JP2001140425A - 屋根用パネルの支持金具と該支持金具を用いた屋根施工方法 - Google Patents

屋根用パネルの支持金具と該支持金具を用いた屋根施工方法

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JP2001140425A
JP2001140425A JP32267699A JP32267699A JP2001140425A JP 2001140425 A JP2001140425 A JP 2001140425A JP 32267699 A JP32267699 A JP 32267699A JP 32267699 A JP32267699 A JP 32267699A JP 2001140425 A JP2001140425 A JP 2001140425A
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ridge
roof panel
roof
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panel
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Naoko Fukumitsu
尚子 福光
Yasushi Maeda
靖志 前田
Yuji Miyaake
雄司 宮明
Tetsuo Takehara
徹雄 竹原
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Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】屋根の施工作業性を改善し、防水性を向上させ
ることができる屋根用パネルの支持金具と該支持金具を
用いた屋根施工方法を提供する。 【解決手段】本発明の太陽光発電パネル16の支持金具
18は、フィン66が形成されたシール部材40が、支
持金具18の棟側挟持部24の棟側表面支持部44に設
けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋根用パネル(特
に太陽光発電パネル)を重ね葺きする場合に好適な屋根
用パネルの支持金具と該支持金具を用いた屋根施工方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、建物における省エネルギー化を推
進するために、建物の屋根を太陽光発電パネルで施工す
ることが提案されている。
【0003】太陽光発電パネルを使用した屋根の施工方
法として本願出願人は、所定の大きさに形成された太陽
光発電パネルを屋根の傾斜面に沿って配列するととも
に、棟側の屋根用パネルの軒側端部を、軒側の屋根用パ
ネルの棟側端部の上に重なるように支持金具で連結しな
がら施工する方法を提案している(特願平11−276
22号)。
【0004】前記支持金具には、図7の如く、その金具
本体1に、棟側の太陽光発電パネル2の軒側端部2Aを
挟持する軒側挟持部3と、軒側の太陽光発電パネル2の
棟側端部2Bを挟持する棟側挟持部4とが形成されてい
る。また、金具本体1は、太陽光発電パネル2の軒側端
部2Aに予め固定されて太陽光発電パネル2と一体化さ
れており、この金具本体1の棟側挟持部4に、軒側の太
陽光発電パネル2の棟側端部2Bを差し込むことによっ
て屋根を棟から軒に向けて施工するようにしている。
【0005】ところで、図7の支持金具を使用した屋根
構造では、金具本体1の棟側挟持部4と、軒側の太陽光
発電パネル2の棟側端部2Bとの連結部の防水性を高め
る必要がある。そこで、従来の屋根構造では、太陽光発
電パネル2の棟側端部2Bの表面に上シール部材5を接
着し、この上シール部材5を金具本体2の棟側挟持部4
に密着させることにより、太陽光発電パネル2の表面側
の防水性を高めている。また、棟側挟持部4に下シール
部材6を接着し、この下シール部材6に軒側の太陽光発
電パネル2の裏面を密着させることにより、太陽光発電
パネル2の裏面側の防水性を高めている。
【0006】前記双方のシール部材5、6は、太陽光発
電パネル2の板厚のばらつきを吸収するため、及び施工
時における太陽光発電パネル2の損傷を防止するため
に、太陽光発電パネル2の自重で所定量潰れる特性のも
