JP2001134635A - 商品販売支援システムおよび商品販売支援方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】各商品に対して、個々の買取り（仕入）状況、
販売状況から市場における需給バランスを算出し、それ
に基づき適正な販売価格設定を行うことができる商品販
売支援システムおよび商品販売支援方法を提供するこ
と。 【解決手段】価格管理サーバ２１は、分析データの元と
なる流通データ量を確保するために、実際の店舗５０、
物流在庫（入出荷）管理システム５１、インターネット
における仮想店舗２２等から、各商品毎の流通データを
集計・分析し、各商品に対して、個々の買取り（仕入）
状況、販売状況から市場における需給バランスを算出
し、それに基づき適正な中古商品の販売価格設定を行
う。このシステムにおいては、商品の流通状況に基づい
た適切な商品価格を設定することができるので、中古商
品の流通の活性化と適正な利益の確保が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は商品販売支援システ
ムおよび商品販売支援方法に関し、特に、中古商品の売
買に好適な商品販売支援システムおよび商品販売支援方
法に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、中古商品として流通しているもの
としては、例えば自動車、ＣＤ、本、ゲームソフト、電
気製品、ブランドもの、更にはコレクターズアイテムな
どがあった。これらの中古商品を扱うリサイクルビジネ
スは一般消費者から商品を買取り（仕入）、それを再度
別の消費者に販売する循環のビジネスである。その際に
最も重要なポイントが商品の値付けである。

【０００３】業者が商品を消費者から買取る（仕入れ
る）際に、消費者が売ろうと思う価格よりも著しく低け
れば、買取（仕入）自体が成立せず、ビジネス自体が成
立しない。逆により高く買取り（仕入）を行った場合、
業者自身の利益を減少させるか、販売価格を従来以上に
高く設定しなければビジネス自体が成立しないが、今度
は消費者が思う価値よりも高すぎれば、商品自体が販売
されず、やはりビジネス自体が成立しない。販売価格を
低く設定すれば、今度は割安ということで売れるであろ
うが、利益自体が圧迫され、ビジネスとしての妙味は著
しく減少する。これらを考慮すると、リサイクルビジネ
スは商品の品質・価値に対して適切な均衡の取れた売買
価格設定（買い値（仕入値）と売り値（販売価格））を
設定することが不可欠である。

【０００４】従来の価格設定方法としては、例えば古く
から存在する店舗・企業、個人経営の店舗等に多く見ら
れる方法として、店長、店員等の感覚に基づいて買い
値、売り値を設定する方法があった。この方法において
は、買い値をたたけばより利益が出ることから、買取り
時には消費者側は買いたたかれることが多かった。他の
方法として、例えば書籍・ＣＤ販売会社が採用している
手法で、最新の商品を除き、それ以外については、発売
日からの経過期間によって買い値、売り値を設定する方
法もあった。この方法においては、同タイトル・同品質
の商品であっても買い値、売り値が異なるといった、同
価値でありながら一物多価の状態が発生していた。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
中古商品の価格決定方法においては、「個々人の感覚」
もしくは「極めて単純化され、商品自体の価値とは直接
的に連動しない手法」によるものが多く、商品の品質・
価値に対して適切な均衡の取れた売買価格設定が行われ
ていないという問題点があった。本発明の目的は、前記
のような従来技術の問題点を解決し、同一の品質・価値
の商品に対して適切な一物一価の売買価格を設定するこ
とが可能な商品販売支援システムおよび商品販売支援方
法を提供することにある。具体的には、各商品に対し
て、個々の買取り（仕入）状況、販売状況から市場にお
ける需給バランスを算出し、それに基づき適正な販売価
格設定を行う。さらには分析データの元となる流通デー
タ量を確保するために、実際の店舗ＰＯＳ、物流在庫
（入出荷）管理システム、インターネットにおける仮想
店舗、その他携帯端末等から、各商品毎の流通データを
集計・分析するシステムとする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は、商品の在庫数
量、販売数量および買い取り数量情報を含む売買情報を
収集する売買情報収集手段と、前記売買情報に基づき、
前記商品の販売価格を決定する販売価格決定手段を備え
た商品販売支援システムあるいは商品販売支援方法に特
徴がある。本発明においては、商品の流通状況に基づい
た適切な商品価格を設定することができるので、中古商
品の流通の活性化と適正な利益の確保が可能となる。

