JP2001128586A - ペット用胴輪 - Google Patents

ペット用胴輪

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JP2001128586A
JP2001128586A JP31313099A JP31313099A JP2001128586A JP 2001128586 A JP2001128586 A JP 2001128586A JP 31313099 A JP31313099 A JP 31313099A JP 31313099 A JP31313099 A JP 31313099A JP 2001128586 A JP2001128586 A JP 2001128586A
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JP
Japan
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belt
pet
ring
cloth
shoulder
Prior art date
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Pending
Application number
JP31313099A
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English (en)
Inventor
Kazuo Yuki
和夫 由岐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TONAMI DENKI KOGYO KK
Original Assignee
TONAMI DENKI KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ペットを衝突等の事故の衝撃から保護すること
ができると共に、外出時の散歩にも使用することがで
き、さらに、ペットの乗車時や外出時に必要となる用具
を収容可能としたフレキシビリティのあるペット用胴輪
を提供することを目的とするものである。 【構成】ペット1の胴部11に嵌められるリング状の胴
ベルト2と、胴ベルト2に支持されペット1の胸部12
に周回される胸ベルト3と、胴ベルト2からやや距離を
おいて胸ベルト3に支持されペット1の肩部13に巻回
される肩ベルト4により胴輪を構成し、その胴輪の胴ベ
ルト2と肩ベルト4とにシートベルト10を挿通する通
孔52を有する二重連結ベルト5を橋架すると共に、こ
の二重連結ベルト5に曳き綱9のフック91を係止する
リング51を設け、さらに、肩ベルト4に脱着可能な二
連の帯袋6を取り付け、この帯袋6にペット1の胴体を
覆う雨合羽7と抜毛飛散防止用の布8をそれぞれ収納す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ペットに装着する胴輪
に関し、特にペットを車輌に乗せたとき車輌に備えられ
ているシートベルトと共に使用して、衝突等の事故の衝
撃からペットを保護するペット用胴輪に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術と問題点】現在車輌には、衝突時に乗員がシ
ートから飛び出して、前座席やガラスやダッシュボード
に衝突して生ずる二次的な事故を防止するため、一般的
にシートベルトが車輌の各座席に装備されている。この
シートベルトは、人間が使用するために備えられている
ものであるため、到底ペットには使用することのできる
ようなものにはなっていない。
【0003】しかし、今日では欧米のように、車輌にペ
ットを同乗させてショッピングやドライブさらには旅行
等に出かける人も多くなり、ペットも人間並みに車輌に
乗って移動する時代となっているのである。しかし、車
輌に衝突等の事故が発生した場合は、人間はシートベル
トにより保護されるのであるが、同乗するペットを保護
するものはなく、ペットはその衝撃をまともに受けてし
まっている。
【0004】この衝撃によって、ペットが骨折等のケガ
を負ってしまうことがもあり、また最悪の場合にはペッ
トが死んでしまうこともあって、ペットを飼う人達から
は、人間同様に、衝突等の事故の衝撃からペットの身体
を保護することができる保護具の開発が切望されてい
た。また、取り扱い等に際しても、使い勝手に優れたも
のが望まれていた。
【0005】
【目的】本発明は上述した問題点に鑑みてなされたもの
で、ペットを衝突等の事故の衝撃から保護することがで
きると共に、外出時の散歩にも使用することができ、さ
らに、ペットの乗車時や外出時に必要となる用具を収容
可能とした多目的でフレキシビリティのあるペット用胴
輪を提供することを目的とするものである。
【0006】
【問題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、ペットの胴部に嵌められるリング状の胴ベルト
と、胴ベルトに支持されペットの胸部に周回される胸ベ
ルトと、胴ベルトからやや距離をおいて胸ベルトに支持
されペットの肩部に巻回される肩ベルトからなり、さら
に胴ベルトと肩ベルトとにシートベルトを挿通可能にし
た二重連結ベルトが橋架されており、この二重連結ベル
トに曳き綱のフックを係止するリングが設けられている
ことを特徴とするペット用胴輪である。
【0007】本発明のペット用胴輪をさらに詳しく説明
すると、ペットの胴部に嵌められるリング状の胴ベルト
