JP2001140396A - 屋根構造および屋根ユニット - Google Patents
屋根構造および屋根ユニットInfo
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- Japan
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- roof
- unit
- diagonal
- roof structure
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Abstract
トを提供することを目的としている。 【解決手段】 屋根トラス4を有する屋根構造(屋根ユ
ニット1)において、屋根トラス4が、上弦材41、下
弦材42、および斜材43とを備え、斜材43の一端が
上弦材41と接合され、斜材43の他端部が下弦材42
より斜め下方へ延設されて、延設部において下方構造体
に接合され、斜材43が強度の補強された補強部材で形
成されていることを特徴としている。
Description
ニットに関する。
公報に記載されているユニット建物における屋根構造
は、居室ユニットの上梁を曲がり梁として支持してい
る。
報に記載の如き屋根構造において、木質構造の場合、曲
がり梁は屈曲部の強度が確保しにくいという問題があ
る。
ため、屋根強度を確保できる屋根構造と屋根ユニットを
提供することを目的としている。
屋根トラスを有する屋根構造において、屋根トラスが、
上弦材、下弦材、および斜材とを備え、斜材の一端が上
弦材と接合され、斜材の他端部が下弦材より斜め下方へ
延設されて、延設部において下方構造体に接合され、斜
材が強度の補強された補強部材で形成されていることを
特徴としている。
根構造において、前記斜材が、枠組壁工法構造用製材の
日本農林規格(昭和49年農林省告示第六百号)に規定
する寸法型式206材を越える製材、または集成材、ま
たはエンジニアリングウッドで形成されていることを特
徴としている。
記載の屋根構造を備えた屋根ユニットである。
さの異なる相対向する壁パネル間に架け渡される曲がり
梁により、屋根ユニットまたは屋根パネルの一側を支持
してなる屋根構造であって、前記曲がり梁が、鋼製で断
面倒立T字形になされ、隣接する居室ユニットの上面間
に跨がって設けられていることを特徴としている。
ば、屋根トラスが、上弦材、下弦材、および斜材とを備
え、斜材の一端が上弦材と接合され、斜材の他端部が下
弦材より斜め下方へ延設されて、延設部において下方構
造体に接合され、斜材が強度の補強された補強部材で形
成されているので、曲がり梁を設けなくても屋根強度を
確保できる。
り梁が、鋼製で断面倒立T字形になされ、隣接する居室
ユニットの上面間に跨がって設けられているので、曲が
り梁の屈曲部が倒立T字形の垂直片により補強され、屋
根強度を確保できる。
の実施の形態について説明する。図1〜図3は、本発明
の一実施例であって、図1(イ)図は居室ユニットと共
に示す屋根ユニットの斜視図、(ロ)図は(イ)図の側
面図、図2(イ)図は屋根トラスの正面図、(ロ)図は
屋根トラスの接合方法を示す説明図、図3(イ)図はユ
ニット建物の平面図、(ロ)図は(イ)図のX−X線に
おける断面図である。
ユニット、10は居室ユニットである。
室ユニット10の上面を覆う屋根ユニット1を示したも
のである。居室ユニット10は、矩形状床パネル10A
と、床パネル10Aの相対向する2つの短辺に立設され
た第1の壁パネル10B、第2の壁パネル10Cと、床
パネル10Aの一つの長辺に立設された第3の壁パネル
10Dとからなっている。そして、第3の壁パネル10
Dは、上部に1つの斜辺を有する5角形になされ、第3
の壁パネル10Dの高い方の縦辺が、第1の壁パネル1
0Bの高さと同じになされ、低い方の縦辺が、第2の壁
パネル10Cの高さと同じになされている。
ユニット建物Tは、図1(イ)図に示すように、紙面上
右側に4個の居室ユニット10、10、・・を隣接配置
し、紙面上左側に4個の居室ユニット100、100、
・・を隣接配置している。そして、右側の居室ユニット
群の上には、屋根ユニット1、1A、1B、1Cが搭載
され、左側の居室ユニット群の上には、屋根ユニット1
D、1E、1F、1Gが搭載されている。これら屋根ユ
ニット群によってユニット建物Tの寄棟屋根が形成さ
れ、この寄棟屋根の紙面上右側部に、下方に傾斜天井部
3Aが形成された屋根支持部3を備えている。
2Aが形成される屋根支持部2と、下方に傾斜天井部3
Aが形成され前記屋根支持部2より斜め下方に葺き降ろ