【０００７】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。実施例としては中古のＣＤ
の買い取りおよび販売を行う会社のシステムについて説
明する。図２は、本発明の商品販売支援システムのハー
ドウェア構成を示すブロック図である。本発明の機能を
実行する価格管理サーバー２１はＷｅｂサーバー２２、
およびリサイクルショップや中古ＣＤの集配および保管
を行うセンターである商品センターに設置されているＰ
ＯＳ端末１０〜１２と専用線４０等によって接続されて
いる。Ｗｅｂサーバー２２は例えばインターネット４１
を介して、ＰＣ（パソコン）３０、セットトップボック
ス（ＷｅｂＴＶ、ゲーム装置）３１、携帯電話端末等３
２などの各種のユーザー端末と接続可能に構成されてい
る。

【０００８】価格管理サーバー２１およびＷｅｂサーバ
ー２２としては、市販のサーバー装置を利用可能であ
り、ソフトウェアもWindowsNT（登録商標）などの市販
のＯＳ上に後述するような機能を備えた、あるいは市販
のアプリケーションソフトウェアを搭載することによっ
て実現可能である。また、ユーザー端末についても、周
知の市販のパソコンにやはり周知のブラウザソフトウェ
アを搭載することにより利用可能である。

【０００９】図１は、本発明の商品販売支援システムの
構成および動作を示す説明図である。店舗５０にあるＰ
ＯＳ端末１０、１１、商品センター５１にあるＰＯＳ端
末１２およびＷｅｂサーバー２２からは、中古ＣＤの買
い取り（入荷）、販売（出荷）、予約ごとに、日付、商
品（タイトル）コード、価格、ユーザーＩＤ等の情報が
バーコードスキャナやキーボードを使用して、あるいは
オンラインで入力され、価格管理サーバー２１に収集さ
れる。なお、Ｗｅｂ上における買取データ及び販売デー
タはあくまでも予定データであるため、実際の入出荷デ
ータとしては商品センター５１から得られる入出荷デー
タを利用する。

【００１０】価格管理サーバー２１はこれらの商品売買
情報あるいは予約情報を後述する方法で統計処理し、価
格管理ＤＢ（データベース）５２に格納されているタイ
トル毎の中古ＣＤの買い取りおよび販売価格を自動的に
決定／更新している。そして、例えば店舗（リサイクル
ショップ）の店頭にあるＰＯＳ端末１０、１１におい
て、あるいはＷｅｂ上で中古ＣＤの商品コードを入力す
ると、当該ＣＤの買い取り価格および販売価格が表示さ
れるようになっている。

【００１１】図３は、本発明の価格管理サーバによって
実行される価格更新処理の内容を示すフローチャートで
ある。Ｓ１０においては、リサイクルショップ等の店
舗、Ｗｅｂサーバ、商品センター等からＣＤの売買ある
いは予約情報を収集し、タイトル毎に集計する。Ｓ１１
においては、市場の需給バランスを反映させる指標とし
て、各タイトル毎に下記の「回転率」を計算する。な
お、期間は任意に設定可能であるが、音楽ＣＤの場合は
例えば３ヶ月程度としてもよい。なお、下記式の分母が
０の場合には回転率の値が計算できないが、回転率が所
定値以下の場合には回転率による判定を行わないので、
問題はない。

【００１２】

【数１】

【００１３】Ｓ１２においては、現在の販売価格および
回転率に基づき、後述する方法で新販売価格を決定す
る。回転率を上記式で求めた場合には回転率の最大値は
１となる。この状態は、商品が入荷すればすぐに売れて
しまうといった状態を指している。しかしながら、全て
がそのような商品ばかりではないので、０〜１の間の適
切な数値を「目安回転率（例えば0.5）」として設定し
ておき、商品の回転率がそれ以下になった際に、後述す
るような価格帯ランクを１ランク下降させる処理を行
う。

【００１４】図４は、価格ランクテーブルの内容例を示
す説明図である。販売される中古ＣＤには、後述する方
法によって図４に示す価格ランクテーブルのいずれかの
ランクが付与され、そのランクの価格で販売される。例
えばＣＤの店頭販売価格として最低はランク１の80円か
ら最高はランク５０の19,800円まで５０の価格帯が設定
されている。なお、プレミア商品と呼ばれる限定盤・廃
盤等の理由から、通常の商品以上に価格が高騰するもの
は除いているが、それらに対応してより高額のランクを
設けてもよい。なお、価格ランクテーブルには買い取り
価格も登録されているが、買い取り価格は必ずしもラン
クあるいは販売価格とは連動しておらず、後述するよう
に変動する。従って、このテーブルに登録されている買
い取り価格は平均的あるいは標準的な値である。