と、胴ベルトに支持されペットの胸部に周回される胸ベ
ルトと、胴ベルトからやや距離をおいて胸ベルトに支持
されペットの肩部に巻回される肩ベルトからなるもので
あるが、ベルト体を布から形成したものや、一般的なベ
ルト体と布とを組み合わせて形成した胴輪であってもよ
い。また、ベルト体の素材としては皮やナイロン等の樹
脂を用いればよい。
【0008】また、大きさの異なるペットに使用できる
ように、胴ベルトおよび胸ベルトまた必要ならば肩ベル
トの伸長を調節自在とするのがよい。ベルト体の厚みや
幅は好適なものとすればよい。さらには、胸ベルトを幅
広に形成して前足を通す孔を設けてもよい。本胴輪の装
着は、胴部に嵌められるリング状の胴ベルトにバックル
を設けて、ワンタッチで装着できるようにしてもよい。
【0009】また、胴ベルトと肩ベルトとにシートベル
トを挿通可能にした二重連結ベルトを橋架して、この二
重連結ベルトに曳き綱のフックを係止するリングを設け
るのがよい。この二重連結ベルトの構造も特に限定する
ものではなく、具体的には、胴ベルトと肩ベルトに架け
回して両端部を縫合等により連結すればよい。曳き綱の
フックを係止するリングも金属製の環体を用いればよ
く、その取り付け方法もリングが外れなければどのよう
な方法でもよい。
【0010】さらに、脱着可能に帯袋を肩ベルトに取り
付けて、この帯袋にペットの身体を覆う雨合羽または抜
毛(ぬけげ)飛散防止用の布をそれぞれ収納するのがよ
い。望ましくは帯袋を二連にして、この帯袋にペットの
身体を覆う雨合羽と抜毛飛散防止用の布をそれぞれ収納
するのがよい。抜毛飛散防止用の布は、ペットに風通し
を確保するためメッシュの布を用いるのが望ましい。
【0011】また、この雨合羽または抜毛飛散防止用の
布をペットに展開したとき、二重連結ベルトの位置にシ
ートベルトが通過できるように一対のスリットと、曳き
綱のフックを係止するリングが出るスリットを設ける。
【0012】
【作用】本発明のペット用胴輪は以上のように構成され
ているので、ペットに装着する際は、ペットの胴体に胴
ベルトを巻回してバックルで止着すると共に、胸部に胸
ベルトを周回し、胴ベルトおよび胸ベルトを調節具によ
りペットの身体に合わせて調節して、本胴輪をペットに
装着すればよい。散歩等の外出時には、曳き綱をリング
に係止させることにより連れ歩ける。
【0013】ペットを車輌に乗せたときは、二重連結ベ
ルトの間にシートベルトを通し、シートベルトのスライ
ド可能に保持された係止金具を、シートまたは車輌本体
に固定されたメス金具に止着すればよい。
【0014】これにより、ペットは二重連結ベルトに係
合するシートベルトで連結されることになり、車輌に衝
突等の事故が発生した場合はシートベルトがロックさ
れ、シートベルトに係合されている二重連結ベルトによ
り、ペットの前方飛び出しが阻止される。すなわち、車
輌のシートベルトが胴輪を保持し、胴輪がペットを保持
して、ペットが前方に飛び出すのを阻止する。
【0015】また車両内での抜け毛の飛散を防止する場
合には、帯袋に収納された抜毛飛散防止用の布を引き出
してペットを覆い、そこに形成したスリットからシート
ベルトの金具を二重連結ベルトに通し、再び外に引き出
すことによって、シートベルトの使用と抜毛飛散防止用
の布との同時使用を行える。
【0016】
【実施例】本発明のペット用胴輪の一実施例を以下図面
に従って説明すると、図1は、本発明に係わるペット用
胴輪の斜視図であり、2はペット1の胴部11に嵌める
胴ベルトで、21はワンタッチで装着するためのバック
ル、22はベルトの伸長を調節する調節具である。3は
ペット1の胸部12に周回する胸ベルトで、31はベル
トの伸長を調節する調節具である。
【0017】4はペット1の肩部13に巻回する肩ベル
ト、5は胴ベルト2と肩ベルト4とに橋架された二重連
結ベルトであり、曳き綱9のフック91を係止するリン
グ51が設けられており、52はシートベルトを10挿
通する通孔である。6は帯袋であり、本帯袋6は二連に
形成され、61は抜毛飛散防止用の布8を収納する布収
納袋で、62は雨合羽7を収納する雨合羽収納袋であ
る。63は帯袋6を肩ベルト4に取り付けるためのベロ
クロファスナーである。図2は、二重連結ベルト部の断
面図である。
【0018】図3は、散歩時の胴輪の状態を示す図であ
り、二重連結ベルト5に設けられているリング51に曳
き綱9のフック91が係止されている。図4は、帯袋か
ら雨合羽を引き出した状態を示す図であり、帯袋6の雨
合羽収納袋62から雨合羽7を引き出してペット1の胴
部11を覆うことにより、雨からペット1を保護するこ
とができる。71はシートベルト10を通すための一対
で設けられるベルト用スリット、72はリング51を出
すリング用スリット、73は雨合羽7を合わせるベロク
ロファスナーである。
【0019】図5は、帯袋から抜毛飛散防止用の布を引
き出した状態を示す図であり、帯袋6の布収納袋61か
ら布8を引き出してペット1の胴部11を覆うことによ
り、ペット1を車輌に乗せた場合に抜け毛が車内に飛散
しない。また、室内での抜毛飛散防止にも使用できる。
さらに、夏の厳しい日ざしからペット1を保護すること
もできる。81はシートベルト10を通すための一対で
設けられるベルト用スリット、82はリング51を出す
リング用スリット、83は布8を合わせるベロクロファ
スナーである。
【0020】図6は、シートベルトを挿通した状態を示
す図であり、シートベルト10は、抜毛飛散防止用の布
