JP2001138180A - 工具折損検知装置 - Google Patents

工具折損検知装置

Info

Publication number
JP2001138180A
JP2001138180A JP31898799A JP31898799A JP2001138180A JP 2001138180 A JP2001138180 A JP 2001138180A JP 31898799 A JP31898799 A JP 31898799A JP 31898799 A JP31898799 A JP 31898799A JP 2001138180 A JP2001138180 A JP 2001138180A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
old
breakage
probe
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP31898799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3698936B2 (ja
Inventor
Tsutomu Sugihara
勉 杉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippei Toyama Corp
Original Assignee
Nippei Toyama Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippei Toyama Corp filed Critical Nippei Toyama Corp
Priority to JP31898799A priority Critical patent/JP3698936B2/ja
Publication of JP2001138180A publication Critical patent/JP2001138180A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3698936B2 publication Critical patent/JP3698936B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 主軸に取り付けられた工具の折損をすばやく
検知することにより、作業を効率的に行うことができる
ようにする。 【解決手段】 工具交換アーム12は、新工具T2が一
方の工具把持部13に把持されている工具交換位置P2
と、旧工具T1が他方の工具把持部14に把持される工
具取付位置P1の間を相互に移動できるように、回動軸
25周りに回動可能である。工具交換アーム12によっ
て工具を交換する際に、旧工具T1の折損を検知する折
損検知手段6が工具交換アーム12に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工具の折損を検知
する工具折損検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マシニングセンタなどの工作機械におい
て、ドリルなどの工具が折損したときには、折損した工
具は新しい工具と交換される。このような工具の折損を
検知するために、工具折損検知装置が用いられている。
【0003】旧来、工具折損検知は、たとえば加工治具
の横に取り付けられていたが、工具の折損検知が加工後
に行われるため、非加工時間が長くなって作業効率低下
してしまうものであった。また、加工中の切粉が工具折
損装置に降りかかるために誤作動を起こしたり最悪の場
合には工作機械を停止させてしまうことがあった。これ
らの不都合を回避するため、従来においては、工具折損
検知装置を工具マガジンに設け、工具マガジン内で工具
折損の検知を行うようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、工具の折損
を検知するのにある程度の時間を要していた。この検知
作業が行われている間、ドリル加工直後の工具は加工直
前で待たなければならず、作業効率の低下の原因となる
ものであった。
【0005】そこで、本発明の課題は、主軸に取り付け
られた工具の折損をすばやく検知することにより、作業
を効率的に行うことができるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決した請求
項1に係る発明は、主軸に装着された旧工具を、新工具
と交換する工具交換アームを備える工作機械において、
前記工具交換アームは、前記新工具が前記工具交換アー
ムの一端側に取り付けられる工具交換位置と、前記旧工
具が前記工具交換アームの他端側に取り付けられる工具
取付位置の間を相互に移動できるように、その中心部を