のがよく、そこで従来では、断面が矩形状に形成された
スポンジ又はゴム製の弾性部材がシール部材として適用
されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の屋根構造は、上シール部材5が太陽光発電パネル2
側に取り付けられているので、太陽光発電パネル2の棟
側端部2Bを棟側挟持部4に差し込む際に、太陽光発電
パネル2を棟側挟持部4に対して斜めに持ち上げた状態
で差し込まなければならず、屋根の施工作業性が悪いと
いう欠点があった。また、上シール部材5が、太陽光発
電パネル2の運搬時に他の部材と接触すると、上シール
部材5が太陽光発電パネル2から剥がれるという欠点が
あった。更に、上シール部5は、太陽光発電パネル2を
棟側挟持部4に差し込む際に、棟側挟持部4に擦られる
ため、太陽光発電パネル2から剥がれるという欠点があ
った。また、上シール部材5は、防水性の点から見て必
ずしも優れた形状ではないという欠点もあった。
【0008】一方、前記従来の下シール部材6は、ただ
単に弾性変形するだけの特性しか有していないので、時
間とともにへたりが生じ、この結果、太陽光発電パネル
2との密着性が低下し、防水性が低下するという欠点が
あった。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、屋根の施工作業性を改善し、防水性を向上さ
せることができる屋根用パネルの支持金具と該支持金具
を用いた屋根施工方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、前記目的を達成するために、屋根の傾斜面に沿って
配列される複数枚の屋根用パネルを、その棟側の屋根用
パネルの軒側端部が、軒側の屋根用パネルの棟側端部の
上に重なるように支持する屋根用パネルの支持金具にお
いて、前記支持金具は、前記軒側の屋根用パネルの棟側
端部を挟持する棟側挟持部を有し、該棟側挟持部には、
前記軒側の屋根用パネルの棟側端部の表面に弾性変形さ
れて密着されるひれ部が形成されたシール部材が設けら
れていることを特徴としている。
【0011】請求項2に記載の発明は、前記目的を達成
するために、屋根の傾斜面に沿って配列される複数枚の
屋根用パネルを、その棟側の屋根用パネルの軒側端部
が、軒側の屋根用パネルの棟側端部の上に重なるように
支持する屋根用パネルの支持金具において、前記支持金
具は、前記軒側の屋根用パネルの棟側端部を挟持する棟
側挟持部を有し、該棟側挟持部には、前記軒側の屋根用
パネルの棟側端部の裏面に押圧されることにより該裏面
に弾性変形して密着される密着部と所定量弾性変形した
密着部が当接されて該密着部を補強する補強部とからな
るシール部材が設けられていることを特徴としている。
【0012】請求項3に記載の発明は、前記目的を達成
するために、屋根の傾斜面に沿って配列される複数枚の
屋根用パネルを、その棟側の屋根用パネルの軒側端部
が、軒側の屋根用パネルの棟側端部の上に重なるように
支持する屋根用パネルの支持金具において、前記支持金
具は、前記軒側の屋根用パネルの棟側端部を挟持する棟
側挟持部を有し、該棟側挟持部には、前記軒側の屋根用
パネルの棟側端部の表面に弾性変形されて密着されるひ
れ部が形成された第1シール部材が設けられるととも
に、前記軒側の屋根用パネルの棟側端部の裏面に押圧さ
れることにより該裏面に弾性変形して密着される密着部
と所定量弾性変形した密着部が当接されて該密着部を補
強する補強部とからなる第2シール部材が設けられてい
ることを特徴としている。
【0013】請求項7に記載の発明は、前記目的を達成
するために、屋根の傾斜面に沿って配列される複数枚の
屋根用パネルを、その棟側の屋根用パネルの軒側端部
が、軒側の屋根用パネルの棟側端部の上に重なるように
支持させるとともに、棟側の屋根用パネル及び軒側の屋
根用パネルを前記傾斜面に固定させるための支持金具を
用いた屋根施工方法において、前記軒側の屋根用パネル
の棟側端部を挟持する棟側挟持部と前記棟側の屋根用パ
ネルの軒側端部を挟持する軒側挟持部とを有する支持金
具であって、前記棟側挟持部には、軒側の屋根用パネル
の棟側端部の表面に弾性変形されて密着されるひれ部が
形成された第1シール部材が設けられるとともに、軒側
