JP2001130022A - インクタンクおよびインクジェット記録装置 - Google Patents

インクタンクおよびインクジェット記録装置

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JP2001130022A
JP2001130022A JP31846599A JP31846599A JP2001130022A JP 2001130022 A JP2001130022 A JP 2001130022A JP 31846599 A JP31846599 A JP 31846599A JP 31846599 A JP31846599 A JP 31846599A JP 2001130022 A JP2001130022 A JP 2001130022A
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ink
ink tank
tank
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holder
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JP31846599A
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Shuzo Iwanaga
周三 岩永
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクタンク1と共に物流キャップ3を回収
できるようにする。 【解決手段】 インクタンク1の未使用時には、クリッ
ク爪5を溝6に係合させ、物流キャップ3はインク供給
口14を塞ぐようにインクタンク本体10に固定され
る。物流キャップ3にはインクタンク1をタンクホルダ
に装着する際の位置決め固定に利用される第1の爪7が
形成されており、インクタンク1をタンクホルダに装着
する際には、クリック爪5をインクタンク1の溝4に係
合させ、第1の爪7が外面に位置するように物流キャッ
プ3をインクタンク本体10の端面に固定する必要があ
る。物流キャップ3はインクを使い切るまでこの位置に
装着されたままになるので、インクを使い切った後にイ
ンクタンク本体10と共に物流キャップ3を回収でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクを吐出して
記録を行うインクジェット記録装置に関し、特にインク
ジェットヘッドと一体になるように装着固定可能なイン
クタンクおよびこのインクタンクを有するインクジェッ
ト記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なインクジェット記録装置
について図8に示したインクジェット記録装置全体の斜
視図を参照して説明する。図8に示すように、このイン
クジェット記録装置には、互いに平行な棒状のリードス
クリュ−104とガイド軸105とが備えられており、
キャリッジ101がリードスクリュー104およびガイ
ド軸105に支持されて取り付けられている。キャリッ
ジ101は、不図示のキャリッジモーターによってリー
ドスクリュー104を回転させることにより、リードス
クリュー104およびガイド軸105と平行な方向に移
動可能である。
【0003】キャリッジ101には、インクを吐出して
被記録媒体である記録用紙106に付着させることによ
り記録を行うインクジェットヘッド102とこのインク
ジェットヘッド102に供給するインクを保持するイン
クタンク本体111,112,113,114とを備え
たインクジェットヘッドカートリッジ301が搭載され
ている。(図9参照)また、このインクジェット記録装
置には、記録用紙106をインクジェットヘッド102
のインク吐出面の移動軌跡面に対向する記録位置に搬送
する給紙ローラ107と、記録用紙106を適正な記録
位置に保持する紙押え板109と、インクジェットヘッ
ド102により記録された記録用紙106を排出するた
めの排紙ローラ108とが備えられている。給紙ローラ
107および排紙ローラ108はインクジェットヘッド
102による記録と連動して不図示のモータにより回転
駆動され、これにより記録用紙106は記録位置に搬送
され、記録された後、排紙される。
【0004】次に、インクジェットヘッドカートリッジ
301の構成例について図9,10を参照して詳しく説
明する。図9はインクジェットヘッドカートリッジ30
1の斜視図を示しており、図9(a)は、インクタンク
本体111〜114が装着された状態、図9(b)はイ
ンクタンク本体111〜114を取り外した状態を示し
ている。図10はこのインクジェットカートリッジ30
1のインクタンク本体111〜114を取り外した状態
の断面図である。
【0005】図9に示すように、このインクジェットヘ
ッドカートリッジ301は、インクタンク本体111〜
114と、これを着脱自在に保持するタンクホルダ10
3と、タンクホルダ103と一体的に結合されたインク
ジェットヘッド102とを有している。このインクジェ
ットヘッドカートリッジ301には4色のインク用のイ
