JP2001128401A - 回転電機の回転子 - Google Patents

回転電機の回転子

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JP2001128401A
JP2001128401A JP30349299A JP30349299A JP2001128401A JP 2001128401 A JP2001128401 A JP 2001128401A JP 30349299 A JP30349299 A JP 30349299A JP 30349299 A JP30349299 A JP 30349299A JP 2001128401 A JP2001128401 A JP 2001128401A
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field winding
magnetic pole
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Kazuhiko Takahashi
和彦 高橋
Miyoshi Takahashi
身佳 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】固定子鉄心押え板と磁気シールド板への入射磁
束を低減し、組立ボルトと固定子鉄心押え板の接触部分
と組立ボルト用ナットの部分の局部加熱を抑制すること
にある。 【解決手段】界磁巻線の円弧部の回転子の磁極部を境に
して回転方向の遅れ側の端点と回転子の磁極部を境にし
て回転方向の進み側の端点からの等距離の界磁巻線の円
弧部上の点が回転子の回転軸と磁極最外径の磁極中心か
ら形成する面より回転方向の進み側に配置することによ
り、組立ボルトが変形しににくくなったり、締付ナット
が緩んだりしにくくなり、確実に固定子鉄心押え板間に
固定子鉄心を支持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は大容量タービン発電
機等の回転電機の回転子に係わり、特にその界磁巻線に
関する。
【0002】
【従来の技術】図9は従来例を示す回転電機の回転子の
1極分の平面展開図である。また、図10は従来例を示
す回転子の界磁巻線の1極分の斜視図である。また、図
11は従来例の回転電機の回転子および固定子の一部を
示す縦断面図である。図9、10、11において、1は
回転子鉄心、2は磁極部、3は回転子スロット、4は回
転子ティース、5は界磁巻線、6、7は界磁巻線の回転
子スロット出口部、8、9は界磁巻線の円弧部の端点、
10は回転子の回転方向、11は界磁巻線の円弧部の端
点8と端点9から等距離の界磁巻線の円弧部上の点、1
2は、回転子の回転軸(図示せず)と磁極最外径の磁極
中心から形成する面、13は保持環、14は固定子鉄
心、15は電機子巻線、16は外側間隔片、17は固定
子鉄心押え板、18は組立ボルト、19は締付ナット、
20は磁気シールド板を示す。回転電機の回転子鉄心1
は、機械的強度を持たせるために単一鋼隗から製作し、
磁極部2と非磁極部を形成する。非磁極部には回転子の
周方向に複数個の巻線を挿入するための回転子スロット
3を設け、回転子スロット3間には回転子ティース4を
設ける。界磁巻線5は、直線部と円弧部5bから形成す
る。界磁巻線5の直線部は、回転子スロット3内に収納
する回転子スロット内の直線部5aと、界磁巻線の回転
子スロット出口部6から界磁巻線の円弧部5bの端点8
までの区間5cと界磁巻線の回転子スロット出口部7か
ら界磁巻線の円弧部5bの端点9までの区間5dから形
成する。界磁巻線の円弧部5bの磁極部2を境に回転方
向10の遅れ側の端点8と回転方向9の進み側の端点9
から等距離の界磁巻線の円弧部5b上の点11は、回転
子の回転軸(図示せず)と磁極最外径の磁極中心から形
成する面12の上にある。
【0003】回転電機の固定子は、複数の鉄心片を積層
した固定子鉄心14内に複数の電機子巻線15を収納
し、固定子鉄心14の両側に複数の外側間隔片16を当
接している。外側間隔片16に当接した固定子鉄心押え
板17間には組立ボルト18を貫通し、固定子鉄心押え
板17の外側の複数の組立ボルト18に装着した締付ナ
ット19を締め付けて、固定子鉄心押え板17間に固定
子鉄心14を支持している。一般に大容量の回転電機例
えばタービン発電機の固定子鉄心押え板17は、機械的
強度の点から塊状鉄心で製作する。固定子鉄心押え板1