す屋根支持部3と、前記屋根支持部2、3の両側方に接
合される屋根トラス4とを備えている。上記屋根支持部
2は、隅棟梁21の両側に交差する二つの面で形成さ
れ、流れ梁22、継ぎ梁23、軒梁24、垂木25を備
え、垂木25に支持されて不図示の野地板、ルーフィン
グ材、瓦等の屋根葺き材が貼設される。また、上記屋根
支持部3は、流れ梁31、軒梁32、垂木33を備え、
この垂木33に支持されて不図示の野地板、ルーフィン
グ材、瓦等の屋根葺き材が貼設される。
ように、水平方向の上弦材41と下弦材42、およびこ
れらと傾斜する斜材43とを備えている。上記斜材43
の一端は、上弦材41と接合され、他端部は下弦材42
より斜め下方へ延設されて、屋根支持部3の先端部と接
合される。また、上弦材41と下弦材42間には、垂直
方向にトラス柱44、束45、46が設けられ、斜め方
向に方杖47、47が設けられている。
材で形成されている。具体的には、斜材43は、枠組壁
工法構造用製材の日本農林規格(昭和49年農林省告示
第六百号)に規定する寸法型式206材を越える210
材で形成されている。上記206材は、含水率25%以
下の未乾燥材で厚さ×巾が40×143mmになされた
ものであり、210材は、同じく、厚さ×巾が40×2
41mmになされたものである。また、上記斜材43
は、製材の代わりに、集成材またはラミネーテッド・ス
トランド・ランバーやパラレル・ストランド・ランバー
等のエンジニアリングウッドで形成されていてもよい。
206材で形成され、下弦材42は204材(厚さ×巾
が40×90mm)で形成され、トラス柱44、束材4
5、46は206材で形成されている。これら上弦材4
1、下弦材42、斜材43等の各部材の接合部は、ネー
ルプレート等で接合される。
室ユニット10の上面に搭載されるが、その際、継ぎ梁
23を第1壁パネル10Bの上面に、軒梁24と流れ梁
31を第3の壁パネル10Dの上面に、そして屋根支持
部3の軒梁32を第2の壁パネル10Cの上面に搭載し
て設置される。その際、図2(ロ)図に示すように、斜
材43の先端下部に設けられたつなぎ下枠49と壁パネ
ル10Cの上枠101Cを重ねて、ボルト50、ナット
52、ワッシャー51等を使用して接合することで、屋
根ユニット1が下方の居室ユニット10に接合される。
同様に、屋根トラス4のトラス柱44の下端部にもつな
ぎ下枠48が設けられており、上記と同様に接合され
る。
屋根トラス4が、上弦材41、下弦材42、および斜材
43とを備え、斜材43が強度の補強された補強部材
(210材)で形成されているので、居室ユニット10
に曲がり梁を設けなくても屋根強度を確保できる。
て、図4(イ)図は居室ユニットと共に示す屋根構造の
斜視図、(ロ)図は(イ)図のY−Y線における断面
図、図5(イ)図は図4の屋根構造を備えたユニット建
物の平面図、(ロ)図はユニット建物の断面図である。
本実施例において、前記実施例と同じものには同符合を
付けて説明を省略する。
居室ユニット10の上面を、屋根ユニット1Hと屋根パ
ネル1hとで覆ってなる屋根構造であって、上記居室ユ
ニット10は、前記実施例に示したものと同じである5
角形の壁パネル10Dを有している。本実施例の屋根構
造では、この居室ユニット10の高さの異なる相対向す
る第1の壁パネル10Bと第2の壁パネル10C間に架
け渡された曲がり梁5により、屋根ユニット1Hと屋根
パネル1hの一側を支持してなるものである。そして、
図4(ロ)図に示すように、上記曲がり梁5は、鋼製で
断面倒立T字形になされ、隣接する居室ユニット10、
10の上面間に跨がって設けられている。すなわち、上
記曲がり梁5は、居室ユニットの第3の壁パネル10D
の上部の斜辺に合わせて折り曲げられ、曲がり梁5の一
端部を第1の壁パネル10Bの上面に設置し、他端部を
第2の壁パネル10Cの上面に設置し、屋根ユニット1
Hの側部の屋根小壁6を曲がり梁5の水平部で支持し、
屋根パネル1hの下面を曲がり梁5の傾斜部で支持して
いる。
すように、ユニット建物T1の一側に複数隣接配置さ
れ、他側には居室ユニット100が複数隣接配置され、
居室ユニット100の上には屋根ユニット1Jが搭載さ
れている。上記屋根ユニット1Hは、下方の水平天井部
2Aと上方の屋根支持部2を備えている。また、上記屋
根パネル1hは、下方に傾斜天井部3Aと、上方に前記
屋根支持部2より斜め下方に葺き降ろす屋根支持部3と
を備えている。上記屋根ユニット1Hの屋根支持部2と
屋根パネル1hの屋根支持部3とを連続させ、居室ユニ
ット10の上面を覆っている。