8の一方のベルト用スリット81から入り、二重連結ベ
ルト5の通孔52を通過し、布8の他方のベルト用スリ
ット81から出て、シートベルト10の係止金具101
がシートまたは車輌本体に固定されたメス金具に止着さ
れる。図7は、ペットを車輌に乗車させ、シートベルト
10と抜毛飛散防止用の布8をセットした状態を示す図
である。
【0021】
【効果】本発明のペット用胴輪は以上のように構成され
ているので、普段から胴輪を装着しておくことが可能で
あり、散歩等の外出の際には、二重連結ベルトに設けら
れているリングに曳き綱のフックを係止することによっ
て即座に散歩等に行くことができ、また、車輌に乗せる
際は、二重連結ベルトにシートベルトを係合させること
によって、衝突等の事故が発生した場合にペットの前方
飛び出しを阻止できる。
【0022】更に、散歩等の外出途中に雨が降ってきた
場合には、胴輪に取り付けられた帯袋に収納している雨
合羽を引き出すことによって、ペットの身体を雨から保
護することができる。車輌に乗せる場合あるいは室内で
飼う場合には、もう一方の帯袋に収納している抜毛飛散
防止用の布を引き出すことによって、車内または室内に
ペットの毛が飛散することがない。さらに、この布を散
歩等の外出途中に引き出すことにより、夏場の厳しい日
ざしからペットを保護することもできる。以上のよう
に、本ペット用胴輪は、極めて多目的に使用可能であ
り、その目的に応じて適宜使用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わるペット用胴輪の斜視図
【図2】 二重連結ベルト部の断面図
【図3】 散歩時の胴輪の状態を示す図
【図4】 帯袋から雨合羽を引き出した状態を示す図
【図5】 帯袋から抜毛飛散防止用の布を引き出した状
態を示す図
【図6】 シートベルトを挿通した状態を示す図
【図7】 ペットを車輌に乗車させた状態を示す図
【符号の説明】
1−ペット,11−胴部,12−胸部,13−肩部,2
−胴ベルト,21−バックル,22−調節具,3−胸ベ
ルト,31−調節具,4−肩ベルト,5−二重連結ベル
ト,51−リング,52−通孔,6−帯袋,61−布収
納袋,62−雨合羽収納袋,63−ベロクロファスナ
ー,7−雨合羽,71−ベルト用スリット,72−リン
グ用スリット,73−ベロクロファスナー,8−布,8
1−ベルト用スリット,82−リング用スリット,83
−ベロクロファスナー,9−曳き綱,91−フック,1
0−シートベルト,101−係止金具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ペットの胴部に嵌められるリング状の胴ベ
    ルトと、胴ベルトに支持されペットの胸部に周回される
    胸ベルトと、胴ベルトからやや距離をおいて胸ベルトに
    支持されペットの肩部に巻回される肩ベルトからなり、
    さらに胴ベルトと肩ベルトとにシートベルトを挿通可能
    にした二重連結ベルトが橋架されており、この二重連結
    ベルトに曳き綱のフックを係止するリングが設けられて
    いることを特徴とするペット用胴輪
  2. 【請求項2】肩ベルトに脱着可能な帯袋が取り付けら
    れ、この帯袋にペットの身体を覆う雨合羽または抜毛飛
    散防止用の布が収納されていることを特徴とする請求項
    1のペット用胴輪
  3. 【請求項3】帯袋が二連とされ、この帯袋にペットの身
    体を覆う雨合羽と抜毛飛散防止用の布がそれぞれ収納さ
    れていることを特徴とする請求項1のペット用胴輪
  4. 【請求項4】雨合羽または抜毛飛散防止用の布をペット
    に展開したとき、二重連結ベルトの位置にシートベルト
    が通過できる一対のスリットと、曳き綱のフックを係止
    するリングが出るスリットが設けられていることを特徴
    とする請求項2のペット用胴輪
JP31313099A 1999-11-02 1999-11-02 ペット用胴輪 Pending JP2001128586A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002204629A (ja) * 2000-11-09 2002-07-23 Poochie Pompreece:Kk ペットの胴輪
JP2005287321A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Noriko Ooka ペット用腹巻
KR20220000815U (ko) * 2020-10-06 2022-04-13 박동운 애완동물용 하네스

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002204629A (ja) * 2000-11-09 2002-07-23 Poochie Pompreece:Kk ペットの胴輪
JP2005287321A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Noriko Ooka ペット用腹巻
KR20220000815U (ko) * 2020-10-06 2022-04-13 박동운 애완동물용 하네스
KR200496327Y1 (ko) 2020-10-06 2023-01-04 박동운 애완동물용 하네스

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