7には界磁起磁力による端部磁束と電機子起磁力による
端部磁束の合成端部磁束が入射していて、これに伴う渦
電流損失により局部的な温度上昇が大きくなるので、特
開昭60−245436に記載されているように、固定
子鉄心押え板17の表面に銅の磁気シールド板20を設
けて、界磁起磁力と電機子起磁力による合成端部磁束を
遮蔽することで固定子鉄心押え板17の局部加熱を防止
しているものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術は固定子鉄心押え板17の入射端部磁束を磁気シール
ド板20で緩和して、固定子鉄心押え板17の局部的な
温度上昇を抑制する作用があるが、一般にタービン発電
機は電力系統負荷の状況に応じて進相運転を行うことが
ある。ところが、力率が進相になるにしたがって固定子
鉄心押え板17や磁気シールド板20の入射端部磁束は
増大するため、進相運転時においては固定子鉄心押え板
17と磁気シールド板20の局部的な温度上昇が大きく
なる。固定子鉄心押え板17と磁気シールド板20が加
熱されると、固定子鉄心押え板17と組立ボルト18の
接触部や締付ナット19の部分の局部加熱が生じるきら
いがあり、組立ボルト18と締付ナット19が加熱され
ると、組立ボルト18が変形したり、緩んだりして固定
子鉄心押え板17間に固定子鉄心14を支持できない恐
れがある。
【0005】本発明の目的は、固定子鉄心押え板17と
磁気シールド板20への加熱を減少して確実に固定子鉄
心押え板17間に固定子鉄心14を支持できる回転電機
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載した回転電機の回転子は、
磁極部と磁極部以外に複数の界磁巻線を収納する回転子
スロットを有する塊状回転子鉄心と、回転子スロット内
に収納された直線部と回転子スロット外の円弧部と回転
子スロット内の直線部の回転子スロット出口部から円弧
部の端点までの区間から形成された界磁巻線とを備えた
回転電機の回転子において、界磁巻線の円弧部の回転子
の磁極部を境にして回転方向の遅れ側の端点と回転子の
磁極部を境にして回転方向の進み側の端点からの等距離
の界磁巻線の円弧部上の点が回転子の回転軸と磁極最外
径の磁極中心から形成する面より回転方向の進み側に配
置することにある。
【0007】又は、前記界磁巻線の円弧部の回転子の磁
極部を境にして回転方向遅れ側の端点が、同一界磁巻線
の磁極部を境にして回転方向遅れ側の回転子のスロット
出口部と回転子の回転軸から形成する面よりも回転方向
の進み側に配置することにある。
【0008】更に、界磁巻線の円弧部の回転子の磁極部
を境にして回転方向進み側の端点が、同一界磁巻線の磁
極部を境にして回転方向進み側の回転子のスロット出口
部と回転子の回転軸から形成する面よりも回転方向の進
み側に配置することにある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1、2
を用いて詳細に説明する。図1は回転子の1極分を平面
展開した図である。また、図2は界磁巻線の1極分を示
した斜視図である。
【0010】回転子鉄心1は、機械的強度を持たせるた
めに単一鋼隗から製作し、磁極部2と非磁極部を形成す
る。非磁極部には回転子の周方向に複数個の巻線を挿入
するための回転子スロット3を設け、回転子スロット3
間には回転子ティース4を設ける。界磁巻線5は、回転
子スロット3内に収納する回転子スロット内の直線部5
aと、円弧部5bと、回転子の磁極部2を境にして回転
方向10の遅れ側の界磁巻線の回転子スロット出口部6
から回転子スロット出口部6と同一の界磁巻線のうち回
転子の磁極部2を境にして回転方向10の遅れ側の界磁
巻線の円弧部5bの端点8までの区間5cと、回転子の
磁極部2を境にして回転方向10の進み側の界磁巻線の
回転子スロット出口部7から回転子スロット出口部7と
同一の界磁巻線のうち回転子の磁極部2を境にして回転
方向10の進み側の界磁巻線の円弧部5bの端点9まで
の区間5dから形成する。界磁巻線の回転子スロット出
口部6から界磁巻線の円弧部の端点8までの区間5cを
回転方向10の進み側に曲げて界磁巻線の円弧部の端点
8を、端点8と同一の界磁巻線の回転子スロット出口部
6より回転方向10の進み側に配置する。更に、界磁巻
線の回転子スロット出口部7から界磁巻線の円弧部の端
点9までの区間5dを回転方向10の進み側に曲げて界