ンクタンク本体111〜114がタンクホルダ103に
対してそれぞれ独立して着脱可能に装着されており、イ
ンクタンク本体111にはブラックのインク、インクタ
ンク本体112にはイエローのインク、インクタンク本
体113にはマゼンタのインク、インクタンク本体11
4にはシアンのインクが保持されている。このようにイ
ンクタンク本体111〜114のそれぞれを独立してタ
ンクホルダ103に対して着脱して交換できる構成とす
ることにより、それぞれの色のインクが無くなった時に
該当するインクタンク本体のみを交換できるのでインク
ジェット記録装置の印刷のランニングコストを低く抑え
ることができる。
【0006】それぞれのインクタンク本体111〜11
4の下面にはそれぞれインク供給口が形成されており、
インクタンク本体111〜114がタンクホルダ103
に装着された状態でインクタンク本体111〜114内
のインクが各インク供給口からインクジェットヘッド1
02に供給される。なお、図9には、4つのインク供給
口のうちインクタンク本体111に形成されたインク供
給口211のみが示されている。
【0007】タンクホルダ103は、上面が開口された
箱形状をしており、インクジェットヘッド102がタン
クホルダ103の下面の、一側部に隣接する位置に設け
られている。タンクホルダ103には穴242および第
2の穴241が設けられており、穴241の上方部分に
は、上方外側へ向かう傾斜面が形成されている。
【0008】図10に示すように、インクジェットヘッ
ド102は、インクを吐出させるために利用される熱エ
ネルギーを発生する電気熱変換体としてのヒータなどが
形成されたシリコン基板201と、これを支持するべ−
スプレート205とを有しており、その上端には、タン
クホルダ103にインクタンク本体111〜114を装
着した際に、インクタンク本体111〜114のインク
供給口と接続されるジョイント204が設けられ、ジョ
イント204からシリコン基板201に向かって延びる
インク流路206が形成されている。
【0009】次にインクタンク本体111〜114につ
いて、ブラックインク用のインクタンク本体111を例
に採り、図11を参照して詳細に説明する。図11は、
インクタンク本体111を示す図であり、図11(a)
は、インクタンク本体111を一方向から見た斜視図、
図11(b)は、インクタンク本体111を他の方向か
ら見た斜視図、図11(c)は、インクタンク本体11
1の断面図である。
【0010】インクタンク本体111の一方の端面に
は、突起状の爪132が設けられており、他方の端面に
は、この端面に固定された一端部を支点として弾性変形
可能な可動レバー130と、可動レバー130に形成さ
れた突起状の第2の爪131とが設けられている。図1
0に示すように、タンクホルダ103の側面には、爪1
32と第2の爪131にそれぞれ対応する位置に、穴2
42と第2の穴241が設けられており、インクタンク
本体111をタンクホルダ103に装着した状態では、
爪132および第2の爪131は、それぞれ穴242お
よび第2の穴241に係合しており、これによりインク
タンク本体111が位置決めされタンクホルダ103に
固定される。
【0011】インクタンク本体111の内部には、液体
のインクを吸収して保持するインク吸収体136が収納
されている。インク供給口211の内部には、インク吸
収体136と接するジョイント部材137が充填されて
おり、インク吸収体136に保持されているインクは、
ジョイント部材137を通してインク供給口211から
インクジェットヘッド102に供給される。
【0012】次に、このインクジェットヘッドカートリ
ッジにおけるインクの流れについて、ブラックインクを
例に採って説明する。インクタンク本体111内のイン
クはインクタンク本体111のインク供給口211から
ジョイント204を介してインクジェットヘッド102
内に供給される。インクジェットヘッド102内に供給
されたインクはインク流路206を通ってシリコン基板
201周辺へ供給され、供給されたインクがシリコン基
板201のヒータの発生する熱エネルギーによって発泡
し、その発泡圧によって記録用紙106に向けて吐出さ
れる。
【0013】次にインクタンク本体111をタンクホル
ダ103に装着(セット)する手順について、図12を
参照して説明する。
【0014】まず、図12(a)に示すように、タンク
ホルダ103の底面にインク供給口211が形成された
面を向けると共に爪132が形成された端面を下に向け
るようにインクタンク本体111を傾けた状態で、イン
クタンク本体111をタンクホルダ103の開口部に挿
入する。タンクホルダ103の穴242の上方の傾斜面
に、爪132が形成されたインクタンク本体111の端
面を当接させて挿入していくと、図12(b)に示すよ
うに、タンクホルダ103の穴242にインクタンク本
体111の爪132が係合する。
【0015】さらに、図12(c)に示すように、傾い
た状態のインクタンク本体111の姿勢をまっすぐにす
るようにしながらインクタンク本体111をタンクホル
ダ103に押し込むと、可動レバー130が内側に撓
