JP2001135009A - 光ディスク装置およびその制御方法 - Google Patents
光ディスク装置およびその制御方法Info
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- JP2001135009A JP2001135009A JP31333599A JP31333599A JP2001135009A JP 2001135009 A JP2001135009 A JP 2001135009A JP 31333599 A JP31333599 A JP 31333599A JP 31333599 A JP31333599 A JP 31333599A JP 2001135009 A JP2001135009 A JP 2001135009A
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- Japan
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- power consumption
- optical disk
- command
- low power
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の技術では低消費電力状態から定常動作状
態に復帰する処理を行う回路ブロックである、ATA/ATAP
Iインタフェース部あるいは装置制御用マイクロコンピ
ュータ等は常時コマンドを受信、解析する必要があり、
低消費電力状態でも動作を停止できないため、これらの
部分の消費電力は削減できないという課題があった。 【解決手段】本発明では、低消費電力状態ではホストコ
ンピュータからのコマンドの受信に必要な第1の回路ブ
ロックだけを動作させておき、復帰処理に必要な他の第
2の回路ブロックは低消費電力状態とする。第2の回路
ブロックの定常動作状態への復帰は第1の回路ブロック
が第2の回路ブロックを起動させる必要があると判断し
た時だけ行う。
態に復帰する処理を行う回路ブロックである、ATA/ATAP
Iインタフェース部あるいは装置制御用マイクロコンピ
ュータ等は常時コマンドを受信、解析する必要があり、
低消費電力状態でも動作を停止できないため、これらの
部分の消費電力は削減できないという課題があった。 【解決手段】本発明では、低消費電力状態ではホストコ
ンピュータからのコマンドの受信に必要な第1の回路ブ
ロックだけを動作させておき、復帰処理に必要な他の第
2の回路ブロックは低消費電力状態とする。第2の回路
ブロックの定常動作状態への復帰は第1の回路ブロック
が第2の回路ブロックを起動させる必要があると判断し
た時だけ行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク装置の
消費電力低減に関し、特にホストコンピュータとのイン
タフェース手段の待機時の消費電力を低減しながら、低
消費電力化によるインタフェース手段の性能の低下を防
止し、低消費電力化による弊害の発生を防止する技術に
関し、特にバッテリーで駆動される光ディスク装置に関
する。
消費電力低減に関し、特にホストコンピュータとのイン
タフェース手段の待機時の消費電力を低減しながら、低
消費電力化によるインタフェース手段の性能の低下を防
止し、低消費電力化による弊害の発生を防止する技術に
関し、特にバッテリーで駆動される光ディスク装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置の省電力を図る従来技術
の一例として、特開平09−073715号公報があ
る。この様な従来の光ディスク装置においては待機時の
消費電力低減のため、所定の時間、ホストコンピュータ
からコマンドが到来しないと(1)光ディスクの回転数を
下げる、(2)フォーカシング/トラッキングサーボ動
作、光ディスクの回転を停止する、(3)使用していない
回路ブロックの動作を停止する、等の消費電力低減方法
を行っている。
の一例として、特開平09−073715号公報があ
る。この様な従来の光ディスク装置においては待機時の
消費電力低減のため、所定の時間、ホストコンピュータ
からコマンドが到来しないと(1)光ディスクの回転数を
下げる、(2)フォーカシング/トラッキングサーボ動
作、光ディスクの回転を停止する、(3)使用していない
回路ブロックの動作を停止する、等の消費電力低減方法
を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前項で説明した消費電
力低減方法のうち、(3)の使用していない回路ブロック
の動作を停止する方法では低消費電力状態から定常動作
状態に移行する再起動処理を行うのに必要なインタフェ
ース回路ブロックは定常動作状態にしておく必要があ
る。
力低減方法のうち、(3)の使用していない回路ブロック
の動作を停止する方法では低消費電力状態から定常動作
