JP2001140314A - クリーニング機能付き洗面台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】汚れたハンカチや下着等を持ち歩くのは荷物に
成り邪魔で且つ不衛生なものであり、更に、ホテルや旅
館の洗面台や風呂場で手揉み洗いするのも日頃殆ど洗濯
等をしない既婚男性等には臆くうなものである。 【解決手段】本発明は、オーバーフロー穴を設け一定量
の水を貯水できる貯水部と、貯水部に貯水する給湯用又
は給水用の蛇口と、貯水部の底部に排水用バルブで開閉
する排水穴とを備えた洗面台において、洗面台の貯水部
に左右回転撹拌手段を備えると共に、貯水部の側方に一
対のローラーにより挾圧して洗濯物をしぼる脱水手段を
備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は室内に付設された洗面台
に関するもので、更に詳細には、特に、旅先等において
少量のハンカチや下着等の洗濯をすることができるクリ
ーニング機能付き洗面台に関するものである。

【０００２】

【従来技術】従来、旅先等で少量のハンカチや下着等の
洗濯物は持ち歩くか、旅先等のホテルや旅館の洗面台や
風呂場で手揉み洗いで行っていた。

【０００３】

【解決しようとする課題】然し乍ら、汚れたハンカチや
下着等を持ち歩くのは荷物に成り邪魔で且つ不衛生なも
のであり、更に、ホテルや旅館の洗面台や風呂場で手揉
み洗いするのも日頃殆ど洗濯等をしない既婚男性等には
臆くうなものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題に
鑑み、オーバーフロー穴を設け一定量の水を貯水できる
貯水部と、貯水部に貯水する給湯用又は給水用の蛇口
と、貯水部の底部に排水用バルブで開閉する排水穴とを
備えた洗面台において、洗面台の貯水部に左右回転撹拌
手段を備えると共に、貯水部の側方に一対のローラーに
より挾圧して洗濯物をしぼる脱水手段を備えたものであ
る。

【０００５】従って、本発明の目的は、旅先のホテルや
旅館の洗面台にクリーニング機能を付設して少量の洗濯
物手軽にできる洗面台を提供するものである。

【０００６】

【発明の作用】本発明のクリーニング機能付き洗面台は
一定量の水を貯水できる貯水部に左右回転撹拌手段と脱
水手段とを設けたことによって、少量の洗濯物を手軽に
できる洗面台を提供するものである。

【０００７】

【実施例】以下、本発明のクリーニング機能付き洗面台
の実施例の図面によって具体的に説明する。

【０００８】図１は本発明のクリーニング機能付き洗面
台の実施例を説明するため概要平面図である。

【０００９】本発明は室内に付設された洗面台に関する
もので、更に詳細には、特に、旅先等において少量のハ
ンカチや下着等の洗濯をすることができるクリーニング
機能付き洗面台に関するものであり、オーバーフロー穴
２を設け一定量の水を貯水できる貯水部１と、該貯水部
１に貯水する給湯用又は給水用の蛇口３と、該貯水部１
の底部に排水用バルブで開閉する排水穴４とを備えた洗
面台において、前記洗面台の貯水部１に左右回転撹拌手
段５を備えると共に、該貯水部１の側方に一対のローラ
ーにより挾圧して洗濯物をしぼる脱水手段６を備えたこ
とものである。

【００１０】即ち、本発明のクリーニング機能付き洗面
台は、図１に図示する如く、主として、ホテルや旅館等
の各部屋に付設されている洗面台に実施するものであ
り、貯水部１は周知のもので凹陥状に一定量の水を貯水
でき、壁面に取着した洗面台の基台１ａから突設させ
て、洗顔、洗髪等ができる程度の広さのものである。

【００１１】そして、通常この種の洗面台には、給湯用
又は給水用の蛇口３やシャワー３ａ等を備えており、蛇
口３の開閉バルブを操作することにより給湯又は給水さ
れるものであり、給水口は別々の蛇口３や合体した蛇口
３としているものであり、従来付設されているものと同
様なものである。