の屋根用パネルの棟側端部の裏面に押圧されることによ
り該裏面に弾性変形して密着される密着部と所定量弾性
変形した密着部が当接されて該密着部を補強する補強部
とからなる第2シール部材が設けられた支持金具を使用
し、屋根用パネルの軒側端部に、前記支持金具を軒側挟
持部を介して取り付けて屋根用パネルユニットを組み立
てる屋根用パネルユニット組立工程と、屋根用パネルユ
ニットにおける支持金具の棟側挟持部が軒側に向くよう
に、1枚目の屋根用パネルユニットを前記屋根の傾斜面
に固定する第1固定工程と、1枚目の屋根用パネルユニ
ットの支持金具の棟側挟持部に、2枚目の屋根用パネル
ユニットにおける屋根用パネルの棟側端部を差し込んで
挟持させるとともに該棟側端部を前記第1シール部材と
第2シール部材とに密着させ、1枚目の屋根用パネルユ
ニットと2枚目の屋根用パネルユニットを連結する連結
工程と、2枚目の屋根用パネルユニットにおける支持金
具の棟側挟持部を、前記屋根の傾斜面の軒側に載置さ
せ、該支持金具を傾斜面に固定する第2固定工程と、を
有し、前記第1固定工程、連結工程、及び第2固定工程
を繰り返し実施することにより、複数枚の屋根用パネル
ユニットを支持金具で連結しながら屋根を施工すること
を特徴としている。
【0014】請求項1に記載の屋根用パネルの支持金具
は、ひれ部が形成されたシール部材が棟側挟持部に設け
られているので、屋根用パネルを棟側挟持部に対して真
っ直ぐに差し込むと、ひれ部が屋根用パネルの棟側端部
に押されて弾性変形し、屋根用パネルを真っ直ぐに挿入
することを許容する。したがって、屋根の施工作業性が
向上する。また、ひれ部の弾性復元力によって、屋根用
パネルの表面に対するひれ部の密着性が向上するので、
防水性が向上する。
【0015】請求項2に記載の屋根用パネルの支持金具
は、密着部と補強部とが形成されたシール部材が棟側挟
持部に設けられているので、このシール部材に屋根用パ
ネルの裏面を載置すると、屋根用パネルの自重によって
密着部が弾性変形し、密着部が屋根用パネルの裏面に密
着する。そして、密着部は、補強部によって補強されて
いるので、へたりは生じず、これにより、密着性が維持
されるので防水性が向上する。
【0016】請求項3に記載の屋根用パネルの支持金具
は、ひれ部が形成された第1シール部材が棟側挟持部に
設けられているので、屋根用パネルを棟側挟持部に対し
て真っ直ぐに差し込むと、ひれ部が屋根用パネルの棟側
端部に押されて弾性変形し、屋根用パネルを真っ直ぐに
挿入することを許容する。したがって、屋根の施工作業
性が向上する。また、ひれ部の弾性復元力によって、屋
根用パネルの表面に対するひれ部の密着性が向上するの
で、防水性が向上する。この支持金具では、密着部と補
強部とが形成された第2シール部材が棟側挟持部に設け
られているので、第2シール部材に屋根用パネルの裏面
を載置すると、屋根用パネルの自重によって密着部が弾
性変形し、密着部が屋根用パネルの裏面に密着する。そ
して、密着部は、補強部によって補強されているので、
へたりは生じず、これにより、密着性が維持されるので
防水性が向上する。
【0017】請求項4に記載のシール部材、及び請求項
5に記載の第2シール部材によれば、前記密着部は中空
の弾性部材なので、屋根用パネルの自重で簡単に弾性変
形することができ、また、前記補強部は、密着部と一体
成形されるとともに該密着部の中空部に突設された突起
状部材なので、弾性変形された密着部を裏側から強固に
補強することができる。
【0018】請求項6に記載の屋根用パネルによれば、
屋根用パネルが太陽光発電パネルなので、太陽光発電シ
ステムを新築建物あるいは既築建物に容易に導入でき
る。
【0019】請求項7に記載の支持金具を用いた屋根施
工方法によれば、複数の屋根用パネルユニットを支持金
具を介して屋根の傾斜面に固定しながら屋根を施工して
いくので、施工手順を簡略化できる。また、支持金具と
屋根用パネルの棟側端部とは、第1シール部材及び第2
シール部材によってシールされているので、支持金具と
屋根用パネルユニットとの連結部の防水性が向上されて
いる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係る屋根用パネルの支持金具と該支持金具を用いた屋根
施工方法の好ましい実施の形態について詳説する。