磁巻線の円弧部の端点9を、端点9と同一の界磁巻線の
回転子スロット出口部7より回転方向10の進み側に配
置することにより、界磁巻線の円弧部5bの磁極部2を
境に回転方向10の遅れ側の端点8と回転方向10の進
み側の端点9から等距離の界磁巻線の円弧部5b上の点
11を、回転子の回転軸(図示せず)と磁極最外径の磁
極中心から形成する面12より回転方向10の進み側に
配置するものである。このような配置にすることによ
り、界磁巻線の円弧部5bは隣の極の界磁巻線の円弧部
との干渉はない。また、界磁巻線の回転子スロット出口
部から界磁巻線の円弧部までの区間も、隣の極の界磁巻
線の回転子スロット出口部から界磁巻線の円弧部までの
区間と干渉することはない。
【0011】次に本発明により固定子鉄心押え板17と
磁気シールド板20の加熱が減少できることを、端部の
磁束ベクトル図を用いて説明する。
【0012】図3に端部の磁束ベクトル図を示す。合成
端部磁束ベクトル23aは電機子起磁力による端部磁束
ベクトル21と界磁起磁力による端部磁束ベクトル22
aのベクトル和である。図9、10に示す従来例の界磁
起磁力による端部磁束ベクトルを図3の22aとすれ
ば、電機子起磁力による端部磁束ベクトル21と界磁起
磁力による端部磁束ベクトル22aの間の角度はαで合
成端部磁束ベクトルは23aである。一方、本発明の実
施例である図1、2の電機子起磁力による端部磁束ベク
トル21は従来例と同じであり、界磁起磁力による端部
磁束ベクトル22bとの間の角度はβで合成端部磁束ベ
クトルは23bである。本発明の実施例では、界磁巻線
の円弧部の端点8と端点9から等距離の円弧部上の点1
1が、図9、10の従来例の円弧部上の点11よりも回
転方向10の進み側にあるため、界磁起磁力による端部
磁束ベクトル22bは図3に示すように、従来例の界磁
起磁力による端部磁束ベクトル22aより回転方向10
の進み側になりα<βの関係になる。したがって、電機
子起磁力による端部磁束ベクトル21と界磁起磁力によ
る端部磁束ベクトル22bのベクトル和の合成端部磁束
ベクトル23bは従来例の合成端部磁束ベクトル23a
より小さくなるものである。また、回転子スロット内の
界磁巻線5aは従来例と同じであるため、本発明の発電
性能は従来例と変わらない。
【0013】図4は図1の磁極部2より最も離れた界磁
巻線の円弧部5b上の点11と、回転子の回転軸(図示
せず)と磁極最外径の磁極中心から形成する面12との
間の角度θと合成端部磁束の関係を示したものである。
従来例のθを0として、その時の合成端部磁束を1.0
と表示している。θが回転方向10の遅れ側になると合
成端部磁束は増加するが、本発明の実施例のようにθが
回転方向10の進み側になると従来例より合成端部磁束
は減少することが分かる。θが回転方向10の進み側に
大きいほど合成端部磁束は減少するが、界磁巻線の回転
子スロット出口部6、7から界磁巻線の円弧部の端点
8、9までの区間5c、5dが長くなる。図4よりθが
回転方向10の進み側50°以上では合成端部磁束の減
少割合が小さくなるので、θは界磁巻線5の製作コスト
と合成端部磁束の減少割合の兼ね合いで決めればよい。
【0014】このように本発明の実施例では合成端部磁
束を低減することができるので、固定子鉄心押え板17
と磁気シールド板20の加熱が減少でき、組立ボルト1
8と固定子鉄心押え板17の接触部や締付ナット19の
部分の局部加熱を抑制することができる。
【0015】この結果、合成端部磁束が減少した分だ
け、組立ボルト18と締付ナット19とへの加熱が減少
できたので、組立ボルト18が変形しにくくなったり、
締付ナット19が緩んだりしにくくなり、確実に固定子
鉄心押え板17間に固定子鉄心14を支持できる。
【0016】図5の他の実施例は、回転子の磁極部2を
境にして回転方向10の遅れ側の界磁巻線の回転子スロ
ット出口部6から、回転子スロット出口部6と同一の界
磁巻線のうち回転子の磁極部2を境にして回転方向10
の遅れ側の界磁巻線の円弧部5bの端点8までの区間5
cを回転方向10の進み側に曲げて、界磁巻線の円弧部
の端点8を、同一界磁巻線の磁極部を境にして回転方向
10の遅れ側の回転子のスロット出口部6と回転子の回
転軸(図示せず)から形成する面24よりも回転方向の
進み側に配置する。そして、回転子の磁極部2を境にし
て回転方向10の進み側の界磁巻線の回転子スロット出
口部7から回転子スロット出口部7と同一の界磁巻線の
うち回転子の磁極部2を境にして回転方向10の進み側