【００１２】そして、排水穴４は貯水部１の外方の基台
１ａに設けた押圧釦４ａにより開閉する排水用バルブを
備えているものであり、更に、オーバーフロー穴２は貯
水部１に貯溜する水がオーバーフローしないように貯水
部１の上方に開口させているものである。

【００１３】次に、左右回転撹拌手段５は洗濯機の底部
に設けられている回転羽根５ａと同様な回転羽根５ａを
貯水部１の底面に設けているもので、該回転羽根５ａの
下方にはモータ（図示しない）が配設され、モータによ
り駆動源を得て無端ベルトやプーリー、ギア等により機
械的に接続され回転するものであり、更に、前記モータ
は洗濯物が絡まないように左右に正転、逆転をする切り
替えやタイマ等を備えた制御部と接続された基台１ａに
配設した操作釦５ｂによりオンオフさせるものである。

【００１４】更に、脱水手段６は前記貯水部１の側方に
備えられ、底面より立設された一対の支持杆６ａの間に
夫々回転可能に密接して配設された一対のローラー６ｂ
であり、上方のローラー６ｂには該ローラー６ｂを回転
させるためのクランク状のハンドル６ｃを取着して洗濯
後の濡れた洗濯物を一対のローラー６ｂの間に挾圧させ
て脱水するものである。

【００１５】つまり、本発明のクリーニング機能付き洗
面台１は、蛇口３の開閉バルブを操作することにより湯
又は水を貯水させるものであり、この時、排水穴４は排
水用バルブを閉めているものである。

【００１６】そして、貯水後に蛇口３の開閉バルブを閉
めて洗顔用洗剤を入れて左右回転撹拌手段５の操作釦５
ｂを操作することにより、回転羽根５ａは回転をするも
のであり、この場合、顔を貯水部１に貯溜した水に漬け
ることにより、回転羽根５ａの撹拌作用により毛穴の中
の汚れまで洗浄されるものである。

【００１７】次に、ハンカチや下着等の少量の洗濯物を
貯水部１に入れて、蛇口３の開閉バルブを操作すること
により湯又は水を貯水させ、洗剤を入れて左右回転撹拌
手段５の操作釦５ｂを操作することにより、回転羽根５
ａにより撹拌されて少量の洗濯物はクリーニングされる
ものである。

【００１８】次いで、一定時間経過後に給湯又は給水用
の蛇口３より貯水部１に水を流すと、貯水部１より溢れ
た水はオーバーフロー穴２から流出され洗濯物の濯ぎの
工程となるものであり、左右回転撹拌手段５の制御部の
タイマー又は操作ボタン５ｂを操作することにより回転
羽根５ａの回転を止めて、排水用バルブを開いて排水穴
４より排水すると共に、洗濯物を脱水手段の一対のロー
ラー６ｂ間に挿通させハンドル６ｃを回転させることに
より脱水できるもので、ハンガー等に掛けて一晩置くと
乾燥するものである。

【００１９】

【発明の効果】本発明は前述の構成により、旅先等で少
量の洗濯物を容易に洗濯できるもので、顕著な効果を有
する発明である。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は本発明のクリーニング機能付き洗面台の
実施例を説明するため概要平面図である。

【符号の説明】

１ 貯水部 １ａ 基台 ２ オーバーフロー穴 ３ 蛇口 ３ａ シャワー ４ 排水穴 ４ａ 押圧釦 ５ 左右回転撹拌手段 ５ａ 回転羽根 ５ｂ 操作釦 ６ 脱水手段 ６ａ 支持杆 ６ｂ ローラー ６ｃ ハンドル

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】オーバーフロー穴を設け一定量の水を貯水
   できる貯水部と、該貯水部に貯水する給湯用又は給水用
   の蛇口と、該貯水部の底部に排水用バルブで開閉する排
   水穴とを備えた洗面台において、前記洗面台の貯水部に
   左右回転撹拌手段を備えると共に、該貯水部の側方に一
   対のローラーにより挾圧して洗濯物をしぼる脱水手段を
   備えたことを特徴とするクリーニング機能付き洗面台。