JP2001133460A - B型肝炎ウイルス表面抗原の高感度免疫測定試薬 - Google Patents

B型肝炎ウイルス表面抗原の高感度免疫測定試薬

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JP2001133460A
JP2001133460A JP31654999A JP31654999A JP2001133460A JP 2001133460 A JP2001133460 A JP 2001133460A JP 31654999 A JP31654999 A JP 31654999A JP 31654999 A JP31654999 A JP 31654999A JP 2001133460 A JP2001133460 A JP 2001133460A
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Koji Shintani
晃司 新谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】感染の初期から高感度にHBVを測定するため
の免疫測定試薬の提供。 【解決手段】B型肝炎ウイルスを検出するための免疫測
定試薬であって、不溶性担体に結合し又は結合した抗体
(固相抗体)と、標識物質と結合し又は結合した抗体
(標識抗体)から構成され、前記固相抗体と標識抗体は
B型肝炎ウイルス表面抗原のプレS1領域、プレS2領
域及び/又はS領域に対する抗体から選択された1種以
上の抗体であることを特徴とする免疫測定試薬(ただし
固相抗体と標識抗体がそれぞれ前記から選ばれた一種類
の同一抗体である場合を除く)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血清等の血液試料中の
B型肝炎ウイルス表面抗原(以下HBs抗原と記載す
る)の検出に関し、詳しくは、HBs抗原のプレS1、
プレS2及びS領域に対する抗体の組み合わせを固相又
は標識抗体として使用する、HBs抗原の高感度免疫測
定試薬に関するものである。
【0002】
【従来の技術】B型肝炎ウイルス(以下HBVと記載す
る)は1965年にBlumbergらによってAuS
tralia抗原として発見された。その後の研究によ
り、HBVの外皮抗原であるHBs抗原はHBVが肝細
胞内で増殖する際に血中に放出される抗原であり、一過
性感染においては同抗原が一過性に検出され、持続性感
染においては同抗原が持続的に検出されることが判明し
た。
【0003】一過性感染の大部分は不顕性感染を経て治
癒するが、一部は急性肝炎、劇症肝炎に進行することが
ある。持続性感染の大部分は無症候性キャリアとして経
過するが、この中から急性肝炎として発症し慢性肝炎に
移行し、更に、肝硬変、肝細胞癌と進行する可能性があ
る。
【0004】B型肝炎は、日本を含む極東、東南アジ
ア、アフリカに多発しているウイルス性疾患で、主とし
て血液を介して感染する。この疾患の原因がHBVであ
り、その抗原決定基に基づいてadw型、adr型、a
yw型又はayr型という4つのサブタイプに分類され
る。(岡本ら、Biochem. Biophys.R
eS. Commun.,148巻、500〜504、
1987年)日本で検出されるのはadr型とadw型
であり、特にadrが多い。一方欧米ではayw型とa
dw型が多い。
【0005】HBVは、生物学、分子生物学及び免疫学
的研究から次第にその構造と機能が明らかにされてきた
が、近年になってHBV粒子には3つの関連抗原蛋白が
含まれることが明らかとなり、メジャー蛋白、ミドル蛋
白及びラージ蛋白として分類された。これらはそれぞ
れ、HBV遺伝子上のS遺伝子領域、プレS2〜S遺伝
子領域、そして、S1〜プレs2〜S遺伝子領域にコー
ドされている(Heerman、K.ら、J.Viro
l.,52:396−402、1984参照)。従って
HBV粒子のエンベロープ蛋白(HBe)において抗原
性を発揮するのは(注;HBs抗原の抗原性というべき
か?)、S領域遺伝子産物に由来するS領域、プレS1
領域遺伝子産物に由来するプレS1領域、そして、プレ