の界磁巻線の円弧部5bの端点9までの区間5dは従来
例の形状としたものである。本発明の実施例において
も、界磁巻線の円弧部5bの回転子の磁極部2を境にし
て回転方向10の遅れ側の端点8と、回転子の磁極部2
を境にして回転方向10の進み側の端点9からの等距離
の界磁巻線の円弧部5b上の点11が、回転子の回転軸
(図示せず)と磁極最外径の磁極中心から形成する面1
2より回転方向10の進み側に配置しているため、合成
端部磁束は減少して、固定子鉄心押え板17と磁気シー
ルド板20の加熱が減少できる効果がある。
【0017】図6の他の実施例は、回転子の磁極部2を
境にして回転方向10の進み側の界磁巻線の回転子スロ
ット出口部7から、回転子スロット出口部7と同一の界
磁巻線のうち回転子の磁極部2を境にして回転方向10
の進み側の界磁巻線の円弧部5bの端点9までの区間5
dを回転方向10の進み側に曲げて界磁巻線の円弧部の
端点9を、同一界磁巻線の磁極部を境にして回転方向1
0の進み側の回転子のスロット出口部7と回転子の回転
軸(図示せず)から形成する面25よりも回転方向の進
み側に配置する。そして、回転子の磁極部2を境にして
回転方向10の遅れ側の界磁巻線の回転子スロット出口
部6から回転子スロット出口部6と同一の界磁巻線のう
ち回転子の磁極部2を境にして回転方向10の遅れ側の
界磁巻線の円弧部5bの端点8までの区間5cは従来例
の形状としたものである。本発明の実施例においても、
界磁巻線の円弧部5bの回転子の磁極部2を境にして回
転方向10の遅れ側の端点8と、回転子の磁極部2を境
にして回転方向10の進み側の端点9からの等距離の界
磁巻線の円弧部5b上の点11が、回転子の回転軸(図
示せず)と磁極最外径の磁極中心から形成する面12よ
り回転方向10の進み側に配置しているため、合成端部
磁束は減少して、固定子鉄心押え板17と磁気シールド
板20の加熱が減少できる効果がある。
【0018】図7の他の実施例は、界磁巻線の回転子ス
ロット出口部6から界磁巻線の円弧部の端点8までの区
間5cと界磁巻線の回転子スロット出口部7から界磁巻
線の円弧部の端点9までの区間5dを曲線形状としたも
のである。本発明の実施例においても、界磁巻線の円弧
部5bの回転子の磁極部2を境にして回転方向10の遅
れ側の端点8と、回転子の磁極部2を境にして回転方向
10の進み側の端点9からの等距離の界磁巻線の円弧部
5b上の点11が、回転子の回転軸(図示せず)と磁極
最外径の磁極中心から形成する面12より回転方向10
の進み側に配置しているため、合成端部磁束は減少し
て、固定子鉄心押え板17と磁気シールド板20の加熱
が減少できる効果がある。
【0019】図8の他の実施例は、界磁巻線の回転子ス
ロット出口部6から界磁巻線の円弧部の端点8までの区
間5cと界磁巻線の回転子スロット出口部7から界磁巻
線の円弧部の端点9までの区間5dをクランク形状とし
たものである。図8の実施例において、隣の磁極を形成
する界磁巻線との干渉を避けるために、磁極部2を境に
して回転方向10の進み側の界磁巻線の回転子スロット
出口部7から界磁巻線の円弧部の端点9までの区間5d
では磁極寄り3本の界磁巻線が従来例の形状で磁極部2
から最も離れた界磁巻線をクランク形状としている。本
発明の実施例においても、界磁巻線の円弧部5bの回転
子の磁極部2を境にして回転方向10の遅れ側の端点8
と、回転子の磁極部2を境にして回転方向10の進み側
の端点9からの等距離の界磁巻線の円弧部5b上の点1
1が、回転子の回転軸(図示せず)と磁極最外径の磁極
中心から形成する面12より回転方向10の進み側に配
置しているため、合成端部磁束は減少して、固定子鉄心
押え板17と磁気シールド板20の加熱が減少できる効
果がある。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、界磁起
磁力による端部磁束が回転方向進み側になり、合成端部
磁束が低減できた分だけ、固定子鉄心押え板と磁気シー
ルド板への加熱が減少できたので、組立ボルトと締付ナ
ットへの加熱も低減できる。したがって、組立ボルトが
変形しにくくなったり、締付ナットが緩んだりしにくく
なり、確実に固定子鉄心押え板間に固定子鉄心を支持で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である回転電機の回転子の1極
分を示す平面展開図。
【図2】図1に使用した界磁巻線の斜視図。
【図3】回転電機の端部の磁束ベクトル図。