回動軸として、前記主軸の軸線方向に沿った軸周りに回
動可能であり、前記工具交換アームに設けられ、前記工
具交換アームによって工具を交換する際に、前記旧工具
の折損を検知することを特徴とする工具折損検知装置で
ある。
【0007】請求項1に係る発明によれば、工具の交換
を行う際に、工具交換アームにおいて工具の折損を検知
することができる。このため、工具マガジンまで工具を
搬送することなく工具の折損を検知できるので、時間の
短縮を図ることができ、もって作業効率の向上に貢献す
ることが可能となる。
【0008】また、請求項2に係る発明は、前記工具取
付位置における前記工具交換アームの他端側に取り付け
られた前記旧工具が正常なときに、前記旧工具の先端部
と接触して移動させられ、前記旧工具が折損していると
きには前記旧工具と非接触となるプローブを備えるとと
もに、前記プローブが移動したか否かを検知するセンサ
を有する請求項1に記載の工具折損検知装置である。
【0009】請求項2に係る発明では、工具の折損を検
知するにあたり、接触式のプローブを用いている。この
ため、精度の高い折損の検知を行うことができる。
【0010】さらに、請求項3に係る発明は、前記プロ
ーブは、前記回動軸に沿った方向に移動可能である請求
項2に記載の工具折損検知装置である。
【0011】請求項3に係る発明によれば、折損の検知
対象となる工具の長さに応じて、プローブの位置を変え
ることができる。このため、種々の長さの工具の折損を
検知することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しながら、具体的に説明する。図1は、本発明
に係る工具折損検知装置を備えるマシニングセンタの側
面図、図2は、その正面図である。また、図3は、本発
明に係る工具折損検知装置の側面図、図4はその正面
図、図5はその平面図である。
【0013】まず、本発明に係る工具折損検知装置を説
明する前に、本発明に係る工具折損検知装置を備える工
作機械であるマシニングセンタについて説明する。図1
および図2に示すように、マシニングセンタMのベース
1には、コラム2が前後方向および左右方向に移動自在
に配設され、このコラム2には主軸ヘッド3が上下動可
能に支持されている。また、主軸ヘッド3には主軸4が
回動自在に支持されており、その先端にはドリルなどの
工具Tが着脱可能に装着されている。さらに、主軸ヘッ
ド3が図1に鎖線で示す下方の加工位置に配置された状
態で主軸4が回転し、図示しないワークに所定の加工が
施される。主軸ヘッド3の上方には、工具交換装置5が
配設されている。そして、図1におよび図2に仮想線で
示すように、工具交換装置5に対して本発明に係る工具
折損検知装置6が取り付けられている。
【0014】また、ベース1には、鉛直部11Aと水平
部11Bとからなるフレーム11が立設されており、フ
レーム11における水平部11Bの端部は主軸ヘッド3
の上方位置まで延在している。このフレーム11の水平
部11Bの端部における主軸ヘッド3の上方位置には、
工具交換装置5の主要部を構成する工具交換アーム12
が、その中心部を通り、主軸4の軸線と平行な軸回りに
回動可能となるように支持されている。
【0015】さらに、工具交換アーム12の両端には、
それぞれ工具把持部13,14が形成されており、一方
の工具把持部13は工具交換位置P2に位置し、他方の
工具把持部14は工具取付位置P1に位置している。工
具交換前において、工具交換位置P2には、工具マガジ
ン15に収容されている工具が、いわゆるリニアマガジ
ンタイプの工具ローダ16によって移送されてくる。移
送されてきた工具は新工具T2として工具把持部13に
把持される。一方、工具取付位置P1では、主軸4に取
り付けられていた旧工具T1が移動してきて、工具把持
部14に旧工具T1が把持されている。そして、工具交
換アーム12が180°回動し、一方の工具把持部13
が工具取付位置P1に移動し、他方の工具把持部14が
工具交換位置P2に移動するようになっている。
【0016】フレーム11における水平部11B上に
は、横長平板形状の工具マガジン15が設けられ、主軸
4の軸線方向に延在している。さらに、工具マガジン1
5の上側縁に沿って、複数の保持溝15a,15a…が
形成されており、水平な直線上に所定ピッチで配列さ
れ、それぞれ同一方向の上方に向かって開口している。
また、工具マガジン15における保持溝15a,15a
…には、それぞれ工具ポット17,17…が配備されて
おり、これらの工具ポット17,17…によって工具が
保持されている。
【0017】また、工具ローダ16の一部を構成する移
動体21は、工具受渡し位置P3と工具交換アーム12
に対応する工具交換位置P2との間において、ボールね
じ22およびガイドレール23を介してフレーム11の