状態に移行する再起動処理を行うのに必要なインタフェ
ース回路ブロックは定常動作状態にしておく必要があ
る。
【0004】以下にその理由を説明する。
【0005】一般にホストコンピュータと光ディスク装
置との間で行われるデータ転送の転送レートはあらかじ
め初期化の際に両者で取り決められ、通常この時に設定
される転送レートは両者に許容できる最大の転送レート
である。ここで、インタフェース系の最大データ転送レ
ートは一般にインタフェース回路に供給されるクロック
周波数の影響を受ける。従って通常動作状態よりもクロ
ック周波数を下げた低消費電力状態では、上記の最大転
送レートでホストコンピュータとのデータ転送をする事
はできない。
置との間で行われるデータ転送の転送レートはあらかじ
め初期化の際に両者で取り決められ、通常この時に設定
される転送レートは両者に許容できる最大の転送レート
である。ここで、インタフェース系の最大データ転送レ
ートは一般にインタフェース回路に供給されるクロック
周波数の影響を受ける。従って通常動作状態よりもクロ
ック周波数を下げた低消費電力状態では、上記の最大転
送レートでホストコンピュータとのデータ転送をする事
はできない。
【0006】しかし、ホストコンピュータは一般的には
光ディスク装置が低消費電力状態にあり最大転送レート
でホストコンピュータとのデータ転送をする事はできな
い状態である事を認識する手段はなく、そのため通常動
作状態と同じ最大転送レートでデータ転送を行おうとす
る。
光ディスク装置が低消費電力状態にあり最大転送レート
でホストコンピュータとのデータ転送をする事はできな
い状態である事を認識する手段はなく、そのため通常動
作状態と同じ最大転送レートでデータ転送を行おうとす
る。
【0007】従って、低消費電力状態であっても、最大
転送レートでデータ転送を正しく行うためには、インタ
フェース回路ブロックのクロック周波数を下げる事はで
きない。
転送レートでデータ転送を正しく行うためには、インタ
フェース回路ブロックのクロック周波数を下げる事はで
きない。
【0008】従って、ホストコンピュータからのコマン
ドを受信して、低消費電力状態から定常動作状態に復帰
する処理を行う回路ブロックである、ATA/ATAPIインタ
フェース部あるいは装置制御用マイクロコンピュータ等
はクロック周波数を下げるあるいはクロックを停止する
等の消費電力低減手段をとる事ができないため、これら
の部分の消費電力は削減し難いという問題があった。
ドを受信して、低消費電力状態から定常動作状態に復帰
する処理を行う回路ブロックである、ATA/ATAPIインタ
フェース部あるいは装置制御用マイクロコンピュータ等
はクロック周波数を下げるあるいはクロックを停止する
等の消費電力低減手段をとる事ができないため、これら
の部分の消費電力は削減し難いという問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では上述の従来技
術のように、低消費電力状態から定常動作状態に復帰す
る処理を行う回路ブロックは一律に定常動作状態にして
おくのではなく、例えば、低消費電力状態ではホストコ
ンピュータからのコマンドの受信に必要な最低限の回路
ブロック(以下第1の回路ブロックと呼ぶ)だけを動作
させておく。この時、復帰処理に必要な他のコマンド処
理ブロック(以下第2の回路ブロックと呼ぶ)は停止も
しくはスタンバイ等の通常動作状態よりも消費電力が低
減する低消費電力状態としておく。定常動作状態への復
帰は第1の回路ブロックがコマンドの到来を検出して第
2の回路ブロックを起動する必要があると判断した時、
第1の回路ブロックが発生する起動信号により第2の回
路ブロックを起動させて行う。以上に述べた第1の回路
ブロックが第2の回路ブロックの起動をするという多段
階の回路起動処理を行う構成を採る事により、低消費電
力状態での消費電力の低減と低消費電力状態からの速や
かな起動の両立という従来技術での課題を解決する事が
可能となる。
術のように、低消費電力状態から定常動作状態に復帰す
る処理を行う回路ブロックは一律に定常動作状態にして
おくのではなく、例えば、低消費電力状態ではホストコ
ンピュータからのコマンドの受信に必要な最低限の回路
ブロック(以下第1の回路ブロックと呼ぶ)だけを動作
させておく。この時、復帰処理に必要な他のコマンド処
理ブロック(以下第2の回路ブロックと呼ぶ)は停止も
しくはスタンバイ等の通常動作状態よりも消費電力が低
減する低消費電力状態としておく。定常動作状態への復
帰は第1の回路ブロックがコマンドの到来を検出して第
2の回路ブロックを起動する必要があると判断した時、
第1の回路ブロックが発生する起動信号により第2の回
路ブロックを起動させて行う。以上に述べた第1の回路
ブロックが第2の回路ブロックの起動をするという多段
階の回路起動処理を行う構成を採る事により、低消費電
力状態での消費電力の低減と低消費電力状態からの速や