【図4】合成端部磁束の図。
【図5】本発明の他の実施例である回転電機の回転子の
1極分を示す平面展開図。
【図6】本発明の他の実施例である回転電機の回転子の
1極分を示す平面展開図。
【図7】本発明の他の実施例である回転電機の回転子の
1極分を示す平面展開図。
【図8】本発明の他の実施例である回転電機の回転子の
1極分を示す平面展開図。
【図9】従来例の回転電機の回転子の1極分を示す平面
展開図。
【図10】図9に使用した界磁巻線の斜視図。
【図11】従来例の回転電機の回転子と固定子の一部分
を示す縦断面図。
【符号の説明】
1…回転子鉄心、2…磁極部、3…回転子スロット、4
…回転子ティース、5…界磁巻線、6・7…界磁巻線の
回転子スロット出口部、8・9…界磁巻線の円弧部の端
点、10…回転子の回転方向、11…界磁巻線の円弧部
の端点8と端点9から等距離の界磁巻線の円弧部上の
点、12…回転子の回転軸と磁極最外径の磁極中心から
形成する面、13…保持環、14…固定子鉄心、15…
電機子巻線、 16…外側間隔片、17…固定子鉄心押
え板、18…組立ボルト、19…締付ナット、20…磁
気シールド板、21…電機子起磁力による端部磁束ベク
トル、 22a・22b…界磁起磁力による端部磁束ベ
クトル、23a・23b…合成端部磁束ベクトル、24
…回転子の回転軸と磁極部を境にして回転方向遅れ側の
界磁巻線の回転子スロット出口部から形成する面、25
…回転子の回転軸と磁極部を境にして回転方向進み側の
界磁巻線の回転子スロット出口部から形成する面。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁極部と磁極部以外に複数の界磁巻線を
    収納する回転子スロットを有する塊状回転子鉄心と、回
    転子スロット内に収納された直線部と回転子スロット外
    の円弧部と回転子スロット内の直線部の回転子スロット
    出口部から円弧部の端点までの区間から形成された界磁
    巻線とを備えた回転電機の回転子において、界磁巻線の
    円弧部の回転子の磁極部を境にして回転方向の遅れ側の
    端点と回転子の磁極部を境にして回転方向の進み側の端
    点からの等距離の界磁巻線の円弧部上の点が回転子の回
    転軸と磁極最外径の磁極中心から形成する面より回転方
    向の進み側にあることを特徴とする回転電機の回転子。
  2. 【請求項2】 前記界磁巻線の円弧部の回転子の磁極部
    を境にして回転方向遅れ側の端点が、同一界磁巻線の磁
    極部を境にして回転方向遅れ側の回転子のスロット出口
    部と回転子の回転軸から形成する面よりも回転方向の進
    み側にあることを特徴とする請求項1記載の回転電機の
    回転子。
  3. 【請求項3】 前記界磁巻線の円弧部の回転子の磁極部
    を境にして回転方向進み側の端点が、同一界磁巻線の磁
    極部を境にして回転方向進み側の回転子のスロット出口
    部と回転子の回転軸から形成する面よりも回転方向の進
    み側にあることを特徴とする請求項1記載の回転電機の
    回転子。
  4. 【請求項4】 前記界磁巻線の直線部の回転子スロット
    出口部から界磁巻線の円弧部の端点までが直線形状であ
    ることを特徴とする請求項1、2、3記載の回転電機の
    回転子。
  5. 【請求項5】 前記界磁巻線の直線部の回転子スロット
    出口部から界磁巻線の円弧部の端点までが曲線形状であ
    ることを特徴とする請求項1、2、3記載の回転電機の
    回転子。
  6. 【請求項6】 前記界磁巻線の直線部の回転子スロット
    出口部から界磁巻線の円弧部の端点までがクランク形状
    であることを特徴とする請求項1、2、3記載の回転電
    機の回転子。
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Cited By (6)

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JP2009095167A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Denso Corp セグメント型固定子、回転電機および駆動装置、ならびにセグメント型コイルの成形方法
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