【0021】図1は、太陽光発電システムが導入された
建物10の斜視図であり、図1中符号12は切妻屋根、
14は切妻屋根12の棟に沿って配置された棟屋根用パ
ネル、16は屋根用パネルである太陽光発電パネル、1
8は支持金具、20は太陽光発電パネル16及び支持金
具18から構成された屋根用パネルユニット、22は桁
行き方向で隣接する太陽光発電パネル16の間の隙間を
シールする目地部材である。
【0022】切妻屋根12は、建物10の野地板(図示
せず)に複数の屋根用パネルユニット20が配列されて
構成されるとともに、棟側の太陽光発電パネル16の軒
側端部が、軒側の太陽光発電パネル16の棟側端部の上
に重なるように、複数枚の太陽光発電パネル16を一文
字葺きした屋根構造に構成される。
【0023】図2に示す屋根用パネルユニット20にお
いて、24は支持金具18の棟側挟持部、26は支持金
具18の軒側挟持部であり、太陽光発電パネル16は平
面略長方形の平板状に形成され、一方の長辺(軒側端
部)16Bに沿って支持金具18が取り付けられてい
る。この屋根用パネルユニット20は、支持金具18が
軒側に向く(支持金具18の棟側挟持部24が軒側に向
く)ように、且つ、支持金具18が桁行き方向に沿うよ
うに配列される。
【0024】図3は屋根用パネルユニット20を構成す
る太陽光発電パネル16の要部断面を示し、28はフロ
ントカバー、30は中間膜、32は太陽発電セル、34
はバックカバー、36はリード線である。同図の如く、
太陽光発電パネル16は、受光面となるガラス製のフロ
ントカバー28と、樹脂系フィルム製のバックカバー3
4との間に太陽発電セル32が積層されて構成されてい
る。太陽発電セル32は、優れた耐候性を有する中間膜
30に封止され、バックカバー34からは一対のリード
線36、36が引き出されている。
【0025】ところで、本実施の形態の支持金具18
は、図4、図5に示すようにアルミ等の金属で作られた
断面略S字形状の金具本体38を有し、この金具本体3
8の所定の位置にシール部材(第1シール部材)40、
及びシール部材(第2シール部材)42が取り付けられ
て構成されている。
【0026】金具本体38は、主として棟側挟持部2
4、及び軒側挟持部26から構成され、これらの棟側挟
持部24及び軒側挟持部26は、その長手方向寸法が、
太陽光発電パネル16の棟側端部16A及び軒側端部1
6Bの長手方向寸法と略同一寸法に形成されている。本
実施の形態では、棟側挟持部24と軒側挟持部26とを
一体成形して金具本体38を製造したので、簡単に金具
本体38を製造することができる。なお、棟側挟持部2
4と軒側挟持部26とを別体に成形し、これらを連結し
て金具本体38を製造してもよい。
【0027】軒側挟持部26は、軒側端部16Bの表面
を支持する軒側表面支持部54と、軒側端部16Bの裏
面を支持する軒側裏面支持部56とが軒側連結部58を
介して連結された断面逆コ字状に形成されている。この
軒側表面支持部54と軒側裏面支持部56との間の隙間
に、軒側端部16Bがシール部材60を介して嵌入され
ることにより、屋根用パネルユニット20が構成されて
いる。即ち、屋根用パネルユニット20は、支持金具1
8の軒側挟持部26で軒側端部16Bを挟持させること
により構成される。
【0028】シール部材60は、ゴム等の弾性部材で成
形されるとともに、軒側挟持部26の長手方向長さと略
同一の長さに形成されている。また、シール部材60
は、軒側裏面支持部56に密着する部分にフィン62、
62…が一体成形されている。このシール部材60は、
屋根用パネルユニット20の組立時において、太陽光発
電パネル16の軒側端部16Bに予め嵌入されている。
この状態でシール部材60を軒側挟持部26に嵌入する
と、フィン62、62…が軒側裏面支持部56に密着さ
れる。これにより、フィン62の密着力が向上され、棟
側の太陽光発電パネル16と支持金具18との連結部の
防水性が向上される。
【0029】一方、棟側挟持部24は、棟側端部16A
の表面をシール部材40を介して支持する棟側表面支持
部44と、棟側端部16Aの裏面をシール部材42を介
して支持する棟側裏面支持部46とが棟側連結部48を
介して連結された断面略コ字状に形成される。
【0030】シール部材40は、シール部材60と同様