水平部11B上に前後方向に直線移動可能に支持されて
いる。さらに、ボールねじ22を移動用モータ24で回
転させることにより、移動体21を前後方向に移動させ
ることができる。移動体21の側方には、配線類を保護
するためのケーブルベア(登録商標)25が設けられて
いる。
【0018】移動体21は図示しない把持アームを有し
ている。そして、工具マガジン15に備えられた工具T
を工具受け渡し位置で把持し、工具交換位置P2まで搬
送する。そして、工具交換位置P2において工具交換ア
ーム12に新工具を渡すことができるようになってい
る。また、工具交換位置P2においては工具交換アーム
12が使用済みの旧工具を把持している。把持アーム
は、工具交換アーム12からこの旧工具を受け取り、工
具マガジン15における所定の位置に戻すようになって
いる。
【0019】次に、本発明に係る工具折損検知装置につ
いて説明する。図3ないし図5に示すように、本発明に
係る工具折損検知装置6は、工具交換アーム12に取り
付けられており、工具交換アーム12の回動に伴って工
具折損検知装置6全体が回動するようになっている。工
具折損検知装置6は、工具交換アーム12の回動軸25
と同軸のシャフト31を備えており、図5に示すよう
に、シャフト31の側方にはモータシリンダ32が設け
られている。モータシリンダ32は、シャフト31の軸
方向に延在するシリンダ軸32Aを有するとともに、こ
のシリンダ軸32Aに対して摺動可能なスライダベース
32Bを備えている。シリンダ軸32Aの右方には、モ
ータ32Cが設けられており、このモータ32Cを駆動
することにより、スライダベース32Bがスライダ軸3
2Aに沿って摺動するようになっている。
【0020】また、スライダベース32Bには、保持ア
ーム32Dが取り付けられており、スライダ33が固定
されている。このスライダ33は、図3に示すように、
ガイド33Aを有しており、シャフト31がこのガイド
33Aを貫通しているので、スライダ33はシャフト3
1に対して摺動可能となっている。このため、スライダ
ベース32Bがシリンダ軸32Aに沿って移動すること
によって、スライダ33がシャフト31に沿って摺動す
るようになっている。これらシャフト31およびモータ
シリンダ32のシリンダ軸32A、モータ32Cは、ハ
ウジング34に固定されている。
【0021】さらに、スライダ33にはプローブガイド
35が固定されており、プローブガイド35の下方に揺
動自在に取り付けられた揺動アーム35Aに対してプロ
ーブ36が取り付けられている。また、プローブガイド
35は、シャフト31の軸方向に延在するスプライン軸
37に摺動可能に取り付けられている。このため、プロ
ーブ36は、モータシリンダ32を作動することによっ
て、スプライン軸37に沿って、回動軸25に沿った方
向に移動可能となっている。
【0022】プローブ36は、図4に示すように、その
下端部36Aが側方に向けて屈曲しており、正常な旧工
具T1、すなわち折損が生じていない旧工具T1が主軸
4とともに上昇してきたときは、旧工具T1の先端部が
接触して移動させられるようになっている。この屈曲し
た下端部36Aに下方から上昇してきた旧工具T1の先
端部が当接すると、プローブ36が側方に逃げるように
して移動し、プローブガイド35およびスプライン軸3
7周りに回動するようになっている。プローブ36は、
非拘束としたときには自重によってぶら下がった状態と
なる。
【0023】また、スプライン軸37は、ベアリング3
8,39を介してサイドフレーム41に取り付けられて
いる。そして、スプライン軸37にはプローブガイド3
5が固定されているので、プローブ36が押し上げられ
てプローブガイド35が回動することにより、スプライ
ン軸37も回動するようになっている。
【0024】さらに、スプライン軸37の先端部(図3
における右方)にはドッグ40が固定されており、この
ドッグ40はスプライン軸37が回動することによって
図4に仮想線で示すように、上方に向けて回動するよう
になっている。他方、工具交換アーム12に固定された
サイドフレーム41には、ドッグ40の移動を規制する
ためのストッパ40A,40Bが取り付けられている。
また、ドッグ40の上方位置においては、ハウジング3
4に対して近接センサ42がブラケット43を介して固
定されている。そして、図4に仮想線で示すように、ス
プライン軸37が回動してドッグ40が上昇することに
よって、近接センサ42がドッグ40を検知するように
なっている。これらドッグ40および近接センサ42が
本発明の「プローブが移動したか否かを検知するセン
サ」となる。
【0025】他方、工具交換アーム12が回動すると、
図4に仮想線で示すように、プローブガイド35の揺動
アーム35Aおよびプローブ36が上方に向けて回動す
