JP2001129217A - パチンコ玉搬送管の固定構造 - Google Patents

パチンコ玉搬送管の固定構造

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JP2001129217A
JP2001129217A JP31222599A JP31222599A JP2001129217A JP 2001129217 A JP2001129217 A JP 2001129217A JP 31222599 A JP31222599 A JP 31222599A JP 31222599 A JP31222599 A JP 31222599A JP 2001129217 A JP2001129217 A JP 2001129217A
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JP
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pachinko
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upper tank
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JP31222599A
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Inventor
Hiroshi Enomoto
宏 榎本
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Kyoraku Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Kyoraku Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パチンコ玉の搬送管の振動の伝播や、異音の発
生を防止し、振動に伴う玉の円滑な揚送を阻害するおそ
れを取り除く。 【解決手段】 パチンコ機設置島の下部に配置した玉揚
送装置14から上部に配置した上部タンク16にパチン
コ玉を揚送するための複数の搬送管15において、搬送
管15を弾性的に与圧しつつ緩衝部材2に内部に埋設し
た状態で保持し、かつこのような搬送管15と緩衝部材
2とを、断面溝型の金具からなる固定用部材3に収容し
た状態で、この固定用部材3を前記玉揚送装置側から上
部タンク側にかけて配設される構造部材、例えば、上部
タンク16(図4参照)を支持するためのC型チャンネ
ル型鋼などの角形支柱4に嵌め付け、固定用部材3の両
側片部31、31を前記角形支柱4にビス止めして取り
付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機設置島
における玉揚送装置から上部上部タンクにパチンコ玉を
揚送するための搬送管の異常振動などを防止するための
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコホールの遊技機設置島は、通
常、細長い区画からなり、その周囲には多くのパチンコ
機が背中合わせの状態で、整然と設置されている。そし
て、各パチンコ機から排出されるパチンコ玉は、回収さ
れ、次いで適宜な玉揚送装置によって上部玉タンクに揚
送され、改めて各パチンコ機に供給されるよう循環経路
が構成されている。
【0003】本件出願人らは、図4に示すようなパチン
コ機設置島における循環経路を開発している。すなわ
ち、各パチンコ機11から排出されるパチンコ玉は、プ
ールタンク(図示せず)に回収され、プールタンクから
定量搬出される玉は、底面を簀の子状に形成した玉供給
誘導樋12を経て玉研磨装置13に供給される。ここで
玉は、無端ベルト回転機構13aと研磨布展張機構13
bの間で転動研磨され、右側の玉揚送装置14に送り込
まれる。ここで研磨済の玉は、玉揚送装置14によって
搬送管15を経て上部玉タンク16へ揚送され、この上
部玉タンク16から各パチンコ機に供給するように各装
置が配置されている。
【0004】このような搬送管でパチンコ玉を揚送する
場合には、管内径と玉外径のクリアランスが原因となっ
て、搬送管が共振して振動や揺動を惹起することがあっ
た。このような異常な振動は、外部に伝播したり、また
異様な音響となって聞こえる場合があるので、パチンコ
遊技者に不快な感じを与えたり、興趣を削ぐという懸念
があった。また、このような搬送管自体の振動は、パチ
ンコ玉の円滑な揚送の障害となるおそれもあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためになされたものであり、前記したパチ
ンコ玉の搬送管の振動の伝播や、異音の発生を防止し、
玉の円滑な揚送の障害となる要因を取り除くことができ
るパチンコ玉搬送管の固定構造を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題は、パチンコ
機設置島の下部に配置した玉揚送装置から上部に配置し
た上部タンクにパチンコ玉を揚送するための搬送管を弾
性的に与圧しつつ緩衝部材で保持し、かつ固定用部材に
収容した状態で、この固定用部材を、前記玉揚送装置側
から上部タンク側にかけて配設される構造部材に取り付
けたことを特徴とする本発明のパチンコ玉搬送管の固定
構造によって解決することができる。
【0007】また、本発明は、前記緩衝部材が、2分割
され、その分割境界面に搬送管の外形形状に倣った凹部
を形成した、発泡ポリウレタン、発泡ポリエチレン、発
泡ポリスチレンまたは軟質ゴムからなる弾性成形体であ
り、複数の搬送管を一括して挟持可能としたものである
形態、あるいは、前記構造部材が上部タンクを支持する
角形支柱であって、搬送管を挟持した緩衝部材を断面溝
型に固定用部材に収容した状態で、この固定用部材の両
側片部を前記角形支柱にビス止めした形態の前記パチン
コ玉搬送管の固定構造として、好ましく具体化すること
ができる。
【0008】本発明によれば、上部タンクにパチンコ玉
を揚送するための搬送管を緩衝部材、例えば、上記した
発泡ポリウレタンなどの弾性成形体によって、周囲から
弾性的に与圧しながら挟み付けられるので、搬送管の揺
動や振動を効果的に制動できるので、外部に異常な振動
を伝えたり、異常音を発することが防止できるのであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明のパチンコ玉搬送管
