板25が垂
下形成されている。
【0013】また、前記遮熱板24の水平部24Aに
は、前記燃焼筒23の開放面23Aに対向させて複数個
の通気穴25、25が設けられ、これら各通気穴25、
25の風上側縁部には、風下側に向かって斜め上向きに
傾斜した切り起こし片26、26が設けられている。
【0014】27は前記風胴14の頂部14Bと本体ケ
ース11の天面部11Aとの間の空間に設けた収容ケー
スであり、この収容ケース27の内部は風胴14の頂部
14Bに設けた入り口28を介して風胴14の内部に連
通する部屋Xとなっており、この部屋Xの入り口28は
前記複数の通気穴25に対向させてある。29は前記部
屋Xに収容した活性炭にてなる吸着剤である。
【0015】上記構成において、運転スイッチ(図示せ
ず)のオン操作によりバーナ15の燃焼が開始される
と、バーナ15の燃焼による燃焼ガスは燃焼筒23内を
上昇して開放面23Aから風胴14内に流出し、対流用
送風機13から送られる空気流と混合して温風となり、
温風吹出口12から室内に吹き出され、室内を暖房す
る。
【0016】ここで、運転スイッチがオフ操作される
と、バーナ15の消火に先立って対流用送風機13のモ
ータ13Bにブレーキがかけられ、この対流用送風機1
3のモータ13Bは急停止(駆動停止指令を受けてから
約2〜4秒で停止)する。そして、対流用送風機13の
停止後、燃料ポンプ(図示せず)が停止されると同時に
バーナ送風機19が停止されて、バーナ15が消火す
る。
【0017】上述のようなバーナ15の消火時に気化筒
16で生じた未燃ガスは、バーナヘッド17の炎孔(図
示せず)を通って燃焼筒23内に流出し、この燃焼筒2
3内を上昇して開放面23Aから流出した後、遮熱板2
4の水平部24Aに設けた複数個の通気穴25、25を
通過上昇して入り口28から収容ケース27の内部の部
屋Xに溜められる。そして、この部屋Xに溜められた未
燃ガスは活性炭にてなる吸着剤29に吸着処理される。
【0018】上述の実施形態によれば、燃焼筒23と風
胴14の頂部14Bとの間に設けた遮熱板24の水平面
部24Aには、燃焼筒23上部の開放面23Aに対向さ
せて複数の通気穴25、25を設け、風胴14の頂部1
4Bと本体ケース11の天面部11Aとの間には、風胴
14の頂部14Bに設けた入り口28を介して風胴14
の内部に連通する部屋Xを収容ケース27によって設け
た構成であるから、バーナ15の消火時に発生した未燃
ガスを、遮熱板24の水平面部24Aに設けた複数個の
通気穴25、25及び風胴14の頂部14Bに設けた入
り口28を通して収容ケース27の内部の部屋Xに溜め
ておくことが可能となり、そのため、バーナ15の消火
時に発生するきつい臭いを温風吹出口12等から室内へ
放出させないようでき、消火時での臭気による不快感を
低減させることができる。
【0019】また、前記収容ケース27の内部の部屋X
には、活性炭にてなる吸着剤29が収容されているの
で、収容ケース27の内部の部屋Xに流入した未燃ガス
を吸着剤29にて吸着処理でき、消火時における臭気の
発生を一層確実に低減させることができる。
【0020】また、前記対流用送風機13はバーナ15
の消火に先立ってモータ13Bにブレーキがかけられて
急停止(約2〜4秒で停止)する構成であるから、バー
ナ15の消火時に発生した未燃ガスは、対流用送風機1
3からの風の影響を受けることがなく、確実に収容ケー
ス27の内部の部屋Xに導くことができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
本発明によれば、温風吹出口及び対流用送風機を有する
本体ケースと、この本体ケース内に設けた風胴と、この
風胴内に設けた上部開放の燃焼筒と、この燃焼筒内に燃
焼部を臨ませたバーナと、燃焼筒と風胴頂部との間に設
けた遮熱板とを備え、前記遮熱板には燃焼筒の開放面に
対向させて通気穴を設け、前記風胴の上には風胴頂部に
設けた入り口を介して風胴内に連通する部屋を設けた構
成であるから、バーナの消火時に発生した臭気を通気穴
及び入り口を通して風胴の上の部屋に閉じ込め、室内へ
放出させないようでき、消火時での臭気による不快感を
低減させることができる。
【0022】また、請求項2に記載の本発明によれば、
温風吹出口及び対流用送風機を有する本体ケースと、こ
の本体ケース内に設けた風胴と、この風胴内に設けた上
部開放の燃焼筒と、この燃焼筒内に燃焼部を臨ませたバ
ーナと、燃焼筒と風胴頂部との間に設けた遮熱板とを備
え、前記遮熱板には燃焼筒の開放面に対向させて通気穴
を設け、前記風胴の上には風胴頂部に設けた入り口を介
して風胴内に連通する部屋を設け、かつ、この部屋には
吸着剤を収容した構成であるから、請求項1の効果に加
えて、風胴の上の部屋に閉じ込められた臭気を吸着剤で
吸着処理でき、消火時の臭気の発生を一層効率良く低減
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例を示す開放式温風暖房機
の縦断面図である。
【図2】従来の開放式温風暖房機の縦断面図である。
【符号の説明】
11 本体ケース 12 温風吹出口 13 対流用送風機 14 風胴 14B 風胴の頂部 15 バーナ 17 バーナヘッド(燃焼部) 23 燃焼筒 23A 燃焼筒の開放面 24 遮熱板 25 通気穴 28 入り口 29 吸着剤 X 部屋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星野 聡 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 小倉 信博 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3L028 AA03 AB05 AC01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温風吹出口及び対流用送風機を有する本
    体ケースと、この本体ケース内に設けた風胴と、この風
    胴内に設けた上部開放の燃焼筒と、この燃焼筒内に燃焼
    部を臨ませたバーナと、燃焼筒と風胴頂部との間に設け
    た遮熱板とを備え、前記遮熱板には燃焼筒の開放面に対
    向させて通気穴を設け、前記風胴の上には風胴頂部に設
    けた入り口を介して風胴内に連通する部屋を設けたこと
    を特徴とする開放式温風暖房機。
  2. 【請求項2】 温風吹出口及び対流用送風機を有する本
    体ケースと、この本体ケース内に設けた風胴と、この風
    胴内に設けた上部開放の燃焼筒と、この燃焼筒内に燃焼
    部を臨ませたバーナと、燃焼筒と風胴頂部との間に設け
    た遮熱板とを備え、前記遮熱板には燃焼筒の開放面に対
    向させて通気穴を設け、前記風胴の上には風胴頂部に設
    けた入り口を介して風胴内に連通する部屋を設け、か
    つ、この部屋には吸着剤を収容したことを特徴とする開
    放式温風暖房機。
  3. 【請求項3】 前記対流用送風機はバーナの消火前にブ
    レーキをかけて急停止させるようにしたことを特徴とす
    る請求項1または2に記載の開放式温風暖房機。
  4. 【請求項4】 前記吸着剤が活性炭であることを特徴と
    する請求項2に記載の開放式温風暖房機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020521930A (ja) * 2017-06-29 2020-07-27 広東美的環境電器制造有限公司 温風機制御方法、装置、温風機及び記憶媒体
JP2021046964A (ja) * 2019-09-18 2021-03-25 株式会社コロナ 温風暖房装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020521930A (ja) * 2017-06-29 2020-07-27 広東美的環境電器制造有限公司 温風機制御方法、装置、温風機及び記憶媒体
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Effective date: 20051226