るが、このときの移動を抑制すべく、ハウジング34に
は、回動規制部材44が設けられている。
【0026】したがって、主軸4に取り付けられた旧工
具T1が上昇してくる際、旧工具T1が正常なときに
は、旧工具T1がプローブ36を上方に移動させる。こ
のプローブ36の移動に伴い、プローブガイド35およ
びスプライン軸37を介してドッグ40が上方に移動す
る。このドッグ40の移動を近接センサ42が検知する
ことにより、旧工具T1が正常であることが検知され
る。逆に、旧工具T1に折損が生じているときには、旧
工具T1はプローブ36に非接触となる。したがって、
近接センサ42がドッグ40を検知しないので、旧工具
T1に折損が生じていることが検知される。
【0027】次に、本発明に係る工具折損検知装置6の
作用について説明する。マシニングセンタMでは、図1
に実線で示すように、主軸4に工具T(旧工具T1)を
取り付けた状態で加工作業が行われている。この加工作
業が行われている間に、工具ローダ16によって新工具
T2を工具交換位置P2に移送してくる。その後、現在
使用している旧工具T1における作業が終わったら、次
の新工具T2による加工作業が行われるが、その加工作
業の前に工具の交換が行われる。そして、この工具交換
作業を行っている間に、旧工具T1の折損の検知が行わ
れる。
【0028】旧工具T1の折損の検知を行うにあたり、
検知対象となる旧工具T1の刃長に応じて、モータシリ
ンダ32を駆動してプローブ36の位置を調整してお
く。たとえば、旧工具T1の刃長が短い場合には、図3
に仮想線で示すように、プローブ36を工具交換アーム
12の近傍に位置させる。その一方、旧工具T1の刃長
が長い場合には、図3に実線で示すように、プローブ3
6を工具交換アーム12の遠方に位置させる。プローブ
36の位置の調整は、加工作業を行っている間に行って
もよいし、旧工具T1を主軸4に取り付ける際に行って
もよい。あるいは、加工作業が終わる直前に行ったりす
ることもできる。
【0029】旧工具T1による加工作業が終了すると、
工具交換が行われる。このとき、工具交換位置P2には
工具ローダ16によって新工具T2を移送してきて、工
具交換位置P2において新工具T2を下降させ、工具交
換アーム12の一方の工具把持部13に上方から差し込
んで把持させる。一方、工具取付位置P1には、加工が
済んで取り替えられる旧工具T1が取り付けられた主軸
4が上昇して移動してくる。この主軸4の上昇に伴い、
工具交換アーム12における他方の工具把持部14に対
して下方から旧工具T1を差し込んで把持させる。この
主軸4に取り付けられた旧工具T1が上昇する際に、旧
工具T1が折損しているか否かを工具折損検知装置6に
よって検知する。
【0030】工具把持部14に旧工具T1を把持させる
際に、主軸4を上昇させるが、このとき、旧工具T1が
正常であり折損していない場合には、旧工具T1の先端
部がプローブ36の下端部36Aに接触して下端部36
Aを持ち上げる。プローブ36の下端部36Aが持ち上
げられると、プローブガイド35およびスプライン軸3
7が回動する。スプライン軸37が回動すると、スプラ
イン軸37の先端部に取り付けられたドック40は上方
に移動する。ドッグ40が上方に移動すると、近接セン
サ42がドッグ40を検知する。そして、近接センサ4
2がドック40を検知することにより、旧工具には折損
が生じていないと判断される。
【0031】一方、旧工具T1が折損している場合に
は、その旧工具T1の先端部が欠けた状態となってい
る。この状態で、主軸4を上昇させると、旧工具T1の
先端部はプローブ36に非接触の状態となる。旧工具T
1の先端部がプローブ36に非接触である場合にはスプ
ライン軸37が回動することはなく、ドック40が上方
に移動することもない。したがって、近接センサ42が
ドック40を検知せず、旧工具T1に折損が生じている
ことが検知される。
【0032】このように、旧工具T1の折損の検知を行
った後、工具交換アーム12を180°回動させて、新
工具T2を把持する一方の工具把持部13を工具取付位
置P1に移動させるとともに、旧工具T1を把持する他
方の工具把持部14を工具交換位置P1に移動させる。
工具取付位置P1に移動させられた新工具T2は、主軸
4に取り付けられる。一方、工具交換位置P1に移動さ
せられた旧工具T1は、工具ローダ16の把持アームに
把持される。そして、折損が検知されなかった場合に
は、工具マガジン15における所定の位置に搬送されて
収納される。また、折損が検知された場合には、適宜の
工具修繕位置に搬送されたり、あるいは、工具マガジン
15に収納後に作業員が取り出して修繕作業を施すなど
の適宜の措置が取られる。さらには、次工程の工具が加
工作業に入ってもよいか否かの判断がこの時点で行われ
ているため、次工程に入ってもよいと判断されている場
合には、すぐさま次工程に入ることができる。したがっ
て、サイクルタイムの待ち時間の短縮に寄与することに
なる。
【0033】以上、本発明の好適な実施形態について説
明したが、本発明は前記の実施形態に限定されるもので
はない。たとえば、プローブが回動しているか否かを検
知するセンサとして、ドッグと近接センサを用いる代わ
りに、接触式のセンサを用いることができる。また、プ
ローブを移動させるためにモータシリンダを用いたがボ
ールねじにモータを設けたものなどを用いることもでき
る。
【0034】
【発明の効果】以上のとおり、請求項1に係る発明によ
れば、工具の交換を行う際に、工具交換アームにおいて
工具の折損を検知することができる。このため、工具マ
ガジンまで工具を搬送することなく工具の折損を検知で
きるので、時間の短縮を図ることができ、もって作業効
率の向上に貢献することが可能となる。また、請求項2
に係る発明では、工具の折損を検知するにあたり、接触
式のプローブを用いている。このため、精度の高い折損
の検知を行うことができる。さらに、請求項3に係る発
明によれば、折損の検知対象となる工具の長さに応じ
て、プローブの位置を変えることができる。このため、
種々の長さの工具の折損を検知することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る工具折損検知装置を備えるマシニ
ングセンタの側面図である。
【図2】本発明に係る工具折損検知装置を備えるマシニ
ングセンタの正面図である。
【図3】本発明に係る工具折損検知装置の側面図であ
る。
【図4】本発明に係る工具折損検知装置の正面図であ
る。
【図5】本発明に係る工具折損検知装置の平面図であ
る。
【符号の説明】
1 ベース 2 コラム 3 主軸ヘッド 4 主軸 5 工具交換装置 6 工具折損検知装置 11 フレーム 12 工具交換アーム 13,14 工具把持部 15 工具マガジン 16 工具ローダ 17 工具ポット 31 シャフト 32 モータシリンダ 32A シリンダ軸 32B スライダベース 32C モータ 32D 保持アーム 33 スライダ 34 ハウジング 35 プローブガイド 36 プローブ 36A 下端部 37 スプライン軸 40 ドッグ 40A,40B ストッパ 41 サイドフレーム 42 近接センサ P1 工具取付位置 P2 工具交換位置 M マシニングセンタ T 工具 T1 旧工具 T2 新工具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸に装着された旧工具を、新工具と交
    換する工具交換アームを備える工作機械において、 前記工具交換アームは、前記新工具が前記工具交換アー
    ムの一端側に取り付けられる工具交換位置と、前記旧工
    具が前記工具交換アームの他端側に取り付けられる工具
    取付位置の間を相互に移動できるように、その中心部を
    回動軸として、前記主軸の軸線方向に沿った軸周りに回
    動可能であり、 前記工具交換アームに設けられ、前記工具交換アームに
    よって工具を交換する際に、前記旧工具の折損を検知す
    ることを特徴とする工具折損検知装置。
  2. 【請求項2】 前記工具取付位置における前記工具交換
    アームの他端側に取り付けられた前記旧工具が正常なと
    きに、前記旧工具の先端部と接触して移動させられ、前
    記旧工具が折損しているときには前記旧工具と非接触と
    なるプローブを備えるとともに、 前記プローブが移動したか否かを検知するセンサを有す
    る請求項1に記載の工具折損検知装置。
  3. 【請求項3】 前記プローブは、前記回動軸に沿った方
    向に移動可能とされている請求項2に記載の工具折損検
    知装置。
JP31898799A 1999-11-10 1999-11-10 工具折損検知装置 Expired - Fee Related JP3698936B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31898799A JP3698936B2 (ja) 1999-11-10 1999-11-10 工具折損検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31898799A JP3698936B2 (ja) 1999-11-10 1999-11-10 工具折損検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001138180A true JP2001138180A (ja) 2001-05-22
JP3698936B2 JP3698936B2 (ja) 2005-09-21