の固定構造に係る実施形態について、図1〜3を参照し
ながら説明する。本発明のパチンコ玉搬送管の固定構造
は、先に説明した図4に例示した、パチンコ機設置島の
下部に配置した玉揚送装置14から上部に配置した上部
タンク16にパチンコ玉を揚送するための複数の一列に
整列した搬送管15に適用されるものである。
【0010】そして、その特徴とするところを、細部を
表す図1で説明すると、第1に、前記搬送管15を弾性
的に与圧しつつ緩衝部材2に内部に埋設した状態で保持
するものであり、第2には、このような搬送管15と緩
衝部材2とを、断面溝型の金具からなる固定用部材3に
収容した状態で、この固定用部材3を前記玉揚送装置側
から上部タンク側にかけて配設される構造部材、例え
ば、上部タンク16(図4参照)を支持するためのC型
チャンネル型鋼などの角形支柱4に嵌め付け、固定用部
材3の両側片部31、31を前記角形支柱4にビス止め
して取り付けた点にある。
【0011】このようにして、図2に示すように、断面
溝型の固定用部材3の底面、両側面および角形支柱4の
側面によって、前記緩衝部材2は確実に固定され、その
結果、緩衝部材2に挟持された搬送管15自体も角形支
柱4に確実に固定されるのである。かくして、揚送中の
パチンコ玉の振動に起因する搬送管の揺動や振動を効果
的に制動できるので、外部に異常な振動を伝えたり、異
常音を発することが防止できるのである。なお、本発明
では、上記形態の固定用部材3および角形支柱4に限定
されることはなく、前記目的の範囲内で各種の形態が適
用できる。
【0012】また、本発明では、前記緩衝部材2は、図
3に示すように、分割部材21、22に2分割され、そ
の分割部材21、22の合わせ面である分割境界面に搬
送管15の外形形状に倣った凹溝21a、22aを形成
したものとし、発泡ポリウレタン、発泡ポリエチレン、
発泡ポリスチレンまたは軟質ゴムからなる弾性成形体を
適用して、図1、2に例示するように1列に整列した複
数の搬送管15(図1、2では5本の搬送管が示してあ
る)を一括して挟持できるようにしたものとして具体化
するのが好ましい。
【0013】なお、このように搬送管15を挟持したと
きに、弾性的に与圧できるように前記凹溝21a、22
bの形状を予め設定することが必要である。かくして、
この分割部材21、22からなる形態の緩衝部材2を適
用すれば、本発明のパチンコ玉搬送管の固定構造を比較
的容易に組み立てることができる利点が得られる。ま
た、発泡ポリウレタンのような発泡成形体を用いるの
で、搬送管を簡単に弾性的に与圧できるうえ、制動効果
のほか吸音効果も期待できる利点がある。
【0014】
【発明の効果】本発明のパチンコ玉搬送管の固定構造
は、以上に説明したように構成されているので、パチン
コ玉の揚送に際して、搬送管が生じる振動を効果的に防
止できるので、その搬送管の振動の伝播や、異音の発生
を防止し、振動に伴う玉の円滑な揚送を阻害するおそれ
を取り除くことが可能となる。その結果、遊技者の興趣
を削ぐことがないという優れた効果がある。よって本発
明は従来の問題点を解消したパチンコ玉の搬送管の固定
構造として、その工業的価値は極めて大なるものがあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための正面図(A)
、水平断面図(B) 。
【図2】本発明の実施形態を示す斜視図。
【図3】本発明の緩衝部材の形態を示す斜視図。
【図4】パチンコ機設置島の玉循環経路を示す要部断面
図。
【符号の説明】
11 パチンコ機、13 玉研磨装置、14 玉揚送装
置、15 搬送管、16上部タンク、2 緩衝部材、2
1、22 分割部材、21a、22a 凹溝、3 固定
用部材、31 側片部、4 角形支柱。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パチンコ機設置島の下部に配置した玉揚送
    装置から上部に配置した上部タンクにパチンコ玉を揚送
    するための搬送管を弾性的に与圧しつつ緩衝部材で保持
    し、かつ固定用部材に収容した状態で、この固定用部材
    を、前記玉揚送装置側から上部タンク側にかけて配設さ
    れる構造部材に取り付けたことを特徴とするパチンコ玉
    搬送管の固定構造。
  2. 【請求項2】前記緩衝部材が、2分割され、その分割境
    界面に搬送管の外形形状に倣った凹部を形成した、発泡
    ポリウレタン、発泡ポリエチレン、発泡ポリスチレンま
    たは軟質ゴムからなる弾性成形体であり、複数の搬送管
    を一括して挟持可能としたものである請求項1に記載の
    パチンコ玉搬送管の固定構造。
  3. 【請求項3】前記構造部材が上部タンクを支持する角形
    支柱であって、搬送管を挟持した緩衝部材を断面溝型に
    固定用部材に収容した状態で、この固定用部材の両側片
    部を前記角形支柱にビス止めした請求項1または2に記
    載のパチンコ玉搬送管の固定構造。
JP31222599A 1999-11-02 1999-11-02 パチンコ玉搬送管の固定構造 Pending JP2001129217A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003079912A (ja) * 2001-09-10 2003-03-18 Kyoraku Sangyo 球移送管の保持部材
JP2014171663A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Daiichi Shokai Co Ltd 封入球式遊技機
JP2017221812A (ja) * 2017-09-29 2017-12-21 株式会社大一商会 遊技機
JP2019155188A (ja) * 2019-07-01 2019-09-19 株式会社大一商会 遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014171663A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Daiichi Shokai Co Ltd 封入球式遊技機
JP2017221812A (ja) * 2017-09-29 2017-12-21 株式会社大一商会 遊技機
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