JP2001139992A - 清浄剤 - Google Patents

清浄剤

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JP2001139992A
JP2001139992A JP36772599A JP36772599A JP2001139992A JP 2001139992 A JP2001139992 A JP 2001139992A JP 36772599 A JP36772599 A JP 36772599A JP 36772599 A JP36772599 A JP 36772599A JP 2001139992 A JP2001139992 A JP 2001139992A
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JP
Japan
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weight
water
detergent
cleaned
vinyl acetate
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JP36772599A
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English (en)
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Takeshi Yoshino
猛 吉野
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MANO GENERAL AGENCY KK
SAFETY KK
Safety Co Ltd
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MANO GENERAL AGENCY KK
SAFETY KK
Safety Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手や体などの被清浄部をよくきれいにするこ
とや使用後にゴミが発生しないことである。 【解決手段】 水溶性樹脂5重量%から8重量%に有機
溶剤40重量%から60重量%を配合するとともに水5
5重量%から32重量%を配合した清浄剤である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は汚れた手や体など
の被清浄部をきれいにする清浄剤に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】従来の汚れた手や体などの被清浄部をき
れいにするものとしては、震災の時、登山の時、自衛隊
の野戦訓練の時、入院の時、飛行機や車などで移動の時
などでは水が自由に使えないためにアルコールを含浸し
た紙などが一般に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のアルコール
含浸紙では、アルコール含浸紙を用いて手や体などの被
清浄部をきれいにすると、アルコール含浸紙で手などの
汚れを拭き取る程度であるから、手などがあまりよくき
れいにならないという問題点とともに手や体などの被清
浄部の汚れを拭き取った後に汚れたアルコール含浸紙を
ゴミとして捨てなければならないという問題点があっ
た。
【0004】この発明はこの従来のアルコール含浸紙が
有する前記の問題点を解消し、手や体などの被清浄部を
よくきれいにすることや使用後に汚れた紙のゴミが発生
しないことなどを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の清浄剤は、水
溶性樹脂5重量%から8重量%に有機溶剤40重量%か
ら60重量%を配合するとともに水55重量%から32
重量%を配合したものである。
【0006】この発明の清浄剤は、粘度が大きい液状の
清浄剤を手の平に適量取り出して被清浄部である手全体
に手で揉むようにしながらほぼ均一に塗布し、2分から
3分間そのままにして清浄剤に多量に配合した有機溶剤
などがほぼ揮散した後に、手を擦り合わすことにより清
浄剤が手に付着した汚れ物とともに垢擦りの時に生じる
「垢状物」となって手から剥離する。手に塗布した清浄
剤は手に残ることなく、よく剥離するとともに手に付着
した汚れ物をよく吸着するために手に付着した汚れ物は
清浄剤とともに取り除かれるので、水を使うことなく、
手を簡単に清浄することができるし、捨てるべきゴミが
生じない。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明において主成分の水溶性
樹脂として乾燥し易く、かつ身体の皮膚から剥離し易い
水溶性樹脂としては、ポリビニールアルコールが最も好
ましく、実験した結果として主成分として加えるポリビ
ニールアルコールの量は5重量%から8重量%がよい。
ポリビニールアルコールの量が5重量%未満では量が少
なすぎて清浄剤としての役目を果たしにくくなり、ポリ
ビニールアルコールの量が8重量%を越えると量が多す
ぎて手などに塗布した清浄剤を手などに付着した汚れ物
とともに「垢状物」として手などから剥離しにくくな
る。ポリビニールアルコールの分子量は約7万から9万
がよく、分子量が約7万未満では清浄剤の粘度が小さく
なりすぎるし、分子量が約9万を越えると清浄剤の粘度
が大きくなりすぎるためである。しかしながら、この分
子量以外のポリビニールアルコールを有機溶剤や水の配
合比率の変更や可塑剤、湿潤剤の添加配合などにより使
用することは可能である。
【0008】この発明において主成分の水溶性樹脂エマ
ルジョンとして乾燥し易く、かつ身体の皮膚から剥離し
易い水溶性樹脂エマルジョンとしては、酢酸ビニール樹
脂エマルジョンが最も好ましく、実験した結果として主
成分として加える酢酸ビニール樹脂エマルジョンに含有
する酢酸ビニール樹脂は、5重量%から8重量%がよ
い。例えば、酢酸ビニール樹脂50重量%と溶剤の水5
0重量%の酢酸ビニール樹脂エマルジョンではエマルジ
ョン全体の重量%は、2倍の10重量%から16重量%
となる。このようにエマルジョンに溶剤として所定量の
水(又は他の溶剤)を加えてある場合は、清浄剤を造る
際に水(又は他の溶剤)を加える量をその分だけ少なく
する。なお、この酢酸ビニール樹脂エマルジョンにおい
て、酢酸ビニール樹脂濃度は40重量%から50重量%
がよく、水又は他の溶剤は残りの40重量%から50重
量%がよい。酢酸ビニール樹脂エマルジョンに含有する
酢酸ビニール樹脂が5重量%未満では量が少なすぎて清
浄剤としての役目を果たしにくくなり、酢酸ビニール樹
脂エマルジョンに含有する酢酸ビニール樹脂が8重量%
を越えると量が多すぎて手などに塗布した清浄剤を手な
どに付着した汚れ物とともに「垢状物」として手などか
ら剥離しにくくなる。
【0009】この発明において他の水溶性樹脂として
は、ポリビニールピロリドン、カルボキシルビニールポ
リマー、ヒドロキシエチルセルロース、キサンタンガ
ム、メタアクリル酸樹脂などがあるが、これらの水溶性
樹脂は身体の皮膚からの剥離性があまりよくないために
単独での使用は避けて、ポリビニールアルコール、酢酸
ビニール樹脂エマルジョンのうちの少なくとも1つと併
用して使用することが望ましい。
【0010】この発明において主成分の有機溶剤として
は、エチルアルコールが最も好ましく、実験した結果と
して主成分として加えるエチルアルコールの量は40重
量%から60重量%がよい。他の有機溶剤としては、イ
ソプロピルアルコール、ノルマルプロピルアルコール、
グリセリン、エチレングリコール、1,3−ブチレング
リコールなどが好ましく、メチルアルコール、ブチルア
ルコールは使用することができるが、使用はあまり好ま
しはない。
【0011】この発明において主成分の水しては、精製
水が最も好ましく、実験した結果として主成分として加
える水の量は、水溶性樹脂が5重量%から8重量%と有
機溶剤が40重量%から60重量%との残りの55重量
%から32重量%がよい。
【0012】この発明の清浄剤に更に可塑剤兼湿潤剤と
してのプロピレングリコールを1重量%から3重量%を
添加した清浄剤もよいし、また、この発明の清浄剤に湿
潤剤のトリメチルグリシン、界面活性剤のモノラウリン
酸ポリオキシエチレンソルビタン、抗炎症剤のグリチル
リチン酸ジカリウム、防腐剤のパラオキシ安息香酸メチ
ル、清涼剤兼香料のLーメントール、殺菌剤兼防腐剤の
塩化ベンザルコニウム、浸透剤のポリオキシエチレンラ
ウリル硫酸塩、香料のうちの1つから2つ以上を少量添
加した清浄剤もよい。
【0013】次にこの発明の清浄剤の実施例について説
明する。
【実施例1】 ポリビニールアルコール(分子量83千) 6.0重量% エチルアルコール 50.0重量% メチルパラベン 0.1重量% ポリオキシエチレンラウリル硫酸塩 1.0重量% 香料 0.1重量% 精製水 42.8重量% 上記のものを良く撹拌混合し、粘度が大きい液状の清浄
剤にする。
【0014】
【実施例2】 酢酸ビニール樹脂エマルジョン含有酢酸ビニール樹脂 7.0重量% 酢酸ビニール樹脂エマルジョン含有精製水 7.0重量% エチルアルコール 50.0重量% プロピレングリコール 3.0重量% 塩化ベンザルコニウム 0.05重量% 香料 0.1重量% 精製水 32.85重量% 上記のものを良く撹拌混合し、粘度が大きい液状の清浄
剤にする。
【0015】
【実施例3】 ポリビニールアルコール 6.0重量% 酢酸ビニール樹脂エマルジョン含有酢酸ビニール樹脂 2.0重量% 酢酸ビニール樹脂エマルジョン含有精製水 2.0重量% エチルアルコール 20.0重量% イソプロピルアルコール 20.0重量% トリメチルグリシン 0.1重量% メチルパラベン 0.1重量% ポリオキシエチレンラウリル硫酸塩 2.0重量% Lーメントール 0.1重量% 精製水 47.7重量% 上記のものを良く撹拌混合し、粘度が大きい液状の清浄
剤にする。
【0016】
【実施例4】 ポリビニールアルコール 5.0重量% ヒドロキシエチルセルロース 1.0重量% エチルアルコール 45.0重量% プロピレングリコール 1.0重量% トリメチルグリシン 1.0重量% メチルパラベン 0.1重量% 香料 0.1重量% 精製水 46.8重量% 上記のものを良く撹拌混合し、粘度が大きい液状の清浄
剤にする。
【0017】
【発明の効果】この発明の清浄剤は、水溶性樹脂5重量
%から8重量%に有機溶剤40重量%から60重量%を
配合するとともに水55重量%から32重量%を配合し
てなるから、粘度が大きい液状の清浄剤を手などの被清
浄部に揉むようにしながらほぼ均一に塗布し、数分間そ
のままにした後に、手で擦ることにより清浄剤が手など
の被清浄部に付着した汚れ物とともに「垢状物」となっ
て手などの被清浄部から剥離することができるし、大量
の有機溶剤を使用したことにより清浄剤を手などの被清
浄部にほぼ均一に塗布し易いという効果があるとともに
速乾性であるので塗布から剥離するまでの時間を短縮す
ることができるという効果がある。そして大量の有機溶
剤を使用したことにより清浄剤を手などの被清浄部に塗
布することにより被清浄部を殺菌及び消毒するという効
果があるし、被清浄部に塗布した清浄剤が被清浄部に残
ることなく、清浄剤が被清浄部に付着した汚れ物をよく
吸着するためと清浄剤が被清浄部からよく剥離するため
に被清浄部に付着した汚れ物は清浄剤とともに良く取り
除くことができる。特に酷い油性汚れ物である場合も良
く取り除くことができるので水を使うことなく、手など
の被清浄部を簡単に良く清浄することができる。更に捨
てるべきゴミが生じないという効果がある。
【0018】請求項3の清浄剤は、水溶性樹脂として分
子量70000から90000のポリビニールアルコー
ルを用いたことにより清浄剤の粘度が小さ過ぎることも
なく、大きすぎることもなくて清浄剤を手などの被清浄
部に塗布するのに適した粘度の清浄剤にすることができ
る。
【0019】請求項7の清浄剤は、可塑剤兼湿潤剤とし
てのプロピレングリコールを1重量%から3重量%添加
したことにより良質の清浄剤にすることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AB051 AB052 AC092 AC102 AC121 AC122 AC482 AC582 AC692 AC712 AC782 AD071 AD091 AD092 AD111 AD112 AD281 AD282 AD351 AD532 BB11 BB36 CC22 DD23 EE07 EE12 4H003 AB31 BA12 BA26 DA02 EB09 EB28 EB30 EB33 EB42 ED02 ED28 FA30

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水溶性樹脂5重量%から8重量%に有機
    溶剤40重量%から60重量%を配合するとともに水5
    5重量%から32重量%を配合してなる清浄剤。
  2. 【請求項2】 水溶性樹脂が、ポリビニールアルコール
    である請求項1の清浄剤。
  3. 【請求項3】 水溶性樹脂が、分子量70000から9
    0000のポリビニールアルコールである請求項1の清
    浄剤。
  4. 【請求項4】 水溶性樹脂エマルジョンの含有水溶性樹
    脂5重量%から8重量%に有機溶剤40重量%から60
    重量%を配合するとともに水55重量%から32重量%
    を配合してなる清浄剤。
  5. 【請求項5】 水溶性樹脂エマルジョンが、酢酸ビニー
    ル樹脂エマルジョンである請求項4の清浄剤。
  6. 【請求項6】 ポリビニールアルコール、酢酸ビニール
    樹脂エマルジョンの少なくとも1つと、ポリビニールピ
    ロリドン、カルボキシビニールポリマー、ヒドロキシエ
    チルセルロース、キサンタンガム、メタアクリル酸樹脂
    の1つとを、混合した樹脂5重量%から8重量%に有機
    溶剤40重量%から60重量%を配合するとともに水5
    5重量%から32重量%を配合してなる清浄剤。
  7. 【請求項7】 プロピレングリコール1重量%から3重
    量%を更に添加してなる請求項1.4又は6の清浄剤。
JP36772599A 1999-11-18 1999-11-18 清浄剤 Pending JP2001139992A (ja)

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Effective date: 20020319