曲がり梁5が、鋼製で断面倒立T字形になされ、隣接す
る居室ユニット10、10の上面間に跨がって設けられ
ているので、曲がり梁5の屈曲部が倒立T字形の垂直片
により補強され、屋根強度を確保できる。
がり梁を使用せずに屋根強度を確保できるので、天井面
を高くできる。
面が倒立T字形の曲がり梁により、屋根強度を確保でき
るので、天井面を高くできる。
ニットと共に示す屋根ユニットの斜視図、(ロ)図は
(イ)図の側面図である。
根トラスの接合方法を示す説明図である。
(イ)図のX−X線における断面図である。
ユニットと共に示す屋根構造の斜視図、(ロ)図は
(イ)図のY−Y線における断面図である。
物の平面図、(ロ)図はユニット建物の断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 屋根トラスを有する屋根構造において、
屋根トラスが、上弦材、下弦材、および斜材とを備え、
斜材の一端が上弦材と接合され、斜材の他端部が下弦材
より斜め下方へ延設されて、延設部において下方構造体
に接合され、斜材が強度の補強された補強部材で形成さ
れていることを特徴とする屋根構造。 - 【請求項2】 前記斜材が、枠組壁工法構造用製材の日
本農林規格(昭和49年農林省告示第六百号)に規定す
る寸法型式206材を越える製材、または集成材、また
はエンジニアリングウッドで形成されていることを特徴
とする請求項1記載の屋根構造。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の屋根構造を備え
た屋根ユニット。 - 【請求項4】 居室ユニットの高さの異なる相対向する
壁パネル間に架け渡される曲がり梁により、屋根ユニッ
トまたは屋根パネルの一側を支持してなる屋根構造であ
って、 前記曲がり梁が、鋼製で断面倒立T字形になされ、隣接
する居室ユニットの上面間に跨がって設けられているこ
とを特徴とする屋根構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32118199A JP2001140396A (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | 屋根構造および屋根ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32118199A JP2001140396A (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | 屋根構造および屋根ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001140396A true JP2001140396A (ja) | 2001-05-22 |
Family
ID=18129703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32118199A Withdrawn JP2001140396A (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | 屋根構造および屋根ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001140396A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07238624A (ja) * | 1994-03-02 | 1995-09-12 | Sekisui Chem Co Ltd | 屋根ユニット及びユニット建物並びにその構築方法 |
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JP2625327B2 (ja) * | 1992-09-14 | 1997-07-02 | ミサワホーム株式会社 | 建物ユニットの屋根構造 |
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JPH10325180A (ja) * | 1997-05-26 | 1998-12-08 | Sekisui Chem Co Ltd | 建物の屋根構造 |
-
1999
- 1999-11-11 JP JP32118199A patent/JP2001140396A/ja not_active Withdrawn
Patent Citations (5)
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