JP2001136526A5 - - Google Patents
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Description
【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像を符号化して得られた符号列を受信して復号する画像処理装置であって、
入力した符号列をエントロピ復号して量子化インデックスを取得する復号手段と、
前記復号手段により得られた量子化インデックスを補正するのに使用する補正値を、それぞれ互いに異なる絶対値を有する複数の補正値の中から選択する補正値選択手段と、
前記量子化インデックスの値と前記補正値選択手段により選択された補正値との加算或は減算により前記量子化インデックスを補正し、当該補正した量子化インデックスと量子化ステップとの積により一連の係数列を生成する逆量子化手段と、
前記逆量子化手段により得られた係数列を逆変換操作して画像信号に復元する逆変換手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。
【請求項2】
前記逆変換手段は、逆離散ウェーブレット変換を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記補正値選択手段は、前記逆変換手段により逆変換される複数の周波数帯域に属する係数群の内、最も低い周波数帯域に属する係数の逆量子化に対しては常に一定の補正値を選択して出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記補正値選択手段は、前記処理対象となる量子化インデックスの近傍領域に関する情報に基づいて前記補正値を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記情報は、前記近傍領域の量子化インデックスの値であることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
【請求項6】
画像を符号化して得られた符号列を受信して復号する画像処理装置であって、
入力した符号列をエントロピ復号して量子化インデックスを取得する復号手段と、
逆量子化される量子化インデックスの隣接領域に関する情報及び、値がゼロの量子化インデックスの数が所定値以上かどうかに基づいて、前記復号手段により得られた量子化インデックスを補正するのに使用する補正値を、それぞれ互いに異なる絶対値を有する複数の補正値の中から選択する補正値選択手段と、
前記復号手段で得られ、前記量子化インデックスの値と前記補正値との加算或は減算により補正された前記量子化インデックスを逆量子化して画像を表す一連の係数列を生成する逆量子化手段と、
前記逆量子化手段により得られた係数列を逆変換操作して画像信号に復元する逆変換手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。
【請求項7】
前記符号列は、離散ウェーブレット変換された係数をビットプレーンに分解して符号化された符号列であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記補正値選択手段は、前記符号列のビットプレーンの値に応じて補正値を決定することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記補正値選択手段は、前記符号列に含まれる、補正値を特定するための付加情報にに応じて補正値を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項10】
画像を符号化して得られた符号列を受信して復号する画像処理方法であって、
入力した符号列をエントロピ復号して量子化インデックスを取得する復号工程と、
前記復号工程で得られた量子化インデックスを補正するのに使用する補正値を、それぞれ互いに異なる絶対値を有する複数の補正値の中から選択する補正値選択工程と、
前記量子化インデックスの値と前記補正値選択工程で選択された補正値との加算或は減算により前記量子化インデックスを補正し、当該補正した量子化インデックスと量子化ステップとの積により一連の係数列を生成する逆量子化工程と、
前記逆量子化工程で得られた係数列を逆変換操作して画像信号に復元する逆変換工程と、
を有することを特徴とする画像処理方法。
【請求項11】
前記逆変換工程では、逆離散ウェーブレット変換を実行することを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。
【請求項12】
前記補正値選択工程は、前記逆変換工程により逆変換される複数の周波数帯域に属する係数群の内、最も低い周波数帯域に属する係数の逆量子化に対しては常に一定の補正値を選択することを特徴とする請求項10又は11に記載の画像処理方法。
【請求項13】
前記補正値選択工程は、前記処理対象となる量子化インデックスの近傍領域に関する情報に基づいて前記補正値を選択することを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。
【請求項14】
前記情報は、前記近傍領域の量子化インデックスの値を含むことを特徴とする請求項13に記載の画像処理方法。