み、可動レバー130に形成された第2の爪131がタ
ンクホルダ103の第2の穴241に可動レバー130
の復元力により係合する。このようにして、爪132と
穴242および第2の爪131と第2の穴241がそれ
ぞれ係合し、これによりインクタンク本体111は位置
決めされタンクホルダ103に固定される。
【0016】この状態で、インク吸収体136に保持さ
れているインクは、インク供給口211のジョイント部
材137を介し、インクジェットヘッド102へと導入
され、電気熱変換体(不図示)の発生するエネルギーに
より発泡して、発泡時の圧力により吐出口(不図示)か
ら吐出される。
【0017】なお、インクタンク本体111を取り外す
場合は、可動レバー130を内側に撓ませて可動レバー
130に形成された第2の爪131をタンクホルダ10
3の第2の穴241から抜くことで、タンクホルダ10
3からインクタンク本体111を引出して容易に取り外
すことができる。
【0018】このようなインクタンク本体111が、イ
ンク供給口211が大気に接触する状態で放置される
と、内部に保持されたインクが蒸発したり、固着した
り、漏洩したりしてしまう。そこで、未使用時には、イ
ンクタンク本体111にはインク供給口211を塞ぐ物
流キャップ1109が装着される。この物流キャップ1
109について図13を参照して説明する。
【0019】図13は、物流キャップ1109を装着し
た状態のインクタンク本体1101を示す断面図であ
る。同図に示すように、この物流キャップ1109はキ
ャップ外装部材1105と弾性板部材1104とを有し
ている。キャップ外装部材1105は、弾性板部材11
04を供給口1102に押し当てる面と、この面の両端
から垂直にインクタンク本体1101の側面に沿って延
びる側面と、側面の先端部分の、インクタンク本体11
01と接する内面側の突起とを有しており、キャップ外
装部材1105の側面と突起とにより、弾性変形可能な
クリック爪1106が構成されている。インクタンク本
体1101のインク供給口1102付近の側面には、こ
のクリック爪1106と係合する溝1107が形成され
ている。
【0020】インク供給口1102とキャップ外装部材
1105との間に弾性板部材1104を挟んで、インク
タンク本体1101のインク供給口1102にキャップ
外装部材1105を押し当て、インクタンク本体110
1の溝1107にキャップ外装部材1105のクリック
爪1106が係合するまで押し込むことによって、キャ
ップ外装部材1105がインクタンク本体1101に固
定される。このようにして、インクタンク本体1101
のインク供給口1102にインクタンク本体1101の
外部から弾性板部材1104がキャップ外装部材110
5によって押し当てられ、これによりインクタンク本体
1101は密封され、内部のインク1103が漏れ出さ
ないように保持されている。
【0021】以上説明したインクタンクあるいはインク
ジェットヘッドカートリッジは、使用寿命がくると新し
いものと取替える必要がある。そこで、ユーザーは使用
済みのインクタンクあるいはインクジェットヘッドカー
トリッジを捨てることとなるが、最近では、環境に配慮
して使用済みのインクタンクあるいはインクジェットヘ
ッドカートリッジを回収し、リサイクルするメーカーが
増えてきている。
【0022】本出願人は、インクタンクのリサイクルを
効率的に行うことができるようにするために、インク吸
収体にタンク容器と同材質のポリプロピレン繊維などを
用いたインクタンクを提案している。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
物流キャップは、インクタンク本体をインクジェット記
録装置のタンクホルダに装着した後は用済みとなり、そ
のまま捨てられることが多い。仮に使用済みのインクタ
ンク本体と一緒に回収しようとすれば、ユーザーはイン
クタンク本体の寿命がくるまで、キャップをどこかに保
管しておかなければならず、ユーザーにとっては面倒で
ある。
【0024】そこで、本発明の目的は、上記従来技術の
問題点に鑑み、物流キャップをインクタンク本体に取り
付けた状態で使用でき、インクタンクあるいはインクジ
ェットヘッドカートリッジの使用期限がきて交換する際
に、インクタンク本体と一緒に物流キャップを回収でき
るインクタンクおよびこれを装着可能なインクジェット
記録装置を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明のインクタンクは、インクを保持し、イン
クを吐出して記録を行うインクジェットヘッドにインク
を供給するためのインク供給口を有するインクタンク本
体と、インクタンク本体に固定可能な物流キャップとを
有し、タンクホルダに保持され得るインクタンクであっ
て、物流キャップは、インクタンク未使用状態において
は、インクタンク本体のインク供給口を塞ぐ未使用時位
置に固定され、インクタンク使用状態においては、イン
クタンク本体のインク供給口を塞がない使用時位置に固
定されるものであり、物流キャップが、使用時位置に固
定された状態で、タンクホルダのインクジェットヘッド
にインクを供給可能な位置にインクタンク本体の位置決
めまたは固定を行うためタンクホルダに係合する第1の
係合部を有することを特徴とする。
【0026】従来はタンクホルダへのインクタンク本体
の装着時に物流キャップは捨てられていたが、本発明の
インクタンクでは、インクタンク本体をタンクホルダに
装着する際に、物流キャップに形成された第1の係合部
をタンクホルダに係合させるために、物流キャップをイ
ンクタンク本体の使用時位置に取り付ける必要があり、
したがって物流キャップは捨てられることがない。この
ため、インクタンクのインクを使い切った後、インクタ
ンクを回収する際にインクタンク本体と共に物流キャッ
プを回収して物流キャップを効率的にリサイクルに供す
ることができる。また、インクタンクのインクを使い切
る前にタンクホルダからインクタンクを取り外した際に
は、インクが蒸発したり、固着したり、漏洩したりしな
いように、物流キャップにより再びインク供給口を塞
ぎ、インクタンクを密封できる。
【0027】さらに、物流キャップの使用時位置は、イ
ンクタンク本体の一方の端面に設けられており、他方の
端面には、該他方の端面に固定された一端部を支点とし
て弾性変形可能でありタンクホルダに係合可能な第2の
係合部を有する可動レバーが設けられており、可動レバ
ーは、インクタンク本体がタンクホルダに装着された状
態で、第2の係合部がタンクホルダに係合しており、か
つ、弾性変形して第2の係合部の係合を解除することも
できる構成とすれば、第1の係合部および第2の係合部
による2ヶ所の係合により、インクタンクをタンクホル
ダに位置決め固定でき、可動レバーを端面側に弾性変形
させて第2の係合部の係合を解除して、容易にインクタ
ンクとタンクホルダとの着脱を行うことができる。
【0028】また、インクタンク本体が保持するインク
の種類毎に形成位置または大きさまた形状が違う第1の
係合部を設けることにより、本来装着されるべきインク
タンク本体の保持するインクとは違う種類のインクを保
持するインクタンク本体がインクホルダに誤装着される
ことを防止できる。この際、第1の係合部はインクタン
ク本体に比べて小さい物流キャップに形成される。そこ
で、各種類のインクを保持するインクタンクを成形によ
り製造する際に、インクタンク本体製造用の金型は各種
類のものに対して同一の金型を使用し、物流キャップ製
造用の金型のみについて各種類に対して別々の金型を使
用するようにでき、このようにすることでインクタンク
全体の金型を各種類毎に複数用意する必要がなく、金型
費用が安価で済む。
【0029】物流キャップの使用時位置への固定手段
は、物流キャップに突出するように形成された、互いに
対向する2つのかぎ爪状のクリック爪と、インクタンク
本体に形成された、クリック爪と係合する溝とし、物流
キャップのクリック爪をインクタンク本体の溝に係合さ
せて物流キャップを固定するようにすれば良い。また
は、固定手段をインクタンク本体に突出するように形成
された互いに対向する2つのかぎ爪状のクリック爪と、
物流キャップに形成された、クリック爪と係合する構と
し、インクタンク本体のクリック爪を物流キャップの溝
に係合させて物流キャップを固定するようにしても良
い。
【0030】本発明によるインクジェット記録装置は、
以上のようなインクタンクと、インクジェットヘッド
と、タンクホルダとを有するインクジェットヘッドカー
トリッジを着脱自在に保持し、インクジェットカートリ
ッジと共に被記録媒体の表面に沿って往復移動可能に支
持されたキャリッジを有し、入力された電気信号に基づ
き、インクジェットヘッドカートリッジのインクジェッ
トヘッドからインクを吐出して被記録媒体に付着させて
記録を行うインクジェット記録装置である。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0032】(実施例1)図1(a),(b),(c)
は本発明の第1の実施例によるインクタンク本体1と物
流キャップ3とを含むインクタンク10の斜視図を示し
ており、図2(a),(b),(c)は本発明の第1の
実施例によるインクタンク10とタンクホルダ11とを
含むインクジェットヘッドカートリッジ12の断面図を
示している。
【0033】インクタンク本体1には、従来例と同様
に、第2の爪(第2の係合部)13が形成された可動レ
バー2が一方の端面に設けられており、インク供給口1
4が下面に設けられている。インクタンク本体1の内部
には、インクを吸収して保持するインク吸収体15が収
納されており、インク供給口14内部にはインク吸収体
15に接するジョイント部材18が充填されている。物
流キャップ3は、従来例と同様のクリック爪5と、イン
ク供給口14との接触面に接合された弾性板部材9とを
有しており、また、弾性板部材9が接合された面の裏面
には、第1の爪(第1の係合部)7が設けられている。
インクタンク本体1の側面の下端部、インク供給口14
の上方部分にはクリック爪5が係合可能な、クリック爪
5の形状に対応して横方向に延びる溝6が設けられてお
り、また、この側面の、可動レバー2が形成されていな
い方の端面に近接する位置にもクリック爪5が係合可能
な縦方向に延びる溝4が設けられている。
【0034】タンクホルダ11は従来例と同様に、上面
が開口された箱形状をしており、インクジェットヘッド
16がタンクホルダ11の下面の一側部に隣接する位置
に設けられている。タンクホルダ11の側面には、従来
例と同様に第1の穴(係止部)8と第2の穴(係止部)
17とが開口されている。第1の穴8が形成された側面
の上方部分には、上方外側に向かう傾斜面が形成されて
いる。
【0035】次に、インクタンク10のタンクホルダ1
1への装着方法について説明する。インクタンク10の
未使用時(物流時を含む)には、図1(a)に示すよう
に、物流キャップ3のクリック爪5はインクタンク本体
1の溝6に係合され、物流キャップ3はインク供給口1
4を塞ぐようにインクタンク本体1に装着されている。
これによりインクタンク10を密封し、インクタンク1
0の未使用時に、インクが蒸発したり、固着したり、環
境変化によってインク供給口14からインクが漏れたり
することを防止できる。
【0036】インクタンク10をタンクホルダ11に装
着する際には、図1(b)に示すように、物流キャップ
3をインクタンク本体1から引き抜いて外し、溝4にク
リック爪5が係合されるようにインクタンク本体1に押
し付けて、図1(c)に示すように、インクタンク本体
1の可動レバー2が設けられていない方の端面(使用時
位置)に取り付ける。
【0037】このように物流キャップ3を装着し直した
インクタンク10を、図2(a)に示すように、インク
供給口14が形成された面をタンクホルダ11の底面に
向けると共に物流キャップ3が装着された端面を下に向
けるように傾けた状態で、タンクホルダ11の開口部に
挿入する。タンクホルダ11の第1の穴8の上方の傾斜
面に、物流キャップ3が装着されたインクタンク10の
端面を当接させるようにして、タンクホルダ11にイン
クタンク10を挿入していくと、図2(b)に示すよう
に、タンクホルダ11の第1の穴8に物流キャップ3に
形成された第1の爪7が係合する。
【0038】さらに、図2(c)に示すように、傾いた
状態のインクタンク10の姿勢をまっすぐにするように
しながらインクタンク10をタンクホルダ11に押し込
むと、可動レバー2が内側に撓み、可動レバー2に形成
された第2の爪13がタンクホルダ11の第2の穴17
に可動レバー2の復元力により係合する。このようにし
て、第1の爪7と第1の穴8および第2の爪13と第2
の穴17がそれぞれ係合し、これによりインクタンク1
0は位置決めされタンクホルダ11に固定される。
【0039】この状態で、インク吸収体15に保持され
ているインクは、インク供給ロ14のジョイント部材1
8を介し、インクジェットヘッド16へと導入され、電
気熱変換体(不図示)の発生するエネルギーにより吐出
口(不図示)から吐出される。
【0040】なお、インクタンク10を取り外す場合
は、可動レバー2を内側に撓ませて可動レバー2に形成
された第2の爪13をタンクホルダ11の第2の穴17
から抜くことで、タンクホルダ11からインクタンク1
0を引出して容易に取り外すことができる。
【0041】従来の構成では、インクタンク10をタン
クホルダ11に装着した後は、物流キャップ3は、不要
になるため、インクタンク10を装着する際に捨てられ
ることが多かった。しかし、本実施例の物流キャップ3
は、インクタンク10をタンクホルダ11に装着する際
のインクタンク10の位置決め固定のために利用される
第1の爪を有しており、インクタンク10をタンクホル
ダ11に装着する際には、物流キャップ3をインクタン
ク本体1の所定の位置に装着した状態にする必要があ
る。このため、インクタンク10のインクを使い切り、
インクタンク10をタンクホルダ11から取り外す時点
においても、物流キャップ3はインクタンク本体1に取
り付けられた状態のままである。したがって、この状態
で業者がインクタンク10を回収すれば、物流キャップ
3も同時に回収することができる。これにより、物流キ
ャップ3を高い回収率で回収してリサイクルに供するこ
とができる。このように物流キャップ3をリサイクルす
ることにより、インクタンク10の製品価格を安価にで
き、また、環境対策にもなる。
【0042】また、ユーザーが何らかの理由で、インク
タンク10をタンクホルダ11から取り外した際には、
従来は捨てられることの多かった物流キャップ3が、イ
ンクタンク本体1に取り付けられて残っているので、再
度、物流キャップ3により、インク供給口14を塞いで
インクタンク10を密封し、インクの蒸発や、固着、漏
洩を防止できる。
【0043】(実施例2)次に、図3〜5を参照して、
本発明の第2の実施例について説明する。図3〜5はそ
れぞれ本実施例によるインクジェットヘッドカートリッ
ジの一例の斜視図を示している。
【0044】図3に示すように、このインクジェットヘ
ッドカートリッジには、シアンインクタンク41cと、
マゼンダインクタンク41mと、イエローインクタンク
41yとがタンクホルダ46に収容されている。タンク
ホルダ46の下面にはインクジェットヘッド52が形成
されている。各インクタンク本体40c,40m,40
yには、インクジェットヘッド52にインクを供給する
ためのインク供給口45c,45m,45yが下面に形
成され、インクタンク41c,41m,41yを取り外
す際に用いられる可動レバーが一方の端面に形成され、
インクタンク41c,41m,41yの位置決め固定に
用いられる第2の爪47c,47m,47yが下面に形
成されている。なお、図3〜5には各インクタンク本体
40c,40m,40yに形成されている可動レバーの
うち、インクタンク本体40cの可動レバー54cのみ
が図示されている。インクタンク41c,41m,41
yの物流キャップ33c,33m,33yは、インク供
給口45c,45m,45yを塞ぐ位置にも、また各イ
ンクタンク本体40c,40m,40yの可動レバーが
形成されていない方の端面にも装着可能であり、図3は
物流キャップ33c,33m,33yがインク供給口4
5c,45m,45yを塞ぐ位置から外され、インクタ
ンク本体40c,40m,40yの端面に装着された状
態を示している。物流キャップ33c,33m,33y
の外面には、それぞれ凸状の第1の爪43c,43m,
43yが形成されている。
【0045】本実施例の構成は実施例1とほぼ同様であ
り、インクタンク41y,41m,41cのタンクホル
ダ46への着脱方法などについては実施例1とほぼ同様
であるので詳細な説明は省略する。
【0046】図3に示したインクジェットカートリッジ
の特徴は、物流キャップ33c,33m,33yに形成
された第1の爪43c,43m,43yの形成位置がそ
れぞれ異なっていることである。すなわち、第1の爪4
3c,43m,43yそれぞれの形状および寸法は同じ
であるが、図3に示すように、シアンインクタンク41
cの物流キャップ33cの第1の爪43cは向かって右
側の位置に、マゼンタインクタンク41mの物流キャッ
プ33mの第1の爪43mは中央の位置に、イエローイ
ンクタンク41yの物流キャップ33yの第1の爪43
yは左側の位置に形成されている。また、第1の爪43
c,43m,43yの位置に対応して、タンクホルダ4
6に形成された第1の穴49c,49m,49yも装着
されるインクタンク41c,41m,41yの種類毎に
異なる位置に開口されている。
【0047】このような構成とすることによって、例え
ば、シアンインクタンク本体40cに取り付けられた物
流キャップ33cの第1の爪43cは、タンクホルダ4
6のシアンインクタンク41cが装着されるべき位置に
開口された第1の穴49cとのみ係合し、他の第1の穴
49m、49yとは係合しないので、シアンインクタン
ク41cを誤った位置に装着しようとしても装着できな
いようになっており、インクタンク41c,41m,4
1yの誤装着を防止できる。
【0048】図3に示す構成の他に、図4に示すよう
に、第1の爪43c,43m,43yの横方向の寸法を
インクタンク41c,41m,41y毎に変えたり、図
5に示すように、第1の爪43c,43m,43yの形
状を、インクタンク41c,41m,41y毎に変え、
タンクホルダ46の第1の穴49c,49m,49yも
第1の爪43c,43m,43yに対応して寸法や形状
を異ならせた構成としても同様の効果が得られる。
【0049】本実施例のインクジェットヘッドカートリ
ッジは、インクタンク本体40c,40m,40yの形
状は統一し、物流キャップ33c,33m,33yの形
状のみを変化させた構成とすることで、インクタンク4
1c,41m,41yの誤装着を防止している。そこ
で、例えば、モールド成形品でインクタンクを構成する
場合には、比較的大きさの小さい物流キャップ33c,
33m,33yの成形にインクタンク41c,41m,
41yの種類毎に形状の異なる金型を使用し、比較的大
きさの大きいインクタンク本体40c,40m,40y
の成形には各種類共通の金型を使用すればよい。このよ
うに、インクタンク41c,41m,41y全体の成形
用の金型を複数種類用意することなく、物流キャップ3
3c,33m,33yの成形用の小さい金型のみを複数
種類用意することで複数種類のインクタンク41c,4
1m,41yを製造できるので、金型費用が安くてす
み、インクタンク41c,41m,41yの製造コスト
を低く抑えることができる。
【0050】(実施例3)図6に本発明の第3の実施例
によるインクタンク64の斜視図を示す。同図におい
て、可動レバー62、インク供給口68などは第1の実
施例と同様の構成であり説明を省略する。
【0051】本実施例の物流キャップ63は両側面に溝
66が形成されており、外面には第1の爪67が形成さ
れている。インクタンク本体61には、可動レバー62
が形成されていない方の端面に、外側に突出するかぎ爪
状のクリック爪65が互いに対向するように2つ形成さ
れている。
【0052】図6(a)に示すように、未使用時には物
流キャップ63はインクタンク本体61のインク供給口
68を塞ぐ位置に溶着されて固定されている。インクタ
ンク64をタンクホルダに装着する際には、この物流キ
ャップ63をインクタンク本体61のインク供給口68
の部分から引き剥がし、図6(b)に示すように、イン
クタンク本体61のクリック爪65に物流キャップ63