【００１５】図３に戻って、Ｓ１３においては各タイト
ル毎に下記の「予約率」を計算する。なお、期間は回転
率と同じ期間とし、音楽ＣＤの場合は例えば３ヶ月程度
としてもよい。また、予約は、買いたいＣＤの在庫が無
い場合に行われ、該当ＣＤが入荷し、予約顧客に販売さ
れると解消する。期間末時点での予約数量は、店舗また
はＷｅｂ上の仮想店舗において予約受付を行ったデータ
を基に算出される。

【００１６】

【数２】

【００１７】Ｓ１４においては、新販売価格、回転率、
予約率に基づき、後述するような方法によって買い取り
価格を決定する。Ｓ１５においては、タイトル毎に算出
した販売価格および買い取り価格をＰＯＳ端末やＷｅｂ
サーバに配布する。

【００１８】図５は、本発明の価格管理サーバによって
実行される販売価格決定処理の内容を示すフローチャー
トである。なお、この図は１つのタイトルについての処
理を表しており、実際には全てのタイトルについてそれ
ぞれ図５に示す処理が実行される。Ｓ２０においては、
当該タイトルが発売当初のもの（ランク未設定）である
か否かが判定され、判定結果が肯定の場合にはＳ２１に
移行して、当該タイトルの初期価格ランクが設定され
る。初期価格ランクとしては、例えば定価の７０％前後
の価格帯ランクに売価が設定されてもよい。

【００１９】Ｓ２２においては、当該タイトルが発売か
ら所定の期間内であるか否かが判定され、結果が肯定の
場合にはＳ２４に移行するが、否定の場合にはＳ２３に
移行する。音楽ＣＤの場合、毎月1,000〜2,000の新譜が
発売されるが、その中で十分な流通量があるのは一部の
アーティストのものであり、それら以外はネームバリュ
ーがなく、発売量、流通量ともに少ないアーティストが
大半である。これらのＣＤは流通量自体が少ないため、
Ｓ２３からＳ２６に移行する可能性が高く、結果として
価格ランクが維持され続けることになってしまう。しか
しながら、こういった商品は元来メジャーな商品ではな
いので、発売から所定（例えば３ヶ月間）の期間につい
ては、Ｓ２３の処理を飛ばしてＳ２４に移行するように
して、回転率が小さい場合には全て価格ランクが下降す
るようにしてある。

【００２０】Ｓ２３においては、在庫、入荷が少なく、
データ不足であるか否かが判定され、判定結果が肯定の
場合にはＳ２６に移行するが、否定の場合にはＳ２４に
移行する。在庫、入荷が少なか否かの判定は、例えば回
転率の算出式の分母である、下記の式の値ｍが所定値ａ
以下であるか否かによって判定する。

【００２１】ｍ＝（期間当初の在庫数量＋期間内の仕入
れ（買い取り）数量）。

【００２２】Ｓ２４においては、回転率が所定値以下で
あるか否かが判定され、回転率が所定値以下である場合
にはＳ２５に移行するが、そうでない場合にはＳ２６に
移行する。Ｓ２５においては、ランク１以外の場合には
当該タイトルの価格ランクを１つ下げる。またＳ２６に
おいては、価格ランクは現状維持とする。即ち、ランク
の更新は行わない。結局、販売価格決定処理において
は、各タイトルについて、発売から所定期間内である
か、あるいはｍ＝（期間当初の在庫数量＋期間内の仕入
れ（買い取り）数量）の値が所定値以上あり、かつ回転
率が所定値以下の場合にのみ、価格ランクが１つ下がる
ことになる。なお、ランクが１度下がると所定期間、例
えば数ヶ月はそのランクに留まる。

【００２３】図６は、本発明の価格管理サーバによって
実行される買い取り価格決定処理の内容を示すフローチ
ャートである。Ｓ３０においては、基本利益率を設定す
る。基本利益率としては、事業上最低限必要と思われる
利益率を設定する。Ｓ３１においては、販売管理費を設
定する。販売管理費の設定は１枚あたりの金額として設
定され、商品の保管料を始め、各種販売管理費の総額を
商品数量で除したものとする。Ｓ３２においては、加工
費を設定する。加工費の設定も１枚あたりの金額として
設定され、商品を新品同様の状態に戻す作業（ＣＤの場
合、ケース交換、盤面研磨によるキズの修復等にかかる
１枚あたりの費用を設定する。

【００２４】Ｓ３３においては、回転率に基づく変動利
益率の設定を行う。変動利益率は、本来標準的に得たい
と考えている利益率から、基本利益率を差し引いたもの
であり、回転率により変動利益率が増減し、店頭買取価
格が上下する。Ｓ３４においては、予約率に基づく変動
利益率の設定を行う。予約率によっても変動利益率が増
減し、店頭買取価格が上下する。Ｓ３５においては、販
売価格から利益や経費を減算して買い取り価格を算出す
る。

【００２５】図７は、販売価格と買い取り価格との関係
を示す説明図である。買い取り価格は、前述した処理に
よって決定される販売価格から、基本利益率、変動利益
率、販売管理費、加工費を引くことによって設定され
る。基本利益率としては、事業上最低限必要と思われる
利益率を設定する。販売管理費の設定は１枚あたりの金
額として設定され、商品の保管料を始め、各種販売管理
費の総額を商品数量で除したものとする。加工費の設定
も１枚あたりの金額として設定され、商品を新品同様の
状態に戻す作業（ＣＤの場合、ケース交換、盤面研磨に
よるキズの修復等にかかる１枚あたりの費用を設定す
る。

【００２６】変動利益率については、高回転率の商品の
場合、利益率を減らして買取価格を標準より上昇させて
でも、買取り（仕入）を促進し、販売数量を増加させる
ことが、結果粗利益額を増加させることになる。また、
低回転率の商品の場合、通常の商品以上に在庫（買取資
金）が寝てしまうという状況になるので、その分、必要
以上に金利・保管料等が増加すると考えられる。そこ
で、通常以上に利益率をとる必要がある。

【００２７】そこで、回転率に基づく変動利益率は、回
転率が大きいほど変動利益率が減少し、店頭買取価格が
上昇するように設定する。具体的には、例えば回転率が
所定値Ａ以上の場合には回転率に基づく変動利益率がａ
％減少する。また、回転率がＡ〜Ｂ（Ｂ＜Ａ）の場合に
はｂ％（ｂ＜ａ）減少し、回転率がＢ〜Ｃ（Ｃ＜Ｂ）の
場合には標準値を維持、回転率がＤ〜Ｃ（Ｄ＜Ｃ）の場
合にはｄ％増加し、回転率がＥ〜Ｄ（Ｅ＜Ｄ）の場合に
はｅ％（ｅ＞ｄ）増加する。なお、回転率がＥ以下の場
合には価格ランクが１ランク下降する。

【００２８】予約率の高い商品の場合、高回転率商品以
上に市場の需要が高く、あれば売れる状況と判断される
ので、利益率を減らしてでも販売数量を増加させること
が、結果粗利益額を増加させることになる。そこで、予
約率に基づく変動利益率は、回転率と同様に、予約率が
高いほど変動利益率が減少し、店頭買取価格が上昇する
ように設定する。

【００２９】以上、実施例を開示したが、本発明におい
ては下記に示すような変形例も考えられる。実施例にお
いては、価格ランクは維持か下がるのみであったが、例
えば回転率や予約率が所定値を超えた場合には価格ラン
クが上昇するようにしてもよい。ただし、入荷が無いと
際限なく販売価格が上昇することになるので、ランクが
変動した場合には一定期間新ランクに留まるようにした
り、上限価格を設定しておくなどの対策を施す。回転率
や予約率の計算式の分母は、入荷が無い場合には０にな
る恐れがあるが、入荷が無い場合でも同じ計算式で判定
できるようにするために、例えば分母に所定値（例えば
１）を足しておくようにしてもよい。

