JP2001140913A - 軸承装置 - Google Patents
軸承装置Info
- Publication number
- JP2001140913A JP2001140913A JP32140099A JP32140099A JP2001140913A JP 2001140913 A JP2001140913 A JP 2001140913A JP 32140099 A JP32140099 A JP 32140099A JP 32140099 A JP32140099 A JP 32140099A JP 2001140913 A JP2001140913 A JP 2001140913A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- grease reservoir
- rotating shaft
- bearing device
- grease
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C41/00—Other accessories, e.g. devices integrated in the bearing not relating to the bearing function as such
- F16C41/002—Conductive elements, e.g. to prevent static electricity
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/66—Special parts or details in view of lubrication
- F16C33/6603—Special parts or details in view of lubrication with grease as lubricant
- F16C33/6633—Grease properties or compositions, e.g. rheological properties
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2202/00—Solid materials defined by their properties
- F16C2202/30—Electric properties; Magnetic properties
- F16C2202/32—Conductivity
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
Abstract
部分に生じる電位差を減少させ、かつ、摩耗係数を増大
させることなく恒久的で有効な電食防止機能を有する、
軸承装置を提供すること。 【構成】軸受内輪5を静合させた回転軸1の軸端部にグ
リース溜まり9cを凹設し、軸受外輪7を静合させたベ
アリングブラケット6、または該ベアリングブラケット
6の中央部を蓋装するベアリングカバー10bから導延
された螺旋状の導電体10cをグリース溜まり9c内へ
挿入すると共に、導電グリース11をグリース溜まり9
c内へ容入して上記ベアリングブラケット6と回転軸1
とを電気的に導通させた。
Description
や曝気・撹拌装置など、水中回転機械における回転軸の
支承に用いられる軸承装置に関するものである。
装置など、水中回転機械においては、接液部や回転体部
分と静止体部分との間隙付近で特に腐食を生じやすい。
腐食の要因が金属表面に形成される腐食電池の作用によ
るものであることは既に解明されており、腐食電池のア
ノード部とカソード部の電位差をなくすることができた
ならば、腐食電流が流れなくなって腐食は停止すること
になる。
装置など、水中回転機械の回転軸は軸受により支承され
ており、軸受の内輪と外輪とはボールを介してほとんど
点接触に近い状態で接触しているのに過ぎず、しかも内
外輪の対向面間の空隙部には潤滑用のグリースが充填さ
れており、そのグリースは非導電性であるため、回転軸
の回転時には内外輪とボールとの接触部分に絶縁油膜が
形成せられ、軸受内輪およびそれに連なる回転体部分
と、軸受外輪およびそれに連なる静止体部分とは完全に
絶縁された状態となり、電位差によって腐食を生じるこ
とは避けられない。
の手段として、外輪内周部から導出された金属バネ板を
内輪外周面へ摺接させることも試みられているが、回転
時の摩耗係数が増大して動力損失が大きくなり、かつ、
バネ板の摩耗も激しくて耐久性に乏しく、到底実用に供
することはできないものである。
に回転体部分と静止体部分に生じる電位差を減少させ、
かつ、摩耗係数を増大させることなく恒久的で有効な電
食防止機能を有する、軸承装置を提供することにある。
内輪を静合させた回転軸の軸端部にグリース溜まりを凹
設し、軸受外輪を静合させたベアリングブラケット、ま
たは該ベアリングブラケットの中央部を蓋装するベアリ
ングカバーから導延された螺旋状の導電体をグリース溜
まり内へ挿入すると共に、導電グリースをグリース溜ま
り内へ容入して上記ベアリングブラケットと回転軸とを
電気的に導通させた。
いた事例について説明をする。
された回転軸であって、その負荷側導出端には羽根車3
が装着されている。4Aは回転軸1の反負荷側軸受であ
って、図1および図3ないし図7に詳示するように回転
軸1に静合する軸受内輪5と、ベアリングブラケット6
に静合する軸受外輪7とがボール8を介して対向してい
る。9cは回転軸1の反負荷側軸端部に凹設されたグリ
ース溜まり、10cは先端部をグリース溜まり9c内へ
挿入させた螺旋状の導電体であり、図1ないし図4に示
すようベアリングブラケット6から導延してグリース溜
まり9c内へ挿入し、または図5ないし図7に示すよう
ベアリングブラケット6の中央部を蓋装するベアリング
カバー10bの裏面から導延してグリース溜まり9c内
へ挿入すると共に、導電グリース11をグリース溜まり
9c内へ容入する。グリース溜まり9c内へ挿入される
螺旋状の導電体10cは、導電グリースとの接触面積を
増大させるため螺旋状に形成されているが、その具体的
形態としては、図1および図5に示すよう金属線をコイ
ルスプリング状に巻回したもの、図3および図6に示す
よう金属杵の外周に螺条を形成させたもの、図4および
図7に示すよう金属杵の下端部のみを螺旋状に形成させ
たものであるが、螺条が回転軸1の回転方向に沿って巻
き上がるように形成されてあれば導電グリース11がグ
リース溜まり9cから外方へ飛散することになるので、
螺条が回転方向に沿って巻き下がるように形成されてい
ることが肝要である。
防止用として、カーボンとグリースを混ぜ合わせ必要に
応じリチュームを添加して作られ、各種機械類の帯電防
止に有効なものとされているが、これが前記グリース溜
まり9c内で導電体10cと接しておれば、導電性に優
れているという特性によって回転軸1とベアリングカバ
ー10bおよびベアリングブラケット6とが電気的に導
通せられ、延いては回転軸1に連なるモータ回転子2や
羽根車3などの回転体部分と、ベアリングブラケット6
に連なるモータ外胴12やヘッドカバー13などの静止
体部分とが電気的に導通することになる。16はアルミ
ニウム合金など電位の低い金属で作られた流電陽極であ
り、例えばヘッドカバー13などの接液部に装着されて
いる。
的に導通させることができるため、駆動時において上記
両部分間に生じる電位差は減少し、腐食電流が流れなく
なると共に流電陽極の溶出による防食電流の流れが形成
されて防食作用を生じる。
中回転機械の駆動時に回転体部分と静止体部分に生じる
電位差を減少させ、かつ、摩耗係数を増大させることな
く恒久的で有効な電食防止機能が帯有せられることにな
る。
リングブラケットから導延された螺旋状の導電体が金属
線をコイルスプリング状に巻回したものである事例を示
す。
断側面図である。
リングブラケットから導延された螺旋状の導電体が金属
杵の外周に螺条を形成させたものである事例を示す。
リングブラケットから導延された螺旋状の導電体が金属
杵の下端部のみを螺旋状に形成させたものである事例を
示す。
リングカバーの裏面から導延された螺旋状の導電体が金
属線をコイルスプリング状に巻回したものである事例を
示す。
リングカバーの裏面から導延された螺旋状の導電体が金
属杵の外周に螺条を形成させたものである事例を示す。
リングカバーの裏面から導延された螺旋状の導電体が金
属杵の下方部のみを螺旋状に形成させたものである事例
を示す。
Claims (8)
- 【請求項1】 軸受内輪を静合させた回転軸の軸端部に
グリース溜まりを凹設し、軸受外輪を静合させたベアリ
ングブラケットから導延して螺旋状の導電体をグリース
溜まり内へ挿入すると共に、導電グリースをグリース溜
まり内へ容入して上記ベアリングブラケットと回転軸と
を電気的に導通させたことを特徴とする軸承装置。 - 【請求項2】 螺旋状の導電体が、金属線をコイルスプ
リング状に巻回したものであることを特徴とする請求項
1記載の軸承装置。 - 【請求項3】 螺旋状の導電体が、金属杵の外周に螺条
を形成させたものであることを特徴とする請求項1記載
の軸承装置。 - 【請求項4】 螺旋状の導電体が、金属杵の下端部のみ
を螺旋状に形成させたものであることを特徴とする請求
項1記載の軸承装置。 - 【請求項5】 軸受内輪を静合させた回転軸の軸端部に
グリース溜まりを凹設し、軸受外輪を静合させたベアリ
ングブラケットの中央部をベアリングカバーで蓋装し、
ベアリングカバーの裏面から導延された螺旋状の導電体
をグリース溜まり内へ挿入すると共に、導電グリースを
グリース溜まり内へ容入して上記ベアリングブラケット
と回転軸とを電気的に導通させたことを特徴とする軸承
装置。 - 【請求項6】 螺旋状の導電体が、金属線をコイルスプ
リング状に巻回したものであることを特徴とする請求項
5記載の軸承装置。 - 【請求項7】 螺旋状の導電体が、金属杵の外周に螺条
を形成させたものであることを特徴とする請求項5記載
の軸承装置。 - 【請求項8】 螺旋状の導電体が、金属杵の下端部のみ
を螺旋状に形成させたものであることを特徴とする請求
項5記載の軸承装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32140099A JP4582843B2 (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | 水中回転機械における回転軸の支承に用いられる電食防止機能を有した軸承装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32140099A JP4582843B2 (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | 水中回転機械における回転軸の支承に用いられる電食防止機能を有した軸承装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001140913A true JP2001140913A (ja) | 2001-05-22 |
JP4582843B2 JP4582843B2 (ja) | 2010-11-17 |
Family
ID=18132135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32140099A Expired - Fee Related JP4582843B2 (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | 水中回転機械における回転軸の支承に用いられる電食防止機能を有した軸承装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4582843B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009243695A (ja) * | 2009-07-31 | 2009-10-22 | Ntn Corp | 通電軸受 |
-
1999
- 1999-11-11 JP JP32140099A patent/JP4582843B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009243695A (ja) * | 2009-07-31 | 2009-10-22 | Ntn Corp | 通電軸受 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4582843B2 (ja) | 2010-11-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN107947492B (zh) | 消除电机轴电流的结构 | |
US6489702B1 (en) | Alternator | |
JP4656740B2 (ja) | 水中回転機械の電食防止装置 | |
JP4562272B2 (ja) | 水中回転機械の電食防止装置 | |
JP2001140913A (ja) | 軸承装置 | |
CN111293792B (zh) | 电机、推进器及潜水器 | |
JP4614524B2 (ja) | 水中回転機械の電食防止装置 | |
US20070236097A1 (en) | Fuel pump | |
JP2001140911A (ja) | 軸承装置 | |
CN102635566B (zh) | 内部调速两档电子风扇 | |
JP2001140910A (ja) | 軸承装置 | |
JP2001107887A (ja) | 水中ポンプまたは水中ポンプを用いた曝気・撹拌装置の電食防止構造 | |
CN213521581U (zh) | 一种防轴承电腐蚀装置 | |
JP2001140909A (ja) | 軸承装置 | |
JP4132114B2 (ja) | 整流子およびそれを用いた燃料ポンプ | |
JP4562271B2 (ja) | 水中回転機械の電食防止装置 | |
CN210724449U (zh) | 一种推力块、电机及水下助推器 | |
CN215452660U (zh) | 电机 | |
KR100302636B1 (ko) | 비정질탄소를사용하는모터용정류자와이정류자를사용하는연료펌프장치 | |
CN220510930U (zh) | 传动装置和车辆 | |
JP2003083288A (ja) | 水中回転機械の回転主軸防食装置 | |
CN216134336U (zh) | 一种耐磨电机 | |
CN219812067U (zh) | 驱动马达 | |
KR20140064596A (ko) | 무접점 슬립링 모터 | |
KR101410821B1 (ko) | 무접점 슬립링 모터 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060905 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090306 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090324 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090623 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090907 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20090930 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20091030 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100802 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100831 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4582843 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150910 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150910 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |