JP2001139470A - DNAポリメラーゼβ阻害剤 - Google Patents

DNAポリメラーゼβ阻害剤

Info

Publication number
JP2001139470A
JP2001139470A JP32620399A JP32620399A JP2001139470A JP 2001139470 A JP2001139470 A JP 2001139470A JP 32620399 A JP32620399 A JP 32620399A JP 32620399 A JP32620399 A JP 32620399A JP 2001139470 A JP2001139470 A JP 2001139470A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dna polymerase
compound
activity
present
general formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32620399A
Other languages
English (en)
Inventor
Masako Oda
真子 尾田
Hirotada Takahashi
裕忠 高橋
Takamasa Ueno
貴将 上野
Kengo Sakaguchi
謙吾 坂口
Yoshiyuki Mizushina
善之 水品
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eneos Corp
Original Assignee
Japan Energy Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Energy Corp filed Critical Japan Energy Corp
Priority to JP32620399A priority Critical patent/JP2001139470A/ja
Publication of JP2001139470A publication Critical patent/JP2001139470A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 亢進したDNA ポリメラーゼβを特異的にかつ
有効に抑制することができ、しかも安価に製造できるDN
Aポリメラーゼβ阻害剤、及び亢進したDNA ポリメラー
ゼβが原因であるガンの化学療法あるいは放射線治療に
対する耐性の克服、併用療法、急性骨髄性白血病、甲状
腺機能亢進症、毛細管拡張性失調で見られる異常な状態
からの回復等、DNA ポリメラーゼβの亢進が原因の疾患
治療剤の提供。 【解決手段】 下記一般式(1) 【化1】 (R1、R2、R3、R4はそれぞれ独立に水素原子、炭素数1
〜3のアルキル基または炭素数1〜3のアシル基を示
す。)で表される化合物を有効成分とするDNAポリメラ
ーゼβ阻害剤及び上記一般式(1)の化合物を有効成分
とするDNAポリメラーゼβの亢進が原因の疾患の治療
剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DNA修復に関わる
DNA ポリメラーゼβ活性を阻害する化合物に関する。特
にDNA ポリメラーゼβ活性に関連し、その阻害作用が望
まれる疾患の治療に用いるものである。
【0002】
【従来の技術】DNAポリメラーゼは4種のデオキシリボ
ヌクレオチド三リン酸を基質として鋳型DNA の塩基配列
に従ってDNA 鎖の重合を触媒する酵素であり、生体に広
く存在している。真核生物のDNAポリメラーゼは、α、
β、γ、δ、ε、ζ及びηの7種類が知られている。こ
のうち、DNAポリメラーゼβはDNA損傷の修復に関わるポ
リメラーゼである。
【0003】DNAポリメラーゼβは、例えばbelomycin、
pepleomycin、cicplatin、アルキル化剤などによる化学
療法及び放射線治療によりその活性が亢進するため、が
んの耐性機序の一つであると考えられている。また、急
性骨髄性白血病、甲状腺機能亢進、毛細管拡張性失調に
おいても、DNA ポリメラーゼβ活性が亢進することが知
られている。さらに、DNAポリメラーゼβ阻害剤は、cic
platin及びアルキル化剤など薬剤の効果を増強する作用
を有していることも知られている。従って、これらDNA
ポリメラーゼβの亢進が見られる疾患において、亢進し
たDNA ポリメラーゼβの活性を阻害することにより、ガ
ンの化学療法あるいは放射線治療に対する耐性の克服及
び併用療法による制がん効果の増強、急性骨髄性白血
病、甲状腺機能亢進、毛細管拡張性失調で見られる異常
な状態からの回復が可能となると考えられる。
【0004】哺乳類のDNAポリメラーゼβに作用する薬
剤として、DNAポリメラーゼβ阻害剤が考えられるが、
これまでに知られているDNAポリメラーゼβ阻害剤のう
ち、阻害作用が強い化合物として、sulfated glycoglyc
erolipid(Ogawa A et al, Int.J. Cancer 1998, 76, 5
12-518)、Harbinatic acid(Deng JZ et al, J. Nat.
Prod. 1999, 62, 1000-1002)、sulfoquinovosyldiacyl
glycerol(Ohta K et al.Biol. Pharm. Bull. 1999, 2
2, 111-116)、bis-5-Alkylresorcinol類(Deng JZ et
al, J Nat. Prod. 1999, 62, 477-480)が知られてい
る。その他、核酸アナログ(WO91/07180, Izuta S et a
l, Biochem. Biophys. Res. Commun. 199, 179, 776-78
3; Horie T et al, Int. J. Mol. Med. 1998, 1: 83-9
0; Mizusina Yet al. Biochim. Biophys. Acta. 1998,
1403: 5-11)、フラボノイド類(OnoK et al, Eur.J. B
iochem. 1988, 172, 349-353; 176,305-310; Ono K et
al, Eur. J. Biochem. 1990, 190, 469-76)、脂肪酸及
びその誘導体(特開平9-2065;Mizusina Y et al, J. An
tibiot. 1996, 49, 491-492 ; Mizusina Y et al. Bioc
him. Biophys. Acta. 1996, 1308, 256-262; Mizusina
Y et al, Biochim. Biophys. Acta. 1997, 1306, 509-5
21)なども、DNAポリメラーゼβを阻害することが知ら
れている。これらのうち50%の活性を示す被験化合物の
濃度(IC50)が、最も低い化合物はHarbinatic acidで
2.9μM程度である。
【0005】一方、下記一般式(1)
【化2】 の化合物として、放線菌Streptomyces collinusから単
離されたα-Rubromycin(R1 = Me、R2 = R3 = R4 =
H)、γ-Isorubromycin(R1 = R2 = R3 = R4 = H)が知
られている(Chem. Ber. 1969, 102, 126-151、 ibid.
1970, 103, 1709-1726)。また、上記化合物の誘導体と
して、メチルエーテル体であるTrimethyl-α-rubromyci
n(R1 = R2 =R3 = R4 = Me)、アセチル化体であるTria
cetyl-α-rubromycin(R1 = Me、 R2 = R3 =R4 = Ac)
やTetraacetyl-γ-isorubromycin(R1 =R2 =R3 = R4 =
Ac)も報告されている(Chem. Ber. 1969, 102, 126-15
1)。
【0006】これらの既知化合物の中でα-Rubromycin
に関しては、ヒト免疫不全ウイルス逆転写酵素の阻害活
性、DNAポリメラーゼα阻害活性を示すことが報告され
ているが、それらのIC50は100μM以上であり、顕著な
阻害活性を示しているとは言えない(Goldman ME et a
l, Mol Pharmacol 1990, 38, 20-25)。また、DNAポリ
メラーゼβ阻害に関してはこれらの既知化合物の中に報
告例はなく、従来知られていなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、亢進したDN
Aポリメラーゼβを特異的にかつ有効に抑制することが
でき、しかも安価に製造できるDNAポリメラーゼβ阻害
剤、及び亢進したDNA ポリメラーゼβが原因であるガン
の化学療法あるいは放射線治療に対する耐性の克服、併
用療法、急性骨髄性白血病、甲状腺機能亢進症、毛細管
拡張性失調で見られる異常な状態からの回復等、DNA ポ
リメラーゼβの亢進が原因の疾患の治療剤を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決するべく、鋭意研究を進めた結果、下記一般式
(1)で表される化合物が有効にDNAポリメラーゼβ活性
を阻害することを見出し、本発明を完成させた。
【0009】すなわち、本発明は、下記一般式(1)
【化3】 (R1、R2、R3、R4はそれぞれ独立に水素原子、炭素数1
〜3のアルキル基または炭素数1〜3のアシル基を示す)
で表される化合物を有効成分とするDNAポリメラーゼβ
阻害剤及び上記一般式(1)の化合物を有効成分とするD
NAポリメラーゼβの亢進が原因の疾患の治療剤に関す
る。
【0010】
【発明の実施の形態】上記化合物のうち、R1がメチル基
で、R2、R3、R4 がそれぞれ水素であるα-Rubromycin
は、実施例に示したように、DNAポリメラーゼβに対し
て特異的で、かつ非常に強い阻害作用を示している。と
ころで、上記化合物のR1、R2、R3、R4の各々の基は、炭
素数1〜3のアルキル基または炭素数1〜3のアシル基であ
れば、生体内の酵素あるいは胃酸等で加水分解されて水
素に置き換わる。すなわち、R1、R2、R3、R4として、水
素以外の炭素数1〜3のアルキル基または炭素数1〜3のア
シル基を有する化合物は、一種のプロドラッグであるた
め、R1、R2、R3、R4がそれぞれに水素原子、炭素数1〜3
のアルキル基または炭素数1〜3のアシル基である化合物
は、体内でDNAポリメラーゼβを特異的、かつ非常に強
く阻害することは容易に推測できる。
【0011】上記一般式(1)の化合物のいくつかは放
線菌の二次代謝産物として知られており、それぞれの化
合物を生産することが知られている放線菌株の培養によ
り安価に製造可能である。また、これらの化合物は放線
菌により生産される化合物を原料とした化学合成により
得ることが可能である。
【0012】すなわち、上記化合物の中でα-Rubromyci
nやγ-Isorubromycinは、放線菌あるいはその培養上清
から所望の有機溶媒によって抽出後、薄相クロマトグラ
フィー、シリカカラムクロマトグラフィーや逆相クロマ
トグラフィーまたは再結晶によって精製、単離すること
ができる。その他の一般式で表される化合物は、放線菌
培養液より得られたα-Rubromycinやγ-Isorubromycin
を原料として、Chem. Ber. 1969, 102, 126-151記載の
メチルエーテル体やアセチル体と同様の化学合成で得る
ことができる。化学合成により得られる化合物も、必要
により薄相クロマトグラフィー、シリカカラムクロマト
グラフィーや逆相クロマトグラフィーまたは再結晶によ
って精製することが可能である。
【0013】本発明の化合物は縮合多環構造を有するの
で、溶解性や膜透過性に必ずしも優れない場合がある
が、この様なときにはフェノール性水酸基に炭素数3以
下の脂肪酸エステルを導入してプロドラッグとすること
で溶解性や膜透過性を改善することができる。またはフ
ェノール性水酸基を炭素数3以下のアルキル基でアルキ
ル化することで溶解性や膜透過性を改善することも可能
である。
【0014】本発明の化合物はDNAポリメラーゼβ阻害
剤として、ヒトを含む哺乳動物に対し、損傷したDNAを
修復する反応を抑制するために用いることができ、また
DNAポリメラーゼβが関連し、かつDNAポリメラーゼβ阻
害作用が望まれる疾患の治療に用いることができる。た
とえば、DNAポリメラーゼβ活性が亢進する疾患で、薬
剤及び放射線耐性がん、急性骨髄性白血病、甲状腺機能
亢進症、毛細管拡張性運動失調などである。
【0015】本発明の化合物は単独で用いても良いが、
適宜製剤添加物を加えて用いることがより好ましい。
【0016】本発明の化合物は、錠剤、カプセル剤、散
剤などの経口剤をはじめ、注射剤、外用剤など種々の剤
形で使用することができる。例えば、本発明の化合物と
ラクトース、でんぷんなどの賦形剤、ステアリン酸マグ
ネシウム、タルクなどの滑沢剤、その他常用の添加剤を
混合し、錠剤とすることができる。本発明の化合物の用
量は、患者の性別、年齢、体重、疾患の種類、症状など
に応じて適宜定めるものであるが、一般に、1日当たり
0.01〜100 mg/kgの範囲で、単回または数回に分けて投
与することができる。
【0017】
【実施例】以下に、具体例を挙げ、本発明をさらに詳細
に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもの
ではない。
【0018】(実施例1)DNAポリメラーゼβ活性およ
び化合物によるその阻害活性は、Mizushina ら(J.Anti
biot. 1996, 49, 491-492; Biochim. Biophys. Acta.19
96, 1308, 256-262)などに報告されている方法で測定
した。rat DNAポリメラーゼβは、Dateら(Biochemistr
y 27, 2983-2990, 1988)などに報告されている方法で
調製した。
【0019】被験化合物 10μMを存在させたときのDNA
ポリメラーゼβ活性を測定し、被験化合物を何も加えな
いときのDNAポリメラーゼβ活性と比較して、相対活性
(%) を測定した。
【0020】前記方法により、本発明の化合物及びその
類縁化合物についてDNAポリメラーゼβ活性に対する相
対活性 (%) を測定した。その結果を表1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】(実施例2)種々の濃度の被験化合物を存
在させたときのDNAポリメラーゼβ活性を測定し、被験
化合物を何も加えないときのDNAポリメラーゼβ活性と
比較した値を各濃度におけるDNAポリメラーゼβ活性の
相対活性 (%) とし、これらの活性の推移からIC50 を求
めた。
【0023】前記方法により、本発明の化合物について
DNAポリメラーゼβ活性に対する IC50値を測定した。そ
の結果を表2に示す。
【0024】
【表2】
【0025】α-Rubromycin の IC50は0.45μMであり、
これまでに見出されたDNAポリメラーゼβ阻害剤の中
で、最も強い阻害活性を示した。また、スピロケタール
骨格を有するβ-Rubromycin の IC50は 21μMであり、
α-Rubromycin の IC50と比較して約46倍弱いことか
ら、DNAポリメラーゼβ阻害活性には、スピロケタール
骨格が開環した本発明の化合物が有効であることがわか
る。
【0026】(製剤例)本発明の化合物を有効成分とす
る経口錠剤の製剤例を示す。一例として、α-Rubromyci
nの粉末ならびに薬理的に許容される添加剤粉体などを
用い、常法により下記の組成からなる錠剤を調製した。
【0027】 α-Rubromycin 10 mg ラクトース 200 mg 馬れいしょ澱粉 40 mg ヒドロキシプロピルセルロース 5 mg カルボキシメチルセルロースナトリウム 7 mg ステアリン酸マグネシウム 0.5 mg
【0028】
【発明の効果】本発明のポリメラーゼβ阻害剤は、亢進
したDNA ポリメラーゼβを特異的にかつ有効に抑制する
ことができ、しかも安価に製造できるという格別の効果
を奏する。このため、亢進したDNA ポリメラーゼβが原
因であるガンの化学療法あるいは放射線治療に対する耐
性の克服、併用療法、急性骨髄性白血病、甲状腺機能亢
進症、毛細管拡張性失調で見られる異常な状態からの回
復等のDNA ポリメラーゼβの亢進が原因の疾患の治療に
極めて有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 43/00 111 A61P 43/00 111 C07D 407/06 C07D 407/06 C12N 9/99 C12N 9/99 (72)発明者 坂口 謙吾 茨城県つくば市中別府590−142 (72)発明者 水品 善之 千葉県野田市山崎2697−17 Fターム(参考) 4C063 AA01 BB03 CC79 DD76 EE01 4C086 AA01 AA02 BA08 GA02 GA17 MA01 MA04 NA14 ZA36 ZB21 ZB26 ZB27 ZC06 ZC20 ZC41

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1) 【化1】 (R1、R2、R3、R4はそれぞれ独立に水素原子、炭素数1
    〜3のアルキル基または炭素数1〜3のアシル基を示す)
    で表される化合物を有効成分とするDNAポリメラーゼβ
    阻害剤。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の化合物を有効成分と
    するDNA ポリメラーゼβの亢進が原因の疾患の治療剤。
JP32620399A 1999-11-17 1999-11-17 DNAポリメラーゼβ阻害剤 Pending JP2001139470A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32620399A JP2001139470A (ja) 1999-11-17 1999-11-17 DNAポリメラーゼβ阻害剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32620399A JP2001139470A (ja) 1999-11-17 1999-11-17 DNAポリメラーゼβ阻害剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001139470A true JP2001139470A (ja) 2001-05-22

Family

ID=18185168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32620399A Pending JP2001139470A (ja) 1999-11-17 1999-11-17 DNAポリメラーゼβ阻害剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001139470A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU735127B2 (en) Purine inhibitor of protein kinases, G proteins and polymerases
KR101885940B1 (ko) 암 치료에 사용하기 위한 5-플루오로-2'-데옥시우리딘의 포스포르아미데이트 유도체
Goldman et al. Inhibition of human immunodeficiency virus-1 reverse transcriptase activity by rubromycins: competitive interaction at the template. primer site.
JP2007084494A (ja) Pim−1活性阻害剤
EP3052500A1 (fr) Inhibiteurs de 5'-nucléotidases et leurs utilisations thérapeutiques
US20210346322A1 (en) Compounds for use in the treatment of cancer
JP2002520415A (ja) 癌の治療に有用な無水改変キャンサリジン類似体
CN111249283A (zh) 具有抗癌作用的嘧啶衍生物
CN110156822B (zh) 一种萘酚-苯硼酸类化合物及其制备方法和用途
KR20190022556A (ko) 간 전송 항바이러스 전구체 약물 뉴클레오시드 시클로 포스페이트 에스테르 화합물 및 응용
US20040110822A1 (en) Anhydride modified cantharidin analogues useful in the treatment of cancer
US20190358196A1 (en) Pi 4-kinase inhibitor as a therapeutic for viral hepatitis, cancer, malaria. autoimmune disorders and inflammation, and a radiosensitizer and immunosuppressant
Ishihara et al. Synthesis and biological evaluation of novel propylamine derivatives as orally active squalene synthase inhibitors
JP2005508283A (ja) 抗tb活性を有する新規ファーマコフォアとしてのピラノクマリン化合物
JP2001139470A (ja) DNAポリメラーゼβ阻害剤
EP3166943A1 (en) Pyridopyrazine compounds and their use in the treatment, amelioration or prevention of influenza
KR20110006083A (ko) 디히드록시크로몬 유도체를 유효성분으로 함유하는 코로나바이러스로 인해 유발되는 질환의 치료 및 예방을 위한 약학 조성물
JPH02196720A (ja) 脳疾患用剤
CN116239594B (zh) 6-(咪唑并[1,2-a]吡啶-6-基)喹唑啉衍生物及用途
KR20180036523A (ko) 사이클로필린 기능 저해제 및 사용방법
JP2001081029A (ja) テロメラーゼ阻害剤
JPH05945A (ja) 制癌剤
US6472385B1 (en) Compositions and methods to enhance cancer chemotherapy in p53 defective tumors
HUP0201255A2 (hu) Új pirimidin-4-on-származékok, eljárás előállításukra, és az ezeket tartalmazó gyógyászati készítmények
AU2021302678A1 (en) New therapeutic use of Rilpivirine

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20040209

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20040312