【００３０】本発明の目的は、商品の流通状況に基づい
た適切な商品価格を設定することである。本発明におい
ては、流通状況を表す指標として、販売数量、在庫数
量、仕入れ（買い取り）数量、予約数量を使用し、前述
した回転率、予約率を算出して価格を決定している。し
かし、流通状況を表す指標として、例えば新品ＣＤの販
売あるいは生産枚数、初回生産枚数、タイトル毎のＣＤ
の平均在庫期間、消費者の保有率、アーティストの人気
度（これは、例えばアーチスト毎に、中古価格率の平均
値をとることなどによって算出可能である。）など上記
以外の指標も採用して価格を決定してもよいし、逆に指
標を減らしてもよい。回転率の出し方も、基本的に販売
数量が増加した場合には回転率が増加し、買い取り数量
や在庫数量が増加した場合には回転率が減少するような
計算式であれば、式の構成や係数は任意のものを採用可
能である。

【００３１】実施例においては、中古ＣＤの売買に本発
明を適用する例を開示したが、本発明は、ＣＤを初め、
ゲームソフト、本、自動車、電気製品、ブランドもの、
更にはコレクターズアイテムなど他の様々なリサイクル
商品にも適用可能である。

【００３２】

【発明の効果】以上述べたように、本発明は、商品の在
庫数量、販売数量および買い取り数量情報を含む売買情
報を収集する売買情報収集手段と、前記売買情報に基づ
き、前記商品の販売価格を決定する販売価格決定手段を
備えた商品販売支援システムあるいは商品販売支援方法
に特徴がある。本発明においては、分析データの元とな
る流通データ量を確保するために、実際の店舗ＰＯＳ、
物流在庫（入出荷）管理システム、インターネットにお
ける仮想店舗、その他携帯端末等から、各商品毎の流通
データを集計・分析し、各商品に対して、個々の買取り
（仕入）状況、販売状況から市場における需給バランス
を算出して、それに基づき適正な販売価格設定を行うこ
とができる。従って、中古商品の流通の活性化と適正な
利益の確保が可能となるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の商品販売支援システムの構成および動
作を示す説明図である。

【図２】本発明の商品販売支援システムのハードウェア
構成を示すブロック図である。

【図３】本発明の価格管理サーバによって実行される価
格更新処理の内容を示すフローチャートである。

【図４】価格ランクテーブルの内容例を示す説明図であ
る。

【図５】本発明の販売価格決定処理の内容を示すフロー
チャートである。

【図６】本発明の買い取り価格決定処理の内容を示すフ
ローチャートである。

【図７】販売価格と買い取り価格との関係を示す説明図
である。

【符号の説明】

１０、１１、１２…ＰＯＳ端末、２１…価格管理サーバ
ー、２２…Ｗｅｂサーバー、３０…ＰＣ（パソコン）、
３１…セットトップボックス、３２…携帯電話端末等、
Ｓ４０…専用線、４１…インターネット、５０…店舗、
５１…商品センター、５２…価格管理データベース

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5B049 BB11 CC02 CC06 CC08 CC27 CC31 DD02 DD05 EE01 FF03 FF04 FF09 GG01 GG04 GG06 GG07 GG09

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】商品の在庫数量、販売数量および買い取り
   数量情報を含む売買情報を収集する売買情報収集手段
   と、 前記売買情報に基づき、前記商品の販売価格を決定する
   販売価格決定手段を備えたことを特徴とする商品販売支
   援システム。
2. 【請求項２】前記販売価格決定手段は、所定期間内にお
   ける販売数量を在庫数量および買い取り数量の和で除算
   した回転率を算出する回転率算出手段を含み、前記回転
   率算出手段によって算出された回転率に基づき、前記商
   品の販売価格を決定することを特徴とする請求項１に記
   載の商品販売支援システム。
3. 【請求項３】前記商品の販売価格は複数の価格ランクの
   いずれかに属しており、前記販売価格決定手段は、前記
   回転率が所定値より小さい場合に、販売価格をより安い
   価格ランクに移行させることを特徴とする請求項２に記
   載の商品販売支援システム。
4. 【請求項４】前記売買情報収集手段は、商品の予約情報
   も収集し、 更に、前記予約情報を含む前記売買情報、前記回転率お
   よび前記販売価格に基づき商品の買い取り価格を決定す
   る買い取り価格算出手段を備えたことを特徴とする請求
   項２に記載の商品販売支援システム。
5. 【請求項５】商品の在庫数量、販売数量および買い取り
   数量情報を含む売買情報を収集する工程と、 前記売買情報に基づき、前記商品の販売価格を決定する
   工程とを含むことを特徴とする商品販売支援方法。