【請求項15】
画像を符号化して得られた符号列を受信して復号する画像処理方法であって、
入力した符号列をエントロピ復号して量子化インデックスを取得する復号工程と、
逆量子化される量子化インデックスの隣接領域に関する情報及び、値がゼロの量子化インデックスの数が所定値以上かどうかに基づいて、前記復号工程で得られた量子化インデックスを補正するのに使用する補正値を、それぞれ互いに異なる絶対値を有する複数の補正値の中から選択する補正値選択工程と、
前記復号工程で得られ、前記量子化インデックスの値と前記補正値との加算或は減算により補正された前記量子化インデックスを逆量子化して画像を表す一連の係数列を生成する逆量子化工程と、
前記逆量子化工程で得られた係数列を逆変換操作して画像信号に復元する逆変換工程と、
を有することを特徴とする画像処理方法。
【請求項16】
前記符号列は、離散ウェーブレット変換された係数をビットプレーンに分解して符号化された符号列であることを特徴とする請求項10乃至15のいずれか1項に記載の画像処理方法。
【請求項17】
前記補正値選択工程は、前記符号列のビットプレーンの値に応じて補正値を選択することを特徴とする請求項16に記載の画像処理方法。
【請求項18】
前記補正値選択工程は、前記符号列に含まれる補正値を特定する付加情報に応じて補正値を選択することを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。
【請求項19】
請求項10乃至18のいずれか1項に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるプログラムを記憶した、コンピュータにより読取り可能な記憶媒体。
【請求項1】
画像を符号化して得られた符号列を受信して復号する画像処理装置であって、
入力した符号列をエントロピ復号して量子化インデックスを取得する復号手段と、
前記復号手段により得られた量子化インデックスを補正するのに使用する補正値を、それぞれ互いに異なる絶対値を有する複数の補正値の中から選択する補正値選択手段と、
前記量子化インデックスの値と前記補正値選択手段により選択された補正値との加算或は減算により前記量子化インデックスを補正し、当該補正した量子化インデックスと量子化ステップとの積により一連の係数列を生成する逆量子化手段と、
前記逆量子化手段により得られた係数列を逆変換操作して画像信号に復元する逆変換手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。
【請求項2】
前記逆変換手段は、逆離散ウェーブレット変換を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記補正値選択手段は、前記逆変換手段により逆変換される複数の周波数帯域に属する係数群の内、最も低い周波数帯域に属する係数の逆量子化に対しては常に一定の補正値を選択して出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記補正値選択手段は、前記処理対象となる量子化インデックスの近傍領域に関する情報に基づいて前記補正値を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記情報は、前記近傍領域の量子化インデックスの値であることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
【請求項6】
画像を符号化して得られた符号列を受信して復号する画像処理装置であって、
入力した符号列をエントロピ復号して量子化インデックスを取得する復号手段と、
逆量子化される量子化インデックスの隣接領域に関する情報及び、値がゼロの量子化インデックスの数が所定値以上かどうかに基づいて、前記復号手段により得られた量子化インデックスを補正するのに使用する補正値を、それぞれ互いに異なる絶対値を有する複数の補正値の中から選択する補正値選択手段と、
前記復号手段で得られ、前記量子化インデックスの値と前記補正値との加算或は減算により補正された前記量子化インデックスを逆量子化して画像を表す一連の係数列を生成する逆量子化手段と、
前記逆量子化手段により得られた係数列を逆変換操作して画像信号に復元する逆変換手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。
【請求項7】
前記符号列は、離散ウェーブレット変換された係数をビットプレーンに分解して符号化された符号列であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記補正値選択手段は、前記符号列のビットプレーンの値に応じて補正値を決定することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記補正値選択手段は、前記符号列に含まれる、補正値を特定するための付加情報にに応じて補正値を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項10】
画像を符号化して得られた符号列を受信して復号する画像処理方法であって、
入力した符号列をエントロピ復号して量子化インデックスを取得する復号工程と、
前記復号工程で得られた量子化インデックスを補正するのに使用する補正値を、それぞれ互いに異なる絶対値を有する複数の補正値の中から選択する補正値選択工程と、
前記量子化インデックスの値と前記補正値選択工程で選択された補正値との加算或は減算により前記量子化インデックスを補正し、当該補正した量子化インデックスと量子化ステップとの積により一連の係数列を生成する逆量子化工程と、
前記逆量子化工程で得られた係数列を逆変換操作して画像信号に復元する逆変換工程と、
を有することを特徴とする画像処理方法。
【請求項11】
前記逆変換工程では、逆離散ウェーブレット変換を実行することを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。
【請求項12】
前記補正値選択工程は、前記逆変換工程により逆変換される複数の周波数帯域に属する係数群の内、最も低い周波数帯域に属する係数の逆量子化に対しては常に一定の補正値を選択することを特徴とする請求項10又は11に記載の画像処理方法。
【請求項13】
前記補正値選択工程は、前記処理対象となる量子化インデックスの近傍領域に関する情報に基づいて前記補正値を選択することを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。
【請求項14】
前記情報は、前記近傍領域の量子化インデックスの値を含むことを特徴とする請求項13に記載の画像処理方法。
【請求項15】
画像を符号化して得られた符号列を受信して復号する画像処理方法であって、
入力した符号列をエントロピ復号して量子化インデックスを取得する復号工程と、
逆量子化される量子化インデックスの隣接領域に関する情報及び、値がゼロの量子化インデックスの数が所定値以上かどうかに基づいて、前記復号工程で得られた量子化インデックスを補正するのに使用する補正値を、それぞれ互いに異なる絶対値を有する複数の補正値の中から選択する補正値選択工程と、
前記復号工程で得られ、前記量子化インデックスの値と前記補正値との加算或は減算により補正された前記量子化インデックスを逆量子化して画像を表す一連の係数列を生成する逆量子化工程と、
前記逆量子化工程で得られた係数列を逆変換操作して画像信号に復元する逆変換工程と、
を有することを特徴とする画像処理方法。
【請求項16】
前記符号列は、離散ウェーブレット変換された係数をビットプレーンに分解して符号化された符号列であることを特徴とする請求項10乃至15のいずれか1項に記載の画像処理方法。
【請求項17】
前記補正値選択工程は、前記符号列のビットプレーンの値に応じて補正値を選択することを特徴とする請求項16に記載の画像処理方法。
【請求項18】
前記補正値選択工程は、前記符号列に含まれる補正値を特定する付加情報に応じて補正値を選択することを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。
【請求項19】
請求項10乃至18のいずれか1項に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるプログラムを記憶した、コンピュータにより読取り可能な記憶媒体。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の画像処理装置は以下のような構成を備える。即ち、
画像を符号化して得られた符号列を受信して復号する画像処理装置であって、
入力した符号列をエントロピ復号して量子化インデックスを取得する復号手段と、
前記復号手段により得られた量子化インデックスを補正するのに使用する補正値を、それぞれ互いに異なる絶対値を有する複数の補正値の中から選択する補正値選択手段と、
前記量子化インデックスの値と前記補正値選択手段により選択された補正値との加算或は減算により前記量子化インデックスを補正し、当該補正した量子化インデックスと量子化ステップとの積により一連の係数列を生成する逆量子化手段と、
前記逆量子化手段により得られた係数列を逆変換操作して画像信号に復元する逆変換手段と、を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の画像処理装置は以下のような構成を備える。即ち、
画像を符号化して得られた符号列を受信して復号する画像処理装置であって、
入力した符号列をエントロピ復号して量子化インデックスを取得する復号手段と、
逆量子化される量子化インデックスの隣接領域に関する情報及び、値がゼロの量子化インデックスの数が所定値以上かどうかに基づいて、前記復号手段により得られた量子化インデックスを補正するのに使用する補正値を、それぞれ互いに異なる絶対値を有する複数の補正値の中から選択する補正値選択手段と、
前記復号手段で得られ、前記量子化インデックスの値と前記補正値との加算或は減算により補正された前記量子化インデックスを逆量子化して画像を表す一連の係数列を生成する逆量子化手段と、
前記逆量子化手段により得られた係数列を逆変換操作して画像信号に復元する逆変換手段とを有することを特徴とする。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の画像処理装置は以下のような構成を備える。即ち、
画像を符号化して得られた符号列を受信して復号する画像処理装置であって、
入力した符号列をエントロピ復号して量子化インデックスを取得する復号手段と、
前記復号手段により得られた量子化インデックスを補正するのに使用する補正値を、それぞれ互いに異なる絶対値を有する複数の補正値の中から選択する補正値選択手段と、
前記量子化インデックスの値と前記補正値選択手段により選択された補正値との加算或は減算により前記量子化インデックスを補正し、当該補正した量子化インデックスと量子化ステップとの積により一連の係数列を生成する逆量子化手段と、
前記逆量子化手段により得られた係数列を逆変換操作して画像信号に復元する逆変換手段と、を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の画像処理装置は以下のような構成を備える。即ち、
画像を符号化して得られた符号列を受信して復号する画像処理装置であって、
入力した符号列をエントロピ復号して量子化インデックスを取得する復号手段と、
逆量子化される量子化インデックスの隣接領域に関する情報及び、値がゼロの量子化インデックスの数が所定値以上かどうかに基づいて、前記復号手段により得られた量子化インデックスを補正するのに使用する補正値を、それぞれ互いに異なる絶対値を有する複数の補正値の中から選択する補正値選択手段と、
前記復号手段で得られ、前記量子化インデックスの値と前記補正値との加算或は減算により補正された前記量子化インデックスを逆量子化して画像を表す一連の係数列を生成する逆量子化手段と、
前記逆量子化手段により得られた係数列を逆変換操作して画像信号に復元する逆変換手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の画像処理方法は以下のような工程を備える。即ち、
画像を符号化して得られた符号列を受信して復号する画像処理方法であって、
入力した符号列をエントロピ復号して量子化インデックスを取得する復号工程と、
前記復号工程で得られた量子化インデックスを補正するのに使用する補正値を、それぞれ互いに異なる絶対値を有する複数の補正値の中から選択する補正値選択工程と、
前記量子化インデックスの値と前記補正値選択工程で選択された補正値との加算或は減算により前記量子化インデックスを補正し、当該補正した量子化インデックスと量子化ステップとの積により一連の係数列を生成する逆量子化工程と、
前記逆量子化工程で得られた係数列を逆変換操作して画像信号に復元する逆変換工程と、を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の画像処理方法は以下のような工程を備える。即ち、
画像を符号化して得られた符号列を受信して復号する画像処理方法であって、
入力した符号列をエントロピ復号して量子化インデックスを取得する復号工程と、
逆量子化される量子化インデックスの隣接領域に関する情報及び、値がゼロの量子化インデックスの数が所定値以上かどうかに基づいて、前記復号工程で得られた量子化インデックスを補正するのに使用する補正値を、それぞれ互いに異なる絶対値を有する複数の補正値の中から選択する補正値選択工程と、
前記復号工程で得られ、前記量子化インデックスの値と前記補正値との加算或は減算により補正された前記量子化インデックスを逆量子化して画像を表す一連の係数列を生成する逆量子化工程と、
前記逆量子化工程で得られた係数列を逆変換操作して画像信号に復元する逆変換工程とを有することを特徴とする。
画像を符号化して得られた符号列を受信して復号する画像処理方法であって、
入力した符号列をエントロピ復号して量子化インデックスを取得する復号工程と、
前記復号工程で得られた量子化インデックスを補正するのに使用する補正値を、それぞれ互いに異なる絶対値を有する複数の補正値の中から選択する補正値選択工程と、
前記量子化インデックスの値と前記補正値選択工程で選択された補正値との加算或は減算により前記量子化インデックスを補正し、当該補正した量子化インデックスと量子化ステップとの積により一連の係数列を生成する逆量子化工程と、
前記逆量子化工程で得られた係数列を逆変換操作して画像信号に復元する逆変換工程と、を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の画像処理方法は以下のような工程を備える。即ち、
画像を符号化して得られた符号列を受信して復号する画像処理方法であって、
入力した符号列をエントロピ復号して量子化インデックスを取得する復号工程と、
逆量子化される量子化インデックスの隣接領域に関する情報及び、値がゼロの量子化インデックスの数が所定値以上かどうかに基づいて、前記復号工程で得られた量子化インデックスを補正するのに使用する補正値を、それぞれ互いに異なる絶対値を有する複数の補正値の中から選択する補正値選択工程と、
前記復号工程で得られ、前記量子化インデックスの値と前記補正値との加算或は減算により補正された前記量子化インデックスを逆量子化して画像を表す一連の係数列を生成する逆量子化工程と、
前記逆量子化工程で得られた係数列を逆変換操作して画像信号に復元する逆変換工程とを有することを特徴とする。
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