Family

ID=18105236

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31898799A Expired - Fee Related JP3698936B2 (ja) 1999-11-10 1999-11-10 工具折損検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3698936B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008519696A (ja) * 2004-11-15 2008-06-12 ムーザー・ヨーゼフ 工具を工作機械に積込み積降し方法とシステム
JP2015226942A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 Dmg森精機株式会社 工作機械の工具折損検知装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008519696A (ja) * 2004-11-15 2008-06-12 ムーザー・ヨーゼフ 工具を工作機械に積込み積降し方法とシステム
JP2015226942A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 Dmg森精機株式会社 工作機械の工具折損検知装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3698936B2 (ja) 2005-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102431825B1 (ko) 공작기계
KR102477934B1 (ko) 공작기계
JP4970761B2 (ja) 工具交換装置及びこれを備えた工作機械
US10391559B2 (en) Machine tool
JP5728931B2 (ja) ワーク搬送装置
US10695878B2 (en) Tool change rotary position determining device and tool change rotary position determining method
JP4769285B2 (ja) 工具折損検出装置
JP5732849B2 (ja) ワーク搬送装置
JP4315741B2 (ja) 倒立旋盤
JP3698936B2 (ja) 工具折損検知装置
US6082016A (en) Cutting edge measuring device for machine tool
JP3690935B2 (ja) 工作機械
JP4044361B2 (ja) 工具位置検知用センサを付属させたアタッチメント交換装置
JP2008087083A (ja) 工作機械
KR101827570B1 (ko) 공작기계의 심압대 자동위치 결정장치 및 방법
JP3270115B2 (ja) 刃先位置検出装置
JP2675336B2 (ja) 板材供給装置
WO2020079756A1 (ja) 自動工具交換機
JPH10138094A (ja) 工作機械における工具折損検出方法及び装置
JPH11333672A (ja) ワーク搬送装置
JP4038446B2 (ja) 工具折損検出装置
JP2004141969A (ja) 自動旋盤
JP2005138242A (ja) 工具折損検出装置
JP2001259954A (ja) フレキシブルトランスファ装置
KR100779830B1 (ko) 공작기계의 툴 파손 감지장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041001

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050526

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050608

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050706

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080715

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090715

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090715

Year of fee payment: 4

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090715

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100715

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110715

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110715

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110715

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110715

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120715

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120715

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130715

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees