JP2001129340A - 集塵機用フイルター装置及びフイルター用除塵装置 - Google Patents

集塵機用フイルター装置及びフイルター用除塵装置

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JP2001129340A JP30998399A JP30998399A JP2001129340A JP 2001129340 A JP2001129340 A JP 2001129340A JP 30998399 A JP30998399 A JP 30998399A JP 30998399 A JP30998399 A JP 30998399A JP 2001129340 A JP2001129340 A JP 2001129340A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 濾過面積が広い割に成形フイルターの全長を
短く造ることができ、含塵空気の吸引と除塵がやり易
く、且つ、構造的に丈夫で長持ちすると共に、構造が簡
単で容易に製造することができる集塵機用フイルター装
置を提供する。 【解決手段】 中心部に含塵空気の流入穴10Aを開口
したフイルターベースプレート10に、断面略星形に形
成した円筒状の外側成形フイルター8Aと、この外側成
形フイルター8Aの内側に同心的に位置させた状態で、
底部側を外側成形フイルター8Aに近接するように太
く、上部側を外側成形フイルター8Aから次第に離れる
ように細く造った全体がテーパー状の円筒形を成す内側
成形フイルター8Bを、間隔8Xをあけて内外二重に立
設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集塵機に用いるフ
イルターとして、特に、断面略星形に形成した成形フイ
ルターを使用するフイルター装置と、この成形フイルタ
ーに付着したダストを払い落すことができるフイルター
用除塵装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】集塵機用フイルターとして山部と谷部が
交互に連続する断面略星形の成形フイルターを用いるフ
イルター装置に付いては、例えば、実公平4−6811
号公報に記載の如く、内外二重構造の成形フイルターを
用いるフイルター装置が存在し、また、成形フイルター
に付着したダストを払い落す装置に付いても、上記の公
報に記載されている圧縮エアーを噴射してダストを払い
落すパルスジェット式除塵装置や、特開平10−296
030号公報に記載されているように、成形フイルター
の表面側山の部分を引っ掻くことによって振動させてダ
ストを払い落す振動式除塵装置等が存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記1番目の公報(実
行平4−6811号)に記載されているフイルター装置
は、成形フイルターを内外二重に構成しているため、全
体を小型に造れる割に濾過面積が多く得られて、比較的
多くの粉塵を捕集できる利点を備えているが、反面、内
側の成形フイルターが外側の成形フイルターの内部に平
行に、且つ、近接した状態に設けられている関係で、吸
引された空気がこれ等内外の成形フイルターの狭い空間
(間隔)を通って上昇するため、空気圧損が大きくなっ
て吸引用ブロアーに加わる負担が増大する問題があっ
た。
【0004】また、上記1番目の公報に記載されている
除塵装置は、圧縮エアーをベンチユリーを通してフイル
ター内部に吹き込む構造であるため、その分、フイルタ
ーの全体が長くなって装置の小型化を図れない問題があ
り、更に、ベンチュリーを通して噴射される圧縮エアー
は、内側の成形フイルターの上面に当って反射してしま
うため、内外の成形フイルターが重なった狭い間隔に対
して圧縮エアーが入りずらく、従って、高圧の圧縮エア
ーを充分に噴射せざるをえず、その結果、内外の成形フ
イルターに対して集塵時の吸引力と除塵時の圧縮力とが
繰り返し加わることになって、疲労による損傷が早くな
る問題もあった。
【0005】次に、上記2番目の公報(特開平10−2
96030号)に記載されている振動式除塵装置は、成
形フイルター表面の山の部分をハタキ棒で引っ掻きなが
ら振動させてダストを払い落す仕組のものであって、山
の部分、即ち、ヒダの部分を部分的に引っ掻いて振動を
与えるものであるから、成形フイルターの全体(特に谷
の部分)に振動が直接伝わることがなく、除塵能力が低
くて成形フイルターの全体に除塵作用を均一に及ぼすこ
とができない問題があった。
【0006】従って本発明の技術的課題は、濾過面積が
広い割に成形フイルターの全長を短く造ることができ、
含塵空気の吸引と除塵がやり易く、且つ、構造的に丈夫
で長持ちすると共に、構造が簡単で容易に製造すること
ができる集塵機用フイルター装置を提供することであ
る。
【0007】また、本発明の他の技術的課題は、成形フ
イルターに付着した粉塵の払い落しを、比較的簡単な構
造の払い落し手段を用いて確実に、且つ、成形フイルタ
ーの全体に対して均一に及ぼすことができるように工夫
したフイルター用除塵装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。
【0009】ダスト濾過用のフイルターとして断面略星
形に成形した成形フイルターを用いるフイルター装置で
あって、
【0010】(1) 中心部に開口を持つフイルターベ
ースプレート上に、全体を円筒状に造った外側成形フイ
ルターを立設し、この外側成形フイルターの内側には、
外側成形フイルターより丈を短く形成し、且つ、底部側
を外側成形フイルターに近接するように太く、上部側を
外側成形フイルターから次第に離れるように細く造った
全体がテーパー状の円筒形を成す内側成形フイルター
を、同じくフイルターベースプレート上に間隔をあけて
同心的に立設して構成すること。(請求項1)
【0011】(2) フイルターベースプレート上に内
外二重に立設した内側と外側の各成形フイルターの上端
部を、これ等各上端部を別々に保持することができる内
外の保持部を備え、且つ、これ等内外の保持部の間に排
気口を開口した段差プレートを用いて保持するように構
成すること。(請求項2)
【0012】(3) 内外二重に構成した成形フイルタ
ーの上端部を保持する段差プレートに、外側成形フイル
ターの上端部を取付ける外側保持部と、内側成形フイル
ターの上端部を取付ける内側保持部を、上下二段に成る
ように段差を持たせて形成し、且つ、これ等内外の各保
持部には夫々内外の成形フイルターの上端部を嵌込んで
接着するための内外の接着剤用溝を形成すると共に、上
記内外の保持部を連結する梁部材に上記内外の接着剤用
溝を繋ぐ連通溝を設けること。(請求項3)
【0013】(4) フイルターに付着した粉塵を払い
落すフイルター用除塵装置であって、断面略星形に成形
した成形フイルターを立設したフイルターベースプレー
トの底面側に、円周方向に回動操作自在に構成したハタ
キ軸を設け、このハタキ軸には、ハタキ軸の回動に従っ
てハタキ軸を中心に振り子状に動作して上記フイルター
ベースプレートの底面を交互に打撃することができる左
右一対のハンマー部材を取付けること。(請求項4)
【0014】(5) ハンマー部材として、プラスチッ
ク材を用いて球体状に造ったものを使用するように構成
すること。(請求項5)
【0015】 上記(1)で述べた請求項1に係る手
段によれば、フイルターとして断面略星形に形成した成
形フイルターを使用し、更に、この成形フイルターを内
外二重に構成したので、フイルターの外形寸法を変える
ことなく一般的なバグフイルター等に比較して濾過面積
を著しく増大して、濾過機能の向上とフイルターの小型
化を可能にすると共に、内側成形フイルターを上端側が
細く、下端側が太いテーパー状に形成して、外側成形フ
イルターとの間隔を上に行くに従って次第に広がる開口
型に構成したので、空気圧損が少なくてブロアーに与え
る負担を少なくすることができ、また、上方から圧縮エ
アーを噴射して除塵する場合は、外側成形フイルターの
内部容積を内側成形フイルターによって減少できるた
め、少量の圧縮エアーによって粉塵の払い落しを効果的
に行うことができ、更に、圧縮エアーを上記上端口を広
く開口した間隔から内外の成形フイルターの下端部に至
る迄円滑に、且つ、均等に吹き込むことができるから、
内外二重の成形フイルターに対して除塵作用を均一に及
ぼすことを可能にする。
【0016】 上記(2)で述べた請求項2に係る手
段によれば、フイルターベースプレート上に立設した内
外二重に構成した成形フイルターの上端部を、段差プレ
ートの各保持部が保持して内外の間隔を一定に維持する
ため、風圧によってその間隔が偏ったりすることがなく
正規な位置を維持して、常時一定した濾過作用を発揮す
ることができると共に、段差プレートの段差部分には排
気口が開口されているため、内外の成形フイルターを通
って濾過された浄化空気をこの排気口を通して円滑に排
出することを可能にする。
【0017】 上記(3)で述べた請求項3に係る手
段によれば、内外二重に構成した成形フイルターの上端
部を、段差を持たせて設けた段差プレートの内側保持部
と外側保持部内の夫々に接着剤で接着した状態で保持す
るため、両成形フイルターの保持を確実に行うことがで
きると共に、内外の成形フイルターの各上端部を接着す
るに当っては、上記の段差プレートを床面や机等の上に
表裏を逆さにして置き、各保持部の接着剤用溝に接着剤
を流し込んで、これに上下を逆さにした成形フイルター
の上端部を嵌込んで接着保持するが、この接着剤の流し
込みに際して、接着剤を高い方の接着剤用溝(この場合
は内側成形フイルター用の溝)に流し込むだけで、梁部
材に設けた連通溝を通して低い方の接着剤用溝(この場
合は外側成形フイルター用の溝)にも接着剤が自然に流
れ込むため、接着作業を簡略化することを可能にする。
【0018】 上記(4)で述べた請求項4に係る手
段によれば、ハタキ軸を回動操作することによって、成
形フイルターを立設したフイルターベースプレートの底
面をハンマー部材でハンマーリング(打撃)して除塵す
ることができるのであるが、その際、ハンマーリングに
よる振動は成形フイルターの上下方向に伝わるため、断
面略星形に形成した成形フイルターのヒダに沿って粉塵
を確実に払い落すことができるものであって、フイルタ
ーを左右に振動させて払い落す場合に比較して、粉塵を
より確実に払い落すことができ、また、振り子運動する
左右一対のハンマー部材で左右交互にハンマーリングす
るため、粉塵の払い落しを更に確実なものとすることが
できると共に、除塵装置としてエアーエジェクトの必要
が無く、ベンチュリーの必要もないため、装置全体を簡
単に、且つ、その上下の丈を低く造ることを可能にす
る。
【0019】 上記(5)で述べた請求項5に係る手
段によれば、成形フイルターの除塵を行うハンマー部材
として、プラスチック材を用いて球体状に造ったものを
使用するため、フイルターベースプレートを強くハンマ
ーリングしてもこれを破損したり、成形フイルターを破
損することがなく、長期に渡って安定した除塵作用を発
揮することを可能にする。
【0020】以上の如くであるから、上記(1)〜
(5)の手段によって上述した技術的課題を解決して、
前記従来の技術の問題点を解消することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、上述した本発明に係る集
塵機用フイルター装置及びフイルター用除塵装置の実施
の形態を図面と共に説明すると、図1は上記本発明を実
施した集塵機の構成を説明した正面図であって、図中符
号1で全体的に示した集塵機は、全体を断面略円筒状に
形成し、且つ、底部に径を徐々に細く絞ったホッパー部
1Cを連設したサイクロン本体1Aと、このサイクロン
本体1Aと同じ断面略円筒状を成し、且つ、上面を天板
1Dで塞ぐと共に、全体を蝶番を用いてサイクロン本体
1Aの上端部に開閉自在に取付けた上蓋体1Bとによっ
て構成されていて、集塵機1の全体は支持脚2,2によ
って必要な高さに支持されている。
【0022】次に、3はサイクロン本体1Aの周面接線
方向に設けた含塵空気の吸引口、4は上記上蓋体1Bの
天板1Dに設けた浄化空気の排出穴、6は上蓋体1Bを
サイクロン本体1Aに閉じた状態にロックするノブ、7
は上記サイクロン本体1Aの内部に同心的に設けた内筒
体で、底面を開口したこの内筒体7は、サイクロン本体
1Aの上端口に取付けた取付けリング板9′に吊下げた
状態に取付けられていて、これ等サイクロン本体1Aと