にゴム等の弾性部材で成形されるとともに、棟側挟持部
24の長手方向長さと略同一の長さに形成されている。
また、シール部材40は、板状に形成された基部64、
複数本(本例では3本)のフィン(ひれ部)66、66
…、及び緩衝部68から形成され、基部64の前後縁部
65、65が棟側表面支持部44に形成されたフック部
45に嵌入されて棟側表面支持部44に装着されてい
る。
【0031】フィン66、66…は、太陽光発電パネル
16を矢印Aで示す真っ直ぐな方向(棟側表面支持部4
4の面と略平行な方向)に挿入することを許容するため
に、その挿入方向に傾斜した方向に形成されている。こ
れにより、棟側端部16Aをフィン66、66…に向け
て矢印A方向に挿入していくと、フィン66、66…が
棟側端部16Aに押されて挿入方向に弾性変形する。そ
して、棟側端部16Aが図4上実線で示す規定の位置ま
で挿入された時に、フィン66、66…の弾性復元力に
よってフィン66、66…が太陽光発電パネル16の表
面に密着される。これにより、太陽光発電パネル16の
表面と支持金具18との連結部の防水性が向上される。
なお、棟側端部16Aが規定の位置を越えて挿入される
と、棟側端部16Aの先端部がシール部材40の緩衝部
68に衝突し、その衝撃力が吸収される。よって、太陽
光発電パネル16は損傷し難い。
【0032】シール部材42は、シール部材60、40
と同様にゴム等の弾性部材で形成されるとともに、棟側
挟持部24の長手方向長さと略同一の長さに形成されて
いる。また、シール部材42は、図5の如く板状に形成
された基部70、中空に形成された密着部72、及び突
起状の補強部74から形成され、基部70が棟側裏面支
持部46に形成された挿入用溝47に嵌入されて棟側裏
面支持部46に装着されている。
【0033】密着部72は、棟側挟持部24の長手方向
に沿って連続して形成される。また、密着部72は、太
陽光発電パネル16の板厚のばらつきを吸収するため
に、太陽光発電パネル16の自重で十分に潰れる弾性力
を有している。これにより、太陽光発電パネル16の裏
面が密着部72に載置されると、密着部72は潰れる方
向に弾性変形され、その弾性復元力によって太陽光発電
パネル16の裏面に密着される。
【0034】補強部74は、密着部72と一体成形され
るとともに、密着部72の長手方向に沿って連続して形
成されている。また、補強部74は、密着部72の中空
部に突設され、弾性変形された密着部72を裏側から強
固に補強することができる肉厚に形成されている。これ
により、密着部72は、弾性変形された時に補強部74
によって補強される。なお、図4上において符号76
は、発泡スチロール製の緩衝部材、符号78は木製のス
ペーサである。
【0035】図6は目地部材22の断面図である。この
目地部材22は、ゴム等の弾性部材によって成形される
とともに、シール部80、及びフィン82、82、8
4、84から構成される。シール部80は、桁行き方向
に隣接する太陽光発電パネル16、16の両側縁16
C、16Cの間の隙間17をシールする部材であり、そ
の幅寸法は、隙間17の幅の誤差を考慮して隙間17の
幅の2倍程度に設定されている。また、シール部80の
下面の中央部には、シール部80の長手方向に沿ってリ
ブ81が形成されている。
【0036】このリブ81の両側面の左右対称位置にフ
ィン82、82が形成され、このフィン82、82は太
陽光発電パネル16、16の両側縁16C、16Cに弾
性変形されて当接される。このフィン82、82の弾性
力によってリブ81が隙間17の幅の中心に位置決めさ
れるので、シール部80が隙間17の幅の中心に位置さ
れる。よって、隙間17に対してシール部80がずれて
取り付けられることはなく、隙間17が開くこともな
い。
【0037】フィン84、84は、リブ81の下部で左
右対称位置に形成され、太陽光発電パネル16の裏面に
弾性変形されて当接される。このフィン84、84の弾
性力によってシール部80が太陽光発電パネル16の表
面に密着されるので、シール性が向上される。
【0038】次に、前記の如く構成された支持金具18
によって屋根を施工する手順について説明する。
【0039】まず、太陽光発電パネル16の軒側端部1
6Bに、支持金具18を軒側挟持部26を介して取り付