の溝66を係合させて、物流キャップ63を固定する。
【0053】実施例1では、物流キャップ3にクリック
爪5が形成され、インクタンク本体1に溝4が形成され
ているのに対し、本実施例では、逆に、物流キャップ6
3に溝66が形成され、インクタンク本体61にクリッ
ク爪65が形成されている。このように、溝とクリック
爪はインクタンク本体と物流キャップのどちらに構成し
ても良い。その構成は、インクタンク本体や物流キャッ
プの大きさ、形状に応じて適当な方法を選べば良い。ま
た、タンクホルダへのインクタンクの装着時における物
流キャップのインクタンク本体ヘの固定手段は、クリッ
ク爪と溝に限らず他の構成としても良い。
【0054】(実施例4)図7に本発明の第4の実施例
によるインクタンク74の斜視図を示す。同図におい
て、可動レバー72、インク供給口78などは第1の実
施例と同様の構成であり説明を省略する。
【0055】本実施例の物流キャップ73は、その一端
が板状の弾性支持部材を介してインクタンク本体71の
下面に接合されている。第1の爪77は実施例1〜3と
は反対側の、物流キャップ73の弾性板部材79が接合
された面に形成されている。インクタンク本体71の可
動レバー72が形成されていない方の端面と下面とに
は、外側に向かって突出する2つの互いに対向するかぎ
爪状のクリック爪75a,75bが形成されている。
【0056】インクタンク74の未使用時には、図7
(a)に示すように、物流キャップ73は、インクタン
ク本体71の底面のクリック爪75bに係合され、物流
キャップ73の弾性板部材79がインク供給口78を塞
ぐように固定されている。インクタンク74をインクタ
ンクホルダに装着する際には、図7(b)に示すよう
に、物流キャップ73をクリック爪75bから外し、弾
性支持部材をインクタンク本体71の端面側に曲げて、
物流キャップ73をインクタンク本体71の端面のクリ
ック爪75aに係合させて固定する。
【0057】この構成では、物流キャップ73をインク
供給口78から外してインクタンク本体71の端面に固
定する際、物流キャップ73は弾性支持部材によって移
動を制限されているので、ユーザーは物流キャップ73
の取り付け位置や取り付け方向に注意を払うことなく、
スムーズに操作できる。
【0058】物流キャップ73の弾性支持部材を介した
インクタンク本体71への接合は、溶着によって行って
もよいが、インクタンク本体71と物流キャップ73の
材料が同一材料である場合は、より強度を増すために、
インクタンク本体71と弾性支持部材と物流キャップ7
3とを一体成形してもよい。
【0059】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、インクタンクをタンクホルダに装着して使用
する際には、物流キャップをインクタンク本体に取り付
けた状態にする必要がある。したがって、インクタンク
をタンクホルダに装着した後に物流キャップが捨てられ
ることはなく、インクタンク本体と共に物流キャップを
回収できるので、物流キャップを効率的にリサイクルに
供することができる。これにより、インクタンクの製品
価格を安価にでき、またゴミを削減できるので環境対策
にもなる。
【0060】また、ユーザーが、何らかの理由によりイ
ンクタンクをタンクホルダから取り外した場合に、物流
キャップで再びインク供給口を塞いでインクタンクを密
封することができ、蒸発によるインクの減少や、インク
の固着、インクの漏洩を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施例のインクタンクの斜
視図である。
【図2】本発明による第1の実施例のインクタンクとタ
ンクホルダの断面図である。
【図3】本発明による第2の実施例のインクタンクとタ
ンクホルダの一例を示す斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施例のインクタンクとタンク
ホルダの他の例を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施例のインクタンクとタンク
ホルダの斜視図である。
【図6】本発明の第3の実施例のインクタンクの斜視図
である。
【図7】本発明の第4の実施例のインクタンクの斜視図
である。
【図8】従来の一般的なインクジェット記録装置の斜視
図である。
【図9】従来のインクジェットヘッドカートリッジの斜
視図である。
【図10】従来のインクジェットヘッドカートリッジを
示す断面図である。
【図11】図10に示したインクジェットヘッドカート
リッジのインクタンクを示す模式図である。
【図12】図11に示した従来のインクジェットヘッド
カートリッジにおいてインクタンクをタンクホルダに装
着する様子を示す断面図である。
【図13】従来の物流キャップを装着したインクタンク
の断面図である。
【符号の説明】
1,40c,40m,40y,61,71,111,1
12,113,114,1101 インクタンク本体 2,54c,62,72,130 可動レバー 3,33c,33m,33y,63,73 物流キャッ
プ 4,6,66,1107 溝(固定手段) 5,65,75a,75b,1106 クリック爪(固
定手段) 7,43c,43m,43y,67,77 第1の爪
(第1の係合部) 8,49c,49m,49y 第1の穴 10,64,74 インクタンク 11,46,103 タンクホルダ 12,301 インクジェットヘッドカートリッジ 13,47c,47m,47y,131 第2の爪(第
2の係合部) 14,45c,45m,45y,68,78,211,
212,213,214,1102 インク供給口 15,136 インク吸収体 16,52,102 インクジェットヘッド 17,53c,53m,53y,241 第2の穴 18,137,1102 ジョイント部材 41c シアンインクタンク 41m マゼンタインクタンク 41y イエローインクタンク 79,1104 弾性板部材 100 インクジェット記録装置 101 キャリッジ 104 リードスクリュー 105 ガイド軸 106 記録用紙 107 給紙ローラ 108 排紙ローラ 109 紙押さえ板 132 爪 201 シリコン基板 204 ジョイント 205 ベースプレート 206 インク流路 242 穴 1103 インク 1105 キャップ外装部材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを保持し、該インクを吐出して記
    録を行うインクジェットヘッドに該インクを供給するた
    めのインク供給口を有するインクタンク本体と、前記イ
    ンクタンク本体に固定可能な物流キャップとを有し、タ
    ンクホルダに保持され得るインクタンクであって、 前記物流キャップは、前記インクタンク未使用状態にお
    いては、前記インクタンク本体の前記インク供給口を塞
    ぐ未使用時位置に固定され、前記インクタンク使用状態
    においては、前記インクタンク本体の前記インク供給口
    を塞がない使用時位置に固定されるものであり、 前記物流キャップが、前記使用時位置に固定された状態
    で、タンクホルダの前記インクジェットヘッドにインク
    を供給可能な位置に前記インクタンク本体の位置決めま
    たは固定を行うため前記タンクホルダに係合する第1の
    係合部を有するインクタンク。
  2. 【請求項2】 前記物流キャップの前記使用時位置は、
    前記インクタンク本体の一方の端面に設けられており、
    他方の端面には、該他方の端面に固定された一端部を支
    点として弾性変形可能であり前記タンクホルダに係合可
    能な第2の係合部を有する可動レバーが設けられてお
    り、 前記可動レバーは、前記インクタンク本体が前記タンク
    ホルダに装着された状態で、前記第2の係合部が前記タ
    ンクホルダに係合しており、かつ、弾性変形して前記第
    2の係合部の係合を解除することもできる請求項1に記
    載のインクタンク。
  3. 【請求項3】 前記物流キャップは、前記インクタンク
    本体が保持するインクの種類毎に前記第1の係合部が形
    成されている位置が異なる請求項1または2のいずれか
    1項に記載のインクタンク。
  4. 【請求項4】 前記物流キャップは、前記インクタンク
    本体が保持するインクの種類毎に前記第1の係合部の大
    きさが異なる請求項1から3のいずれか1項に記載のイ
    ンクタンク。
  5. 【請求項5】 前記物流キャップは、前記インクタンク
    本体が保持するインクの種類毎に前記第1の係合部の形
    状が異なる請求項1から4のいずれか1項に記載のイン
    クタンク。
  6. 【請求項6】 前記物流キャップに突出するように形成
    された、互いに対向する2つのかぎ爪状のクリック爪
    と、前記インクタンク本体に形成された、前記クリック
    爪と係合する溝とからなる、前記物流キャップの前記使
    用時位置への固定手段を有する請求項1から5のいずれ
    か1項に記載のインクタンク。
  7. 【請求項7】 前記インクタンク本体に突出するように
    形成された互いに対向する2つのかぎ爪状のクリック爪
    と、前記物流キャップに形成された、前記クリック爪と
    係合する構とからなる、前記物流キャップの前記使用時
    位置への固定手段を有する請求項1から5のいずれか1
    項に記載のインクタンク。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1項に記載
    のインクタンクと、前記インクジェットヘッドと、前記
    タンクホルダとを有するインクジェットヘッドカートリ
    ッジを着脱自在に保持し、該インクジェットカートリッ
    ジと共に被記録媒体の表面に沿って往復移動可能に支持
    されたキャリッジを有し、入力された電気信号に基づ
    き、前記インクジェットヘッドカートリッジの前記イン
    クジェットヘッドからインクを吐出して前記被記録媒体
    に付着させて記録を行うインクジェット記録装置。
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