内筒体7との間に環状に形成されている間隔7R内に、
上記吸引口3から含塵空気が吸引(導入)されて旋回す
る仕組に成っている。
【0023】また、上記吸引口3の近辺を除く上記内筒
体7の周面全域には多数の小穴が穿設されていて、上記
吸引口3から吸引されて間隔7R内で旋回しながら下側
のホッパー部1Cに向けて下がる含塵空気は、降下中に
その一部が上記小穴を通って内筒体7の内部に侵入し
て、下方に向かう含塵空気の量を減らすと共に、旋回の
勢いを次第に弱める仕組に成っている。
【0024】8は上記内筒体7の内部に同心的に取付け
た本発明に係るフイルター装置で、このフイルター装置
8は外側成形フイルター8Aの内部に内側成形フイルタ
ー8Bを設けた内外二重構造に造られており、また、そ
の上下両端には段差プレート9とフイルターベースプレ
ート10が取付けられていて、フイルター8の全体はサ
イクロン本体1Aの上から上述した取付けリング板9′
の穴(図示省略)を通して内筒体7の内部に挿入するこ
とによって、上部フイルタープレート9の外周縁を取付
けリング板9′の内周縁に懸掛けした状態、即ち、吊下
げ状態に取付けられる仕組に成っている。尚、上述した
フイルター装置8と各プレート9,10の詳細な構造は
後述することにする。
【0025】また、9Xは上記上部段差プレート9の上
面に突設したリング状の押圧板で、上蓋体1Bを開いた
状態から図の如くサイクロン本体1A側に閉じた状態に
して、ノブ6とロック板7Xの間でこの閉じ状態をロッ
クすると、上記上蓋体1Bの底面に設けた押圧部11A
が上記押圧板9Xを上から押え込んで、上記内筒体7の
内部に吊下げたフイルター8の全体を保持固定するよう
に構成されている。
【0026】11と11Mは同じく上蓋体1Bの内部中
心に取付けた吸引用ブロアーとブロアー用モータで、ス
イッチ操作によりこのモータ11Mを起動回転してブロ
アー11を駆動すると、その吸引力が上記の吸引口3に
及んで含塵空気をサイクロン本体1A内に取り込み、且
つ、これを上記間隔7Rで旋回させて、その遠心力によ
って比較的大きなダストを分離して下側のホッパー部1
Cに落下させる一方、細かなダストを含んだ空気を上記
の小穴を通して内筒体7の内部に導入し、次いでこれを
上述したフイルター装置8で濾過して細かなダストを捕
集した後、両成形フイルター8A,8Bの間隔より段差
プレート9の排気穴(後述する)及び上蓋体1Bの内部
を通って、天板1Dの排出穴4から外部に排出される仕
組に成っている。
【0027】次に、本発明に係る除塵装置の構成を説明
すると、12は上記サイクロン本体1Aの下側内部を横
切るように回動自在に架設したハタキ軸、12Tはサイ
クロン本体1Aの外部に突出したハタキ軸12の外端部
に設けたハタキレバー、12R…はハタキ軸12にアー
ム12′,12′を介して取付けたハンマーで、上記の
ハタキ軸12をハタキレバー12Tを用いて回動する
と、球形のプラスチック材で造った上記のハンマー12
R…が上記フイルター装置8の底面、具体的には、フイ
ルターベースプレート10の底面を打撃して、フイルタ
ー装置8に付着したダストをホッパー部1C側に払い落
すように構成されている。
【0028】尚、図示した実施例では計4個のハンマー
12R…がフイルター装置8の底面、即ち、フイルター
ベースプレート10の底面全体を均等にハンマーリング
できるようにハタキ軸12に位置決めされて取付けられ
ていて、内外の成形フイルター8B,8Aに対して除塵
作用を均一に及ぼすことができるように構成されている
が、ハンマー12Rの数と取付位置はフイルター装置8
の大きさによって変化されるものであって、図示のもの
に限定されないことは勿論である。
【0029】13は上記ホッパー部1Cに落下して来る
ダストを回収するために、ホッパー部1Cの下側部に接
続する例えばペール缶の如き捕集容器、14は全体をホ
ッパー部1Cの下端口の外側を囲むように略コ字状に形
成して、その各先端部を上記ホッパー部1Cの底面に取
付けたブラケット15に軸14Bを用いて上下回動自在
に軸支した操作レバーを示す。
【0030】また、16は上記捕集容器13の上端口を
上から塞ぐことができる上蓋カバー体で、このカバー体
16の中央に開口した捕集口と上記ホッパー部1Cの下
端口の間が、伸縮自在でフレキシブルな素材で略蛇腹状
に造った接続筒(図示省略)で気密に接続され、且つ、
この上蓋カバー体16の中間部両側に突設した支持板1
6Bの上端部が、軸14Aを用いて上記操作レバー14
の中間部に回動自在に連結されていて、この操作レバー
14を図示の状態に押し下げると、上蓋カバー体16が
下動して捕集容器13の上端口を密閉して、捕集容器1
3をホッパー部1C側に気密に接続し、また、操作レバ
ー14を上に持ち上げると、上蓋カバー体16が開動し
て捕集容器13の上端口を開き、且つ、上下寸法を薄く
造った上蓋カバー体16の先端切欠縁16A側から捕集
容器13を取り出したり、別な捕集容器13をリセット
したりすることができるように構成されている。
【0031】次に、本発明に係るフイルター装置の具体
的な構成を図面と共に説明すると、図2はフイルター装
置8の平面図、図3はその正断面図であって、前述した
ようにフイルターベースプレート10の上面に内外二重
に、且つ、同心的に立設した断面略星形に形成した内側
と外側の各成形フイルター8Bと8Aのうち、内側成形
フイルター8Bは、外側成形フイルター8Aよりも上下
の丈が若干短く形成され、底部側の径を外側成形フイル
ター8Aの底部内壁に近接するように太く、上部側の径
を外側成形フイルター8Aの内壁から次第に離れるよう
に細く造った全体がテーパー状の円筒形に形成されてい
る。
【0032】また、8Xは内外二重に構成した成形フイ
ルター8Bと8Aの間隔(空間)で、この間隔8Xは上
記内側成形フイルター8Bのテーパー形状に従って上端
口を広く、下端に行くに従って次第に狭くなる形状に成
っていて、上記ブロアー11の吸引作用によって内側成
形フイルター8Bの内部8H、及び、外側成形フイルタ
ー8Aの外側から夫々通過して濾過された後、この間隔
8Xを通って上側に吸引排出される空気の圧損を少なく
することができる仕組に成っている。
【0033】更に、上記内外二重に構成した成形フイル
ター8B,8Aの上端部を保持するプラスチック製の段
差プレート9の構成を、上記図3と図4乃至図6の記載
に従って説明すると、図4は段差プレート9を拡大して
示した平面図、図5は図4のY−Y線に沿った断面図、
図6は段差プレート9の表裏を逆さにした状態、即ち、
内外の成形フイルター8B,8Aを実際に接着保持する
時の状態を示した斜視図であって、これ等の図面に於い
て9Aはリング状(ドーナツ板状)に形成した上段プレ
ート、9Bは円形状に形成した下段プレート、9C…は
上下の両プレート9A,9Bを上下に段差を持たせた状
態で保持する複数本のリブで、9C′はその各内端部、
9D…は上下のプレート9A,9Bの段差の間に形成し
た濾過済み空気の排出口を示す。
【0034】また、9Eは上段プレート9Aに下向き
に、且つ、全体をリング状に設けた上記外側成形フイル
ター8Aの上端部を保持する外側保持部で、9E′はそ
の内側に形成した接着剤用溝、9Fは下段プレート9B
に下向きに、且つ、全体をリング状に設けた上記内側成
形フイルター8Bの上端部を保持する内側保持部で、9
F′はその内側に形成した接着剤用溝を示す。
【0035】更に図中、9K…は上段プレート9Aの上
面に突設した上記押圧板9Xを補強するリブ、9V…は
上記上段プレート9Aと下段プレート9Bとの間に架設
した梁部材で、この梁部材9V…の各底面に上述した外
側と内側の保持部9E,9Fに設けた各接着剤用溝9
E′と9F′の間を結ぶ連通溝9Yが形成され、また、
各連通溝9Yの下部接着剤用溝9F′に臨む口縁部分に
は、接着剤の流量を調節する堰9Zが設けられている。
【0036】以上の如く構成した段差プレート9を用い
て実際に内外の成形フイルター8B,8Aの上端部を接
着保持するには、先ず、段差プレート9の全体を図6に
示したように表裏(上下)を逆さにして載置し、次い
で、下段プレート9Bの(図面では上側に位置する)内
側接着剤用溝9F′内に接着剤を入れると、これが各梁
部材9V…の連通溝9Y…を通って上段プレート9Aの
外側接着剤用溝9E′(図面では下側に位置する)に流
入するため、これ等両接着剤用溝9F′,9E′に内外
の成形フイルター8B,8Aの上端部を上から嵌め込め
ば、これ等上端部を各保持部9F,9E内に接着保持す
ることができる。
【0037】また、図7は上記内外の成形フイルター8
B,8Aを二重にした状態で、且つ、同心的に立設する
プラスチック製のフイルターベースプレート10を拡大
して示した平面図、図8はそのZ−Z線に沿った断面図
であって、中央に含塵空気の流入穴10Aを開口したこ
の円形状のフイルターベースプレート10の上面には、
切欠部10K…を介在した状態で間隔的に、且つ、円周
方向に設けた複数の支持片10B…によって、内側成形
フイルター8Bの下端部を嵌め込んで接着するリング状
の内側嵌込部10Fと、外側成形フイルター8Aの下端
部を嵌め込んで接着するリング状の外側嵌込部10E
が、夫々同心的に形成されていて、各嵌込部10F,1
0Eに接着剤を流し込んだ後、各成形フイルター8B,
8Aの下端部を嵌め込むことによって、各成形フイルタ
ー8B,8Aを同心的な内外二重構造にして、フイルタ
ーベースプレート10の上に立設できる仕組に成ってい
る。
【0038】尚、通常の場合は内外の成形フイルター8
B,8Aをフイルターベースプレート10の上に立設し
た後、これを上下逆さにして各成形フイルター8B,8
Aの先端を段差プレート9に取付けるが、これ等プレー
ト9,10の取付順番を逆にしてもよく、その選択は任
意とする。
【0039】本発明に係る集塵機用フイルター装置は以
上述べた如き構成であるから、フイルター装置8として
内外二重に構成した成形フイルター8B,8Aを用いる
ため、フイルター装置8の外形寸法を太くすることなく
フイルターの濾過面積を増大して、濾過効果の向上を図
ることができると共に、フイルター装置8全体のコンパ
クト化を可能にする。
【0040】また、内外の成形フイルター8B,8Aの
間隔8Xが、図3に示すように上に進むに従って次第に
その面積を広げる略テーパー形状に造られているため、
内側及び外側から流入して濾過された後、両成形フイル
ター8B,8Aの間隔8Xを通って排出される空気の圧
損が少なく、従って、比較的小型のブロアー11を用い
て含塵空気を効率良く吸引濾過することができる。
【0041】更に本発明に係るフイルター装置では、内
外の成形フイルター8B,8Aの間隔8Xとその取付け
状態を、上下の段差プレート9とフイルターベースプレ
ート10の両方によって保持するため、風圧によって間
隔8Xが偏ったり取付位置が移動してしまうようなこと
もなく、二重構造のフイルター装置8の特徴を長期に渡
って如何なく発揮することができる。
【0042】次に、本発明に係るフイルター除塵装置に
よれば、各成形フイルター8B,8Aに付着したダスト
の払い落しは、ハタキ軸12を回動操作してハンマー1
2Rでフイルター装置8のフイルターベースプレート1
0の底面をハンマーリングして行うため、フイルター装
置8の全体に対して縦方向(上下方向)の振動を与え
て、山部と谷部を交互に連設した断面略星形に形成した
内外の成形フイルター8B,8Aに付着している粉塵
を、その山部と谷部に沿って同時に確実に払い落すこと
ができると共に、除塵に際してエアーエジェクト等の必
要がないため、装置全体を簡単に、且つ、低コストにて
提供することができる。
【0043】
【発明の効果】以上述べた次第で、本発明に係る集塵機
用フイルター装置及びフイルター用除塵装置によれば、
これ等の各装置を例えば図示したような集塵機に実施す
ることによって、優れた集塵機能と除塵機能を発揮でき
る機能性に富んだ集塵機を提供できるものであって、集
塵能力を低下させることなく全体が小型で、而かも、構
造が簡単で低コストにて製造が可能な理想的な集塵機を
提供することができる利点を備えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る集塵機用フイルター装置及びフイ
ルター用除塵装置を実施した集塵機の一例を示した構成
図である。
【図2】本発明に係るフイルター装置の平面図である。
【図3】同じくフイルター装置と除塵装置の構成を説明
した正断面図である。
【図4】フイルター装置に用いる段差プレートを拡大し