けることにより太陽光発電パネルユニット20を組み立
てて、屋根の面積に対応した枚数の太陽光発電パネルユ
ニット20、20…を用意する。
【0040】次に、太陽光発電パネルユニット20にお
ける支持金具18の棟側挟持部24が軒側に向くよう
に、棟屋根用パネル14の長手方向に沿って最上段の複
数枚の太陽光発電パネルユニット20、20…を配設す
る。そして、これらの太陽光発電パネルユニット20、
20…の支持金具18、18…を、屋根のスペーサ78
を介して木ねじ90(図4参照)で野地板91に固定す
る。なお、スペーサ78は支持金具18に予め貼り付け
ておいてもよい。
【0041】次いで、最上段の複数枚の太陽光発電パネ
ルユニット20、20…の各支持金具18の各棟側挟持
部24に、2段目の太陽光発電パネルユニット20にお
ける太陽光発電パネル16の棟側端部16Aを差し込ん
で挟持させるとともに、棟側端部16Aをシール部材4
0、42に密着させ、最上段の太陽光発電パネルユニッ
ト20と2段目の太陽光発電パネルユニット20を連結
する。
【0042】そして、2段目の太陽光発電パネルユニッ
ト20における支持金具18の棟側挟持部24をスペー
サ78に載置し、この支持金具18をスペーサ78を介
して野地板91に木ねじ90で固定する。上記の手順
を、屋根の最下段まで繰り返し実施する。これにより、
図1に示した太陽光発電パネル16製の屋根が構築され
る。
【0043】したがって、本実施の形態の支持金具18
を用いた屋根施工方法によれば、複数の太陽光発電パネ
ルユニット20、20…を支持金具18、18…を介し
て屋根の傾斜面に固定しながら屋根を施工していくの
で、施工手順が簡略化する。また、支持金具18と太陽
光発電パネル16の棟側端部16Aとを、シール部材4
0、42によってシールしたので、支持金具18と太陽
光発電パネルユニット20との連結部の防水性を向上さ
せることができる。
【0044】一方、本実施の形態の支持金具18は、フ
ィン66、66…が形成されたシール部材40が棟側挟
持部24の棟側表面支持部44に設けられているため、
太陽光発電パネル16を棟側挟持部24に対して真っ直
ぐ(図5上矢印A方向)に差し込むと、フィン66、6
6…が太陽光発電パネル16に押され、逃げる方向に弾
性変形する。これにより、太陽光発電パネル16を真っ
直ぐに挿入することが可能になる。
【0045】したがって、本実施の形態の支持金具18
を使用すると、屋根の施工作業性が向上する。また、フ
ィン66、66…の弾性復元力によって、棟側端部16
Aの表面に対するフィン66、66…の密着性が向上す
るので防水性も向上する。
【0046】更に、本実施の形態の支持金具18によれ
ば、密着部72と補強部74とが形成されたシール部材
42が棟側挟持部24の棟側裏面支持部46に設けられ
ているので、このシール部材42に太陽光発電パネル1
6の裏面を載置すると、太陽光発電パネル16の自重に
よって密着部72が潰れる方向に弾性変形し、太陽光発
電パネル16の裏面に密着する。そして、密着部72
は、補強部74によって強固に補強されるので、へたり
は生じず、これにより、密着性が維持されるので防水性
が向上する。
【0047】なお、本実施の形態では、屋根用パネルと
して太陽光発電パネル16を例示したが、これに限られ
るものではなく、他の屋根材でも適用することができ
る。屋根用パネルとして太陽光発電パネル16を適用す
ると、太陽光発電システムを新築建物あるいは既築建物
に容易に導入できる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る屋根用
パネルの支持金具によれば、ひれ部が形成されたシール
部材が棟側挟持部に設けられたので、屋根用パネルを真
っ直ぐに挿入することが可能になり、屋根の施工作業性
が向上する。また、ひれ部の弾性復元力によって、屋根
用パネルの表面に対するひれ部の密着性が向上するの
で、防水性も向上する。
【0049】更に、本発明の屋根用パネルの支持金具に
よれば、密着部と補強部とが形成されたシール部材を棟
側挟持部に設けたので、密着部は補強部によって補強さ
れてへたりは生じず、よって、屋根用パネルの裏面に対
する密着性が維持されて防水性が向上する。
【0050】また、本発明に係る支持金具を用いた屋根
施工方法によれば、複数の屋根用パネルユニットを支持