S2領域遺伝子産物に由来するプレS2領域がある(田
中慧、医学のあゆみ、151(13):750−75
4、1989年)。
【0006】HBe抗原陽性期には、血清中にラージ蛋
白とミドル蛋白を有する管状粒子とミドル蛋白を有する
小型球形粒子が主として存在する。そのため当該期には
プレS1領域及びプレS2領域が高値を示すが、HBe
抗体陽性期には、プレS1領域は陰性でプレS2領域も
比較的低値を示すといわれている(山中太郎ら、日本臨
床、48巻、291−297、1990年)。また、特
にプレS2領域の値はHBVの増殖状態を反映し、その
存在量はHBs抗原量と比較的良く相関することが知ら
れている(飯野四郎、Medical Practic
e、5巻、530−543、1988年)。
【0007】HBs抗原の測定は、肝疾患の診断、無症
候性のキャリアの判別、感染後の経緯モニターに有用で
あり、また輸血用血液を検査することによって輸血後肝
炎を防止するためにもに不可欠なものである。このた
め、HBe抗原陽性期等の感染初期において、HBs抗
原を高感度測定する必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来から行われている
HBs抗原の測定は、S領域に対する抗体を用いたサン
ドイッチ法によるものである。これは、不溶性担体に固
定したS領域に対する抗体と、検出可能な標識物質を結
合したS領域に対する抗体を用い、血清等の試料中にS
領域が存在していた場合にS領域を介して前記標識物質
が前記不溶性担体に結合されることを利用するものであ
る。
【0009】しかしながらこの方法はプレS1又はプレ
S2領域に着眼していないために、感染初期(HBe抗
原陽性期)においてHBVを測定するにはなおいっそう
の高感度化が必要であった。
【0010】そこで本発明は、感染の初期から高感度に
HBVを測定するための免疫測定試薬を提供しようとす
るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、HBV感染初
期には、HBs抗原のS領域はもとより、プレS領域や
プレS2領域が見出されることに着目して完成されたも
のである。即ち前記目的を達成するためになされた本願
請求項1の発明は、HBVを検出するための免疫測定試
薬であって、不溶性担体に結合し又は結合した抗体(固
相抗体)と、標識物質と結合し又は結合した抗体(標識
抗体)から構成され、前記固相抗体と標識抗体はHBs
抗原のプレS1領域、プレS2領域及び/又はS領域に
対する抗体から選択された1種以上の抗体であることを
特徴とする免疫測定試薬(ただし固相抗体と標識抗体が
それぞれ前記から選ばれた一種類の同一抗体である場合
を除く)である。
【0012】本願請求項2の発明は、請求項1の免疫測
定試薬に係り、前記固相抗体がB型肝炎ウイルス表面抗
原のS領域に対する抗体であり、前記標識抗体がB型肝
炎ウイルス表面抗原のS領域に対する抗体及びプレS1
領域に対する抗体であることを特徴とする。本願請求項
3の発明は、請求項1の免疫測定試薬に係り、前記固相
抗体がB型肝炎ウイルス表面抗原のS領域に対する抗体
であり、前記標識抗体がB型肝炎ウイルス表面抗原のS
領域に対する抗体及びプレS2領域に対する抗体である
ことを特徴とする。本願請求項4の発明は、請求項1の
免疫測定試薬に係り、前記固相抗体がB型肝炎ウイルス
表面抗原のS領域に対する抗体であり、前記標識抗体が
B型肝炎ウイルス表面抗原のS領域に対する抗体、プレ
S1領域に対する抗体及びプレS2領域に対する抗体で
あることを特徴とする。
【0013】本願請求項5の発明は、請求項1の免疫測
定試薬に係り、前記固相抗体がB型肝炎ウイルス表面抗
原のS領域に対する抗体及びプレS1領域に対する抗体
であり、前記標識抗体がB型肝炎ウイルス表面抗原のS
領域に対する抗体であることを特徴とする。本願請求項
6の発明は、請求項1の免疫測定試薬に係り、前記固相
抗体がB型肝炎ウイルス表面抗原のS領域に対する抗体
及びプレS1領域に対する抗体であり、前記標識抗体が
B型肝炎ウイルス表面抗原のS領域に対する抗体及びプ
レS1領域に対する抗体であることを特徴とする。本願
請求項7の発明は、請求項1の免疫測定試薬に係り、前
記固相抗体がB型肝炎ウイルス表面抗原のS領域に対す
る抗体及びプレS1領域に対する抗体であり、前記標識
抗体がB型肝炎ウイルス表面抗原のS領域に対する抗体
及びプレS2領域に対する抗体であることを特徴とす
る。本願請求項8の発明は、請求項1の免疫測定試薬に
係り、前記固相抗体がB型肝炎ウイルス表面抗原のS領
域に対する抗体及びプレS1領域に対する抗体であり、
前記標識抗体がB型肝炎ウイルス表面抗原のS領域に対
する抗体、プレS1領域に対する抗体及びプレS2領域
に対する抗体であることを特徴とする。
【0014】本願請求項9の発明は、請求項1の免疫測
定試薬に係り、前記固相抗体がB型肝炎ウイルス表面抗
原のS領域に対する抗体及びプレS2領域に対する抗体
であり、前記標識抗体がB型肝炎ウイルス表面抗原のS
領域に対する抗体であることを特徴とする。本願請求項
10の発明は、請求項1の免疫測定試薬に係り、前記固
相抗体がB型肝炎ウイルス表面抗原のS領域に対する抗
体及びプレS2領域に対する抗体であり、前記標識抗体
がB型肝炎ウイルス表面抗原のS領域に対する抗体及び
プレS1領域に対する抗体であることを特徴とする。本
願請求項11の発明は、請求項1の免疫測定試薬に係
り、前記固相抗体がB型肝炎ウイルス表面抗原のS領域
に対する抗体及びプレS2領域に対する抗体であり、前
記標識抗体がB型肝炎ウイルス表面抗原のS領域に対す
る抗体及びプレS2領域に対する抗体であることを特徴
とする。本願請求項12の発明は、請求項1の免疫測定
試薬に係り、前記固相抗体がB型肝炎ウイルス表面抗原
のS領域に対する抗体及びプレS2領域に対する抗体で
あり、前記標識抗体がB型肝炎ウイルス表面抗原のS領
域に対する抗体、プレS1領域に対する抗体及びプレS
2領域に対する抗体であることを特徴とする。
【0015】本願請求項13の発明は、請求項1の免疫
測定試薬に係り、前記固相抗体がB型肝炎ウイルス表面
抗原のS領域に対する抗体、プレS1領域に対する抗体
及びプレS2領域に対する抗体であり、前記標識抗体が
B型肝炎ウイルス表面抗原のS領域に対する抗体である
ことを特徴とする。本願請求項14の発明は、請求項1
の免疫測定試薬に係り、前記固相抗体がB型肝炎ウイル
ス表面抗原のS領域に対する抗体、プレS1領域に対す
る抗体及びプレS2領域に対する抗体であり、前記標識
抗体がB型肝炎ウイルス表面抗原のS領域に対する抗体
及びプレS1領域に対する抗体であることを特徴とす
る。本願請求項15の発明は、請求項1の免疫測定試薬
に係り、前記固相抗体がB型肝炎ウイルス表面抗原のS
領域に対する抗体、プレS1領域に対する抗体及びプレ
S2領域に対する抗体であり、前記標識抗体がB型肝炎
ウイルス表面抗原のS領域に対する抗体及びプレS2領
域に対する抗体であることを特徴とする。本願請求項1
6の発明は、請求項1の免疫測定試薬に係り、前記固相
抗体がB型肝炎ウイルス表面抗原のS領域に対する抗
体、プレS1領域に対する抗体及びプレS2領域に対す
る抗体であり、前記標識抗体がB型肝炎ウイルス表面抗
原のS領域に対する抗体、プレS1領域に対する抗体及
びプレS2領域に対する抗体であることを特徴とする。
【0016】そして本願請求項17の発明は、請求項1
〜16いずれかの免疫測定試薬に係り、前記抗体がモノ
クローナル抗体であることを特徴とする。
【0017】以下、本発明の免疫測定試薬を、これを使
用したHBV測定と併せて詳細に説明する。
【0018】本発明における固相抗体は、S領域に対す
る抗体を必須成分として含むが、更にはHBs抗原のプ
レS1領域、プレS2領域に対する抗体から選択された
1種以上の抗体を含むことが好ましい。S領域に対する
抗体を必須成分とするのは、前述の効果を達成するため
には該抗体が必要だからである。これら抗体はポリクロ
ーナル抗体であってもモノクローナル抗体であっても良
いが、均一な試薬を製造するという観点、HBVとの均
一な反応性という観点等から、モノクローナル抗体を用
いることが好ましい。ポリクローナル抗体であってもモ
ノクローナル抗体であっても、前記各抗原を用いて通常
の抗体調製方法を実施することにより本願発明に使用す
る抗体を容易に取得することができる。
【0019】不溶性担体は、後述するサンドイッチ複合
体を形成した後に、該複合体を形成した標識抗体と該複
合体を形成していない複合体を分離する目的で使用され
る担体であり、その大きさや形状は特に制限されない。
例えば、ガラス、ポリスチレン、ポリプロピレン、デキ
ストラン等を原料とする、直径1mmから1cm程度の
ビーズ状、チューブ状、プレート状の担体を例示でき
る。またこれら不溶性担体は、均質な材料で構成されて
いる必要はなく、例えば攪拌や吸引のための磁性物質を
含有していても良い。
【0020】前記不溶性担体と抗体は、物理的結合、化
学的な結合(担体表面の適当な官能基と抗体中のアミノ
基を結合させる直接的な結合の他、担体表面と抗体とを
シラン化合物等の二官能性架橋剤を中間体として介在さ
せ結合する間接的な結合を含む)、そして更には前記の
ような方法に従い、結合させようとする抗体に対する抗
体(抗抗体)を予め結合し、これを介して結合すれば良
い。また不溶性担体と抗体は、実際の測定に先立って結
合されている必要はなく、例えば血清等の血液試料を添
加した状態で不溶性担体と結合されるものであっても良
い。
【0021】本発明の標識抗体もまた、S領域に対する
抗体を必須成分として含むが、HBs抗原のプレS1領
域、プレS2領域に対する抗体から選択された1種以上
の抗体を含むことが好ましい(ただし固相抗体と標識抗
体がそれぞれ前記から選ばれた一種類の同一抗体である
場合を除く)。これら抗体は、ポリクローナル抗体であ
っても、モノクローナル抗体であっても良いが、均一な
試薬を製造するという観点からモノクローナル抗体を用
いることが好ましい。ポリクローナル抗体であっても、
モノクローナル抗体であっても、前記各抗原を用いて通
常の抗体調製方法を実施することにより容易に取得する
ことができる。なおHBs抗原は多価抗原であることが
知られており、固相抗体と標識抗体に同一のモノクロー
ナル抗体を使用することもできる。
【0022】前記標識物質は、それ自体が検出可能な信
号を発し、或いは、検出可能な物質を発生させることの
できる物質であればいかなるものでも良く、例えば前者
の例としては種々の蛍光物質、発光物質又は放射性同位
元素等を例示することができる。例えば後者の例として
は、アルカリ性フォスファターゼ等の酵素を例示するこ
とができる。
【0023】標識物質と抗体は、例えば化学的な結合
(標識物質中の適当な官能基と抗体中のアミノ基を結合
させる直接的な結合の他、標識物質と抗体とをシラン化
合物等の二官能性架橋剤を中間体として介在させ結合す
る間接的な結合を含む)や、アビジンとビオチン等のリ
ガンド結合を利用することにより結合することができ
る。標識物質と抗体とは、実際の測定に先立って結合さ
れている必要はなく、測定操作の実施中に、例えば血清
等の血液試料を添加した状態で結合されるものであって
も良い。固相抗体における不溶性担体と抗体間の結合
と、標識抗体における標識物質と抗体間の結合とは、互
いに干渉しない、即ちHBVを介することなしに標識物
質が不溶性担体に結合するようなことがないように、異
なる物質や様式によって結合するよう考慮しておく。
【0024】固相抗体又は標識抗体として使用する抗体
は、それぞれ前記した群から任意に選択することが可能
であるが、本発明者らの知見によれば、特に以下のよう
な組み合わせが、HBVの高感度測定のために好適であ
る。
【0025】(第1の組み合わせ) 固相抗体:S領域に対する抗体 標識抗体:S領域に対する抗体及びプレS1領域に対す
る抗体の混合、 (第2の組み合わせ) 固相抗体:S領域に対する抗体 標識抗体:S領域に対する抗体及びプレS2領域に対す
る抗体の混合、 (第3の組み合わせ) 固相抗体:S領域に対する抗体 標識抗体:S領域に対する抗体、プレS1領域に対する
抗体及びプレS2領域に対する抗体の混合、 (第4の組み合わせ) 固相抗体:S領域に対する抗体及びプレS1領域対する
抗体の混合 標識抗体:S領域に対する抗体、 (第5の組み合わせ) 固相抗体:S領域に対する抗体及びプレS1領域対する
抗体の混合 標識抗体:S領域に対する抗体及びプレS1領域に対す
る抗体の混合、 (第6の組み合わせ) 固相抗体:S領域に対する抗体及びプレS1領域に対す
る抗体の混合 標識抗体:S領域に対する抗体及びプレS2領域に対す
る抗体の混合、 (第7の組み合わせ) 固相抗体:S領域に対する抗体及びプレS1領域に対す
る抗体の混合 標識抗体:S領域に対する抗体、プレS1領域に対する
抗体及びプレS2領域に対する抗体の混合、 (第8の組み合わせ) 固相抗体:S領域に対する抗体及びプレS2領域に対す
る抗体の混合 標識抗体:S領域に対する抗体、 (第9の組み合わせ) 固相抗体:S領域に対する抗体及びプレS2領域に対す
る抗体の混合 標識抗体:S領域に対する抗体及びプレS1領域に対す
る抗体の混合、 (第10の組み合わせ) 固相抗体:S領域に対する抗体及びプレS2領域に対す
る抗体の混合 標識抗体:S領域に対する抗体及びプレS2領域に対す
る抗体の混合、 (第11の組み合わせ) 固相抗体:S領域に対する抗体及びプレS2領域に対す
る抗体の混合 標識抗体:S領域に対する抗体、プレS1領域に対する
抗体及びプレS2領域に対する抗体の混合、 (第12の組み合わせ) 固相抗体:S領域に対する抗体、プレS1領域に対する
抗体及びプレS2領域に対する抗体の混合 標識抗体:S領域に対する抗体、 (第13の組み合わせ) 固相抗体:S領域に対する抗体、プレS1領域に対する
抗体及びプレS2領域に対する抗体の混合 標識抗体:S領域に対する抗体及びプレS1領域に対す
る抗体の混合、 (第14の組み合わせ) 固相抗体:S領域に対する抗体、プレS1領域に対する
抗体及びプレS2領域に対する抗体の混合 標識抗体:S領域に対する抗体及びプレS2領域に対す
る抗体の混合、 (第15の組み合わせ) 固相抗体:S領域に対する抗体、プレS1領域に対する
抗体及びプレS2領域に対する抗体の混合 標識抗体:S領域に対する抗体、プレS1領域に対する
抗体及びプレS2領域に対する抗体の混合。
【0026】前記したように、これら抗体はポリクロー
ナル抗体であっても良いが、全てモノクローナル抗体で
あることが好ましい。
【0027】本発明の免疫測定試薬は、種々の状態で提
供することができる。例えば適当な容器中に前記固相抗
体と標識抗体を分注し、凍結乾燥状態にしておけば、該
容器に試料となる血清等の血液試料を分注するのみで、
不溶性担体−抗体−HBs抗原−抗体−標識物質という
サンドイッチ複合体(ここで、少なくとも抗体−HBs
抗原−抗体間の結合は免疫結合である)が形成され得
る。この他にも、例えば固相抗体又は標識抗体の一方み
を容器に分注して予め凍結乾燥し他方を液状のままにし
たり、或いは、両方を液状のままにしても良い。
【0028】血液試料と抗体を混合してサンドイッチ複
合体を形成させ、該複合体に結合していない標識抗体を
分離するまでの操作は、例えば試料、固相抗体及び標識
抗体を一度に混合してインキュベート後、未結合の標識
抗体を分離する方法の他、試料と固相抗体をまず混合・
インキュベート後、必要により固相抗体と結合していな
い試料成分を分離し、続いて標識抗体を混合・インキュ
ベート後、未結合の標識抗体を分離する方法や、これと
は逆に、試料と標識抗体をまず混合・インキュベート
後、固相抗体を混合・インキュベートし、未結合の標識
抗体を分離する方法のいずれを採用しても良い。
【0029】前記操作における、サンドイッチ複合体を
形成していない未結合標識抗体の分離は、例えば遠心分
離の他、不溶性担体を通過させないフィルターや吸引管
を用いて実施することができる。
【0030】サンドイッチ複合体を形成させ、未結合の
標識抗体を分離したならば、サンドイッチ複合体に結合
しているか、或いは前記のようにして分離された成分中
の標識物質量を測定する。この測定操作は、標識物質の
性質に応じて適宜選択されるが、例えば蛍光物質、発光
物質又は放射性同位元素等のそれ自体が検出可能な信号
を発する標識物質においては、光学的測定や放射能測定
を実施すれば良い。
【0031】一方、アルカリ性フォスファターゼ等の酵
素のように、それ自体は信号を発しないが、検出可能な
物質を発生させることのできる物質を標識物質として使
用した場合は、引き続き検出可能な物質を発生させる作
業を行った後、該物質を検出する。例えば標識物質が酵
素であれば、該酵素の作用によって検出可能な物質に変
換される基質を添加し、光学的測定等を行う。かかる酵
素基質として、アルカリ性フォスファターゼに対する4
メチルウンベリフェリルりん酸塩等を例示することがで
きる。またこの場合、基質等を混合してから一定時間経
過後に一回だけ測定を行うことも可能であるが、高精度
の測定を行うためには、基質等を混合後、一定時間が経
過した時点から一定期間中に複数回の測定を行い、検出
可能な物質の増加速度を算出する、いわゆるレート測定
を行うことが好ましい。
【0032】標識物質の測定後、その結果を、既知濃度
のHBs抗原を含む標準試薬について同様の操作を行っ
て得られた結果に照らし合わせることにより、試料中に
存在するHBs抗原の濃度を知ることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、実施例により本発明を更に
詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。なお実施例では、免疫測定装置として自動免疫測
定装置(AIA−1200、東ソー(株)製)を用い、
試料、固相抗体及び標識抗体を一度の混合する、いわゆ
る1ステップサンドイッチ測定で測定した。より具体的
には、固相抗体とアルカリ性フォスファターゼと結合し
た標識抗体を分注した容器にヒトの血清を分注し、37
℃にて攪拌保温した後、前記装置の分離手段を用いて未
結合標識抗体を除去し、4メチルウンベリフェリルりん
酸塩添加し、単位時間当たりの4メチルウンベリフェロ
ンの生成速度(nM/秒)を蛍光測定した。
【0034】実施例1 HBs抗原のS領域に対するマウスモノクローナル抗体
を結合した直径約1mmのビーズ状担体と、前記標識物
質を結合した2種類の抗体(一方は前記マウスモノクロ
ーナル抗体とは異なる、S領域に対するマウスモノクロ
ーナル抗体であり、もう一方はプレS2領域に対するマ
ウスモノクローナル抗体である)とを含む溶液を、容量
1.2mlの容器に分注して凍結乾燥し、本発明の測定
試薬(以下試薬Aとする)を調製した。比較のため、標
識物質と結合したプレS2領域に対する抗体を含まない
以外は試薬Aと同様の従来試薬(以下試薬Bとする)を
調製した。なお試薬Aにおける標識抗体量と試薬Bにお
ける固相抗体量及び標識抗体量は、蛋白質レベルで同一
である。
【0035】HBs抗原陰性血清(3検体;表1上部)
とHBs抗原陽性血清(2検体;下部)について、前記
試薬A及びBを用いて測定を行った。結果を表1に示
す。
【0036】
【表1】
【0037】表1中の測定値は各検体について5重測定
を行った平均値であり、「S/N」は各検体についての
測定値を陰性血清3検体の平均値で割った比である。
【0038】HBs抗原陰性血清の測定値に関しては、
試薬A、Bとも同程度の測定値を示したが、HBs抗原
陽性血清の測定値に関しては、試薬Aの測定値が試薬B
の測定値の1.3から1.4倍程度高い値になった。こ
の結果は、HBs抗原陽性血清に対するS/N値は試薬
Aが試薬Bよりも大きく、試薬Aがより高感度であるこ
とを示すものである。
【0039】実施例2 実施例1で用いたHBs抗原陽性血清をHBs抗原陰性
血清で希釈し、4濃度の希釈列を調製した。この希釈列
及びHBs抗原陰性血清(対照)を実施例1で調製した
試薬A及びBを用いて測定し、両者の測定結果を比較し
た。結果を表2に示す。
【0040】
【表2】
【0041】表2中の測定値は各希釈列について5重測
定を行った平均値であり、「S/N」は各希釈列につい
ての測定値を陰性血清の測定値で割った比である。
【0042】HBs抗原陰性血清の測定値に関しては、
試薬A、Bとも同程度の測定値を示したが、希釈列の測
定値に関しては、試薬Aの測定値が試薬Bの測定値の
1.2から1.3倍程度高い値になった。この結果は、
希釈列1から4のS/N値は試薬Aが試薬Bよりも大き
く、試薬Aがより高感度であることを示すものである。
【0043】実施例3 実施例1で調製した試薬A及びBを用い、セロコンバー
ジョン血清パネル2セット(Boston Biome
dica社製、 PHM922、PHM907)を測定
して測定結果を比較した。なおS/N比を求めるために
HBs抗原陰性血清についても測定を行った。
【0044】PHM922を用いた測定結果を表3に示
す。表3中「S/N」は各測定値をHBs抗原陰性血清
の測定値で割った比を、「経過日数」は最初に採血して
からの経過日数を、そして「DO」はdetect o
ver、即ち測定装置の検量域外の高値を示したことを
意味する。表3からわかるように、試薬BではS/Nが
14日目付近から高くなっているが、試薬Aでは7日目
付近から高くなっている。また7日目以降、試薬Aでは
S/Nが試薬Bより1.4〜1.8倍高くなっている。
この結果は、試薬Aが試薬Bよりも高感度であり、より
早期にHBs抗原を検出していることを示すものであ
る。
【0045】
【表3】
【0046】PHM907を用いた測定結果を表4に示
す。表4中「S/N」は各測定値をHBs抗原陰性血清
の測定値で割った比を、「経過日数」は最初に採血して
からの経過日数を、そして「DO」はdetect o
ver、即ち測定装置の検量域外の高値を示したことを
意味する。表4からわかるように、試薬BではS/Nが
50日目付近から高くなっているが、試薬Aでは43日
目付近から高くなっている。また7日目以降、試薬Aで
はS/Nが試薬Bより1.3〜1.7倍高くなってい
る。この結果は、試薬Aが試薬Bよりも高感度であり、
より早期にHBs抗原を検出していることを示すもので
ある。
【0047】
【表4】
【0048】以上の結果から、試薬Aは試薬Bよりも感
度が高く、早期にHBs抗原を検出可能であり、この結
果HBV感染の早期検出に有用であることが分かる。
【0049】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
HVB感染等を知るにあたり、HBs抗原を測定するに
当たり、従来試薬が測定しているS領域に加え、プレS
1領域やプレS2領域をも測定対象とすることにより、
HBs抗原、そして結果的にはHBVの高感度検出を実
現したものである。
【0050】またHBV感染初期感染初期(HBe抗原
陽性期)に血液中に放出されるHBs抗原は主としてプ
レS1及びプレS2領域であることから、本発明は感染
初期におけるHBVをも高感度検出し得るという効果を
有するものである。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】B型肝炎ウイルスを検出するための免疫測
    定試薬であって、不溶性担体に結合し又は結合した抗体
    (固相抗体)と、標識物質と結合し又は結合した抗体
    (標識抗体)から構成され、前記固相抗体と標識抗体は
    B型肝炎ウイルス表面抗原のプレS1領域、プレS2領
    域及び/又はS領域に対する抗体から選択された1種以
    上の抗体であることを特徴とする免疫測定試薬(ただし
    固相抗体と標識抗体がそれぞれ前記から選ばれた一種類
    の同一抗体である場合を除く)。
  2. 【請求項2】前記固相抗体はB型肝炎ウイルス表面抗原
    のS領域に対する抗体であり、前記標識抗体はB型肝炎
    ウイルス表面抗原のS領域に対する抗体及びプレS1領
    域に対する抗体であることを特徴とする請求項1の免疫
    測定試薬
  3. 【請求項3】前記固相抗体はB型肝炎ウイルス表面抗原
    のS領域に対する抗体であり、前記標識抗体はB型肝炎
    ウイルス表面抗原のS領域に対する抗体及びプレS2領
    域に対する抗体であることを特徴とする請求項1の免疫
    測定試薬。
  4. 【請求項4】前記固相抗体はB型肝炎ウイルス表面抗原
    のS領域に対する抗体であり、前記標識抗体はB型肝炎
    ウイルス表面抗原のS領域に対する抗体、プレS1領域
    に対する抗体及びプレS2領域に対する抗体であること
    を特徴とする請求項1の免疫測定試薬。
  5. 【請求項5】前記固相抗体はB型肝炎ウイルス表面抗原
    のS領域に対する抗体及びプレS1領域に対する抗体で
    あり、前記標識抗体はB型肝炎ウイルス表面抗原のS領
    域に対する抗体であることを特徴とする請求項1の免疫
    測定試薬。
  6. 【請求項6】前記固相抗体はB型肝炎ウイルス表面抗原
    のS領域に対する抗体及びプレS1領域に対する抗体で
    あり、前記標識抗体はB型肝炎ウイルス表面抗原のS領
    域に対する抗体及びプレS1領域に対する抗体であるこ
    とを特徴とする請求項1の免疫測定試薬。
  7. 【請求項7】前記固相抗体はB型肝炎ウイルス表面抗原
    のS領域に対する抗体及びプレS1領域に対する抗体で
    あり、前記標識抗体はB型肝炎ウイルス表面抗原のS領
    域に対する抗体及びプレS2領域に対する抗体であるこ
    とを特徴とする請求項1の免疫測定試薬。
  8. 【請求項8】前記固相抗体はB型肝炎ウイルス表面抗原
    のS領域に対する抗体及びプレS1領域に対する抗体で
    あり、前記標識抗体はB型肝炎ウイルス表面抗原のS領
    域に対する抗体、プレS1領域に対する抗体及びプレS
    2領域に対する抗体であることを特徴とする請求項1の
    免疫測定試薬。
  9. 【請求項9】前記固相抗体はB型肝炎ウイルス表面抗原
    のS領域に対する抗体及びプレS2領域に対する抗体で
    あり、前記標識抗体はB型肝炎ウイルス表面抗原のS領
    域に対する抗体であることを特徴とする請求項1の免疫
    測定試薬。
  10. 【請求項10】前記固相抗体はB型肝炎ウイルス表面抗
    原のS領域に対する抗体及びプレS2領域に対する抗体
    であり、前記標識抗体はB型肝炎ウイルス表面抗原のS
    領域に対する抗体及びプレS1領域に対する抗体である
    ことを特徴とする請求項1の免疫測定試薬。
  11. 【請求項11】前記固相抗体はB型肝炎ウイルス表面抗
    原のS領域に対する抗体及びプレS2領域に対する抗体
    であり、前記標識抗体はB型肝炎ウイルス表面抗原のS
    領域に対する抗体及びプレS2領域に対する抗体である
    ことを特徴とする請求項1の免疫測定試薬。
  12. 【請求項12】前記固相抗体はB型肝炎ウイルス表面抗
    原のS領域に対する抗体及びプレS2領域に対する抗体
    であり、前記標識抗体はB型肝炎ウイルス表面抗原のS
    領域に対する抗体、プレS1領域に対する抗体及びプレ
    S2領域に対する抗体であることを特徴とする請求項1
    の免疫測定試薬。
  13. 【請求項13】前記固相抗体はB型肝炎ウイルス表面抗
    原のS領域に対する抗体、プレS1領域に対する抗体及
    びプレS2領域に対する抗体であり、前記標識抗体はB
    型肝炎ウイルス表面抗原のS領域に対する抗体であるこ
    とを特徴とする請求項1の免疫測定試薬。
  14. 【請求項14】前記固相抗体はB型肝炎ウイルス表面抗
    原のS領域に対する抗体、プレS1領域に対する抗体及
    びプレS2領域に対する抗体であり、前記標識抗体はB
    型肝炎ウイルス表面抗原のS領域に対する抗体及びプレ
    S1領域に対する抗体であることを特徴とする請求項1
    の免疫測定試薬。
  15. 【請求項15】前記固相抗体はB型肝炎ウイルス表面抗
    原のS領域に対する抗体、プレS1領域に対する抗体及
    びプレS2領域に対する抗体であり、前記標識抗体はB
    型肝炎ウイルス表面抗原のS領域に対する抗体及びプレ
    S2領域に対する抗体であることを特徴とする請求項1
    の免疫測定試薬。
  16. 【請求項16】前記固相抗体はB型肝炎ウイルス表面抗
    原のS領域に対する抗体、プレS1領域に対する抗体及
    びプレS2領域に対する抗体であり、前記標識抗体はB
    型肝炎ウイルス表面抗原のS領域に対する抗体、プレS
    1領域に対する抗体及びプレS2領域に対する抗体であ
    ることを特徴とする請求項1の免疫測定試薬。
  17. 【請求項17】前記抗体はモノクローナル抗体であるこ
    とを特徴とする請求項1〜16いずれかに記載の免疫測
    定試薬。
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