かな起動の両立という従来技術での課題を解決する事が
可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図を用い
て説明する。
て説明する。
【0011】図1は本発明の第1の実施例の光ディスク
装置において、ホストコンピュータからのコマンドの受
信機能に関与する部分の機能ブロック図である。なお、
本実施例ではホストコンピュータとのインタフェースに
はATA/ATAPIインタフェースを用いて説明するが、これ
に限るものではない。
装置において、ホストコンピュータからのコマンドの受
信機能に関与する部分の機能ブロック図である。なお、
本実施例ではホストコンピュータとのインタフェースに
はATA/ATAPIインタフェースを用いて説明するが、これ
に限るものではない。
【0012】初めに、低消費電力状態から、定常動作状
態に移行する時の動作を説明する。
態に移行する時の動作を説明する。
【0013】ホストコンピュータ10からのコマンドはAT
A/ATAPIインタフェース部1のコマンド受信部2に入力
される。入力されたコマンドはコマンド受信部2を経由
してコマンド解析部3に入力され、コマンド解析が行わ
れる。
A/ATAPIインタフェース部1のコマンド受信部2に入力
される。入力されたコマンドはコマンド受信部2を経由
してコマンド解析部3に入力され、コマンド解析が行わ
れる。
【0014】コマンド解析の結果、以降の処理は、(1)
次段のコマンド処理ブロックを起動せずに以降のコマン
ド入力を待つ、(2) 次段のコマンド処理ブロックを起動
して以降のコマンド入力を待つ、の2種類に分類され
る。
次段のコマンド処理ブロックを起動せずに以降のコマン
ド入力を待つ、(2) 次段のコマンド処理ブロックを起動
して以降のコマンド入力を待つ、の2種類に分類され
る。
【0015】コマンド解析部3はコマンド解析の結果
が、上記、(2)次段のコマンド処理ブロックを起動して
次のコマンド入力を待つ、に該当する場合には定常動作
状態に移行するためのクロック起動信号4を出力する。
が、上記、(2)次段のコマンド処理ブロックを起動して
次のコマンド入力を待つ、に該当する場合には定常動作
状態に移行するためのクロック起動信号4を出力する。
【0016】クロック起動信号4は次段のコマンド処理
ブロック5に供給するクロック信号7の周波数を切換え
るためのクロック信号切替え回路6Aに入力される。
ブロック5に供給するクロック信号7の周波数を切換え
るためのクロック信号切替え回路6Aに入力される。
【0017】クロック信号切替え回路6Aには定常動作
状態で次段のコマンド処理ブロック5に供給する正規ク
ロック信号8と低消費電力状態で次段のコマンド処理ブ
ロック5に供給する前記正規クロック信号8よりも周波
数が低い低周波数クロック信号9が入力され、クロック
起動信号4が定常動作状態では前記正規クロック信号8
をクロック信号7から出力し、クロック起動信号4が低
消費電力状態では前記低周波数クロック信号9をクロッ
ク信号7から出力する。
状態で次段のコマンド処理ブロック5に供給する正規ク
ロック信号8と低消費電力状態で次段のコマンド処理ブ
ロック5に供給する前記正規クロック信号8よりも周波
数が低い低周波数クロック信号9が入力され、クロック
起動信号4が定常動作状態では前記正規クロック信号8
をクロック信号7から出力し、クロック起動信号4が低
消費電力状態では前記低周波数クロック信号9をクロッ
ク信号7から出力する。
【0018】一般にデジタル回路の消費電力は回路に供
給されるクロック信号の周波数と関係があり、クロック
周波数以外の条件が同じ場合、クロック周波数が低いほ
ど消費電力が低減する事が知られている。したがって、
次段のコマンド処理ブロック5の消費電力は、クロック
信号切替え回路6から与えられるクロック信号7が正規
クロック信号8の時よりも低い低周波数クロック信号9
である場合のほうが、少なくなる。上記の理由によりク
ロック周波数を低くする事で消費電力を低減できる。
給されるクロック信号の周波数と関係があり、クロック
周波数以外の条件が同じ場合、クロック周波数が低いほ
ど消費電力が低減する事が知られている。したがって、
次段のコマンド処理ブロック5の消費電力は、クロック
信号切替え回路6から与えられるクロック信号7が正規
クロック信号8の時よりも低い低周波数クロック信号9
である場合のほうが、少なくなる。上記の理由によりク
ロック周波数を低くする事で消費電力を低減できる。
【0019】次に、上述の処理のフローを図を用いて説
明する。
明する。
【0020】図2は本発明の第1の実施例の光ディスク
装置における、ホストコンピュータからのコマンド受信
を起点として低消費電力状態から定常動作状態に復帰す
るまでの処理を示すフロー図である。
装置における、ホストコンピュータからのコマンド受信
を起点として低消費電力状態から定常動作状態に復帰す
るまでの処理を示すフロー図である。
【0021】復帰処理はホストコンピュータからのコマ
ンド受信(a)から開始する。受信されたコマンドはコマ
ンド解析(b)が行われる。コマンド解析の結果、次段を
起動する必要があるか判断する(c)。起動する必要があ
ると判断した場合は定常動作状態に移行するようにクロ
ック起動信号4が出力される。
ンド受信(a)から開始する。受信されたコマンドはコマ
ンド解析(b)が行われる。コマンド解析の結果、次段を
起動する必要があるか判断する(c)。起動する必要があ
ると判断した場合は定常動作状態に移行するようにクロ
ック起動信号4が出力される。
【0022】ここで、より具体的に説明する。例えば、
コマンド受信(a)においてパケットコマンドであるA0hコ
マンドをホストから受信した場合にはこの後、続く12バ
イトのデータを所定の時間内に順次読み込む必要があ
る。
コマンド受信(a)においてパケットコマンドであるA0hコ
マンドをホストから受信した場合にはこの後、続く12バ
イトのデータを所定の時間内に順次読み込む必要があ
る。
【0023】ホストコンピュータからの後続の12バイト
のデータの送信は、ホストコンピュータと光ディスク装
置の初期化の際に設定された最大の転送レートで行われ
る。従って光ディスク装置側では、受信した(a)コマン
ドが、A0hコマンドであった場合(b)、後続のデータ読み
込みに備えて、次段に供給されるクロック信号を低消費
電力状態から定常動作状態に切り替える(c)、(e)。これ
により次段の動作は定常動作状態に復帰し、最大の転送
レートでの受信が可能となる(f)、(g)。
のデータの送信は、ホストコンピュータと光ディスク装
置の初期化の際に設定された最大の転送レートで行われ
る。従って光ディスク装置側では、受信した(a)コマン
ドが、A0hコマンドであった場合(b)、後続のデータ読み
込みに備えて、次段に供給されるクロック信号を低消費
電力状態から定常動作状態に切り替える(c)、(e)。これ
により次段の動作は定常動作状態に復帰し、最大の転送
レートでの受信が可能となる(f)、(g)。
【0024】また、例えば、コマンド受信(a)においてE
xecute Device Diagnosticコマンドをホストから受信し
た場合(b)には上述のパケットコマンドの受信の場合の
様に後続のデータを受信する必要が無いため、次段を起
動する必要はなく(c)、再び、次のコマンド受信ができ
る状態に戻る(d)。そのため低消費電力状態を維持す
る。
xecute Device Diagnosticコマンドをホストから受信し
た場合(b)には上述のパケットコマンドの受信の場合の
様に後続のデータを受信する必要が無いため、次段を起
動する必要はなく(c)、再び、次のコマンド受信ができ
る状態に戻る(d)。そのため低消費電力状態を維持す
る。
【0025】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。本実施例はクロック信号切替え回路6とその周辺
以外は同一であるため、第1の実施例と同じ部分につい
ての説明は省略する。
する。本実施例はクロック信号切替え回路6とその周辺
以外は同一であるため、第1の実施例と同じ部分につい
ての説明は省略する。
【0026】図3は本発明の第2の実施例の光ディスク
装置において、ホストコンピュータからのコマンドの受
信機能に関与する部分の機能ブロック図である。
装置において、ホストコンピュータからのコマンドの受
信機能に関与する部分の機能ブロック図である。
【0027】本実施例と第1の実施例との違いは、低消
費電力状態での次段へのクロックが第1の実施例では周
波数を下げたクロック信号でありクロックの供給は停止
しないのに対して、本実施例ではクロック信号の供給を
停止する事である。
費電力状態での次段へのクロックが第1の実施例では周
波数を下げたクロック信号でありクロックの供給は停止
しないのに対して、本実施例ではクロック信号の供給を
停止する事である。
【0028】すなわち、クロック信号切替え回路6Bに
は定常動作状態で次段に供給する正規のクロック信号が
入力され、クロック起動信号4が定常動作状態になると
正規のクロック周波数のクロック信号7を出力し、クロ
ック起動信号4が低消費電力状態ではクロック信号7を
停止する。
は定常動作状態で次段に供給する正規のクロック信号が
入力され、クロック起動信号4が定常動作状態になると
正規のクロック周波数のクロック信号7を出力し、クロ
ック起動信号4が低消費電力状態ではクロック信号7を
停止する。
【0029】本実施例では第1の実施例と比較して、
(1)低周波数クロック信号9が不要であるためクロック
信号切替え回路6が簡略化され、低周波数クロック信号
発生回路が不要となる、(2)低消費電力状態ではクロッ
ク周波数が0となるため次段の消費電力を第1の実施例
より低減する事ができる、と言う特徴を持つ。
(1)低周波数クロック信号9が不要であるためクロック
信号切替え回路6が簡略化され、低周波数クロック信号
発生回路が不要となる、(2)低消費電力状態ではクロッ
ク周波数が0となるため次段の消費電力を第1の実施例
より低減する事ができる、と言う特徴を持つ。
【0030】クロック信号を停止する事により、次段の
処理は完全に停止するが、低消費電力状態から定常動作
状態への復帰は、ホストコンピュータからのコマンドに
より可能であるので、動作上の問題は発生しない。
処理は完全に停止するが、低消費電力状態から定常動作
状態への復帰は、ホストコンピュータからのコマンドに
より可能であるので、動作上の問題は発生しない。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように本発明による低消費電
力状態から定常動作状態への2段階あるいはこれらの処
理を縦続接続した多段階の回路起動処理を行う構成を採
る事により、低消費電力状態での消費電力の低減と低消
費電力状態から定常動作状態への速やかな起動の両立を
図る事が可能となる。
力状態から定常動作状態への2段階あるいはこれらの処
理を縦続接続した多段階の回路起動処理を行う構成を採
る事により、低消費電力状態での消費電力の低減と低消
費電力状態から定常動作状態への速やかな起動の両立を
図る事が可能となる。
【図1】本発明の第1の実施例の光ディスク装置におけ
る、ホストコンピュータからのコマンドの受信機能に関
与する部分の機能ブロック図。
る、ホストコンピュータからのコマンドの受信機能に関
与する部分の機能ブロック図。
【図2】本発明の第1の実施例の光ディスク装置におけ
る、復帰処理を示すフロー図。
る、復帰処理を示すフロー図。
【図3】本発明の第2の実施例の光ディスク装置におけ
る、ホストコンピュータからのコマンドの受信機能に関
与する部分の機能ブロック図。
る、ホストコンピュータからのコマンドの受信機能に関
与する部分の機能ブロック図。
1…ATA/ATAPIインタフェース部、2…コマンド受信部、
3…コマンド解析部、4…クロック起動信号、5…次段
のコマンド処理ブロック、6…クロック信号切替え回
路、7…クロック信号、8…正規クロック信号、9…低
周波数クロック信号、10…ホストコンピュータ。
3…コマンド解析部、4…クロック起動信号、5…次段
のコマンド処理ブロック、6…クロック信号切替え回
路、7…クロック信号、8…正規クロック信号、9…低
周波数クロック信号、10…ホストコンピュータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 栄司 茨城県ひたちなか市稲田1410番地 株式会 社日立製作所デジタルメディア製品事業部 内 Fターム(参考) 5B011 EB07 FF01 KK12 LL06 LL14 MA04 5B065 BA03 CA16 EK01 5D090 AA01 CC01 CC04 CC10 DD03 DD05 HH02
Claims (9)
- 【請求項1】ホストコンピュータに所定のインタフェー
ス手段によって接続され、該ホストコンピュータから該
インタフェース手段を介してコマンドを受信する事によ
り該コマンドに対応した動作を行う光ディスク装置にお
いて、該ホストコンピュータから特定のコマンドが到来
した時、該光ディスク装置を低消費電力状態から定常動
作状態にする事を特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項2】ホストコンピュータに所定のインタフェー
ス手段によって接続され、該ホストコンピュータから該
インタフェース手段を介してコマンドを受信する事によ
り該コマンドに対応した動作を行う光ディスク装置にお
いて、該ホストコンピュータから第1のコマンド群に含
まれるコマンドが所定の時間到来しない時、該光ディス
ク装置を定常動作状態から低消費電力状態にし、該ホス
トコンピュータから第2のコマンド群に含まれるコマン
ドが到来した時、該光ディスク装置を前記低消費電力状
態から前記定常動作状態にし、前記第1のコマンド群と
前記第2のコマンド群は異なるものである事を特徴とす
る光ディスク装置。 - 【請求項3】請求項1および請求項2記載の光ディスク
装置におけるインタフェース手段はAT Attachment Inte
rface with Packet Interface Extensions (ATA/ATAPI-
4),NCITS 317-1998で規定されている手段でインタフェ
ースをする事が可能であることを特徴とする光ディスク
装置。 - 【請求項4】請求項1および請求項2記載の光ディスク
装置における低消費電力状態は該インタフェース手段の
回路ブロックの少なくとも一部分を含む回路ブロックの
消費電力を低減する状態であることを特徴とする光ディ
スク装置。 - 【請求項5】請求項1および請求項2記載の光ディスク
装置における低消費電力状態では定常動作状態と比較し
て、該インタフェース手段の機能または動作速度の少な
くとも片方が低下することを特徴とする光ディスク装
置。 - 【請求項6】請求項1および請求項2記載の光ディスク
装置において低消費電力状態から定常動作状態への復帰
は、該ホストコンピュータから復帰条件を満たす特定の
コマンドが到来した時、該インタフェース手段が自動的
に行う事を特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項7】ホストコンピュータからのコマンドが一定
時間到来しないとき、定常動作状態から低消費電力状態
へ移行する光ディスク装置の制御方法において、前記低
消費電力状態とは、前記光ディスク装置の制御に用いる
クロック周波数を低減することによって達成される低消
費電力状態であることを特徴とする光ディスク装置の制
御方法。 - 【請求項8】ホストコンピュータからのコマンドが一定
時間到来しないとき、定常動作状態から低消費電力状態
へ移行する光ディスク装置の制御方法において、前記低
消費電力状態とは、前記光ディスク装置の制御に用いる
クロック周波数の供給を停止することによって達成され
る低消費電力状態であることを特徴とする光ディスク装
置の制御方法。 - 【請求項9】請求項7または8に記載の光ディスク装置
の制御方法において、前記ホストコンピュータからのコ
マンドが到来することで、前記低消費電力状態から前記
定常動作状態へ復帰することを特徴とする光ディスク装
置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31333599A JP2001135009A (ja) | 1999-11-04 | 1999-11-04 | 光ディスク装置およびその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31333599A JP2001135009A (ja) | 1999-11-04 | 1999-11-04 | 光ディスク装置およびその制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001135009A true JP2001135009A (ja) | 2001-05-18 |
Family
ID=18040014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31333599A Pending JP2001135009A (ja) | 1999-11-04 | 1999-11-04 | 光ディスク装置およびその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001135009A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7343500B2 (en) | 2004-05-26 | 2008-03-11 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electronic device with serial ATA interface and power-saving control method used in the device |
WO2009034640A1 (ja) * | 2007-09-14 | 2009-03-19 | Fujitsu Limited | 記憶装置、基本記憶装置、拡張記憶装置及び記憶装置起動方法 |
US7747885B2 (en) | 2003-09-02 | 2010-06-29 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electronic device with serial ATA interface and power saving method for serial ATA buses |
US8176345B2 (en) | 2008-06-30 | 2012-05-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Power saving operation for a media drive |
US9164571B2 (en) | 2013-01-31 | 2015-10-20 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electronic apparatus and power saving control method |
-
1999
- 1999-11-04 JP JP31333599A patent/JP2001135009A/ja active Pending
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---|---|---|---|---|
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