金具を介して屋根の傾斜面に固定しながら屋根を施工し
ていくので、施工手順が簡略化し、また、支持金具と屋
根用パネルの棟側端部とを、第1シール部材及び第2シ
ール部材によってシールしたので、支持金具と屋根用パ
ネルユニットとの連結部の防水性を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る屋根用パネルの支持
金具によって屋根が施工された建物の全体斜視図
【図2】屋根用パネルユニットの組立斜視図
【図3】太陽光発電パネルの要部拡大断面図
【図4】屋根用パネルの支持金具と太陽光発電パネルの
連結部を示す断面図
【図5】屋根用パネルの支持金具の拡大断面図
【図6】桁行き方向に隣接する太陽光発電パネルの間の
隙間をシールする目地部材の断面図
【図7】従来の屋根用パネルの支持金具の構造を示す断
面図
【符号の説明】
1…金具本体、2…太陽光発電パネル、2A…軒側端
部、2B…棟側端部、3…軒側挟持部、4…棟側挟持
部、5…上シール部材、6…下シール部材、10…建
物、12…切妻屋根、14…棟屋根用パネル、16…太
陽光発電パネル、16A…棟側端部、16B…軒側端
部、17…隙間、18…支持金具、20…屋根用パネル
ユニット、22…目地部材、24…棟側挟持部、26…
軒側挟持部、28…フロントカバー、30…中間膜、3
2…太陽発電セル、34…バックカバー、36…リード
線、38…金具本体、40、42…シール部材、45…
フック部、46…棟側裏面支持部、47…挿入用溝、4
8…棟側連結部、54…軒側表面支持部、56…軒側裏
面支持部、58…軒側連結部、60…シール部材、61
…凹部、62…フィン、64…基部、65…前後縁部、
66…フィン、68…緩衝部、70…基部、72…密着
部、74…補強部、76…緩衝部材、78…スペーサ、
80…シール部、81…リブ、82、84…フィン、9
0…木ねじ
フロントページの続き (72)発明者 宮明 雄司 神奈川県横浜市鶴見区末広町1丁目1番地 旭硝子株式会社内 (72)発明者 竹原 徹雄 東京都千代田区丸の内二丁目1番2号 旭 硝子株式会社内 Fターム(参考) 2E108 AZ01 BB01 BN01 CC00 DD01 DD03 DF05 DF18 ER10 GG16 KK04 LL01 MM04 NN07 5F051 BA03 BA18 EA01 JA02 JA09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根の傾斜面に沿って配列される複数枚
    の屋根用パネルを、その棟側の屋根用パネルの軒側端部
    が、軒側の屋根用パネルの棟側端部の上に重なるように
    支持する屋根用パネルの支持金具において、 前記支持金具は、前記軒側の屋根用パネルの棟側端部を
    挟持する棟側挟持部を有し、該棟側挟持部には、前記軒
    側の屋根用パネルの棟側端部の表面に弾性変形されて密
    着されるひれ部が形成されたシール部材が設けられてい
    ることを特徴とする屋根用パネルの支持金具。
  2. 【請求項2】 屋根の傾斜面に沿って配列される複数枚
    の屋根用パネルを、その棟側の屋根用パネルの軒側端部
    が、軒側の屋根用パネルの棟側端部の上に重なるように
    支持する屋根用パネルの支持金具において、 前記支持金具は、前記軒側の屋根用パネルの棟側端部を
    挟持する棟側挟持部を有し、該棟側挟持部には、前記軒
    側の屋根用パネルの棟側端部の裏面に押圧されることに
    より該裏面に弾性変形して密着される密着部と所定量弾
    性変形した密着部が当接されて該密着部を補強する補強
    部とからなるシール部材が設けられていることを特徴と
    する屋根用パネルの支持金具。
  3. 【請求項3】 屋根の傾斜面に沿って配列される複数枚
    の屋根用パネルを、その棟側の屋根用パネルの軒側端部
    が、軒側の屋根用パネルの棟側端部の上に重なるように
    支持する屋根用パネルの支持金具において、 前記支持金具は、前記軒側の屋根用パネルの棟側端部を
    挟持する棟側挟持部を有し、 該棟側挟持部には、前記軒側の屋根用パネルの棟側端部
    の表面に弾性変形されて密着されるひれ部が形成された
    第1シール部材が設けられるとともに、前記軒側の屋根