て示した平面図である。
【図5】図4のY−Y線に沿った断面図である。
【図6】段差プレートを表裏を逆さにして示した斜視図
である。
【図7】フイルター装置に用いるフイルターベースプレ
ートを拡大して示した平面図である。
【図8】図7のZ−Z線に沿った断面図である。
【符号の説明】
8 フイルター装置 8A 外側成形フイルター 8B 内側成形フイルター 8X 間隔 9 段差プレート 9A 上段プレート 9B 下段プレート 9D 排出口 9E 外側保持部 9F 内側保持部 9E′,9F′ 接着剤用溝 9V 梁部材 9Y 連結溝 9Z 堰 10 フイルターベースプレート 10A 含塵空気の流入穴 12 ハタキ軸 12R ハンマー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新屋 裕三 静岡県引佐郡細江町気賀8123番地 アマノ 株式会社細江事業所内 (72)発明者 森 伸行 静岡県引佐郡細江町気賀8123番地 アマノ 株式会社細江事業所内 (72)発明者 柴崎 一彦 静岡県引佐郡細江町気賀8123番地 アマノ 株式会社細江事業所内 Fターム(参考) 4D058 JA02 KA01 KA16 KB05 MA06 QA01 QA03 QA09 QA11 QA21 RA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダスト濾過用のフイルターとして断面略
    星形に成形した成形フイルターを用いるフイルター装置
    であって、 中心部に開口を持つフイルターベースプレート上に、全
    体を円筒状に造った外側成形フイルターを立設し、この
    外側成形フイルターの内側には、外側成形フイルターよ
    り丈を短く形成し、且つ、底部側を外側成形フイルター
    に近接するように太く、上部側を外側成形フイルターか
    ら次第に離れるように細く造った全体がテーパー状の円
    筒形を成す内側成形フイルターを、同じくフイルターベ
    ースプレート上に間隔をあけて同心的に立設して構成し
    たことを特徴とする集塵機用フイルター装置。
  2. 【請求項2】 フイルターベースプレート上に内外二重
    に立設した内側と外側の各成形フイルターの上端部を、
    これ等各上端部を別々に保持することができる内外の保
    持部を備え、且つ、これ等内外の保持部の間に排気口を
    開口した段差プレートを用いて保持するように構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の集塵機用フイルター装
    置。
  3. 【請求項3】 内外二重に構成した成形フイルターの上
    端部を保持する段差プレートに、外側成形フイルターの
    上端部を取付ける外側保持部と、内側成形フイルターの
    上端部を取付ける内側保持部を、上下二段に成るように
    段差を持たせて形成し、且つ、これ等内外の各保持部に
    は夫々内外の成形フイルターの上端部を嵌込んで接着す
    るための内外の接着剤用溝を形成すると共に、上記内外
    の保持部を連結する梁部材に上記内外の接着剤用溝を繋
    ぐ連通溝を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載
    の集塵機用フイルター装置。
  4. 【請求項4】 断面略星形に成形した成形フイルターを
    立設したフイルターベースプレートの底面側に、円周方
    向に回動操作自在に構成したハタキ軸を設け、このハタ
    キ軸には、ハタキ軸の回動に従ってハタキ軸を中心に振
    り子状に動作して上記フイルターベースプレートの底面
    を交互に打撃することができる左右一対のハンマー部材
    を取付けたことを特徴とするフイルター用除塵装置。
  5. 【請求項5】 ハンマー部材として、プラスチック材を
    用いて球体状に造ったものを使用するように構成したこ
    とを特徴とする請求項3記載のフイルター用除塵装置。
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