    用パネルの棟側端部の裏面に押圧されることにより該裏
    面に弾性変形して密着される密着部と所定量弾性変形し
    た密着部が当接されて該密着部を補強する補強部とから
    なる第2シール部材が設けられていることを特徴とする
    屋根用パネルの支持金具。
  4. 【請求項4】 前記シール部材の前記密着部は中空の弾
    性部材であり、前記補強部は、密着部と一体成形される
    とともに該密着部の中空部に突設された突起状部材であ
    ることを特徴とする請求項2に記載の屋根用パネルの支
    持金具。
  5. 【請求項5】 前記第2シール部材の前記密着部は中空
    の弾性部材であり、前記補強部は、密着部と一体成形さ
    れるとともに該密着部の中空部に突設された突起状部材
    であることを特徴とする請求項3に記載の屋根用パネル
    の支持金具。
  6. 【請求項6】 前記屋根用パネルは、太陽光発電パネル
    であることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に
    記載の屋根用パネルの支持金具。
  7. 【請求項7】 屋根の傾斜面に沿って配列される複数枚
    の屋根用パネルを、その棟側の屋根用パネルの軒側端部
    が、軒側の屋根用パネルの棟側端部の上に重なるように
    支持させるとともに、棟側の屋根用パネル及び軒側の屋
    根用パネルを前記傾斜面に固定させるための支持金具を
    用いた屋根施工方法において、 前記軒側の屋根用パネルの棟側端部を挟持する棟側挟持
    部と前記棟側の屋根用パネルの軒側端部を挟持する軒側
    挟持部とを有する支持金具であって、前記棟側挟持部に
    は、軒側の屋根用パネルの棟側端部の表面に弾性変形さ
    れて密着されるひれ部が形成された第1シール部材が設
    けられるとともに、軒側の屋根用パネルの棟側端部の裏
    面に押圧されることにより該裏面に弾性変形して密着さ
    れる密着部と所定量弾性変形した密着部が当接されて該
    密着部を補強する補強部とからなる第2シール部材が設
    けられた支持金具を使用し、 屋根用パネルの軒側端部に、前記支持金具を軒側挟持部
    を介して取り付けて屋根用パネルユニットを組み立てる
    屋根用パネルユニット組立工程と、 屋根用パネルユニットにおける支持金具の棟側挟持部が
    軒側に向くように、1枚目の屋根用パネルユニットを前
    記屋根の傾斜面に固定する第1固定工程と、 1枚目の屋根用パネルユニットの支持金具の棟側挟持部
    に、2枚目の屋根用パネルユニットにおける屋根用パネ
    ルの棟側端部を差し込んで挟持させるとともに該棟側端
    部を前記第1シール部材と第2シール部材とに密着さ
    せ、1枚目の屋根用パネルユニットと2枚目の屋根用パ
    ネルユニットを連結する連結工程と、 2枚目の屋根用パネルユニットにおける支持金具の棟側
    挟持部を、前記屋根の傾斜面の軒側に載置させ、該支持
    金具を傾斜面に固定する第2固定工程と、 を有し、前記第1固定工程、連結工程、及び第2固定工
    程を繰り返し実施することにより屋根を施工することを
    特徴とする支持金具を用いた屋根施工方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003078154A (ja) * 2001-09-06 2003-03-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 太陽電池モジュール枠の取り合い構造
JP2007138526A (ja) * 2005-11-17 2007-06-07 Gantan Beauty Ind Co Ltd 外装構造
EP2642218A1 (en) * 2012-03-23 2013-09-25 Brandoni Solare S.p.A. A modular apparatus for architectural integration of frameless solar modules

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